JPH08291758A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

内燃機関制御装置

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JPH08291758A
JPH08291758A JP7096807A JP9680795A JPH08291758A JP H08291758 A JPH08291758 A JP H08291758A JP 7096807 A JP7096807 A JP 7096807A JP 9680795 A JP9680795 A JP 9680795A JP H08291758 A JPH08291758 A JP H08291758A
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渉 福井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で迅速且つ容易に気筒識別し、各信号系
列異常時にバックアップ可能な内燃機関制御装置を得
る。 【構成】 機関の回転軸11に同期した第1信号系列R
EFを得る検出器81と、回転軸1に同期した第2信号
系列POSCを得る検出器82と、各信号系列からパラ
メータPを制御する手段100とを備え、第1信号系列
は気筒毎に対応し且つ特定気筒群のパルス形態が他の気
筒群と異なる基準位置信号を含み、第2信号系列は角度
信号および気筒識別信号を含み、制御手段は、第1信号
系列から基準位置を検出する手段101と、第1信号系
列から各気筒群を識別する手段102と、第2信号系列
に基づいて各気筒を識別する手段103と、各識別結果
に基づいてパラメータPの制御時期を演算する手段10
4と、各信号系列の異常検出時に異常判定信号Eを出力
する手段105とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関の各気筒に
対応した基準位置を識別してタイミング制御を行う内燃
機関制御装置に関し、特に比較的簡単な構成でタイミン
グ制御に反映される気筒識別を迅速に行うとともに、ク
ランク軸に関連した高信頼性の基準位置信号を取得して
タイミング制御精度を向上させ、さらに基準位置信号を
含む角度信号または気筒識別信号が得られない場合でも
バックアップ制御が可能な内燃機関制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関(エンジン)制御装置
においては、点火時期や燃料噴射量等を制御するため
に、内燃機関の回転に同期した基準位置信号および気筒
識別信号が用いられている。通常、このような信号を発
生する信号発生器は、各気筒毎に対応可能なカム軸に取
り付けられており、間接的にクランク軸の回転を検出し
ている。
【0003】図8および図9はたとえば特公平6−68
252号公報に記載された従来の内燃機関制御装置に用
いられる回転信号発生器を示す斜視図および回路構成図
であり、ここでは、内燃機関が6気筒の場合を示してい
る。各図において、カム軸1は、クランク軸(図示せ
ず)の回転に対して1/2の減速回転数を有し、1回転
で6気筒の全てに対する制御タイミングに対応するよう
になっている。
【0004】カム軸1に一体的に取り付けられた回転円
板2は、回転により所定角度毎の系列パルスからなる角
度信号POSを発生するための窓3aと、各気筒に対応
した基準位置信号REFを発生するための窓3bとが形
成されている。各窓3aおよび3bの回転位置に対向し
て、発光ダイオード4aおよび4bが固定配置されてお
り、また、回転円板2を介在させて、各発光ダイオード
4aおよび4bに対向するようにフォトダイオード5a
および5bが固定配置されている。
【0005】図9において、各フォトダイオード5aお
よび5bの出力端子には、増幅回路6aおよび6bが接
続されており、増幅回路6aおよび6bの出力端子に
は、出力トランジスタ7aおよび7bが接続されてい
る。回転円板2、フォトカプラ4a、4b、5a、5
b、増幅回路6a、6bおよび出力トランジスタ7bお
よび7bは、角度信号POSおよび基準位置信号REF
を出力するための回転信号発生器8を構成している。
【0006】図10は従来の内燃機関制御装置を示すブ
ロック図であり、回転信号発生器8から出力された角度
信号POSおよび基準位置信号REFは、インタフェー
ス回路9を介してマイクロコンピュータ10に入力さ
れ、内燃機関の点火時期や燃料噴射量等の制御演算に用
いられる。
【0007】図11は回転信号発生器8から出力される
角度信号POSおよび基準位置信号REFを示す波形図
である。図11において、角度信号POSは、回転円板
2上の窓3aに対応して、たとえばクランク角1°毎に
繰り返し反転するパルス系列からなり、クランク軸の回
転角度の計測に用いられる。また、クランク角720°
毎に繰り返される基準位置信号REFは、各気筒毎の所
定クランク角で立ち上がり且つ各気筒に対応して異なる
6種類のパルス幅に設定されたパルスからなり、気筒識
別信号としても機能している。
【0008】図8〜図10のように構成された従来の内
燃機関制御装置は、図11のような角度信号POSおよ
び基準位置信号REFに基づいて、各気筒および基準位
置(クランク角)を識別し、内燃機関の運転状態に応じ
て点火時期および燃料噴射量等を最適に制御する。
【0009】しかしながら、カム軸1は、クランク軸か
らベルト等の伝達機構を介して駆動されるため、運転状
態によってはクランク軸との間で回転位相差を生じる。
この結果、回転信号発生器8からの角度信号POSおよ
び基準位置信号REFが実際のクランク角からずれてし
まうおそれがある。もし、このような位相差を含む信号
に基づいて内燃機関の運転制御を行うと、点火時期等の
制御にずれを生じ、所期の性能が得られなくなってしま
