JPH08294374A - 牡蠣加工食品 - Google Patents

牡蠣加工食品

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JPH08294374A
JPH08294374A JP7137101A JP13710195A JPH08294374A JP H08294374 A JPH08294374 A JP H08294374A JP 7137101 A JP7137101 A JP 7137101A JP 13710195 A JP13710195 A JP 13710195A JP H08294374 A JPH08294374 A JP H08294374A
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JP
Japan
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oyster
food
paste
processed food
processed
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JP7137101A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Higami
好則 樋上
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HIGAMI SUISAN KK
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HIGAMI SUISAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風味と味が失われ難い牡蠣加工食品を提供す
ることを目的とする。 【構成】 牡蠣トコロテン等の牡蠣加工食品は、牡蠣ペ
ーストまたは牡蠣エキスを寒天等の熱変性物質または豆
腐やコンニャクに加えて固める。粉末状の牡蠣加工食品
は、牡蠣を乾燥して牡蠣粉末にする。穀類を使用した牡
蠣加工食品は、牡蠣ペースト・牡蠣エキス・牡蠣粉末
を、穀類を使用した煎餅等に混ぜて加工する。練り製品
型牡蠣加工食品は、牡蠣ペースト・牡蠣エキス・牡蠣粉
末を練り製品に加えてレトルト食品化する。レトルト食
品化した牡蠣加工食品は牡蠣エキス、牡蠣肉質、または
煮牡蠣をレトルト食品化する。乾燥した牡蠣加工食品
は、牡蠣を乾燥させて自由水を除去する。牡蠣飯用牡蠣
加工食品は、乾燥牡蠣または遠赤外線照射冷凍牡蠣と、
牡蠣飯用たれまたはレトルト食品化した液状牡蠣加工食
品をセツトにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、牡蠣加工食品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】牡蠣は海のミルクともいわれるくらい栄
養価が高く、10月から翌年の3月ぐらいまでが旬であ
り、生で食べられる他、てんぷらや煮物にして食されて
いる。しかし、牡蠣は自由水(蛋白質と結合していない
水分)が多いため変質しやすく、風味や味を落とさずに
保存することが難しい。牡蠣加工食品として、牡蠣塩辛
と牡蠣佃煮が知られているが、塩や砂糖あるいは醤油等
を使用して保存する場合は、塩等の使用量が多くないと
保存できず、牡蠣の風味が失われ、牡蠣の自由水と塩分
や糖分等が入れ替わることで、経時的に味が濃くなると
いう問題点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、風味が失
われ難く味が変質し難い牡蠣加工食品を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】この発明の1番目
の発明である牡蠣加工食品は、牡蠣ペースト(牡蠣をミ
キシングしたりすりつぶしたもの)または牡蠣エキス
(牡蠣または牡蠣ペーストに水を加えるか加えることな
