JPH08298556A - 複合画像処理装置 - Google Patents

複合画像処理装置

Info

Publication number
JPH08298556A
JPH08298556A JP7102432A JP10243295A JPH08298556A JP H08298556 A JPH08298556 A JP H08298556A JP 7102432 A JP7102432 A JP 7102432A JP 10243295 A JP10243295 A JP 10243295A JP H08298556 A JPH08298556 A JP H08298556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
unit
image
system control
expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7102432A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kikukawa
眞 菊川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7102432A priority Critical patent/JPH08298556A/ja
Publication of JPH08298556A publication Critical patent/JPH08298556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電源からの電源供給で立ち上がる際に
おける各拡張処理手段の初期化処理タイミングを全て同
期させて電源立ち上げ時のシステム動作を安定化させる
ことができる。 【構成】 システム制御部52は、電源ユニット51,
57からの電源供給開始後、各拡張ボード53〜56に
対して同時にリセット要求を出力して各拡張ボード53
〜56の立ち上げタイミングを合わせる構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機能にフ
ァクシミリ機能,プリント機能,電子ファイル機能等の
複合機能を拡張可能な複合画像処理装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては、デジタ
ル複写機能にファクシミリ機能,プリント機能,電子フ
ァイル機能等の複合機能を拡張可能なシステムの開発が
さかんに行われている。
【0003】図12,図13はこの種の複合画像処理装
置の電源供給系を説明する概略ブロック図であり、図1
2は単電源の場合に対応し、図13は複電源の場合に対
応する。
【0004】図12に示すように、機能処理数が比較的
少ない場合には、電源ユニット51からシステム制御部
52,ファクシミリユニット54,プリンタユニット5
3に対して十分に電力を供給可能となるが、図13に示
すように機能処理数が増加した場合には、拡張ユニット
(拡張ボード)55,56に対しては電源ユニット51
とは独立した他の電源ユニット57から電力を供給する
構成となる。
【0005】なお、拡張機能は将来的には多機能化が進
みさらに増える可能性が高く、機能拡張ボードを追加す
ることにより現在のシステムをよりユーザ本位に多機能
化できるように構成されている。
【0006】また、上記拡張機能ボードが増えてくる
と、電源の負荷が大きくなり、電源ユニットを追加する
ことにより追加ボードへの対応を行なっている。(図1
3)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように拡張機能ボ
ードが増えて、電源ユニットが複数に分かれたとき、電
源ユニットをそれぞれONしたとき、各電源ユニットの
立ち上がり特性の違いにより、電源ユニット51,電源
ユニット57で駆動するボードの間で動作が安定するの
に違いが起こって、システム動作に支障を起こすことが
ある。
【0008】特に、図13中において、電源ユニット5
1で駆動する各機能ボードを制御するシステム制御部5
2と、例えばFAX,プリンタボードと、電源ユニット
57で駆動する拡張ボード55,56という構成のシス
テムにおいて、電源をONしたとき、システムの動作と
して、システム制御部52および各機能ボードがハード
的なリセットを経てから、初期設定などを行ない、機能
の立ち上げを行なった後にシステム制御部から各機能ボ
ードへシステム動作を行なうためのシステム設定のやり
取りを行なう。
【0009】しかし、このとき電源ユニット51と電源
ユニット57との立ち上がり特性の違いにより、例えば
電源ユニット51の回路が先に立ち上がり、電源ユニッ
ト57が遅れた時にシステム制御部52が各ボードへシ
