JPH08295162A - シートトラック - Google Patents

シートトラック

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JPH08295162A
JPH08295162A JP10332795A JP10332795A JPH08295162A JP H08295162 A JPH08295162 A JP H08295162A JP 10332795 A JP10332795 A JP 10332795A JP 10332795 A JP10332795 A JP 10332795A JP H08295162 A JPH08295162 A JP H08295162A
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Toshiki Sugiura
歳機 杉浦
Masahito Horie
雅人 堀江
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロック機構,ウォークイン機構の構成部品点
数が少ないシートトラック。 【構成】 シートバックの前傾動作と共に回転するウォ
ークインレバー83と、アッパレール21に回転可能に
設けられ、ロックレバー41に対してロアレール11の
ロック突起10への係合を解除する方向に押接可能なオ
ープンレバー85と、ウォークインレバー83の回転端
部とオープンレバー85の回転端部とを連結する連結部
材88と、オープンレバー85をロックレバー41より
離れる方向に付勢する第1の付勢手段89と、アッパレ
ール21に設けられ、オープンレバー85に係合可能
で、係合時オープンレバー85の回転を禁止するロック
プレート91と、ロックプレート91をオープンレバー
85に係合する方向に付勢する第2の付勢手段92と、
ロアレール11に設けられ、ロックプレート91をオー
プンレバー85に対して係合/非係合位置に案内するガ
イド手段96とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートトラックに関
し、更に詳しくは、ウォークイン機構を有したシートト
ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】次に図面を用いて従来例を説明する。図
10は従来例の一例を示す斜視図、図11は図10を別
の角度より見た斜視図、図12は図10におけるA-A断
面図、図13及び図14は図12におけるメモリブロッ
クの断面図である。
【0003】これらの図において、101はフロア側に
固設されるロアレール、102は該ロアレール101に
その長手方向に摺動可能に嵌合するアッパレールであ
る。ロアレール1は基壁部101aと、該基壁部101
aの両側より反フロア方向に折曲した側壁部101b
と、該側壁部101bより外側に向って延出するフラン
ジ部101cとよりなる。
【0004】又、アッパレール102は基壁部102a
と、該基壁部102aの両側よりフロア方向に延出する
側壁部102bと、該側壁部102bより内側に向って
延出するフランジ部102cとよりなる。そして、スチ
ールボール103、ローラ104でもってロアレール1
01とアッパレール102とは摺動可能に嵌合している
(図12参照)。ロアレール101の基壁部101aに
は、長手方向に複数のロック孔105aが所定のピッチ
で穿設されたロックプレート105が固着されている。
又、アッパレール102の基壁部102aにはアッパレ
ール102と並ぶように沿設されたハンドルシャフト1
06を回動可能に支持するハンドルシャフトブラケット
107が固着されている。ハンドルシャフトブラケット
107には2つのハンドルシャフト支持部107aと、
ウォークインケーブル支持部107b(図10では、ウ
ォークインケーブル支持部107bの内側の構成を示す
ため、この先端側部分を破断し、図示を省略している)
とが設けられている。前記2つのハンドルシャフト支持
部107aの間のハンドルシャフト106部分の後部に
はロックレバー108が固着され、前部にはウォークイ
ンレバー109が垂直回動可能に嵌合されている。ロッ
クレバー108はロックプレート105のロック孔10
5aに選択的に係合可能なロック歯108aとウォーク
インレバー109に当接する突起部108bとを有して
いる。ウォークインレバー109は図示しないウォーク
インハンドル(又はリクライニングレバー)の作動、即ち
シートバックの前倒を伝達するウォークインケーブル1
10に接続されている。このため、ウォークインレバー
109は、ウォークインケーブル110の先端部が回動
可能に接続されるウォークインケーブル接続部109a
を有している。又、該ウォークインケーブル接続部10
9aの両側には、第1突起部109bと第2突起部10
9cとが設けられている。
【0005】尚、ウォークインケーブル110のアウタ
ケーブル110aはハンドルシャフトブラケット107
のケーブル支持部107bに固定されている。ハンドル
シャフト106の一方の端部には、すり割部106aが
設けられ、該すり割部106aの近傍のハンドルシャフ
ト106には、第1のスプリング14が巻装されてい
る。そして、第1のスプリング114の一方の端部はす
り割部106aに、他方の端部はハンドルシャフトブラ
