JPH08295070A - 感熱紙及び感熱プリンタ - Google Patents

感熱紙及び感熱プリンタ

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Publication number
JPH08295070A
JPH08295070A JP7103355A JP10335595A JPH08295070A JP H08295070 A JPH08295070 A JP H08295070A JP 7103355 A JP7103355 A JP 7103355A JP 10335595 A JP10335595 A JP 10335595A JP H08295070 A JPH08295070 A JP H08295070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
magenta
yellow
printing
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7103355A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Sakamoto
博孝 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7103355A priority Critical patent/JPH08295070A/ja
Publication of JPH08295070A publication Critical patent/JPH08295070A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面に宛名書きを、裏面に写真などを印字で
きる感熱紙及び感熱プリンタを提供することを目的とす
る。 【構成】 支持体5の裏面にシアン発色層4、マゼンタ
発色層3、イエロー発色層2、耐熱性保護層1を塗布
し、また表面にブラック発色層6、耐熱性保護層1を塗
布して感熱紙とした。したがって裏面を用いることによ
り写真などを印字でき、また表面を用いることにより宛
名などを印字でき、使用性の高いものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙自体に熱を与
え、記録紙に塗布された発色剤により発色させる感熱紙
及び感熱プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラービデオプリンタと呼ばれる
プリンタは、テレビやビデオレコーダとビデオインタフ
ェースによって接続され、その静止画像データを葉書サ
イズの用紙の裏面に印字するようになっている。
【0003】また、従来よりコンピュータに接続してコ
ンピュータに取り込んだ静止画像データを印字できる昇
華型、熱転写型、インク噴射型、あるいはレーザービー
ム型のカラープリンタも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラービデオプリンタは静止画像データを葉書サイズの
用紙の裏面に印字することはできるが、プリンタの接続
先はテレビやビデオレコーダであるため、コンピュータ
と異なり、住所録の管理などはできない。従って、その
用紙の表面に宛名書きを行うためには、手書きするか、
ワープロなどの住所録を管理することが可能な別の機器
を利用して印字しなければならず、使用が面倒であると
いう問題点を有していた。
【0005】また、コンピュータと接続可能なカラープ
リンタにおいて、昇華型、熱転写型の場合はインクリボ
ンが必要であり、用紙裏面の画像データと、表面の宛名
書きを行わせると、ランニングコストが高くなるという
問題点を有していた。またインク噴射型の場合は、画像
データを写真ライクに印字するには、画質の面で技術的
課題があり、高品質の印字結果が得られず、またレーザ
ービーム型は本体自体が高価であるという問題点を有し
ていた。また、従来のフルカラー感熱型の記録紙は、日
経メカニカル1994.3.21号に記載されている。
図4はその従来の感熱紙の断面図であって、図示するよ
うに片面に耐熱性保護層1、イエロー発色層2、マゼン
タ発色層3、シアン発色層4を支持体5に塗布した構成
となっているため、反対の面に感熱プリンタを使用して
宛名書きを行うことが出来ないという問題点を有してい
た。
【0006】そこで本発明は、表面に宛名書きを、裏面
に写真などを印字できる感熱紙及び感熱プリンタを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、表
面にブラックの発色層を、裏面にイエロー、マゼンタ、
シアンなどの複数の発色層を塗布して感熱紙とした。ま
た感熱プリンタに表面印字モードと、裏面印字モードを
切り換えるモード切り換え制御部を設け、裏面印字の場
合はイエロー発色、イエロー定着、マゼンタ発色、マゼ
ンタ定着、シアン発色のプロセスで印字を行い、表面印
字の場合はブラック発色のプロセスで印字するようにし
た。
【0008】
【作用】以上の構成によって、裏面印字の場合はイエロ
ー発色、イエロー定着、マゼンタ発色、マゼンタ定着、
シアン発色のプロセスで印字を行い、表面印字の場合
は、ブラック発色のプロセスで印字できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例の感熱紙の
断面図である。1は記録紙の摩擦熱等による発色を防止
する耐熱性保護層、2はカラーの一成分であるイエロー
を発色させるための発色剤を含むイエロー発色層、3は
カラーの一成分であるマゼンタを発色させるための発色
剤を含むマゼンタ発色層、4はカラーの一成分であるシ
アンを発色させるための発色剤を含むシアン発色層であ
り、これらの発色層は支持体5の裏面に塗布されてい
る。また支持体5の表面にはブラック発色層6と耐熱性
保護層1が塗布されている。
【0010】したがって裏面を印字する場合は、日経メ
カニカル1994.3.21号に記載されているよう
に、イエロー発色、イエロー紫外線定着、マゼンタ発
色、マゼンタ紫外線定着、シアン発色のプロセスで印字
を行う。また表面印字の場合は、ブラック発色のプロセ
