JPS5929060Y2 - 建物用すべり止め - Google Patents

建物用すべり止め

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Publication number
JPS5929060Y2
JPS5929060Y2 JP1976081520U JP8152076U JPS5929060Y2 JP S5929060 Y2 JPS5929060 Y2 JP S5929060Y2 JP 1976081520 U JP1976081520 U JP 1976081520U JP 8152076 U JP8152076 U JP 8152076U JP S5929060 Y2 JPS5929060 Y2 JP S5929060Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
slip
fitting
mounting plate
top surface
locking piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976081520U
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English (en)
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JPS53630U (ja
Inventor
博光 中
Original Assignee
株式会社ナカ技術研究所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナカ技術研究所 filed Critical 株式会社ナカ技術研究所
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Publication of JPS53630U publication Critical patent/JPS53630U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は既設のすべり止め金具の上面に取付板を固定し
てその上面に新たなすべり止め体を止着する建物用すべ
り止に関する。
従来、この種のすべり止めとしては通常すべり止め金具
Cに止着したアンカー金具12を階段りに埋込んで固着
するもの(第7図)が頻繁に使用されているが、このよ
うなすべり止めは、使用中途第8図図示の如くすべり止
め金具Cの嵌支溝1に充填されたビニール、ゴム等のす
べり止め条片13が摩耗してすべり止め金具Cの上面と
略同−面状となったりあるいは長期間の使用によってす
べり止め金具Cが摩耗したり変形したりして、このすべ
り止め金具Cにすべり止め条片13を交換して取付ける
ことが困難になる場合があった。
このような場合には、すべり止め金具Cを階段りから取
外して交換する必要があるが、かかる補修作業は階段り
の先端を折ってからすべり止め金具Cを取外さなければ
ならず、極めて煩雑な作業を伴なうと共に補修費用も美
大になるという問題があった。
本考案は上記の如き、既にすべり止めが取付けられてい
る階段に、このすべり止めの金具部、分を取除くことな
くこの金具に充填されているすべり止め条片のみを除去
し、その嵌支溝を利用してすべり止め金具の上面に取付
板を固定し、この取付板の上面に新たなすべり止め体を
固定するもので、特に取付板はその長手方向に沿って延
びる複数の長孔を穿設すると共にすべり止め金具の嵌支
溝に複数の係止片を適宜配置して嵌合し、上記取付板の
長手方向の長孔より係止片を対応させて止着子によって
係止片を螺合して係止片を嵌支溝の両側壁上方に位置し
て取付板の裏面に密着状に係着して取付板を複弦してす
べり止め体を取付け、補修作業を容易に行なうことがで
きると共に設置後のすべり止め金具に負荷される荷重に
耐え得ることができ、しかも取付施工後はすべり止め金
具を保護して繰返し補修できるようにした建物用すべり
止めを提供するものである。
本考案の構成を添付図面の実施例に基いて説明すると、
取付板Bはステンレス、鉄、アルミニューム等の比較的
薄い平滑状の板体からなり、古くなつたすべり止め条片
13が除去された既設のすべり止め金具Cの上面に取付
けられるものであり、この取付板Bにはその長手方向に
沿って延びる複数の長孔3が穿設されている。
また、既設のすべり止め金具Cの上面側に形成されてい
る蟻溝状の嵌支溝1内には断面略台形状に形成された複
数の係止片2が摺動自在に嵌合されており、また、この
係止片2には内側面に雌ねじが刻設された取付孔14が
形成されており、取付板Bに穿設された長孔3を貫通す
る螺子からなる止着子4を上記取付板14に螺合して緊
締することにより、係止片が釣り込まれてその両端部が
嵌支溝1の両側壁上方に位置されて、これによって取付
板Bの裏面に密着状に係着されて、取付板Bが既設のす
べり止め金具Cの上面に固定されるようになっている。
取付板Bの上面に取付けられるすべり止め体Aは、上面
に適宜すべり止め用の凹凸部6・・・・・・6を設けた
水平状の本体5と、この本体5の先端に突出状に設けら
れた中空接続部7を介して本体5と略り字状に連接され
た下方へ伸びる係止前縁8とよりなり、上記本体5を前
記取付板Bの上面に、また係止前縁8を既設のすべり止
め金具Cに垂設した係止前縁9の前面に感圧性等の接着
剤10により止着されている。
本考案は上記の如き構成を有しているもので、既設のす
べり止め金具Cの上面に固定された取付板Bの上面に新
たなすべり止め体を止着しているため、すべり止め金具
Cの上面が摩耗して多少凹凸を生じていても取付板Bに
よりこの凹凸を吸収することができ、すべり止め体を密
着状に止着保持して剥離を防止することができる。
また、取付板Bは既設のすべり止め金具Cの上面に形成
された嵌支溝1に適宜間隔を有して嵌合されている係止
片2に螺合し、この係止片2の両端部を嵌支溝1の両側
壁に係止しているのですべり止め金具Cから外れる心配
がない。
しかも、取付板Bはすべり止め金具Cの嵌支溝1内に嵌
