JPH08290681A - 発色媒体及び発色媒体を収納したカセット - Google Patents
発色媒体及び発色媒体を収納したカセットInfo
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- JPH08290681A JPH08290681A JP7098662A JP9866295A JPH08290681A JP H08290681 A JPH08290681 A JP H08290681A JP 7098662 A JP7098662 A JP 7098662A JP 9866295 A JP9866295 A JP 9866295A JP H08290681 A JPH08290681 A JP H08290681A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 必要に応じて外部から発色内容を隠蔽し、そ
の視認を可能とする。 【構成】 支持層2と、熱によって発色する発色層3
と、発色層3を覆うスクラッチ層4とにより発色媒体1
を形成する。スクラッチ層4を介して印刷ヘッド5から
熱を加え、発色層3に発色させて発色部3aを発色形成
する。コイン7を擦過してスクラッチ層4を削り落と
し、発色層3の発色部3aを露出させてその発色内容を
外部から視認可能とする。
の視認を可能とする。 【構成】 支持層2と、熱によって発色する発色層3
と、発色層3を覆うスクラッチ層4とにより発色媒体1
を形成する。スクラッチ層4を介して印刷ヘッド5から
熱を加え、発色層3に発色させて発色部3aを発色形成
する。コイン7を擦過してスクラッチ層4を削り落と
し、発色層3の発色部3aを露出させてその発色内容を
外部から視認可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発色層とスクラッチ層と
を備えた発色媒体と、この発色媒体を収納するカセット
に関する。
を備えた発色媒体と、この発色媒体を収納するカセット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりスクラッチシートが知られてい
る。図10はこのスクラッチシートを示し、樹脂、紙等
からなる印刷シート71と、印刷シート71上を覆うス
クラッチ層72とを備えている。印刷シート71の上面
には文字や絵などが印刷されており、スクラッチ層72
はこの印刷部分を覆っている。これにより印刷内部を外
部から視認することができない秘密状態とすることがで
きる。スクラッチ層72は、アルミニウム等の金属粒子
の蒸着等により、印刷シート71に被着しており、コイ
ン、爪等によって削り落とすことにより、印刷シート7
1上に印刷された印刷内容が露出して、その視認が可能
となる。
る。図10はこのスクラッチシートを示し、樹脂、紙等
からなる印刷シート71と、印刷シート71上を覆うス
クラッチ層72とを備えている。印刷シート71の上面
には文字や絵などが印刷されており、スクラッチ層72
はこの印刷部分を覆っている。これにより印刷内部を外
部から視認することができない秘密状態とすることがで
きる。スクラッチ層72は、アルミニウム等の金属粒子
の蒸着等により、印刷シート71に被着しており、コイ
ン、爪等によって削り落とすことにより、印刷シート7
1上に印刷された印刷内容が露出して、その視認が可能
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクラッチシー
トは印刷シート71に印刷を行った後、スクラッチ層7
2で印刷シート71を被覆する構造となっており、この
積層状態で顧客に供給されている。すなわち顧客は製品
となったスクラッチシートを受け取るだけであり、自ら
がスクラッチシートを製造することができず、趣味性に
欠けたものとなっている。
トは印刷シート71に印刷を行った後、スクラッチ層7
2で印刷シート71を被覆する構造となっており、この
積層状態で顧客に供給されている。すなわち顧客は製品
となったスクラッチシートを受け取るだけであり、自ら
がスクラッチシートを製造することができず、趣味性に
