JPH08300742A - 文書データ印字方法及び文書データ印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、文字情報や画像情報の印字情報の
種類に応じて印字ヘッドに印加する通電パルスを最適化
する印字制御を行って、文字情報と画像情報が混在する
文書の印字品質を向上する文書データ印字方法及び文書
データ印字装置を提供することである。 【構成】 ＣＰＵ２は、印刷処理において、文書ファイ
ル９から読み出して印字メモリ５に格納する印刷対象文
書ファイルデータを構成するコードに基づいて文字デー
タと画像データを判別し、この判別結果によりパルステ
ーブル７に設定されている文字データと画像データで異
なるパルスデータを読み出して印字制御部１４に出力す
ることにより、印字展開メモリ６に展開したビットマッ
プの文字データと画像データを印刷する際の印字制御部
１４から印字部１５に出力される印字信号を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文書データ印字方法及
び文書データ印字装置に関し、詳細には、印字装置を備
えた情報機器において、画像情報と文字情報とが混在し
ている文書情報を印字する際に、画像情報を鮮明に印刷
する文書データ印字方法及び文書データ印字装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の情報機器において、画像情報や文字情報
等を印字する印字装置としては、例えば、サーマルプリ
ンタ（感熱式プリンタ）がある。このサーマルプリンタ
は、サーマルヘッドと称される複数の発熱素子を配列し
た印字ヘッドに、画像情報や文字情報等の印刷したい文
書情報のビットマップデータに基づくパルスデータ列を
印字電流として印加し、この印字ヘッドにおける通電時
の発熱により感熱紙を発色させて印字を行なっている。

【０００３】このサーマルプリンタによる文書情報の印
字方法について、図５に示す、従来のサーマルプリンタ
の概略構成図を参照して、以下に説明する。従来のサー
マルプリンタにおいては、文書情報を構成する文字情報
は、各々の文字ごとに対応する、数値により構成される
文字コードデータとして記憶部Ａに格納されており、一
方、文書情報を構成する画像情報は、ビットマップデー
タとして記憶部Ｂに格納されている。

【０００４】そして、このサーマルプリンタにおいて文
書情報の印字を行なう際、図示しない制御部は、まず、
記憶部Ａに格納されている文字コードにより構成される
文字情報を当該文字コードに対応するビットマップデー
タに展開して記憶部Ｂに出力し、記憶部Ｂに格納されて
いる画像情報のビットマップデータと合成する。

【０００５】次いで、制御部は、記憶部Ｂに格納されて
いるビットマップ化されている文字情報及び画像情報
を、例えば８ビット単位、あるいは、１６ビット単位ず
つヘッドドライバＣに出力する。ヘッドドライバＣで
は、記憶部Ｂから入力される８ビット、あるいは、１６
ビット単位の文字情報あるいは画像情報のビットマップ
データに基づいて、あらかじめ定められているパルスデ
ータ列の印字電流によりサーマルヘッドＤを駆動制御
し、感熱紙に文書情報を印字する。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサーマルプリンタにおける文書情報の印字方
法にあっては、ビットマップ化された文字情報と画像情
報は、同一のパルスデータ列構成の印字電流がヘッドド
ライバＣに出力されて、プリンタヘッドＤが駆動制御さ
れるようになっていたため、文字と画像の印刷時の１ド
ットパターンの印字面積が略同一となり、文字印字を基
準として通電パルスを設定した場合、画像情報の印字品
質が低下し（画像の細部がつぶれる等）、鮮明な印刷結
果を得ることができないという問題点があった。

【０００７】本発明の課題は、文字情報や画像情報の印
字情報の種類に応じて印字ヘッドに印加する通電パルス
を最適化する印字制御を行って、文字情報と画像情報が
混在する文書の印字品質を向上する文書データ印字方法
及び文書データ印字装置を提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
画像情報と文字情報とが混在して編集された文書情報
を、所定の通電パルスを設定した印字信号に変換して、
複数の印字素子が配列された印字素子に印加することに
より、文書印刷を行う文書データ印字方法において、前
記文書情報を構成するコードに基づいて文字情報と画像
情報を判別し、この判別結果に基づいて前記通電パルス
の設定を変更して、前記印字ヘッドに印加する印字信号
を制御することを特徴としている。