ケット107にそれぞれ係止され、ハンドルシャフト1
06をロックレバー108とロックプレート105との
係合方向に回動付勢している。
【0006】又、アッパレール102の基壁部102a
のハンドルシャフトブラケット107の前方には、ハン
ドルシャフトブラケット107と並んで、ホールドレバ
ーブラケット111が固着されている。ホールドレバー
ブラケット111にはホールドレバー112がピン11
3を用いて水平回動可能に取付けられている。ホールド
レバー112の一方の回動端部には、非ウォークイン時
のウォークインレバー109の第2突起部109cと当
接しウォークインレバー109のウォークインのための
回動当初はウォークインレバー109の第2突起部10
9cに押動され、ウォークインレバー109の回動量が
増えるとウォークインレバー109の第2突起部109
cとの当接が外れる突起部112aと、この突起部11
2aのウォークインレバー109の第2突起部109c
との当接が外れた後のウォークイン時にウォークインレ
バー109の第2突起部109cと係合し、ロックレバ
ー109を非係合位置に保持する切欠部112bとが設
けられ、他方の回動端部には、非ウォークイン時のシー
トトラック位置への復帰時に後述のメモリブロック11
7に当接して押動されウォークインレバー109の第2
突起部109cと切欠部112bとの係合を解くキック
部112cが設けられている。ピン113には第2のス
プリング115が巻装され、該第2のスプリング115
の一方の端部はホールドレバー112に、他方の端部は
ピン113にそれぞれ係止されている。そして、第2の
スプリング115は、ホールドレバー112の一方の回
動端部が非ウォークイン時におけるウォークインレバー
109の方向(図10における反時計方向)に回動するよ
うな付勢力をホールドレバー112へ与えている。ロッ
クプレート105には、ロック孔116aが所定のピッ
チで穿設されたガイドプレート116がロックプレート
105と並んで固着されている。該ガイドプレート11
6には、メモリブロック117がガイドプレート116
の長手方向に摺動可能に嵌合している。
【0007】メモリブロック117は、図12及び図1
3に示すように、一面が開放されたメモリブロック本体
118と、メモリブロック本体118内に配設される弾
性体(例えば、ポリアセタール)でできたスライダ119
と、メモリブロック本体118の開放された面に嵌合す
るふた120とからなっている。メモリブロック本体1
18は、ガイドプレート116が嵌入するスリット11
8aと、ホールドレバー112のキック部112cに当
接可能な突起部118bと、メモリブロック117の上
方に配設されるハンドル121を回動可能に支持するた
めの前後2つのハンドル支持部118cとを備えてい
る。スライダ119にはガイドプレート116のロック
孔116bに係合可能なピン(突起)122が突設され、
スライダ119の底部には第3のスプリング123が設
けられる溝119aが両サイド(シートスライド方向を
基準にすると前方と後方)に設けられている。そして、
第3のスプリング123により、スライダ119はガイ
ドプレート116に当接する方向の付勢力を与えられて
いる。又、スライダ119の中央部(シートスライド方
向を基準にすると中間部)にはスリット119bが設け
られ、このスリット119bをまたぐようにシャフト1
24が設けられている。又、スライダ119の上部には
突起部119cが設けられている。ふた120の下部に
は突起部120aが設けられ、この突起部120aがメ
モリブロック本体118の底部に刻設されたスリット1
18dに係合することにより、ふた120はメモリブロ
ック本体118の解放された面に嵌合している。メモリ
ブロック本体118の2つのハンドル支持部118c間
にはシャフト125が設けられ、このシャフト125
に、ハンドル121が回動可能に取付けられている。ハ
ンドル121には下方に延出する延出部121aが設け
られ、この延出部121aにはシャフト124が遊嵌す
る長溝121bが刻設されている。
【0008】一方、アッパレール102のメモリブロッ
ク117側の側壁部102bにはスライダ119の突起
部119cが係合可能なメモリプレート126が取付け
られている。メモリプレート126のホールドレバー1
12近傍には溝126aが設けられている(図11参
照)。
【0009】尚、127はハンドルシャフト16に固着
されたハンドルレバー回転ストッパで、穴127aが穿
設されている。この穴127aにワイヤケーブル等の一
端を係止し、他端を他方のシートトラックのロック装置
に連結することにより、ハンドルシャフト106の回動
を他方のシートトラックのロック装置に伝達することが
できる。
【0010】次に上記構成のシートトラックの作動を説
明する。先ず、通常のシートトラック位置の調整は、図
10において、ハンドルシャフト106を第1のスプリ
ング114の付勢力に抗して矢印I方向に回動させる。
すると、ハンドルシャフト106に固着されたロックレ
バー108がロックプレート105との反係合方向に回
動し、シートトラックのロック解除がなされ、アッパレ
ール101はロアレール102に対し摺動可能な状態と
なる。そして、所望のシートスライドを行った後、ハン
ドルシャフト106を回動させていた力を解除すると、
ロックレバー108がロックプレート105方向に回動