ステム設定のやりとりを行なおうとしたときに、電源ユ
ニット57の回路が、まだリセット状態である場合に
は、システム設定のやり取りが正常に行なえずシステム
エラーになってしまう。
【0010】同様に、電源ユニット51が立ち上がりが
遅れた場合も、電源ユニット57の機能ボードの先に立
ち上がって、立ち上がりの遅れたリセット状態のシステ
ム制御部へシステム設定のやり取りをしても、うまくい
かずエラーになってしまうことがある。
【0011】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明,第2の発明
の目的は、複数の電源からの電源供給で立ち上がる際に
おける各拡張処理手段の初期化処理タイミングと各拡張
処理手段のバスアクセスタイミングを全て同期させて電
源立ち上げ時のシステム動作を安定化させることができ
る複合画像処理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿画像を読み取る画像読取り手段と、前記画像読
取り手段から出力される画像情報に基づいて記録媒体に
画像形成する画像形成手段とを備えるディジタル画像処
理手段と、前記ディジタル画像処理手段を利用した異な
る拡張処理を行う複数の拡張処理手段と、前記ディジタ
ル画像処理手段および前記複数の拡張処理手段とを利用
した異なる拡張処理を制御するシステム制御手段と、前
記システム制御手段および前記複数の拡張処理手段中の
いずれかの拡張処理手段に対して電源を供給する第1の
電源手段と、前記第1の電源手段から電源供給を受けな
い前記複数の拡張処理手段中の残るいずれかの拡張手段
に対して電源を供給する第2の電源手段とを有し、前記
システム制御手段は、前記第1および第2の電源手段か
らの電源供給開始後、各拡張処理手段に対して同時にリ
セット要求を出力して各拡張処理手段の立ち上げタイミ
ングを合わせるものである。
【0013】本発明に係る第2の発明は、原稿画像を読
み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段から出力
される画像情報に基づいて記録媒体に画像形成する画像
形成手段とを備えるディジタル画像処理手段と、前記デ
ィジタル画像処理手段を利用した異なる拡張処理を行う
複数の拡張処理手段と、前記ディジタル画像処理手段お
よび前記複数の拡張処理手段とを利用した異なる拡張処
理を制御するシステム制御手段と、前記システム制御手
段および前記複数の拡張処理手段中のいずれかの拡張処
理手段に対して電源を供給する第1の電源手段と、前記
第1の電源手段から電源供給を受けない前記複数の拡張
処理手段中の残るいずれかの拡張手段に対して電源を供
給する第2の電源手段と、前記システム制御手段と複数
の拡張処理手段とを接続するバス手段と、前記バスの状
態を制御するゲート手段とを有し、システム制御手段
は、前記第1および第2の電源手段からの個別的な電源
供給が開始された後、所定のイネーブル制御信号を前記
ゲート手段に出力して前記第1,第2の電源手段の立ち
上げ時のバス状態を制御するものである。
【0014】
【作用】第1の発明においては、システム制御手段は、
前記第1および第2の電源手段からの電源供給開始後、
各拡張処理手段に対して同時にリセット要求を出力して
各拡張処理手段の初期化タイミングを合わせ、各電源の
立ち上げタイミングのずれに起因する各拡張処理手段の
初期化処理開始タイミングを全て同期させることを可能
とする。
【0015】第2の発明においては、システム制御手段
は、前記第1および第2の電源手段からの個別的な電源
供給が開始された後、所定のイネーブル制御信号を前記
ゲート手段に出力して前記第1,第2の電源手段の立ち
上げ時のバス状態を制御して、各電源の立ち上げタイミ
ングのずれに起因した各拡張処理手段のバスアクセスタ
イミングを全て同期させることを可能とする。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す複合画像処理
装置の概略構成を説明するブロック図である。
【0017】図1において、1は原稿を画像データに変
換する画像入力装置(以下リーダ部と称する)、2は複
数種類の記録紙カセットを有し、プリント命令により画
像データを記録紙上に可視像として出力する画像出力装
置(以下プリンタ部と称する)、3は前記リーダ部1と
電気的に接続された外部装置であり、各種の機能を有す
る。
【0018】外部装置3には、ファクシミリ部4、ファ
イル部5、またファイル部5と接続されている外部記憶
装置6、コンピュータおよびLANと接続するためのコ
ンピュータインタフェース部7、コンピュータからの情
報を可視像とするためのフォーマッタ部8、リーダ部1
からの情報を蓄積したり、コンピュータから送られてき