う。
【0010】そこで、たとえば上記特公平6−6825
2号公報に参照されるように、角度信号POSおよび基
準位置信号REFをクランク軸に関連して高精度に生成
し、各気筒に対応した気筒識別信号のみをカム軸1に関
連して生成する装置も提案されている。
【0011】しかしながら、上記公報の内燃機関制御装
置の場合、角度信号POSおよび基準位置信号REFを
生成するクランク軸側のセンサ周辺構造が複雑化する。
さらに、クランク軸側のセンサ異常等により角度信号P
OSおよび基準位置信号REFのうちの一方が得られな
い場合、または、カム軸1側のセンサ異常により気筒識
別信号が得られない場合(フェール状態)に、バックア
ップ制御が困難になるため、内燃機関が停止してしまう
ことになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関制御装
置は以上のように、カム軸1に回転信号発生器8を設け
た場合には、クランク軸との間で回転位相差を生じて角
度信号POSおよび基準位置信号REFの検出精度が損
なわれてしまい、点火時期等の制御にずれを生じて所期
の性能が得られなくなるという問題点があった。
【0013】また、特公平6−68252号公報のよう
に、角度信号POSおよび基準位置信号REFをクラン
ク軸側から生成し、各気筒に対応した気筒識別信号をカ
ム軸側から生成した場合には、クランク軸側のセンサ周
辺構造が複雑化するうえ、角度信号POS、基準位置信
号REFまたは気筒識別信号が得られない場合にバック
アップ制御を行うことができないという問題点があっ
た。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、比較的簡単な構成でタイミング
制御に反映される気筒識別を迅速に行うとともに、クラ
ンク軸に関連した高信頼性の基準位置を取得してタイミ
ング制御精度を向上させ、さらに、第1の信号系列(気
筒群識別情報を含む基準位置信号)または第2の信号系
列(気筒識別情報を含む角度信号)がフェール発生等に
より得られない場合でも、バックアップ制御が可能な内
燃機関制御装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る内燃機関制御装置は、内燃機関のクランク軸の回転に
同期した第1の信号系列を出力する第1の信号検出器
と、クランク軸に対して1/2の減速比を有するカム軸
の回転に同期した第2の信号系列を出力する第2の信号
検出器と、第1および第2の信号系列の少なくとも一方
に基づいて内燃機関のパラメータを制御する制御手段と
を備え、第1の信号系列は、内燃機関の各気筒の基準位
置に対応してクランク軸の第1の所定角度毎に生成され
る基準位置信号を含み、基準位置信号は、各気筒毎に対
応したパルスからなり且つ特定気筒群に対するパルス形
態が他の気筒群と異なり、第2の信号系列は、カム軸の
第2の所定角度毎に生成される角度信号と、内燃機関の
特定気筒に対応した気筒識別信号とを含み、制御手段
は、少なくとも第1の信号系列から基準位置を検出する
基準位置検出手段と、少なくとも第1の信号系列から各
気筒群を識別する気筒群識別手段と、少なくとも第2の
信号系列に基づいて各気筒を識別する気筒識別手段と、
気筒群識別手段および気筒識別手段の少なくとも一方の
識別結果に基づいてパラメータの制御時期を演算する制
御時期演算手段と、第1および第2の信号系列の一方の
フェールを検出したときに少なくとも制御時期演算手段
に対して異常判定信号を出力する異常判定手段とを含む
ものである。
【0016】また、この発明の請求項2に係る内燃機関
制御装置は、請求項1において、基準位置信号は、特定
気筒群に対するパルスのパルス幅が他の気筒群のパルス
幅と異なるものである。
【0017】また、この発明の請求項3に係る内燃機関
制御装置は、請求項1において、基準位置信号は、特定
気筒群のパルスに対して一定角度以内の近傍に付加パル
スを有するものである。
【0018】また、この発明の請求項4に係る内燃機関
制御装置は、請求項1から請求項3までのいずれかにお
いて、基準位置信号は、特定気筒群に対するパルスが気
筒識別信号の位相と重畳するものである。
【0019】また、この発明の請求項5に係る内燃機関
制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにお
いて、制御時期演算手段は、気筒識別手段による気筒識
別結果と、各気筒に対する基準位置と、角度信号の計数
値とに基づいてパラメータの制御時期を演算するもので
ある。
【0020】また、この発明の請求項6に係る内燃機関
制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにお
いて、制御時期演算手段は、異常判定信号が第2の信号
系列のフェールを示すときに、気筒群識別手段による気
筒群識別結果および各気筒群に対する基準位置に基づい
てパラメータの制御時期を演算するものである。
【0021】また、この発明の請求項7に係る内燃機関
制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにお
いて、制御時期演算手段は、異常判定信号が第1の信号
系列のフェールを示すときに、気筒識別手段による気筒
識別結果および角度信号の計数値に基づいてパラメータ
の制御時期を演算するものである。
【0022】また、この発明の請求項8に係る内燃機関
制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにお
いて、気筒群識別手段は、基準位置信号のパルス幅を角
度信号により計数し、計数結果に基づいて特定気筒群を
識別するものである。
【0023】また、この発明の請求項9に係る内燃機関
制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかにお
いて、気筒群識別手段は、基準位置信号の各パルスの発
生時間の比率に基づいて各気筒群を識別するものであ
る。
【0024】また、この発明の請求項10に係る内燃機
関制御装置は、請求項1から請求項4までのいずれかに
おいて、気筒識別手段は、第2の信号系列内の気筒識別
信号により特定気筒を識別し、気筒識別信号を基点とす
る角度信号の計数値に基づいて各気筒を識別するもので
ある。
【0025】また、この発明の請求項11に係る内燃機
関制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれか
において、気筒識別信号は、所定角度範囲にわたって角
度信号が連続的に生成されないLレベルの同一レベル区
間からなるものである。
【0026】また、この発明の請求項12に係る内燃機
関制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれか
において、気筒識別信号は、所定角度範囲にわたって角
度信号が連接されたHレベルの同一レベル区間からなる
ものである。
【0027】また、この発明の請求項13に係る内燃機
関制御装置は、請求項1から請求項10までのいずれか
において、気筒識別信号は、角度信号のうちの異なるレ
ベルのパルスからなるものである。
【0028】
【作用】この発明の請求項1においては、第1の信号系
列(各気筒群対応の基準位置信号)を検出するための第
1の検出器をクランク軸側に設け、第2の信号系列(特
定気筒対応の気筒識別信号を含む角度信号)を検出する
ための第2の検出器をカム軸に設けることにより、コス
トアップを招くことなく内燃機関のタイミング制御精度
を向上させる。また、第2の信号系列(気筒識別信号お
よび角度信号)を検出する第2の検出器をカム軸側に設
けることにより、容易且つ確実な気筒識別を可能にす
る。また、基準位置信号と気筒識別信号および角度信号
との組み合わせにより、迅速に気筒群および気筒を識別
するとともに基準位置を識別し、気筒識別結果を内燃機
関のタイミング制御に反映させる。また、第1の信号系
列が得られない場合でも、気筒識別可能な第2の信号系
列を用いたバックアップ制御により必要最小限の内燃機
関性能を維持する。さらに、第2の信号系列が得られな
い場合でも、各気筒群識別可能な第1の信号系列を用い
た同時着火制御等によりバックアップを可能にする。
【0029】また、この発明の請求項2においては、特
定気筒群に対する基準位置信号のパルス幅を他の気筒群
に対する基準位置信号のパルス幅とは異なるように設定
することにより、気筒群を容易に識別する。
【0030】また、この発明の請求項3においては、特
定気筒群に対する基準位置信号の近傍に付加パルスを設
けることにより、気筒群を容易且つ迅速に識別する。
【0031】また、この発明の請求項4においては、特
定気筒群に対する基準位置信号(第1の信号系列)を気
筒識別信号の位相と重畳させることにより、基準位置信
号のパルス検出中の角度信号の計数値の違いを顕著にす
る。
【0032】また、この発明の請求項5においては、気
筒識別結果および基準位置を用いるとともに、角度信号
を計数することにより制御時期を高精度に演算する。
【0033】また、この発明の請求項6においては、第
2の信号系列がフェールしたときに、第1の信号系列の
みに基づいてバックアップ制御を行い、必要最小限の運
転性能を得る。
【0034】また、この発明の請求項7においては、第
1の信号系列がフェールしたときに、第2の信号系列の
みに基づいてバックアップ制御を行い、必要最小限の運
転性能を得る。
【0035】また、この発明の請求項8においては、基
準位置信号のパルス幅を角度信号の計数値に基づいて計
測することにより、高信頼性の気筒群識別を可能にす
る。
【0036】また、この発明の請求項9においては、基
準位置信号の発生時間の比率を演算することにより、第
2の信号系列が得られない場合でも気筒群の識別を可能
とし、気筒群毎の同時着火等による高信頼性のバックア
ップ制御を可能にする。
【0037】また、この発明の請求項10においては、
第1の信号系列が得られない場合でも、気筒識別信号を
基点として角度信号を計数することにより、各気筒毎の
制御タイミングを決定するための気筒識別を可能とす
る。
【0038】また、この発明の請求項11においては、
所定角度範囲にわたるLレベル区間を気筒識別信号と
し、容易な気筒群識別を可能にする。
【0039】また、この発明の請求項12においては、
所定角度範囲にわたるHレベル区間を気筒識別信号と
し、容易な気筒群識別を可能にする。
【0040】また、この発明の請求項13においては、
角度信号のうちの異なるレベルのパルスを気筒識別信号
とし、容易且つ迅速な気筒群識別を可能にする。
【0041】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の実施例1の概略構成を示す機能
ブロック図、図2は図1内の各信号検出器を図式的に示
す構成図、図3は第2の信号検出器の構造を拡大して示
す斜視図、図4はこの発明の実施例1による第1および
第2の信号系列の一例を示す波形図である。各図におい
て、内燃機関のクランク軸11に対して1/2の減速比
を有するカム軸1は、ベルト駆動等によりクランク軸1
1と同期して回転する。
【0042】クランク軸11の回転に同期した第1の信
号系列REFを出力する第1の信号検出器81は、図2
に示すように、クランク軸11に一体的に設けられた回
転円板12と、回転円板12の外周に沿って各気筒群
(クランク角180°毎)に対応して設けられた突起8
1aと、電磁ピックアップ式、ホール式または磁気抵抗
式等のセンサ81bとから構成されている。突起81a
は、回転円板12の2箇所に設けられ、特定気筒群(後
述する)に対する方が回転方向に長く形成されている。
【0043】クランク軸11の回転により各突起81a
