JPH08297991A - 遅延回路 - Google Patents

遅延回路

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Publication number
JPH08297991A
JPH08297991A JP8019004A JP1900496A JPH08297991A JP H08297991 A JPH08297991 A JP H08297991A JP 8019004 A JP8019004 A JP 8019004A JP 1900496 A JP1900496 A JP 1900496A JP H08297991 A JPH08297991 A JP H08297991A
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JP
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control
circuit
control circuit
memory cell
signal
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Application number
JP8019004A
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English (en)
Inventor
Soenke Struck
シュトラック ゼンケ
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C27/00Electric analogue stores, e.g. for storing instantaneous values
    • G11C27/04Shift registers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 書込トランジスタと読出トランジスタとを遅
延時間差が生ずずることなく同時に制御できる遅延回路
を提供する。 【解決手段】 各制御回路(11、12、13、14、
15、16)が第1の制御素子(43、48、24、3
0)及びこれに続く第2の制御素子(44、49、2
5、31)を有し、前段の制御回路(11)が局部的に
離れて配置されている制御回路(14)が、後段に第1
の制御素子が接続されている第3の制御素子(29)を
有し、この第3の制御素子(29)の入力部が、前段に
接続され空間的に離れている制御回路(11)の第1の
制御素子(24)の出力信号を受信し、前記制御回路
(11、12、13、14、15、16)の第1の制御
素子(43、48、24、30)が前記第1のクロック
信号によりクロックされ、前記制御回路(11、12、
13、14、15、16)の第3の制御素子(29)が
第2のクロック信号によりクロックされるように構成し
た遅延回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2個の
メモリセルと制御装置とを具え、各メモリセルが、容量
性記憶素子と、遅延すべき情報を書込ラインから前記容
量性記憶素子に書き込むことができる書込トランジスタ
と、情報を容量性記憶素子から読出ラインに読みだすこ
とができる読出トランジスタとを有し、前記制御装置
は、第1のクロック信号によりクロックされると共にそ
の入力部が制御信号を受信し、さらに複数の相互結合さ
れた制御回路を具え、これら制御回路が各メモリセルと
それぞれ関連し、これらメモリセルの読出トランジスタ
のための各制御回路は前記入力信号により制御可能であ
り、前記メモリセルの書込トランジスタのための各制御
回路が前記出力信号により制御可能な遅延回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この形式の遅延回路は欧州特許出願第3
83387号から既知である。この遅延回路は、例えば
くし形フィルタを実現するため、ノイズ低減アルゴリズ
ムを行うため及びカラーデコーディングを行うためにビ
デオ技術において広く用いられている。これら遅延回路
は、制御回路の出力信号が第1のクロックと共にこの制
御回路と関連するメモリセルの書込トランジスタ及び次
段のメモリセルの読出トランジスタを制御する特徴的な
構成を有する。この遅延回路の設計において、特に注意
すべきことは、書込トランジスタ及び読出トランジスタ
が同時に制御される場合制御信号の異なる遅延時間に起
因する非対称性が生ずることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モノリシックな集積回
路として構成されている遅延回路において、複数の単一
のメモリセルがシリコン結晶体上に同一の向きで細長い
列状に配置されている。シリコン結晶体上に配置されて
いるメモリセルの数はシリコン結晶体上に複数のメモリ
セル列を配置することにより増大する。このようなメモ
リセルの配置は欧州特許出願第383387号の第4図
に開示されている。一方、この配置において、第1の列
の最後のメモリセルから次の列の最初のメモリセルへの
遷移により、最初の列の最後のメモリセルの書込トラン
