JPH08296435A - 自動二輪車の排気管支持構造 - Google Patents

自動二輪車の排気管支持構造

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JPH08296435A
JPH08296435A JP10593695A JP10593695A JPH08296435A JP H08296435 A JPH08296435 A JP H08296435A JP 10593695 A JP10593695 A JP 10593695A JP 10593695 A JP10593695 A JP 10593695A JP H08296435 A JPH08296435 A JP H08296435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
fixing bolt
seat rail
motorcycle
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP10593695A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Matsumoto
本 明 男 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH08296435A publication Critical patent/JPH08296435A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートレールでその下方に排気管を支持する
排気管支持構造において、固定ボルトがシートレールの
外側に露出せず、固定ボルトを締め付ける工具が他方の
シートレールと干渉せず、固定ボルトと排気管と間の距
離が小さくなるようにする。 【構成】 一対のシートレール2a,2bが左右に間隔
をおいて同一高さで延びている。一対のシートレール2
a,2bの上方はリアフェンダー4によって覆われてい
る。シートレール2aの右下方に排気管3が配設されて
いる。シートレール2aのうち他方のシートレール2b
側の斜め下方に、固定ボルト6が捩じ込まれている。排
気管3の表面には、排気管3から固定ボルト6に向かっ
て延びる板状のブラケット5が固着されている。このブ
ラケット5の延長端部が固定ボルト6によってシートレ
ール2aに固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動二輪車の車体で排
気管を支持する構造に係り、とりわけ、シートレールに
固定ボルトで固定されるブラケットを介して、シートレ
ールの下方に排気管を支持する自動二輪車の排気管支持
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2に示すようなオフロード用
の自動二輪車1においては、排気管(マフラー)3がリ
アタイヤRより高い位置まで後方に延びている。また、
図2及び図3に示すように、後輪Rの上方において一対
のシートレール2a,2bが左右に間隔をおいて同一高
さで後方に延びている。そして、この一対のシートレー
ル2a,2bのうち車体右側(一方)のシートレール2
aの下方に排気管3が配設されている。
【0003】図3には、従来の自動二輪車の排気管支持
構造の第1の例が示されている。図3において、シート
レール2aの右側面には、下方に延びる板状のブラケッ
ト10が固着されている。また、排気管3の上部左側表
面には、排気管3から上方に延びて上記ブラケット10
と重なり合う板状のブラケット11が固着されいる。こ
れらのブラケット10,11は、両者を貫通する固定ボ
ルト6とナット12とによって互いに固定されている。
また、一対のシートレール2a,2bの上方にはリアフ
ェンダー4が配設されており、このリアフェンダー4の
下端部が一対のシートレール2a,2bの外側において
一対のシートレール2a,2bの底部付近まで延びてい
る。
【0004】次に、図4に従来の自動二輪車の排気管支
持構造の第2の例が示されている。図4に示す第2の従
来例においては、上記第1の従来例と異なり、固定ボル
ト6はシートレール2aの右側方に捩じ込まれており、
この固定ボルト6によって排気管3に固着されたブラケ
ット11がシートレール2aの右側方に直接固定されて
いる。また図4(b)に示すように、固定ボルト6をシ
ートレール2aに捩じ込み、工具で締め付けることがで
きるように、リアフェンダー4の側面に固定ボルト6に
対応した切欠き部4aが形成されている。その他の構成
は、上記第1の従来例と同様である。
【0005】次に、図5に従来の自動二輪車の排気管支
持構造の第3の例が示されている。図5に示す第3の従
来例においては、上記第1、第2の従来例と異なり、固
定ボルト6はシートレール2aの左側方(他方のシート
レール2b側)に水平に捩じ込まれており、この固定ボ
ルト6によって排気管3に固着されたブラケット13が
シートレール2aの左側方に直接固定されている。その
他の構成は、上記第1、第2の従来例と同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
二輪車の排気管支持構造には、以下のような問題点があ
る。
【0007】すなわち、図3に示す第1の従来例におい
ては、固定ボルト6等を取付けるスペースを確保するた
め、シートレール2aと排気管3との間の間隔Lを一定
寸法以上にする必要がある。このことは、自動二輪車の
デザイン上、排気管3とリアフェンダー4との間の隙間
を小さくしたい場合に問題となる。また、固定ボルト6
の部分が外側に露出している点も、外観上好ましくな
い。
【0008】また図4に示す第2の従来例によれば、上
記第1の従来例に比べてシートレール2aと排気管3と
の間の間隔は小さくすることができる。しかし、固定ボ
ルト6の部分が外側に露出している点に加え、リアフェ
ンダー4に切欠き部4aが形成されている点が外観上の
問題となる また図5に示す第3の従来例によれば、固定ボルト6の
部分がシートレール2aの外側に露出せず、リアフェン
ダー4に切欠き部4aを形成する必要も無い。しかし、
図5に示すように、固定ボルト6を工具Tで締め付ける
際、工具Tが他方のシートレール1bと干渉し、固定ボ
ルト6の軸線に対して傾いてしまう。このため、工具T
で固定ボルト6を確実に締め付けることが困難となり、
また固定ボルト6の頭部や工具T自体を傷付ける恐れも
ある。さらに、固定ボルト6と排気管3との間の距離L
が比較的大きくなり、ブラケット13が長くなるた
め、排気管3の取付け強度や振動の面で不利である。
【0009】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、固定ボルトがシートレールの外側に露出せ
ず、また固定ボルトを締め付ける工具が他方のシートレ
ールと干渉せず、しかも固定ボルトと排気管と間の距離
を小さくしてブラケットの長さを短くすることのできる
自動二輪車の排気管支持構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動二輪車の
後輪の上方において左右に間隔をおいて同一高さで後方
に延びる一対のシートレールと、この一対のシートレー
ルのうちの一方のシートレールの下方に位置する排気管