た情報を一時的に蓄積するためのイメージメモリ部9、
および上記各機能を制御するコア部10等を備えてい
る。
【0019】図2は、図1に示したリーダ部1およびプ
リンタ部2の構成を示す断面図であり、以下、構成およ
び動作について説明する。
【0020】原稿給送装置101上に積載された原稿
は、1枚づつ順次原稿台ガラス面102上に搬送され
る。原稿がガラス面102の所定位置へ搬送されると、
スキャナ部のランプ103が点灯、かつスキャナユニッ
ト104が移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、
ミラー105,106,107,レンズ108を介して
CCDイメージセンサ部109(以下CCDと称する)
に入力される。
【0021】そして、CCD109に照射された原稿の
反射光は、ここで光電変換される。変換された電気信号
は、画像処理部110において、各種の画像処理が施さ
れて、外部切り替え回路に至り、外部切り替え回路は、
リーダ部1からの信号をプリンタ部2または外部装置3
へ切り替えるセレクタである。また、リーダ部1からの
信号と、外部装置3からの信号のいずれかを選択し、プ
リンタ部2に接続する働きも行なう。
【0022】画像処理部110の外部切り替え回路に
て、プリンタ部2へ接続された電気信号は、露光制御部
201にて変調された光信号に変換されて感光体202
を照射する。照射光によって感光体202上に作られた
潜像は現像器203によって現像される。上記現像像の
先端とタイミングを併せて転写紙積載部204,もしく
は205より転写紙が搬送され、転写部206に於て、
上記現像された像が転写される。転写された像は定着部
207にて転写紙に定着された後、排紙部208より装
置外部に排出される。排紙部208から出力された転写
紙は、ソータ220でソート機能が働いてる場合には、
各ビンに、またはソート機能が働いていない場合には、
ソータの最上位のビンに排出される。
【0023】続いて、順次読み込む画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。定着部20
7で定着された出力用紙を、一度、排紙部208まで搬
送後、用紙の搬送向きを反転して搬送方向切り替え部材
209を介して再給紙用被転写紙積載部210に搬送す
る。次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様にし
て原稿画像がよみとられるが転写紙については再給紙用
被転写紙積載部210より給紙されるので、結局、同一
出力紙の表面,裏面に2枚の原稿画像を出力することが
できる。
【0024】図1に示すように、外部装置3はリーダ部
1とケーブルで接続され、外部装置3内のコア部で信号
の制御や、各機能の制御を行なう。外部装置3内には、
ファクシミリ送受信を行なうファクシミリ部4、各種原
稿情報を電気信号に変換し光磁気ディスクに保存するフ
ァイル部5、コンピュータからのコード情報をイメージ
情報に展開するフォーマッタ部8、LANおよびコンピ
ュータとのインタフェースを行なうコンピュータインタ
フェース部7、リーダ部1からの情報を蓄積したり、コ
ンピュータから送られてきた情報を一時的に蓄積するた
めのイメージメモリ部9、および上記各機能を制御する
コア部10からなる。
【0025】図3は、図1に示したリーダ部1にある操
作パネルの構成を説明する平面図である。
【0026】図3において、301は表示部であり、動
作状態メッセージを表示する。また、表示部301の表
示はタッチパネルになっていて、表面を触れることによ
り選択キーとして働く。302はテンキーであり、数字
を入力するキーである。303はスタートキーであり、
このキーを押すことにより動作を開始する。
【0027】図4は、図1に示した複合画像処理装置の
リセット処理動作を説明するブロック図であり、図1
2,図13と同一のものには同一の符号を付してある。
【0028】図において、53A〜56AはCPUで、
システム制御部52からのリセット信号によりリセット
処理が起動される構成となっている。
【0029】図1に示したコア部10の制御部に対応す
るシステム制御部52からリセット信号を各拡張ボード
のリセットポートに出力する。
【0030】電源をONした後、全ての拡張機能ボード
を制御するコア部10が電源ユニット51で立ち上がっ
た後、別の電源ユニット57で駆動する拡張ボード5
5,56が立ち上がる時間を見計らって、全ての拡張ボ
ードにリセットをかけて、各CPU53A〜56Aにそ
れぞれ初期動作を行なわせ、全拡張ボードの電源ONの
ときの動作を安定させる。
【0031】図5は、図1に示した複合画像処理装置の
イネーブル処理動作を説明するブロック図であり、図1