【０００９】請求項２記載の発明は、画像情報と文字情
報とが混在して編集された文書情報を、所定の通電パル
スを設定した印字信号に変換して、複数の印字素子が配
列された印字素子に印加することにより、文書印刷を行
う文書データ印字装置において、前記文書情報を構成す
るコードに基づいて文字情報と画像情報を判別する判別
手段と、この判別結果に基づいて前記通電パルスの設定
を変更して、前記印字ヘッドに印加する印字信号を制御
する印字制御手段と、を具備したことを特徴としてい
る。

【００１０】また、請求項３記載の発明は、請求項１記
載の文書データ印字方法及び請求項２記載の文書データ
印字装置において、前記文字情報と前記画像情報に設定
する通電パルスのパルス幅を変更するようにしてもよ
い。

【００１１】また、請求項４記載の発明は、請求項１記
載の文書データ印字方法及び請求項２記載の文書データ
印字装置において、前記文字情報と前記画像情報に設定
する通電パルスの電位を変更するようにしてもよい。

【００１２】また、請求項５記載の発明は、請求項１記
載の文書データ印字方法及び請求項２記載の文書データ
印字装置において、前記文字情報と前記画像情報に設定
する通電パルスのパルス数を変更するようにしてもよ
い。

【００１３】

【作用】請求項１記載の発明によれば、画像情報と文字
情報とが混在して編集された文書情報を、所定の通電パ
ルスを設定した印字信号に変換して、複数の印字素子が
配列された印字素子に印加することにより、文書印刷を
行う文書データ印字方法において、前記文書情報を構成
するコードに基づいて文字情報と画像情報が判別され、
この判別結果に基づいて前記通電パルスの設定が変更さ
れて、前記印字ヘッドに印加する印字信号が制御され
る。

【００１４】また、請求項２記載の発明によれば、画像
情報と文字情報とが混在して編集された文書情報を、所
定の通電パルスを設定した印字信号に変換して、複数の
印字素子が配列された印字素子に印加することにより、
文書印刷を行う文書データ印字装置において、判別手段
により、前記文書情報を構成するコードに基づいて文字
情報と画像情報が判別されると、印字制御手段により、
この判別結果に基づいて前記通電パルスの設定が変更さ
れて、前記印字ヘッドに印加する印字信号が制御され
る。

【００１５】したがって、文字を印字した時の１ドット
印字面積に比べて、画像を印字した時の１ドット印字面
積を小さくすることができ、細かい表現が要求されるイ
メージ画像の細部を、より忠実に再現する印字を行うこ
とができ、高品位で鮮明な文書印刷結果を得ることがで
きる。

【００１６】また、請求項３記載の発明によれば、前記
文字情報と前記画像情報に設定する通電パルスのパルス
幅が変更され、請求項４記載の発明によれば、前記文字
情報と前記画像情報に設定する通電パルスの電位が変更
され、請求項５記載の発明によれば、前記文字情報と前
記画像情報に設定する通電パルスのパルス数が変更され
る。

【００１７】したがって、文字情報と画像情報に対応し
たパルスデータの設定変更を容易にすることができ、高
品位で鮮明な文書印刷結果を得るための文書データ印字
方法及び文書データ印字装置を容易に実現することがで
きる。

【００１８】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図１〜図４は、本発明を適用したワードプ
ロセッサーの実施例を示す図であり、図１はワードプロ
セッサー１のブロック構成図、図２はワードプロセッサ
ー１により実行される印刷処理のフローチャート、図３
（Ａ）〜（Ｃ）は印字メモリにおいて文字データと画像
データのコードを展開する過程を示す図、図４は印字展
開メモリにおいて文字データと画像データをビットマッ
プデータとして展開した状態を示す図である。

【００１９】図１に示すように、ワードプロセッサー１
は、ＣＰＵ２、ＲＯＭ３、ＲＡＭ４、印字メモリ５、印
字展開メモリ６、パルステーブル７、キャラクタジェネ
レータ８、文書ファイル９、キー入力部１０、入力制御
部１１、表示駆動部１２、表示部１３、印字制御部１４
及び印字部１５により構成され、各部はバス２１に接続
されている。

