JPH08291609A - 建築板とその製造法 - Google Patents

建築板とその製造法

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JPH08291609A
JPH08291609A JP9642595A JP9642595A JPH08291609A JP H08291609 A JPH08291609 A JP H08291609A JP 9642595 A JP9642595 A JP 9642595A JP 9642595 A JP9642595 A JP 9642595A JP H08291609 A JPH08291609 A JP H08291609A
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尚樹 服部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長方形状の建築板を、長辺方向の撓み量を少
なくして、施工し易くする。 【構成】 溝12,13を縦横に形成した装飾模様を板
面に成形した長方形状の建築板11において、板面の装
飾模様中の短辺方向に沿った溝13を板面の装飾模様中
の長辺方向に沿った溝12より狭くまたは浅くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝を縦横に形成した装
飾模様を成形した建築板とその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の建築板は、水硬性物質のセメン
トと木質物質のパルプまたは木材チップなどを含む原料
を、スラリーの抄造による湿式法または粉体の散布によ
る乾式法でマット体にし、マット体をプレスに挿入し
て、長方形板状に製板すると共に、型板で溝を縦横に形
成した装飾模様を板面に成形し、長方形状の成形板を養
生して硬化し、セメント板の建築板にする。
【0003】この長方形状の建築板は、板面に、溝を縦
横に形成した装飾模様を成形している。主に外装板とし
て使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な長方形状の建築板は、板面の装飾模様中に、建築板の
長辺方向に沿った溝と短辺方向に沿った溝があり、短辺
方向に沿った溝が長辺方向に沿った溝と同一の幅と深さ
であるので、長辺方向が撓み易く、湾曲し易い。
【0005】特に、最近使用される細長い建築板、例え
ば0.5m弱×3m強の細長い長方形状の外装板では、
細長い上に、板面の装飾模様中に長辺方向に沿った溝と
同一の幅と深さの短辺方向に沿った溝があるので、長辺
方向が非常に撓み易く、長辺方向の撓み量が多く、壁下
地に位置決めして釘打ちする作業に多くの手間がかか
り、施工し難い。
【0006】また、上記のような建築板の湿式法による
製造法においては、木質物質のパルプを含む原料スラリ
ーを、移動中の帯状の抄き網の上に抄き網の長手方向に
流して抄造し、原料スラリーの流れる方向即ち抄造方向
を長辺方向とする長方形状のマット体にするので、マッ
ト体は、その中のパルプが抄造方向即ち長辺方向に配列
される傾向にある。
【0007】従って、マット体は、その中のパルプの多
くが抄造方向の長辺方向に配列されているため、パルプ
が抄造方向の直角方向即ち短辺方向には移動し易いが、
抄造方向の長辺方向には移動し難いので、マット体に型
板を押し当てて溝を縦横に形成した装飾模様を成形する
と、マット体中のパルプを短辺方向に移動して成形する
長辺方向に沿った溝は、深く鋭く成形され易いが、マッ
ト体中のパルプを長辺方向に移動して成形する短辺方向
に沿った溝は、深く鋭く成形され難い。
【0008】そして、マット体の抄造方向,長辺方向が
建築板の長辺方向になるので、建築板の板面の装飾模様
中の長辺方向に沿った溝は、深くて鋭い溝になり易い
が、短辺方向に沿った溝は、深くて鋭い溝になり難い。
即ち、建築板の長辺方向に沿った溝と短辺方向に沿った
溝が同一の幅と深さであると、短辺方向に沿った溝を良
好に成形し難い。
【0009】また、上記のような建築板の乾式法による
製造法においては、木質物質の木材チップを含む原料粉
体を、移動中の長方形状の型板の上に落下させつつ、風
選のため型板の長辺方向に吹く風でその方向に流して型
板の上に散布し、風で原料粉体が流れた方向即ちフォー
ミング方向を長辺方向とする長方形状のマット体にする
ので、型板上のマット体は、その中の木材チップがフォ
ーミング方向即ち長辺方向に配列される傾向にある。
【0010】従って、型板上のマット体は、その中の木
材チップの多くがフォーミング方向の長辺方向に配列さ
れるため、型板の長辺方向に沿った溝成形用突条の両側
