JPH08298086A - 電極間隔を大きくとった平面表示画面 - Google Patents
電極間隔を大きくとった平面表示画面Info
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- JPH08298086A JPH08298086A JP8087132A JP8713296A JPH08298086A JP H08298086 A JPH08298086 A JP H08298086A JP 8087132 A JP8087132 A JP 8087132A JP 8713296 A JP8713296 A JP 8713296A JP H08298086 A JPH08298086 A JP H08298086A
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
- H01J9/241—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases the vessel being for a flat panel display
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J31/00—Cathode ray tubes; Electron beam tubes
- H01J31/08—Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
- H01J31/10—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
- H01J31/12—Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
- H01J31/123—Flat display tubes
- H01J31/125—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
- H01J31/127—Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極間隔が広く基板の内面を汚さない平面表
示画面を提供する。 【解決手段】 平面表示画面は、内部空間によって隔て
られた2つの電極を備えている。少なくとも1つの第1
の電極を薄い基板と厚い補剛プレートとで支持し、内部
空間を、電極の間であって、電極の有効表面の外側に配
置した外周フレームで画定する。
示画面を提供する。 【解決手段】 平面表示画面は、内部空間によって隔て
られた2つの電極を備えている。少なくとも1つの第1
の電極を薄い基板と厚い補剛プレートとで支持し、内部
空間を、電極の間であって、電極の有効表面の外側に配
置した外周フレームで画定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロチップや
薄膜から、例えば炭素−ダイヤモンド薄膜から電子を引
き抜いて放出させる平面表示画面を含めて、電極間隔を
広くした平面表示画面の製造に関するものである。
薄膜から、例えば炭素−ダイヤモンド薄膜から電子を引
き抜いて放出させる平面表示画面を含めて、電極間隔を
広くした平面表示画面の製造に関するものである。
【0002】本発明は、より詳細には蛍光体要素を含む
陽極に電子衝撃を加えるためのマイクロチップを有する
陰極を備えた平面表示画面に関するものである。このよ
うな画面を、通常マイクロチップ蛍光画面と呼ぶ。
陽極に電子衝撃を加えるためのマイクロチップを有する
陰極を備えた平面表示画面に関するものである。このよ
うな画面を、通常マイクロチップ蛍光画面と呼ぶ。
【0003】
【従来の技術】図1は、平面マイクロチップ画面の構造
を示す図である。
を示す図である。
【0004】このようなマイクロチップ画面は、マイク
ロチップ2を含む陰極1と、マイクロチップ2に対向す
る孔4を備えたゲート3とから主に構成されている。陰
極1は、画面の表面を成すガラス製基板6を備えた陰極
蛍光陽極5に対向している。
ロチップ2を含む陰極1と、マイクロチップ2に対向す
る孔4を備えたゲート3とから主に構成されている。陰
極1は、画面の表面を成すガラス製基板6を備えた陰極
蛍光陽極5に対向している。
【0005】このようなマイクロチップ表示装置の動作
と詳細な構造については、Commissariat
a l’Energie Atomiqueに付与され
た米国特許第4940916号に述べられている。
と詳細な構造については、Commissariat
a l’Energie Atomiqueに付与され
た米国特許第4940916号に述べられている。
【0006】陰極1は、列に分割され、導電層から網目
状に配列した陰極導体で、ガラス基板10上に構成され
ている。マイクロチップ2は、陰極導体上に付着させた
抵抗層11上に設けられており、陰極導体が画定する網
目の内側に配設されている。図1は、網目の内部を部分
的に示す図であるが、この図には陰極導体を示していな
い。陰極1は、行を成すように配設したゲート3と関連
させてある。絶縁層(図示せず)が陰極導体とゲート3
の間に設けられている。ゲート3の行と陰極1の列との
交点が画素を画定する。
状に配列した陰極導体で、ガラス基板10上に構成され
ている。マイクロチップ2は、陰極導体上に付着させた
抵抗層11上に設けられており、陰極導体が画定する網
目の内側に配設されている。図1は、網目の内部を部分
的に示す図であるが、この図には陰極導体を示していな
い。陰極1は、行を成すように配設したゲート3と関連
させてある。絶縁層(図示せず)が陰極導体とゲート3
の間に設けられている。ゲート3の行と陰極1の列との
交点が画素を画定する。
【0007】本装置では、陰極1とゲート3の間に発生
させた電界を利用して、電子をマイクロチップ2から陽
極5の蛍光体要素7に向かって射出する。カラー表示画
面の場合、陽極5には、蛍光体要素7の交互ストリップ
が設けてあり、各ストリップが1つの色(赤、緑、青)
に対応している。ストリップは、絶縁体8によって相互
