JPH08293268A - カラー陰極線管の蛍光膜 - Google Patents
カラー陰極線管の蛍光膜Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 赤色発光及び白色輝度を向上させうるカラー
陰極線管の蛍光膜を提供すること。 【構成】 本発明のカラー陰極線管の蛍光膜は、緑色、
青色、及び赤色の３色蛍光体（３，４，５）によって形
成したものであって、赤色の蛍光体の蛍光膜５は、少な
くても２つ以上の異なる組成物を含む積層構造６，７を
有する。
陰極線管の蛍光膜を提供すること。 【構成】 本発明のカラー陰極線管の蛍光膜は、緑色、
青色、及び赤色の３色蛍光体（３，４，５）によって形
成したものであって、赤色の蛍光体の蛍光膜５は、少な
くても２つ以上の異なる組成物を含む積層構造６，７を
有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色の発光輝度を
向上させるために、カラー陰極線管の蛍光膜、特に赤色
の蛍光体の蛍光膜で形成される２層以上の蛍光体膜に関
するものである。
向上させるために、カラー陰極線管の蛍光膜、特に赤色
の蛍光体の蛍光膜で形成される２層以上の蛍光体膜に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】３色蛍光体は、カラー陰極線管、蛍光ラ
ンプ、及び透写型の陰極線管等に使用されるが、通常カ
ラー陰極線管はその基本構成として全面がガラスのパネ
ルの内面に、電子線によって緑色、青色、赤色に発光す
る３色蛍光体を塗布した蛍光スクリーンを有する。
ンプ、及び透写型の陰極線管等に使用されるが、通常カ
ラー陰極線管はその基本構成として全面がガラスのパネ
ルの内面に、電子線によって緑色、青色、赤色に発光す
る３色蛍光体を塗布した蛍光スクリーンを有する。
【０００３】これらの蛍光スクリーンの製造は、図３の
工程図に示すように、光吸収性の黒色物質（ＢＭ）の塗
布工程と、図４の工程図に示すように、３色蛍光体の画
素ＰＨ）の塗布工程とに大別することができる。
工程図に示すように、光吸収性の黒色物質（ＢＭ）の塗
布工程と、図４の工程図に示すように、３色蛍光体の画
素ＰＨ）の塗布工程とに大別することができる。
【０００４】図３に示すように、ＢＭ塗布工程はパネル
を洗浄し（ブロック２１）、乾燥した後（ブロック２
２）、フォトレジストを塗布して（ブロック２３）、３
原色（赤，緑，青）の蛍光膜を形成する部分を定義する
ために、フォトレジストをパターニングする工程と（ブ
ロック２４，２５）、パターニングされたフォトレジス
トを含んだパネル上に黒鉛の塗布膜を形成した後（ブロ
ック２６）、パターニングされたフォトレジストをマス
クとして黒鉛塗布膜をエッチングし（ブロック２７）、
続いて現像を行い（ブロック２８）、更に乾燥する（ブ
ロック２９）工程とにからなり、約５〜１０μｍ厚さの
黒鉛バンドを形成する（ブロック３０）。
を洗浄し（ブロック２１）、乾燥した後（ブロック２
２）、フォトレジストを塗布して（ブロック２３）、３
原色（赤，緑，青）の蛍光膜を形成する部分を定義する
ために、フォトレジストをパターニングする工程と（ブ
ロック２４，２５）、パターニングされたフォトレジス
トを含んだパネル上に黒鉛の塗布膜を形成した後（ブロ
ック２６）、パターニングされたフォトレジストをマス
クとして黒鉛塗布膜をエッチングし（ブロック２７）、
続いて現像を行い（ブロック２８）、更に乾燥する（ブ
ロック２９）工程とにからなり、約５〜１０μｍ厚さの
黒鉛バンドを形成する（ブロック３０）。
【０００５】ついで、図４に示すように、ＢＭが塗布さ
れたフェースプレートの内面を暖かい純水により洗浄し
（ブロック４１，４２）、その後プリーコート液を塗布
する（ブロック４３）。
れたフェースプレートの内面を暖かい純水により洗浄し
（ブロック４１，４２）、その後プリーコート液を塗布
する（ブロック４３）。
【０００６】その後、第１の工程として、緑色（または
青色）の蛍光体と、フォトレジスト樹脂、ポリビニール
アルコール、光架橋剤、及び分散剤等とを混合し、その
混合液を塗布し、その後乾燥して（ブロック４４）、緑
色の蛍光体（または青色の蛍光体）層を形成する。
青色）の蛍光体と、フォトレジスト樹脂、ポリビニール
アルコール、光架橋剤、及び分散剤等とを混合し、その
混合液を塗布し、その後乾燥して（ブロック４４）、緑
色の蛍光体（または青色の蛍光体）層を形成する。
【０００７】次に、紫外線が緑色の蛍光体（または青色
の蛍光体）にシャドーマスクの孔を通じて、照射され
る。
の蛍光体）にシャドーマスクの孔を通じて、照射され
る。
【０００８】次に、紫外線に照射されたパネルを溶媒で
