JPH08299616A - 万能ナイフ - Google Patents

万能ナイフ

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JPH08299616A
JPH08299616A JP8028194A JP2819496A JPH08299616A JP H08299616 A JPH08299616 A JP H08299616A JP 8028194 A JP8028194 A JP 8028194A JP 2819496 A JP2819496 A JP 2819496A JP H08299616 A JPH08299616 A JP H08299616A
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carrier
actuator
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Charles E Quinn
イー. クイン チャールズ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26BHAND-HELD CUTTING TOOLS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B26B5/00Hand knives with one or more detachable blades
    • B26B5/001Hand knives with one or more detachable blades with blades being slid out of handle immediately prior to use
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B1/00Vices
    • B25B1/06Arrangements for positively actuating jaws
    • B25B1/08Arrangements for positively actuating jaws using cams

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 刃は、柄の中で容易に移動されるが、刃を柄
の中に押し戻す傾向のある軸方向の力に抵抗することの
できる万能ナイフを提供する。 【解決手段】 ボタン30を押し、アクチュエータ50
と刃キャリア48を滑動路82,61に沿って滑動させ
ることにより、前部スロットを通して刃14を出し入れ
できる。アクチュエータ50の弾性部材74が、アクチ
ュエータ50の突起76を柄内の戻り止め80と係合さ
せる。カッティング中、刃に加わる上向きの力に抗する
よう、刃ガードが少なくとも前スロットの一部分を囲
む。一方、刃による損傷から刃キャリア48を守るべ
く、キャリアガード60が柄の中で刃先に接触する。刃
キャリア48とアクチュエータ50は当接面を含み、刃
キャリア48から刃への軸方向圧縮力を有効にアクチュ
エータ50に伝え、両者間の接合部に過剰な力が加わら
ないようにしてす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、出入れ可能な万能
ナイフの分野に関し、より詳細にはナイフの刃を出した
り引っ込めたりするための、かつ、使用中、刃に及ぼさ
れる力に抵抗するための改善された構造を有する万能ナ
イフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】頑丈で信頼性のある刃物(偶然の切込み
を避けるよう刃が都合良く遮蔽され得るもの)が求めら
れていることに応じて、かなりの数の多目的な格納式の
万能ナイフが開発されている。このようなナイフに対す
る一般的な設計構造は、概して、対になった2つの半片
からなる中空の柄を備えている。柄は、組み立られる
と、ナイフの刃が出し入れされる前部スロットを有す
る。刃は、一般に、柄の内部において、平坦な案内路に
沿って移動可能な刃キャリア上に支持される。多くの一
般的な万能ナイフ用の刃キャリアは、たわみやすい作動
アームと一体的に形成され、射出成形されたプラスティ
ック材料で形成されることが多い。作動アームは作動ボ
タン(button actuator)を支持しており、この作動ボ
タンは、柄における第2のスロットを通して突出し、作
動アームのバネ動作によって戻り止めとかみ合うように
上方に押動される。概して、台形の刃を刃キャリアの中
に装着するために、柄は、分解されるか、さもなければ
開かれる。それから、刃キャリアに装着された刃は、作
動ボタンを押すと共に刃キャリアをその案内路に沿って
前後にスライドさせることによって、前部スロットを通
して突き出されたり引っ込められたりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の出入れ可能な
万能ナイフに係わる永続的な課題は、使用中にナイフの
刃に課される力に抵抗することのできる構造を案出する
ことである。使用に際して、刃は、一般に、刃を柄の中
に押し戻す傾向のある軸方向の力、柄の半片間にある刃
と刃の後部とを刃キャリアに押し込む傾向のある上向き
の力、及び前部スロットにおいて刃をねじる傾向のある
横向きの力を含む多数の力を受ける。刃に係わる支持構
造、特に、柄及び刃キャリアが、これらの力に十分抵抗
