JP3327568B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3327568B2
JP3327568B2 JP30806791A JP30806791A JP3327568B2 JP 3327568 B2 JP3327568 B2 JP 3327568B2 JP 30806791 A JP30806791 A JP 30806791A JP 30806791 A JP30806791 A JP 30806791A JP 3327568 B2 JP3327568 B2 JP 3327568B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1回路と第2回路と
の間で通信を行なう通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の通信装置において、各周辺機器や
それを制御するCPUの状態を判断する場合、例えば、
RS−232C等を用いた半二重通信のシリアルインタ
フェースにて、電源投入時に通信ケーブルを介して通信
を行なうことによってその状態を判定している。上記従
来の通信装置では、RS−232C等の通信専用のイン
タフェースを使用しているため通信に時間がかかるた
め、メモリを介して各周辺機器等と通信を行う通信装置
も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、メ
モリを介して通信を行う通信装置においては、メモリに
異常が発生して、メモリ内の記憶領域の一部には1を書
き込んでも0のままになってしまうことがあり、異常の
まま通信を行うと間違ったデータが周辺機器等へ送信さ
れてしまい、誤動作の原因となることがある。また、別
のメモリ異常では0を書き込んでも1のままになってし
まうことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決することを目的として成されたもので、上述の課題
を解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、請
求項1に記載の発明によれば、制御部を有する第1回路
と第2回路との間で通信を行う通信装置において、前記
第1回路から前記第2回路へ送信するデータを記憶する
第1記憶手段と、前記第2回路から前記第1回路へ送信
するデータを記憶する第2記憶手段とを有し、前記第1
回路は、通信の初期化において、0及び/又は1で構成
される第1データパターンを前記第1記憶手段に書き込
み、前記第2回路は、前記第1回路により前記第1記憶
手段に書き込まれたデータパターンを読み取り、前記第
2回路は、前記第1回路により前記第1記憶手段に書き
込まれたデータパターンが前記第1データパターンであ
るか否か判別し、前記第2回路は、前記第1データパタ
ーンを前記第2記憶手段に書き込み、前記第1回路は、
前記第2回路により前記第2記憶手段に書き込まれたデ
ータパターンが前記第1データパターンであるか否か判
別し、前記第1回路は、0及び/又は1で構成される、
前記第1データパターンの反転データである第2データ
パターンを前記第1記憶手段に書き込み、前記第2回路
は、前記第1回路により前記第1記憶手段に書き込まれ
たデータパターンを読み取り、前記第2回路は、前記第
1回路により前記第1記憶手段に書き込まれたデータパ
ターンが前記第2データパターンであるか否か判別し、
前記第2回路は、前記第2データパターンを前記第2記
憶手段に書き込み、前記第1回路は、前記第2回路によ
り前記第2記憶手段に書き込まれたデータパターンが前
記第2データパターンであるか否か判別する
【0005】また好ましくは、前記第1回路は、前記第
2データパターンの書き込み及び判別の後、0で構成さ
れる第3データパターンを前記第1記憶手段に書き込
む。
【0006】
【作用】以上の構成において、第1回路は、通信の初期
化において、第1データパターンを第1記憶手段に書き
込み、第2回路はそのデータパターンを読み出して第1
データパターンであるか判別し、第2回路は、第1デー
タパターンを第2記憶手段に書き込み、第1回路はその
データパターンを読み出して第1データパターンである
か判別し、この動作を第1データパターンを反転させた
第2データパターンについても同様に行う。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施例
に係る画像形成装置の全体構成を示す図であり、図2
は、同画像形成装置の概略ブロツク図である。図1にお
いて、原稿給送装置1上に積載された原稿は、1枚づつ
順次原稿台ガラス2面上に搬送される。原稿が搬送され
るとスキャナ部分3のランプが点灯し、かつスキャナ・