【００２０】ＣＰＵ（Central Processing Unit ）２
は、ＲＯＭ３内に格納されている各種制御プログラムに
従ってワードプロセッサー１内の各部を制御し、ワード
プロセッサー１としてのシーケンスを実行するととも
に、後述する印刷処理において、文書ファイル９から読
み出して印字メモリ５に格納する印刷対象文書ファイル
データを構成するコードに基づいて文字データと画像デ
ータを判別し、この判別結果によりパルステーブル７に
設定されている文字データと画像データで異なるパルス
データを読み出して印字制御部１４に出力することによ
り、印字展開メモリ６に展開したビットマップの文字デ
ータと画像データを印刷する際の印字制御部１４から印
字部１５に出力される印字信号を制御する。

【００２１】また、ＣＰＵ２は、印刷処理に際して、文
書ファイル９から指定文書ファイルデータを読み出して
印字メモリ５に格納する際に、その文書ファイルデータ
中の文字コードはそのまま印字メモリ５に格納するが、
画像データ部分には、コードが割り当てられていないた
め、画像枠を示す枠コードを割り当てて印字メモリ５に
格納する。

【００２２】ＲＯＭ（Read Only Memory）３は、ＣＰＵ
２により実行される各種制御プログラム及び印刷処理プ
ログラムを格納する。ＲＡＭ（Random Accesss Memor
y）４は、編集中の文書ファイルデータを一時的に格納
するメモリエリアを形成する。印字メモリ５は、上記Ｃ
ＰＵ２により印刷処理が実行される際に、文書ファイル
９から読み出された指定文書ファイルデータ（文字コー
ドと画像データが混在する）を文字コードと、ＣＰＵ２
により画像部分に割り当てられた枠コードとして展開す
るメモリエリアを形成する。

【００２３】印字展開メモリ６は、印字メモリ５に格納
された指定文書ファイルデータの文字コードを、キャラ
クタジェネレータ８から出力されるキャラクタデータに
変換して元の画像データとともにビットマップデータと
して展開するメモリエリアを形成する。

【００２４】パルステーブル７は、印字メモリ５に展開
された文字コードと枠コードで構成された文書ファイル
データを参照して判別される文字データと画像データと
を区別して通電パルスを設定するためのパルスデータを
格納するデータテーブルであり、そのパルスデータは、
文字データを印字する際の通電パルスのパルス幅を基準
として、画像データを印字する際の通電パルスのパルス
幅を１／２に設定したパルスデータを格納している。

【００２５】キャラクタジェネレータ８は、文書ファイ
ル９に格納される文書ファイルデータを構成する文字コ
ードに対応するキャラクタデータを発生する。文書ファ
イル９は、上記ＣＰＵ２によって文書編集が終了した文
書ファイルデータを複数格納する。

【００２６】キー入力部１０は、カナキー、数値キー及
び各種ファンクションキー等が配置され、オペレータに
より操作された文書データ及び各種キー入力指示を入力
制御部１１に出力する。入力制御部１１は、キー入力部
１０から入力される文書データ及び各種キー入力指示に
応じた指示信号を生成し、バス２１を介してＣＰＵ２に
出力する。

【００２７】表示駆動部１２は、ＣＰＵ２から出力され
る表示情報に基づいて表示部１３を駆動し、キー入力部
１０からキー入力される入力内容やＣＰＵ２における編
集テキストの編集理結果等を表示部１３に表示させる。
表示部８は、ＣＲＴ（Catho-de Ray Tube ）や液晶表示
装置等により構成され、表示駆動部１２から入力される
キー入力内容や編集中の文字データ等を表示する。

【００２８】印字制御部１４は、ＲＯＭ３に格納された
印字制御プログラムに従って印字部１５の印字動作と紙
送り動作を制御し、ＣＰＵ２から入力される文字データ
及び画像データに基づく通電パルスに基づいて印字信号
を生成し、印字部１５内の印字ヘッド（図示略）に出力
し、印字部１５にセットされる感熱紙に文字データと画
像データの混在する文書の印字動作を実行させる。

【００２９】印字部１５は、図示しないが、複数の発熱
素子を配列した印字ヘッド及び用紙搬送機構等を内蔵
し、印字制御部１５の印字制御により印字制御部１５か
ら印字ヘッドに入力される通電パルスにより用紙搬送機
構により搬送される感熱紙に文字データ及び画像データ
を印字する。