することができないならば、刃は、偶然引っ込んだり、
又は柄を分割若しくは破壊したりする(前部スロットに
近接する領域において最も多い)場合がある。刃の後部
部分が、刃キャリアに対して下方に押し付けられる場合
もあり、刃キャリアを切断又は破損させる。
【0004】出入れ可能な万能ナイフの刃に加わる力に
抵抗するために多数の解決策が提案されているが、その
成功の度合いは区々である。刃を柄に押し込む傾向のあ
る軸方向の力に抵抗するために、多くの既知の設計構造
は、戻り止め配列(作動アームからの突起が柄の内面の
一連の切欠き部の一つに引っ掛かるようになっているも
の)を使用している。一般に、この種の万能ナイフは、
1985年4月9日グリンガー(Gringer)に対して発
行された米国特許第4,509,260号明細書に開示
されている。このような配列においては、刃に及ぼされ
る軸方向の力は、作動アームを通して戻り止めの切欠き
部に伝えられる。しかしながら、作動アームは、作動ボ
タンの移動を許容し作動アームを対応する切欠き部と係
合させるために本来スプリング状でなければならないた
め、刃に加わる力は、作動アームのたわみを引き起こす
場合があり、使用中、刃の望ましくない軸方向の移動を
もたらす可能性がある。このように、これらの設計構造
は、製造するのが簡単であるという長所を有すると共に
いくつかの個々独立の部品を有しているが、それらは、
必ずしも軸方向の力に対して十分な抵抗を与えることに
なるとは限らない。更に、このような設計構造は、作動
アームそれ自身の弾性に依存して戻り止め配列に係合し
ているので、軸方向の力に抵抗するときの効果は、作動
アームの切欠き部への係合が弱められる刃の位置におい
て、或は、作動アームが時間を経て緩和し又は変形する
場合において、低減される可能性がある。
【0005】ナイフの刃の上方及び側方の移動を制御す
るために、いくつかの代替となる万能ナイフ設計構造も
提案されている。1991年6月25日にギルバート
(Gilbert)に対して発行された米国特許第5,02
5,558号明細書に開示されているある既知の設計構
造では、ナイフの柄は、柄の中央の線を横切る連結くさ
び部分(interlocking wedge portions)を有する対に
なった2つの半片を備えている。連結くさびは、カッテ
ィング中に刃に加わる上向きの力の結果として柄が分割
するのを防止する。1995年2月7日にシュミット
(Schmidt)に対して発行された米国特許第5,38
6,632号明細書に開示されている別の手段では、ナ
イフの刃は、溝形状のキャリアに取り付けられ、このキ
ャリアは単一片のナイフの柄における溝型のホルダー内
に受け入れられる。これらの構造は、一般に、カッティ
ング動作の結果生じる上向きの力のもとで、ナイフの柄
が分割するのを防止するが、これらは、やや複雑であ
り、製造及び組立が困難となり得る。更に、これらの構
造における刃(cutting blade)の交換は、かなり時間
がかかり、ナイフを一部分解することを要する。その
上、このようなナイフのための刃キャリアは一般に、射
出成形されたプラスティック材料で作成されるため、刃
キャリアは、キャリアのベース上の刃の後部部分からの
圧力に抵抗するという問題に対応していない。
【0006】出入れ可能な刃に加わるねじり力に耐え抗
するために、多くの既知の万能ナイフは、概して、ネジ
又は他の取外し可能な取付具によって中央の線に沿って
連結された2つの柄半片を有する2つ割型の金属製の柄
を備えている。柄の各半片の前端部の輪郭は、概して、
刃が出し入れされる前部スロットを画成する。ねじり力
のもとでは、このようなナイフの刃は、前部スロットを
囲む柄の部分に押し付けられる。他の既知の万能ナイ
フ、例えば上述した米国特許第5,386,632号明
細書に記述されたナイフは、互いに対向する溝部材を使
用し、ナイフの刃を固定しねじり力に抵抗するようにし
ている。これらの構成は、前部スロットにおけるナイフ
刃の過剰な曲りを効果的に妨げるが、これらは、柄構造
体の半片の間の継手の剛性に依存してねじり力に抵抗す
るので、このようなナイフのための柄は、概して、刃を
装填又は交換するのに柄の分解を要する方法でつながれ
る。
【0007】従って、刃が、突き出された位置(突出位
置)と引っ込められた位置(引込み位置)との間で容易
に移動されるが、刃を柄の中に押し戻す傾向のある軸方
向の力に抵抗する出入れ可能な万能ナイフが必要とされ
ている。更に、使用中の上向きの力及びねじり力による
刃の歪みに抵抗する軽量の万能ナイフが必要とされてい
る。これらの特徴を有することに加え、ナイフは、使用
するのに快適であるべきであり、簡単且つ迅速な刃の交
換を許容するべきである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、柄と、柄の内
部に受け入れられ、突出位置と引込み位置との間で刃を
移動させ保持するための刃キャリアとを備えるタイプの
新規な万能ナイフを特徴としている。刃キャリアは、押
しボタンを押し下げることによって柄の内部で移動され
るが、押しボタンを解放することによって、選択された
位置にしっかりとロックされる。出された刃に加わる軸
方向の力は、柄と、キャリアに関して枢動自在に装着さ
れる革新的な作動アームとの間の積極的な係合(positi
ve engagement)によって抵抗される。刃に加わる上向
きの力及びねじり力は、前部スロットに隣接して設けら
れたガード及び刃キャリアの付加的な特徴によって抵抗