欠けたものとなっている。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、必要に応じて外部から発色内容を隠蔽す
ることも、視認することもできる構造の発色媒体及びこ
の発色媒体を収納したカセットを提供することを目的と
する。
たものであり、必要に応じて外部から発色内容を隠蔽す
ることも、視認することもできる構造の発色媒体及びこ
の発色媒体を収納したカセットを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の発色
媒体は、支持層上に積層され所定温度以上で発色する発
色層と、この発色層を覆うように積層された削り落とし
可能なスクラッチ層と、を備えていることを特徴とす
る。
媒体は、支持層上に積層され所定温度以上で発色する発
色層と、この発色層を覆うように積層された削り落とし
可能なスクラッチ層と、を備えていることを特徴とす
る。
【0006】この発色媒体はスクラッチ層を介して発色
層に熱を作用させることにより、発色層を発色させるこ
とができる。この発色内容は発色層がスクラッチ層によ
って覆われているため、隠蔽状態となっており、そのま
までは視認することができない。一方、スクラッチ層を
コイン等により削り落とすことにより、発色層の発色内
容が露出するため、その視認ができる。
層に熱を作用させることにより、発色層を発色させるこ
とができる。この発色内容は発色層がスクラッチ層によ
って覆われているため、隠蔽状態となっており、そのま
までは視認することができない。一方、スクラッチ層を
コイン等により削り落とすことにより、発色層の発色内
容が露出するため、その視認ができる。
【0007】本発明の別の発色媒体は、上記構成に加え
て、前記支持層の下に粘着層が積層されると共に、この
粘着層の下にセパレート層が剥離可能に積層されている
ことを特徴とする。
て、前記支持層の下に粘着層が積層されると共に、この
粘着層の下にセパレート層が剥離可能に積層されている
ことを特徴とする。
【0008】この構造では上述した発色媒体と同様に作
用するが、さらに支持層の下に粘着層と、セパレート層
とが順に積層されており、セパレート層を剥離すること
により、粘着層が露出する。そして、この粘着層の粘着
力を用いて、壁、机等に貼着させることにより、発色媒
体を適宜、固定できる。
用するが、さらに支持層の下に粘着層と、セパレート層
とが順に積層されており、セパレート層を剥離すること
により、粘着層が露出する。そして、この粘着層の粘着
力を用いて、壁、机等に貼着させることにより、発色媒
体を適宜、固定できる。
【0009】本発明では、これらの構成に加えて、発色
層とスクラッチ層との間に保護層を積層することができ
る。この構成では、保護層を介して、発色層とスクラッ
チ層とを積層させるようにしたので、スクラッチ層を蒸
着させる際に発生する熱が直接発色層に伝わらなくな
り、発色層が不用意に発色することを防止できるばかり
でなく、スクラッチ層をコイン等で削り落とすときに発
色層を傷付けないようにすることができる。
層とスクラッチ層との間に保護層を積層することができ
る。この構成では、保護層を介して、発色層とスクラッ
チ層とを積層させるようにしたので、スクラッチ層を蒸
着させる際に発生する熱が直接発色層に伝わらなくな
り、発色層が不用意に発色することを防止できるばかり
でなく、スクラッチ層をコイン等で削り落とすときに発
色層を傷付けないようにすることができる。
【0010】本発明のカセットは、以上のような発色媒
体をケース本体の内部に収納したものである。この場
合、印刷装置の印刷ヘッドをスクラッチ層に接触させる
ことができる。
体をケース本体の内部に収納したものである。この場
合、印刷装置の印刷ヘッドをスクラッチ層に接触させる
ことができる。
【0011】この構造のカセットは、ケース本体に収納
されるため、外部々材との干渉を防止できると共に、冗
長な発色内容や使用頻度が多い場合にも対応でき、さら
には携帯に便利となる。また、印刷ヘッドをスクラッチ
層に接触させることにより、発色層に対する発色を印刷
ヘッドが行うことができる。
されるため、外部々材との干渉を防止できると共に、冗