洗浄すると、紫外線の照射によって硬化した部分が、溶
解されずにフェース・プレート面に残留し、他方、その
他の部分は溶解、除去されて緑色の蛍光膜（または青色
の蛍光膜）が形成される（以上ブロック４５）。
洗浄すると、紫外線の照射によって硬化した部分が、溶
解されずにフェース・プレート面に残留し、他方、その
他の部分は溶解、除去されて緑色の蛍光膜（または青色
の蛍光膜）が形成される（以上ブロック４５）。
【０００９】第２の工程は、青色の蛍光体（または緑色
の蛍光体）と感光樹脂との混合物層を使用することによ
って第１の工程と同様の工程を行い青色の蛍光膜（また
は緑色の蛍光膜）を形成する（以上ブロック４６）。
の蛍光体）と感光樹脂との混合物層を使用することによ
って第１の工程と同様の工程を行い青色の蛍光膜（また
は緑色の蛍光膜）を形成する（以上ブロック４６）。
【００１０】それから、第３の工程で、赤色の蛍光体と
感光性樹脂との混合物を使用することによって第１の工
程と同様の工程を行い赤色の蛍光膜５を形成する（以上
ブロック４７）。
感光性樹脂との混合物を使用することによって第１の工
程と同様の工程を行い赤色の蛍光膜５を形成する（以上
ブロック４７）。
【００１１】３色蛍光体の塗布工程の終了の後、Ａｌ蒸
着電膜を平滑にするため、エマルジョンを皮膜して（ブ
ロック４８）、ＰＨ塗布工程を完了する（ブロック４
９）。
着電膜を平滑にするため、エマルジョンを皮膜して（ブ
ロック４８）、ＰＨ塗布工程を完了する（ブロック４
９）。
【００１２】次いで、エマルジョン膜を形成させ、Ａｌ
を蒸着する。
を蒸着する。
【００１３】上記の３色蛍光膜において、緑色の蛍光体
は、Ｚｎｓ：Ｃｕ，Ａｌ，ＺｎＳ：Ａｕ，Ａｌ，［（Ｚ
ｎ，Ｃｄ）ｓ：Ｃｕ，Ａｌ］等から組成され、青色の蛍
光体はＺｎｓ：Ａｇ，ＺｎＳ：Ａｇ，Ａｌ等から組成さ
れ、赤色の蛍光体はＹ2 Ｏ2Ｓ：Ｅｕ，Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕ
等から組成されている。
は、Ｚｎｓ：Ｃｕ，Ａｌ，ＺｎＳ：Ａｕ，Ａｌ，［（Ｚ
ｎ，Ｃｄ）ｓ：Ｃｕ，Ａｌ］等から組成され、青色の蛍
光体はＺｎｓ：Ａｇ，ＺｎＳ：Ａｇ，Ａｌ等から組成さ
れ、赤色の蛍光体はＹ2 Ｏ2Ｓ：Ｅｕ，Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕ
等から組成されている。
【００１４】これらの３色蛍光体は、３原色光としての
発光色の純度がよく、電子線の励起エネルギーに対する
発光効率、すなわち発光輝度が高くなければならない。
発光色の純度がよく、電子線の励起エネルギーに対する
発光効率、すなわち発光輝度が高くなければならない。
【００１５】現在は、発光色の純度とスクリーンの明暗
対比すなわちコントラストとを向上させるために、蛍光
体のコアの表面に発光色と同一な色相の顔料を付着して
いる。
対比すなわちコントラストとを向上させるために、蛍光
体のコアの表面に発光色と同一な色相の顔料を付着して
いる。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の顔料を付着した蛍光体は、色純度及びコントラスト
という点では有益であるが、発光輝度という点では不利
になる。
来の顔料を付着した蛍光体は、色純度及びコントラスト
という点では有益であるが、発光輝度という点では不利
になる。
【００１７】そのような現象は、顔料はそれ本来の特性
により、光を全波長領域で吸収するが、特に赤色の顔料
の場合、赤色の波長領域の光をほとんど吸収しないのに
対して、その他の波長領域の光を多く吸収するために生
じる。
により、光を全波長領域で吸収するが、特に赤色の顔料
の場合、赤色の波長領域の光をほとんど吸収しないのに
対して、その他の波長領域の光を多く吸収するために生
じる。
【００１８】そこで、本発明の目的は、赤色発光及び白
色輝度を向上させうるカラー陰極線管の蛍光膜を提供す
ることにある。
色輝度を向上させうるカラー陰極線管の蛍光膜を提供す
ることにある。
【００１９】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー陰極線管
の蛍光膜は、緑色、青色、及び赤色の３色蛍光体によっ
て形成したものであって、赤色の蛍光体の蛍光膜は、少
なくても２つ以上の異なる組成物を含む積層構造を有す
る蛍光体層を備えている。
の蛍光膜は、緑色、青色、及び赤色の３色蛍光体によっ
て形成したものであって、赤色の蛍光体の蛍光膜は、少
なくても２つ以上の異なる組成物を含む積層構造を有す
る蛍光体層を備えている。
【００２０】また、本発明のカラー陰極線管の蛍光膜