される。その上、刃は、交換のために、好ましくはガー
ドが取り付けられたフロントパネルを開けることによっ
て容易にアクセス可能となっている。
【0009】然して、本発明の一態様によれば、万能ナ
イフは、柄、刃キャリア及びアクチュエータを備えてい
る。柄は、出入れ可能な刃を収容するための内部空洞、
刃が出し入れされる、柄の端部にある第1のスロット、
及び第1のスロットに近接する地点から空洞の内部に延
びるキャリア滑動路(glideway)を有している。刃キャ
リアは、刃を支持するよう形造られており、空洞内部で
キャリア滑動路に沿って移動可能となっている。アクチ
ュエータは、刃キャリアに枢動自在に連結された端部を
有する相当に硬い(substantially rigid)作動アーム
と、刃を出し入れするために柄の第2のスロットに沿っ
て移動可能な作動ボタンとを備えている。アクチュエー
タは、突出位置と引込み位置とにおいて刃を選択的に固
定するための、柄の中に形成された切欠き部ないしはノ
ッチに係合させることのできる突起も備えている。
【0010】本発明の別の態様によれば、万能ナイフ
は、第1のスロットに近接する地点から延びるキャリア
滑動路を有する柄と、このキャリア滑動路に関して非平
行の向きに延びるアクチュエータ滑動路とを備えてい
る。このナイフは、キャリア滑動路に沿って移動可能な
刃キャリアと、刃キャリアに枢動自在に連結されると共
にアクチュエータ滑動路に沿って滑動可能となっている
アクチュエータとを備えている。アクチュエータは、突
出位置と引込み位置との間で刃が移動されるとき、アク
チュエータ滑動路に関して所定の向きを維持する。
【0011】本発明の更に別の態様によれば、万能ナイ
フは、柄、刃ガード、刃キャリア及びアクチュエータを
備えている。刃ガードは、柄に対して固定されており、
刃が通って突き出されるスロットの上縁部に沿って延び
ていると共に、少なくともスロットの側辺部の一部分を
覆うように延びている。刃ガードは、アクセスパネルと
一体的に支持又は形成される閉じた金属ループであるこ
とが好ましい。アクセスパネルは、柄に枢動自在に装着
されており、刃キャリアに対して刃を着脱できるように
開閉することが可能となっている。
【0012】本発明の別の態様によれば、万能ナイフ
は、柄、刃キャリア、キャリアガード及びアクチュエー
タを備えている。刃キャリアは、ナイフ刃の下部の刃先
(cutting edge)を支持するための下部棚を有してお
り、キャリアガードは、刃の刃先に接触させて、刃キャ
リアを刃による損傷から保護するよう刃キャリアの下部
棚上に配置されている。
【0013】本発明のまた別の態様によれば、万能ナイ
フは、柄、刃キャリア及びアクチュエータを備えてい
る。刃キャリア及びアクチュエータは、ピボット継手に
よって互いに枢動自在に連結されており、それぞれは、
ナイフの刃に及ぼされる力をキャリアからアクチュエー
タに伝えるための当接面(abutment surface)を備えて
いる。当接面は、ピボット継手とは別個となっており、
これによって、ピボット継手に過剰な力が及ぶのを防止
している。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のこれら及び他の特徴は、
以下の記述及び追加された図面を参照することによって
もっと十分に理解されるであろう。ここで、同じ参照番
号のものは、同じ要素を示すものとする。まず図1及び
図2を参照すると、万能ナイフ10は、出入れ可能な刃
14を支持し収容するための実質的に中空の柄12を備
えている。柄12は、にぎり部16と、刃を出入れ可能
に保持すると共に、様々なカッティング作業中に刃に及
ぼされる力に抵抗するよう設計されたさや部18とを備
えている。インテグラルループ(integral loop)20
が、カッティング中において、使用者の指を部分的に囲
むよう柄のにぎり部16に備えられているのが便利であ
る。第1のスロット22が、さや部18の前端部24に
おいて形成されており、第2のスロット26が、柄12
に、好ましくは柄の上縁部28に沿って形成されてい
る。作動ボタン30が、引込み位置(ここで、刃14は
完全にさや部18の中に引っ込められている)と、突出
位置(ここで、図1に示されるように、刃14は第1の
スロット22を通って突出している)との間で、刃14
を選択的に移動できるように第2のスロット26に沿っ
てスライド可能となっている。
【0015】図2に最もよく示されているように、万能
ナイフ10は、刃14を装填したり交換したりするため
に、柄12に枢動自在に装着されると共に閉じた位置
(図1を見よ)と開いた位置との間で移動可能となって
いるアクセスパネル32を備えていることが好ましい。
アクセスパネル32は、以下に更に詳述するように、一
対のヒンジ34によって柄12に保持されていると共
に、その前端部で刃ガード36を支持している。刃ガー
ド36は、少なくとも前部の第1のスロット22を部分
的に囲んでいる。特に、カッティング中に刃14に加わ
る上向きの力に抵抗するために、刃ガード36は、第1
のスロット22の上縁部に隣接する上部部分38と、第
1のスロット22の側辺部に隣接する側方部分40,4
2とを備えている。このように、刃ガード36は、刃1
4の上部の非刃先(non-cutting edge)44及び刃の側
部の一部分を囲むよう設計された開いた構造としてもよ
いが、図面に示されるように閉ループであることが好ま