に隔てられている。蛍光体要素7は、電極9の上に付着
させてあり、電極9は、インジウム−スズ酸化物(IT
O)などの透明でストリップ状になった対応する導電層
から成っている。赤、緑、青のストリップのグループを
選択して陰極1に対する極性を与えると、陰極およびゲ
ートから成る1つの画素のマイクロチップ2から放出さ
れる電子は、各色に対応する蛍光体要素7の方向に選択
的に導かれる。
させた電界を利用して、電子をマイクロチップ2から陽
極5の蛍光体要素7に向かって射出する。カラー表示画
面の場合、陽極5には、蛍光体要素7の交互ストリップ
が設けてあり、各ストリップが1つの色(赤、緑、青)
に対応している。ストリップは、絶縁体8によって相互
に隔てられている。蛍光体要素7は、電極9の上に付着
させてあり、電極9は、インジウム−スズ酸化物(IT
O)などの透明でストリップ状になった対応する導電層
から成っている。赤、緑、青のストリップのグループを
選択して陰極1に対する極性を与えると、陰極およびゲ
ートから成る1つの画素のマイクロチップ2から放出さ
れる電子は、各色に対応する蛍光体要素7の方向に選択
的に導かれる。
【0008】陽極5および陰極1をそれぞれ支える2枚
の基板6および10を組み合わせて内部空間12を設け
てあり、陰極1から射出される電子がこの空間内を流れ
る。
の基板6および10を組み合わせて内部空間12を設け
てあり、陰極1から射出される電子がこの空間内を流れ
る。
【0009】画面の明るさを表面全体にわたって均一に
するように陰極1と陽極5との間の距離を一定に保たな
ければならないため、内部空間12を形成するにあたっ
て問題が生じる。
するように陰極1と陽極5との間の距離を一定に保たな
ければならないため、内部空間12を形成するにあたっ
て問題が生じる。
【0010】図2は、組み合わせ画面の断面図であり、
両電極間に空間12を画定する手段の一例を示してい
る。
両電極間に空間12を画定する手段の一例を示してい
る。
【0011】図を明瞭にするために、陰極1、ゲート
3、および陽極5の詳しい構造は図2に示していない。
3、および陽極5の詳しい構造は図2に示していない。
【0012】通常、両電極間の空間12は、ゲート3と
陽極5の間で表面全体に等間隔に配置したスペーサによ
り画定している。このスペーサは、例えば、ガラス製ビ
ーズ13でできている。陽極5および陰極/ゲートをそ
れぞれ支える基板6および10は、周囲を、例えば溶融
ガラスの封止部分14で封止して一体としている。基板
6および10は、厚さ(約1mm)が画面の面積(数百
cm2 )に対して薄いため、画面の内部と外部の圧力差
により変形しやすく、したがってスペーサを使用する必
要がある。
陽極5の間で表面全体に等間隔に配置したスペーサによ
り画定している。このスペーサは、例えば、ガラス製ビ
ーズ13でできている。陽極5および陰極/ゲートをそ
れぞれ支える基板6および10は、周囲を、例えば溶融
ガラスの封止部分14で封止して一体としている。基板
6および10は、厚さ(約1mm)が画面の面積(数百
cm2 )に対して薄いため、画面の内部と外部の圧力差
により変形しやすく、したがってスペーサを使用する必
要がある。
【0013】画面の有効面積全体に配置したスペーサ1
3を利用する場合に問題となるのは、スペーサがマイク
ロチップ2から射出される電子の障害になることであ
る。障害物に対向した蛍光体要素7は電子を受けられな
いため、この障害物が原因となって、画面上に陰になっ
た領域ができる。球形状にすればビーズ13と蛍光体要
素7との接触面積が減少して前記の影響が抑制される
が、これは、直径が小さいビーズについてのみいえるこ
とである。
3を利用する場合に問題となるのは、スペーサがマイク
ロチップ2から射出される電子の障害になることであ
る。障害物に対向した蛍光体要素7は電子を受けられな
いため、この障害物が原因となって、画面上に陰になっ
た領域ができる。球形状にすればビーズ13と蛍光体要
素7との接触面積が減少して前記の影響が抑制される
が、これは、直径が小さいビーズについてのみいえるこ
とである。
【0014】ビーズ13の直径が大きいほど、陰の領域
の発生により画面上でビーズが目につきやすくなる。こ
のため、真空空間12の厚さを制限し、ひいては陽極5
と陰極1の間の空間を制限するには、直径が小さいビー
ズを使用する必要がある。陽極5と陰極1の間の空間が
狭くなるほど陽極−陰極間の電圧を下げて、画面破損の
原因となる電気火花の生成を防止する必要がある。とこ
ろで、陽極−陰極間の電圧は、画面の明るさに直接関係
する。したがって、スペーサの直径を小さくしてスペー
サを原因とする陰の領域を縮小するほど、陽極−陰極間
電圧をいっそう降下させる必要があり、画面の明るさは
低下する。
の発生により画面上でビーズが目につきやすくなる。こ
のため、真空空間12の厚さを制限し、ひいては陽極5
と陰極1の間の空間を制限するには、直径が小さいビー
ズを使用する必要がある。陽極5と陰極1の間の空間が
狭くなるほど陽極−陰極間の電圧を下げて、画面破損の
原因となる電気火花の生成を防止する必要がある。とこ
ろで、陽極−陰極間の電圧は、画面の明るさに直接関係
する。したがって、スペーサの直径を小さくしてスペー
サを原因とする陰の領域を縮小するほど、陽極−陰極間
電圧をいっそう降下させる必要があり、画面の明るさは
低下する。
【0015】陰の面積の生成を防ぐために、ビーズの直
径は、通常、約200μmに制限し、また陽極−陰極電
圧は、約500〜1000Vに制限する。
径は、通常、約200μmに制限し、また陽極−陰極電
圧は、約500〜1000Vに制限する。
【0016】さらにスペーサの配置について問題となる
のは、スペーサ13が接着や半田付けなどの手段により
基板の一方、一般には陰極基板にしか固定できないこと
である。接着や半田付けなどにより陰極の表面が汚損す
るため、接着剤や半田の残滓の脱ガスを行うための真空
熱処理が必要になる。脱ガスは、内部スペーサ12と排
気手段(図示せず)との連絡を可能にする排気チューブ
15により、基板の一方(例えば基板10)に形成した