の入り隅部では木材チップが架橋し難く原料粉体が不足
し難いが、型板の短辺方向に沿った溝成形用突条の両側
の入り隅部では木材チップが架橋し易く原料粉体が不足
し易いので、型板上のマット体を押圧して溝を縦横に形
成した装飾模様を成形すると、装飾模様中の長辺方向に
沿った溝は、密に鋭く成形され易いが、短辺方向に沿っ
た溝は、密に鋭く成形され難い。
【0011】そして、マット体のフォーミング方向,長
辺方向が建築板の長辺方向になるので、建築板の板面の
装飾模様中の長辺方向に沿った溝は、密で鋭い溝になり
易いが、短辺方向に沿った溝は、密で鋭い溝になり難
い。即ち、建築板の長辺方向に沿った溝と短辺方向に沿
った溝が同一の幅と深さであると、短辺方向に沿った溝
を良好に成形し難い。
【0012】結局、上記のような建築板の湿式法または
乾式法による製造法においては、板面の装飾模様中の抄
造方向またはフォーミング方向の直角方向即ち短辺方向
に沿った溝が良好に成形された建築板を製造し難い。
【0013】本発明の目的は、上記のような従来の課題
を解決することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、溝を縦横に形
成した装飾模様を板面に成形した長方形状の建築板にお
いて、板面の装飾模様中の短辺方向に沿った溝を板面の
装飾模様中の長辺方向に沿った溝より狭くまたは浅くし
たことを特徴とする建築板である。
【0015】また、セメントのような水硬性物質とパル
プや木材チップのような木質物質を含む原料を湿式法ま
たは乾式法でマット体にし、マット体を長方形板状に製
板すると共に、型板で溝を縦横に形成した装飾模様を板
面に成形し、長方形状の成形板を養生して硬化し、溝を
縦横に形成した装飾模様を板面に成形した長方形状の建
築板を得る製造法において、マット体の抄造方向または
フォーミング方向を建築板の長辺方向にし、建築板の板
面の装飾模様中の短辺方向に沿った溝を板面の装飾模様
中の長辺方向に沿った溝より狭くまたは浅くしたことを
特徴とする建築板の製造法である。
【0016】更に、セメントのような水硬性物質とパル
プや木材チップのような木質物質を含む原料を湿式法ま
たは乾式法でマット体にし、マット体を所望の形状の板
状に製板すると共に、型板で溝を縦横に形成した装飾模
様を板面に成形し、成形板を養生して硬化し、溝を縦横
に形成した装飾模様を板面に成形した所望の形状の建築
板を得る製造法において、建築板の板面の装飾模様中の
抄造方向またはフォーミング方向の直角方向に沿った溝
を板面の装飾模様中の抄造方向またはフォーミング方向
に沿った溝より狭くまたは浅くしたことを特徴とする建
築板の製造法である。
【0017】
【作用】本発明においては、長方形状の建築板は、板面
の装飾模様中の短辺方向に沿った溝が板面の装飾模様中
の長辺方向に沿った溝より狭いまたは浅いので、長辺方
向が撓み難く、長辺方向の撓み量が少ない。
【0018】また、建築板の製造法においては、板面の
装飾模様中の短辺方向に沿った溝が装飾模様中の長辺方
向に沿った溝より狭いまたは浅いので、短辺方向に沿っ
た溝が良好に成形され易い。
【0019】更に、建築板の製造法においては、板面の
装飾模様中の抄造方向またはフォーミング方向の直角方
向に沿った溝が装飾模様中の抄造方向またはフォーミン
グ方向に沿った溝より狭いまたは浅いので、抄造方向ま
たはフォーミング方向の直角方向に沿った溝が良好に成
形され易い。
【0020】
【発明の効果】本発明においては、長方形状の建築板
は、長辺方向の撓み量が少なく、施工し易い。
【0021】また、建築板の製造法においては、板面の
装飾模様中の短辺方向に沿った溝が良好に成形された建
築板を製造し易い。
【0022】更に、建築板の製造法においては、板面の
装飾模様中の抄造方向またはフォーミング方向の直角方
向に沿った溝が良好に成形された建築板を製造し易い。
【0023】
【実施例】
<第1実施例(図1〜図4参照)>本例の建築板の製造
法は、セメント板の一種であるスラグセメントパーライ
ト板の湿式製造法である。
【0024】原料の組成は、 スラグ 38重量部 水硬性物質のセメント 34重量部 骨材のパーライト 12重量部 木質物質のパルプ 5重量部 無機質混和剤とその他 11重量部 である。
【0025】この原料を水に懸濁したスラリーSは、図
1に略示するように、長網式抄造機のフローボックス1
に供給され、フローボックス1の先端開口から移動中の
帯状の抄き網2の上に抄き網2の長手方向に流れ落ち
る。抄き網2の上にその移動方向に流された原料スラリ
ーSは、各サクションボックス3上側位置を通過する毎
に、水が下方に吸引されて脱水され、抄き網2の上に薄
膜状に抄かれて、ウェブになる。薄膜状のウェブは、移