【００３０】次に、本実施例の動作を説明する。本実施
例のワードプロセッサー１により実行される印刷処理に
ついて図２に示すフローチャートに基づいて説明する。
ワードプロセッサー１では、キー入力部１０におけるオ
ペレータの操作により印刷モードが指定されるととも
に、印刷対象となる文書ファイルデータが指定される
と、その指定された文書ファイルデータを読み出して印
字メモリ５に展開するが、この時、図３に示すように、
読み出した文書ファイルデータ中の文字コード部分は、
同図（Ａ）に示すように、そのまま印字メモリ５上に展
開し、画像データ部分は、文字コードが設定されていな
いため、同図（Ｂ）、（Ｃ）に示すように、画像領域で
あることを示す枠コードを割り当てて印字メモリ５上に
展開する。

【００３１】そして、この印字メモリ５に展開された文
書ファイルデータの文字コードあるいは枠コードに基づ
いて、文字コードは、キャラクタジェネレータ８から発
生される対応するキャラクタデータに変換して、枠コー
ドに該当する元の画像データとともにビットマップイメ
ージの印字データとして印字展開メモリ６上に展開する
（ステップＳ１）。

【００３２】次いで、印字展開メモリ６に展開されたビ
ットマップイメージの印字データを読み出し（ステップ
Ｓ２）、その読み出された印字データの文字イメージあ
るいは画像イメージに対応する文字コードあるいは枠コ
ードを印字メモリ５から読み出す（ステップＳ３）。

【００３３】そして、印字メモリ５から読み出したコー
ドに基づいて文字コードと枠コードを判別し（ステップ
Ｓ４）、文字コードであると判別した場合は、その文字
コードに適した通電パルスの指定データをパルステーブ
ル７に送出するとともに、先に読み出した文字ビットマ
ップイメージデータを印字制御部１４に送出する（ステ
ップＳ５）。また、ステップＳ４において、枠コードと
判別した場合は、イメージ画像に適した通電パルスの指
定データをパルステーブル７に送出するとともに、先に
読み出した画像ビットマップイメージデータを印字制御
部１４に送出する（ステップＳ６）。

【００３４】そして、ステップＳ５で指定された文字コ
ードに適した通電パルス、あるいはステップＳ６で指定
されたイメージ画像に適した通電パルスの通電パルスデ
ータをパルステーブル７から印字制御部１４に出力し、
この文字用通電パルスデータあるいはイメージ画像用通
電パルスデータにより、先に送出された文字ビットマッ
プイメージデータあるいは画像ビットマップイメージデ
ータを、印字制御部１４の駆動制御により印字部１５の
印字ヘッドに印加させて、感熱紙に文字データと画像デ
ータが混在する文書を印刷させる（ステップＳ７）。

【００３５】次いで、印字展開メモリ６から読み出すビ
ットマップデータの終了位置を確認し（ステップＳ
８）、終了位置でない場合は、ステップＳ２に戻って、
次のデータ単位のビットマップイメージデータを読み出
し、ステップＳ３〜ステップＳ７を繰り返し実行して、
文書印刷を繰り返し実行させる。また、終了位置を確認
した場合は、本処理を終了する。

【００３６】以上のように、本実施例のワードプロセッ
サー１においては、文字データと画像データが混在する
文書ファイルデータを印刷する際には、印字メモリ５に
文字コードと画像データを判別する枠コードを設定して
展開し、このコード展開に基づいて文字部分と画像部分
を判別し、印字展開メモリ６に展開した文書ファイルの
ビットマップデータを印字制御部１４に送出する際に、
パルステーブル７に設定された文字用通電パルスデータ
と画像用通電パルスデータを指定して、印字部１５の印
字ヘッドに印加する通電パルスを制御するようにしたた
め、文書ファイルを構成する文字データと画像データに
応じて最適な通電パルスを設定することができ、文字を
印字した時の１ドット印字面積に比べて、画像を印字し
た時の１ドット印字面積を小さくすることができ、細か
い表現が要求されるイメージ画像の細部を、より忠実に
再現する印字を行うことができ、高品位で鮮明な文書印
刷結果を得ることができる。

