JPH08299809A - ハニカム状触媒の調製方法 - Google Patents

ハニカム状触媒の調製方法

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JPH08299809A
JPH08299809A JP7114230A JP11423095A JPH08299809A JP H08299809 A JPH08299809 A JP H08299809A JP 7114230 A JP7114230 A JP 7114230A JP 11423095 A JP11423095 A JP 11423095A JP H08299809 A JPH08299809 A JP H08299809A
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honeycomb
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Inventor
Toshio Ogawa
敏雄 小川
Osamu Kuroda
黒田  修
Hidehiro Iizuka
秀宏 飯塚
Hiroshi Hanaoka
博史 花岡
Hisao Yamashita
寿生 山下
Shigeru Azuhata
茂 小豆畑
Yuichi Kitahara
雄一 北原
Takeshi Atago
武士 阿田子
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ハニカム状触媒を調製するに当たり、粒径の3
0〜300μmの無機物と触媒粒子をハニカム基体のセ
ル内表面に共存させる。 【効果】ハニカム触媒の有効幾何学表面積の増大と反応
物質の反応場への移動が促進される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不均一触媒の幾何学構
造に関し、主として気体反応に供せられるハニカム状触
媒の幾何学構造とその調製法に関する。
【0002】
【従来の技術】不均一触媒は、粒状,ペレット状,板
状,ハニカム状等の各種の形状で使用される。これらの
うち、ハニカム状触媒は気体反応に供した場合低圧力損
失でかつ幾何学表面積が比較的大きくとれるという特徴
を有するため、排ガス浄化,燃焼,脱臭等の広範囲の分
野で活用されている。特に自動車排ガス浄化触媒のほと
んどが現在ではこのハニカム形状である。
【0003】ハニカム状触媒は、通常、コージェライト
製のハニカム基体やメタル製のハニカム基体に触媒成分
をコーティングして調製される。
【0004】例えば、アルミナを担体とする触媒の場合
について述べると、ハニカム基体にアルミナをコーティ
ングした後、アルミナ上に触媒活性成分を担持するか、
アルミナに触媒活性成分を担持して得た触媒粒子をハニ
カム基体にコーティングするかのいずれかの方法が採ら
れる。いずれにせよ、ハニカム基体への微粒子のコーテ
ィング工程が必要となる。
【0005】コーティングには通常ウォッシュコート法
が採用される。ウォッシュコート法は、概ね以下の各工
程を経て実施される。
【0006】(1)粒径数μm程度に調整されたアルミ
ナ粒子あるいは触媒粒子とバインダ(アルミナゾル等)
に水を加えスラリ状(コーティング液)とする。
【0007】(2)コーティング液にハニカム基体を浸
漬する等の方法で、コーティング液をハニカム基体のセ
ル内に導入してセル内面に付着させる。
【0008】(3)上記を乾燥,焼成する。
【0009】以上の方法で調製されるハニカム状触媒
は、前述のごとく、低圧力損失で幾何学表面積も比較的
大きいと言う大きな特長があるが、さらにこの特長を拡
大できれば、その効果は大きいものがある。
【0010】ハニカム状触媒の一層の高性能化を妨げて
いる問題点を挙げるならば、この形状の触媒の活性はコ
ーティングされた触媒層の幾何学表面積でほぼ決定さ
れ、幾何学表面積決定の重要因子であるハニカム基体の
セル数は、現在では400セル/in2あるいは600
セル/in2(セル形状が四角の場合セルピッチはそれ