2,図13と同一のものには同一の符号を付してある。
【0032】この図に示すように、コア部10のシステ
ム制御部52と全拡張ボードのシステム制御を行なうた
めのシステムにゲートGを設け、バスBUSのイネーブ
ルをコア部のシステム制御部52が行なうように構成さ
れている。
【0033】ここで、電源がONしたとき、電源ユニッ
ト51で立ち上がったコア部がバスBUSのイネーブル
をディスイネーブル状態にしておいて各拡張ボードとの
通信バスを遮断する。
【0034】そして、全てのボードが立ち上がったのを
見計らってからゲートGをイネーブルにして、バスBU
Sを接続してシステム設定を行なうことにより、電源O
N時のシステムの立ち上がり動作を安定させる。
【0035】以下、本実施例と第1,第2の発明の各手
段との対応及びその作用について図4,図5等を参照し
て説明する。
【0036】本発明に係る第1の発明は、原稿画像を読
み取る画像読取り手段(リーダ部1)と、前記画像読取
り手段から出力される画像情報に基づいて記録媒体に画
像形成する画像形成手段(プリンタ部2)とを備えるデ
ィジタル画像処理手段と、前記ディジタル画像処理手段
を利用した異なる拡張処理を行う複数の拡張処理手段
(拡張ボード53〜56)と、前記ディジタル画像処理
手段および前記複数の拡張処理手段とを利用した異なる
拡張処理を制御する前記システム制御手段(システム制
御部52)と、前記システム制御手段および前記複数の
拡張処理手段中のいずれかの拡張処理手段(拡張ボード
53,54)に対して電源を供給する第1の電源手段
(電源ユニット51)と、前記第1の電源手段から電源
供給を受けない前記複数の拡張処理手段中の残るいずれ
かの拡張手段(拡張ボード55,56)に対して電源を
供給する第2の電源手段(電源ユニット51)とを有
し、システム制御部52は、電源ユニット51,52か
らの電源供給開始後、各拡張ボード53〜56に対して
同時にリセット要求を出力して各拡張ボード53〜56
の立ち上げタイミングを合わせ、各電源の立ち上げタイ
ミングのずれに起因する各拡張処理手段の初期化処理開
始タイミングを全て同期させることを可能とする。
【0037】本発明に係る第2の発明は、原稿画像を読
み取る画像読取り手段(リーダ部1)と、前記画像読取
り手段から出力される画像情報に基づいて記録媒体に画
像形成する画像形成手段(プリンタ部2)とを備えるデ
ィジタル画像処理手段と、前記ディジタル画像処理手段
を利用した異なる拡張処理を行う複数の拡張処理手段
(拡張ボード53〜56)と、前記ディジタル画像処理
手段および前記複数の拡張処理手段とを利用した異なる
拡張処理を制御する前記システム制御手段(システム制
御部52)と、前記システム制御手段および前記複数の
拡張処理手段中のいずれかの拡張処理手段に対して電源
を供給する第1の電源手段(電源ユニット51)と、前
記第1の電源手段から電源供給を受けない前記複数の拡
張処理手段中の残るいずれかの拡張手段に対して電源を
供給する第2の電源手段(電源ユニット57)と、前記
システム制御手段と複数の拡張処理手段とを接続するバ
ス手段(制御バスBUS)と、前記バスの状態を制御す
るゲート手段(ゲートG)とを有し、システム制御手段
は、電源ユニット51,57からの個別的な電源供給が
開始された後、所定のイネーブル制御信号を前記ゲート
Gに出力して電源ユニット51,57の立ち上げ時のバ
ス状態を制御して、各電源の立ち上げタイミングのずれ
に起因した各拡張処理手段のバスアクセスタイミングを
全て同期させることを可能とする。
【0038】次に、図6〜図11のフローチャートを参
照して本発明に係る複合画像処理装置における複合画像
処理動作について説明する。
【0039】図6〜図11は本発明に係る複合画像処理
装置における複合画像処理手順の一例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(33)は各ステップを示
す。
【0040】まず、図6において、電源投入後、初期設
定が行なわれる(1)。操作パネルの表示部301に動
作モード選択キーが表示され、選択キーの上のパネルに
触れることにより、モードが選択される。選択されたモ
ードがコピーモードかどうか判定され(2)、コピーモ
ードのときは、Aのステップに飛ぶ。
【0041】一方、ステップ(2)でコピーモードが選
択されない時にはファクシミリ送信モードかどうか判定
され(3)、ファクシミリ送信モードのときは、Bのス
テップに飛ぶ。
【0042】一方、ステップ(3)でファクシミリ送信
モードが選択されない時にはファイルモードかどうか判
定され(4)、ファイルモードのときは、Cのステップ
に飛ぶ。
【0043】一方、ステップ(4)でファイルモードが
選択されない時にはコンピュータインターフェイスから