動中の抄き網2の上から回転中のメーキングロール4に
巻き取られる。
【0026】ウェブがメーキングロール4に多層に巻か
れて所定の厚さになる毎に、多層に巻かれたウェブが切
断されてメーキングロール4から剥離し、原料スラリー
Sの流れた方向即ち抄造方向を長辺方向とする長方形状
のマット体に展開する。
【0027】長方形状のマット体は、平板プレスに挿入
され、平板プレスの下側定盤に載置される。すると、平
板プレスの上側定盤が下降し、平板プレスの上側定盤に
固定された長方形状の型板で、マット体が押圧される。
マット体は、長方形板状に製板されると共に、溝を長辺
方向と短辺方向に沿って形成したレンガ調模様が板面に
成形され、レンガ調模様付きの成形板になる。
【0028】長方形状の型板は、成形面に長辺方向に沿
った溝成形用突条と短辺方向に沿った溝成形用突条があ
り、両方向の溝成形用突条は、高さが同一であるが、幅
は、短辺方向の溝成形用突条が長辺方向の溝成形用突条
より狭い。従って、成形板の板面のレンガ調模様中の長
辺方向と短辺方向の溝は、深さが同一であるが、幅は、
短辺方向の溝が長辺方向の溝より狭い。
【0029】長方形状のレンガ調模様付きの成形板は、
一次養生し、二次養生して、硬化し、スラグセメントパ
ーライト板の原板になる。
【0030】1m弱×3m強の長方形の原板は、その長
手方向に沿って2等分割して、0.5m弱×3m強の細
長い長方形の建築板2枚になる。
【0031】細長い長方形の建築板11は、図2に示す
ように、板面に、溝12,13を長辺方向と短辺方向に
沿って形成したレンガ調模様が成形されている。レンガ
調模様中の長辺方向の溝12は、建築板11を一直線状
に挿通している。短辺方向の溝13は、建築板11を一
直線状に挿通しておらず、建築板11の短辺の数分の一
の短い複数の溝が長辺方向の任意の位置に配置され、短
辺方向の同一直線上に配列されていない。長辺方向と短
辺方向の溝12,13は、深さが同一であるが、幅は、
短辺方向の溝13が長辺方向の溝12より狭い。
【0032】長辺方向の溝12は、図3に示すように、
逆台形状断面であり、深さが3mmで、底面の幅が8m
m、開口面の幅が14mmである。短辺方向の溝13
は、図4に示すように、逆台形状断面であり、深さが3
mmで、底面の幅が4mm、開口面の幅が10mmであ
る。短辺方向の溝13は、底面の幅が長辺方向の溝12
の半分である。なお、建築板11の厚さは、12mmで
ある。
【0033】スラグセメントパーライト板のレンガ調模
様付きの建築板11は、横貼り用の外装板として使用さ
れる。
【0034】本例の建築板11は、レンガ調模様中の短
辺方向の溝13が長辺方向の溝12より狭いので、長辺
方向の撓み量が少なく、施工し易い。更に、短辺方向の
溝13は、建築板11の短辺より短い複数の溝が短辺方
向の同一直線上に配列されない位置に配置されているの
で、建築板11は、長辺方向の撓み量が非常に少ない。
【0035】本例の建築板の製造法においては、マット
体は、その中のパルプの多くが抄造方向の長辺方向に配
列されているため、パルプが長辺方向に移動し難いが、
型板でマット体を押圧する際、短辺方向の溝13は、狭
いので、深く鋭く良好に成形され易い。
【0036】<第2実施例(図5参照)>本例の建築板
の製造法は、セメント板の一種である硬質木片セメント
板の乾式製造法である。
【0037】原料の組成は、 水硬性物質のセメント 75重量部 木質物質の木材チップ 25重量部 である。
【0038】この原料を少量の水と混合した粉体Pは、
図5に略示するように、フォーミング装置の供給コンベ
ア21に供給され、供給コンベア21の先端から、搬送
コンベア22によって移動中の搬送板23上の長方形状
の型板24の上に落下しつつ、風選用の送風装置25に
よって型板24の移動方向と逆向きに吹く風でその方向
に流れて、型板24の上に散布され、風で原料粉体Pが
流れた方向即ちフォーミング方向を長辺方向とする長方
形状のマット体になる。
【0039】マット体を載せた型板24は、多数段に積
み重ね、各型板24上のマット体の上にそれぞれその上
段の型板24の搬送板23を載せ、プレスに挿入し、各
型板24上のマット体を、それぞれ、その下側の型板2
4とその上側の搬送板23に挟んで圧締する。長方形状
のマット体は、長方形板状に製板されると共に、溝を長
辺方向と短辺方向に沿って形成したレンガ調模様が板面
に成形され、レンガ調模様付きの成形板になる。
【0040】長方形状の型板24は、成形面に長辺方向
に沿った溝成形用突条と短辺方向に沿った溝成形用突条
があり、両方向の溝成形用突条は、高さが同一である
が、幅は、短辺方向の溝成形用突条が長辺方向の溝成形
用突条より狭い。