ジスタを制御する制御信号遅延時間及び次の列の最初の
メモリセルの読出トランジスタを制御する制御信号の遅
延時間が明らかに相違する問題がある。この書込トラン
ジスタと読出トランジスタの非対称な制御によりビデオ
技術において画像歪みが可視化されてしまう。例えば、
冒頭部で述べた形式の遅延回の最後のメモリセルの制御
回路の出力部がこの遅延回路の制御装置の入力部に結合
されているループを構成する場合同じ問題が発生してし
まう。最後のメモリセルの書込トランジスタと最初の読
出トランジスタとの同時制御は不可能であった。
【0004】本発明の目的は、このような遅延回路にお
いて、局部的に離れた書込トランジスタと読出トランジ
スタとをいかなる遅延時間差が生ずることなく従って遅
延時間差が生ずる位置的乱れが生ずることなく同時に制
御できる遅延回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明では、上記目的は、各制
御回路が第1の制御素子及びこれに続く第2の制御素子
を有し、前段の制御回路が局部的に離れて配置されてい
る制御回路が、後段に第1の制御素子が接続されている
第3の制御素子を有し、この第3の制御素子の入力部
が、前段に接続され空間的に離れている制御回路の第1
の制御素子の出力信号を受信し、前記制御回路の第1の
制御素子が前記第1のクロック信号によりクロックさ
れ、前記制御回路の第3の制御素子が第2のクロック信
号によりクロックされるように構成することにより達成
される。
【0006】第1のクロックと第2のクロックとは時間
的にオフセットしており、一致していない。第2のメモ
リセルが第1のメモリセルの後段に局部的に離れて位置
する場合、第1のメモリセルの制御回路の入力部に存在
する第1のクロックを有する制御情報は第1の制御回路
の第1のメモリ素子の出力部に供給されると共に第2の
メモリセルの局部的に離れた制御回路の入力部に供給さ
れる。次に、第2のクロックを有する制御情報は第1の
メモリセルの書込トランジスタを制御する第1のメモリ
セルの制御回路の出力部に遅延時間差を生ずることなく
同時に供給されると共に第2のメモリセルの読出トラン
ジスタを制御する第2のメモリセルノ第3の制御素子に
出力部に供給される。この結果、第1のメモリセルの書
込トランジスタとこのメモリセルから局部的に離間した
第2のメモリセルの読出トランジスタとの正確な同時制
御が実現される。従って、位置に起因する上記課題は乱
れが生ずることなく解消できる。
【0007】本発明の有益な実施例によれば、後段の制
御回路が空間的に離れて配置されている制御回路の第2
の制御素子の出力部及び後段の局部的に離れた制御回路
の第3の制御素子の出力部が、情報を遅延しないように
接続されている別のメモリセルに結合されていることを
特徴とする。
【0008】局部的に並置されたメモリセルにおいて、
制御回路の各出力部は この制御回路と関連するメモリ
セルの書込トランジスタ及び次段のメモリセルの読出ト
ランジスタに結合する。この結果、各制御回路の出力負
荷は2個のメモリセルで構成せれる。第1のメモリセル
の制御回路の出力負荷及びこの第1のメモリセルの後段
に局部的に離れて位置するメモリセルの第3の制御素子
の出力負荷を別の並置されたメモリセルの制御回路の出
力負荷に等しくするため、第1のメモリセルの制御回路
の出力部と局部的に離れた第2のメモリセルの第3の制
御素子とを付加的なメモリセルにそれぞれ結合する。こ
れらの付加的なメモリセルは情報を遅延するために設け
られているのではなく、第1のメモリセルの制御回路の
出力部及び局部的に離れた第2のメモリセルの第3の制
御素子の出力部に対称的な出力負荷を形成するためにだ
け用いる。
【0009】本発明の別の有益な実施例は、メモリセル
の第1のグループが第1の区域に配置され、第2のグル
ープ局部的に離れた第2の区域に配置され、第1のグル
ープの最後尾のメモリセルの制御回路の第1の制御素子
の出力信号が、第2のグループの最初のメモリセルの制
御回路の入力信号となるように構成したことを特徴とす
る。
【0010】第1のグループは例えばシリコン結晶体上
に列状に配置された多数のメモリセルとし、第2のグル
ープは同一のシリコン結晶体上に列状に配置された別の
数のメモリセルとし、第2のグループを第1のグループ
の後段に配置する。本発明では、第1グループの最後の
メモリセルと第2のグループの最初のメモリセルとの間
の遷移により極めて小さい乱れしか生じない。
【0011】本発明の別の有益な実施例では、制御装置
の入力部が制御装置の出力信号を受信するように構成す
る。
【0012】本発明による遅延回路を用いれば、乱れが
小さいループを形成することができる。この場合、制御
情報は最後の制御回路が最初の制御回路の入力部に結合
されている多数のメモリセルの直列接続した制御回路を
伝播し、再びこの直列接続された制御回路を伝播する。
本発明では、このループの最初のメモリセルと最後のメ
モリセルとの間の遷移の乱れをを極めて小さくすること
ができる。
【0013】本発明による遅延回路はビデオレコーダや
テレビジョン受信機の信号処理回路に有益に用いること
ができる。特に、ビデオレコーダにおいてノイズ低減回
路、ドロップアウト補償のための回路及びクロミナンス
くし形フィルタを実現することができ、並びにテレビジ