しい。この閉ループ構造は、使用中に刃14に加わる側
方負荷(lateral load)、及び刃14をねじろうとする
力に抵抗することを補助する。更に、刃ガード36は、
例えば鋼鉄又は亜鉛のような金属からなることが好まし
い。刃ガード36は、アクセスパネル32と別個に形成
され、万能ナイフ10の組立中に、アクセスパネル32
に固定されるか、又は図示される好適な実施形態におけ
るように、例えば鋳造(metal casting)によって、ア
クセスパネル32と一体的に形成される。また、アクセ
スパネル32は、内部リブ46を備えており、この内部
リブ46は、刃14に接触し支承されるよう設計され、
これによって、刃14が第1のスロット22を通って移
動されるとき、刃14のためのガイド若しくは支持面と
して機能するようになっている。カッティング作業中
は、内部リブ46及び刃ガード36は、刃14を安定さ
せると共に刃に加わるねじり力に抵抗する。
【0016】図3及び図4に示されるように、柄12
は、対になった2つのシェルないしは半片から構成され
ていることが好ましく、かかる半片とは、例えば粘着的
に又は超音波ろう付けや他の適した方法によって別個に
形成され組み立てられ、そして、永久的に結合される左
半片L(図3)及び右半片R(図4)である。図3に最
も良く示されるように、さや部18の内部で、万能ナイ
フ10は、刃14を受け入れ支持するよう形造られた刃
キャリア48と、刃キャリア48に連結されたアクチュ
エータ50とを含み、このアクチュエータ50は、刃1
4を出し入れしたり刃14に加えられる力に抵抗したり
するよう刃キャリア48と共働する。刃キャリア48及
びアクチュエータ50については、図5から図8を参照
して以下で更に詳述するが、概略的に述べるならば、刃
キャリア48は、その上縁部から側方に延びる一対の突
起52を備え、これらの突起52は、刃14の上縁部4
4に沿う対応の凹み54に係合するようになっている。
図示されているタイプの市販の刃は、通常このような3
つの凹みを備えている。また、刃キャリア48は、刃1
4の下部刃先58を支持するための下部棚56を備えて
いる。刃キャリア48上にはキャリアガード60が下部
棚56に近接して支持されている。キャリアガード60
(例えば鋼鉄のような金属から作られることが好まし
い)は、下部棚56を保護するよう刃14の刃先58に
接触している。使用中、刃14に加わる切込み力は、刃
14を上方に押して突起52に接触させ、キャリアガー
ド60と重なっている刃の後部部分を下方に押動させて
キャリアガード60に接触させる傾向がある。キャリア
ガード60は、このような力に抵抗し、これによって、
刃キャリア48の下部棚56が、刃14によって切断さ
れたり破損されたりすることから保護する。刃キャリア
48を柄12の内部で支持し案内するために、柄12の
左半片Lと右半片Rは共に、第1のスロット22に近接
する地点から後方に延びる平坦なキャリア滑動路61を
備えている。
【0017】図5に示されるように、刃キャリア48を
アクチュエータ50に連結させるために、後部延長部な
いしはタブ62が刃キャリア48から延びている。アク
チュエータ50は、タブ62に連結させるように適応さ
れた前端部66を有する相当に硬い作動アーム64を備
えている。図示実施形態において、作動アーム64の前
端部66はクレビス(clevis)となっており、タブ62
の周囲にはめ込まれると共に、タブ62と一体的に形成
されるか又は万能ナイフ10の組立中に別個の要素とし
て追加されるピン68によって、タブ62に枢動自在に
連結される。作動アーム64の上端部では、アクチュエ
ータ50は、支持台70を備えており、この支持台70
から第2のスロット26を通って後部延長部72が延
び、作動ボタン30を支持している。支持台70の下方
には、一体的な弾性部材74が、支持台70を上方に押
動するために、作動アーム64から後方に延びている。
突起ないしは係合肩76が、支持台70から側方に延び
ており、第2のスロット26の両側で柄12の上壁78
と接触している(図3及び図4を見よ)。均等に離隔さ
れた間隔で、戻り止め80が上壁78に沿って形成され
ており、十分に出した位置、十分に引っ込められた位置
及びそれらの間のいくつかの中間的な位置にアクチュエ
ータ50及び刃キャリア48を維持するように突起76
と係合する。柄12の内部に形成された一対のリブは、
弾性部材74を案内し支持するためのアクチュエータ滑
動路82を画成している(図3及び図4を見よ)。当業
者には理解されるであろうが、弾性部材74が作動アー
ム64とつながる位置は、弾性部材74によって作動ア
ーム64に及ぼされる上向きの力に影響を与えるであろ
う。従って、アクチュエータ50の設計に際して、弾性
部材74は、アクチュエータ50に所望程度の上向きの
力を得るようおよそアクチュエータ50の前端部66の
近くに配置され、これによって、押し下げる力に応答し
て、所望の「感触」を作動ボタン30に与えることとす
るのがよい。
【0018】次に作用について説明する。弾性部材74
は、支持台70を押し上げるようアクチュエータ滑動路
82に接しており、これによって、戻り止め80間に突
起76を係合させ、アクチュエータ50、刃キャリア4
8及び刃14を適切な位置にロックするのである。刃1
4を出し入れするために、作動ボタン30は、押し下げ
られ、弾性部材74を変形し、戻り止め80から突起7
6をはずす。このように作動ボタン30が押し下げられ
