JPH08296360A - ハンガレール - Google Patents

ハンガレール

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JPH08296360A
JPH08296360A JP9911795A JP9911795A JPH08296360A JP H08296360 A JPH08296360 A JP H08296360A JP 9911795 A JP9911795 A JP 9911795A JP 9911795 A JP9911795 A JP 9911795A JP H08296360 A JPH08296360 A JP H08296360A
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JP
Japan
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rail
main body
cover plate
sections
wall
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JP9911795A
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Kiichi Mita
喜一 三田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動間仕切り装置に用いられるハンガレール
に於て、ランナの走行に依り軌条壁の上面に傷が付き難
くする。 【構成】 本体2と被覆板3とで構成し、とりわけ本体
2より硬質な被覆板3を本体2の各軌条壁6の上面に取
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば移動間仕切り装
置に用いられるハンガレールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のハンガレールとしては、
例えば実開昭49−129327号、実開平3−747
81号、特開平5−214871号、実開平6−105
74号に記載されたものが知られている。これは、基本
的には、天井壁と、これの両端から下方に延びる左右の
側壁と、これらの下端から内方に延びる左右の軌条壁
と、これらの間に形成された軌条開口とから構成されて
下方が開放した断面略C型を呈して居り、直線型や曲線
型や分岐型がある。而して、この様なものは、両軌条壁
がスライディングウォールの上方に吊下ボルトを介して
設けられたランナを両側から支承してこれの走行を許容
すると共に、軌条開口が吊下ボルトを遊挿する様になっ
ている。ところが、この様なものは、通常、アルミ合金
に依り作製されている関係上、ランナの走行に依り軌条
壁の上面に傷が付き易いという難点があった。とりわ
け、近年に於ては、スライディングウォールの重量化が
進み、2〜3トンにもなるので、この事が顕著であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、軌条壁の上面に傷が付き難い様にした
ハンガレールを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハンガレール
は、基本的には、天井壁とこれの両端から下方に延びる
左右の側壁とこれらの下端から内方に延びる左右の軌条
壁とこれらの間に形成された軌条開口とを備えた本体
と、本体の各軌条壁の上面に取付けられて本体より硬質
な被覆板と、から構成した事に特徴が存する。
【0005】
【作用】本体の軌条壁の上面には、被覆板が取付けられ
ているので、この上をランナが走行する事になる。被覆
板は、本体より硬質であるので、ランナの走行に依り傷
が付き難くなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第一実施例に係るハンガレー
ルを示す正面図であり、左半分は取付要領を、右半分は
取付状態を示す。ハンガレール1は、本体2と被覆板3
とからその主要部が構成されて居り、直線型や曲線型や
分岐型に適用される。本体2は、天井壁4とこれの両端
から下方に延びる左右の側壁5とこれらの下端から内方
に延びる左右の軌条壁6とこれらの間に形成された軌条
開口7とを備えたもので、この例では、アルミ合金に依
り作製され、天井壁4と側壁5と軌条壁6の他に、各軌
条壁6の内端から下方に延びる左右の脚壁8と、これら
の下端から外方に延びる左右の鍔壁9とを備え、軌条壁
6と脚壁8と鍔壁9の各間には軌条開口7が形成され、
断面略Ω状を呈している。被覆板3は、本体2の各軌条
壁6の上面に取付けられて本体2より硬質なもので、こ
の例では、本体2より硬質で耐食性に優れたステンレス
鋼に依り作製されている。本体2と被覆板3とは、この
例では、掛合手段10と止着手段11と接着手段12と
に依り取付けられている。掛合手段10は、被覆板3と
本体2の軌条壁6との各内方側に設けられて掛合される
もので、この例では、被覆板3の内方側に下向きに形成
された略L型の鉤部13と、本体2の軌条壁6の内方側
に形成されて鉤部13が掛合される掛部14とから成っ
ている。止着手段11は、この例では、被覆板3と本体
2の軌条壁6との各外方側に設けられて止着されるもの
で、被覆板3の外方側に上向きに形成された取付部15
と、本体2の軌条壁6の外方側である側壁5に内向きに
開放して形成されて取付部15が挿入される挿入溝16
と、本体2の軌条壁6の外方側である側壁5に設けられ
て取付部15を止着する止着部17とから成っている。
接着手段12は、この例では、本体2の軌条壁6の上面