孔16を介して行う。排気チューブ15は一般にガラス
製であり、溶融ガラス(図示せず)で接着した肩部17
により、基板10の外表面に載せて固定してある。内部
空間12が真空になっている場合、または内部空間12
に低圧ガスを充填してある場合は、脱ガス後に排気チュ
ーブ15を封止する。
のは、スペーサ13が接着や半田付けなどの手段により
基板の一方、一般には陰極基板にしか固定できないこと
である。接着や半田付けなどにより陰極の表面が汚損す
るため、接着剤や半田の残滓の脱ガスを行うための真空
熱処理が必要になる。脱ガスは、内部スペーサ12と排
気手段(図示せず)との連絡を可能にする排気チューブ
15により、基板の一方(例えば基板10)に形成した
孔16を介して行う。排気チューブ15は一般にガラス
製であり、溶融ガラス(図示せず)で接着した肩部17
により、基板10の外表面に載せて固定してある。内部
空間12が真空になっている場合、または内部空間12
に低圧ガスを充填してある場合は、脱ガス後に排気チュ
ーブ15を封止する。
【0017】さらに従来の画面で問題となるのは、封止
した排気チューブ15が画面から垂直に突出し、脆弱な
領域を生じることである。
した排気チューブ15が画面から垂直に突出し、脆弱な
領域を生じることである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、陰の
領域を生じず電極間間隔が広く、陽極−陰極電圧が高い
場合でも画面が動作でき、しかも電極間に空間を画定し
ても基板の内面が汚損されない平面表示画面を提供する
ことにより上記の問題点を防止することである。
領域を生じず電極間間隔が広く、陽極−陰極電圧が高い
場合でも画面が動作でき、しかも電極間に空間を画定し
ても基板の内面が汚損されない平面表示画面を提供する
ことにより上記の問題点を防止することである。
【0019】さらに本発明の目的は、排気チューブによ
って脆弱な領域が生じない平面表示画面を提供すること
である。
って脆弱な領域が生じない平面表示画面を提供すること
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、内部空間によって隔てられた
2つの電極を含む平面表示画面を設け、少なくとも一方
の第1の電極を、薄い基板と厚い補剛プレートで支持
し、電極の有効表面の外側において電極間に配置した外
周フレームで内部空間を画定する。
めに、本発明においては、内部空間によって隔てられた
2つの電極を含む平面表示画面を設け、少なくとも一方
の第1の電極を、薄い基板と厚い補剛プレートで支持
し、電極の有効表面の外側において電極間に配置した外
周フレームで内部空間を画定する。
【0021】本発明の実施例によれば、第2の電極を厚
い補剛プレートで支持し、この補剛プレートは、内面に
前記第2の電極を形成する厚い基板になっている。
い補剛プレートで支持し、この補剛プレートは、内面に
前記第2の電極を形成する厚い基板になっている。
【0022】本発明の実施例によれば、第2の電極は、
薄い基板と厚い補剛プレートで支持されている。
薄い基板と厚い補剛プレートで支持されている。
【0023】本発明の実施例によれば、第1の電極と関
連のあるプレートが画面の底部を形成し、さらにこのプ
レートには、第1の電極を支持する基板と関連し、内部
空間を真空にできるように設計した排気チューブの貫通
孔が設けられている。
連のあるプレートが画面の底部を形成し、さらにこのプ
レートには、第1の電極を支持する基板と関連し、内部
空間を真空にできるように設計した排気チューブの貫通
孔が設けられている。
【0024】本発明の実施例によれば、内面上で基板に
よって支持されている電極を構成する要素をすべて形成
した後、プレートとこれに関連する前記基板とを、前者
を後者の外面に接着することにより組み合わせる。
よって支持されている電極を構成する要素をすべて形成
した後、プレートとこれに関連する前記基板とを、前者
を後者の外面に接着することにより組み合わせる。
【0025】本発明の実施例によれば、蛍光体要素を備
えた陽極に電子の衝撃を行うマイクロチップ陰極により
第1の電極を構成する。
えた陽極に電子の衝撃を行うマイクロチップ陰極により
第1の電極を構成する。
【0026】本発明の実施例によれば、画面の表面を形
成する補剛プレートは透明であり、前記補剛プレートに
は、画面の画素の分布に対応する網目パターンに従って
その内面に溝を設け、この溝を不透明な材料で充填す
る。
成する補剛プレートは透明であり、前記補剛プレートに
は、画面の画素の分布に対応する網目パターンに従って
その内面に溝を設け、この溝を不透明な材料で充填す
る。
【0027】本発明の実施例によれば、画面の表面を形
成する補剛プレートに関連する基板の外面に金属層を付
着させ、この金属層により画面の画素の分布に対応する
網目パターンを画定する。
成する補剛プレートに関連する基板の外面に金属層を付
着させ、この金属層により画面の画素の分布に対応する
網目パターンを画定する。
【0028】本発明の実施例によれば、画面の画素の分
布に対応する網目を備え、画面の表面を形成する補剛プ
レートと、これに関連する基板との間に配置された金属
グリッドを静電接着することにより、このプレートを、
これに関連する基板と組み合わせる。
布に対応する網目を備え、画面の表面を形成する補剛プ
レートと、これに関連する基板との間に配置された金属
グリッドを静電接着することにより、このプレートを、
これに関連する基板と組み合わせる。
【0029】本発明の実施例によれば、補剛プレートの
厚さは4mm〜5cm、フレームの厚さは0.5mm〜
5mmの範囲にある。
厚さは4mm〜5cm、フレームの厚さは0.5mm〜
5mmの範囲にある。
【0030】本発明の、前記およびその他の目的、特
徴、側面、および利点は、添付の図面を参照して行う以
下の説明から明らかになる。
徴、側面、および利点は、添付の図面を参照して行う以
下の説明から明らかになる。
【0031】
【発明の実施の形態】図3に示すように、本発明におい
ては、画面の外面に固定した厚い剛性プレート20およ