ぞれ1.3 mmおよび1mm程度となる)にまで達しており
製造上の限界に近づいている(例えば、樋口昇他:ハニ
カムセラミックス,工業材料,第31巻,第12号p1
07)。
【0011】上記方法で調製した触媒層の構造を図3,
図4に模式的に示した。図から明かなように、触媒層は
凹凸が少なく平坦に形成されるため、触媒の幾何学表面
積はハニカム基体の幾何学表面積とあまり変わらない。
【0012】さらにまた、ハニカム状触媒を気体反応に
供する場合、反応気体の流通(接触)条件は空塔速度(S
V)は100,000/h前後であり、このSV条件では反応
気体の流れは明らかに層流である。従って、反応気体流
の本体から触媒表面への物質移動速度が十分に速いとは
言い難い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、触媒
の幾何学表面積が大で、かつ反応物質の触媒反応サイト
への物質移動を促進した、ハニカム状触媒構造及びその
調製法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、粒径30〜
300μmの無機物と触媒成分を、ハニカム基体のセル
内表面に共存させることにより、従来技術での問題点を
解決した。
【0015】本発明の最大の特徴は、ハニカム状触媒を
調製するに当たり、粒径30〜300μmの無機物と触媒
成分をハニカム基体のセル内表面に共存させることにあ
る。粒径30μm以下では、幾何学表面積の増大効果と
物質移動促進効果が十分でなく、300μm以上ではセ
ル内での閉塞が生じやすく反応気体流通における圧力損
失の増大も無視できなくなる。
【0016】これらの無機物は、Al23,TiO2
SiO2 ,ZrO2 ,MgO等の各種の金属酸化物が適
用できる。
【0017】触媒成分は、無機物と同様の材質でより小
粒径の多孔質無機物上に触媒活性成分を担持して得られ
る触媒粒子であり得るし、また、多孔質無機物上に担持
される触媒活性成分単独でもあり得る。
【0018】粒径30〜300μmの無機物と触媒粒子
をハニカム基体のセル内表面に共存させるにあたっては
以下の各方法が有効に適用できる。
【0019】ハニカム基体に、先ず、粒径30〜300
μmの無機物をコーティングし、その後に、触媒粒子を
コーティングする方法。本法で形成されたセル内表面の
触媒層の構造を図1および図2に模式的に示した。図1
はハニカム状触媒の横断面図、図2はそのA〜A断面図
である。図から明かなように、セル内表面には凹凸の多
数存在する触媒層が形成される。すなわち、本法では、
無機物粉末上とハニカム基体のセル内表面の両方に触媒
粒子がコーティングされ大きな幾何学表面積が実現す
る。
【0020】また、粒径30〜300μmの無機物上に
触媒粒子をコーティングし、その後に両者を同時にハニ
カム基体のセル内表面にコーティングする方法。本法で
は、ハニカム基体へのコーティング操作が1種類で済む
という利点がある。
【0021】さらに、粒径30〜300μmの無機物と
触媒粉末をコーティング液を調製し、コーティング液を
ハニカム基体にコーティングすることにより粒径30〜
300μmの無機物と触媒粉末を同時にハニカム基体のセ
ル内表面にコーティングする方法。本法では同様に1種
類のコーティング操作でハニカム基体のセル内表面に粒
径30〜300μmの無機物と触媒粉末を共存させるこ
とができ、しかも無機物に触媒粒子をコーティングする
操作は不要となる利点がある。
【0022】本発明は、粒径30〜300μmの無機物
と触媒粒子をハニカム基体のセル内表面に共存させるに
あたり、先ず、粒径30〜300μmの無機物をセル内
表面にコーティングし、その後に、触媒粉末をコーティ
ングすることを特徴とする。粒径30〜300μmの無
機物と触媒粒子をハニカム基体のセル内表面に共存させ
るにあたり、先ず、粒径30〜300μmの無機物に触
媒粉末をコーティングし、その後に一体となった両者を
ハニカム基体のセル内表面にコーティングする方法は本
発明の特徴とするところである。