に応答して生成される第1の信号系列REFは、図4の
ように、各気筒(#1〜#4)に対応した第1の所定角
度(クランク角180°)毎の基準位置信号からなり、
各基準位置信号パルスの立ち下がりエッジ(各突起81
aの一端に対応)は、各気筒毎の基準位置θRに対応し
ている。また、特定気筒群(#1および#4気筒)に対
する基準位置信号パルスのパルス幅PW1は、他の気筒
群(#2および#3気筒)に対する基準位置信号パルス
のパルス幅PW2とは異なり、長く設定されている。
【0044】カム軸1の回転に同期した第2の信号系列
POSCを出力する第2の信号検出器82は、図2およ
び図3に示すように、カム軸1に一体的に設けられた回
転円板2と、回転円板2の外周に沿って第2の所定角度
(たとえば、クランク角1°〜10°に相当)毎に設け
られた複数の突起82aと、電磁ピックアップ式、ホー
ル式または磁気抵抗式等のセンサ82bとから構成され
ている。図3においては、一例として、電磁ピックアッ
プ式のセンサ82bを用いた場合を示している。
【0045】カム軸1の回転により各突起82aに応答
して生成される第2の信号系列POSCは、クランク軸
11の回転に同期した第2の所定角度(たとえば、クラ
ンク角1°)毎に生成される角度信号と、内燃機関の特
定気筒(#1気筒)の基準位置θRの近傍のタイミング
で生成されるLレベルの同一レベル区間τとを含む。同
一レベル区間τは、特定気筒を識別するための気筒識別
信号を構成しており、#1気筒のみに対応させるため、
クランク角720°毎に生成される。
【0046】第2の信号系列POSC内の角度信号の各
パルスに対応する突起82aは、角度信号が所定角度範
囲(クランク角10°〜数10°)にわたって連続的に
生成されないLレベルの同一レベル区間τを生成するた
めに、カム軸1と一体の回転円板2上において、突起8
2aの存在しない欠落部80を有する。欠落部80は、
回転円板2上の1箇所(クランク角720°毎)に設け
られている。第1および第2の信号系列REFおよびP
OSCは、インタフェース回路90を介してマイクロコ
ンピュータ100に入力される。
【0047】マイクロコンピュータ100は、内燃機関
の制御パラメータPを決定するための制御手段を構成し
ており、少なくとも第1の信号系列REFから基準位置
を検出する基準位置検出手段101と、少なくとも第1
の信号系列REFから各気筒群を識別する気筒群識別手
段102と、少なくとも第2の信号系列POSCに基づ
いて各気筒を識別する気筒識別手段103と、気筒群識
別手段102および気筒識別手段103の少なくとも一
方の識別結果に基づいてパラメータPの制御時期を演算
する制御時期演算手段104と、第1の信号系列REF
および第2の信号系列POSCの一方のフェールを検出
したときに少なくとも制御時期演算手段104に対して
異常判定信号Eを出力する異常判定手段105とを備え
ている。
【0048】なお、気筒群識別手段102は、たとえ
ば、第1の信号系列REF(基準位置信号)の発生時間
の比率(LおよびHレベル区間のデューティ比)、また
は、角度信号による基準位置信号パルス幅PW1または
PW2の計数値に基づいて、各気筒群を識別する。ま
た、制御時期演算手段104は、気筒群および気筒毎の
基準位置識別結果を用いるとともに、第2の信号系列P
OSCに含まれる角度信号を計数してパラメータP(点
火時期等)の制御時期を演算する。
【0049】すなわち、後述するように、気筒群識別手
段102は、正常時においては、第1の信号系列REF
に含まれる基準位置信号のパルス幅PW1およびPW2
を、第2の信号系列POSCに含まれる角度信号を計数
することによって計測し、計測結果に基づいて各気筒群
を識別する。
【0050】また、異常発生時たとえば第2の信号系列
POSCのフェール状態を示すときには、気筒群識別手
段102は、異常判定手段105からの異常判定信号E
に応答して、第1の信号系列REFのみを用いて各気筒
群を識別する。すなわち、基準位置信号のLおよびHレ
ベル区間のデューティ比演算に基づいて特定気筒群およ
び他の気筒群を識別し、制御時期演算手段104におけ
るバックアップ制御を可能にする。
【0051】したがって、制御時期演算手段104は、
正常時においては、第1の信号系列REFに基づく基準
位置θRおよび第2の信号系列POSCに基づく筒識別
結果を用いるとともに、第2の信号系列POSC内の角
度信号を計数して制御パラメータP(制御時期)を演算
する。
【0052】また、制御時期演算手段104は、異常発
生時において、たとえば第1の信号系列REFのフェー
ルを示す異常判定信号Eに応答して、第2の信号系列P
OSCのみに基づく気筒識別結果を用いてバックアップ
制御を行う。このとき、第2の信号系列POSC内の同
一レベル区間τの終了時期(次の角度信号の発生開始時
期)は、たとえば、必要最小限の運転性能を出力する点
火時期制御タイミングに一致するように設定されてい
る。
【0053】同様に、制御時期演算手段104は、第2
の信号系列POSCのフェールを示す異常判定信号Eに
応答して、第1の信号系列REFのみに基づく気筒群識
別手段102の気筒群識別結果のみを用いて、気筒群同
時着火等によるバックアップ制御を行うようになってい
る。
【0054】なお、制御時期演算手段104は、正常時
において、各種センサ(図示せず)からの運転状態信号
Dに基づいて、たとえばマップ演算により点火時期およ
び燃料噴射量等の制御パラメータPを決定し、これを各
気筒に供給する。
【0055】次に、図4を参照しながら、図1〜図3に
示したこの発明の実施例1の動作について説明する。ま
ず、第1の所定角度(たとえば、クランク角180°)
毎の突起81aを有する回転円板12をクランク軸11
に取り付け、突起81aに対向するようにセンサ81b
を配置し、各気筒の基準位置θRを示す第1の信号系列