び21を使用して構造の剛性を高めている。したがっ
て、電極間の空間12を、単純な外周剛性フレーム22
で画定することができ、内部スペーサの配設による、陽
極およびゲート/陰極をそれぞれ支持する基板6および
10の変形を防止する必要がない。
ては、画面の外面に固定した厚い剛性プレート20およ
び21を使用して構造の剛性を高めている。したがっ
て、電極間の空間12を、単純な外周剛性フレーム22
で画定することができ、内部スペーサの配設による、陽
極およびゲート/陰極をそれぞれ支持する基板6および
10の変形を防止する必要がない。
【0032】本発明によれば、内部空間すなわち電極間
の空間12の所望の厚さに対応する厚さを有する外周剛
性フレーム22を使用することが好ましい。
の空間12の所望の厚さに対応する厚さを有する外周剛
性フレーム22を使用することが好ましい。
【0033】スペーサが画面の表面全体に分布していな
いため、単純な溶融ガラスによる封止を行う場合、ガラ
スが溶融過程で平坦化し、電極12間の距離をあらかじ
め決定することが困難になる。したがって、本発明によ
れば、例えば、フレーム22の各表面と、この表面に関
連する基板6および10との間に挟んだ溶融ガラスの封
止部分2箇所(図示せず)で、基板6および10を組み
合わせる。
いため、単純な溶融ガラスによる封止を行う場合、ガラ
スが溶融過程で平坦化し、電極12間の距離をあらかじ
め決定することが困難になる。したがって、本発明によ
れば、例えば、フレーム22の各表面と、この表面に関
連する基板6および10との間に挟んだ溶融ガラスの封
止部分2箇所(図示せず)で、基板6および10を組み
合わせる。
【0034】したがって、本発明によれば、フレーム2
2の厚さを厚くすることによって、画面の電極間の空間
12を広げることが可能であり、またプレート20およ
び21により画面に十分な剛性を与えて、画面外部およ
び内部の圧力差による変形を防止するようにプレート2
0および21の寸法を定めることができる。したがっ
て、電極間の空間内でスペーサを使用する必要がなく、
スペーサが原因となって起こる陰影効果がない。さら
に、スペーサを省いたことにより、接着、半田付け、そ
の他に起因する基板内面の汚損が防止される。
2の厚さを厚くすることによって、画面の電極間の空間
12を広げることが可能であり、またプレート20およ
び21により画面に十分な剛性を与えて、画面外部およ
び内部の圧力差による変形を防止するようにプレート2
0および21の寸法を定めることができる。したがっ
て、電極間の空間内でスペーサを使用する必要がなく、
スペーサが原因となって起こる陰影効果がない。さら
に、スペーサを省いたことにより、接着、半田付け、そ
の他に起因する基板内面の汚損が防止される。
【0035】プレート20および21の厚さは、画面の
表面によって左右され、例えば4mm〜5cmの範囲に
あり、また剛性フレーム22の厚さは、例えば0.5m
mから5mmの範囲にある。
表面によって左右され、例えば4mm〜5cmの範囲に
あり、また剛性フレーム22の厚さは、例えば0.5m
mから5mmの範囲にある。
【0036】補剛プレート20および21を追加する
と、基板6および10の上に形成した陰極/ゲートおよ
び陽極の破損を防止することができる。
と、基板6および10の上に形成した陰極/ゲートおよ
び陽極の破損を防止することができる。
【0037】図1に関連して説明すると、陰極/ゲート
および陽極の形成には薄層付着法を利用するが、一般に
基板の材料となっているガラスに熱慣性があるために、
この方法では一般に薄い基板を使用する必要がある。厚
い基板を使用すれば、温度上昇が低下し、すでに非常に
遅くなっているシリコンから成る抵抗層11の化学的気
相付着(CVD)の速度がさらに低下する。
および陽極の形成には薄層付着法を利用するが、一般に
基板の材料となっているガラスに熱慣性があるために、
この方法では一般に薄い基板を使用する必要がある。厚
い基板を使用すれば、温度上昇が低下し、すでに非常に
遅くなっているシリコンから成る抵抗層11の化学的気
相付着(CVD)の速度がさらに低下する。
【0038】また、厚い基板を使用すると、基板が様々
な熱処理(例えば、脱ガスや付着)を受ける間に変形す
る恐れが生じる。
な熱処理(例えば、脱ガスや付着)を受ける間に変形す
る恐れが生じる。
【0039】電極、特に陰極の製造工程には、基板を回
転させる(スピン付着)都合上、薄い基板を使用しなけ
ればならない段階もある。
転させる(スピン付着)都合上、薄い基板を使用しなけ
ればならない段階もある。
【0040】本発明では、厚さが例えば0.5mmから
1.5mmの範囲にある通常の基板を使用することがで
きる。
1.5mmの範囲にある通常の基板を使用することがで
きる。
【0041】基板の厚さに対する要件は、陰極/ゲート
の形成に関して特に厳しくなっている。陰極を支持する
基板10に多数の層を形成する場合、高温が必要にな
る。従って、加熱、冷却操作を複数回行うため、厚い基
板では熱慣性が要因となって製造に要する時間がきわめ
て長くなる。
の形成に関して特に厳しくなっている。陰極を支持する
基板10に多数の層を形成する場合、高温が必要にな
る。従って、加熱、冷却操作を複数回行うため、厚い基
板では熱慣性が要因となって製造に要する時間がきわめ
て長くなる。
【0042】基板6の上に陽極5を形成する場合には、
必要になる付着作業の工程数は逆に少なくなる。またパ
ターン(導電体ストリップ)をセリグラフィでエッチン
グすることができる。したがって、本発明の別の実施例
によれば、直接、基板6を、画面に所望の剛性を与える
のに必要な最終厚さとし、プレート20を基板6と一体
にする。
必要になる付着作業の工程数は逆に少なくなる。またパ
ターン(導電体ストリップ)をセリグラフィでエッチン
グすることができる。したがって、本発明の別の実施例
によれば、直接、基板6を、画面に所望の剛性を与える
のに必要な最終厚さとし、プレート20を基板6と一体
にする。
【0043】基板の一方(一般に、陰極1を支持する基
板10)に排気チューブ15を設ける場合、基板10と