ョン受信機において信号分離のためのくし形フィルタ及
びカラーデコーディング用の回路を実現することができ
る。
【0014】以下図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は列状に配置したメモリセル
の第1のグループ1及び第2のグループを具える遅延回
路の構成を示す。第1及び第2のグループのメモリセル
は列状に並んで配置され、第2のグループのメモリセル
4は第1のグループのメモリセル3から局部的に離れて
位置し、すなわち各グループの並置されたメモリセルよ
りも互いにより大きな距離離れて位置する。メモリセル
は例えばシリコン結晶上に細長い列状に配置され、シリ
コン結晶上に数個の列を上下に並んで配置する。第1の
グループは例えばシリコン結晶の第1のメモリセル列と
し、第2のグループは第1の列の上側又は下側に配置し
た第2のメモリセル列とすることができる。
【0016】第1のグループはメモリセル3に加えて3
個のメモリセル5、6及び7並びに破線で示す多数の別
のメモリセル(図示せず)を有する。従って、グループ
2はメモリセル4及びメモリセル8、9及び10並びに
破線で示す多数の別のメモリセル(図示せず)を具え
る。
【0017】メモリセル7及び10以外の各メモリセル
は制御回路と関連する。第1のグループにおいて、メモ
リセル3、5及び6は制御回路11、12及び13と関
連し、第2グループにおいてはメモリセル4,8及び9
は制御回路14、15及び16と関連する。制御回路は
グループ1及び2に図示しないメモリセルとも関連す
る。
【0018】入力信号Fe は書込ライン18を経てメモ
リセルに供給し遅延された出力信号Fは読出ライン19
を経て出力する。図示されていない第1のグループの制
御回路及び第1のグループの制御回路13、12及び1
1は共に直列に接続する。第2グループの接続回路及び
図示されていない第2のグループの制御回路も共に直列
に接続する。制御信号Fsh第1のグループの第1の制御
回路の入力部に供給する。
【0019】メモリセル3は記憶キャパシタ20、書込
トランジスタ22及び読出トランジスタ21を具える。
メモリセル3と関連する制御回路11は2個の直列接続
した制御素子24及び25を具える。制御回路12、1
3、15及び16並びに図示されていない制御回路も2
個の制御素子を具える。
【0020】制御回路11の入力部を読出トランジスタ
21の制御電極に結合し、その一方の電極を読出ライン
19に結合し、他方の電極は記憶キャパシタ20及び書
込トランジスタ22の電極に接続する。記憶キャパシタ
20の他方の電極は基準電位に接続する。接続回路11
の出力信号は書込トランジスタ22の制御電極に供給
し、その他方の電極は書込ライン18に結合する。更
に、制御素子24と25との接続点をメモリセル4と関
連する制御回路14の入力部に結合する。
【0021】メモリセル4は記憶キャパシタ26、読出
トランジスタ27及び書込トランジスタ28を具える。
制御回路14の出力部は書込トランジスタ28の制御電
極に結合し、その一方の電極は書込ライン18に結合し
他方の電極は記憶キャパシタ26及び読出トランジスタ
27の電極に結合する。記憶キャパシタ26の他方の電
極は基準電位に結合する。読出トランジスタ27の第2
の電極は読出ライン19に結合し、その制御電極は制御
回路14の制御素子29と30との制御点に結合する。
【0022】メモリセル7及び10は入力信号を遅延す
るために用いるのではなく、制御回路11の出力部及び
制御素子29の出力部に対称性負荷を与えるためにだけ
の作用を果たす。メモリセル7は記憶キャパシタ33を
具え、その両方の電極は基準電位に結合する。さらに、
メモリセル7は読出トランジスタ34及び書込トランジ
スタ35を具え、書込トランジスタの一方の電極は基準
電位に結合し他方の電極は高抵抗になるために基準電位
に結合する。トランジスタ38の制御電極は制御回路1
4の制御素子29の出力部に結合し、トランジスタ37
の制御電極は構成抵抗となるために基準電位に結合す
る。メモリセル5,6,8及び9並びに破線で示すメモ
リセルはメモリセル3及び8と同一の構造を有し一緒に
接続する。制御回路11、12、13、15及び16並
びに図示されていない制御回路の第1の制御素子はそれ
ぞれクロック信号PHI1で制御される。制御素子29
及び31はクロック信号PHI1で制御され制御素子3
0はクロック信号PH12で制御される。クロック信号
PHI1及びクロック信号PHI2は時間に関してオフ
セットしており一致していない。制御信号Fs の制御情
報は、各制御素子を制御するクロック信号の正端縁によ
り各制御素子の入力部からその出力部まで伝送される。
【0023】遅延回路の動作を具体例を参照して説明す
る。制御回路13の入力部には周期的な繰り返しのビッ
ト信号「1010」が入力し、書込ライン18の入力信
号F e は所定の周波数のサイン信号とする。クロック信
号PHI2の正の端縁は制御素子43の出力部において
制御信号Fs の制御情報「1」を制御し、次のクロック
信号PHI1の正の端縁は制御素子44の出力部におい
てこの情報を制御する。書込ライン18のサイン信号の
瞬時値は書込トランジスタ42により容量性記憶素子4