REF(基準位置信号)を生成するための第1の信号検
出器81を構成する。
【0056】また、第2の所定角度(たとえば、クラン
ク角1°)毎の突起82aを有し且つ特定気筒に対応し
た欠落部80を有する回転円板2をカム軸1に取り付
け、突起82a、欠落部80に対向するようにセンサ8
2bを配置することにより、角度信号および気筒識別信
号を含む第2の信号系列POSCを生成するための第2
の信号検出器82を構成する。
【0057】このとき、クランク軸11側の突起81a
のうちの一方は、特定気筒群に対する基準位置信号RE
Fのパルス幅PW1に相当するため、回転方向の長さが
大きく設定されており、突起81aのうちの他方は、他
の気筒群に対する基準位置信号のパルス幅PW2に相当
するため、回転方向の長さが小さく設定されている。ま
た、各突起81aの回転方向に対する終端位置は、各気
筒群毎の基準位置θRに対応する。
【0058】また、カム軸1側の突起82aは、第1の
所定角度(たとえば、クランク角1°)毎の角度信号に
相当するため、回転円板2上の所定角度(たとえば、
0.5°)毎に設けられている。また、欠落部80は、
特定気筒に対応した所定角度範囲(クランク角10°〜
数10°)の同一レベル区間τに相当するため、回転円
板2上の所定角度範囲(5°〜30°程度)にわたって
設けられる。欠落部80は、突起82aの有無を角度信
号に変換するセンサ82bにより検出され、第2の信号
系列POSCとしてマイクロコンピュータ100に入力
される。これにより、気筒識別手段103は、角度信号
のパルス発生周期の大小に基づいて同一レベル区間τを
検出し、特定気筒を識別する。
【0059】このように、クランク軸11の回転により
突起81aに対応して生成される第1の信号系列REF
(図4参照)においては、特定気筒群(#1気筒および
#4気筒)に対応する基準位置信号のパルス幅PW1
が、他の気筒群のパルス幅PW2よりも長く設定されて
いるので、気筒群識別手段102は各気筒群を容易に識
別することができる。また、第1の信号系列REFの各
基準位置信号の立ち下がりエッジが各気筒毎の基準位置
θRを示すので、基準位置検出手段101は容易に基準
位置θRを検出することができる。
【0060】また、この場合、特定気筒群の基準位置信
号が気筒識別信号(同一レベル区間τ)の位相と重畳し
ているので、特定気筒(#1気筒)に対する基準位置信
号のパルス期間中の角度信号の計数値は、同一レベル区
間τ(突起82aの欠落数)分だけ少なくなるため、特
定気筒識別手段103は、容易に特定気筒を識別するこ
とができる。したがって、制御時期演算手段104は、
気筒識別結果および各気筒毎の基準位置θRならびに角
度信号に基づいてパラメータPを演算し、所望の内燃機
関制御性能を得ることができる。
【0061】さらに、同一レベル区間τの終了位置は、
第1の信号系列REFのフェール時のバックアップ制御
時におけるタイミング演算に用いられる。このとき、制
御時期演算手段104は、気筒識別手段102と協動し
て、同一レベル区間τの終了時期を特定気筒に対する制
御タイミングとし、この時点から角度信号を計数してク
ランク角180°毎に他気筒の制御タイミングを順次決
定する。これにより、第2の信号系列POSCのみに基
づいて特定気筒および各気筒毎の制御タイミングを識別
して、必要最小限の内燃機関制御性能を得ることができ
る。
【0062】一方、起動時または第2の信号系列POS
Cのフェール時においては、制御時期演算手段104
は、気筒群識別手段102と協動して、第1の信号系列
REFのみに基づいてバックアップ制御を行う。すなわ
ち、気筒群識別手段102は、基準位置信号のパルスデ
ューティ比演算により、パルス幅PW1およびPW2の
違いを識別して特定気筒群および他の気筒群を識別す
る。
【0063】これにより、制御時期演算手段104は、
グループ着火可能な気筒群を迅速に識別して、各基準位
置θRを制御タイミングとして必要最小限の内燃機関制
御性能を得ることができる。すなわち、少なくとも内燃
機関を停止させることなく、点火時期および燃料噴射量
等をグループ制御することができる。
【0064】異常判定手段105は、各センサ81bま
たは82bの故障等により、第1の信号系列REFまた
は第2の信号系列POSCが得られない場合(第1の信
号系列REFまたは第2の信号系列POSCが常に一定
レベル、または異常パルス幅等を示す場合)に異常判定
信号Eを生成し、これを気筒群識別手段102、気筒識
別手段103および制御時期演算手段104に入力す
る。
【0065】これにより、上述したように、制御時期演
算手段104は、気筒群識別手段102または気筒識別
手段103と協動して、第1の信号系列REFおよび第
2の信号系列POSCのうちの一方のみを用いて、内燃
機関の制御パラメータPのバックアップ制御を行う。
【0066】このように、各気筒群の基準位置θRを示
す基準位置信号を含む第1の信号系列REFをクランク
軸11側から生成することにより、ベルト等の伝達機構
の介在による位相差が生じないため、クランク角および
基準位置θRを正確に検出することができる。したがっ
て、点火時期および燃料噴射量を正確に制御することが
できる。
【0067】また、気筒群毎に基準位置信号のパルス幅
PW1およびPW2を設定したので、各基準位置信号パ
ルスが検出される毎に気筒群を迅速且つ容易に検出する
ことができ、特に内燃機関始動時の点火時期制御および
燃料噴射制御を迅速且つ適切に行うことができる。ま
た、気筒識別信号(同一レベル区間τ)を含む第2の信
号系列POSCをカム軸1側から生成することにより、
確実に気筒を識別することができる。
【0068】実施例2.なお、上記実施例1では、特定
気筒群に対する基準位置信号のパルス形態の違いとし
て、パルス幅PW1を他の気筒のパルス幅PW2と異な
るようにしたが、特定気筒群に対する基準位置信号パル