た状態で、アクチュエータ50、刃キャリア48及び刃
14は、アクチュエータ50をアクチュエータ滑動路8
2に沿って移動させると共に刃キャリア48をキャリア
滑動路61に沿って移動させることによって望まれる位
置にスライドされる。望まれる刃の位置となったなら
ば、作動ボタン30は、突起76を戻り止め80の間に
再びロックするよう解放される。
【0019】作動ボタン30が押し下げられるときや、
様々な位置の間でアクチュエータ50及び刃キャリア4
8が移動中は、アクチュエータ50は、刃キャリア48
に関して枢動し得ることに注目すべきである。しかしな
がら、所望の刃位置でアクチュエータ50が適当な場所
にロックされると、アクチュエータ50は、刃キャリア
48に関して固定された位置をとり、そのことによっ
て、刃14に及ぼされる軸方向の力が刃キャリア48及
びアクチュエータ50を通って柄12の戻り止め80に
伝えられるという結果になる。作動アーム64の剛性な
いしは堅さのため、アクチュエータ50は、このような
力に応じてほとんど変形することはなく、柄12に関し
て刃14の改善された安定性が与えられる。このよう
に、従来の多くの格納式の万能ナイフデザイン、すなわ
ち、戻り止めのかみ合わせが、作動アーム又はビーム
(beam)の固有の弾性に依存し、作動アームの望ましく
ない変形、及びカッティング中の刃の引込みを潜在的に
もたらすものと違って、本発明の万能ナイフにおけるア
クチュエータ50上の突起76は、弾性部材74によっ
て押動され戻り止め80と係合されるので、作動アーム
64は、十分に剛直に作ることができ、切込み力の結果
としての変形が防止される。
【0020】アクチュエータ50及び刃キャリア48
が、刃突出位置と刃引込み位置との間をスライドすると
き、互いに対する向きは、アクチュエータ滑動路82及
びキャリア滑動路61の各向きによって定められる。従
来の多くの出入れ可能な万能ナイフデザインと同様に、
アクチュエータ滑動路82及びキャリア滑動路61は互
いに平行としてもよいが、本発明の万能ナイフにおいて
は、アクチュエータ滑動路82及びキャリア滑動路61
は互いに平行でないことが好ましい。図示される好適な
実施形態では、アクチュエータ滑動路82は、弧状形状
を有しており、アクチュエータ滑動路82及びキャリア
滑動路61が柄12の前端部24に向かって延びるつれ
て、アクチュエータ滑動路82は、概してキャリア滑動
路61から分れていく。アクチュエータ滑動路82及び
キャリア滑動路61の非平行な方向性は、アクチュエー
タ50及び刃キャリア48の新規な形状と共働して、従
来の設計構造に関していくつかの利点を提供する。ま
ず、アクチュエータ滑動路82及びキャリア滑動路61
を角度的に互いに対してずらすことにより、柄12のに
ぎり部16をさや部18に対してある角度に置くことが
可能となり、使用するのに万能ナイフ10をより疲労の
少ないもの(ergonomic)とし快適なものにする。更
に、作動アーム64は、剛直であると共に刃キャリア4
8に対して枢動自在に連結されているため、アクチュエ
ータ滑動路82に対するアクチュエータ50の向きは、
アクチュエータ50の様々なロック位置において実質的
に変わらないが、アクチュエータ50及び刃キャリア4
8がそれぞれの滑動路に沿って移動するとき刃キャリア
48に対するアクチュエータ50の向きは自由に変化し
得る。このように、アクチュエータ50及び刃キャリア
48が各滑動路に沿って刃突出位置に向けて前進させら
れるとき、弾性部材74のロック機能は突起76と戻り
止め80とが共働して概して低下されることはない。更
に加えて、アクチュエータ滑動路82及びキャリア滑動
路61を互いに非平行に向けることによって、刃キャリ
ア48がアクチュエータ50に力を伝える角度は、刃突
出位置と、刃引込み位置と、これらの中間の位置とで異
なる。従って、一例として、アクチュエータ滑動路82
及びキャリア滑動路61が万能ナイフ10の前端部24
に向けて延びるにつれて、アクチュエータ滑動路82及
びキャリア滑動路61が互いに分れていく場合、アクチ
ュエータ50は、刃引込み位置より、刃突出位置の方が
より急な角度(すなわち、90度に近い角度)で刃キャ
リア48につながることとなり、これによって、戻り止
め80の間で突起76を係合させる傾向のある刃14に
加わる軸方向の圧縮力の成分を有効に増加させる。この
互いに分岐する配向は好ましいが、例えば刃キャリア4
8からの力が、刃突出位置において、より軸方向におい
てアクチュエータ50に伝えられることを許容するよ
う、アクチュエータ滑動路82及びキャリア滑動路61
が前端部24に向けて延びるにつれてアクチュエータ滑
動路82及びキャリア滑動路61が互いに収束していく
向きとすることによっても他の有益な効果が得られ得る
ことに注目すべきである。
【0021】アクセスパネル32の好適な内部形態が図
4に示されている。上述したように、アクセスパネル3
2は、次の機械加工ステップ又は仕上げステップをほと
んど必要としない又は全く必要としない鋳造プロセスに
よって、例えば亜鉛から形成されるのが好ましい。上述
した刃ガード36及び内部リブ46に加えて、アクセス
パネル32はヒンジ34を備えており、このヒンジ34
は、柄12の内部の形状と共働して、アクセスパネル3
2がその開いた位置と閉じられた位置との間で枢動する
と共にその閉じられた位置にてロックされ得るように形
成されている。特に、ヒンジ34はそれぞれ、図示され
るように、アクセスパネル32から延びる直立部分84