【0023】粒径30〜300μmの無機物と触媒粉末
を含むコーティング液を調製し、コーティング液をハニ
カム基体のセル内表面にコーティングすることにより、
粒径30〜300μmの無機物と触媒粉末を同時にハニ
カム基体のセル内表面にコーティングする方法も本発明
の範疇に属する。
【0024】一方、粒径30〜300μmの無機物と前
述の触媒活性成分をハニカム基体のセル内表面に共存さ
せるにあたっては以下の各方法が有効に適用できる。
【0025】ハニカム基体に、先ず、粒径30〜300
μmの無機物をコーティングし、その後に触媒活性成分
含有溶液を含浸させ、続いて乾燥,焼成等の通常の不均
一触媒調製操作を行うことにより無機物上とセル内表面
上に活性触媒成分を形成させる方法。
【0026】粒径30〜300μmの無機物に触媒活性
成分含有溶液を含浸させ、続いて乾燥,焼成等の通常の
不均一触媒調製操作を行い無機物上に活性触媒成分を形
成させ、その後に、これをハニカム基体のセル内表面に
コーティングする方法。
【0027】両方法とも、1種類のコーティング操作で
本発明を実現できるという特徴がある。また、前者で
は、コーティング操作の後に触媒活性成分を導入するた
め、バインダが触媒活性を妨害することが少なくなり、
バインダの選択範囲が拡大する。また、後者では、触媒
活性成分の溶液が無機物粒子にのみ含浸されハニカム基
体には含浸されないため、触媒活性成分溶液の利用率が
向上するという利点がある。
【0028】粒径30〜300μmの無機物と前述の触
媒活性成分をハニカム基体のセル内表面に共存させるに
あたり、ハニカム基体に、先ず、粒径30〜300μm
の無機物をコーティングし、その後に、触媒活性成分含
有溶液を含浸させ、続いて乾燥,焼成等の通常の不均一
触媒調製操作により無機物上とセル内表面上に活性触媒
成分を掲載させる方法も本発明の特徴とするところであ
る。
【0029】また、粒径30〜300μmの無機物に触
媒活性成分含有溶液を含浸させ、続いて乾燥,焼成等の
通常の不均一触媒調製操作により無機物上に触媒活性成
分を形成させ、その後に、これをハニカム基体のセル内
表面にコーティングする方法も本発明の特徴とする。
【0030】各方法における触媒成分のコーティング量
は、ハニカムの見掛けの体積1リットルあたり、粒径3
0〜300μmの無機物と触媒成分のコーティング量の
合計が10g(10g/リットル−ハニカム)から20
0g(200g/リットル−ハニカム)が有効である。
10g/リットル−ハニカム以下では活性成分が少なく
十分な活性が得られず、200g/リットル−ハニカム
以上ではコーティング層が厚くなり下層の触媒が機能し
なくなる、他反応物質流路を狭めることとなる。
【0031】
【作用】すなわち、本発明の方法による、ハニカム状触
媒の調製法によれば、ハニカム基体セル内に形成される
触媒層表面に凹凸が形成され、触媒活性に寄与する幾何
学表面積が増加し、合わせて凹凸により反応物質の流れ
の乱流化が促進され反応物質の物質移動が促進される。
その結果、触媒性能が向上する。
【0032】
【実施例】以下の実施例で本発明を詳細に説明する。
【0033】「実施例1」重量中心粒径200μmの活
性アルミナ100重量部(以下単に部と表記)と、バイ
ンダとしてのアルミナゾル(固形分10wt%)100
部と、水100部よりなるコーティング液に、コージェ
ライト製ハニカム(400セル/in2 ;以下本発明の
実施例ではすべて本セル数のハニカムを使用した)を浸
漬した後、引上げ,付着した余分のコーティング液をエ
アブローして除去した。コーティング液の付着したハニ
カムを乾燥後600℃で焼成しハニカム基体のセル内表
面への活性アルミナ付着料70g/リットル−ハニカム
のハニカムを得た。
【0034】重量中心粒径6μmのγ−アルミナに硝酸
Ce水溶液を含浸し、100℃で2時間乾燥後、600
℃で2時間焼成した。続いて、ジニトロジアンミンPt
硝酸水溶液,硝酸Rh水溶液,硝酸Mg水溶液の順で同
様に、水溶液の含浸,乾燥,焼成を行った。以上により
γ−アルミナ100部に対し、Rh0.3 部,Pt1.