は、赤色の蛍光体の蛍光膜が、Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕと、Ｙ
2 Ｏ3 ：Ｅｕとの膜を含むことを特徴とする。
は、赤色の蛍光体の蛍光膜が、Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕと、Ｙ
2 Ｏ3 ：Ｅｕとの膜を含むことを特徴とする。
【００２１】また、本発明のカラー陰極線管の蛍光膜
は、Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕの膜の厚さは、Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕの
膜の厚さの１０〜５０％であることを特徴とする。
は、Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕの膜の厚さは、Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕの
膜の厚さの１０〜５０％であることを特徴とする。
【００２２】また、本発明のカラー陰極線管の蛍光膜
は、Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕを含む赤色の第１蛍光体層と、Ｙ
2 Ｏ3 ：Ｅｕを含む赤色の第２蛍光体層とが順に積層さ
れていることを特徴とする。
は、Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕを含む赤色の第１蛍光体層と、Ｙ
2 Ｏ3 ：Ｅｕを含む赤色の第２蛍光体層とが順に積層さ
れていることを特徴とする。
【００２３】このように、緑色、青色、及び赤色の３色
蛍光膜により形成される蛍光体膜において、赤色の蛍光
体の蛍光膜を少なくとも２つ以上の異なる組成物を含む
積層構造を有するような構造にするため、赤色発光及び
白色輝度を向上させることができる。
蛍光膜により形成される蛍光体膜において、赤色の蛍光
体の蛍光膜を少なくとも２つ以上の異なる組成物を含む
積層構造を有するような構造にするため、赤色発光及び
白色輝度を向上させることができる。
【００２４】
【発明の実施の形態】本発明に係るカラー陰極線管の蛍
光膜による実施の形態を図１の断面図を参照して説明す
る。
光膜による実施の形態を図１の断面図を参照して説明す
る。
【００２５】また、従来のカラー陰極線管の蛍光膜の断
面図を図２に示す。
面図を図２に示す。
【００２６】両者の構造の相異は、本発明による形態の
蛍光膜が、赤色の蛍光膜が多層構造となるように構成さ
れていることである。
蛍光膜が、赤色の蛍光膜が多層構造となるように構成さ
れていることである。
【００２７】すなわち、ＢＭ２が形成されたパネル１の
フェースプレート内面に、緑色の蛍光膜３及び青色の蛍
光膜４が形成され、赤色の蛍光膜は赤色の第１蛍光体層
６と赤色の第２蛍光体層７とを有する。
フェースプレート内面に、緑色の蛍光膜３及び青色の蛍
光膜４が形成され、赤色の蛍光膜は赤色の第１蛍光体層
６と赤色の第２蛍光体層７とを有する。
【００２８】このような構造において、多層の蛍光膜
は、回転塗布法により、顔料を付着したＹ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅ
ｕを含む赤色の第１蛍光体層６を形成するために、組成
物を注入し、乾燥し、露光する（層の現像はしない）。
は、回転塗布法により、顔料を付着したＹ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅ
ｕを含む赤色の第１蛍光体層６を形成するために、組成
物を注入し、乾燥し、露光する（層の現像はしない）。
【００２９】その後、顔料を付着していないＹ2 Ｏ3 ：
Ｅｕを含む赤色の第２蛍光体層７を形成するために、組
成物を注入し、乾燥し、露光して、現像する。それか
ら、アクリル系のエマルジョンを塗布して完成する。
Ｅｕを含む赤色の第２蛍光体層７を形成するために、組
成物を注入し、乾燥し、露光して、現像する。それか
ら、アクリル系のエマルジョンを塗布して完成する。
【００３０】本発明に使用されるＹ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕ蛍光
体は、粉末色座標において、Ｘ座標が０．６４５±０．
００５、Ｙ座標が０．６３５±０．００５である。粉末
反射率（酸化マグネシウム(MgO) 基準）は、３０〜７０
％の値を有する。顔料を付着することは、外部光の反射
が減少するため、色純度及びコントラストが向上すると
いう利点をもたらすが、他方、輝度が低下するという弱
点も、もたらす。
体は、粉末色座標において、Ｘ座標が０．６４５±０．
００５、Ｙ座標が０．６３５±０．００５である。粉末