【0041】長方形状のレンガ調模様付きの成形板は、
多数段に積み重ねて圧締したままの状態で一次養生し、
圧締状態を解除し、二次養生して、硬化し、硬質木片セ
メント板の原板になる。
【0042】1m弱×3m強の長方形の原板は、その長
手方向に沿って2等分割して、0.5m弱×3m強の細
長い長方形の建築板2枚になる。
【0043】細長い長方形の建築板は、前例におけるの
と同様に、板面に、溝を長辺方向と短辺方向に沿って形
成したレンガ調模様が成形されている。長辺方向と短辺
方向の溝は、深さが同一であるが、幅は、短辺方向の溝
が長辺方向の溝より狭い。
【0044】硬質木片セメント板の建築板は、横貼り用
の外装板として使用される。
【0045】本例の建築板は、前例におけるのと同様
に、長辺方向の撓み量が少なく、施工し易い。
【0046】本例の建築板の製造法においては、型板上
のマット体は、その中の木材チップの多くがフォーミン
グ方向の長辺方向に配列されるため、型板の短辺方向の
溝成形用突条の両側の入り隅部では木材チップが架橋し
易く原料が不足し易いが、短辺方向の溝成形用突条は、
狭いので、型板でマット体を圧締する際、短辺方向の溝
成形用突条上の木材チップが短辺方向の溝成形用突条の
両側の入り隅部に移動し易く、短辺方向の溝は、密に鋭
く良好に成形され易い。
【0047】<変形例> 1)実施例において、建築板の板面の装飾模様中の短辺
方向に沿った溝は、板面の装飾模様中の長辺方向に沿っ
た溝より狭くしたが、浅くする。または、狭くかつ浅く
する。
【0048】2)実施例において、建築板の板面の装飾
模様は、レンガ調模様であったが、格子模様またはその
他の模様にする。
【0049】3)実施例において、建築板は、横貼り用
であったが、縦貼り用にする。
【0050】4)実施例において、建築板は、外装板で
あったが、内装板にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の建築板の製造法における
抄造工程の概略側面図である。
【図2】同例の建築板の正面図である。
【図3】同例の建築板の装飾模様中の長辺方向に沿った
溝の拡大断面図である。
【図4】同例の建築板の装飾模様中の短辺方向に沿った
溝の拡大断面図である。
【図5】第2実施例の建築板の製造法におけるフォーミ
ング工程の概略側面図である。
【符号の説明】
11 建築板 12 抄造方向,長辺方向に沿った溝 13 抄造方向の直角方向,短辺方向に沿った溝 S 原料スラリー P 原料粉体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 2/04 E04C 2/04 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝を縦横に形成した装飾模様を板面に成
    形した長方形状の建築板において、 板面の装飾模様中の短辺方向に沿った溝を板面の装飾模
    様中の長辺方向に沿った溝より狭くまたは浅くしたこと
    を特徴とする建築板。
  2. 【請求項2】 板面の装飾模様中の短辺方向に沿った溝
    は、建築板の短辺より短い複数の溝を短辺方向の同一直
    線上に配列されない位置に配置したことを特徴とする請
    求項1に記載の建築板。
  3. 【請求項3】 水硬性物質と木質物質を含む原料を湿式
    法または乾式法でマット体にし、マット体を長方形板状
    に製板すると共に、型板で溝を縦横に形成した装飾模様
    を板面に成形し、長方形状の成形板を養生して硬化し、
    溝を縦横に形成した装飾模様を板面に成形した長方形状
    の建築板を得る製造法において、 マット体の抄造方向またはフォーミング方向を建築板の
    長辺方向にし、建築板の板面の装飾模様中の短辺方向に
    沿った溝を板面の装飾模様中の長辺方向に沿った溝より
    狭くまたは浅くしたことを特徴とする建築板の製造法。
  4. 【請求項4】 水硬性物質と木質物質を含む原料を湿式
    法または乾式法でマット体にし、マット体を製板すると
    共に、型板で溝を縦横に形成した装飾模様を板面に成形
    し、成形板を養生して硬化し、溝を縦横に形成した装飾
    模様を板面に成形した建築板を得る製造法において、 建築板の板面の装飾模様中の抄造方向またはフォーミン
    グ方向の直角方向に沿った溝を板面の装飾模様中の抄造
    方向またはフォーミング方向に沿った溝より狭くまたは
    浅くしたことを特徴とする建築板の製造法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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