関連するプレート21には、チューブ15を通す孔を設
ける。
板10)に排気チューブ15を設ける場合、基板10と
関連するプレート21には、チューブ15を通す孔を設
ける。
【0044】この孔により本発明はさらに有利なものと
なる。画面を構成してしまうと、チューブ15が画面に
対して垂直に突出することがなくなるためである。突出
部分であるチューブ15は、閉じた状態で長さが一般に
6mmあり、図3に示すように、プレート21の厚さの
範囲に収まる。したがって、この突出部分は、完成した
画面の本体内に収容されてしまい、脆弱な箇所ではなく
なる。
なる。画面を構成してしまうと、チューブ15が画面に
対して垂直に突出することがなくなるためである。突出
部分であるチューブ15は、閉じた状態で長さが一般に
6mmあり、図3に示すように、プレート21の厚さの
範囲に収まる。したがって、この突出部分は、完成した
画面の本体内に収容されてしまい、脆弱な箇所ではなく
なる。
【0045】プレート20および21の材料の選択は、
特に画面の所望寸法、所望重量および各プレート20お
よび21が関連する基板6または10についての組立要
件によって左右される。
特に画面の所望寸法、所望重量および各プレート20お
よび21が関連する基板6または10についての組立要
件によって左右される。
【0046】画面の表面となるプレート(一般に、陽極
5を支持する基板6と関連があるプレート20)は、表
示を行う上で透明でなければならない。これとは対照的
に、画面の底部となるプレート(例えば、プレート2
1)は、不透明にすることができる。
5を支持する基板6と関連があるプレート20)は、表
示を行う上で透明でなければならない。これとは対照的
に、画面の底部となるプレート(例えば、プレート2
1)は、不透明にすることができる。
【0047】一例をあげると、電極間の空間が約1mm
の場合、ガラス製プレート20および21の厚さは、対
角線の長さが10cmの角型画面について約4mm、対
角線が30cmの角型画面について約2cmとなる。
の場合、ガラス製プレート20および21の厚さは、対
角線の長さが10cmの角型画面について約4mm、対
角線が30cmの角型画面について約2cmとなる。
【0048】したがって、例えばガラス製の透明なプレ
ートは、関連するガラス製基板と熱膨張率が同じにな
る。
ートは、関連するガラス製基板と熱膨張率が同じにな
る。
【0049】透明なプレートは、例えばポリカーボネー
トやプレキシグラスなど、透明な有機材料で作製するこ
とも可能である。有機材料はガラスよりも軽いという利
点がある。
トやプレキシグラスなど、透明な有機材料で作製するこ
とも可能である。有機材料はガラスよりも軽いという利
点がある。
【0050】透明なプレートは透明な積層ガラス、例え
ば間にポリビニルブチラルやポリウレタンなどを挟んだ
2枚のガラス製プレートで作製することもできる。積層
ガラスは重量が軽く、ガラスよりも衝撃に対する強度が
高いという利点がある。
ば間にポリビニルブチラルやポリウレタンなどを挟んだ
2枚のガラス製プレートで作製することもできる。積層
ガラスは重量が軽く、ガラスよりも衝撃に対する強度が
高いという利点がある。
【0051】画面の底部と関連する不透明なプレート
は、例えば、セラミック、金属、またはその他の不透明
プラスチックで作製することができる。また、不透明な
プレートは、ハニカム構造や網目状構造にして、強度を
低下させることなく軽量化することもできる。画面底部
の基板(例えば、陰極を支持する基板10)は、例えば
セラミックで作製して不透明にすることもできる。
は、例えば、セラミック、金属、またはその他の不透明
プラスチックで作製することができる。また、不透明な
プレートは、ハニカム構造や網目状構造にして、強度を
低下させることなく軽量化することもできる。画面底部
の基板(例えば、陰極を支持する基板10)は、例えば
セラミックで作製して不透明にすることもできる。
【0052】しかし、基板と組み合わせるプレートの表
面が基板の材料と馴染む材料に覆われているように、組
立中、注意する必要がある。具体的には、プレート20
および21を基板6および10と組み合わせたものが、
基板同士を組み合わせる場合の温度に適合する必要があ
る。すなわち、プレートと基板との組み合わせが、例え
ば、外周を溶融ガラスで封止するなどの手段により基板
同士を組み合わせる際の障害になってはならない。逆に
基板同士の組み合わせが、プレートと基板とを組み合わ
せる場合の障害になってもいけない。
面が基板の材料と馴染む材料に覆われているように、組
立中、注意する必要がある。具体的には、プレート20
および21を基板6および10と組み合わせたものが、
基板同士を組み合わせる場合の温度に適合する必要があ
る。すなわち、プレートと基板との組み合わせが、例え
ば、外周を溶融ガラスで封止するなどの手段により基板
同士を組み合わせる際の障害になってはならない。逆に
基板同士の組み合わせが、プレートと基板とを組み合わ
せる場合の障害になってもいけない。
【0053】実施例においては、プレート20および2
1を、間に(透明な)溶融ガラス層24を挟んでそれぞ
れ基板6および10と組み合わせる。ガラス層24の溶
融温度は、後続する作業で、間にフレーム22を挟んで
基板6および10を組み合わせるのに使用するガラス封
止部分(図示せず)の溶融温度より若干高めに設定す
る。
1を、間に(透明な)溶融ガラス層24を挟んでそれぞ
れ基板6および10と組み合わせる。ガラス層24の溶
融温度は、後続する作業で、間にフレーム22を挟んで
基板6および10を組み合わせるのに使用するガラス封
止部分(図示せず)の溶融温度より若干高めに設定す
る。
【0054】本発明の別の実施例では、基板6および1
0を制御した雰囲気、例えば窒素中で組み合わせ、高温
で封止する。次にプレート20および21を低温で接合
して基板6および10に接着する。内部空間12を排気
チューブ15を介してポンプで真空引きし、チューブの
開放端部を封止する。
0を制御した雰囲気、例えば窒素中で組み合わせ、高温
で封止する。次にプレート20および21を低温で接合