【００３７】なお、上記実施例のパルステーブル７にお
いては、文字データを印字する際の通電パルスのパルス
幅を基準として、画像データを印字する際の通電パルス
のパルス幅を１／２に設定したパルスデータを格納して
いるが、そのパルス幅の比率は限定されるものではな
く、画像データの印字品質を考慮して、画像データの通
電パルスのパルス幅が文字データの通電パルスのパルス
幅より小さくかつ最適に設定されていれば同様の文書情
報の印字結果を得ることができる。

【００３８】また、パルステーブル７においては、画像
データ印字品質を考慮して、文字データを印字する際の
通電パルスの電位を基準として、画像データを印字する
際の通電パルスの電位を低く設定したパルスデータを格
納するようにしてもよいし、文字データを印字する際の
通電パルスのパルス数を基準として、画像データを印字
する際の通電パルスのパルス数を少なく設定したパルス
データを格納するようにしてもよい。

【００３９】したがって、文字データと画像データに対
応したパルスデータの設定変更を容易にすることがで
き、高品位で鮮明な文書印刷結果を得るための文書デー
タ印字方法及び文書データ印字装置を容易に実現するこ
とができる。

【００４０】

【発明の効果】請求項１及び請求項２記載の発明によれ
ば、文字を印字した時の１ドット印字面積に比べて、画
像を印字した時の１ドット印字面積を小さくすることが
でき、細かい表現が要求されるイメージ画像の細部を、
より忠実に再現する印字を行うことができ、高品位で鮮
明な文書印刷結果を得ることができる。

【００４１】請求項３〜５記載の発明によれば、文字デ
ータと画像データに対応したパルスデータの設定変更を
容易にすることができ、高品位で鮮明な文書印刷結果を
得るための文書データ印字方法及び文書データ印字装置
を容易に実現することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明を適用したワードプロセッサーのブロッ
ク構成図。

【図２】本実施例のワードプロセッサーにより実行され
る印刷処理のフローチャート。

【図３】図１の印字メモリにおいて文字データと画像デ
ータのコードを展開する過程を示す図。

【図４】図１の印字展開メモリにおいて文字データと画
像データをビットマップデータとして展開した状態を示
す図。

【図５】従来の文字情報と画像情報が混在する文書を印
刷するサーマルプリンタの概略構成を示す図。

【符号の説明】

１ ワードプロセッサー ２ ＣＰＵ ３ ＲＯＭ ４ ＲＡＭ ５ 印字メモリ ６ 印字展開メモリ ７ パルステーブル ８ キャラクタジェネレータ ９ 文書ファイル １０ キー入力部 １１ 入力制御部 １２ 表示制御部 １３ 表示部 １４ 印字制御部 １５ 印字部

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】画像情報と文字情報とが混在して編集され
   た文書情報を、所定の通電パルスを設定した印字信号に
   変換して、複数の印字素子が配列された印字素子に印加
   することにより、文書印刷を行う文書データ印字方法に
   おいて、 前記文書情報を構成するコードに基づいて文字情報と画
   像情報を判別し、 この判別結果に基づいて前記通電パルスの設定を変更し
   て、前記印字ヘッドに印加する印字信号を制御すること
   を特徴とする文書データ印字方法。
2. 【請求項２】画像情報と文字情報とが混在して編集され
   た文書情報を、所定の通電パルスを設定した印字信号に
   変換して、複数の印字素子が配列された印字素子に印加
   することにより、文書印刷を行う文書データ印字装置に
   おいて、 前記文書情報を構成するコードに基づいて文字情報と画
   像情報を判別する判別手段と、 この判別結果に基づいて前記通電パルスの設定を変更し
   て、前記印字ヘッドに印加する印字信号を制御する印字
   制御手段と、 を具備したことを特徴とする文書データ印字装置。
3. 【請求項３】前記文字情報と前記画像情報に設定する通
   電パルスのパルス幅を変更するようにしたことを特徴と
   する請求項１記載の文書データ印字方法及び請求項２記
   載の文書データ印字装置。
4. 【請求項４】前記文字情報と前記画像情報に設定する通
   電パルスの電位を変更するようにしたことを特徴とする
   請求項１記載の文書データ印字方法及び請求項２記載の
   文書データ印字装置。
5. 【請求項５】前記文字情報と前記画像情報に設定する通
   電パルスのパルス数を変更するようにしたことを特徴と
   する請求項１記載の文書データ印字方法及び請求項２記
   載の文書データ印字装置。