し、ロックレバー108のロック歯108aがロックプ
レート105のロック孔105aに再び係合し、ロック
状態となる。
【0011】次に図示しないウォークインハンドル(又
はリクライニングレバー)を作動させると、シートバッ
クが前方に倒れると共に、その作動はウォークインケー
ブル110を介して、ウォークインレバー109に伝達
され、ウォークインレバー109を図10において矢印
II方向に回動させる。ウォークインレバー109が回動
すると、第1突起部109bがロックレバー108の突
起部108bに当接し、ロックレバー108も共に矢印
II方向に回動し、ロックレバー108とロックプレート
105との係合の解除、つまり、シートトラックのロッ
ク解除がなされる。更に、ウォークインレバー109が
矢印II方向に回動することにより、第2突起部109c
は、ホールドレバー112の突起部112aを第2のス
プリング115の付勢力に抗して、矢印III方向に押し
て回動させる。そして、ホールドレバー112が一定量
回動すると、第2突起部109cと突起部112aとの
当接が外れ、ホールドレバー112が元の位置の方向に
若干回動し、ホールドレバー112の切欠部112bが
第2突起部109cと係合する。このホールドレバー1
12の切欠部112bとウォークインレバー109の第
2突起部109cとの係合では、ホールドレバー112
の切欠部112bにウォークインレバー109が十分突
き当たっており、ホールドレバー112はこの係合状態
を保持したまま図10の矢印III方向に回動することは
できない。このため、ロックレバー108はロックプレ
ート105との非係合位置に保持されることになる。こ
のようにして、シートトラックのロック解除がなされる
と同時に、図示しないばねにより前方に付勢されている
シートは、最前位にスライドし、ウォークインがなされ
る。
【0012】次に、ウォークインがなされたシートをウ
ォークイン前のシートトラック位置(正確にはメモリブ
ロック117により設定されたシートトラック位置)に
復帰させるには、前方に倒れたシートを起こし、シート
を後方にスライドさせていく(ここで、メモリブロック
117は、ウォークイン前のホールドレバー112近傍
に配置されているものとする)。後方にシートをスライ
ドさせていくと、メモリブロック本体118の突起部1
18bにホールドレバー112のキック部112cが当
接する。これにより、ホールドレバー112を図10の
矢印III方向に回動する(キック部112cのカム形状の
選択によりホールドレバー112を矢印III方向に回転
させることは容易である)。ホールドレバー112が一
定量回動すると、ロックレバー18を非係合位置に保持
していたホールドレバー112の切欠部112bとウォ
ークインレバー109の第2突起部109cとの係合が
外れ、ウォークインレバー109及びロックレバー10
8は第1のスプリング114の付勢力でもって反矢印II
方向に回動し、ロックレバー108のロック歯108a
がロックプレート105のロック孔105aに係合し、
再びロックがなされ、ウォークイン前のシートトラック
位置への復帰が完了する。このウォークイン後に復帰さ
せるシートトラック位置は、メモリブロック117がガ
イドプレート116上のどのロック孔116aに、スラ
イダ119及びピン122によって係止されているかに
より決まる。
【0013】次に、このメモリブロック117のガイド
プレート116上の係止位置を変更する方法を説明す
る。まずメモリブロック117のガイドプレート116
の係止を解除する場合は、図13において、ハンドル1
21を矢印IV方向に回転させる。これにより、スライダ
119が第3のスプリング123の付勢力に抗して反ガ
イドプレート116方向に移動し、ピン122とガイド
プレート116のロック孔116aとの係合が解除され
る。このとき、スライダ119の突起部119cがメモ
リプレート126のA面からB面に乗り越えており、ハン
ドル121を操作する力を解除しても、スライダ119
上のピン122はガイドプレート116のロック孔11
6aとの非係合位置に保持される。この状態でウォーク
イン後に復帰させるべきシートトラック位置にアッパレ
ール102を移動させる。これにより、メモリプレート
126も移動する。この移動後、メモリブロック117
をシートトラック方向に移動させると、メモリプレート
126の溝126a上にメモリブロック117の突起部
119cが来たところで、ピン122の前記非係合位置
に保持された状態が解除される。即ち、突起部119c
が上記溝126aを通過して図13の状態に戻り、スラ
イダ119のピン122はその位置にあるガイドプレー
ト116上のロック孔116aに係合し、メモリブロッ
ク117がガイドプレート116上の特定のロック孔1
16aに係止される。ここで、このピン122がガイド
プレート116上のロック孔116aに係合したときの
ガイドプレート116上のメモリブロック117の位置
は、ウォークイン後に復帰させるべきシートトラック位
置を与えるためのメモリブロック117の位置でもあ
る。
【0014】上記構成によれば、ウォークイン後、シー
トをウォークイン前のシートトラック位置へワンアクシ
ョンで復帰させることができる。又、ウォークイン後に
復帰させるシートスライド位置を変えたい場合は、ハン
ドル121を回転させ、メモリブロック117をスライ