長な発色内容や使用頻度が多い場合にも対応でき、さら
には携帯に便利となる。また、印刷ヘッドをスクラッチ
層に接触させることにより、発色層に対する発色を印刷
ヘッドが行うことができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の発色媒体の第1実施例を示
す。この発色媒体1は支持層2と、支持層2の上面に積
層された発色層3と、発色層3の上面に積層されたスク
ラッチ層4との3層構造となっている。支持層2は樹
脂、紙、その他の可撓性を有した材質が使用されてお
り、これにより発色媒体1の全体が可撓性を有してい
る。
す。この発色媒体1は支持層2と、支持層2の上面に積
層された発色層3と、発色層3の上面に積層されたスク
ラッチ層4との3層構造となっている。支持層2は樹
脂、紙、その他の可撓性を有した材質が使用されてお
り、これにより発色媒体1の全体が可撓性を有してい
る。
【0013】発色層3はこの支持層2の上面に積層され
ている。この発色層3は所定温度以上の熱が作用するこ
とによりカラーあるいはモノクロで発色する。かかる発
色層3としては、例えば感熱紙に用いられている発色層
と同様な発色層を用いることができる。
ている。この発色層3は所定温度以上の熱が作用するこ
とによりカラーあるいはモノクロで発色する。かかる発
色層3としては、例えば感熱紙に用いられている発色層
と同様な発色層を用いることができる。
【0014】スクラッチ層4はこの発色層3を覆うよう
に被着されている。このスクラッチ層4はアルミニウム
等の金属の蒸着、アルミニウム等の金属含有の塗料の塗
布、スプレー等により発色層3上に積層されるものであ
り、このスクラッチ層4の積層により発色層3が外から
見えることのない隠蔽状態となる。アルミニウム等の金
属の蒸着方法としては、金属を粒子状にして密閉した容
器の中で、金属粒子を浮遊状態とし、その中に発色媒体
1を注入して、発色媒体1の発色層3の上面に金属粒子
を蒸着させることにより行うことができる。これにより
発色層3を発色させても、その発色内容を隠蔽した秘密
状態とすることができる。この場合、スクラッチ層4は
金属を主成分とするため、良好な熱伝導性を有し、これ
により発色させるための熱をスクラッチ層4を介して発
色層3に作用させることができる。また、スクラッチ層
4はコイン等の擦過により、容易に削り落とされるもの
である。
に被着されている。このスクラッチ層4はアルミニウム
等の金属の蒸着、アルミニウム等の金属含有の塗料の塗
布、スプレー等により発色層3上に積層されるものであ
り、このスクラッチ層4の積層により発色層3が外から
見えることのない隠蔽状態となる。アルミニウム等の金
属の蒸着方法としては、金属を粒子状にして密閉した容
器の中で、金属粒子を浮遊状態とし、その中に発色媒体
1を注入して、発色媒体1の発色層3の上面に金属粒子
を蒸着させることにより行うことができる。これにより
発色層3を発色させても、その発色内容を隠蔽した秘密
状態とすることができる。この場合、スクラッチ層4は
金属を主成分とするため、良好な熱伝導性を有し、これ
により発色させるための熱をスクラッチ層4を介して発
色層3に作用させることができる。また、スクラッチ層
4はコイン等の擦過により、容易に削り落とされるもの
である。
【0015】図2はこの第1実施例の使用例を示し、同
図(a)における5はラベルプリンタ等の印刷装置の印
刷ヘッドである。この印刷ヘッド5に対して本実施例の
発色媒体1を接触させながら、矢印方向に走行させる。
この走行に際しては、スクラッチ層4が印刷ヘッド5側
に位置するように行われ、印刷ヘッド5が印刷信号に基
づいて、発熱することにより印刷ヘッド5からの熱がス
クラッチ層4を介して発色層3に伝導し、これにより発
色層3が発色する。
図(a)における5はラベルプリンタ等の印刷装置の印
刷ヘッドである。この印刷ヘッド5に対して本実施例の
発色媒体1を接触させながら、矢印方向に走行させる。
この走行に際しては、スクラッチ層4が印刷ヘッド5側
に位置するように行われ、印刷ヘッド5が印刷信号に基
づいて、発熱することにより印刷ヘッド5からの熱がス