く加熱したり加圧加熱して溶出した液)と、ゼラチン溶
液・寒天溶液・トコロテン溶液・卵白またはその溶液・
攪拌した卵・豆乳と凝固剤・コンニャク原料と消石灰ま
たは石灰水のうちの1または2以上の混合物を、牡蠣の
風味と味を失わない程度の調味料を加えるか加えること
なく、冷却、加熱、加圧加熱、またはレトルト食品化し
た、牡蠣トコロテン等の牡蠣加工食品であることを特徴
とする。牡蠣ペーストや牡蠣エキスと、水を加え熱溶し
たゼラチン溶液・水を加え熱溶した寒天溶液・熱溶した
トコロテン溶液等の熱変性物質とを混ぜて冷却し固める
と、牡蠣の風味と味が熱変性物質に封じ込められたゼリ
ー状・寒天状・トコロテン状等の牡蠣加工食品が得られ
る。また、卵白またはその水溶液や攪拌した卵と混ぜて
加熱または加圧加熱すると、豆腐状や茶碗蒸し状等の牡
蠣加工食品が得られ、これも、風味や味が閉じ込められ
て失われ難い。豆乳と混ぜ、苦汁等の凝固剤を加えて凝
固させたり、コンニャク原料(コンニャク玉をおろすか
粉砕したものに水を加えて練るか、コンニャク粉に水を
加えて練ったもの)と混ぜ、消石灰または石灰水を加え
て固めたものも、牡蠣の風味や味が失われ難い。上記し
た牡蠣加工食品をレトルト食品化したり真空パックした
ものは、風味が失われ難く味も変質し難い保存食品とな
る。上記牡蠣加工食品をつくるとき、塩辛や佃煮のよう
な保存を目的とした濃厚な味付けでなく、牡蠣の風味や
味を損なわない程度の少量の塩・醤油・酒・味醂・鰹だ
し等の調味料を使用してもよい。
【0005】この発明の2番目の発明である牡蠣加工食
品は、牡蠣を、その風味と味を失わない程度の調味料を
加えるか加えることなく乾燥させて粉末にするか、牡蠣
ペーストを、その風味と味を失わない程度の調味料を加
えるか加えることなく乾燥させた、粉末状の牡蠣加工食
品であることを特徴とする。粉末状の牡蠣加工食品(以
下単に牡蠣粉末という。)は、自由水が除去されている
ので腐敗し難く、牡蠣の風味と味も残り、真空パックし
たり、レトルト食品化すると更に保存性もよくなり、海
苔やゴマ等の乾燥食品を加えて振りかけ食品にしたり、
牡蠣粉末を加えて、蒲鉾・竹輪・はんぺん・てんぷら等
の練り製品や、うどん・蕎麦・ラーメン等の麺類、パ
ン、煎餅等もつくることができる。
【0006】この発明の3番目の発明である牡蠣加工食
品は、牡蠣ペースト、牡蠣エキス、または粉末状の牡蠣
加工食品を加えて作られた、煎餅・そーめん・うどん・
蕎麦・パンなどの、穀類を使用した牡蠣加工食品である
ことを特徴とする。粳米及びまたはもち米を使った煎餅
や、メリケン粉を使ったパンは、原料を焼いてつくら
れ、そーめん・うどん・蕎麦等は乾燥して保存されるの
で、これらの製造時牡蠣の自由水も同時に除去され、微
かな牡蠣の風味と味を残した保存食品となる。
【0007】この発明の4番目の発明である牡蠣加工食
品は、牡蠣ペースト、牡蠣エキス、または粉末状の牡蠣
加工食品を加えて作られた練り製品をレトルト食品化し
た、練り製品型牡蠣加工食品であることを特徴とする。
蒲鉾・はんぺん・竹輪等の練り製品には魚のすり身が利
用されるが、牡蠣ペースト、牡蠣エキス、または牡蠣粉
末を加えてつくった練り製品には牡蠣の風味と味が残
り、レトルト食品化されているので、保存性にも優れて
いる。
【0008】この発明の5番目の発明である牡蠣加工食
品は、牡蠣または牡蠣ペーストに、水を加えるか加える
ことなく、加熱または加圧加熱して牡蠣エキスを溶出さ
せ、肉質を取り除くか取り除くことなく、また、牡蠣の
風味と味を失わない程度の調味料を加えるか加えること
なくレトルト食品処理した、レトルト食品化した牡蠣加
工食品であることを特徴とする。上記牡蠣加工食品は、
牡蠣の風味と味を残し、しかもレトルト食品化されてい
るので、保存性に優れている。
【0009】この発明の6番目の発明である牡蠣加工食
品は、牡蠣を、その風味と味を失わない程度の調味料を
加えるか加えることなく、また水を加えるか加えること
なく加圧加熱または蒸した後、取り出して乾燥させた牡