ドさせることにより、簡単に変更することができる。即
ち、復帰させるべきシートトラック位置は、メモリブロ
ック117が係止されるガイドプレート116上のロッ
ク孔116aを変えることにより、任意に設定できる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のシ
ートトラックにおいては、ロック機構,ウォークイン機
構が、移動するアッパレール2の側部にブラケットを介
して張り出して設けられているので、ロック機構,ウォ
ークイン機構が占めるスペースが大きいという問題点が
ある。
【0016】又、このロック機構の構成部品点数も多い
という問題点がある。本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたもので、その目的は、ロック機構,ウォークイン
機構の占めるスペースが小さく、ロック機構,ウォーク
イン機構の構成部品点数が少ないシートトラックを提供
することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、フロア側に固着され、ロック突起が軸方向に沿っ
て設けられたロアレールと、該ロアレールに摺動可能に
係合し、シート側に設けられるアッパレールと、該アッ
パレールに沿って回転可能に設けられ、前記アッパレー
ルのロック突起に係合する係合部を有したロックレバー
と、該ロックレバーの係合部が前記ロック突起に係合す
る方向に付勢する付勢手段とを有したシートトラックで
あって、リクライニング装置の回転中心に回転可能に設
けられ、シートバックの前傾動作と共に回転するウォー
クインレバーと、前記アッパレールに回転可能に設けら
れ、前記ロックレバーに対して前記ロアレールの前記ロ
ック突起への係合を解除する方向に押接可能なオープン
レバーと、前記ウォークインレバーの回転端部と前記オ
ープンレバーの回転端部とを連結する連結部材と、前記
オープンレバーを前記ロックレバーより離れる方向に付
勢する第1の付勢手段と、前記アッパレールに設けら
れ、前記オープンレバーに係合可能で、係合時前記オー
プンレバーの回転を禁止するロックプレートと、前記ロ
ックプレートを前記オープンレバーに係合する方向に付
勢する第2の付勢手段と、前記ロアレールに設けられ、
前記ロックプレートを前記オープンレバーに対して係合
/非係合位置に案内するガイド手段とを有するものであ
る。
【0018】具体的な第1の構成として、前記ロックプ
レート及び第2の付勢手段は、基端部が前記アッパプレ
ートに設けられ、先端部側が前記アッパレールに接近/
離反可能な弾性部材であり、前記オープンレバー,前記
ロックプレートのうちどちらか一方にピンを、他方に前
記ピンが係合可能な穴を設けたものがある。
【0019】具体的な第2の構成として、前記オープン
レバーに、該オープンレバーの回転平面と略直交する平
面部を設け、前記ロックプレートは前記平面部に当接可
能なものがある。
【0020】具体的な第3の構成として、前記オープン
レバーと前記ロックプレートとは、回転端部同士が交差
可能に設けられ、前記オープンレバーの回転端部には、
第1の付勢手段によって回転される方向に対向するよう
に形成された第1の斜面を、前記ロックプレートの回転
端部には、前記オープンレバーの第1の斜面に当接可能
な第2の斜面を形成したものがある。
【0021】
【作用】本発明のシートトラックにおいて、ウォークイ
ンレバーが回転すると、連結部材を介してオープンレバ
ーも第1の付勢手段に抗して回転し、ロックレバーのロ
アレールのロック突起への係合が解除される。
【0022】アッパレールの移動により、ロックレバー
はガイド手段によりオープンレバーに対して係合/非係
合位置に案内される。ロックレバーがオープンレバーに
対して係合位置にあるときには、オープンレバーの回転
は禁止される。
【0023】そして、ロックレバーは、アッパレールに
沿って回転可能に設けられ、ウォークンレバー,ロック
レバーはアッパレールに回転可能に設けられているの
で、ロック機構,ウォークイン機構の占めるスペースが
小さく、しかも、ブラケットを用いていないので構成部
品点数が少ない。
【0024】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の要部分解斜視図、図
2は図1において組付け後のA-A断面図、図3は図1に
おいて組付け後のB-B断面図、図4は図1における側面
構成図、図5は図4における要部拡大図、図6は図1に
おいて組付け後のウォークイン機構を除いたD方向矢視
図である。
【0025】尚、本実施例のシートトラックは、助手席
のシート下面の両サイドに設けられるものであるが、構
成は同一なので、一方のシートトラックを用いて説明
し、他方のシートトラックの説明は行なわない。
【0026】先ず、図2及び図3を用いてシートトラッ
クの構成部品であるアッパレール及びロアレールの断面
形状を説明する。フロア側に固着されるロアレール11
は、フロアと略平行に設けられた基底部12と、基底部
12の一方の端部に下方の端部が接続され、フロアから
離れる方向に延出する第1の側壁部13と、基底部11
の他方の端部に下方の端部が接続され、フロアから離れ
る方向に延出し、第1の側壁部13と略同じ長さの第2
の側壁部14と、第1の側壁部13の上方の端部に一方