の入力モードかどうか判定され(5)、コンピュータか
らの入力モードのときは、Dのスタップに飛ぶ。
【0044】一方、ステップ(5)でコンピュータイン
ターフェイスからの入力モードが検出されない時にはフ
ァクシミリ受信モードかどうか判定され(6)、ファク
シミリ受信モードのときは、Eのステップに飛ぶ。
【0045】一方、ステップ(6)でファクシミリ受信
モードが検出されない時には、コピーモードかどうかの
判定であるステップ(2)に戻り、ステップ(2)から
ステップ(6)の選択モード判定を繰り返す。
【0046】上記図6に示したステップ(2)でYES
と判定された場合には、図5に示す処理が開始され、ま
ず、コピー動作の初期化設定が行なわれ(7)、操作パ
ネルより入力されるキー301,302を読み込みコピ
ー条件を設定し(8)、スタートキー303の入力を待
つ(9)。スタートキーが押されると、リーダ部1で原
稿を読み取り(10)、プリン部2で印刷を行なう(1
1)。印刷終了後、図6のステップ(1)に示した初期
設定処理に戻る。
【0047】上記図6に示したステップ(3)でYES
と判定された場合には、図8に示す処理が開始され、ま
ず、ファクシミリ送信の初期化設定が行なわれ(1
2)、操作パネルより入力されるキー301,302を
読み込みファクシミリ送信条件を設定し(13)、スタ
ートキー303の入力を待つ(14)。
【0048】スタートキーが押されると、リーダ部1よ
り原稿を読み取り(15)、画像データをファクシミリ
部4に送る。ファクシミリ部4は設定された様式と決め
られたプロトコルに従ってファクシミリ送信を行なう
(16)。そして、送信終了後、図6に示したステップ
(1)の初期設定に戻る。
【0049】上記図6に示したステップ(4)でYES
と判定された場合には、図9に示す処理が開始され、ま
ず、ファイル操作の初期化設定が行なわれ(17)、操
作パネルにファイル記録か検索かのモード選択を表示し
キー入力を待つ(18)。記録キーが選択された場合に
は、記録条件設定を行ない(19)、リーダ部1より原
稿を読み込み(20)、ファイル部5にデータを送り、
ファイルの外部記憶装置6に記録する(21)。
【0050】一方、ステップ(18)でファイル検索キ
ーが選択されたと判定された場合には、検索条件設定が
行なわれ(22)、外部記憶装置6よりファイルの検索
が行なわれ(23)、結果が出力される(24)。そし
て、記録または検索終了後、初期設定(1)に戻る。
【0051】上記図6に示したステップ(5)でコンピ
ュータインタフェースに外部からコマンドデータが入力
されたと判定された場合には、図10に示す処理が開始
され、まず、コマンドをコンピュータインタフェースで
受理し(25)、コア部10を経由してデータをフォー
マッタ部8に送り解釈して文字等の意味のある情報に変
換する(26)。次に情報を出力するが、プリンタ部2
が動作中かどうか確認し(27)、プリンタ部2が動作
中でない場合にデータを印刷する(28)。
【0052】一方、ステップ(27)でプリンタ部2が
動作中と判定された場合には、イメージメモリ部9に記
憶し(29)、ステップ(27)に戻る。そして、デー
タ出力後、初期設定(1)に戻る。
【0053】上記図6に示したステップ(6)でYES
と判定された場合には、図11に示す処理が開始され、
まず、ファクシミリ受信がファクシミリ部4で行なわれ
(30)、プリンタ部2が動作中かどうか判定され(3
1)、動作中でなければ、プリンタ部2にデータが送ら
れ、印刷される(32)。
【0054】もし、ステップ(31)でプリンタ部2が
動作中であると判定された場合には、ファクシミリ部4
のハードディスクに記憶され(33)、プリンタ部2が
動作中でない時にプリントアウトされる。そして、プリ
ント終了後、図6に示したステップ(1)の初期設定に
戻る。
【0055】以上のモードを操作パネルの選択キー30
1で選択するか、ファクシミリ部4にて受信するか、コ
ンピュータインタフェース部7にて外部からのコマンド
を検出することにより動作を行なう。
【0056】なお、これらの動作は同時に組み合わせて
動作できるもの、また同時に独立して動作できるものも
あり、優先順位の設定等コア部10にて制御する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、システム制御手段は、前記第1および
第2の電源手段からの電源供給開始後、各拡張処理手段
に対して同時にリセット要求を出力して各拡張処理手段
の初期化タイミングを合わせるので、各電源の立ち上げ
タイミングのずれに起因する各拡張処理手段の初期化処
理開始タイミングを全て同期させることができる。
【0058】第2の発明によれば、システム制御手段
は、前記第1および第2の電源手段からの個別的な電源