ユニツト4が移動して原稿を照射する。原稿からの反射
光は、ミラー5,6,7を介してレンズ8に達し、レン
ズ8を通過後、イメージ・センサ部9に入力される。
【0008】イメージ・センサ部9に入力された画像信
号、即ち、図2のブロツク図に示すイメージリーダ31
からの入力信号は、CPU30により制御される画像信
号制御回路32によって処理を施されてプリンタ33に
至る。このプリンタ33に入力された信号は、露光制御
部10にて光信号に変換され、画像信号に従い感光体1
1を照射する。照射光によって感光体上に作られた潜像
は、現像器13によって現像される。この潜像とタイミ
ングを合わせて被転写紙積載部14、もしくは被転写紙
積載部15より転写紙が搬送され、転写部16におい
て、前述の現像された像が転写される。そして、転写さ
れた像は、定着部17にて被転写紙に定着された後、排
紙部18より装置外部に排出される。
【0009】次に、順次読み込んだ画像を1枚の出力用
紙の両面に出力する方法について説明する。定着部17
で定着された出力用紙は、一度、排紙部18まで搬送さ
れた後、用紙の向きを反転して搬送方向切り替え部材1
9を介して再給紙用被転写紙積載部20に搬送する。そ
して、次の原稿が準備されると、上記プロセスと同様に
原稿画像が読みとられるが、転写紙については再給紙用
被転写紙積載部20より給紙されるので、結果として、
同一出力紙の表面、裏面に2枚の原稿画像を出力するこ
とができる。
【0010】原稿画像を縮小して被転写紙上に出力する
場合について説明する。本装置では、リーダ31から画
像信号を読み込む速度は一定とし、原稿に光を照射する
スキャナ4の移動速度を上げることによって、単位時間
にリーダ部31に入力される画像情報を増やすことがで
きるので、紙搬送方向(副走査方向)に画像信号を縮小
することができる。
【0011】紙搬送方向と垂直な方向(主走査方向)に
関しては、図2の画像信号制御回路32を介した画像信
号の出し入れにて制御する。ここでは、図3を用いて、
原稿をx/(x+y)%に縮小する場合について説明す
る。等倍の場合には、図3に示す実際の出力位置と実際
の読み込み位置が対応しているので問題はないが、縮小
するときには仮想読み込み位置で画像信号が入力された
ものと考える。この位置の画像データを実際の出力位置
に出力すれば画像は縮小されるので、次式に基づいて、
実際の読み込み位置で入力された画像信号の濃度値から
仮想読み込み位置の画像濃度を補間・予測する。
【0012】 02={R3・y+R2・(x−y)}/x …(1) 本装置には外部機器34(図2)が接続され、また、例
えば、光磁気ディスクのような脱着可能な記憶手段の駆
動装置24(図1)にて、上記イメージ・センサ部9に
入力された画像信号をディスクのフォーマットに合致し
た構造に変換して記録する。図1においては、筺体23
が図2の外部機器34に相当し、駆動装置24の制御回
路やその他の外部機器として通信回線を使用するファク
シミリ通信機能、そして、コンピュータからの命令を受
けてデータを装置本体のプリンタ33から出力するプリ
ンタ・インタフェース機能が含まれる。また、外部表示
部22は、例えば、上記記憶手段に記録されている画像
データの中から所望の画像を検索するための参照用に使
用する。
【0013】図4は、本実施例に係る画像形成装置本体
の操作部35における表示例である。そこで、これらの
表示例を用いて、本画像形成装置の外部機器34に対す
る操作例を説明する。最初に上記脱着可能な記憶手段に
対する操作について説明する。図4において、記憶手段
に対する操作を指定するファイル・キー40を押下する
と、表示部41上に、図示のような画面が表示される。
そこで、装置の使用者は画面上の指示に従い、画像検
索、画像入力、画像消去の中から所望の処理を選択す
る。例えば、画像検索を選択した場合には、図5の画面
に移行する。この検索時には、あらかじめ各画像データ
に添付しておいたキー・ワードをも同時に表示すること
で、使用者の選択を支援することができる。そして、使
用者が画面上の画像データ・リストの中から所望の画像
を選択すると、該当する画像データが外部表示部22に
表示される。使用者が、表示された画像を確認後、コピ
ー・スタート・キー42を押下すれば、プリンタ33よ
り画像データが出力される。
【0014】次に、外部機器中のファクシミリ通信機能
に対する操作について説明する。本装置が有するファク
シミリ通信機能を利用するときには、図4に示すファッ
クス・キー50を押下する。図6は、このときの表示画
面、つまり、送信先のファクシミリ番号を入力する画面
となり、使用者は、画面の指示に従ってテン・キー70
を用いてファクシミリ番号を入力する。ファクシミリ番
号を入力し、「#」キー80で確定すると、画面は、図