蠣加工食品(以下単に乾燥牡蠣という。)であることを
特徴とする。上記牡蠣加工食品は、加圧加熱または蒸さ
れて殺菌され、かつ、乾燥して自由水が除去されている
ので、そのままでも腐敗し難く、真空パックしたり、レ
トルト食品化すると更に保存性がよくなり、しかも、牡
蠣の風味と味が残っており、経時的に味が濃厚にならな
い。なお、蒸したものは、煮たものに比し風味と味が失
われ難い。蒸すことには圧力釜内で蒸すことも含まれ、
温度が100℃以上になり、殺菌性が大になる。
【0010】この発明の7番目の発明である牡蠣加工食
品は、5番目の発明のレトルト食品化した液状牡蠣加工
食品か、または牡蠣飯用たれと、6番目の発明の乾燥し
た牡蠣加工食品か、または遠赤外線照射して冷凍した遠
赤外線照射冷凍牡蠣とをセットにした、牡蠣飯用牡蠣加
工食品であることを特徴とする。上記牡蠣飯用加工食品
は、レトルト食品化された牡蠣加工食品か、または牡蠣
飯用たれと、別容器の乾燥した牡蠣加工食品か、または
遠赤外線照射冷凍牡蠣がセットになっており、乾燥した
牡蠣加工食品は自由水が除去されているので、経時的に
味が濃くなることもなく、遠赤外線照射冷凍牡蠣は風味
と味が損なわれにくいので、レトルト食品化された牡蠣
加工食品と乾燥牡蠣、または牡蠣飯用たれと遠赤外線冷
凍牡蠣をを容器から出して、ご飯を炊くとき混ぜて炊く
と、乾燥した牡蠣加工食品は程よく水を吸って軟らかく
なり、遠赤外線照射冷凍牡蠣は水分を含んでいるので、
新鮮な牡蠣を炊き込んだ牡蠣飯に劣らない風味と味の牡
蠣飯を作ることができる。
【0011】
【実施例】まず、この発明で使用される語句につき説明
する。牡蠣とは、生牡蠣・冷凍した生牡蠣を解凍したも
の、または遠赤外線照射して冷凍した生牡蠣を解凍した
ものをいう。レトルト食品とは、加工済みの食品をアル
ミや合成樹脂の袋または容器に入れ、高圧高温で殺菌、
密封したものをいう。以下の実施例に使用される牡蠣ペ
ーストは、約3分間、牡蠣をミキサーにかけるか、すり
鉢ですってペースト状にしたものである。牡蠣エキス
は、牡蠣または牡蠣ペーストに水を加え、鍋に入れて煮
るか、圧力釜で煮て、牡蠣エキスを溶出させ、牡蠣を取
り出した残りの液を濾過するか、そのまま濾過して肉質
を除去したものである。牡蠣粉末は、水を加えるか加え
ることなく、牡蠣をかき混ぜながらこげないように鍋で
煮、更に電子レンジを利用して乾燥させ、ミキシングし
て粉にするか、または、水を加えるか加えることなく、
牡蠣ペーストをかき混ぜながらこげないように鍋で煮、
更に電子レンジを利用して乾燥させたものである。更に
ミキシングして微粉にしたり、冷凍したり、レトルト食
品化したり、真空パックしたものであってもよい。乾燥
牡蠣は、牡蠣に水を加えるか加えることなく、鍋に入れ
て煮るか圧力釜で煮るか、またはセイロや圧力釜で蒸し
た牡蠣を、電子レンジ等で乾燥させたものである。乾燥
は上記方法に限定されず、天日乾燥・電磁波処理乾燥・
加熱乾燥・風乾・真空乾燥・遠赤外線照射による加熱乾
燥等を利用することができる。また加熱には遠赤外線照
射による加熱も含まれる。
【0012】実施例1 鍋に水100部とゼラチン2部を入れて80℃に加熱
し、これに牡蠣ペースト10部を加え、かき混ぜながら
更に加熱して97℃で加熱を止め、布で漉して容器に移
し、冷蔵庫で5℃に冷却して、ゼリー状の牡蠣加工食品
を得た。布で漉した後の肉質はとろ火でかき混ぜながら
乾燥させ、次ぎに電子レンジにかけて乾燥させた後、更
にミキシングして牡蠣粉末にした。なお、この牡蠣粉末
を冷凍・レトルト食品化・真空パック等して保存した。 実施例2 鍋に水100部とゼラチン2部を入れて80℃に加熱
し、これに牡蠣ペースト10部と豆乳3部を加え、かき
混ぜながら更に加熱して97℃で加熱を止め、布で漉し
て容器に移し、冷蔵庫で5℃に冷却してゼリー状の牡蠣
加工食品を得た。布で漉した後の肉質はエキスをよくし
ぼりとって電子レンジにかけ、乾燥させた後ミキシング
して牡蠣粉末にした。なお、この牡蠣粉末を冷凍・レト