の端部が接続され、基底部12と略平行に第2の側壁部
14方向へ延出する第1の天部15と、第2の側壁部1
4の上方の端部に一方の端部が接続され、基底部12と
略平行に第1の側壁部13方向へ延出し、第1の天部と
略同じ長さの第2の天部16と、第1の天部15の他方
の端部から基底部方向12に折曲し、第1の側壁部13
より長さが短い第1の垂下部17と、第2の天部16の
他方の端部から基底部12方向に折曲し、第1の垂下部
17と空間Sを介して対向し、第1の垂下部17と略同
じ長さの第2の垂下部18とからなっている。
【0027】そして、第1の垂下部17,第2の垂下部
18のうちどちらか一方、本実施例では第1の垂下部1
7には、ロアレール11の長手方向に沿ってロック突起
19が複数形成されている。
【0028】アッパレール21は、第1のアッパレール
22と第2のアッパレール23とから構成される。第1
のアッパレール22はロアレール11の第1の垂下部1
7,第2の垂下部18間に形成された空間Sを介してロア
レール11内に嵌入する第1の基部24と、第1の基部
24から延出し、ロアレール11の第1の側壁部13,
第1の天部15,第1の垂下部17で形成された空間S1
まで延出する第1の延出部25とからなっている。
【0029】一方、第2のアッパレール23は、ロアレ
ール11の第1の垂下部15,第2の垂下部18間に形
成された空間Sを介してロアレール11内に嵌入し、第
1のアッパレール22の第1の基部24に固着された第
2の基部26と、第2の基部26から延出し、ロアレー
ル11の第2の側壁部14,第2の天部16,第2の垂下
部18で形成された空間S2まで延出する第2の延出部2
7とからなっている。
【0030】そして、ロアレールの基底部12,第1の
側壁部13及びアッパレール21の第1の延出部25間
に配置された鋼球30と、ロアレールの基底部12,第
2の側壁部14及びアッパレール21の第2の延出部2
7間に配置された鋼球31とにより、アッパレール21
はロアレール11に対して摺動可能となっている。
【0031】アッパレール21において、第1のアッパ
レール22の第1の基部24の下部と、第2のアッパレ
ール23の第2の基部26下部との間には、アッパレー
ル21の長手方向に沿って空間S3が形成されている。
【0032】又、アッパレール21の後部において、第
1のアッパレール22の第1の基部24と、第2のアッ
パレール23の第2の基部26との間には、前述の空間
S3の延出方向と直交する方向(上下方向)延出し、空間S3
に接続する空間S3′が形成されている。そして、アッパ
レール21は図示しないスプリングによって前方に移動
する方向に付勢されている。
【0033】次に、図1から図5を用いてシートトラッ
クのロック機構の説明を行なう。41はアッパレール2
1の第1のアッパレール22と第2のアッパレール23
との間に形成された空間S3に配設されるロックレバーで
ある。
【0034】ロックレバー41の略中間部には穴42が
形成され、アッパレール21(第2のアッパレール23)
に形成された穴43及びロックレバー41の穴42に係
合するピン44を用いて、上下方向に回転可能に設けら
れている。
【0035】このロックレバー41の一方の回転端部
(後端部)下部には、ロアレール11のロック突起19方
向に折曲された折曲部45と、一方の回転端部上部に
は、アッパレール21の第1のアッパレール22と第2
のアッパレール23との間に形成された空間S3′に嵌入
する嵌合部46とが形成されている。
【0036】折曲部45には、ロアレール11のロック
突起19に係合可能なロック穴47が形成されている。
尚、本実施例の場合、第1のアッパレール22の第1の
基部24,第1の延出部25において、ロックレバー4
1の折曲部45の移動範囲と干渉する部分は図に示すよ
うに切りかかれている。
【0037】一方、アッパレール21の第2のアッパレ
ール23には穴43を中心とした円弧状の穴51が穿設
されている。また、ロックレバー41の嵌合部46に
は、穴51を介して外部に突出する係止部52が形成さ
れている。53は一端部が第2のアッパレール23に係
止され、他端部がロックレバー41の係止部52に係止
され、ロックレバー41のロック穴47が、ロアレール
11のロック突起19に係合する方向に付勢するスプリ
ングである。
【0038】ロックレバー41の他方の端部(前端部)
は、他方のシートトラック方向に折曲され、先端には切
り欠き溝63が形成されている。アッパレール21の前
部には、穴64が形成され、この穴64にハンドルバー
70の一方の端部が回転可能に係合している。このハン
ドルバー70の他方の端部は、他方のシートトラックの
アッパレール21の穴に回転可能に係合している。
【0039】このハンドルバー70は、両端部近傍に形
成され、ロックレバー41の切り欠き溝63が係合する
クランク部71と、シート前縁に沿って延出する操作部
72とから構成されている。
【0040】80はアッパレール21の後端部に設けら
れ、図示しないシートバックを前後方向に傾動可能とす
るリクライニング機構である。このリクライニング機構
80のヒンジピン81には、外端部がアッパレール側に
係止され、シートバックを前傾れ方向に付勢するスプリ
ング82の内端部が係止されている。
【0041】83はヒンジピン81に回転可能に設けら
れ、シートバック側に設けられた突起が当接可能で、シ