7に示す画面に移行する。そして、送信したい原稿を本
画像形成装置本体の原稿ガラス台2上に置き、コピー・
スタート・キー42と兼用したスタート・キーを押下す
れば、筺体23内に格納されるファクシミリ制御回路
(不図示)は通信を開始する。
【0015】不図示のコンピュータから送信されるデー
タを出力するときの操作を説明する。通常、コンピュー
タから送信されるデータを出力する場合、リモート・キ
ー60を押下して、外部から入力されるデータを受信す
るための待機モードに移行する。このときの操作部35
上の画面表示は、図8のようになる。また、後述するよ
うに、コンピュータから出力用データが送信された場
合、外部機器34の詳細構成を示す図10において、デ
ータは、外部インターフェース1011、CPU101
0を介してLBP回路部1007に送られ、処理され
る。
【0016】尚、図9は、コピー機能に対応する装置の
操作パネルの盤面構成を示す。図10は、外部機器に相
当する図1に示す筺体23の詳細構成図である。同図に
おいて、符号1000は、図1に示す画像形成装置であ
る複写機、1001は、図1の筺体23である外部機器
である。この外部機器1001において、セレクタ10
02は、複写機1000からの画像データを外部機器1
001に取り込むか、外部機器1001からの画像デー
タを複写機1000に送信するかの選択をする。また、
回転処理回路1003は、複写機1000へ送る画像デ
ータ、あるいは複写機1000からの画像データを回転
処理する。そして、セレクタ1004は、回転処理回路
1003からの画像データ、または回転処理回路100
3を介さない画像データ、あるいはそれらのどの画像デ
ータをも出力しないかのいずれかを選択する。
【0017】入力セレクタ1008は、セレクタ100
4からの画像データをファイル回路部1005、FAX
回路部1006、あるいはLBP回路部1007のいず
れか、またはそれら複数の回路部に出力するかを選択す
る。この内、ファイル回路部1005は、入力セレクタ
1008からの画像データをファイルしたり、ファイリ
ングされた画像データを出力セレクタ1009へ出力す
る。また、このファイル回路部1005には、図1に示
した記憶手段の駆動装置24と外部表示部22を含んで
いる。
【0018】ファックス回路部1006は、入力セレク
タ1008からの画像データをファックス送信したり、
ファックスされた画像データを出力セレクタ1009へ
出力する。また、LBP回路部1007は、入力セレク
タ1008からの画像データをLBP回路部1007内
のプリント用メモリに展開したり、例えば、LIPS等
で展開された画像データを出力セレクタ1009へ出力
する。この出力セレクタ1009は、ファイル回路部1
005からの画像データ、あるいはファックス回路部1
006からの画像データ、ないしはLBP回路部100
7からの画像データのいずれかをセレクタ1004、回
転処理部1003、あるいはセレクタ1002のいずれ
かに出力する。
【0019】そして、CPU1010は、複写機100
0、ファイル回路部1005、ファックス回路部100
6、LBP回路部1007と通信したり、セレクタ10
02、セレクタ1004、入力セレクタ1008、出力
セレクタ1009との画像データの流れを制御したり、
外部インターフェース回路1011を通じて不図示の他
の外部機器との通信を行なって、外部機器1001全体
を制御する制御部である。尚、ROM/RAM1012
には、上記制御プログラムやワークデータが格納され、
その他、本外部機器はCPUバス1013、画像データ
ライン1014を有している。
【0020】次に、図10に示す外部機器の動作につい
て説明する。まず、原稿をファイリングする場合につい
て説明する。原稿をファイリングする場合には、上述し
たファイルキー40を押下し、各種の設定を行なった
後、所望の原稿を原稿台に置く。次に、コピースタート
キー42を押下することにより、これらの各種設定が、
通信ライン1013にて複写機1000から、セレクタ
1002を介してCPU1010へ送られる。この設定
データは、CPU1010から、同じく通信ライン10
13にてファイル回路部1005へ送られる。ファイル
回路部1005では、送られた設定データに応じた設定
を行ない、準備完了をCPU1010へ送信する。準備
完了を受けたCPU1010は、画像データが複写機1
000から回転処理回路1003へ流れるようにセレク
タ1002を制御する。
【0021】CPU1010は、さらに、画像データが
回転処理回路1003からセレクタ1004、入力セレ
クタ1005、ファイル回路部1005へ流れるように
セレクタ1004、及び入力セレクタ1008を制御す
る。これで、一連の画像データのルートが決定されたこ
とになる。次に、CPU1010は、複写機1000へ