スの一定角度以内の近傍に付加パルスを設けてもよい。
【0069】図5は特定気筒群の基準位置信号の近傍に
付加パルスPsを設けたこの発明の実施例3の動作を示
す波形図である。ここでは、特定気筒群の基準位置信号
の直前に1個の付加パルスPsを追加した場合を示す
が、基準位置信号の直後に追加してもよく、また、任意
数の付加パルスを追加してもよい。
【0070】図5に示す第1の信号系列REFによれ
ば、基準位置信号から一定角度以内の近傍に付加パルス
Psが存在するか否かにより気筒群を識別できるため、
基準位置信号のパルス幅を計測する必要がなくなり、迅
速に各気筒群を識別することができる。
【0071】この場合も、前述と同様に、各信号系列R
EFおよびPOSCが健全な場合には、第2の信号系列
POSC内の角度信号を計数することにより、また、第
2の信号系列POSCが得られない場合には、第1の信
号系列REFの周期比率を比較することにより、それぞ
れ、一定角度以内の付加パルスPsの存在を識別するこ
とができる。
【0072】したがって、制御時期演算手段104は、
各気筒群毎に対応した基準位置信号のパルスの立ち下が
り時期(図中の矢印のように、各気筒毎に一致する)を
制御タイミングとして所望のバックアップ制御を継続す
ることができる。第1の信号系列REFが得られない場
合のバックアップ制御についても、前述と同様であり、
ここでは特に説明しない。
【0073】実施例3.また、上記各実施例では、カム
軸1側の回転円板2上の突起82aに欠落部80を設
け、特定気筒に対する気筒識別信号すなわち同一レベル
区間τをLレベルに設定したが、欠落部80に代えて連
続突部(図示せず)を設け、図6のように同一レベル区
間τをHレベルに設定してもよい。この場合、同一レベ
ル区間τの極性が異なるのみであり、マイクロコンピュ
ータ100内の各処理動作は前述と同様である。
【0074】実施例4.なお、上記各実施例では、気筒
識別信号として、角度信号が得られない同一レベル区間
τを用いたが、たとえば、第2の信号系列POSC内で
連続的に生成される角度信号のうちの異なるレベルのパ
ルスを用いてもよい。図7は角度信号のうちの特定気筒
に対応した1つのパルスPHを異なるレベル(この場
合、他の角度信号よりも高いレベル)に設定したこの発
明の実施例4の動作を示す波形図であり、異なるレベル
のパルスPHの発生位置がバックアップ時の制御タイミ
ングとなっている。
【0075】この場合、カム軸1側の回転円板2上の突
起82a(図2、図3参照)は、欠落部80を有するこ
となく連続的に設けられ、特定気筒に対応する位置(回
転円板2上の1箇所)に、突起82aに代えて永久磁石
(図示せず)が設けられている。これにより、第2の信
号系列POSCは、図7のように、高いレベルのパルス
PHを含み、特定気筒を識別可能にする。
【0076】すなわち、異なるレベルのパルスPHが検
出された直後の基準位置θRが#1気筒に対応すること
により、以下、各気筒の基準位置θRが順次識別され
る。また、前述と同様に、第1の信号系列REFがフェ
ールした場合には、異なるレベルのパルスPHの発生位
置からの角度信号の計数値に基づいて、各気筒の制御タ
イミングを決定し、バックアップ性能を得ることができ
る。
【0077】さらに、図7のようにレベルの異なるパル
スPHを用いることにより、同一レベル区間τ(図4〜
図6参照)の期間を待機することなく特定気筒を識別す
ることができるので、特定気筒の基準位置θRを迅速に
検出することができる。
【0078】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、内燃機関のクランク軸の回転に同期した第1の信号
系列を出力する第1の信号検出器と、クランク軸に対し
て1/2の減速比を有するカム軸の回転に同期した第2
の信号系列を出力する第2の信号検出器と、第1および
第2の信号系列の少なくとも一方に基づいて内燃機関の
パラメータを制御する制御手段とを備え、第1の信号系
列は、内燃機関の各気筒の基準位置に対応してクランク
軸の第1の所定角度毎に生成される基準位置信号を含
み、基準位置信号は、各気筒毎に対応したパルスからな
り且つ特定気筒群に対するパルス形態が他の気筒群と異
なり、第2の信号系列は、カム軸の第2の所定角度毎に
生成される角度信号と、内燃機関の特定気筒に対応した
気筒識別信号とを含み、制御手段は、少なくとも第1の
信号系列から基準位置を検出する基準位置検出手段と、
少なくとも第1の信号系列から各気筒群を識別する気筒
群識別手段と、少なくとも第2の信号系列に基づいて各
気筒を識別する気筒識別手段と、気筒群識別手段および
気筒識別手段の少なくとも一方の識別結果に基づいてパ
ラメータの制御時期を演算する制御時期演算手段と、第
1および第2の信号系列の一方のフェールを検出したと
きに少なくとも制御時期演算手段に対して異常判定信号
を出力する異常判定手段とを含み、比較的簡単な構成で
気筒識別を行うとともに、クランク軸に関連した高信頼
性の基準位置を取得するようにしたので、コストアップ
を招くことなく内燃機関制御精度を向上させ、迅速で容
易且つ確実な気筒識別を可能にするとともに、第1また
は第2の信号系列が得られない場合でもバックアップ制
御を可能にした内燃機関制御装置が得られる効果があ
る。
【0079】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、基準位置信号は、特定気筒群に対するパ
ルスのパルス幅が他の気筒群のパルス幅と異なるように
したので、気筒群を容易に識別することのできる内燃機
関制御装置が得られる効果がある。
【0080】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1において、基準位置信号は、特定気筒群のパルスに
対して一定角度以内の近傍に付加パルスを有するように