と、後方に突出する部分86と、当接端部88とを備え
ている。図4に示される閉じられてロックされた位置に
おいて、後方突出部分86は、柄12の左半片L及び右
半片Rの内面上の互いに対向する壁90の間に位置して
いる。柄の右半片Rからアクセスパネル32に向けて延
びるロックキャッチ(lockcatch)92は、ロック位置
でアクセスパネル32を保持するよう、スナップタイプ
の作用によってアクセスパネル32の内面上の対応の突
起(図示せず)と係合する。アクセスパネル32を解除
し開くためには、アクセスパネル32を前方(すなわち
前端部24に向けて)にスライドさせ、アクセスパネル
32上の突起からロックキャッチ92の係合ないしはス
ナップを解き、壁90の間の閉じられた位置から後方突
出部分86を取り外す。アクセスパネル32の前方移動
は、柄12の左半片上の、当接端部88に接触する一対
のストッパ94(図3を見よ)によって制限され、この
最も前方の位置において、アクセスパネル32は、当接
端部88を中心として自由に回転できるようになってい
る。このように、アクセスパネル32は、刃を装着させ
たり交換したりするために、別個の道具を必要とするこ
となく又は柄12の分解をすることなく刃キャリア48
に容易に接近することが可能となる。
【0022】図2及び図3に示されるように、万能ナイ
フ10は、予備の刃98のための後部保管コンパートメ
ント(rear storage compartment)96も備えている。
後部保管コンパートメント96は、万能ナイフ10の組
立中、柄12のにぎり部16の内部に枢動可能に装着さ
れると共に、露出された、ないしは開いた位置、すなわ
ち、予備の刃が保管されたりコンパートメントから取り
外されたりすることが可能な位置(図2参照)と、閉じ
られた位置、すなわち、後部保管コンパートメント96
が柄12の内部に完全に嵌合されている位置(図3参
照)との間で移動可能となっている。図面に示されてい
るように、後部保管コンパートメント96は、刃支持パ
ネル100、下部支持棚102、湾曲した上部棚10
4、刃保持ペッグ106、中央に開口部110を有する
ピボットヒンジ108及び保持止め金(retaining clas
p)112を備えている。ヒンジピン114は、柄12
の左半片L及び右半片Rから突出し、開口部110の中
へ入る。また、柄12の左半片L及び右半片Rはラッチ
面(latching surface)116を備えており、かかるラ
ッチ面116は、保持止め金112と共働して、後部保
管コンパートメント96をその閉鎖位置で保持する。保
持止め金112の掛合を解くと共に後部保管コンパート
メント96をその開いた位置に揺動するために、上部棚
104を把持できるよう、レリーフ(relief)118が
左半片L及び右半片Rに形成されている。開いた位置と
された場合、予備刃98を、後部保管コンパートメント
96の中に装着したり、後部保管コンパートメント96
から取り外したりすることができる。後部保管コンパー
トメント96の中に配置された予備刃98は、下部支持
棚102の上で刃支持パネル100に寄り掛かると共に
下部支持棚102から上方に突出している保持タブ12
0と保持ペッグ106から下方に突出する保持リップ1
22とによって適切な場所に保持される。
【0023】次に、刃キャリア48及びアクチュエータ
50の好適な構造について、特に図5から図8を参照し
て説明する。図5及び図6において最もよく示されるよ
うに、刃キャリア48は、支持パネル124と、上述し
た、刃キャリア48に配置された刃と係合するための突
起52と、刃を支持するための下部棚56と、刃キャリ
ア48をアクチュエータ50に連結させるための後部延
長部ないしはタブ62とを備えている。これらの特徴物
に加えて、刃キャリア48は、カンチレバーアーム12
8の上に支持された第1の後部刃ストッパ126、第2
の後部刃ストッパ130、キャリアガード60(図5又
は図6では図示せず)を受け入れるための開口部13
2、及び、以下で説明するようにキャリアガード60を
適切な位置に固定するための保持リップ134を備えて
いる。第1及び第2の後部刃ストッパ126,130
は、それぞれ、通常市販されているタイプの短い刃及び
長い刃の後縁部と係合するようにカンチレバーアーム1
28及び支持パネル124から側方に突出している。こ
の分野で一般に知られている態様では、刃キャリア48
の中に配置される短い刃は第1の後部刃ストッパ126
に接触する。一方、長い刃は第2の後部刃ストッパ13
0に接触し、第1の後部刃ストッパ126に側方に押し
付けられ、カンチレバーアーム128を変形させる。
【0024】上述したように、アクチュエータ50は、
刃キャリア48のタブ62のピン68に連結できるよう
に形成された前端部66を有する相当に硬い作動アーム
64を備えている。図示される好適な実施形態において
は、2つの同一のピン68は、タブ62上に一体的に成
形され、前端部66は、ピン68を受け入れるための開
口部136を有するクレビスを形成する。或はまた、タ
ブ62に、開口部136と整列するよう設計された開口
部を形成し、そして、刃キャリア48をアクチュエータ
50に連結させるよう、整列された開口部同士に別個独
立のピボットピンを挿入することとしてもよい。また、
アクチュエータ50は、支持台70、作動ボタン30を
支持する拡張部72、突起部76及び弾性部材74を備
えている。図6に最もよく示されるように、弾性部材7