画像取り込み準備完了を送信する。この画像取り込み準
備完了を受けた複写機1000は、そのスキャナ部分3
のランプを点灯させ、かつ、スキャナ・ユニツト4が移
動して原稿を照射するという動作に入る。また、画像形
成装置、つまり複写機1000のイメージリーダ31か
らの入力信号は、CPU30によって処理を施されて、
画像データライン1014を介してセレクタ1002に
入力される。そして、上述の画像データの流れに従っ
て、ファイル回路部1005へ入力される。
【0022】このとき、画像データ全体の回転が必要な
場合には、回転処理回路1003にて画像データの回転
制御がなされ、また、回転の必要がないときには、回転
処理回路部1003における処理はなく、データはその
まま出力される。ファイル回路部1005では、画像デ
ータを上記ディスクのフォーマットに合致した構造に変
換して記録する。そして、読み込みが終了したときに
は、ファイル回路部1005からCPU1010へ読み
込み終了が送信される。この読み込み終了を受けたCP
U1010は、セレクタ1002に対して複写機100
0との画像データラインを切断状態にする。CPU10
10は、複写機1000に対して読み込み終了を送信す
ることにより、複写機1000はもとの状態に戻る。
尚、原稿をファックスする場合についても、画像データ
がファイル回路部1005の代わりにファックス回路部
1006へ入力されるだけで、それ以外の動作について
は、上記ファイリングの場合と同じである。
【0023】次に、ファイリングされた原稿をプリント
する場合について説明する。この場合、上述したファイ
ルキー40を押下し、各種プリンタのための設定を行な
う。そして、コピースタートキー42を押下することに
より、前記各種設定が、通信ライン1013にて、複写
機1000からセレクタ1002を介してCPU101
0へ送られる。この設定データは、CPU1010から
同じく通信ライン1013にてファイル回路部1005
へ送られる。この設定データにより、ファイル回路部1
005では、それに応じた設定を行ない、準備完了をC
PU1010へ送信する。準備完了を受けたCPU10
10は、画像データをファイル回路部1005から回転
処理回路1003へ流れるように、出力セレクタ100
9を制御する。さらに、画像データが回転処理回路10
03からセレクタ1002を通って、複写機1000へ
流れるように、セレクタ1004の遮断とともにセレク
タ1002を制御する。これで、一連の画像データのル
ートが決定されたことになる。
【0024】次に、CPU1010は、複写機1000
へ画像出力の準備完了を送信する。この画像出力準備完
了を受けた複写機1000は、プリント動作を開始す
る。画像データは、図2に示す画像信号制御回路32へ
入力され、プリンタ33に入力された信号は、前述した
動作によりプリントされる。このとき、画像データ全体
の回転が必要な場合には、回転処理回路1003にて回
転制御され、また、その必要がないときには、回転処理
回路部1003においては何ら処理がなされずに出力さ
れる。
【0025】プリントが終了したときには、複写機10
00からプリント終了がCPU1010へ送信される。
プリント終了を受けたCPU1010は、セレクタ10
02に対して複写機1000との画像データラインを切
断状態にする。そして、CPU1010は、ファイル回
路部1005に対してプリント終了を送信することによ
り、ファイル回路部1005はもとの状態に戻る。
【0026】尚、ファックスされた画像データをプリン
トする場合やコンピュータから送られたデータをプリン
トする場合についても、画像データが、ファイル回路部
1005の代わりにファックス回路部1006やLBP
回路部から出力されるだけで、それ以外の動作は上記フ
ァイル回路部1005からの出力の場合と同じである。
【0027】次に、ファイリングされた原稿をファック
スする場合について説明する。この場合、ファイルキー
40とファックスキー50を押下し、各種ファイルとフ
ァックスのための設定を行なう。そして、コピースター
トキー42を押下することにより、前記各種設定が、通
信ライン1013にて複写機1000からセレクタ10
02を通してCPU1010へ送られる。この設定デー
タは、CPU1010から、同じく通信ライン1013
にてファイル回路部1005とファックス回路部100
6へ送られる。この設定データにより、ファイル回路部
1005とファックス回路部1006では、それに応じ
た設定を行ない、準備完了をCPU1010へ送信す
る。
【0028】準備完了を受けたCPU1010は、画像
データがファイル回路部1005から回転処理回路10
03へ流れるように出力セレクタ1009を制御する。
さらに、画像データが回転処理回路1003からセレク