したので、気筒群を容易且つ迅速に識別することのでき
る内燃機関制御装置が得られる効果がある。
【0081】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1から請求項3までのいずれかにおいて、特定気筒群
に対する基準位置信号を気筒識別信号の位相と重畳さ
せ、基準位置信号のパルス検出中の角度信号の計数値の
違いを顕著にしたので、簡単な構成で高信頼性で気筒識
別することのできる内燃機関制御装置が得られる効果が
ある。
【0082】また、この発明の請求項5によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、制御時期演
算手段は、気筒識別手段による気筒識別結果と、各気筒
に対する基準位置と、角度信号の計数値とに基づいてパ
ラメータの制御時期を演算するようにしたので、制御時
期を高精度に演算することできる内燃機関制御装置が得
られる効果がある。
【0083】また、この発明の請求項6によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、制御時期演
算手段は、異常判定信号が第2の信号系列のフェールを
示すときに、気筒群識別手段による気筒群識別結果およ
び各気筒群に対する基準位置に基づいてパラメータの制
御時期を演算するようにしたので、第1の信号系列のみ
に基づいてバックアップ制御を行い、必要最小限の運転
性能を得ることのできる内燃機関制御装置が得られる効
果がある。
【0084】また、この発明の請求項7によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、制御時期演
算手段は、異常判定信号が第1の信号系列のフェールを
示すときに、気筒識別手段による気筒識別結果および角
度信号の計数値に基づいてパラメータの制御時期を演算
するようにしたので、第2の信号系列のみに基づいてバ
ックアップ制御を行い、必要最小限の運転性能を得るこ
とのできる内燃機関制御装置が得られる効果がある。
【0085】また、この発明の請求項8によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、気筒群識別
手段は、基準位置信号のパルス幅を角度信号により計数
し、計数結果に基づいて特定気筒群を識別するようにし
たので、高信頼性の気筒群識別が可能な内燃機関制御装
置が得られる効果がある。
【0086】また、この発明の請求項9によれば、請求
項1から請求項4までのいずれかにおいて、気筒群識別
手段は、基準位置信号の各パルスの発生時間の比率に基
づいて各気筒群を識別するようにしたので、第2の信号
系列が得られない場合でも気筒群識別を可能とし、気筒
群毎の同時着火等による高信頼性のバックアップ制御が
可能な内燃機関制御装置が得られる効果がある。
【0087】また、この発明の請求項10によれば、請
求項1から請求項4までのいずれかにおいて、気筒識別
手段は、第2の信号系列内の気筒識別信号により特定気
筒を識別し、気筒識別信号を基点とする角度信号の計数
値に基づいて各気筒を識別するようにしたので、第1の
信号系列が得られない場合でも、各気筒毎の制御タイミ
ングを決定するための気筒識別が可能な内燃機関制御装
置が得られる効果がある。
【0088】また、この発明の請求項11によれば、請
求項1から請求項10までのいずれかにおいて、気筒識
別信号を、所定角度範囲にわたって角度信号が連続的に
生成されないLレベルの同一レベル区間としたので、容
易な気筒群識別が可能な内燃機関制御装置が得られる効
果がある。
【0089】また、この発明の請求項12によれば、請
求項1から請求項10までのいずれかにおいて、気筒識
別信号を、所定角度範囲にわたって角度信号が連接され
たHレベルの同一レベル区間としたので、容易な気筒群
識別が可能な内燃機関制御装置が得られる効果がある。
【0090】また、この発明の請求項13によれば、請
求項1から請求項10までのいずれかにおいて、気筒識
別信号を、角度信号のうちの異なるレベルのパルスとし
たので、容易且つ迅速な気筒群識別が可能な内燃機関制
御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1の概略構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図2】 この発明の実施例1による第1および第2の
信号検出器を示す構成図である。
【図3】 図2内の第1の信号検出器を拡大して示す斜
視図である。
【図4】 この発明の実施例1の動作を説明するための
波形図である。
【図5】 この発明の実施例2の動作を説明するための
波形図である。
【図6】 この発明の実施例3の動作を説明するための
波形図である。
【図7】 この発明の実施例4の動作を説明するための
波形図である。
【図8】 従来の内燃機関制御装置による回転信号発生
器の構造を示す斜視図である。
【図9】 従来の内燃機関制御装置による回転信号発生
器を示す回路構成図である。
【図10】 従来の内燃機関制御装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図11】 従来の内燃機関制御装置の動作を説明する
ための波形図である。
【符号の説明】
1 カム軸、2、12 回転円板、11 クランク軸、
80 欠落部、81第1の信号検出器、81a、82a
突起、81b、82b センサ、82 第2の信号検
出器、100 マイクロコンピュータ(制御手段)、1
01 基準位置検出手段、102 気筒群識別手段、1
03 気筒識別手段、104 制御時期演算手段、10
5 異常判定手段、E 異常判定信号、P 制御パラメ
ータ、PH 異なるレベルのパルス、Ps 付加パル
ス、PW1 特定気筒に対するパルス幅、PW2 他の
気筒群のパルス幅、REF 第1の信号系列、POSC