6 部,Mg2部,Ce11部からなる触媒粒子を得
た。
【0035】触媒粒子100部と、アルミナゾル(固形
分10wt%)70部と、硝酸アルミニウム6部と水3
0部よりなるコーティング液に、調製した活性アルミナ
をコーティングしたハニカムを浸漬した後、引上げ,付
着した余分のコーティング液をエアブローして除去し
た。コーティング液の付着したハニカムを乾燥後600
℃で焼成しハニカム基体への触媒粒子付着量120g/
リットル−ハニカム(活性アルミナと触媒粒子の合計で
170g/リットル−ハニカム)の実施例触媒1を得
た。
【0036】「実施例2」実施例1で使用したのと同じ
重量中心粒径200μmの活性アルミナ100部と、や
はり実施例1と同様の方法で調製した触媒粒子100部
にアルミナゾル(固形分10wt%)を高粘度スラリ状
を呈するまで加えて湿式混練した。混練物を100℃で
2時間乾燥後、600℃で2時間焼成、続いて300μ
m以下の粒径に粉砕した。
【0037】上記で得られた、粒径200μmの活性ア
ルミナに触媒粒子がコーティングされた粒子を、実施例
1と同様の方法によりコージェライト製ハニカムにウォ
シュコートし、触媒成分(活性アルミナ+触媒粒子)付
着量200g/リットル−ハニカムの実施例触媒2を得
た。
【0038】「実施例3」重量中心粒径200μmの活
性アルミナ70部と、アルミナゾル(固形分10wt
%)100部と、水80部と、実施例1と同様の方法で
調製した触媒粒子100部よりなるコーティング液に、
コージェライト製ハニカムを浸漬した後、引上げ,付着
した余分のコーティング液をエアブローして除去した。
コーティング液の付着したハニカムを乾燥後600℃で
焼成しハニカム基体のセル内表面への触媒成分(活性ア
ルミナ+触媒粒子)付着量200g/リットル−ハニカ
ムの実施例触媒3を得た。
【0039】「実施例4」実施例1と同様の方法で調製
した重量中心粒径200μmの活性アルミナ付着量10
0g/リットル−ハニカムのハニカムに硝酸Ce水溶液
を含浸し、100℃で2時間乾燥後、600℃で2時間
焼成した。続いて、ジニトロジアンミンPt硝酸水溶
液,硝酸Rh水溶液,硝酸Mg水溶液の順で同様に、水
溶液の含浸,乾燥,焼成を行った。以上により活性アル
ミナ100部に対し、Rh0.3部,Pt1.6 部,Mg
2部,Ce11部を担持したハニカム触媒としての実施
例触媒4を得た。
【0040】「実施例5」重量中心粒径200μmの活
性アルミナに硝酸Ce水溶液を含浸し、100℃で2時
間乾燥後、600℃で2時間焼成した。続いて、ジニト
ロジアンミンPt硝酸水溶液,硝酸Rh水溶液,硝酸M
g水溶液の順で同様に、水溶液の含浸,乾燥,焼成を行
った。以上により活性アルミナ100部に対し、Rh
0.3 部,Pt1.6 部,Mg2部,Ce11部を担持
した触媒粉末を得た。
【0041】触媒粉末100部と、アルミナゾル(固形
分10wt%)100部と、水50部よりなるコーティ
ング液を使用し、ハニカム基体への触媒粉末付着量12
0g/リットル−ハニカムの実施例触媒5を得た。
【0042】「比較例1」実施例1と同様の方法で調製
した重量中心粒径6μmのγ−アルミナ100部に対
し、Rh0.3部,Pt1.6部,Mg2部,Ce11部
を担持した触媒粒子の100部とアルミナゾル(固形分
10wt%)70部と、硝酸アルミニウム6部と水30
部よりなるコーティング液を使用し、ハニカム基体への
触媒粒子付着量120g/リットル−ハニカムの比較例
触媒1を得た。
【0043】[実験例]各実施例触媒および比較例触媒
について、以下の条件で窒素酸化物の酸素共存下におけ
る炭化水素による還元浄化性能試験を行った。
【0044】ハニカム触媒の6cm3 を、パイレックス製
反応管に充填した。これを、電気炉により外部から加熱
し、150℃にした後、酸素をあまり含まない模擬排ガ
ス(NO:0.1%,C36:0.05%,CO:0.6
%,O2:0.6%,水蒸気10%,窒素残部)を空間速
度30,000/hで流通させつつ、10℃/minの速度
で550℃まで昇温して前処理反応を行わせた。室温ま
で冷却後、これを、電気炉により外から加熱し、再び1
50℃にした後、酸素を含む模擬排ガス(NO:0.0
6%,C36:0.04%,CO:0.1%,CO2:1
0%,O2:4%,水蒸気10%,残部窒素)を空間速度
60,000/hで流通させつつ、10℃/min の速度
で500℃まで昇温して窒素酸化物の酸素共存下におけ
る炭化水素による還元反応を行わせた。
【0045】触媒層出口の窒素酸化物の濃度を、化学発
光法で測定し、下式で定義されるNOx浄化率を求め
た。
【0046】
【数1】
【0047】各触媒について得られたNOx浄化率を表