0に書き込まれ、同時に容量性記憶素子45に記憶され
ている値が読出トランジスタ46により読出ライン19
に読み出される。同時に、制御情報「0」は制御素子4
3の入力部で制御される。クロック信号PHI2の次の
正の端縁を用いて、制御情報「0」を制御素子43の出
力部に送り制御情報「1」を制御素子48の出力部に送
り、クロック信号PHI1の次の正の端縁で制御情報
「0」を制御回路13の出力部に送り制御情報「1」を
制御回路12の出力部に送る。トランジスタ47及び2
1の制御電極はこのようにして制御されるが、トランジ
スタ42及び46の制御電極は制御されない。これによ
り書込ライン18のサイン信号の瞬時値は書込トランジ
スタ47により容量性記憶素子45に書き込まれ、同時
に容量性記憶素子20に記憶されている値は読出トラン
ジスタ21により読出ライン19に読みだされる。同時
に、制御情報「1」は制御回路13の入力部に送られ容
量性記憶素子40に記憶されている値は読出トランジス
タ41により読出ライン19に読み出される。
【0024】制御信号の周期的に繰り返されるビット列
「1010」を用い、クロック信号PHI1の正の端縁
により容量性記憶素子に書き込まれている書込ライン1
8のサイン信号の瞬時値はクロック信号PHI1の次の
正の端縁で読出ライン19に再び読み出す。例えば、周
期的な繰り返しのビット列「100100」を用い、ク
ロック信号PHI1の正の端縁より容量性記憶素子に書
き込まれている値はクロック信号PHI1の第3の正の
端縁により読み出す。
【0025】制御情報「1」が制御回路の第2の制御素
子に存在する場合、この情報はクロック信号PHI1の
正の端縁により制御回路の出力部に送られる共に同時に
この制御回路と関連するメモリセルの書込トランジスタ
及び次段のメモリセルの読出トランジスタを制御する。
この瞬時制御はビデオ技術において特に重要である。こ
の理由は、制御の非対称性が画像歪みとして明白になる
からである。これまで、同時に制御されるべき書込及び
読出トランジスタが互いに局部的に離れて存在する場合
に問題が特に生じていた。例えば、互いに局部的に離れ
ている書込トランジスタ及び読出トランジスタが制御回
路11からの出力信号により制御される場合、読出トラ
ンジスタは書込トランジスタに対して局部的な離間に対
応した遅延時間だけ遅延した態様で制御される。
【0026】図示した回路により、いかなる遅延時間差
が生ずることなく局部的に離間した書込トランジスタと
読出トランジスタを同時に制御することができる。この
ために、局部的に離間したメモリセル3及び4について
検討する。例えば、制御情報「1」が制御回路11の入
力部に存在する場合、この制御情報は制御素子24の出
力部のクロック信号PHI2の正のクロック端縁より制
御される。さらに、この制御情報はライン50を介して
遅延時間を以て制御回路14の制御素子29の入力部に
送られる。クロック信号PHI1の次の正の端縁におい
て、この制御情報は制御素子25及び29の出力部にい
かなる遅延時間も生ずることなく同時に送られ、メモリ
セル3の書込トランジスタ22及び局部的に離れたメモ
リセル4の読出トランジスタ27はいかなる遅延時間も
生ずることなく制御される。
【0027】制御回路12、13、14、15、及び1
6並びに別の制御回路(図示せず)の出力負荷は2個の
メモリセルでそれぞれ構成される。例えば、制御回路1
3の出力負荷はメモリセル5及び6で構成される。信号
制御回路の異なる出力負荷に起因する非対称性により、
例えばビデオ信号に画像歪みが生じてしまう。このた
め、本発明ではメモリセル7及び10を設けて制御回路
11の出力負荷及び制御回路14の制御素子29の出力
負荷を互いに等しくする。これらのメモリセルを用いて
対称的な出力負荷を制御回路11の出力部及び制御回路
14の制御素子の出力部に与える。一方、これらのメモ
リセルは入力信号Fe を遅延しないように用いられるの
で、従って書込ライン読出ラインに接続されない。従っ
て、これらのメモリセルは「ダミーメモリセル」と称す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遅延回路の一例の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 第1のグループ 2 第2のグループ 3,4,5,8,9 メモリセル 11,12,13,14,15,16 制御回路 20,26,40,46 容量性記録素子 21,27,41,46 読出トランジスタ 22,28,42,47 書込トランジスタ 24,30,43,48 第1の制御素子 25,31,44,49 第2の制御素子 29 第3の制御素子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個のメモリセル(3、4、
    5、8、9)と制御装置とを具え、各メモリセルが、容
    量性記憶素子(20、26、40、46)と、遅延すべ
    き情報を書込ラインから前記容量性記憶素子に書き込む
    ことができる書込トランジスタ(22、28、42、4
    7)と、情報を容量性記憶素子から読出ラインに読み出
    すことができる読出トランジスタ(21、27、41、