供給が開始された後、所定のイネーブル制御信号を前記
ゲート手段に出力して前記第1,第2の電源手段の立ち
上げ時のバス状態を制御するので、各電源の立ち上げタ
イミングのずれに起因した各拡張処理手段のバスアクセ
スタイミングを全て同期させることができる。
【0059】従って、複数の電源からの電源供給で立ち
上がる際における各拡張処理手段の初期化処理タイミン
グと各拡張処理手段のバスアクセスタイミングを全て同
期させて電源立ち上げ時のシステム動作を安定化させる
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複合画像処理装置の概
略構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したリーダ部およびプリンタ部の構成
を示す断面図である。
【図3】図1に示したリーダ部にある操作パネルの構成
を説明する平面図である。
【図4】図1に示した複合画像処理装置のリセット処理
動作を説明するブロック図である。
【図5】図1に示した複合画像処理装置のイネーブル処
理動作を説明するブロック図である。
【図6】本発明に係る複合画像処理装置における複合画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る複合画像処理装置における複合画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る複合画像処理装置における複合画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る複合画像処理装置における複合画
像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る複合画像処理装置における複合
画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る複合画像処理装置における複合
画像処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】この種の複合画像処理装置の電源供給系を説
明する概略ブロック図である。
【図13】この種の複合画像処理装置の電源供給系を説
明する概略ブロック図である。
【符号の説明】
51 電源ユニット 52 システム制御部 53 プリンタユニット 54 ファクシミリユニット 55 拡張ユニット 56 拡張ユニット 57 電源ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読取り手段と、
    前記画像読取り手段から出力される画像情報に基づいて
    記録媒体に画像形成する画像形成手段とを備えるディジ
    タル画像処理手段と、前記ディジタル画像処理手段を利
    用した異なる拡張処理を行う複数の拡張処理手段と、前
    記ディジタル画像処理手段および前記複数の拡張処理手
    段とを利用した異なる拡張処理を制御するシステム制御
    手段と、前記システム制御手段および前記複数の拡張処
    理手段中のいずれかの拡張処理手段に対して電源を供給
    する第1の電源手段と、前記第1の電源手段から電源供
    給を受けない前記複数の拡張処理手段中の残るいずれか
    の拡張手段に対して電源を供給する第2の電源手段とを
    有し、前記システム制御手段は、前記第1および第2の
    電源手段からの電源供給開始後、各拡張処理手段に対し
    て同時にリセット要求を出力して各拡張処理手段の立ち
    上げタイミングを合わせることを特徴とする複合画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取る画像読取り手段と、
    前記画像読取り手段から出力される画像情報に基づいて
    記録媒体に画像形成する画像形成手段とを備えるディジ
    タル画像処理手段と、前記ディジタル画像処理手段を利
    用した異なる拡張処理を行う複数の拡張処理手段と、前
    記ディジタル画像処理手段および前記複数の拡張処理手
    段とを利用した異なる拡張処理を制御するシステム制御
    手段と、前記システム制御手段および前記複数の拡張処
    理手段中のいずれかの拡張処理手段に対して電源を供給
    する第1の電源手段と、前記第1の電源手段から電源供
    給を受けない前記複数の拡張処理手段中の残るいずれか
    の拡張手段に対して電源を供給する第2の電源手段と、
    前記システム制御手段と複数の拡張処理手段とを接続す
    るバス手段と、前記バスの状態を制御するゲート手段と
    を有し、システム制御手段は、前記第1および第2の電
    源手段からの個別的な電源供給が開始された後、所定の
