JPH0829732B2 - 自動車の製造方法 - Google Patents

自動車の製造方法

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JPH0829732B2
JPH0829732B2 JP63300241A JP30024188A JPH0829732B2 JP H0829732 B2 JPH0829732 B2 JP H0829732B2 JP 63300241 A JP63300241 A JP 63300241A JP 30024188 A JP30024188 A JP 30024188A JP H0829732 B2 JPH0829732 B2 JP H0829732B2
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strut
engine module
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suspension
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晃司 千葉
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、異なるライン作業により組み立てられた複
数のモジュールを結合して完成される自動車の製造方法
に関する。
従来の技術 従来、自動車の製造方法としては、第6図に示したよ
うにエンジンモジュールを成形し、該エンジンモジュー
ルを車体に組み付けるようにするものが提案されている
(「カースタイリング」第63号(昭和63年3月31日
(株)三栄書房発行第28頁参照)。すなわち、台車1上
には、エンジンモジュール2が載置されており、該エン
ジンモジュール2は、ファーストクロスメンバ3上に固
定されたラジエータ4、エンジン5、トランスミッショ
ン6、ドライブシャフト7、サスペンション8、ディス
ク9、ブレーキ10が組み付けられた構成体からなり、前
記サスペンション8には、ストラット11が設けられてい
る。
かかるエンジンモジュール2は、サブラインで組み付
けが行われた後、メインライン上を移動する車体に組み
付けられるのである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の製造方法にあって
は、エンジンモジュール2に、ストラット11を有するサ
スペンション8が組み付けられることから、前記車体モ
ジュールへの組み付け時に、ストラット11を起立状態に
維持すべく、台車1上に支柱12を設け、該支柱12により
ストラット11を起立支持しておくことが不可欠となる。
このため、エンジンモジュール2を車体に組み付ける
際、前記支柱12が邪魔になり、組み付け作業効率が低下
する一因となるものであった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされても
のあり、支柱を用いることなくエンジンモジュールに設
けられたストラットを起立支持することにより、エンジ
ンモジュールの車体への組み付け作業の効率化を図るこ
とを可能にした自動車の製造方法を提供することを目的
とするものである。
課題を解決するための手段 前記課題を解決するために本発明にあっては、エンジ
ンに、少なくともストラット式のサスペンションと、該
サスペンションのストラット下部に支持されたブレーキ
とを組み付けたエンジンモジュールを形成し、該エンジ
ンモジュールを車体に組み付ける自動車の製造方法にお
いて、前記エンジンモジュールを車体に組み付ける際、
前記ブレーキを作動させて前記ストラットを起立支持す
るようにしている。
作用 前記構成において、例えばサブラインでエンジンにサ
スペンションやブレーキ等が組み付けられたエンジンモ
ジュールは、メインライン上を移動する車体に組み付け
られる。その際、サスペンションに設けられているスト
ラットを起立状態にしてから、ブレーキを作動させる
と、該ブレーキの作動にともなって、ストラットが取り
付けられている部材が固定され、これによってストラッ
トは起立支持される。したがって、支柱を用いてストラ
ットを起立支持しておく必要はなく、支柱により邪魔さ
れずに、エンジンモジュールと車体との組み付け作業を
行うことが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面に従って説明す
る。すなわち第1図に示したように、台車1上には、エ
ンジンモジュール2が載置されており、該エンジンモジ
ュール2は、ファーストクロスメンバ3上に固定された
ラジエータ4、エンジン5、トランスミッション6、ド
ライブシャフト7、サスペンション8、ディスク9、ブ
レーキ10が組み付けられた構成体かなり、前記サスペン
ション8には、ストラット11が設けられている。
前記ドライブシャフト7は、第2図に詳細に示したよ
うに、円盤状のダストカバー13に挿通されており、端部
には前記ディスク9が固着されている。又、ダストカバ
ー13には、前記ブレーキ10が取り付けられており、該ブ
レーキ10には第3図に示したように前記ディスク9の両
側部に、ピストン14を収容してなるシリンダ15が設けら