合された係止片2を取付板Bの長手方向に沿う長孔3を
介して止着子4により止着することにより、すべり止め
金具Cの上面に固定されるものであるから、既設のすべ
り止め金具Cの上面に現場で取付孔を穿設する必要がな
く、また、すべり止め金具Cの上面に載置される取付板
Bには長手方向に沿って長孔3が形成されて嵌支溝1の
適宜位置に嵌合される係止片2に形成される取付孔14
と常に対応されているため、止着子4の取付位置を調整
する必要がなく容易に位置決めを行なうことができると
共に止着子4による取付板Bの取付作業が簡単である。
しかも、この止着子4によって螺合される係止片2は嵌
支溝1の両側壁上方に位置されて取付板Bの裏面に密着
状に係着されるため取付板Bを補強して踏圧時にすべり
止め金具Cに負荷される荷重に対して取付板Bの変形等
がなく長期間の使用に耐えることができる。
さらに、本考案の建物用すべり止めは、既設のすべり止
め金具Cを階段りに残してそのまま利用するのであるか
ら、すべり止め金具Cを除去したり階段りを補修する煩
雑な作業が一切不要であり、補修作業を非常に容易かつ
迅速に行なうことができる。
加えて、既設のすべり止め金具Cは、その上面に取付け
られる取付板B及びすべり止め体Aによって保護される
ので、一旦補修した後にはこのすべり止め金具Cが摩耗
したり損傷することがなく、たとえ取付板Bやすべり止
め体Aがその後に摩耗したりしても再度容易にこの取付
板Bやすべり止め体Aを交換して安価に補修することが
できる。
尚、係止片2には内側面に多数の凹凸条11を有する長
孔状の取付孔14を設けてタッピンゲスクツニーからな
る止着子4により取付板Bとこの係止片2との間を止着
し、これによって係止片2の位置決めをより一層効率良
くできるようにしてもよく(第4図及び第5図)、また
、第6図に示すように係止片2の両端部を残して下面を
凹状とすることにより材料の節約をするようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るすべり止めの実施例を
示し、第1図は使用状態における断面図、第2図は同じ
く一部を破壊した平面図、第3図は係止片の斜視図、第
4図は係止片の他の実施例を示す斜視図、第5図は第4
図のI−I線断面図、第6図は係止片のさらに他の実施
例を示す斜視図、第7図および第8図は既設のすべり止
めの断面図である。 A・・・・・・すべり止め体、B・・・・・・取付板、
C・・・・・・既設のすべり止め金具、D・・・・・・
階段、1・・・・・・すべり止め金具Cの嵌支溝、2・
・・・・・係止片、3・・間長孔、4・・・・・・止着
子、14・・・・・・取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 階段先端部に設けられた既設のすべり止め金具の上面に
    形成された嵌支溝内に嵌合される複数の係止片と、上記
    すべり止め金具の上面に取付けられる取付板と、この取
    付板の上面に取付けられるすべり止め体とからなり、取
    付孔を形成した複数の係止片を上記すべり止め金具の嵌
    支溝に互いに所定間隔を置いて嵌合し、複数の長孔をそ
    の長手方向に沿って穿設した取付板を上記すべり止め金
    具の上面に載置して、該取付板の長孔内にその上方から
    止着子を嵌挿し、各止着子を嵌支溝に嵌支されている係
    止片の取付孔に螺合して、該係止片を釣り込んで嵌支溝
    の両側壁上方に密着状に係着して取付板を取付け、該取
    付板の上面にすべり止め体を取付は固定してなることを
    特徴とする建物用すべり止め。
JP1976081520U 1976-06-23 1976-06-23 建物用すべり止め Expired JPS5929060Y2 (ja)

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JP1976081520U JPS5929060Y2 (ja) 1976-06-23 1976-06-23 建物用すべり止め

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53630U JPS53630U (ja) 1978-01-06
JPS5929060Y2 true JPS5929060Y2 (ja) 1984-08-21

Family

ID=28561267

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976081520U Expired JPS5929060Y2 (ja) 1976-06-23 1976-06-23 建物用すべり止め

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54113655A (en) * 1978-02-27 1979-09-05 Hitachi Cable Ltd Prevention of continuous extruder die against sticking of extrudate
JPS54165567U (ja) * 1978-05-11 1979-11-20

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924417U (ja) * 1972-06-02 1974-03-01
JPS5173331A (ja) * 1974-12-21 1976-06-25 Tokyo Shibaura Electric Co

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924417U (ja) * 1972-06-02 1974-03-01
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JPS53630U (ja) 1978-01-06

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