タ1004を通って、ファックス回路部1006へ流れ
るように、セレクタ1004と入力セレクタ1006を
制御する。これで、一連の画像データのルートが決定さ
れたことになる。
【0029】次に、CPU1010は、ファイル回路部
1005へ画像出力の準備完了を送信する。この画像出
力準備完了を受けたCPU1010は、画像データ送信
動作を開始する。このとき、画像データ全体の回転が必
要な場合、回転処理回路1003にて回転制御され、ま
た、回転処理が不要のときには、回転処理回路部100
3においては何の処理もされずにデータが出力される。
【0030】送信が終了したときには、ファイル回路部
1005からCPU1010へ送信終了が送信される。
この送信終了を受けたCPU1010は、出力セレクタ
1009に対して画像データラインを切断状態にする。
そして、CPU1010は、ファックス回路部1006
に対して送信終了を送信することにより、ファックス回
路部1005は、もとの状態に戻る。尚、ファックスさ
れた画像データをファイリングする場合やコンピュータ
から送られたデータをファイリングする場合、あるいは
コンピュータから送られたデータをファックスする場合
についても、上記の場合と比較して画像データの流れが
変わるのみで、他の動作は同じである。
【0031】上述のように、図10に示す外部機器にお
いて、ファイル回路部1005、ファックス回路部10
06、LBP回路部1007は、CPU1010との通
信にて画像データの読み込み、プリント出力、画像デー
タの記憶を行なっている。ここでは、この通信をDPR
AM(Dual Port Ram) を用いて行なう。図11は、本実
施例に係る画像形成装置におけるDPRAM通信に対応
するブロツク構成図である。同図において、CPU11
10は、各周辺機器回路部1101,1102,110
3と通信を行ない、それらの制御を行なう。DPRAM
1100は、CPU1110が上記各周辺機器回路部と
の通信を行なうためのRAMであり、このDPRAM1
100は、LBP回路部1101との通信に専用のエリ
ア1104,1105、ファックス回路部1102との
通信専用のエリア1106,1107、そして、ファイ
ル回路部1103との通信専用のエリア1108,11
09とに分割される。
【0032】DPRAM1100は、上述のようにLB
P回路部との通信専用エリア、ファックス回路部との通
信専用エリア、ファイル回路部との通信専用エリアの複
数のエリアに分かれており、各々のエリアも2個のエリ
アに分かれている。具体的には、LBP回路部の通信専
用エリアは、LBP読み取り専用エリア1104とLB
P書き込み専用エリア1105とに分かれている。同様
に、ファックス回路部の通信専用エリアもエリア110
6,1107に、また、ファイル回路部通信専用エリア
もエリア1108,1109に分かれるという構成にな
っている。また、LBP回路部1101、ファックス回
路部1102、ファイル回路部1103、DPRAM1
100、CPU1110は相互にバス(不図示)で接続
されており、双方向の通信を行なうことができるように
なっている。
【0033】次に、本実施例に係る装置での通信の初期
化手順について説明する。尚、ここでは、CPUとLB
P回路部を例に、初期化の説明を行なう。図12に示す
ように、LBP回路部1101は、LBP書き込み専用
エリア1105の全域に、バスライン1200を使って
55AAh(hは、16進数を示す)を書き込む。次
に、図13に示すように、CPU1110は、バスライ
ン1301を用いてLBP書き込み専用エリア1105
の全域に55AAhが書き込まれていることをチェック
した後、バスライン1302を用いて、CPU書き込み
専用エリア1104の全域に55AAhを書き込む。
【0034】次に、図14に示すように、LBP回路部
1101は、バスライン1401を用いてCPU書き込
み専用エリア1104の全域に55AAhが書き込まれ
ていることを認識した後、バスライン1200を用いて
LBP書き込み専用エリア1105の全域にAA55h
を書き込む。また、図15に示すように、CPU111
0は、LBP書き込み専用エリア1105の全域にAA
55hが書き込まれていることを確認した後、バスライ
ン1302を用いてCPU書き込み専用エリア1104
の全域にAA55hを書き込む。そして、図16に示す
ように、LBP回路部1101は、バスライン1401
を用いてCPU書き込み専用エリア1104の全域にA
A55hが書き込まれていることを確認後、バスライン
1200を用いてLBP書き込み専用エリア1105の
全域に0000hを書き込む。
【0035】そして、図17に示すように、CPU11
10は、バスライン1301を用いてLBP書き込み専