反射率（酸化マグネシウム(MgO) 基準）は、３０〜７０
％の値を有する。顔料を付着することは、外部光の反射
が減少するため、色純度及びコントラストが向上すると
いう利点をもたらすが、他方、輝度が低下するという弱
点も、もたらす。
【００３１】他方、Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕ蛍光体は、粉末色座
標において、Ｘ座標が０．６３５±０．００５であり、
Ｙ座標が０．６５５±０．００５であり、粉末反射率は
７０％以上の値を有する。色純度は前者に比して劣る
が、相対的に輝度は優れている。
標において、Ｘ座標が０．６３５±０．００５であり、
Ｙ座標が０．６５５±０．００５であり、粉末反射率は
７０％以上の値を有する。色純度は前者に比して劣る
が、相対的に輝度は優れている。
【００３２】その結果、このような蛍光体を単一層によ
り構成する場合は、すべての特性を満足させることがで
きない。しかし、本発明による実施の形態によれば、多
層としてこれら２つの蛍光体を形成することにより、色
純度及び輝度の両者を改善することができる。
り構成する場合は、すべての特性を満足させることがで
きない。しかし、本発明による実施の形態によれば、多
層としてこれら２つの蛍光体を形成することにより、色
純度及び輝度の両者を改善することができる。
【００３３】赤色の第１蛍光体層６の厚さは、赤色の第
２蛍光体層７の厚さの１０〜５０％にすることが好まし
い。
２蛍光体層７の厚さの１０〜５０％にすることが好まし
い。
【００３４】赤色の第１蛍光体層６の厚さを赤色の第２
蛍光体層７の厚さの約１０％以下とすれば、フェースプ
レート上に赤色の第２蛍光体層の一部が直接接触するた
めに、コントラストが低下させることがある。また赤色
の第１蛍光体層６の厚さを赤色の第２蛍光体層７の厚さ
の５０％以上とすれば、赤色の第２蛍光体層７の発光強
度が相対的に弱くなり、輝度を改善できない。
蛍光体層７の厚さの約１０％以下とすれば、フェースプ
レート上に赤色の第２蛍光体層の一部が直接接触するた
めに、コントラストが低下させることがある。また赤色
の第１蛍光体層６の厚さを赤色の第２蛍光体層７の厚さ
の５０％以上とすれば、赤色の第２蛍光体層７の発光強
度が相対的に弱くなり、輝度を改善できない。
【００３５】そして、本発明による実施の形態では、第
１蛍光体がＹ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕを含み、そして第２蛍光体
層がＹ2 Ｏ3 ：Ｅｕを含んでおり、各層間の組成物を互
いに交換して積層することも可能であり、更に各層は１
つの組成物に限られない。
１蛍光体がＹ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕを含み、そして第２蛍光体
層がＹ2 Ｏ3 ：Ｅｕを含んでおり、各層間の組成物を互
いに交換して積層することも可能であり、更に各層は１
つの組成物に限られない。
【００３６】本発明によれば、発光効率の良い第２蛍光
体層７から発光した光を色純度の高い第１蛍光体層６を
通過させることによって、全体の色純度を低下させず
に、発光効率の良い蛍光膜を得ることができる。
体層７から発光した光を色純度の高い第１蛍光体層６を
通過させることによって、全体の色純度を低下させず
に、発光効率の良い蛍光膜を得ることができる。
【００３７】上述したように、本発明によれば、赤色の
蛍光体は、蛍光体固有の短所を克服するように形成さ
れ、異なる組成物からなる多層蛍光体の特性が、色純度
及び輝度等が向上された蛍光膜を得ることができるよう
に相互に補償される。本発明は、カラー陰極線管を始
め、蛍光ランプ及び透写型の陰極線管の、優れた特性を
有する蛍光面を提供することができる。
蛍光体は、蛍光体固有の短所を克服するように形成さ
れ、異なる組成物からなる多層蛍光体の特性が、色純度
及び輝度等が向上された蛍光膜を得ることができるよう
に相互に補償される。本発明は、カラー陰極線管を始
め、蛍光ランプ及び透写型の陰極線管の、優れた特性を
有する蛍光面を提供することができる。
【００３８】
【発明の効果】本発明によって、赤色発光及び白色輝度
を向上させうるカラー陰極線管の蛍光膜を提供すること
が得ることができる。
を向上させうるカラー陰極線管の蛍光膜を提供すること
が得ることができる。
【図１】本発明に係るカラー陰極線管の蛍光膜による実
施の形態を示す断面図。
施の形態を示す断面図。
【図２】従来のカラー陰極線管の蛍光体を示す断面図。
【図３】従来のＢＭ塗布工程を説明するための工程図。
【図４】従来のＰＨ塗布工程を説明するための工程図。