4は、作動アーム64から支持台70の下方に延びてお
り、側方延長部142を有するヨーク(yoke)140で
終端する弾性延長部138を備えている。側方延長部1
42は、柄12に取り付けられると、アクチュエータ滑
動路82に接触して支えられる。弾性延長部138の固
有の弾性は、支持台70、突起部76及び作動ボタン3
0を上壁78(図3を見よ)に向けて押圧する上向きの
反発力を与える。
【0025】キャリアガード60は、図7に示されるよ
うに刃キャリア48の中に挿入される。好適な実施形態
では、キャリアガード60には、例えば打抜き加工によ
って一対の側方ストッパ144及び中央のレリーフ14
6が形成されている。キャリアガード60は、支持棚5
6の反対側の刃キャリア48の側面から刃キャリア48
における開口部132に挿入される。挿入のために、キ
ャリアガード60が開口部132に押し込まれると、保
持リップ134は僅かに変形され、最終的には、側方ス
トッパ144が開口部132の両側でパネル124に接
触し、保持リップ134が上方にスナップして、中央の
レリーフ146に係合する。
【0026】刃キャリア48及びアクチュエータ50
は、ピン68を開口部136の中に係合させることによ
って枢動自在に接続されるが、刃14に及ぼされる軸方
向の圧縮力をピン68を通して伝えることは、作動アー
ム64のピン若しくは前端部66又はこの両方を弱め或
は破損さえする場合がある。そこで、過剰な力をピン6
8に及ぼすのを避けるために、タブ62及び作動アーム
64には、図8に示されるようにそれぞれ一対の当接面
148,150が設けられている。当接面148,15
0の外形はほぼ同一であり、円柱部152と、円柱部1
52に隣接する平坦部154とを備えている。当接面1
48,150の円柱部152は共通の回転軸156を共
有している。円柱部152の下方には、作動アームの当
接面150が、後方に向けられた面158とつながって
おり、同じ点からはキャリアの当接面148が、前方に
向けられた面160とつながっている。面158,16
0は互いから分れており、その間に自由な空間162を
作り出している。
【0027】上述したように、アクチュエータ50及び
刃キャリア48は、刃突出位置と刃引込み位置との間を
移動されるとき、当接面148,150の円柱部152
は、回転軸156を中心として互いに対してスライドす
る。特に、アクチュエータ滑動路82及びキャリア滑動
路61は、前端部24の方向に向かって分岐していくの
で、アクチュエータ50及び刃キャリア48が、刃引込
み位置に向けて後方に移動されると、面158,160
は互いに近づいて空間162を閉じ、当接面148,1
50の平坦部154は互いに離隔される。十分に突き出
された位置及び十分に引っ込められた位置に対する中間
の全ての位置において、刃キャリア48における刃に加
わる軸方向の圧縮力は、当接面148,150の円柱部
を通してアクチュエータ50に伝えられる。当接面14
8,150は、刃14が完全に突き出された場合に対応
する位置において、当接面148,150の平坦部15
4が図8に示されるように互いに接触するようにアクチ
ュエータ50及び刃キャリア48が互いに対して向きが
定められるよう形造られることが好ましい。このよう
に、十分突き出された位置(通常、刃14が最も頻繁に
用いられる位置)において、刃に加わる軸方向の力は、
それぞれ当接面148,150の平坦部154及び円柱
部152の両方によってアクチュエータ50に伝えられ
る。
【0028】この発明は、様々な変形例及び代替となる
形態が可能なものであり、図面において示されると共に
ここで詳細に記述されている特定の実施形態は、単なる
例示として与えられているものである。しかしながら、
本発明は、開示されている特定の形態に限定されるよう
意図されるものではないことが理解されるはずである。
もっと正確に言えば、本発明は、特許請求の範囲によっ
て定められる本発明の精神及び範囲内において、あらゆ
る変形物、同等物及び代替物をカバーするものである。
例えば、好適な実施形態において、作動ボタン30が貫
通して突出するスロットは、ナイフの柄の上縁部に沿っ
て設けられているが、上述した有益な特徴部分のうちの
いくつかは、柄の片側又は両側に作動スロットを有する
ナイフにおいて導入されることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による万能ナイフの好適な実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1の万能ナイフの斜視図であり、アクセスパ
ネル及び後部の予備刃保管コンパートメントの開いた位
置を示す図である。
【図3】図1の万能ナイフの左半片の斜視図であり、ナ
イフの好適な内部構成、刃突出位置における刃キャリア
及びアクチュエータを示す図である。
【図4】図1の万能ナイフの右半片のパネルの斜視図で
あり、ナイフの好適な内部構成をアクセスパネルと共に
含む図である。
【図5】図1の万能ナイフの刃キャリア及び作動アーム
の前部斜視図である。
【図6】図5で示される刃キャリア及び作動アームの後
部斜視図である。
【図7】図5で示される刃キャリア及び作動アームの前
部斜視図であり、キャリアガードの好適な配置及びキャ
リアガードがどのようにしてキャリアに挿入され固定さ
れるかを示す図である。
【図8】図5で示される刃キャリア及び作動アームの、
8−8の部分を通る断面図であり、作動アームを刃キャ