して基板6および10に接着する。内部空間12を排気
チューブ15を介してポンプで真空引きし、チューブの
開放端部を封止する。
【0055】したがって、本発明によれば、陰の領域が
ない画面が得られる。また、本発明によれば、陽極−陰
極電圧を増大させることができ、これにより画面をさら
に明るくすることができる。
ない画面が得られる。また、本発明によれば、陽極−陰
極電圧を増大させることができ、これにより画面をさら
に明るくすることができる。
【0056】本発明のその他の利点としてあげられるの
は、画面の表面となるプレート20を急冷して、強化処
理または色づけ処理、あるいはその両方の処理を行うこ
とができる点である。ガラスの急冷処理を行うにはガラ
スの厚さが3mm以上必要であるため、従来の画面では
急冷処理が不可能である。
は、画面の表面となるプレート20を急冷して、強化処
理または色づけ処理、あるいはその両方の処理を行うこ
とができる点である。ガラスの急冷処理を行うにはガラ
スの厚さが3mm以上必要であるため、従来の画面では
急冷処理が不可能である。
【0057】必要な場合には、プレート20を使用して
触知画面装置を構成するか、または支持することができ
る。
触知画面装置を構成するか、または支持することができ
る。
【0058】さらに本発明の利点としてあげられるの
は、画面の表面となるプレートの側で、画素の分布に対
応する不透明な網目で分離された透明なマトリクスを生
成できることである。このようなマトリクスには、表面
で画面の画素を形成できるという利点がある。この利点
により、2つの隣接する画素間のフェードアウトを防止
しながら、画像表示の質、特に、画像内の様々な被写体
の輪郭を向上させることができる。さらに、不透明な網
目により、画面上での入射光線の擬似反射を減少させる
ことができ、これにより画像のコントラストの向上をは
かることができる。
は、画面の表面となるプレートの側で、画素の分布に対
応する不透明な網目で分離された透明なマトリクスを生
成できることである。このようなマトリクスには、表面
で画面の画素を形成できるという利点がある。この利点
により、2つの隣接する画素間のフェードアウトを防止
しながら、画像表示の質、特に、画像内の様々な被写体
の輪郭を向上させることができる。さらに、不透明な網
目により、画面上での入射光線の擬似反射を減少させる
ことができ、これにより画像のコントラストの向上をは
かることができる。
【0059】図4は、本発明の第2の実施例を示す分解
見取図であり、プレート(例えばプレート20)の効果
でこのようなマトリクスが形成される。
見取図であり、プレート(例えばプレート20)の効果
でこのようなマトリクスが形成される。
【0060】第2の実施例によれば、プレート20は、
画面上の画素の分布に対応した網目26を備える不透明
な金属格子25を介して基板6と組み合わされる。その
ために、金属格子25を基板6とプレート20の間に配
置する。次に格子25に、例えば500ボルトでバイア
スをかけ、基板とプレートの組み合わせ全体を例えば4
50℃の高温で約10分間加熱し、静電接着を起こさせ
る。
画面上の画素の分布に対応した網目26を備える不透明
な金属格子25を介して基板6と組み合わされる。その
ために、金属格子25を基板6とプレート20の間に配
置する。次に格子25に、例えば500ボルトでバイア
スをかけ、基板とプレートの組み合わせ全体を例えば4
50℃の高温で約10分間加熱し、静電接着を起こさせ
る。
【0061】金属格子25は、網目26の所望のパター
ンに従って付着させた不透明な接着剤層で代用すること
もできる。
ンに従って付着させた不透明な接着剤層で代用すること
もできる。
【0062】本発明の別の実施例(図示せず)によれ
ば、格子は基板6の外表面に対する金属の付着によって
形成し、次にこの基板を第1の実施例に示すようにプレ
ート20に接着する。
ば、格子は基板6の外表面に対する金属の付着によって
形成し、次にこの基板を第1の実施例に示すようにプレ
ート20に接着する。
【0063】金属格子25をアースして、静電シールド
効果を利用することもできる。
効果を利用することもできる。
【0064】本発明の別の実施例(図示せず)によれ
ば、マトリクスをプレート20の内側に形成する。この
ために、所望の不透明な網目パターンに従って、好まし
くはプレート20の内面に溝を設け、この溝を不透明な
材料、例えばエポキシ樹脂などで充填する。最後にプレ
ート20を第1の実施例に示すように、基板6と組み合
わせ、所望のマトリクスとする。
ば、マトリクスをプレート20の内側に形成する。この
ために、所望の不透明な網目パターンに従って、好まし
くはプレート20の内面に溝を設け、この溝を不透明な
材料、例えばエポキシ樹脂などで充填する。最後にプレ
ート20を第1の実施例に示すように、基板6と組み合
わせ、所望のマトリクスとする。
【0065】当業者には明らかなように、本発明には様
々な改良を実施することができる。特に、上に述べた層
要素それぞれは、同じ機能を有する1つ以上の要素に代
えることが可能である。加えて、例示した寸法は使用す
るプレート固有の剛性に応じて変更することができる。
々な改良を実施することができる。特に、上に述べた層
要素それぞれは、同じ機能を有する1つ以上の要素に代
えることが可能である。加えて、例示した寸法は使用す
るプレート固有の剛性に応じて変更することができる。
【0066】本明細書では、角型画面について例を上げ
て述べたが、本発明は正方形、円形、多角形、そのほ
か、いかなる形状の画面にも適用できる。
て述べたが、本発明は正方形、円形、多角形、そのほ
か、いかなる形状の画面にも適用できる。
【0067】また、前記の説明では、マイクロチップ画
面について述べたが、本発明は、例えば炭素−ダイヤモ
ンドなど、電子射出膜を含む蛍光体画面に適用すること
ができる。
面について述べたが、本発明は、例えば炭素−ダイヤモ
ンドなど、電子射出膜を含む蛍光体画面に適用すること
ができる。
【0068】本発明について、これまで少なくとも1つ
の説明用実施例に従って述べたが、当業者は様々な変