    イネーブル制御信号を前記ゲート手段に出力して前記第
    1,第2の電源手段の立ち上げ時のバス状態を制御する
    ことを特徴とする複合画像処理装置。
JP7102432A 1995-04-26 1995-04-26 複合画像処理装置 Pending JPH08298556A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7102432A JPH08298556A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 複合画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7102432A JPH08298556A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 複合画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298556A true JPH08298556A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14327312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7102432A Pending JPH08298556A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 複合画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08298556A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052125A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Ricoh Co Ltd 電気機械器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052125A (ja) * 2001-08-07 2003-02-21 Ricoh Co Ltd 電気機械器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4510652B2 (ja) 画像処理装置、情報処理方法、ならびにプログラム、記憶媒体
US5742404A (en) Image transmission system
US5822500A (en) Image processing apparatus
JP2005217624A (ja) 撮像装置,画像処理装置および画像形成装置
US6449064B1 (en) Method and apparatus for image formation that can handle simultaneously input data without causing a delay
JPH08181840A (ja) 画像記録装置
JPH07200200A (ja) 画像形成装置に接続される外部機器
US5371574A (en) Operation unit control device for image processing apparatus with multiple functions
JP2002223330A (ja) 画像形成システム
JPH08298556A (ja) 複合画像処理装置
JP2002094773A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2000261595A (ja) 画像形成システム
JP3647180B2 (ja) インターフェース装置及びその方法
JP4776116B2 (ja) 画像形成装置及び該装置におけるプログラム更新方法
JP3327568B2 (ja) 通信装置
JP2001101121A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2003274079A (ja) 画像形成システム
JP3544021B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP3471956B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2001069286A (ja) 連結画像形成システム
JPH07295918A (ja) 情報処理方法及び装置及びシステム
JPH11272437A (ja) 画像処理システム
JP2002142050A (ja) 画像形成システム
JPH08307654A (ja) 画像形成装置
JPH06124180A (ja) 画像形成装置