ートバックと共に傾動するウォークインレバーである。
85はアッパレール21の第2のアッパレール23にピ
ン86を用いて回転可能に取付けられたオープンレバー
である。オープンレバー85の一方の回転端部には、ロ
ックレバー41の係止部52に当接可能な当接部87が
形成され、他方の回転端部には、一端部がウォークイン
レバー83に係止された連結ロッド88の他端部が係止
されている。
【0042】更に、オープンレバー85には一端部がア
ッパレール21に係止された第1の付勢手段としてのス
プリング89の他端部が係止され、オープンレバー85
の当接部87がロックレバー41の係止部52より離れ
る方向に付勢している。更に、オープンレバー85の回
転中心と当接部87との間には、オープンレバー85の
回転中心を中心として円弧状の穴90が形成されてい
る。
【0043】アッパレール21の第1のアッパレール2
2には、ロックプレート91の基端部が設けられてい
る。このロックプレート91は基端部を除いて第2の付
勢手段としての板ばね92より構成され、先端部には、
アッパレール21に穿設された穴93を介して、オープ
ンレバー85の穴90に嵌合し、オープンレバー85の
回転を規制するピン94が設けられている。
【0044】更に、ロアレール第1の天部15上には、
ロックプレート91の板ばね92の下部に形成されたガ
イド部92aが摺接可能なガイド手段としてのガイドプ
レート96が設けられている。このガイドプレート96
の前部はアッパレール21より離反する方向に折曲した
離反部96aが形成されている。
【0045】次に、上記構成のシートトラックのロック
機構の作動を説明する。ロックレバー41のロック穴4
7はトーションバー60により、ロアレール11のロッ
ク突起19に係合し、アッパレール21の摺動は禁止さ
れている。
【0046】ここで、スプリング53に付勢力に抗して
ループハンドル70を上方に持ち上げると、ロックレバ
ー41は、ピン44を中心に回転し、ロックレバー41
の折曲部45側は下方に移動し、ロックレバー41のロ
ック穴47のロアレール11のロック突起19への係合
は解除される。よって、アッパレール21はロアレール
11に対して摺動可能な状態となり、所望のシートトラ
ック位置へアッパレール21を摺動させる。
【0047】所望の位置へアッパレール21が移動した
ならば、ループハンドル70の操作力を解除する。する
と、スプリング53の付勢力によってロックレバー41
も元の位置に復帰し、ロックレバー41のロック穴47
が、ロアレール11のロック突起19に係合し、アッパ
レール21の摺動は再び禁止される。
【0048】次に、上記実施例のウォークイン機構の作
動を説明する。シートバックに着座しない状態、又は、
着座者の背部がシートバックを押圧していない状態に
て、リクライニング機構の操作レバー又は、ウォークイ
ンペダルを操作すると、リクライニング機構がアンロッ
ク状態となり、スプリング82の付勢力によりシートバ
ックが最前傾位置に向かって傾動する。すると、ウォー
クインレバー83も図1において、反時計方向に回転
し、連結ロッド88を介してスプリング84の付勢力に
抗してオープンレバー85も反時計方向に回転し、当接
部87がロックレバー41の係止部52を押し、ロック
レバー41のロック穴47とロアレール11の突起10
との係合が解除され、シートトラックはアンロック状態
となり、アッパレール21は図示しないスプリングによ
って最前位置まで移動する。
【0049】次に、シートバックを起こし、アッパレー
ル21を後方に向かって移動させると、ガイドプレート
96に案内されるロックプレート91は、ガイド部92
aがガイドプレート96の離反部96aを通過する際
に、外側に撓み、ピン94がオープンレバー85の穴9
3より抜けるので、オープンレバー85はスプリング8
9の付勢力により、時計方向に回転し、当接部87がロ
ックレバー41の係止部52を押す状態が一瞬解除さ
れ、ロックレバー41のロック穴47がロアレール11
の突起10との係合し、シートトラックのロック状態と
なり、それ以上の後方への移動は禁止される。
【0050】上記構成によれば、ロックレバー41は、
アッパレール21の第1の基部24,第2の基部26間
に形成された空間S3に配設されているので、ロック機構
の占めるスペースが小さく、しかも、従来ロック機構の
ように、ブラケットを用いていないのでロック機構の構
成部品点数が減少する。
【0051】更に、ウォークイン機構もアッパレール2
1の側面に設けられているので、ウォークイン機構の占
めるスペースが小さく、しかも、部品点数も少ない。更
に、上記実施例では、ロックプレート91に板ばね92
を用いたことにより、オープンレバーと第2の付勢部材
とを兼用することができ更に部品点数が少なくなる。
【0052】次に、図7を用いて本発明の第2の実施例
を説明する。図7は第2の実施例の要部構成図である。
尚、本実施例と第1の実施例と同一部分には同一符号を
付し、同一部分の説明は省略する。本実施例と第1の実
施例との相違点は、ウォークイン機構である。
【0053】図において、200はアッパアーム21に
回転可能に設けられたオープンレバーである。このオー
プンレバー200の第1の回転端部には、ロックプレー
ト41の係止部52に当接可能な当接部201が形成さ
れている。また、オープンレバー200に隣接してロッ