形、改造、改良を簡単に実施できる。このような変形、
改造、改良は、本発明の趣旨および範囲にあるものとす
る。従って、前記の説明は、あくまで例示であって、限
定的なものではない。本発明は、添付の請求項の定義お
よびこれに匹敵する定義にしたがう以外、なんら限定を
受けるものではない。
の説明用実施例に従って述べたが、当業者は様々な変
形、改造、改良を簡単に実施できる。このような変形、
改造、改良は、本発明の趣旨および範囲にあるものとす
る。従って、前記の説明は、あくまで例示であって、限
定的なものではない。本発明は、添付の請求項の定義お
よびこれに匹敵する定義にしたがう以外、なんら限定を
受けるものではない。
【図1】従来の技術および関連する問題点を説明する図
である。
である。
【図2】従来の技術および関連する問題点を説明する図
である。
である。
【図3】本発明による平面表示画面の実施例の略断面図
である。
である。
【図4】本発明による平面表示画面の第2の実施例の略
部分分解見取図である。
部分分解見取図である。
1、5 電極 6、10 基板 7 蛍光体要素 12 内部空間 20、21 プレート 22 フレーム 25 格子 26 網目
Claims (10)
- 【請求項1】 内部空間(12)で隔てられた2つの電
極(1、5)を含む平面表示画面において、少なくとも
1つの第1の電極が、薄い基板(10)および厚い補剛
プレート(21)で支持され、前記内部空間(12)
が、前記電極(1、5)の間で、前記電極の有効表面の
外側に配置した外周フレーム(22)によって画定され
ることを特徴とする平面表示画面。 - 【請求項2】 第2の電極(5)が、厚い基板を構成す
る厚い補剛プレートで支持され、その基板の内面上に前
記第2の電極(5)が形成されることを特徴とする、請
求項1に記載の平面表示画面。 - 【請求項3】 前記第2の電極(5)が薄い基板(6)
および厚い補剛プレート(20)で支持されることを特
徴とする、請求項1に記載の平面表示画面。 - 【請求項4】 前記第1の電極(1)と関連する前記プ
レート(21)が、画面の底部を形成し、さらに、第1
の電極(1)を支持する前記基板(10)と関連すると
ともに内部空間(12)を真空にできるように設計され
ている排気チューブ(15)の通過用の孔(23)を備
えることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一
項に記載の平面表示画面。 - 【請求項5】 前記基板(6、10)により内面上で支
持される前記電極(5、1)を構成する要素をすべて形
成した後、プレート(20、21)と、これに関連する
基板(6、10)とが、前記プレート(20、21)を
前記基板(6、10)の外面に接着することによって組
み立てられることを特徴とする、請求項1ないし4のい
ずれか一項に記載の平面表示画面。 - 【請求項6】 前記第1の電極が、蛍光体要素(7)を
備える陽極(5)を電子衝撃するマイクロチップ(2)
を含む陰極(1)によって構成されることを特徴とす
る、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の平面表示
画面。 - 【請求項7】 画面の表面を形成する補剛プレート(2
0)が透明であって、その内面に、画面の画素の分布に
対応した網目(26)のパターンに従って溝が設けられ
ており、前記溝が不透明な材料で充填されていることを
特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の
平面表示画面。 - 【請求項8】 画面の表面を形成する補剛プレート(2
0)に関連する基板(6)の外面に金属層が付着され、
この外面が画面の画素の分布に対応した網目(26)の
パターンを画定することを特徴とする、請求項1ないし
6のいずれか一項に記載の平面表示画面。 - 【請求項9】 画面の画素の分布に対応した網目(2
6)を有し、画面の表面を形成する補剛プレート(2
0)とこのプレートと関連する基板(6)との間に配置
された金属格子(25)を静電接着することによって、
前記プレート(20)を、これに関連する基板(6)と
組み立てることを特徴とする、請求項1ないし6のいず
れか一項に記載の平面表示画面。 - 【請求項10】 補剛プレート(20、21)の厚さが
4mm〜5cmの範囲にあり、前記フレーム(22)の
厚さが0.5mm〜5mmの範囲にあることを特徴とす
る、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の平面表示
画面。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9503376 | 1995-03-17 | ||
FR9503376A FR2731840B1 (fr) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | Ecran plat de visualisation a distance inter-electrodes elevee |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298086A true JPH08298086A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=9477320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8087132A Pending JPH08298086A (ja) | 1995-03-17 | 1996-03-18 | 電極間隔を大きくとった平面表示画面 |
Country Status (5)
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---|---|
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EP (1) | EP0732723B1 (ja) |