リアにつなげると共に力を刃キャリア及び作動アームの
間に伝えるための好適な構造を示す図である。
【符号の説明】
10…万能ナイフ、12…柄、14…刃、22…第1の
スロット、26…第2のスロット、30…作動ボタン、
32…アクセスパネル、36…刃ガード、46…内部リ
ブ、48…刃キャリア、50…アクチュエータ、56…
下部棚、58…刃先、61…キャリア滑動路、64…作
動アーム、74…弾性部材(弾性支持部)、76…突
起、80…切欠き部、82…アクチュエータ滑動路。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出入れ可能な刃(14)を収容するため
    の内部空洞と、前記刃(14)が出し入れされる、端部
    に設けられた第1のスロット(22)と、前記第1のス
    ロット(22)に近接する地点から前記空洞の内部にて
    延びるキャリア滑動路(61)とを有する柄(12)、 前記刃(14)を支持するよう形成されると共に、前記
    空洞の内部で前記キャリア滑動路(61)に沿って移動
    可能となっている刃キャリア(48)、及び、 前記刃キャリア(48)に枢動自在に連結される端部を
    有する相当に硬い作動アーム(64)と、前記刃(1
    4)を出し入れするよう前記柄(12)における細長い
    第2のスロット(26)に沿って移動可能となっている
    作動ボタン(30)とを含むアクチュエータ(50)で
    あって、当該アクチュエータ(50)から延びると共に
    前記柄(12)の内部の切欠き部(80)に係合可能と
    なっている、突出位置及び引込み位置にて前記刃(1
    4)を選択的に固定するための突起(76)を含むアク
    チュエータ(50)、を備えることを特徴とする万能ナ
    イフ(10)。
  2. 【請求項2】 前記柄(12)は、前記第2のスロット
    (26)に平行なアクチュエータ滑動路(82)を含
    み、前記アクチュエータ(50)は、前記突起(76)
    を押圧して前記切欠き部(80)と係合させるための、
    前記アクチュエータ滑動路(82)と接触する弾性支持
    部(74)を含むことを特徴とする請求項1記載の万能
    ナイフ(10)。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータ滑動路(82)は、
    前記キャリア滑動路(61)に対してほぼ非平行な方向
    に延びており、前記アクチュエータ滑動路(82)は弧
    状形状を有していることを特徴とする請求項2記載の万
    能ナイフ(10)。
  4. 【請求項4】 前記第2のスロット(26)は、前記柄
    (12)の上縁部(28)に沿って形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の万能ナイフ(10)。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータ滑動路(82)は弧
    状形状であることを特徴とする請求項3記載の万能ナイ
    フ(10)。
  6. 【請求項6】 前記第1のスロット(22)は、互いに
    対向された第1及び第2の側辺部(lateral side)と、
    前記第1及び第2の側辺部の間を延びる互いに対向され
    た上縁部及び下縁部とを含み、 前記柄(12)に固定された刃ガード(36)が、前記
    上縁部に沿って延びると共に、前記第1のスロット(2
    2)の前記第1及び第2の側辺部の少なくとも一部分を
    覆うように延びていることを特徴とする請求項1記載の
    万能ナイフ(10)。
  7. 【請求項7】 前記柄(12)は成形可能なプラスティ
    ック材料から作られており、前記刃ガード(36)は金
    属材料から作られていることを特徴とする請求項6記載
    の万能ナイフ(10)。
  8. 【請求項8】 前記柄(12)に枢動可能に装着される
    アクセスパネル(32)を備えており、前記アクセスパ
    ネル(32)は、前記刃キャリア(48)に重なる閉じ
    られた位置と、刃(14)を脱着するために前記刃キャ
    リア(48)にアクセスできる開いた位置との間で移動
    可能となっており、前記刃ガード(36)は前記アクセ
    スパネル(32)上に支持されていることを特徴とする
    請求項1記載の万能ナイフ(10)。
  9. 【請求項9】 前記アクセスパネル(32)が閉じられ
    た位置にあるときに、前記アクセスパネル(32)は、
    その内面から、前記刃キャリア(48)に支持されてい
    る刃(14)に近接する地点まで突出すると共に前記刃
    (14)に有効に接触する少なくとも1つの内部リブ
    (46)を含むことを特徴とする請求項8記載の万能ナ
    イフ(10)。
  10. 【請求項10】 前記刃キャリア(48)は、前記刃
    (14)の刃先(58)を支持するための下部棚(5
    6)と、 前記刃キャリア(48)上で前記下部棚(56)に近接
    して配置される、前記刃(14)の刃先(58)に接触
    させるためのキャリアガード(60)と、を含むことを
    特徴とする請求項9記載の万能ナイフ(10)。
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