クレバー202が回転可能に設けられている。ロックレ
バー202の第1の回転端部はオープンレバー200の
第2の回転端部に形成され、オープンレバー200の回
転平面と略直交する段部203に当接可能な当接部20
4が形成されている。
【0054】また、ロアレール11上には、ロックレバ
ー202の第2の回転端部に形成されたガイド部205
が当接可能なガイド206が設けられている。そして、
207は中間部がアッパアーム21に係止され、一方の
端部がオープンレバー200に係止され、他方の端部が
ロックレバー202に係止され、オープンレバー200
に対しては、当接部201がロックプレート41の係止
部52を押接する方向に、ロックレバー202に対して
は、当接部204がオープンレバー200の段部203
に当接する方向に、また、ガイド部206がガイド20
5に押接する方向に付勢する第1及び第2の付勢部材と
しての弾性材である。
【0055】上記構成の作動を説明する。シートバック
に着座しない状態、又は、着座者の背部がシートバック
を押圧していない状態にて、リクライニング機構の操作
レバー又は、ウォークインペダルを操作すると、リクラ
イニング機構がアンロック状態となり、シートバックが
最前傾位置に向かって傾動する。すると、図示しないウ
ォークインレバーも回転し、連結ロッド88を介してオ
ープンレバー200も弾性部材207の付勢力に抗し
て、反時計方向に回転し、当接部201がロックレバー
41の係止部52を押し、ロックレバー41のロック穴
とロアレール11の突起10との係合が解除され、シー
トトラックはアンロック状態となり、アッパレール21
は図示しないスプリングによって最前位置まで移動す
る。この時、アッパアーム21の前方への移動により、
ロックレバー202のガイド部206は、ガイド205
より離れることにより、ロアレール11上に押接し、反
時計方向に回転し、当接部204はオープンレバー20
0の段部203に当接し、オープンレバー200の時計
方向の回転(当接部201のロックレバー41の係止部
52への当接解除)を禁止する。
【0056】次に、シートバックを起こし、アッパレー
ル21を後方に向かって移動させると、ロックレバー2
02のガイド部206がガイド205に乗り上げ、ロッ
クレバー202は時計方向に回転し、当接部201のロ
ックレバー41の係止部52への当接が解除され、オー
プンレバー200は弾性部材207の付勢力により、時
計方向に回転し、当接部201がロックレバー41の係
止部52を押す状態が解除され、ロックレバー41のロ
ック穴47がロアレール11の突起10との係合し、シ
ートトラックのロック状態となり、それ以上の後方への
移動は禁止される。
【0057】上記構成においても第1の実施例と同様な
効果を得ることができる。次に、図8及び図9を用いて
本発明野第3の実施例を説明する。図8は第3の実施例
の要部構成図、図9は図8におけるオープンレバーとロ
ックレバーの作動を説明する図である。尚、本実施例と
第1の実施例と同一部分には同一符号を付し、同一部分
の説明は省略する。本実施例と第1の実施例との相違点
は、ウォークイン機構である。
【0058】図において、250はアッパアーム21に
回転可能に設けられたオープンレバーである。このオー
プンレバー250の第1の回転端部には、ロックプレー
ト41の係止部52に当接可能な当接部251が形成さ
れている。また、オープンレバー250に隣接してロッ
クレバー252が回転可能に設けられている。ロックレ
バー252の第1の回転端部はオープンレバー250の
第2の回転端部に形成された斜面253に当接可能な斜
面254が形成されている。
【0059】また、ロアレール11上には、ロックレバ
ー202の第2の回転端部に形成されたガイド部255
が当接可能なガイド256が設けられている。そして、
オープンレバー250には、一端部がアッパアーム21
に係止された第1の付勢部材としてのスプリング260
の他端部が係止され、当接部251がロックプレート4
1の突起10に当接する方向に付勢されている。
【0060】また、ロックレバー252には、一端部が
アッパアーム21に係止された第2の付勢部材としての
スプリング2261の他端部が係止され、斜面254が
オープンレバー250の斜面254に係合する方向に付
勢されている。
【0061】上記構成の作動を説明する。シートバック
に着座しない状態、又は、着座者の背部がシートバック
を押圧していない状態にて、リクライニング機構の操作
レバー又は、ウォークインペダルを操作すると、リクラ
イニング機構がアンロック状態となり、シートバックが
最前傾位置に向かって傾動する。すると、図示しないウ
ォークインレバーも回転し、連結ロッド88を介してオ
ープンレバー250もスプリング260の付勢力に抗し
て、反時計方向に回転し、当接部251がロックレバー
41の係止部52を押し、ロックレバー41のロック穴
とロアレール11の突起10との係合が解除され、シー
トトラックはアンロック状態となり、アッパレール21
は図示しないスプリングによって最前位置まで移動す
る。この時、アッパアーム21の前方への移動により、
ロックレバー202のガイド部206は、ガイド256
が通過することにより、ロアレール11上に押接し、反
時計方向に回転し斜面254はオープンレバー200の
斜面253と当接し(図9参照)、オープンレバー250