クラッチ層4を介して発色層3に伝導し、これにより発
色層3が発色する。
【0016】したがって、印刷ヘッド5の発熱素子を適
宜発熱制御して、発色層3を部分的に発色させるように
することにより、文字や記号等の発色部3a(図2
(e)参照)を発色形成することも可能であるばかりで
なく、発色層3全体を発色させるようにすることによ
り、発色層3の全体を一色または複数色で発色させるこ
とができる。
宜発熱制御して、発色層3を部分的に発色させるように
することにより、文字や記号等の発色部3a(図2
(e)参照)を発色形成することも可能であるばかりで
なく、発色層3全体を発色させるようにすることによ
り、発色層3の全体を一色または複数色で発色させるこ
とができる。
【0017】図2(b)における6はこの発色層3に発
色された発色内容であり、発色層3全体がスクラッチ層
4に覆われているため、外部からの視認が不可能となっ
ている。これにより発色内容を秘密状態とすることがで
きる。
色された発色内容であり、発色層3全体がスクラッチ層
4に覆われているため、外部からの視認が不可能となっ
ている。これにより発色内容を秘密状態とすることがで
きる。
【0018】かかる発色媒体1に対し、図2(c)に示
すような削り落としを行う。すなわちスクラッチ層4に
対し、コイン7その他の硬質材を擦過させて、スクラッ
チ層4を発色媒体1から削り落とす。これにより、同図
(d)に示すように発色層3が露出するため、発色層3
に発色された発色部の内容の視認が可能となる。
すような削り落としを行う。すなわちスクラッチ層4に
対し、コイン7その他の硬質材を擦過させて、スクラッ
チ層4を発色媒体1から削り落とす。これにより、同図
(d)に示すように発色層3が露出するため、発色層3
に発色された発色部の内容の視認が可能となる。
【0019】図2(e)における3aは、印刷ヘッド5
の発熱作用により発色層3に発色された文字であり、図
2(c)に示すように、スクラッチ層4に対しコイン7
を擦過させて、スクラッチ層4の一部を発色媒体1から
削り落とし、発色された文字3aが露出された状態を示
したものである。
の発熱作用により発色層3に発色された文字であり、図
2(c)に示すように、スクラッチ層4に対しコイン7
を擦過させて、スクラッチ層4の一部を発色媒体1から
削り落とし、発色された文字3aが露出された状態を示
したものである。
【0020】この第1実施例では、印刷ヘッド5の発熱
作用により、発色層3の一部または全部をスクラッチ層
4による隠蔽状態下で発色させることができるため、顧
客が発色層3を任意に発色させることができる。このた
め、興味のある使用ができ、趣味性も向上する。
作用により、発色層3の一部または全部をスクラッチ層
4による隠蔽状態下で発色させることができるため、顧
客が発色層3を任意に発色させることができる。このた
め、興味のある使用ができ、趣味性も向上する。
【0021】図3は本発明の発色媒体の第2実施例を示
し、第1実施例と同一の要素は同一の符号を付して対応
させてある。この第1実施例の発色媒体10は3層構造
の第1実施例に対して、さらに粘着層11及びセパレー
ト層12を積層した5層構造となっている。粘着層11
は発色層3と反対側の支持層2の下面に積層されてお
り、セパレート層12はこの粘着層11の下面に積層さ
れている。粘着層11は粘着力を有した材質を支持層2
の下面に塗布することにより形成されている。
し、第1実施例と同一の要素は同一の符号を付して対応
させてある。この第1実施例の発色媒体10は3層構造
の第1実施例に対して、さらに粘着層11及びセパレー
ト層12を積層した5層構造となっている。粘着層11
は発色層3と反対側の支持層2の下面に積層されてお
り、セパレート層12はこの粘着層11の下面に積層さ
れている。粘着層11は粘着力を有した材質を支持層2
の下面に塗布することにより形成されている。
【0022】セパレート層12は樹脂フィルム等からな
り、粘着層11の下面に剥離可能に積層されている。こ
のセパレート層12としては、シリコン樹脂等を選択す
ることにより、粘着層11からの剥離が容易となる。
り、粘着層11の下面に剥離可能に積層されている。こ