１ パネル ２ ＢＭ ３ 緑色の蛍光膜 ４ 青色の蛍光膜 ５ 赤色の蛍光膜 ６ 赤色の第１蛍光体層 ７ 赤色の第２蛍光体層
Claims (4)
- 【請求項１】緑色、青色、及び赤色の３色蛍光体によっ
て形成したカラー陰極線管の蛍光膜において、 赤色の蛍光体の蛍光膜は、少なくとも２つ以上の異なる
組成物を含む積層構造を有する蛍光体層を備えたカラー
陰極線管の蛍光膜。 - 【請求項２】前記赤色の蛍光体の蛍光膜は、Ｙ2 Ｏ
2 Ｓ：Ｅｕと、Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕとの膜を含むことを特徴
とする請求項１に記載のカラー陰極線管の蛍光膜。 - 【請求項３】前記Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕの膜の厚さは、前記
Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕの膜の厚さの１０〜５０％であることを
特徴とする請求項２に記載のカラー陰極線管の蛍光膜。 - 【請求項４】Ｙ2 Ｏ2 Ｓ：Ｅｕを含む赤色の第１蛍光体
層と、Ｙ2 Ｏ3 ：Ｅｕを含む赤色の第２蛍光体層とが順
に積層されていることを特徴とする請求項２に記載のカ
ラー陰極線管の蛍光膜。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1995-8972 | 1995-04-17 | ||
| KR1019950008972A KR0144194B1 (ko) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 칼라브라운관 형광막 구조 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08293268A true JPH08293268A (ja) | 1996-11-05 |
| JP2790214B2 JP2790214B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=19412317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8093900A Expired - Fee Related JP2790214B2 (ja) | 1995-04-17 | 1996-04-16 | カラー陰極線管の蛍光膜 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5677071A (ja) |
| EP (1) | EP0739027B1 (ja) |
| JP (1) | JP2790214B2 (ja) |
| KR (1) | KR0144194B1 (ja) |
| CN (1) | CN1063283C (ja) |
| DE (1) | DE69622080T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005166666A (ja) * | 2003-11-29 | 2005-06-23 | Samsung Sdi Co Ltd | 電子放出素子及びその製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6069441A (en) * | 1996-10-31 | 2000-05-30 | Honeywell Inc. | Method for producing phospher binding materials |
| KR100337876B1 (ko) * | 1999-06-25 | 2002-05-23 | 김순택 | 컬러브라운관의 형광막 및 그 형성방법 |
| US6455213B1 (en) | 2000-01-04 | 2002-09-24 | Lg Electronics, Inc. | Method for manufacturing phosphor layer for image display apparatus |
| US8387811B2 (en) * | 2007-04-16 | 2013-03-05 | Bd Diagnostics | Pierceable cap having piercing extensions |
| EP2454753B1 (en) * | 2009-07-14 | 2016-10-05 | Philips Lighting Holding B.V. | Color temperature variable light emitter |
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