の時計方向の回転(当接部201のロックレバー41の
係止部52への当接解除)を禁止する。
【0062】次に、シートバックを起こし、アッパレー
ル21を後方に向かって移動させると、ロックレバー2
52のガイド部255がガイド256上に乗り上げ、ロ
ックレバー252は時計方向に回転し、ロックレバー2
52の斜面254とオープンレバー250の斜面253
との当接が解除され、オープンレバー250はスプリン
グ260の付勢力により、時計方向に回転し、当接部2
51がロックレバー41の係止部52を押す状態が解除
され、ロックレバー41のロック穴47がロアレール1
1の突起10との係合し、シートトラックのロック状態
となり、それ以上の後方への移動は禁止される。
【0063】上記構成においても第1の実施例と同様な
効果を得ることができる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ロッ
クレバーは、アッパレールに沿って回転可能に設けら
れ、ウォークンレバー,ロックレバーはアッパレールに
回転可能に設けられているので、ロック機構,ウォーク
イン機構の占めるスペースが小さく、しかも、ブラケッ
トを用いていないので構成部品点数が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部分解斜視図であ
る。
【図2】図1において組付け後のA-A断面図である。
【図3】図1において組付け後のB-B断面図である。
【図4】図1における側面構成図である。
【図5】図4における要部拡大図である。
【図6】図1において組付け後のウォークイン機構を除
いたD方向矢視図である。
【図7】本発明の第2の実施例を説明する図である。
【図8】本発明の第3の実施例を説明する図である。
【図9】図8におけるオープンレバーとロックレバーの
作動を説明する図である。
【図10】従来例の一例を示す斜視図である。
【図11】図10を別の角度より見た斜視図である。
【図12】図10におけるA-A断面図である。
【図13】図12におけるメモリブロックの断面図であ
る。
【図14】図12におけるメモリブロックの断面図であ
る。
【符号の説明】
11 ロアレール 21 アッパレール 41 ロックレバー 53,89 スプリング 85 オープンレバー 91 ロックレバー 92 板ばね 96 ガイドプレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロア側に固着され、ロック突起が軸方
    向に沿って設けられたロアレールと、該ロアレールに摺
    動可能に係合し、シート側に設けられるアッパレール
    と、該アッパレールに沿って回転可能に設けられ、前記
    アッパレールのロック突起に係合する係合部を有したロ
    ックレバーと、該ロックレバーの係合部が前記ロック突
    起に係合する方向に付勢する付勢手段とを有したシート
    トラックであって、 リクライニング装置の回転中心に回転可能に設けられ、
    シートバックの前傾動作と共に回転するウォークインレ
    バーと、 前記アッパレールに回転可能に設けられ、前記ロックレ
    バーに対して前記ロアレールの前記ロック突起への係合
    を解除する方向に押接可能なオープンレバーと、 前記ウォークインレバーの回転端部と前記オープンレバ
    ーの回転端部とを連結する連結部材と、 前記オープンレバーを前記ロックレバーより離れる方向
    に付勢する第1の付勢手段と、 前記アッパレールに設けられ、前記オープンレバーに係
    合可能で、係合時オープンレバーの回転を禁止するロッ
    クプレートと、 前記ロックプレートを前記オープンレバーに係合する方
    向に付勢する第2の付勢手段と、 前記ロアレールに設けられ、前記ロックプレートを前記
    オープンレバーに対して係合/非係合位置に案内するガ
    イド手段と、 を有することを特徴とするシートトラック。
  2. 【請求項2】 前記ロックプレート及び第2の付勢手段
    は、基端部が前記アッパプレートに設けられ、先端部側
    が前記アッパレールに接近/離反可能な弾性部材であ
    り、 前記オープンレバー,前記ロックプレートのうちどちら
    か一方にピンを、他方に前記ピンが係合可能な穴を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のシートトラック。
  3. 【請求項3】 前記オープンレバーに、該オープンレバ
    ーの回転平面と略直交する平面部を設け、 前記ロックプレートは前記平面部に当接可能なことを特
    徴とする請求項1記載のシートトラック。
  4. 【請求項4】 前記オープンレバーと前記ロックプレー
    トとは、回転端部同士が交差可能に設けられ、 前記オープンレバーの回転端部には、第1の付勢手段に
    よって回転される方向に対向するように形成された第1
    の斜面を、 前記ロックプレートの回転端部には、前記オープンレバ
    ーの第1の斜面に当接可能な第2の斜面を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のシートトラック。
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