のセパレート層12としては、シリコン樹脂等を選択す
ることにより、粘着層11からの剥離が容易となる。
【0023】かかる第2実施例の発色層3に対する発色
は、第1実施例と同様にスクラッチ層4側から熱を作用
させることにより行うことができる。この発色後あるい
は発色前において、セパレート層12を引き剥がして、
粘着層11を露出させ、この粘着層11を机、壁、その
他の物体に当て付けることにより、発色媒体10をこれ
ら物体上に貼着できる。このため発色媒体10を固定し
た使用態様が可能となる。
は、第1実施例と同様にスクラッチ層4側から熱を作用
させることにより行うことができる。この発色後あるい
は発色前において、セパレート層12を引き剥がして、
粘着層11を露出させ、この粘着層11を机、壁、その
他の物体に当て付けることにより、発色媒体10をこれ
ら物体上に貼着できる。このため発色媒体10を固定し
た使用態様が可能となる。
【0024】図4は本発明のカセットの第1実施例を示
す。このカセット20はケース本体21と、ケース本体
21内に配置された供給リール22とを備えている。ケ
ース本体21はラベルプリンタ等の印刷装置のカセット
台(図示省略)に着脱可能な外形々状に成形されてい
る。このケース本体21の一側面の一部には凹部23が
形成されており、この凹部23に印刷層の印刷ヘッド2
4が挿入されるようになっている。なお、印刷装置には
ローラ状のプラテン25が印刷ヘッド24と対向するよ
うに配置されている。
す。このカセット20はケース本体21と、ケース本体
21内に配置された供給リール22とを備えている。ケ
ース本体21はラベルプリンタ等の印刷装置のカセット
台(図示省略)に着脱可能な外形々状に成形されてい
る。このケース本体21の一側面の一部には凹部23が
形成されており、この凹部23に印刷層の印刷ヘッド2
4が挿入されるようになっている。なお、印刷装置には
ローラ状のプラテン25が印刷ヘッド24と対向するよ
うに配置されている。
【0025】供給リール22は上述した発色媒体10が
巻回されるものである。図4に示すカセットの第1実施
例においては、図3に示す5層構造の発色媒体10が巻
回されているが、図1に示す3層構造の発色媒体1であ
っても良い。この発色媒体10は長尺なテープ状に成形
されて供給リール22に巻回されている。供給リール2
2に巻回された発色媒体10は同リール22から引き出
されて、ケース本体21の凹部23を走行し、ケース本
体21内に配置されている巻取りリール26に巻き取ら
れる。
巻回されるものである。図4に示すカセットの第1実施
例においては、図3に示す5層構造の発色媒体10が巻
回されているが、図1に示す3層構造の発色媒体1であ
っても良い。この発色媒体10は長尺なテープ状に成形
されて供給リール22に巻回されている。供給リール2
2に巻回された発色媒体10は同リール22から引き出
されて、ケース本体21の凹部23を走行し、ケース本
体21内に配置されている巻取りリール26に巻き取ら
れる。
【0026】巻取りリール26は印刷装置の巻取り軸
(図示省略)が挿入される巻取り穴27を有して、巻取
り軸の回転と一体となって回転し、これにより発色媒体
10を供給リール22から引き出す。28はケース本体
21を貫通する位置決め穴であり、印刷装置からの位置
決め軸(図示省略)が挿入されて、印刷装置に対するカ
セットの位置決めが行われる。29及び30は発色媒体
10の走行を案内するガイドピンである。
(図示省略)が挿入される巻取り穴27を有して、巻取
り軸の回転と一体となって回転し、これにより発色媒体
10を供給リール22から引き出す。28はケース本体
21を貫通する位置決め穴であり、印刷装置からの位置
決め軸(図示省略)が挿入されて、印刷装置に対するカ
セットの位置決めが行われる。29及び30は発色媒体
10の走行を案内するガイドピンである。
【0027】このような構成において、供給リール22
から引き出された発色媒体10はケース本体21の凹部
23を走行中に印刷装置の印刷ヘッド24により発色さ
れる。プラテン25はこの発色媒体10が走行する引き
出し力を付与するものである。