1に示した。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明のハニカム状触媒の調製方法によ
れば、触媒の有効幾何学表面積の増大と反応物質の反応
場への移動が促進され、触媒性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によるハニカム状触媒のセル内表
面の触媒層のセルの横断面図。
【図2】図1のA〜A矢視断面図。
【図3】従来法によるハニカム状触媒のセル内表面の触
媒層のセルの横断面図。
【図4】図3のA〜A矢視断面図。
【符号の説明】
1…ハニカム基体、2…セル細孔、3…粒径30〜30
0μmの無機物、4…触媒粒子、5…反応気体の流れ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 35/04 301 B01D 53/36 ZABC (72)発明者 花岡 博史 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 山下 寿生 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小豆畑 茂 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 北原 雄一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 阿田子 武士 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハニカム状触媒を調製するに当たり、粒径
    30〜300μmの無機物と触媒成分をハニカム基体の
    セル内表面に共存させることを特徴とするハニカム状触
    媒の調製方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、触媒成分が上記粒径3
    0〜300μmの無機物より小粒径の多孔質無機物上に
    触媒活性成分を担持して得られる触媒粒子かあるいは触
    媒活性成分単独であるハニカム状触媒の調製方法。
  3. 【請求項3】請求項1における粒径30〜300μmの
    無機物が、また請求項2における多孔質無機物が、Al
    23,TiO2 ,SiO2 ,ZrO2 ,MgO等の金属
    酸化物であるハニカム状触媒の調製方法。
  4. 【請求項4】粒径30〜300μmの無機物と触媒成分
    をハニカム基体のセル内表面に共存させるにあたり、先
    ず、粒径30〜300μmの無機物をセル内表面にコー
    ティングし、その後に、触媒粒子をコーティングするハ
    ニカム状触媒の調製方法。
  5. 【請求項5】粒径30〜300μmの無機物と触媒成分
    をハニカム基体のセル内表面に共存させるにあたり、先
    ず、粒径30〜300μmの無機物に触媒粒子をセル内
    表面にコーティングし、その後に一体となった両者をセ
    ル内表面にコーティングするハニカム状触媒の調製方
    法。
  6. 【請求項6】粒径30〜300μmの無機物と触媒成分
    を含むコーティング液を調製し、前記コーティング液を
    ハニカム基体セル内表面にコーティングすることにより
    粒径30〜300μmの無機物と触媒粒子を同時にセル
    内表面にコーティングするハニカム状触媒の調製方法。
  7. 【請求項7】粒径30〜300μmの無機物と触媒成分
    をハニカム基体のセル内表面に共存させるにあたり、セ
    ル内表面に、先ず、粒径30〜300μmの無機物をコ
    ーティングし、その後に、触媒活性成分含有溶液を含浸
    させ、続いて乾燥,焼成等の通常の不均一触媒調製方法
    によりセル内表面に触媒活性成分を形成するハニカム状
    触媒の調製方法。
  8. 【請求項8】粒径30〜300μmの無機物に触媒活性
    成分含有溶液を含浸し、続いて乾燥,焼成等の通常の不
    均一触媒調製方法により無機物粒子表面に触媒活性成分
    を形成し、その後に、これをハニカム基体のセル内表面
    にコーティングするハニカム状触媒の調製方法。
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5,6,7または
    8において、粒径30〜300μmの無機物と触媒成分
    のコーティング量の合計が、ハニカムの見掛けの体積1
    リットルあたり10gから200gの範囲とするハニカ
    ム状触媒の調製方法。
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