用エリア1105の全域に0000hが書き込まれたこ
とを確認後、バスライン1302を用いてCPU書き込
み専用エリア1104の全域に0000hを書き込む。
以上説明した方法にて、CPU1110とLBP回路部
1101とが双方向の通信のための初期化を行なうが、
このとき、LBP回路部1101、あるいはCPU11
10にデータが正確に書き込まれなかった場合には、C
PU1110は、各周辺回路、または各周辺機器の作動
不良、ないしは各周辺回路や各周辺機器が設定されてい
ないと判断する。
【0036】尚、上記実施例で初期化のために16進数
コード55AAh,AA55hを用いたのは、図18に
示すように、これらのコードは互に、0と1が交互に並
ぶ構成をとるからである。また、実施例に係る装置のD
PRAM1100は、2進数である0と1にを記憶、保
持するため、このような55AAh,AA55hのパタ
ーンを用いることによって、DPRAM1100の全エ
リアの作動状態を調べることができる。また、ファック
ス回路部1102,ファイル回路部1103について
も、上記LBP回路部と同様の方法により初期化が行な
われるため、ここでは、それらの説明を省略する。
【0037】次に、本実施例に係る装置での通信につい
て、ファックス回路部とCPUを例に説明する。図19
は、周辺回路部としてのファックス回路部1102とC
PU1110、及びDPRAM1100を用いた通信を
説明するための図である。同図において、DPRAM1
100は、ファックス書き込み専用エリア1905,1
906、CPU書き込み専用エリア1903,1904
の2個の領域に分かれている。ここで、常に通信を行な
うためのエリアを常時通信エリアとして、CPU常時書
き込みエリア1903,ファックス常時書き込みエリア
1905とする。
【0038】また、常時通信を行なうためのエリア以外
に、常時通信エリアの中で要求があった場合の付加情報
として使用する一時通信エリアを、CPU一時書き込み
エリア1904,ファックス一時書き込みエリア190
6を設ける。これら一時通信エリア1904,1906
は、通常は使用されず、常時通信エリア1903,19
05を用いた通信において、通信量が多い場合、あるい
は特別な通信を行なう場合に使用する。
【0039】他方、図19を参照して示したCPU一時
書き込みエリア1904,ファックス一時書き込みエリ
ア1906を使用しても送信できないデータについて
は、以下のような方法を用いて送る。即ち、図20に示
すように、DPRAM1100中に存在するファックス
回路部書き込み専用エリア2006とCPU書き込み専
用エリア2007の敷居2005を取り外すことによっ
て、ファックス回路部1102からCPU1110へ大
きなデータ、例えば、画像情報2001を渡すことがで
きる。また、逆に、CPU1110から画像情報200
3のような大きなデータを、DPRAM1100を介し
てファックス回路部1102へ送ることができる。
【0040】以上説明したように、本実施例によれば、
1個のDPRAMを複数のエリアに分割し、その各々に
対して接続されるべき周辺回路、または周辺機器を設定
し、それらをバスラインによってDPRAMを介してC
PUと接続して、各周辺回路や周辺機器と、それらを制
御するCPUをDPRAMを使用して通信の初期化や通
信を行なうようにすることで、各周辺回路、または周辺
機器の作動状態を迅速に判定することができるという効
果がある。
【0041】また、CPUは、DPRAMを通じて各周
辺機器や各周辺回路と通信を行なっているため、DPR
AMの分割エリアの大きさを変更することで、周辺機器
等に多量のデータを速やかに送ることができる。尚、本
発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用しても良い。また、
本発明はシステム、あるいは装置にプログラムを供給す
ることによつて達成される場合にも適用できることは言
うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
1回路は、通信の初期化において、0及び/又は1で構
成される第1データパターンを第1記憶手段に書き込
み、第2回路は、前記第1回路により前記第1記憶手段
に書き込まれたデータパターンを読み取り、前記第2回
路は、前記第1回路により前記第1記憶手段に書き込ま
れたデータパターンが前記第1データパターンであるか
否か判別し、前記第2回路は、前記第1データパターン
を第2記憶手段に書き込み、前記第1回路は、前記第2
回路により前記第2記憶手段に書き込まれたデータパタ
ーンが前記第1データパターンであるか否か判別し、前
記第1回路は、0及び/又は1で構成される、前記第1
データパターンの反転データである第2データパターン