ルト食品化・真空パック等して保存した。 実施例3 鍋に水50部・牡蠣エキス50部・ゼラチン2部を入れ
て97℃に加熱し、容器に移して冷蔵庫で5℃に冷却
し、ゼリー状の牡蛎加工食品を得た。 実施例4 実施例1〜3のゼラチン2部に代え、寒天1.8部を使
用して、寒天状牡蠣加工食品を得た。 実施例5 市販のトコロテン100部を70℃に加熱して溶解さ
せ、これに牡蠣ペースト10部または牡蠣エキス50部
を加えて攪拌し、97℃に加熱して容器に移し、5℃に
冷却して、牡蠣トコロテンを得た。 実施例6 卵白100部または攪拌した卵100部に、牡蠣ペース
ト10部または牡蠣エキス50部を加えて攪拌し、容器
に入れて蒸し、茶碗蒸し状の牡蠣加工食品を得た。 実施例7 豆乳100部と適量の苦汁に牡蠣ペースト10部または
牡蠣エキス30部を加えて攪拌し、容器に移して凝固さ
せ、豆腐状牡蠣加工食品を得た。 実施例8 コンニャク原料100部に牡蠣ペースと10部または牡
蠣エキス30部と適量の石灰水を加えて攪拌し、容器に
移してコンニャクまたはゼリー状の牡蠣加工食品を得
た。以上の実施例の牡蠣加工食品は、牡蠣の風味と味を
損なわない程度の調味料を加えてつくつてもよい。ま
た、ゼラチン・寒天・トコロテン・卵白・卵・豆乳と凝
固剤・コンニャク原料と消石灰または石灰水のうちの1
または2以上に牡蠣ペーストまたは牡蠣エキスを加え
て、冷却・加熱・加圧加熱(圧力釜で煮る)してもよ
く、レトルト食品化したり真空パックしてもよい。
【0013】実施例9 牡蠣粉末10部、メリケン粉または米粉50部、卵50
部、砂糖10部をよく練って薄くのばし、両面を焼いて
牡蠣粉末入り煎餅をつくった。 実施例10 米粉50部と牡蠣エキス37部をよく練って薄くのば
し、両面を焼いて牡蠣エキス入り煎餅をつくつた。 実施例11 米粉50部、牡蠣ペースト5部、水32部をよく練って
薄くのばし、両面を焼いて牡蠣ペースト入り煎餅をつく
った。 実施例12 牡蠣粉末、牡蠣エキス、または牡蠣ペーストの適量を加
えて、そーめん、うどん、蕎麦、またはパンをつくっ
た。以上の実施例で、実施例10と実施例11の煎餅
は、芥子を加えてつくってもよく、醤油または砂糖醤油
をぬって焼いてもよく、実施例12のそーめん・うどん
・蕎麦は、干して乾燥させてもよい。
【0014】実施例13 牡蠣ペースト、牡蠣エキス、または牡蠣粉末の適量を加
えてつくった練り製品を、耐熱樹脂製容器に入れて密封
し、140℃の高圧蒸気で殺菌してレトルト食品化し
た。 実施例14 牡蠣に同量の水を加えて鍋で煮るか圧力釜で煮て牡蠣エ
キスを溶出させ、牡蠣エキス及びまたは牡蠣を、アルミ
箔と耐熱樹脂を積層してつくられた容器に入れて密封
し、140℃の高圧蒸気で殺菌してレトルト食品化し
た。 実施例15 牡蠣ペーストに同量の水を加えて鍋で煮るか圧力釜で煮
て牡蠣エキスを溶出させ、牡蠣エキス及びまたは牡蠣肉
質を、アルミ箔と耐熱樹脂を積層してつくられた容器に
入れて密封し、140℃の高圧蒸気で殺菌してレトルト
食品化した。実施例14及び15では、牡蠣または牡蠣
ペーストを煮るのに、水を加えずに鍋または圧力釜で煮
てもよく、牡蠣の風味と味を失わない程度の調味料を加
えて煮てもよい。 実施例16 牡蠣を混ぜながらとろ火で煮て牡蠣エキスを溶出させ、
牡蠣エキスがなくなるまでこの作業を続け、電子レンジ
で乾燥させて乾燥牡蠣を得た。 実施例17 牡蠣に同量の水を加えて鍋または圧力釜で煮て牡蠣エキ
スを溶出させ、牡蠣エキスを容器に移し、牡蠣を取り出
して混ぜながらとろ火で乾燥させ、電子レンジで乾燥さ
せて乾燥牡蠣を得た。 実施例18 牡蠣を圧力釜の中で高圧で蒸し、次ぎに、電子レンジま
たは遠赤外線で乾燥させた。実施例16及び17で牡蠣
を煮るとき、牡蠣の風味と味を失わない程度の調味料を
加えて煮てもよい。また、牡蠣を電子レンジで乾燥させ
るときは、牡蠣に針などで小さい孔をあけて乾燥させる
と、牡蠣が破裂しない。また実施例16〜18の乾燥牡
蠣は、真空パック・冷凍・レトルト食品化等して保存す
ることができる。 実施例19 実施例14または15のレトルト食品化された牡蠣エキ