スで印字を行う。これにより、例えば、裏面に家族の写
真と挨拶、表面に宛名書きをした年賀状などの葉書を安
価に、かつ、手軽に作成することが出来る。
【0011】図2は本発明の一実施例の感熱プリンタの
構成図、図3は同動作のフローチャートである。図2に
おいて、7は感熱プリンタ、8は画像データや宛名書き
のための住所録データ等を保持し、感熱プリンタ7へデ
ータを送出するコンピュータ、9は感熱プリンタ7の全
体を制御する主制御部、10はコンピュータ8から送出
されたデータを一時的に記憶する受信バッファ、11は
コンピュータ8から送出されたデータを受信、解析し、
必要データを受信バッファ10へ記憶させる通信制御
部、12はコンピュータ8から送出された命令に従い、
感熱紙の表面の印字か、裏面の印字かのモードを切り換
えるモード切り換え制御部、13は用紙の紙送りを行う
モータ、14はモータ13のON/OFFや回転速度調
整などの制御を行うモータ制御部、15は受信バッファ
10に一時記憶された印字データを感熱紙に熱として伝
える印字ヘッド、16は受信バッファ10に一時記憶さ
れたデータを印字ヘッド15へ印加電圧として転送を行
うなどの制御を行う印字ヘッド制御部、17は発色が終
了した層を定着させるための紫外線ランプ、18は紫外
線ランプ17の波長切り換えや光量等を制御する紫外線
ランプ制御部である。
【0012】次に感熱プリンタの動作を図3を参照して
説明する。ステップ1において、コンピュータ8から感
熱プリンタ7に対して印字のためのコマンドやデータ転
送が行われる。通信制御部11がコンピュータ8からの
データを受信し、受信バッファ10へ一時記憶する。ス
テップ2において、主制御部9はステップ1でコンピュ
ータ8から送られてきたコマンドをモード切り換え制御
部12へ送り、ここでモードの切り換えを行う。裏面の
カラー印字の場合はステップ3へ進み、表面のブラック
印字ならばステップ8へ進む。
【0013】ステップ3において、モータ制御部14が
モータ13を回転させ、同時に印字ヘッド制御部16が
受信バッファ10上のイエローのデータを印字ヘッド1
5へ転送してイエロー層の発色を行う。ステップ4にお
いて、モータ制御部14がモータ13を回転させ、同時
に紫外線ランプ制御部18がイエロー層の定着を行うた
めの紫外線ランプ17を点灯させ、イエロー層の定着を
行う。
【0014】ステップ5において、モータ制御部14が
モータ13を回転させ、同時に印字ヘッド制御部16が
受信バッファ10上のマゼンタのデータを印字ヘッド1
5へ転送してマゼンタ層の発色を行う。ステップ6にお
いて、モータ制御部14がモータ13を回転させ、同時
に紫外線ランプ制御部18がマゼンタ層の定着を行うた
めの紫外線ランプ17を点灯させ、マゼンタ層の定着を
行う。
【0015】ステップ7において、モータ制御部14が
モータ13を回転させ、同時に印字ヘッド制御部16が
受信バッファ10上のシアンのデータを印字ヘッド15
へ転送してシアン層の発色を行い、裏面の印字処理を終
了する。ステップ8において、モータ制御部14がモー
タ13を回転させ、同時に印字ヘッド制御部16が受信
バッファ10上のブラックのデータを印字ヘッド15へ
転送してブラック層の発色を行い、表面の印字処理を終
了する。以上、カラーの層がある方を裏面、ブラックの
層がある方を表面として説明してきたが、この逆でもか
まわない。
【0016】また、本実施例の説明では、表面と裏面の
モード切り換え命令は、コンピュータ8からコマンドと
して送られてくる様になっているが、感熱プリンタ7自
体に切り換えスイッチを設け、このスイッチによりモー
ド切り換えを行ってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、表面に宛
名書きを、裏面に写真などを印字できる使用性のよい感
熱紙や感熱プリンタを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の感熱紙の断面図
【図2】本発明の一実施例の感熱プリンタの構成図
【図3】本発明の一実施例の感熱プリンタの動作のフロ
ーチャート
【図4】従来の感熱紙の断面図
【符号の説明】
1 耐熱性保護層 2 イエロー発色層 3 マゼンタ発色層 4 シアン発色層 5 支持体 6 ブラック発色層 7 感熱プリンタ 8 コンピュータ 9 主制御部 10 受信バッファ 11 通信制御部 12 モード切り換え制御部 13 モータ 14 モータ制御部 15 印字ヘッド 16 印字ヘッド制御部 17 紫外線ランプ 18 紫外線ランプ制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にブラックの発色層を、裏面にイエロ
    ー、マゼンタ、シアンなどの複数の発色層を塗布したこ
    とを特徴とする感熱紙。
  2. 【請求項2】表面にブラックの発色層を、裏面にイエロ
    ー、マゼンタ、シアンなどの複数の発色層を塗布した感
    熱紙を用いる感熱プリンタであって、 表面印字モードと、裏面印字モードを切り換えるモード
    切り換え制御部を設け、裏面印字の場合はイエロー発
    色、イエロー定着、マゼンタ発色、マゼンタ定着、シア
    ン発色のプロセスで印字を行い、表面印字の場合はブラ
    ック発色のプロセスで印字することを特徴とする感熱プ
    リンタ。
JP7103355A 1995-04-27 1995-04-27 感熱紙及び感熱プリンタ Pending JPH08295070A (ja)

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JP7103355A JPH08295070A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 感熱紙及び感熱プリンタ

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JPH08295070A true JPH08295070A (ja) 1996-11-12

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