れている。
前記ピストン14には、パッド16が貼設されている一
方、前記シリンダ15にはブレーキホース17が連通されて
おり、該ブレーキホース17には、ワンウェイバルブ18が
介挿されている。
他方、前記ストラット11の下端部は、前記ダストカバ
ー13に固着されている。したがってストラット11は、上
端部に設けられたボス部19が車体に取り付けられていな
い状態では、第2図に矢示したようにダストカバー13の
自在な回転に伴って、傾倒するように構成されている。
かかるエンジンモジュール2は、サブラインで組み付
けが行われた後、第4図に示したように、正規位置出し
治具20を用いて起立状態に仮固定される。該正規位置出
し治具20は、ベースプレート21上に、直立アーム22が固
定され、該直立アーム22の上端部に、水平アーム23と垂
直アーム24が順次連結されており、該垂直アーム24の端
部には、水平方向に延在するステイ25が連結された構造
よりなる。
そして、第5図に示したように、ステイ25の両端部に
設けられた二股部26を、前記ボス部19に嵌合すると、ス
トラット11は所定角度を有する起立状態に仮固定され
る。
この状態で、第3図(B)に示したように、前記ブレ
ーキホース17に油圧又は空気圧を導入してブレーキ10を
作動させると、ピストン14が相近接する方向に移動し
て、パッド16によりディスク9は挾持される。したがっ
て、前記ブレーキ10が取り付けられたダストカバー13
と、ディスク9とはブレーキ10を介して締結される。
このとき、トランスミッション6に連係されているド
ライブシャフト7は、回転不可能な状態にあることか
ら、該ドライブシャフト7に固着されているディスク9
も固定状態となっており、よって前述のように、ディス
ク9にブレーキ10を介して締結されたダストカバー13は
当該位置に固定される。
したがって、該ダストカバー13に下端部を固着されて
いるストラット11は、正規位置出し治具20を取り外して
も、該正規位置出し治具20によって起立状態に支持さ
れ、よってエンジンモジュール2をメインライン上を移
動する車体に組み付ける際には、ストラット11の側部に
支柱がなくとも、ストラット11を起立状態に支持するこ
とができる。このため、支柱により邪魔されずに、エン
ジンモジュール2を車体に組み付け作業を行うことが可
能となり、これによってエンジンモジュールの車体への
組み付け作業の容易化を図ることができるのである。
発明の効果 以上説明したように本発明は、エンジンモジュールを
車体に組み付ける際、ブレーキを作動させてサスペンシ
ョンに設けられたストラットを起立支持するようにし
た。このため、エンジンモジュールを車体に組み付ける
際には、ストラットを支持する支柱がなくとも、ストラ
ットを起立状態に支持することができる。よって、支柱
により邪魔されずに、ストラットを起立支持しつつエン
ジンモジュールを車体に組み付け作業を行うことがで
き、これによってエンジンモジュールの車体への組み付
け作業の容易化を図ることを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すエンジンモジュールの
斜視図、第2図は同実施例のエンジンモジュールに取り
付けられたサスペンションの斜視図、第3図(A)はブ
レーキの概念図、第3図(B)はブレーキ作動時の状態
を示す概念図、第4図はエンジンモジュールと正規位置
出し治具との連係状態を示す斜視図、第5図は同連係状
態の要部斜視図、第6図は従来の車体製造方法の一工程
を示す斜視図である。 2……エンジンモジュール、5……エンジン、8……サ
スペンション、10……ブレーキ、11……ストラット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに、少なくともストラット式のサ
    スペンションと、該サスペンションのストラット下部に
    支持されたブレーキとを組み付けたエンジンモジュール
    を形成し、該エンジンモジュールを車体に組み付ける自
    動車の製造方法において、前記エンジンモジュールを車
    体に組み付ける際、前記ブレーキを作動させて前記スト
    ラットを起立支持することを特徴とする自動車の製造方
    法。
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JPH02144266A JPH02144266A (ja) 1990-06-04
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JP4763254B2 (ja) * 2004-06-16 2011-08-31 コマツ産機株式会社 熱切断機
JP6390136B2 (ja) * 2014-03-27 2018-09-19 三菱自動車工業株式会社 車両の前部構造および車両の前部組み立て方法
JP2016064769A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 ダイハツ工業株式会社 車両のエンジン組付け方法

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