から引き出された発色媒体10はケース本体21の凹部
23を走行中に印刷装置の印刷ヘッド24により発色さ
れる。プラテン25はこの発色媒体10が走行する引き
出し力を付与するものである。
【0028】図5はかかる発色媒体10へ発色を行う状
態を示す。発色媒体10はそのスクラッチ層4が印刷ヘ
ッド24と接触することにより、発色が行われる。この
ため供給リール22に対する発色媒体10への巻回は、
そのスクラッチ層4が印刷ヘッド24と接触するように
なされている。
態を示す。発色媒体10はそのスクラッチ層4が印刷ヘ
ッド24と接触することにより、発色が行われる。この
ため供給リール22に対する発色媒体10への巻回は、
そのスクラッチ層4が印刷ヘッド24と接触するように
なされている。
【0029】このようなカセット20は図1及び図3に
示す発色媒体への発色と同様に、発色層3がスクラッチ
層4で隠蔽された状態で発色されるため、その発色状態
を秘密に保持する場合に便利であると共に、興味深い使
用ができる。またカセット20は長尺な発色媒体10を
収納するため、長い発色内容や、頻発な回数の発色に対
しても適用することができる。
示す発色媒体への発色と同様に、発色層3がスクラッチ
層4で隠蔽された状態で発色されるため、その発色状態
を秘密に保持する場合に便利であると共に、興味深い使
用ができる。またカセット20は長尺な発色媒体10を
収納するため、長い発色内容や、頻発な回数の発色に対
しても適用することができる。
【0030】図6は本発明のカセットの第2実施例を示
し、図4に示すカセットの第1実施例と同一の要素は同
一の符号を付して対応させてある。この第2実施例では
ケース本体21の一側面に引き出し窓31が開口されて
いる。引き出し窓31は供給リール22から送り出され
た発色媒体10をケース本体21の外部に引き出すもの
である。これにより発色媒体10はケース本体21の内
部に再収納されることがなくなる。
し、図4に示すカセットの第1実施例と同一の要素は同
一の符号を付して対応させてある。この第2実施例では
ケース本体21の一側面に引き出し窓31が開口されて
いる。引き出し窓31は供給リール22から送り出され
た発色媒体10をケース本体21の外部に引き出すもの
である。これにより発色媒体10はケース本体21の内
部に再収納されることがなくなる。
【0031】このカセットの第2実施例では発色媒体1
0は供給リール22から引き出され、凹部23で印刷ヘ
ッド24により発色された後、引き出し窓31からケー
ス本体21の外部に引き出される。プラテン25はこの
発色媒体10に対して、引き出し力を付与する。そし
て、ケース本体21から引き出された発色媒体10はカ
ッター、鋏等の適宜の切断部材32によって、所望の長
さに切断される。このため発色媒体10を任意の長さと
した後、スクラッチ層4を削り落とすことにより発色さ
れた内容の視認が可能となり、さらに興味深い使用がで
きる。なお、本実施例のカセット20のケース本体21
には、印刷装置の巻き取り軸が挿入される巻取り穴33
及び位置決め軸が挿入される位置決め穴28が形成され
ている。これにより第1実施例のカセットが装着される
印刷装置に対しても、そのまま装着ができるメリットが
ある。
0は供給リール22から引き出され、凹部23で印刷ヘ
ッド24により発色された後、引き出し窓31からケー
ス本体21の外部に引き出される。プラテン25はこの
発色媒体10に対して、引き出し力を付与する。そし
て、ケース本体21から引き出された発色媒体10はカ
ッター、鋏等の適宜の切断部材32によって、所望の長
さに切断される。このため発色媒体10を任意の長さと
した後、スクラッチ層4を削り落とすことにより発色さ
れた内容の視認が可能となり、さらに興味深い使用がで
きる。なお、本実施例のカセット20のケース本体21
には、印刷装置の巻き取り軸が挿入される巻取り穴33
及び位置決め軸が挿入される位置決め穴28が形成され
ている。これにより第1実施例のカセットが装着される
印刷装置に対しても、そのまま装着ができるメリットが
ある。
【0032】次に、図7は本発明の発色媒体の第3実施
例を示すもので、図1に示す媒体の第1実施例と同一の