に多数の細溝を刻設する事に依り形成された凹凸面18
と、本体2の軌条壁6と被覆板3との間に介設された接
着剤19とから成っている。本体2の掛部14と挿入溝
16と止着部17と凹凸面18とは、本体2の押出し成
形時に同時に形成される。被覆板3の鉤部13と取付部
15とは、厚さ0.6〜2mmのステンレス鋼板を折曲
加工する事に依り形成される。接着剤19は、金属用が
用いられる。
【0007】次に、この様な構成に基づいて作用を述解
する。本体2の軌条壁6の上面と被覆板3の下面との少
なくとも何れか一方には、接着剤19が塗布され、被覆
板3の鉤部13が本体2の掛部14に掛合されると共
に、被覆板3の取付部15が本体2の挿入溝16に挿入
される。その後、本体2の止着部17が下方にプレスさ
れる。そうすると、本体2の止着部17が折曲されて圧
潰され、これと本体2の側壁5との間に被覆板3の取付
部15が止着される。つまり、被覆板3と本体2の軌条
壁6との内方側が掛合手段10に依り掛合されると共
に、被覆板3と本体2の軌条壁6との外方側が止着手段
11に依り止着され、被覆板3と本体2の軌条壁6との
中間部分が接着手段12に依り接着される。本体2は、
被覆板3を取付ける前にアルマイト加工される。これ
は、先に被覆板3を取付けて置くと、アルマイト加工時
にステンレス鋼製の被覆板3が腐食されるからである。
本体2の各軌条壁6の上面には、被覆板3が取付けられ
ているので、この上をランナ(図示せず)が走行する事
になる。被覆板3は、本体2より硬質であるので、ラン
ナの走行に依り傷が付き難くなる。被覆板3は、一方が
掛合手段10に依り掛合されると共に、他方が止着手段
11に依り止着されるので、例えば両方が止着手段に依
り止着される場合に較べて、それだけ構造が簡単化され
てコストの低減を図る事ができる。被覆板3は、一方が
掛合手段10に依り掛合されているので、位置決めが容
易に行なえると共に、仮止めも行なわれる。被覆板3の
中間部分は、接着手段12に依り接着されているので、
浮き上がってランナの走行に支障を与える事がない。本
体2の軌条壁6の上面は、凹凸面18にされているの
で、ここに接着剤19が溜まって接着強度が増大され
る。被覆板3は、ステンレス鋼製にしてあるので、錆難
いと共に、アルミ合金製の本体2が電食(電気化学的腐
食)される事がない。
【0008】次に、本発明の第二実施例を、図2に基づ
いて説明する。第二実施例は、止着手段11を、被覆板
3の外方側に上向きに形成された取付部15と、これと
本体2の軌条壁6の外方側である側壁5とを所定間隔毎
に止着する止着具であるネジ(丸ネジ状のドリルネジ)
20とで構成した点、が第一実施例と異なる。ネジ20
は、本体2の側壁5の外方から内方に向けて回転されな
がら推進され、ドリル部に依り本体2の側壁5と被覆板
3の取付部15とに下穴が穿孔され、ネジ部に依り下穴
にネジ穴が形成されてネジ部がネジ穴に螺合され、これ
に依り被覆板3の取付部15と本体2の側壁5とが締結
される。この様なものは、ネジ20を用いているので、
第一実施例の如く、本体2に止着部17を設ける必要が
なく、既存のハンガレールにも容易に適用できる。とり
わけ、ドリルネジを用いているので、下穴やネジ穴を形
成して置く必要がなく、取付作業が容易に行なえる。
【0009】次に、本発明の第三実施例を、図3に基づ
いて説明する。第三実施例は、止着手段11を、被覆板
3の外方側に上向きに形成された取付部15と、これと
本体2の軌条壁6の外方側である側壁5の所定間隔毎に
連通すべく穿設された下穴21と、これに挿入されて被
覆板3の取付部15と本体2の側壁5とを止着する止着
具であるリベット(ブラインドリベットであるプルステ
ム式リベット)22とで構成した点、が第一実施例と異
なる。リベット22は、本体2の側壁5の外方から下穴
21に挿入され、ステムが引き抜かれる事に依り先部が
圧潰されてカシメられ、これに依り本体2の軌条壁6の
側壁5と被覆板3の取付部15とが締結される。この様
なものは、リベット22を用いているので、下穴21が
必要であるものの、第一実施例の如く、本体2に止着部
17を設ける必要がなく、既存のハンガレールにも容易
に適用できる。
【0010】次に、本発明の第四実施例を、図4に基づ
いて説明する。第四実施例は、止着手段23を付加した
点、止着手段23を、被覆板3の鉤部13と、本体2の
掛部14と、被覆板3の鉤部13の所定間隔毎に穿設さ
れた座付の挿通穴24と、これに挿通されて被覆板3の
鉤部13と本体2の掛部14とを止着する止着具である
ネジ(皿ネジ状のドリルネジ)25とで構成した点、が
第二実施例と異なる。ネジ25は、被覆板3の鉤部13
の内方から挿通穴24に挿通された後に本体2の掛部1
4に向けて回転されながら推進され、ドリル部に依り本
体2の掛部14に下穴が穿孔され、ネジ部に依り下穴に
ネジ穴が形成されてネジ部がネジ穴に螺合され、これに
依り被覆板3の鉤部13と本体2の掛部14とが締結さ
れる。この様なものは、被覆板3の鉤部13と本体2の
掛部14とが掛合手段10に依り掛合されているのに加
えて、止着手段23に依り止着されるので、同部分が確
実に固定される。皿ネジ状のドリルネジを用いているの
で、座付の挿通穴24が必要であるものの、下穴やネジ
穴を形成して置く必要がなく、取付作業が容易に行なえ
ると共に、皿状頭部が被覆板3の鉤部13の表面から突
出しないので、ランナ側の吊下ボルトが当合する事がな
い。
【0011】尚、本体2と被覆板3は、各実施例では、
掛合手段10と止着手段11と接着手段12とを用いて
取付けたが、これに限らず、例えばこれらを適宜組合わ
せて取付けても良い。被覆板3は、各実施例では、ステ