と、前記一方のシートレールのうち他方のシートレール
側の斜め下方に捩じ込まれる固定ボルトと、一端が前記
排気管に固着され、他端が前記固定ボルトによって前記
一方のシートレールに固定されたブラケットとを備えた
ことを特徴とする自動二輪車の排気管支持構造である。
【0011】
【作用】本発明によれば、固定ボルトが一方のシートレ
ールのうち他方のシートレール側の斜め下方に捩じ込ま
れるので、固定ボルトが一方のシートレールの外側に露
出しない。また、工具で固定ボルトを締め付ける際に、
工具が他方のシートレールと干渉することがない。ま
た、固定ボルトが一方のシートレールのうち他方のシー
トレール側の側方に水平に捩じ込まれる場合に比べ、固
定ボルトと排気管と間の距離を小さくし、ブラケットの
長さを短くすることができる。
【0012】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。なお、図2乃至図5に示す従来例と同一の
構成部分には同一符号を付して説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す図である。
図1において自動二輪車の後輪(図示せず)の上方に、
一対のシートレール2a,2bが左右に間隔をおいて同
一高さで延びている。また、この一対のシートレール2
a,2bのうちの一方のシートレール2aの下方に、円
形断面を有する排気管(マフラー)3が配設されてい
る。この排気管3の位置は、後輪との干渉を避けるた
め、シートレール2aに対してやや右側(他方のシート
レール2bとは反対側)にずれている。
【0014】上記一方のシートレール2aのうち他方の
シートレール2b側の斜め下方には固定ボルト6が捩じ
込まれている。また、排気管3表面の固定ボルト6に対
応する位置には、排気管3から固定ボルト6に向かって
延びる板状のブラケット5が固着されている。そして、
ブラケット5の延長端部が固定ボルト6によってシート
レール2aに固定されている。
【0015】次に、このような構成よりなる本実施例の
作用について説明する。
【0016】本実施例によれば、固定ボルト6が一方の
シートレール2aのうち他方のシートレール2b側の斜
め下方に捩じ込まれるので、固定ボルト6が一方のシー
トレール2aの外側に露出せず、またリアフェンダー4
に切欠き部を設ける必要もない。また、工具で固定ボル
ト6を締め付ける際に、工具が他方のシートレール1b
と干渉することがない。さらに、図5に示す第3の従来
例における固定ボルト6と排気管3と間の距離Lに比
べ、固定ボルト6と排気管3と間の距離Lを小さく
し、ブラケット5の長さを短くすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、固
定ボルトが一方のシートレールの外側に露出しないので
自動二輪車の外観を向上させることができる。また、工
具で固定ボルトを締め付ける際に、工具が他方のシート
レールと干渉することがないので、固定ボルトをその頭
部や工具を傷付けることなく容易かつ確実に締め付ける
ことができる。また、固定ボルトが一方のシートレール
のうち他方のシートレール側の側方に水平に捩じ込まれ
る場合に比べ、固定ボルトと排気管と間の距離を小さく
し、ブラケットの長さを短くすることができるので、排
気管の取付け強度の向上と振動の低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動二輪車の排気管支持構造の一
実施例を示す端面図。
【図2】従来の自動二輪車の排気管支持構造を備えた自
動二輪車の全体を示す図。
【図3】従来の自動二輪車の排気管支持構造の第1の例
を示す図(図2のIII-III 線断面の端面図)。
【図4】従来の自動二輪車の排気管支持構造の第2の例
を示す端面図及び部分側面図。
【図5】従来の自動二輪車の排気管支持構造の第3の例
を示す端面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 R 後輪 2a 一方のシートレール 2b 他方のシートレール 3 排気管 4 リアフェンダー 5,10,11,13 ブラケット 6 固定ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動二輪車の後輪の上方において左右に間
    隔をおいて同一高さで後方に延びる一対のシートレール
    と、 この一対のシートレールのうちの一方のシートレールの
    下方に位置する排気管と、 前記一方のシートレールのうち他方のシートレール側の
    斜め下方に捩じ込まれる固定ボルトと、 一端が前記排気管に固着され、他端が前記固定ボルトに
    よって前記一方のシートレールに固定されたブラケット
    と、を備えたことを特徴とする自動二輪車の排気管支持
    構造。
JP10593695A 1995-04-28 1995-04-28 自動二輪車の排気管支持構造 Pending JPH08296435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10593695A JPH08296435A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 自動二輪車の排気管支持構造

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JP10593695A JPH08296435A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 自動二輪車の排気管支持構造

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JPH08296435A true JPH08296435A (ja) 1996-11-12

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ID=14420743

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JP10593695A Pending JPH08296435A (ja) 1995-04-28 1995-04-28 自動二輪車の排気管支持構造

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JP (1) JPH08296435A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005083286A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Honda Motor Co Ltd 排気装置
JP2005248788A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Nissan Motor Co Ltd エンジンカバーの取付構造
JP2018114844A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のフレームに対するステー支持構造

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