    46)とを有し、前記制御装置は、第1のクロック信号
    によりクロックされると共にその入力部が制御信号を受
    信し、さらに複数の相互結合された制御回路(11、1
    2、13、14、15、16)を具え、これら制御回路
    が各メモリセル(3、4、5、6、8、9)とそれぞれ
    関連し、これらメモリセルの読出トランジスタ(21、
    27、41、46)のための各制御回路(11、12、
    13、14、15、16)は前記入力信号により制御可
    能であり、前記メモリセルの書込トランジスタ(22、
    28、42、47)のための各制御回路(11、12、
    13、14、15、16)が前記出力信号により制御可
    能な遅延回路において、 各制御回路(11、12、13、14、15、16)が
    第1の制御素子(43、48、24、30)及びこれに
    続く第2の制御素子(44、49、25、31)を有
    し、前段の制御回路(11)が局部的に離れて配置され
    ている制御回路(14)が、後段に第1の制御素子が接
    続されている第3の制御素子(29)を有し、この第3
    の制御素子(29)の入力部が、前段に接続され空間的
    に離れている制御回路(11)の第1の制御素子(2
    4)の出力信号を受信し、前記制御回路(11、12、
    13、14、15、16)の第1の制御素子(43、4
    8、24、30)が前記第1のクロック信号によりクロ
    ックされ、前記制御回路(11、12、13、14、1
    5、16)の第3の制御素子(29)が第2のクロック
    信号によりクロックされるように構成したことを特徴と
    する遅延回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遅延回路において、前
    記後段の制御回路(14)が空間的に離れて配置されて
    いる制御回路(11)の第2の制御素子(25)の出力
    部及び後段の局部的に離れた制御回路(14)の第3の
    制御素子の出力部が、情報を遅延しないように接続され
    ている別のメモリセル(7、10)に結合されているこ
    とを特徴とする遅延回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の遅延回路におい
    て、前記後段の制御回路(14)が空間的に離れて配置
    されている制御回路(11)の第2の制御素子(25)
    の出力部が、遅延しないように接続されている前記別の
    メモリセル(7)の読出トランジスタに結合され、前記
    後段の局部的に離れた制御回路(14)の第3の制御素
    子の出力部が、情報を遅延しないように接続されている
    別のメモリセル(10)書込トランジスタ(38)に結
    合されていることを特徴とする遅延回路。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の遅延回路に
    おいて、前記メモリセルの第1のグループ(1)が第1
    の区域に配置され、第2のグループ(2)が局部的に離
    れた第2の区域に配置され、第1のグループ(1)の最
    後尾のメモリセル(3)の制御回路(11)の第1の制
    御素子の出力信号が、第2のグループ(2)の最初のメ
    モリセル(4)の制御回路(14)の入力信号となるよ
    うに構成したことを特徴とする遅延回路。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいづれか1項に記
    載の遅延回路において、前記制御回路(11、12、1
    3、14、15、16)が直列に接続されていることを
    特徴とする遅延回路。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいづれか1項に記
    載の遅延回路において、前記制御装置が外部制御信号を
    受信することを特徴とする遅延回路。
  7. 【請求項7】 請求項1から5までのいづれか1項に記
    載の遅延回路において、前記制御装置入力部が、それ自
    身の出力信号を受信するように構成したことを特徴とす
    る遅延回路。
  8. 【請求項8】 請求項1から5までのいづれか1項に記
    載の遅延回路において、前記制御装置入力部が、その制
    御回路(11、12、13、14、15、16)の1個
    からの出力信号を受信するように構成したことを特徴と
    する遅延回路。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいづれか1項に記
    載の遅延回路を用いたビデオレコーダの信号処理回路、
    ノイズ低減回路又はドロップーアウト補償又はクロミナ
    ンスくし形フィルタ用の回路。
  10. 【請求項10】 請求項1から8までのいづれか1項に
    記載の遅延回路を用いたテレビジョン受信機の信号処理
    回路、信号分離用のくし形フィルタ又はカラー復調回
    路。
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