要素は同一符号を付して対応させてある。この第3実施
例の発色媒体3は支持層2と、支持層2の上面に積層さ
れた発色層3の上面に積層された透明又は半透明なフィ
ルム状の保護層8と、この保護層8の上面に積層された
スクラッチ層4との4層構造となっている。スクラッチ
層4はこの保護層8を覆うように被着されている。この
スクラッチ層4は保護層8上に積層されているので、こ
の保護層8の下面に積層された発色層3が外部から見え
ることのない隠蔽状態となる。これにより発色層3を発
色させても、その発色内容を隠蔽した秘密状態とするこ
とができる。
例を示すもので、図1に示す媒体の第1実施例と同一の
要素は同一符号を付して対応させてある。この第3実施
例の発色媒体3は支持層2と、支持層2の上面に積層さ
れた発色層3の上面に積層された透明又は半透明なフィ
ルム状の保護層8と、この保護層8の上面に積層された
スクラッチ層4との4層構造となっている。スクラッチ
層4はこの保護層8を覆うように被着されている。この
スクラッチ層4は保護層8上に積層されているので、こ
の保護層8の下面に積層された発色層3が外部から見え
ることのない隠蔽状態となる。これにより発色層3を発
色させても、その発色内容を隠蔽した秘密状態とするこ
とができる。
【0033】また、保護層8は、発色層3とスクラッチ
層4との間に配設されているが、スクラッチ層4を発色
層3上に蒸着する際における蒸着熱の悪影響を発色層3
が受けて発色しないようにすることができる材料で、か
つ、スクラッチ層4をコイン等で削り落とす時に発色層
3を直接傷つけることがないようにすることができる材
料により、形成されている。
層4との間に配設されているが、スクラッチ層4を発色
層3上に蒸着する際における蒸着熱の悪影響を発色層3
が受けて発色しないようにすることができる材料で、か
つ、スクラッチ層4をコイン等で削り落とす時に発色層
3を直接傷つけることがないようにすることができる材
料により、形成されている。
【0034】すなわち、この保護層8としては、発色層
3が発色する温度は、発色層3上にスクラッチ層4を蒸
着により形成する際に発生する温度より高いものである
ことから、スクラッチ層4の蒸着の際における蒸着熱が
発色層3に伝達するのを抑制できる材料であり、かつ印
刷ヘッド5の発熱作用により発色層3を発色させる際に
支障のない(完全には発熱作用を阻止しない)ようにす
ることができる材料で形成されている。
3が発色する温度は、発色層3上にスクラッチ層4を蒸
着により形成する際に発生する温度より高いものである
ことから、スクラッチ層4の蒸着の際における蒸着熱が
発色層3に伝達するのを抑制できる材料であり、かつ印
刷ヘッド5の発熱作用により発色層3を発色させる際に
支障のない(完全には発熱作用を阻止しない)ようにす
ることができる材料で形成されている。
【0035】図8は発色媒体の第3実施例の使用例を示
し、同図(a)における5はラベルプリンタ等の印刷装
置の印刷ヘッドである。この印刷ヘッド5に対して本実
施例の記録媒体1を接触させながら、矢印方向に走行さ
せる。この走行に際しては、スクラッチ層4が印刷ヘッ
ド5側に位置するように行われ、印刷ヘッド5が印刷信
号に基づいて、発熱することにより印刷ヘッド5からの
熱がスクラッチ層4及び保護層8を介して発色層3に伝
導し、これにより発色層3が発色される。
し、同図(a)における5はラベルプリンタ等の印刷装
置の印刷ヘッドである。この印刷ヘッド5に対して本実
施例の記録媒体1を接触させながら、矢印方向に走行さ
せる。この走行に際しては、スクラッチ層4が印刷ヘッ
ド5側に位置するように行われ、印刷ヘッド5が印刷信
号に基づいて、発熱することにより印刷ヘッド5からの
熱がスクラッチ層4及び保護層8を介して発色層3に伝
導し、これにより発色層3が発色される。
【0036】印刷ヘッド5からの熱は、スクラッチ層4
の保護層8への蒸着時に発生する熱よりも恒温である
為、スクラッチ層4を保護層8とを介して発色層3に熱
が伝達し、これにより発色層3を発色可能としている。
の保護層8への蒸着時に発生する熱よりも恒温である
為、スクラッチ層4を保護層8とを介して発色層3に熱