ンレス鋼製であったが、これに限らず、例えば本体2よ
り硬質な他の金属製やセラミック製や炭素繊維製等でも
良い。止着手段11は、各実施例では、本体2の側壁5
部分に設けたが、これに限らず、例えば本体2の軌条壁
6部分に設けても良い。止着手段11は、第一実施例で
は、挿入溝16を設けているが、これに限らず、例えば
これを省略しても良い。ネジ20は、第二及び第四実施
例では、ドリルネジを用いたが、これに限らず、例えば
リーマ付ドリルネジやタッピングネジや通常のネジを用
いても良い。リーマ付ドリルネジを用いる場合は、リー
マ部に依り軟質側に挿通穴が形成されると共にドリル部
とネジ部に依り硬質側に下穴とネジ穴が形成されるの
で、これらを予め形成して置く必要がない。タッピング
ネジを用いる場合は、下穴を穿設して置く。通常のネジ
を用いる場合は、挿通穴とネジ穴を形成して置く。リベ
ット22は、第三実施例では、本体2の外方から内方に
向けて挿入したが、これに限らず、例えば逆に挿入して
も良い。リベット22は、第三実施例では、プルステム
式リベットを用いたが、これに限らず、例えばブライン
ドリベットであるドライブピン式リベットを用いても良
い。止着手段23は、第四実施例では、ネジ25を用い
たが、これに限らず、例えば第一実施例の止着手段11
の様な止着部やリベット等を用いても良い。止着手段2
3は、第四実施例では、第二実施例に対して付加した
が、これに限らず、例えば第一又は第三実施例に対して
付加しても良い。ネジ25は、第四実施例では、ドリル
ネジを用いたが、これに限らず、例えばタッピングネジ
や通常のネジを用いても良い。タッピングネジを用いる
場合は、下穴を穿設して置く。通常のネジを用いる場合
は、挿通穴とネジ穴を形成して置く。
【0012】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 本体と被覆板とで構成し、とりわけ本体より硬
質な被覆板を本体の各軌条壁の上面に取付けたので、ラ
ンナの走行に依り軌条壁の上面に傷が付き難くなる。 (2) 本体より硬質な被覆板を本体の各軌条壁の上面
に取付けたので、ランナの走行に依り音が出る事がな
く、ランナの走行が重たくなる事がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係るハンガレールを示す
正面図であり、左半分は取付要領を、右半分は取付状態
を示す。
【図2】本発明の第二実施例に係るハンガレールを示す
同様図。
【図3】本発明の第三実施例に係るハンガレールを示す
同様図。
【図4】本発明の第四実施例に係るハンガレールを示す
同様図。
【符号の説明】
1…ハンガレール、2…本体、3…被覆板、4…天井
壁、5…側壁、6…軌条壁、7…軌条開口、8…脚壁、
9…鍔壁、10…掛合手段、11,23…止着手段、1
2…接着手段、13…鉤部、14…掛部、15…取付
部、16…挿入溝、17…止着部、18…凹凸面、19
…接着剤、20,25…ネジ、21…下穴、22…リベ
ット、24…挿通穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井壁とこれの両端から下方に延びる左
    右の側壁とこれらの下端から内方に延びる左右の軌条壁
    とこれらの間に形成された軌条開口とを備えた本体と、
    本体の各軌条壁の上面に取付けられて本体より硬質な被
    覆板と、から構成した事を特徴とするハンガレール。
  2. 【請求項2】 被覆板と本体の軌条壁との各内方側に設
    けられて掛合される掛合手段と、被覆板と本体の軌条壁
    との各外方側に設けられて止着される止着手段とを具備
    した請求項1記載のハンガレール。
JP9911795A 1995-04-25 1995-04-25 ハンガレール Pending JPH08296360A (ja)

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JP9911795A JPH08296360A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 ハンガレール

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JP9911795A JPH08296360A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 ハンガレール

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JP9911795A Pending JPH08296360A (ja) 1995-04-25 1995-04-25 ハンガレール

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JP (1) JPH08296360A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067841A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Smc Corp ゲートバルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067841A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Smc Corp ゲートバルブ

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