JP (1) | JPH08298086A (ja) |
DE (1) | DE69606446T2 (ja) |
FR (1) | FR2731840B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0782169A1 (en) * | 1995-12-29 | 1997-07-02 | STMicroelectronics, Inc. | A field emission display |
US5813893A (en) * | 1995-12-29 | 1998-09-29 | Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. | Field emission display fabrication method |
US5964630A (en) * | 1996-12-23 | 1999-10-12 | Candescent Technologies Corporation | Method of increasing resistance of flat-panel device to bending, and associated getter-containing flat-panel device |
JP6400803B2 (ja) * | 2016-10-28 | 2018-10-03 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | コイル部品 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3935500A (en) * | 1974-12-09 | 1976-01-27 | Texas Instruments Incorporated | Flat CRT system |
US4857799A (en) * | 1986-07-30 | 1989-08-15 | Sri International | Matrix-addressed flat panel display |
US5015912A (en) * | 1986-07-30 | 1991-05-14 | Sri International | Matrix-addressed flat panel display |
FR2623013A1 (fr) * | 1987-11-06 | 1989-05-12 | Commissariat Energie Atomique | Source d'electrons a cathodes emissives a micropointes et dispositif de visualisation par cathodoluminescence excitee par emission de champ,utilisant cette source |
DE69116209T2 (de) * | 1990-04-28 | 1996-08-29 | Sony Corp | Flache Anzeigevorrichtung |
IL95736A (en) * | 1990-09-19 | 1994-06-24 | Yeda Res & Dev | Flat panel display devices |
JP2616617B2 (ja) * | 1991-10-03 | 1997-06-04 | 双葉電子工業株式会社 | 平形蛍光表示装置 |
JPH06310043A (ja) * | 1992-08-25 | 1994-11-04 | Sharp Corp | 電子放出デバイス |
US5491376A (en) * | 1994-06-03 | 1996-02-13 | Texas Instruments Incorporated | Flat panel display anode plate having isolation grooves |
US5453659A (en) * | 1994-06-10 | 1995-09-26 | Texas Instruments Incorporated | Anode plate for flat panel display having integrated getter |
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1995
- 1995-03-17 FR FR9503376A patent/FR2731840B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-12 US US08/614,398 patent/US5798609A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-12 DE DE69606446T patent/DE69606446T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-12 EP EP96410023A patent/EP0732723B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-18 JP JP8087132A patent/JPH08298086A/ja active Pending
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Publication number | Publication date |
---|---|
DE69606446T2 (de) | 2000-09-14 |
EP0732723A1 (fr) | 1996-09-18 |
DE69606446D1 (de) | 2000-03-09 |
FR2731840B1 (fr) | 1997-06-06 |
EP0732723B1 (fr) | 2000-02-02 |
FR2731840A1 (fr) | 1996-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |