JPH08294109A - 双方向番組の放送方法、双方向番組に対する応答方法および応答装置 - Google Patents

双方向番組の放送方法、双方向番組に対する応答方法および応答装置

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JPH08294109A
JPH08294109A JP7123121A JP12312195A JPH08294109A JP H08294109 A JPH08294109 A JP H08294109A JP 7123121 A JP7123121 A JP 7123121A JP 12312195 A JP12312195 A JP 12312195A JP H08294109 A JPH08294109 A JP H08294109A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 双方向番組に対する応答情報の収集を効果
的、効率的に行なう。 【構成】 双方向番組の放送信号に多重化されて提供さ
れるスタート信号の種別を検出し、このスタート信号の
種別に応じて決まる時間情報精度、時間情報送信形式、
応答操作許可時間などを認識する。これらの情報に基づ
いて、時間精度決定手段3、送信形式決定手段4、時間
範囲決定手段5において、処理対象となる時間精度など
が決定される。決定された時間制度に基づいて、応答操
作、応答情報の形成、応答情報の送信が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電話回線など
の通信回線を通じて応答を行なう双方向番組の放送方
法、双方向番組に対する応答方法、および、双方向番組
に対する応答装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線のアクセスによる視聴者参加型
の双方向番組が、テレビジョン放送やラジオ放送におい
て行なわれている。これは、例えば通信販売案内(いわ
ゆるテレビショッピング)、アンケート調査や、視聴者
参加型のクイズ番組などとして放送されており、放送側
で、応答のための受付電話番号をアナウンスしたり、適
宜の時間だけ、スーパーインポーズで画面に表示するこ
とにより、視聴者に応答の宛先を知らせるようにし、視
聴者は、応答を電話やファクシミリによって行なうもの
である。
【0003】従来、一般にテレビショッピングやクイズ
番組への視聴者の応答の順序は、電話の着信順序で決め
られている。すなわち、電話着信の返信先への、いわゆ
る早いもの勝ちで決められる。特に、早押しクイズにい
たっては、コンマ何秒で勝ち負けが決まってしまうが、
上述の従来の電話回線による応答の方法では、通話およ
び通話要求が特定の電話回線に集中して、その回線の処
理能力を超えてしまい、電話がなかなかつながらず、応
答タイミングによっては後から電話アクセスしたほうが
先につながる状態が起こってしまう。
【0004】また、電話局間の回線のリンク数が多く、
回線接続に時間がかかる地域や、市街局番が必要/不必
要など、地域的に条件が異なっていたり、応答の際に電
話がかかってくる場合もあるため、上記のような応答の
返信先への電話着信順序を、応答順序の基準にする従来
の方法は、公正な基準とはいえない。そのため、視聴者
参加型クイズ番組も、早押しクイズのように、厳密に応
答の順番が優劣を決するような形態の双方向番組は提供
できないというのが、従来の双方向番組の状況である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な、厳密に受信側からの応答の順が優劣を決定するよう
な形態の双方向番組を実現するため、この発明者は、種
々の方法を検討している。
【0006】例えば、テレビジョン受像機のような応答
側の装置に時計回路を内蔵させ、視聴者が応答操作を行
なった時刻を応答側で調べ、その時刻情報を応答と一緒
に送信するという方法が考えられる。この方法によれ
ば、応答情報の受信側、つまり返信先で、確実に視聴者
の応答操作時点を把握することができるので、応答順序
の公正な処理を行なうことが可能になると考えられる。
【0007】しかしながら、この場合、応答側に設けら
れている時計回路に正確な時間が設定されていることが
前提となるが、視聴者すべてに厳密な時間設定を強制す
ることは困難であり、正確な設定が行なわれるという保
証もない。
【0008】そこで、応答側の時計回路に、正確な時間
情報を放送側から設定する方法や、時間情報自体を主放
送信号に多重して放送するなどの方法が考えられる。つ
まり、前者の方法は、放送側から応答側の時計回路の時
刻設定をコントロールする信号を主放送信号に多重して
放送し、受信側では、この時刻設定のコントロール信号
により時計回路の時刻を、すべての受信装置で厳密に一
致した時刻に設定する方法である。また、後者の方法
は、現在時刻を示すデータを主放送信号に多重して放送
し、応答側では、応答操作をしたときの時刻データとし
て、そのときに主放送信号に多重されている時刻データ
を抽出して得、これを応答情報に付加して返信先に送信
する方法である。
【0009】しかしながら、このような方法の場合、応
答側の受信装置には、主放送信号に多重されたデータを
抽出してデコードする手段が必要になり、高価格にな
る。
【0010】そこで、応答操作が行なわれてから、デー
タが送信されるまでの相対時間を送信することにより、
応答の絶対時間を求める方法が考えられる。
【0011】しかしながら、双方向番組には単純な早押
しクイズのように出題が終わらないうちに応答すること
があるような応答操作が可能な時間が短い番組から、モ
ザイクが徐々に消えていって徐々に現れてくる元の映像
の内容を当てさせるといったような応答操作が可能な時
間が数分間といった番組、また、推理ドラマなどで、犯
人がわかったところで、応答するといった応答操作が可
能な時間が1時間以上にわたる番組などさまざまなもの
があり、すべてのクイズの応答操作時点を示す時間情報
を同一精度で応答させると、時間情報が大きくなりすぎ
たり、逆に精度が足りず全員が同一時間の応答と見なさ
れたりする場合が有る。
【0012】例えば、単純な早押しクイズの場合、出題
の初めの部分に応答が集中するはずなので、高い精度で
の応答操作時点の判定が必要である。逆に応答を許可す
る時間は、短くてもかまわない。また、前述の推理ドラ
マの犯人当てなどの場合は、応答操作は分散すると考え
られるため、応答操作時点を示す時間情報の精度として
はさほど必要ない。しかし、応答を許可する時間として
は、ほとんど、そのドラマ1本分の時間が必要となる。
【0013】このように、双方向番組の種類や、あるい
は、クイズ番組においては、前述のように、その設問の
形式などによって、放送側が必要とする応答情報や、応
答操作時点を示す時間情報の精度、あるいは、応答を許
可する時間範囲などが異なってくる。
【0014】また、応答側から考えると、例えば、前述
したように時間情報が不必要に大きくなると、返信先へ
の応答情報の電話回線上のトラフィックが大きくなる。
このため、不特定多数の双方向番組の視聴者からの応答
の送信処理が輻輳し、電話回線を効率的に使用すること
ができなくなる場合がある。
【0015】以上の点にかんがみ、この発明は、放送側
が必要とする双方向番組に対する応答情報についての指
示を適切なタイミングで、かつ効率的に応答側に提供す
るとともに、応答側からの応答情報の送信を適性に行な
うことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による双方向番組の放送方法においては、
受信者の通信回線を介しての応答を期待する双方向番組
の放送方法であって、受信側に対して、応答の受け付け
開始を通知するスタート信号を、前記応答に関する時間
に関わる指示内容に応じて複数種類用意し、前記受信側
に対する放送側からの指示に応じた種類のスタート信号
を放送信号に多重化して放送するようにしたことを特徴
とする。
【0017】また、この発明による双方向番組に対する
応答方法においては、双方向番組の放送信号に多重化さ
れた、応答の開始を通知するスタート信号を取得し、前
記スタート信号の種別を判別して放送側からの指示を判
別し、前記指示に応じて応答情報の形成、または応答情
報の通信回線を介しての送信を行なうことを特徴とす
る。
【0018】また、この発明による双方向番組に対する
応答装置においては、双方向番組の放送信号に多重さ
れ、受信側に応答の受け付け開始を通知するとともに、
その種別に応じて、放送側からの受信者の応答に関する
時間に関わる指示をも示すスタート信号を検出する検出
手段と、前記スタート信号の種別を判別して、前記放送
側からの指示を判別する指示判別手段と、双方向番組に
対する応答の操作を行なうための応答操作入力手段と、
前記応答操作入力手段からの応答情報の入力を受け、指
示判別手段で判別された前記スタート信号の種別に応じ
た放送側からの指示に応じて、送信する応答情報を取
得、形成する応答情報形勢手段と、前記応答情報形成手
段において、形成された応答情報を、通信回線を介して
送信する応答情報送信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】
【作用】上記双方向番組の放送方法によれば、受信側に
応答を求めるときには、スタート信号を放送信号に多重
化して提供する。このスタート信号は、応答の受け付け
開始を受信側に通知する信号であるが、その種別によっ
て、放送側からの指示が受信側に通知される。
【0020】すなわち、スタート信号を複数種類用いる
ことにより、そのスタート信号の種別に応じて、放送側
の指示が受信側に提供される。
【0021】また、上記双方向番組に対する応答方法に
よれば、スタート信号を受信し、このスタート信号の種
別を判別して放送側からの受信側の応答に関する時間に
関わる指示を判別する。受信側では、この指示に基づい
て応答操作、応答情報の形成、応答情報の送信などの各
処理を行なう。
【0022】
【実施例】以下、この発明による双方向番組の放送方
法、双方向番組に対する応答方法および応答装置の一実
施例に付いて説明する。
【0023】この例は、テレビ放送にこの発明を適用し
た場合であって、多重化する情報は、放送音声信号にD
TMF(Dual Tone Multi Frequency)信号として混声す
るものである。また、双方向放送に対する応答は、電話
回線を介して行なうものである。
【0024】まず、図2を参照しながら、DTMF信号
について説明する。
【0025】[DTMF信号]DTMF信号方式は、1
つは低周波数のグループ(低群)、そしてもう1つは高
周波数のグループ(高群)の2つのトーンを同時に送る
オーディオ帯域信号方式である。これらの低周波数及び
高周波数のグループの各々は、どの2つも調音の関係に
ない4つのオーディオ帯域周波数のトーンからなってい
る。
【0026】DTMF信号では、低群の4周波数は、例
えば、697Hz、770Hz、852Hz、941H
zとされ、高群の4周波数は、例えば、1209Hz、
1336Hz、1477Hz、1633Hzとされてい
る。そして、これら低群と高群の中のそれぞれ1周波数
ずつを組み合わせ、その組み合わせからなる各DTMF
信号(この各DTMF信号のそれぞれを、以下機能信号
という)を、図2に示すように、4行4列に配設された
プッシュボタン「0」〜「D」にそれぞれ割り付けられ
る。
【0027】電話通信では、DTMF信号の16の組み
合わせの機能信号のうち、単に12個が一般に加入者ア
ドレス(電話番号)の信号に用いられている。つまり、
電話機でいわゆるテンキーとして使用されている「0」
〜「9」の数字と、「*」や「#」の記号に対して、前
記の12個の組み合わせの機能信号が対応される。図2
に破線で示した「A」、「B」、「C」、「D」の文字
に対応する機能信号は、日本国内では一般には利用して
おらず、プッシュボタン(PB)ダイアルを利用したデ
ータ伝送に利用されているのみである。
【0028】このようなDTMF信号を使って電話番号
による回線選択を行なう場合、信号の送出条件は、図3
に示すように規定されている。
【0029】上述のような2周波数の組み合わせと送出
条件とによって、DTMF信号は、自然界では滅多に発
生しないものとなり、人の声などのような自然音と明確
に区別することができるので、通常の放送オーディオ信
号に多重(混声)して放送することができて、受信側で
の分離も比較的容易である。
【0030】ちなみに、DTMF信号は、多機能電話に
おいても利用されており、外出先からプッシュボタン式
の電話のボタン操作によって、自宅の電話に留守番録音
されている用件を再生させたり、留守番録音の応答メッ
セージを録音、再生したり、用件を消去したりすること
ができる。
【0031】[放送方法の実施例の説明]この実施例に
おいては、放送側から双方向番組として、応答情報に応
答操作時点の先後を放送側で判断する必要がある番組を
提供する。前述したように、この主の番組の類型として
は、早押し型のクイズ番組、犯人当てを目的とする
ような推理番組、早押しほどではないが時間の先後を
問題とするクイズ番組などがある。
【0032】の場合には、短時間の中での先後が問題
になるので応答操作の時間としては、1秒以下の高精度
が望ましい。
【0033】の場合には、比較的長い時間内での先後
が判別できればよいので、1秒以上の低精度でよい。そ
して、の場合には、との場合の中間の精度(以
下、中精度という)で、先後の判別が可能である。
【0034】以上のように応答操作時点の時間の先後を
公正に放送側で判断できるようにするため、応答者の応
答の開始時点を放送側からすべての応答者に対して共通
に提供する。すなわち、放送側からは、放送信号に多重
して、応答のスタート信号を送る。
【0035】さらに、上述のように、この例では時間の
先後を問題にする番組の類型が3種類あることから、ス
タート信号として高精度、中精度、低精度にそれぞれ対
応させるように、3種類用意する。そして、各類型の双
方向番組の放送において、応答を受けるに先だって、そ
の類型の種類に応じたスタート信号を多重放送する。こ
の例の場合には、DTMF信号の形式で多重放送するこ
とになる。
【0036】応答装置側は、このスタート信号を放送信
号から抽出し、デコードし、放送側からの応答の時間に
関わる指示を判別する。
【0037】すなわち、番組の類型に応じて、高精度の
時間情報が必要なのか、中精度あるいは、低精度の時間
情報で良いのかを判別する。そして、高精度、中精度、
低精度に応じた時間精度で、応答操作時点の時間を取得
し、その時間情報を、高精度、中精度、低精度に応じた
情報形式で返信先に送信する。
【0038】この場合に、応答操作時点の時間情報は、
スタート信号の時点からの時間(以下、相対時間とい
う)を用いる。応答装置には、この相対時間の計測手
段、例えばタイマーが設けられている。
【0039】また、返信先に送信する際の情報形式(以
下、送信形式という)は、時間情報の単位として「秒」
を用いるときに、小数点以下何桁までを必要とし、か
つ、送信する桁数は、何桁であるかを指示するものであ
る。
【0040】また、この例においては、応答操作許可時
間の長さが、前述した、、の番組類型に応じて予
め設定されており、応答側は、スタート信号の種類を判
別して、応答操作許可時間の長さを検知し、応答者の応
答操作は許可時間内に行なわれたか否かを判別すること
ができるようにしている。
【0041】そして、前記、、の番組類型に対応
したスタート信号の例と、スタート信号によって指示さ
れる指示内容の例を図4に示す。
【0042】この例において、スタート信号は、図4に
示すように「AA」、「AB」、「AC」の3種類を用
いる。
【0043】そして、スタート信号STが「AA」であ
る場合には、番組類型は高精度で、時間情報精度は10
00分の1秒単位、応答操作許可時間は10秒間、時間
情報送信形式は、全体を4桁で表し、下3桁を少数点以
下とする「*.***(秒)」の形式とすることを指示
する。
【0044】同様に、スタート信号STが「AB」であ
る場合には、番組類型は中精度で、時間情報精度は10
分の1秒単位、応答操作許可時間は100秒間、時間情
報送信形式は、全体を4桁で表し、下1桁を小数点以下
とする「***.*(秒)」の形式とすることを指示す
る。また、スタート信号STが「AC」である場合に
は、番組類型は低精度で、時間情報精度は、1秒単位、
応答操作許可時間は、10000秒間、時間情報送信形
式は、小数点以下は送らない「****」の形式とする
ことを指示するものとなる。
【0045】なお、この例の場合、応答の返信先の電話
番号などのアクセス情報も、DTMF信号形式で放送信
号の放送音声に多重(混声)されて、放送される。
【0046】応答装置は、これらアクセスに関する多重
情報を放送信号から抽出して、デコードし、メモリに蓄
え、応答の発信の際に使用する。例えば、応答先の電話
番号に対して、自動ダイヤルを行なうようにする。
【0047】この返信先の電話番号などの情報は、スタ
ート信号に先立ち、予め放送側から提供してもよいし、
応答の発信を実際の応答操作時点より遅延させて実施さ
せる場合には、スタート信号に続いて、応答者側に送る
ことができる。
【0048】なお、応答の発信を遅延させたとしても、
応答操作時点の情報がスタート信号の時点からの相対時
間として含まれているので、放送側は、公正、かつ、正
しく応答操作の先後を識別することができる。
【0049】[応答装置の概要]受信側のシステムは、
この例の場合、図5に示すように、双方向テレビ番組を
視聴するためのテレビジョン受信機40とアダプタ装置
50により構成される。テレビジョン受信機40は、一
般的なものであり、双方向番組に対する応答は、アダプ
タ装置50により行なうようにされている。
【0050】アダプタ装置50は、電話回線Lに接続さ
れるアダプタ本体51と、応答操作や電話番号を入力す
るためのリモコンのコマンダ52とからなる。アダプタ
本体51は、コマンダ52のリモコンコマンド信号の送
信機としての赤外線発光部SDからの赤外線コマンドを
受け取る受光部PDを備える。
【0051】また、アダプタ本体51は、テレビジョン
受信機40のスピーカ40SPの再生音を収音するマイ
クロホンMCを備えるとともに、DTMFデコーダと、
双方向関連情報を記憶するメモリと、全体を制御するマ
イクロコンピュータとを備える。なお、54は電話機で
ある。
【0052】この例においては、DTMF信号形式でス
タート信号等の双方向番組関連情報が多重化されている
ので、テレビジョン受信機40のスピーカ40SPから
はDTMF音が放送音声に混声して再生される。アダプ
タ本体51は、マイクロホンMCにより、このスピーカ
40SPの再生音を収音し、その中からDTMF音をD
TMFデコーダで分離し、再生する。そして、この情報
を用いて、応答情報の形成処理、応答の発信処理および
応答情報の送信を実行する。
【0053】例えば、図6に示すように「4つの絵から
1つを選択せよ」という設問(応答要求)が放送側から
提供される場合を例にとると、受信者の応答を開始させ
たいタイミングで、放送側からDTMF信号形式のスタ
ート信号STが多重放送される。
【0054】アダプタ本体51は、このスタート信号S
Tを検出すると、そのタイミングで、前述した相対時間
の計測手段、例えば、時計回路を起動する。この場合、
時計回路は、スタート信号STを検知した時点からの相
対時間を、不特定多数のアダプタ本体51において等し
く提供することができる。
【0055】また、アダプタ本体51では、検知したス
タート信号STの種類を判別し、番組の類型を知る。
【0056】そして、アダプタ本体51は、その判別し
た番組類型に応じた応答操作許可時間を認知し、応答操
作が、この応答操作許可時間内に行なわれるか否かの監
視を開始する。
【0057】そして、図6に示すように、応答操作許可
時間内にコマンダ52を介して、応答操作がなされる
と、この応答操作に対する赤外線コマンド信号がアダプ
タ本体51の受光部PDに供給される。そして、この赤
外線コマンド信号を受光したタイミングで、アダプタ本
体51は、前述の時計回路から応答操作時点を示す相対
時間を、番組類型に応じた精度で、すなわちスタート信
号STにより指示される時間情報精度で、取得する。
【0058】そして、スタート信号STにより指示され
る時間情報送信形式に応じて、前記取得した相対時間を
送信する形式の時間情報にする。そして、必要に応じ
て、視聴者を特定するための識別IDをも付加した応答
情報を形成する。
【0059】次に、応答装置のメモリに保持された返信
先の電話番号などの応答情報の送信に必要となる双方向
番組に関連する情報を読み出し、指定された応答の返信
先に、電話回線を介して応答情報を送信する。
【0060】なお、応答した視聴者を返信先で特定する
ための識別情報は、例えば、視聴者の電話番号などが用
いられる。そして、このような識別情報は、前述の双方
向番組に関連する情報と同様に、事前に後述する応答装
置のメモリに設定しておき、応答の際に利用するように
する。また、識別情報(以下、識別IDという)とし
て、応答装置に固有の製造番号などを用いることもでき
る。
【0061】[アダプタ装置51のハードウエア構成
例]図7は、アダプタ本体51と、コマンダ52との具
体的構成例を示すものである。アダプタ本体51は、前
述したように、この例では、電話回線を介して双方向番
組対する応答を送る機能と、テレビジョン受像機40の
スピーカ40SPからの音声を収音し、その音声中のD
TMF音のみを抽出して、双方向番組関連情報をデコー
ドする機能と、コマンダ52からの赤外線リモコン信号
を受信する機能とを有する。
【0062】また、この例のアダプタ本体51は、電話
回線を介して双方向番組対する応答を送る機能を持つよ
うにする必要があるので、これをさらに積極的に利用し
て、送受機を手に持たないで通話をすることができる、
いわゆるハンズフリーの電話機としての機能を有するよ
うにしている。まず、この電話機機能のためのNCU
(ネットワークコントロールユニット)系について説明
する。
【0063】201は、電話回線側のモジュラージャッ
クであり、202は、外接電話側のモジュラージャック
である。モジュラージャック201と202との間に
は、外接電話のオフフック検出回路203が接続され
る。この外接電話のオフフック検出回路203は、モジ
ュラージャック202に接続された外接電話でオフフッ
クされたとき、そのオフフックを検出し、その検出出力
をマイクロコンピュータ(以下マイコンという)300
に通知する。
【0064】電話回線側のモジュラージャック201
は、また、サージ保護回路204、リング検出回路20
5、極性反転検出回路206、ダイヤルスイッチ20
7、フックスイッチ208を介してトランス209に接
続される。ここで、回線側とマイコン300側とは絶縁
されている。
【0065】リング検出回路205は、電話回線を介し
ての着信時に、16Hz、75Vの電圧が断続する呼び
出し信号を検出したら、その検出出力をマイコン300
に通知する。
【0066】極性反転検出回路206は、電話回線の極
性が反転したことを検出したらその検出出力をマイコン
300に通知する。マイコン300は、これにより、マ
イコン300は、回線が接続された、つまり発呼に対し
て着信が行われたことを認識する。
【0067】ダイヤルスイッチ207は、発呼時にダイ
ヤラー210を通じてマイコン300から送られてくる
回線種別とダイヤルデータに従いダイヤルを行う。回線
種別は、ユーザーにより、図示しない回線種別設定用デ
ィップスイッチに対して設定が行われている。マイコン
300は、設定がダイヤル回線であるならば、ダイヤラ
ー210を介してダイヤルスイッチを制御して、10p
ps/20ppsのパルスでダイヤルを行い、PB回線
(プッシュ回線)であるならば、ダイヤラー210を介
して送出アンプ211にPB信号(DTMF信号)でダ
イヤルを行う。
【0068】ダイヤルデータは、アダプタ本体51およ
びコマンダ52がハンズフリーの電話機として使用され
るときはユーザの電話番号入力のキー操作をマイコンが
受けて、マイコン300から送り出される。また、アダ
プタ本体51およびコマンダ52が双方向番組に対する
応答操作機器として使用されるときには、マイコン30
0のメモリに蓄えられた応答先電話番号が読み出され
て、マイコン300から送り出されて、自動ダイヤルさ
れる。
【0069】フックスイッチ208は、マイコン300
からの制御により、オンフック(回線開放)状態と、オ
フフック(直流ループ閉結)状態を切り換える。この例
の場合には、コマンダ52のオンフックボタンと、オフ
フックボタンの操作に応じてこのフックスイッチ208
の切り換えがなされる。
【0070】スピーカフォン212は、2線4線変換を
行う通話路回路であって、トランス209を通じて電話
回線から送られてくる相手方音声(受話音声)をスピー
カアンプ213を介してスピーカSPに供給し、また、
マイクロホンMCで収音され、マイクアンプ214を通
じた音声(送話音声)をトランス209を介して電話回
線に送り出すようにする。
【0071】トランス209からの受話音声は、また、
トーン検出回路215に供給される。このトーン検出回
路215は、ビジートーン、リングバックトーン、ダイ
ヤルトーンなどの各種コールプログレストーンを検出
し、マイコン300に通知する。
【0072】また、DTMFレシーバ217は、入力音
声からDTMF信号を抽出して、それを数値や#、*、
A、B、C、Dなどの記号の情報にデコードする。この
DTMFレシーバ217には、トランス209を通じた
受話音声と、マイクロホンMCで収音され、アンプ21
4を通じた音声とのいずれかが、アナログスイッチ回路
216により切り換え選択されて入力される。スイッチ
回路216は、マイコン300からの切り換え信号によ
り、非通話時には、アンプ214からの音声信号を選択
し、通話時には、トランス209からの受話音声信号を
選択するように切り換えられる。
【0073】このDTMFレシーバ217からのDTM
F信号のデコード信号は、マイコン300に供給され
る。マイコン300は、このDTMF信号のデコード信
号からスタート信号STや前述した双方向番組に関連す
る情報の抽出やそれに応じた処理を行なう。この処理に
ついては、後で詳述する。
【0074】マイコン300は、いわゆるワンチップマ
イコンの構成を有しており、CPUと、プログラムや固
定データを格納しているROMと、不揮発性RAMや揮
発性RAMとを内蔵している。そして、この例の場合に
は、マイコン300の外部に、メモリ218が接続され
ている。このメモリ218は、電気的に消去および書き
込みが可能なROMで構成されており、このメモリ21
8には工場出荷時に、各受信装置固有の識別IDが設定
されているとともに、ユーザーの入力設定により、ユー
ザー識別IDが登録される。ユーザー識別IDとして
は、例えばユーザーの電話番号などが登録される。
【0075】また、マイコン300には、タイマ回路2
20が接続されており、現在時刻を通知したり、マイコ
ン300の制御により、リセット処理後、時間を累積的
にカウントアップして、リセット処理時点からの相対時
間を管理し、提供することができるものである。
【0076】また、図7には図示しないが、この例のア
ダプタ本体51は、ボタンスイッチ部を有しており、例
えば、アダプタ本体51が、ユーザの手が届く位置にあ
る場合など、コマンダ52によらなくても双方向番組に
対する応答情報を入力するなどの操作ができるようにな
っている。
【0077】そして、表示素子LDは、アダプタ本体5
1の電源のオン・オフ、応答のために必要なDTMF信
号の受信デコード中、テレゴングのカットスルー状態、
応答先の電話番号の表示を行なうためのもので、マイコ
ン300により、点灯、消灯、点滅が制御される。
【0078】リモコン受光部PDは、コマンダ52から
の赤外線リモコン信号を受光して、そのリモコン信号を
マイコン300に通知する。マイコン300は、内蔵の
復調器で、このリモコン信号をデコードする。
【0079】コマンダ52は、ワンチップマイコン23
1と、数字等ボタンやオンフックボタン、オフフックボ
タンなどからなるボタン群232と、発光部SDを備え
る送信部233とを備える。マイコン231は、一定周
期で、ボタン群232を走査し、ボタン押下を検知す
る。そして、マイコン231は、ボタン押下を検知する
と、その押下されたボタンに応じたリモコン信号を送信
部233に送る。送信部233は、その発光部からその
リモコン信号を赤外線として受光部PDに対して送信す
るようにする。
【0080】なお、219は、応答制限がされている場
合や、制限時間外に、ユーザーが応答操作したときに、
不適切な応答操作であることを知らせるためなどに用い
られる警報ブザーであり、マイコン300により制御さ
れる。
【0081】[アダプタ装置のハンズフリー電話機とし
ての使用]ユーザーは、アダプタ装置をハンズフリー電
話機としてこれより発呼を行なう場合には、コマンダ5
2のオフフックボタンを押下した後、数字等ボタンを操
作して相手先電話番号をダイヤル入力する。すると、コ
マンダ52のマイコン231は、これを検知して、例え
ばオフフックボタンに埋め込まれたLEDを点灯してオ
フフック状態を表示するとともに、送信部233を介し
てオフフックボタン押下の情報をアダプタ本体51のマ
イコン300に通知し、その後、電話番号の情報を通知
する。
【0082】マイコン300は、電話番号を表示素子L
Dに表示するとともに、前述したNCU系を制御し、相
手方にダイヤルを行なう。そして、相手方の応答を待っ
て直流ループを閉結し、通話可能状態とする。この通話
可能状態では、ユーザーは、マイクロホンMCより送話
音声を送り、相手方からの受話音声をスピーカSPから
聴取する。
【0083】通話が終了したときには、オンフックボタ
ンを押す。すると、マイコン231は、オフフックボタ
ンのLEDを消灯させるとともに、例えば、ボタンを押
している間だけ、このオンフックボタンに埋め込まれて
いるLEDを点灯させる。そして、コマンダ52は、オ
ンフックボタンの押下の情報をアダプタ本体51のマイ
コン300に通知する。マイコン300は、これを受け
て、回線開放の状態にする。
【0084】また、相手方からの着呼をハンズフリー電
話機としてのアダプタ装置で受ける場合には、ユーザー
は、オフフックボタンを押下する。アダプタ本体51
は、コマンダ52からこのオフフックボタンのリモコン
信号を受け取ると、直流ループの閉結を行ない、通話可
能状態にする。以後は、発呼時とほぼ同様である。以上
のようにして、アダプタ装置をハンズフリーの電話機と
して使用することができる。
【0085】[双方向番組関連情報の受信および応答]
DTMF音をテレビジョン受像機のスピーカの放音音声
から受信して抽出する場合には、アダプタ本体51のマ
イクロホンMCを、テレビジョン受像機40のスピーカ
40SPの方向に向ける。
【0086】オンフックボタンあるいはオフフックボタ
ンが操作されないときには、スイッチ回路216はマイ
クアンプ214側に切り換えられているので、DTMF
レシーバ217は、このテレビジョン受像機40のスピ
ーカ40SPからの放音音声に含まれるDTMF音を抽
出する。DTMFレシーバ217からのDTMF信号の
デコード信号はマイコン300に供給される。
【0087】そして、デコード信号が、返信先の電話番
号などのアクセス情報などの双方向番組関連情報である
ときには、マイコン300内のRAMに記憶保持する。
【0088】また、マイコン300に供給されたDTM
F信号のデコード信号が、スタート信号STである機能
信号「AA」、「AB」、「AC」であった場合には、
マイコン300は、タイマー220を、この時点からの
相対時間を歩進するようにさせる。
【0089】また、同時に、スタート信号STの種別に
応じて、時間情報精度、時間情報の送信形式、応答操作
許可時間を決定する。
【0090】そして、コマンダ52のボタン群232を
操作して応答操作を行なうと、これに応じた赤外線コマ
ンド信号が発光部SDから出力される。この赤外線コマ
ンド信号は、アダプタ本体51のリモコン受光部PDに
より受光、デコードされ、マイコン300に供給され
る。
【0091】マイコン300は、応答情報を受けると、
タイマー220から相対時間を取得する。この相対時間
は、スタート信号STを受信した時点からの相対時間で
あり、応答操作時点を示す時間情報である。
【0092】そして、応答操作時点を示す時間情報は、
前述したように、スタート信号STの種別に応じた時間
情報制度、時間情報送信形式に応じて、放送局側が必要
とする精度、形式の時間情報となるように整えられる。
【0093】そして、マイコン300は、精度、形式が
整えられた時間情報と、視聴者が入力した応答情報と、
識別IDとにより、送信する応答情報を形成する。応答
情報が形成されると、マイコン300は、フックスイッ
チ回路208を制御して、アダプタ本体51をオフフッ
ク状態にし、読み出した双方向番組関連情報にある返信
先の電話番号に基づいて、ダイアラ210を制御してダ
イヤルする。
【0094】すなわち、接続されている電話回線がトー
ン回線であった場合には、ダイアラ210は、送信アン
プ211に対してDTMF信号によりダイヤルを発信す
る。
【0095】これにより、送信アンプ211は、DTM
F信号によるダイヤル情報を電話回線に送出し、応答情
報を送信する返信先に対して発呼を行なう。そして、こ
の発呼に対する返信先での着信が行なわれると、極性反
転検出回路206は、着信したことをマイコン300に
通知する。
【0096】着信を確認したマイコン300は、ユーザ
が、例えばリモコン送信機23を操作することにより入
力した情報や、タイマ回路220から取得した時間情報
や、メモリ218に記憶された識別IDなどからなる応
答情報を、ダイアラ210を制御して、電話回線を介し
て返信先に送信する。
【0097】上述したスタート信号STなどの双方向番
組関連情報の受信および応答は、マイコン300による
ソフトウエアによって実現される。図1は、このときの
マイコン300で実行される処理機能をブロックとして
表したブロック図である。以下、図1について説明す
る。
【0098】種別判別手段1は、アダプタ本体51のマ
イクロフォンMCによって収音されたDTMF信号の供
給を受けて、これをデコードする。そして、デコードし
たDTMF信号が、スタート信号STであった場合、す
なわち、前述したようにDTMF信号の再生音が「A
A」、「AB」、「AC」のいずれかの場合には、時計
回路2を起動させる。
【0099】時計回路2は、種別判別手段1のスタート
信号STの検出時点を起点として相対時間を歩進する。
【0100】また、種別判別手段1は、当該スタート信
号STの種別を判別して番組類型を認知し、その認知結
果を、時間精度決定手段3、送信形式決定手段4、時間
範囲決定手段5に通知する。
【0101】時間精度決定手段3は、応答操作時点を示
す時間情報の精度を、スタート信号STにより指示され
た精度とする。
【0102】すなわち、時間精度決定手段3において
は、スタート信号STの種類に応じて必要とする応答操
作時点の情報は1000分の1秒単位か、10分の1秒
単位か、1秒単位かを決定する。
【0103】送信形式決定手段4は、時間精度決定手段
3と同様に、スタート信号STの種類に応じて応答操作
時点を示す時間情報の送信形式を決定する。
【0104】これにより、放送局側は、必要とする形式
の時間情報を応答情報として得ることができるととも
に、視聴者側は不必要な時間情報、すなわち、必要以上
に高精度な時間情報や、必要とする精度に満たない時間
情報を送信しないようにすることができる。
【0105】時間範囲決定手段5は、スタート信号ST
の種類に応じて視聴者による応答操作が可能な時間範
囲、つまり応答操作許可時間を決定する。
【0106】したがって、放送側は、双方向番組の種類
や、クイズの設問の種類などに応じて、適切な応答操作
許可時間を、スタート信号STによって、スタート信号
を提供するタイミングで指示することができる。
【0107】応答操作有効/無効判定手段6は、時計回
路2からの相対時間と、時間範囲決定手段5からの応答
操作許可時間情報と、時間精度決定手段3からの時間精
度情報とに基づいて、視聴者によって行なわれる応答操
作を有効とするか、無効とするかを判定する。
【0108】すなわち、応答操作有効/無効判定手段6
は、時計回路2からの相対時間が、応答操作許可時間内
にあるときには、後述する応答操作検知手段7をアクテ
ィブ状態として応答操作を検知するように制御する。ま
た、時計回路2からの相対時間が、応答操作許可時間外
にあるときには、応答操作検知手段7を、応答操作を受
け付けないように制御する。これにより、放送局側が指
定した時間範囲内に行なわれた応答操作のみを、有効な
応答操作として処理することができる。
【0109】また、視聴者側においては、応答操作許可
時間外の応答操作に応じた無意味な応答情報の送信を行
なうこともない。
【0110】応答操作検知手段7は、前述のように応答
操作有効/無効判定手段6によって制御され、例えば、
コマンダ52からのユーザの応答操作により発生する赤
外線コマンド信号を応答操作許可時間内においてのみ、
有効な応答情報として検知する。
【0111】そして、応答操作検知手段7において、応
答操作がなされたことが検知されると、応答操作時間取
得手段8は、時計回路2から応答操作時点の時間情報を
取得する。この場合、時計回路2が有する最高精度で時
間情報を取得するが、前述の時間精度決定手段3からの
時間精度情報に応じた精度で時間情報を取得するように
することもできる。
【0112】送信時間情報形成手段10は、応答操作時
間取得手段8からの時間情報を、送信形式決定手段4か
らの送信形式情報に応じた形式の時間情報に整える。こ
れにより、前述したように、放送側が必要とする精度
で、かつ、放送側が必要とする形式で、応答操作時点を
示す時間情報が形成される。
【0113】一方、応答入力データ受け付け手段9は、
応答操作検知手段7において検知した応答操作情報、例
えば、選択された選択肢番号などの応答情報を受け付
け、応答情報として送信すべきデータを、送信手段11
に供給する。
【0114】送信手段11は、応答操作により入力され
たデータと、応答操作時点を示す時間情報とから、送信
する形の応答情報を形成し、電話回線を介して、応答情
報の送信を行なう。なお、応答した視聴者を識別するた
めの識別IDの付加なども、行なうようにされる。
【0115】次に、この例のアダプタ装置50における
双方向番組に対する応答操作の受け付け処理と応答の送
信処理について、図8、図9のフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0116】図8は、応答操作の受け付け処理を説明す
るためのフローチャートである。
【0117】双方向番組を受信、選局しているテレビジ
ョン受信機40のスピーカ40SPから、DTMF信号
の再生音として、スタート信号STである「AA」、
「AB」、「AC」を意味する機能信号が出力される
と、アダプタ本体51は、これを収音してデコードす
る。そして、マイコン300は、スタート信号STを検
知した時点で、この時点からの相対時間を歩進するよう
にタイマー200を動作させる(ステップ301)。
【0118】そして、マイコン300は、検知したスタ
ート信号STの種類に応じた時間情報精度、時間情報の
送信形式、応答操作許可時間を決定する(ステップ30
2)。
【0119】次に、マイコン300は、応答操作がされ
たか否かを判断し(ステップ303)、応答操作がされ
た場合には、タイマー220から相対時間を取得する
(ステップ309)。そして、後述する図9に示す応答
送信処理が行なわれる。
【0120】ステップ303の判断処理において、応答
操作がされていないと判断したときには、スタート信号
STの種類により指示される時間情報精度は、応答操作
許可時間が短い高精度か否かを判断する(ステップ30
4)。ここで高精度であると判断した場合には、この例
の場合1000分の1秒単位で、現時点は、応答操作許
可時間内か否かを判断する(ステップ305)。
【0121】ステップ305の処理において、応答操作
許可時間範囲内であると判断したときには、ステップ3
03からの処理を繰り返す。また、応答操作許可時間範
囲外であると判断したときには、例えば、アダプタ本体
の発光素子LDを点滅させたり、あるいは、アダプタ本
体の図示しないLCDに「Time Over」などの
メッセージを表示したりすることにより、応答操作がで
きないことを警告し(ステップ310)、応答の受け付
け処理を終了する。
【0122】ステップ304の判断処理において、時間
情報精度が高精度でないと判断したときには、時間情報
精度は、応答操作許可時間が長い低精度であるか否かを
判断し(ステップ306)、低精度でなかった場合に
は、中精度であると判断して、この例の場合、10分の
1秒単位で、現時点は、応答操作許可時間範囲内か否か
を判断する(ステップ307)。
【0123】ステップ307において、応答操作許可時
間範囲内であると判断したときには、ステップ303か
らの処理を繰り返す。また、応答操作許可時間範囲外で
あると判断したときには、前述のように、応答ができな
いことを警告し(ステップ310)、応答の受け付け処
理を終了する。
【0124】ステップ306の判断処理において、時間
情報制度が低精度であると判断したときには、この例の
場合、1秒単位の低精度で、現時点は、応答操作が可能
な時間範囲内であるか否かを判断する(ステップ30
8)。
【0125】ステップ308の判断処理において、応答
操作許可時間範囲内であると判断したときには、ステッ
プ303からの処理を繰り返す。また、応答操作許可時
間範囲外であると判断したときには、応答ができないこ
とを警告し(ステップ310)、応答の受け付け処理を
終了する。
【0126】このように、ステップ304〜ステップ3
08の各判断処理は、スタート信号STによって決まる
時間情報精度で、現時点が、応答操作許可時間によって
決まる時間範囲内か否かを判断する、いわゆるタイムア
ウトの判断処理である。
【0127】そして、前述のように、応答操作許可時間
内に応答操作が行なわれ、タイマー220から相対時間
が取得されると、次にマイコン300は、図9に示す応
答送信処理ルーチンを読み出して実行する。
【0128】この応答送信処理において、マイコン30
0は、最初に、前述のスタート信号によって指示された
時間情報送信形式は、高精度形式か否かを判断する(ス
テップ401)。
【0129】ステップ401の判断処理において、高精
度であると判断したときには、送信する応答操作時点を
示す時間情報を4桁で表し、そのうち下3桁を小数点以
下の時間情報を表す形式である「*.***(秒)」の
形式の時間情報に整え(ステップ405)、これを応答
操作時点を示す時間情報として送信する(ステップ40
6)。
【0130】ステップ401の判断処理において、高精
度でないと判断したときには、時間情報送信形式は、低
精度形式か否かを判断する(ステップ402)。
【0131】このステップ402の判断処理において、
低精度形式でないと判断したときには、中精度形式であ
ると判断し、送信する応答操作時点を示す時間情報を4
桁で表し、そのうち下1桁を小数点以下の時間情報を表
す形式である「***.*(秒)」の形式の時間情報に
整え(ステップ404)、これを応答操作時点を示す時
間情報として送信する(ステップ406)。
【0132】また、ステップ402の判断処理におい
て、低精度形式であると判断したときには、応答操作時
点を示す時間情報を4桁で表し、小数点以下を用いない
形式である「****(秒)」の形式の時間情報に整え
(ステップ403)、これを送信する応答操作時点を示
す時間情報として送信する(ステップ406)。
【0133】なお、図9に示したフローチャートは、前
述したように、主に応答操作時点を示す時間情報を、応
答情報として送信する場合の送信処理を示すものである
が、実際には、双方向番組に対する視聴者の選択情報や
識別IDなどの情報も送られるようにされており、図9
のステップ406の処理において、各情報を含めた応答
情報の形成処理も行なわれるようにされる。
【0134】また、各時間情報の形式に対応した時間情
報の調整例を具体的に説明すると、例えば、ステップ4
05の高精度形式への調整の場合、取得した相対時間
が、例えば「0.003」秒だとすると、「0003」
とされ、相対時間が「1.234」秒だとすると、「1
234」のように調整される。
【0135】同様に、中精度形式の場合には、例えば相
対時間が「12.345」秒だとすると、「0123」
とされ、相対時間が「143.201」秒だとすると、
「1432」のように調整される。
【0136】また、低精度形式の場合には、例えば相対
時間が「93.23」秒であるとすると、「0093」
とされ、相対時間が「9562.525」秒だとする
と、「9562」のように調整される。
【0137】また、前述の例において、スタート信号S
Tの種類で指示される時間情報精度、時間情報送信形
式、応答操作許可時間の3つを1連の情報として扱うよ
うにした。しかし、例えば、テレビショッピングのよう
に、応答操作時点を示す時間情報など必要ないという場
合には、その双方向番組として別のスタート信号を用意
し、応答操作許可時間のみを指示するようにしてもよ
い。
【0138】また、スタート信号ST自体を応答の受け
付け開始を通知する機能と、応答操作許可時間を示す機
能の2つに絞った、例えば、A1〜A9、B1〜B9、
C1〜C9などをスタート信号STとして用いるように
してもよい。
【0139】ここで、A1〜A9は、10秒単位に、1
0秒間〜90秒間までの応答操作許可時間を示すスター
ト信号であり、B1〜B9は100秒単位に100秒間
〜900秒間の応答操作許可時間を示すスタート信号で
あり、C1〜C9は、1000秒単位に1000秒間〜
9000秒間の応答操作許可時間を示すスタート信号で
あるように設定して用いることができる。
【0140】また、もっと細かく応答操作許可時間を設
定するようにしてもよいし、逆に長い応答操作許可時間
を設定するようにしてもよい。
【0141】また、前述の3つの情報以外の情報、例え
ば、応答を制限するための識別IDの末尾制限などを指
示できるようにすることもできる。
【0142】また、前述の例においては、視聴者からの
応答情報は、NCU部を介して、デジタルデータとして
送信する他に、DTMF信号によって返信先に送信する
ようにしてもよい。
【0143】また、応答操作時点の時間情報を応答情報
に含めて送信する場合には、応答操作をした直後に応答
を送信するのではなく、不特定多数の、ほぼ同時点にお
いて発生した応答操作に対する応答情報の送信を分散さ
せるように送信時刻を遅延させるようにしてもよい。こ
の場合、電話回線に対する付加が軽減されるとともに、
送信処理の輻輳をも防止することができる。
【0144】なお、前述の例は、テレビ放送の場合を例
に説明したが、スタート信号STや双方向番組関連情報
は、DTMF信号形式で放送側から提供されるため、ラ
ジオ放送の双方向番組にこの発明を適用することができ
る。
【0145】また、応答装置をアダプタ装置の構成とし
たが、テレビジョン受信機や、ラジオ受信機に双方向番
組に対する応答装置を内蔵させてもよく、この場合に
も、この発明を適用することができる。
【0146】なお、前述の例では、DTMF信号によっ
て、スタート信号STや双方向番組関連情報を提供する
ようにしたが、例えば、テレビジョン放送の場合、映像
信号の垂直ブランキング期間の未使用の水平走査期間に
スタート信号STや双方向番組関連情報を重畳する、い
わゆる文字多重放送形式で提供するようにしてもよい。
【0147】また、二重音声放送の副音声信号に、スタ
ート信号STや、双方向番組関連情報を多重化して送信
するようにしてもよいし、FM文字多重放送で、FM放
送波にスタート信号ST、双方向番組関連情報を多重化
して送るようにしてもよい。
【0148】なお、前述の実施例においては、放送側か
ら指示される応答に関する時間についての指示内容は、
スタート信号の種類によって直接的に決めるものとして
説明した。
【0149】しかし、応答に関する時間についての指示
内容を、スタート信号によって直接的に指示するのでは
なく、応答に関する時間についての指示内容を、テーブ
ル情報として応答装置のメモリに記憶、保持し、これを
スタート信号によって参照することにより、応答側が、
このスタート信号の種類に対応する前述の指示内容を得
るようにしてもよい。
【0150】このように、応答に関する時間についての
指示内容をテーブル化することにより、放送側は、この
テーブル情報を、変更、追加することによって、臨機応
変にスタート信号の種類によって応答に関する時間につ
いての指示内容を指示することができる。
【0151】この場合、放送側からのテーブル情報の変
更や、追加は、以下のようにして行なう。例えば、双方
向番組の放送前などに、必要に応じて、放送側より電話
回線を介して、変更情報や追加情報を応答装置に送信す
る。そして、応答装置では、提供された情報に基づい
て、テーブル情報を書き換えるようにする。
【0152】また、前述のように放送信号の放送音声に
多重されるDTMF信号形式の信号により、変更情報や
追加情報を応答装置に提供し、テーブル情報を書き換え
るようにしてもよい。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による双
方向番組の放送方法、双方向番組に対する応答方法およ
び応答装置によれば、応答側に対して、放送局側が、必
要とする時間情報を、必要とする精度で応答情報を送信
するように指定することができ、応答を行なった視聴者
全体から送信される情報量を抑えることができる。
【0154】また、応答側においては、放送局側からの
応答要求ごとに応答情報として送信する時間情報を放送
側の指示による精度で送出すればよく、不必要に精度の
高い時間情報を送信しなくてもよいため、情報送信時間
が短縮されるとともに、トラフィックが減少し、電話回
線が効率的に使用される。したがって、電話回線への交
換機に対する負荷を軽減し、応答情報の送信処理の輻輳
を避けることができる。
【0155】また、応答側からの応答情報の送信時間が
短縮されることにより、返信先での応答の収集時間など
が短縮され、双方向番組にとって問題となるリアルタイ
ム性の損出を相対的低減させることができる。
【0156】また、応答情報量の適性化により、返信先
においての応答情報と処理するコンピュータの負荷を軽
減することができ、設備規模を抑えることができる。
【0157】また、放送局側が必要とする時間情報の精
度や応答操作許可時間を、適正なタイミングで、ごく短
いスタート信号により指示することができる。
【0158】また、DTMF信号により、スタート信号
を提供する場合、スタート信号自体が短くてすむため、
音声として再生されるDTMF信号に対する視聴者の不
快感が低減される。
【0159】放送局側と、応答側との両方において、送
受する情報量が削減されるため、全体として効率的な双
方向番組の提供および応答処理が実現でき、双方の装置
の負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による双方向番組に対する応答装置の
一実施例を説明するためのブロック図である。
【図2】DTMF信号を説明するための図である。
【図3】DTMF信号の送出条件を説明するための図で
ある。
【図4】この発明において用いられるスタート信号の一
例を説明するための図である。
【図5】この発明による双方向番組に対する応答装置の
実施例を説明するための図である。
【図6】この発明において用いられるスタート信号の一
例を説明するための図である。
【図7】この発明による双方向番組に対する応答装置の
一実施例を説明するためのブロック図である。
【図8】図7の実施例の応答装置における双方向番組に
対する応答受け付け処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図9】図7の実施例の応答装置における双方向番組に
対する応答情報の送信処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
40 テレビジョン受信機 40SP スピーカ 50 アダプタ装置 51 アダプタ本体 52 リモコンコマンダ MC マイクロフォン PD 赤外線コマンド信号受光部 SD 発光部 L 電話回線 54 電話端末

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信者の通信回線を介しての応答を期待す
    る双方向番組の放送方法であって、 受信側に対して、応答の受け付け開始を通知するスター
    ト信号を、 前記応答に関する時間に関わる指示内容に応じて複数種
    類用意し、 前記受信側に対する放送側からの指示に応じた種類のス
    タート信号を放送信号に多重化して放送するようにした
    ことを特徴とする双方向番組の放送方法。
  2. 【請求項2】前記スタート信号は、受信者の応答操作を
    許可する時間範囲を、その種別に応じて指定するもので
    ある請求項1に記載の双方向番組の放送方法。
  3. 【請求項3】前記スタート信号は、少なくとも受信者の
    応答操作時点を示す時間情報の精度、または双方向番組
    の受信側から返信する応答操作時点を示す時間情報の形
    式のいずれかを、その種別に応じて前記受信側に対して
    指示するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    双方向番組の放送方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の双方向番組の放送方法に
    おいて、放送信号が音声信号を含み、前記スタート信号
    は、音声信号帯域内の複数の周波数群からそれぞれ択一
    的に選定された複数の周波数の組合せからなる多周波数
    信号の形式で、前記放送信号の音声信号に多重して放送
    するようにしたことを特徴とする双方向番組の放送方
    法。
  5. 【請求項5】双方向番組の放送信号に多重化された、応
    答の開始を通知するスタート信号を取得し、 前記スタート信号の種別を判別して放送側からの指示を
    判別し、 前記指示に応じて応答情報の形成、または応答情報の通
    信回線を介しての送信を行なうことを特徴とする双方向
    番組に対する応答方法。
  6. 【請求項6】前記放送側からの指示は、少なくとも、応
    答操作を許可する時間範囲、応答操作時点を示す時間情
    報の精度、または応答情報として送信する応答操作時点
    を示す時間情報の形式のいずれかの指示を含むものであ
    り、 前記取得したスタート信号の種別を判別して判別された
    放送側からの指示が、前記応答操作を許可する時間範囲
    の指定であるときは、当該応答操作を許可する時間範囲
    内で行なわれた応答操作のみを有効とし、 前記取得したスタート信号の種別を判別して判別された
    放送側からの指示が、前記応答操作時点を示す時間情報
    の精度の指定であるときには、当該指定された時間情報
    の精度で、応答操作時点を示す時間情報を取得し、 前記取得したスタート信号の種別を判別して判別された
    放送側からの指示が、前記時間情報の形式の指定である
    ときには、前記指定された時間情報の形式で送信する時
    間情報を形成するようにしたことを特徴とする請求項5
    に記載の双方向番組に対する応答方法。
  7. 【請求項7】前記スタート信号を取得した時点を起点と
    する相対時間を計測する手段を設け、 応答操作時点の時間情報が必要な場合には、前記相対時
    間を用いるようにしたことを特徴とする請求項5に記載
    の双方向番組に対する応答方法。
  8. 【請求項8】双方向番組の放送信号に多重され、受信側
    に応答の受け付け開始を通知するとともに、その種別に
    応じて、放送側からの受信者の応答に関する時間に関わ
    る指示をも示すスタート信号を検出する検出手段と、 前記スタート信号の種別を判別して、前記放送側からの
    指示を判別する指示判別手段と、 双方向番組に対する応答の操作を行なうための応答操作
    入力手段と、 前記応答操作入力手段からの応答情報の入力を受け、指
    示判別手段で判別された前記スタート信号の種別に応じ
    た放送側からの指示に応じて、送信する応答情報を取
    得、形成する応答情報形成手段と、 前記応答情報形成手段において、形成された応答情報
    を、通信回線を介して送信する応答情報送信手段とを備
    えたことを特徴とする双方向番組に対する応答装置。
  9. 【請求項9】前記検出手段において、前記スタート信号
    を検出した時点を起点とする相対時間を提供する時計回
    路を備え、 応答操作時点の時間情報を必要とする双方向番組に対す
    る応答操作時には、前記応答情報形成手段は、前記時計
    回路から相対時間を取得する請求項8に記載の双方向番
    組に対する応答装置。
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