を前記第1記憶手段に書き込み、前記第2回路は、前記
第1回路により前記第1記憶手段に書き込まれたデータ
パターンを読み取り、前記第2回路は、前記第1回路に
より前記第1記憶手段に書き込まれたデータパターンが
前記第2データパターンであるか否か判別し、前記第2
回路は、前記第2データパターンを前記第2記憶手段に
書き込み、前記第1回路は、前記第2回路により前記第
2記憶手段に書き込まれたデータパターンが前記第2デ
ータパターンであるか否か判別するので、第1記憶手段
及び第2記憶手段のいずれかにおいて1が書き込まれて
も0のままである異常及び0が書き込まれても1のまま
である異常及び第1回路の作動状態を初期化時に検出す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の全体構成
を示す図、
【図2】実施例に係る画像形成装置の概略ブロツク図、
【図3】画像形成装置における実際の出力位置と読み込
み位置との対応を示す図、
【図4】〜
【図8】実施例に係る画像形成装置本体の操作部におけ
る表示例を示す図、
【図9】画像形成装置でのコピー機能に対応する操作パ
ネルの盤面構成を示す図、
【図10】外部機器に相当する筺体23の詳細構成図、
【図11】実施例に係る画像形成装置におけるDPRA
M通信に対応するブロツク構成図、
【図12】〜
【図17】実施例に係る画像形成装置での通信の初期化
手順について説明するための図、
【図18】初期化に使用する16進数コードを示す図、
【図19】
【図20】実施例に係る画像形成装置での通信を示す図
である。
【符号の説明】
4 スキャナ 40 ファイルキー 42 コピースタートキー 50 ファックスキー 70 テンキー 1101 LBP回路部 1102 ファックス回路部 1103 ファイル回路部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/00 107 H04L 13/00 309C (72)発明者 伊藤 裕彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−220448(JP,A) 特開 平1−183760(JP,A) 特開 平2−210570(JP,A) 特開 平5−53899(JP,A) 特開 平4−358230(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/16 G06F 13/38 G06F 15/16 H04N 1/00 H04L 13/00 H04L 29/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部を有する第1回路と第2回路との
    間で通信を行う通信装置において、前記第1回路から前記第2回路 へ送信するデータを記憶
    する第1記憶手段と、前記第2回路から前記第1回路へ送信する データを記憶
    する第2記憶手段とを有し前記第1回路は、 通信の初期化において、0及び/又は
    1で構成される第1データパターンを前記第1記憶手段
    に書き込前記第2回路は、 前記第1回路により前記第1記憶手段
    に書き込まれたデータパターン読み取り、 前記第2回路は、前記第1回路により前記第1記憶手段
    に書き込まれたデータパターンが前記第1データパター
    ンであるか否か判別し、 前記第2回路は、前記第1 データパターンを前記第2記
    憶手段に書き込み、 前記第1回路は、前記第2回路により前記第2記憶手段
    に書き込まれたデータパターンが前記第1データパター
    ンであるか否か判別、 前記第1回路は、0及び/又は1で構成される、前記第
    1データパターンの反転データである第2データパター
    ンを前記第1記憶手段に書き込前記第2回路は、 前記第1回路により前記第1記憶手段
    に書き込まれたデータパターン読み取り、 前記第2回路は、前記第1回路により前記第1記憶手段
    に書き込まれたデータパターンが前記第2データパター
    ンであるか否か判別し、 前記第2回路は、前記第2 データパターンを前記第2記
    憶手段に書き込み、 前記第1回路は、前記第2回路により前記第2記憶手段
    に書き込まれたデータパターンが前記第2データパター
    ンであるか否か判別することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1回路は、前記第2データパター
    ンの書き込み及び判別の後、0で構成される第3データ
    パターンを前記第1記憶手段に書き込むことを特徴とす
    る請求項1記載の通信装置。
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