第2の信号系列、θR 基準位置、τ 同一レベル区
間。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランク軸の回転に同期した
    第1の信号系列を出力する第1の信号検出器と、 前記クランク軸に対して1/2の減速比を有するカム軸
    の回転に同期した第2の信号系列を出力する第2の信号
    検出器と、 前記第1および第2の信号系列の少なくとも一方に基づ
    いて前記内燃機関のパラメータを制御する制御手段とを
    備えた内燃機関制御装置において、 前記第1の信号系列は、前記内燃機関の各気筒の基準位
    置に対応して前記クランク軸の第1の所定角度毎に生成
    される基準位置信号を含み、 前記基準位置信号は、前記各気筒毎に対応したパルスか
    らなり且つ特定気筒群に対するパルス形態が他の気筒群
    と異なり、 前記第2の信号系列は、前記カム軸の第2の所定角度毎
    に生成される角度信号と、前記内燃機関の特定気筒に対
    応した気筒識別信号とを含み、 前記制御手段は、 少なくとも前記第1の信号系列から前記基準位置を検出
    する基準位置検出手段と、 少なくとも前記第1の信号系列から前記各気筒群を識別
    する気筒群識別手段と、 少なくとも第2の信号系列に基づいて前記各気筒を識別
    する気筒識別手段と、 前記気筒群識別手段および前記気筒識別手段の少なくと
    も一方識別結果に基づいて前記パラメータの制御時期を
    演算する制御時期演算手段と、 前記第1および第2の信号系列の一方のフェールを検出
    したときに少なくとも前記制御時期演算手段に対して異
    常判定信号を出力する異常判定手段とを含むことを特徴
    とする内燃機関制御装置。
  2. 【請求項2】 前記基準位置信号は、前記特定気筒群に
    対するパルスのパルス幅が他の気筒群に対するパルス幅
    と異なることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記基準位置信号は、前記特定気筒群の
    パルスに対して一定角度以内の近傍に付加パルスを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記基準位置信号は、前記特定気筒群に
    対するパルスが前記気筒識別信号の位相と重畳すること
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記
    載の内燃機関制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御時期演算手段は、前記気筒識別
    手段による気筒識別結果と、前記各気筒に対する基準位
    置と、前記角度信号の計数値とに基づいて前記パラメー
    タの制御時期を演算することを特徴とする請求項1から
    請求項4までのいずれかに記載の内燃機関制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御時期演算手段は、前記異常判定
    信号が前記第2の信号系列のフェールを示すときに、前
    記気筒群識別手段による気筒群識別結果および前記各気
    筒群に対する基準位置に基づいて前記パラメータの制御
    時期を演算することを特徴とする請求項1から請求項4
    までのいずれかに記載の内燃機関制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御時期演算手段は、前記異常判定
    信号が前記第1の信号系列のフェールを示すときに、前
    記気筒識別手段による気筒識別結果および前記角度信号
    の計数値に基づいて前記パラメータの制御時期を演算す
    ることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれ
    かに記載の内燃機関制御装置。
  8. 【請求項8】 前記気筒群識別手段は、前記基準位置信
    号のパルス幅を前記角度信号により計数し、前記計数結
    果に基づいて前記特定気筒群を識別することを特徴とす
    る請求項1から請求項4までのいずれかに記載の内燃機
    関制御装置。
  9. 【請求項9】 前記気筒群識別手段は、前記基準位置信
    号の各パルスの発生時間の比率に基づいて各気筒群を識
    別することを特徴とする請求項1から請求項4までのい
    ずれかに記載の内燃機関制御装置。
  10. 【請求項10】 前記気筒識別手段は、前記第2の信号
    系列内の気筒識別信号により前記特定気筒を識別し、前
    記気筒識別信号を基点とする前記角度信号の計数値に基
    づいて前記各気筒を識別することを特徴とする請求項1
    から請求項4までのいずれかに記載の内燃機関制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記気筒識別信号は、所定角度範囲に
    わたって前記角度信号が連続的に生成されないLレベル
    の同一レベル区間からなることを特徴とする請求項1か
    ら請求項10までのいずれかに記載の内燃機関制御装
    置。
  12. 【請求項12】 前記気筒識別信号は、所定角度範囲に
    わたって前記角度信号が連接されたHレベルの同一レベ
    ル区間からなることを特徴とする請求項1から請求項1
    0までのいずれかに記載の内燃機関制御装置。
  13. 【請求項13】 前記気筒識別信号は、前記角度信号の
    うちの異なるレベルのパルスからなることを特徴とする
    請求項1から請求項10までのいずれかに記載の内燃機
    関制御装置。
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