ス、好ましくは調味料を加えた牡蠣エキスと、実施例1
6〜18のレトルト食品化されるか真空パックされた乾
燥牡蠣を、ご飯を炊くとき容器から出して米と混ぜ、牡
蠣ご飯をつくることができた。 実施例20 牡蠣に遠赤外線を照射し次ぎに冷凍した容器入り遠赤外
線照射冷凍牡蠣、または、実施例18の乾燥牡蠣を冷凍
したものを解凍して容器から出し、酒・味醂・醤油・鰹
だし・昆布だし・味の素等の調味料を使用してつくった
容器入り牡蠣飯用たれを出し、ご飯を炊くとき解凍した
牡蠣と牡蠣飯用たれを米と混ぜて炊き、牡蠣ご飯をつく
った。牡蠣飯用たれは、椎茸や野菜を混ぜておいてもよ
く、真空パックしたり、容器に入れてレトルト食品化し
ておいてもよい。
【0015】
【発明の効果】この発明の牡蠣加工食品は、詳記のよう
に構成され、牡蠣の塩辛や佃煮と違って、牡蠣の風味と
味が失われ難く、更に自由水を除去したり、レトルト食
品化したり、遠赤外線照射冷凍牡蠣等を使用すること
で、保存性もよくなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23L 1/16 A23L 1/16 B 1/325 101C 1/212 1/48 1/325 101 1/04 1/48 1/212 102Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 牡蠣ペーストまたは牡蠣エキスと、ゼラ
    チン溶液・寒天溶液・トコロテン溶液・卵白またはその
    溶液・攪拌した卵・豆乳と凝固剤・コンニャク原料と消
    石灰または石灰水のうちの1または2以上の混合物を、
    牡蠣の風味と味を失わない程度の調味料を加えるか加え
    ることなく、冷却、加熱、加圧加熱、またはレトルト食
    品化したことを特徴とする、牡蠣トコロテン等の牡蠣加
    工食品。
  2. 【請求項2】 牡蠣を、その風味と味を失わない程度の
    調味料を加えるか加えることなく乾燥させて粉末にする
    か、牡蠣ペーストを、その風味と味を失わない程度の調
    味料を加えるか加えることなく乾燥させたことを特徴と
    する、粉末状の牡蠣加工食品。
  3. 【請求項3】 牡蠣ペースト、牡蠣エキス、または粉末
    状の牡蠣加工食品を加えて作られたことを特徴とする、
    煎餅・そーめん・うどん・蕎麦・パン等の、穀類を使用
    した牡蠣加工食品。
  4. 【請求項4】 牡蠣ペースト、牡蠣エキス、または粉末
    状の牡蠣加工食品を加えて作られた練り製品をレトルト
    食品化したことを特徴とする、練り製品型牡蠣加工食
    品。
  5. 【請求項5】 牡蠣または牡蠣ペーストに、水を加える
    か加えることなく、加熱または加圧加熱して牡蠣エキス
    を溶出させ、肉質を取り除くか取り除くことなく、ま
    た、牡蠣の風味と味を失わない程度の調味料を加えるか
    加えることなく、レトルト食品処理したことを特徴とす
    る、レトルト食品化した牡蠣加工食品。
  6. 【請求項6】 牡蠣を、その風味と味を失わない程度の
    調味料を加えるか加えることなく、また水を加えるか加
    えることなく加圧加熱または蒸した後、取り出して乾燥
    させたことを特徴とする、乾燥した牡蠣加工食品。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のレトルト食品化した液状
    牡蠣加工食品か、または牡蠣飯用たれと、請求項6記載
    の乾燥した牡蠣加工食品か、または遠赤外線照射して冷
    凍した遠赤外線照射冷凍牡蠣とを、セットにしたことを
    特徴とする、牡蠣飯用牡蠣加工食品。
JP7137101A 1995-04-27 1995-04-27 牡蠣加工食品 Pending JPH08294374A (ja)

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