が伝達し、これにより発色層3を発色可能としている。
【0037】図8(b)における6はこの発色層3の発
色部分であり、発色層3がスクラッチ層4に覆われてい
るため、外部からの視認が不可能となっている。これに
より発色内容を秘密状態とすることができる。
色部分であり、発色層3がスクラッチ層4に覆われてい
るため、外部からの視認が不可能となっている。これに
より発色内容を秘密状態とすることができる。
【0038】かかる発色媒体1に対し、図8(c)に示
すような削り落としを行う。すなわちスクラッチ層4に
対し、コイン7その他の硬質材を擦過させて、スクラッ
チ層4を発色媒体1から削り落とす。これにより、同図
(d)に示すように透明なフィル層8を介して発色層3
が露出するため、発色層3に発色された発色内容の視認
が可能となる。
すような削り落としを行う。すなわちスクラッチ層4に
対し、コイン7その他の硬質材を擦過させて、スクラッ
チ層4を発色媒体1から削り落とす。これにより、同図
(d)に示すように透明なフィル層8を介して発色層3
が露出するため、発色層3に発色された発色内容の視認
が可能となる。
【0039】このような本実施例では、発色内容を隠蔽
状態で発色媒体に発色させることができるため、顧客が
発色内容を任意に発色できる。このため、興味のある使
用ができ、趣味性も向上する。
状態で発色媒体に発色させることができるため、顧客が
発色内容を任意に発色できる。このため、興味のある使
用ができ、趣味性も向上する。
【0040】以上のような本実施例では、保護層8が発
色層3とのスクラッチ層4との間に配設されているの
で、その保護層8の働きにより、スクラッチ層4を発色
層3上に蒸着する際における蒸着熱の悪影響を発色層が
受けて発色しないようにすることができるばかりでな
く、スクラッチ層4をコイン等で削り落とす時に発色層
3を直接傷つけることがないようにすることができる。
色層3とのスクラッチ層4との間に配設されているの
で、その保護層8の働きにより、スクラッチ層4を発色
層3上に蒸着する際における蒸着熱の悪影響を発色層が
受けて発色しないようにすることができるばかりでな
く、スクラッチ層4をコイン等で削り落とす時に発色層
3を直接傷つけることがないようにすることができる。
【0041】図9は本発明の発色媒体の第4実施例を示
し、発色媒体の第1乃至第3実施例と同一の要素は同一
の符号を付して対応させてある。この発色媒体40は4
層構造の第3実施例に対して、さらに粘着層11及びセ
パレート層12を積層した6層構造となっている。
し、発色媒体の第1乃至第3実施例と同一の要素は同一
の符号を付して対応させてある。この発色媒体40は4
層構造の第3実施例に対して、さらに粘着層11及びセ
パレート層12を積層した6層構造となっている。
【0042】かかる第4実施例に対する発色層への発色
は、第2実施例と同様にスクラッチ層4側から熱を作用
させることにより行うことができる。この発色後あるい
は発色前において、セパレート層12を引き剥がして、
粘着層11を露出させ、この粘着層11を机、壁、その
他の物質に当て付けることにより、発色媒体10をこれ
らに貼着できる。このため発色媒体10を固定した使用
態様が可能となる。
は、第2実施例と同様にスクラッチ層4側から熱を作用
させることにより行うことができる。この発色後あるい
は発色前において、セパレート層12を引き剥がして、
粘着層11を露出させ、この粘着層11を机、壁、その
他の物質に当て付けることにより、発色媒体10をこれ
らに貼着できる。このため発色媒体10を固定した使用
態様が可能となる。
【0043】なお、図7及び図9に示す実施例の発色媒
体30を前述の図4及び図6のカセットに適用させても
よいのはもちろんである
体30を前述の図4及び図6のカセットに適用させても
よいのはもちろんである
【0044】
【発明の効果】本発明の発色媒体は、所定温度以上で発
色する発色層を覆うように、削り落とし可能なスクラッ
チ層を備えているので、発色層の発色状態を外部から見
ることができないようにすることができる一方で、スク
ラッチ層を削り落とすことにより、その発色状態を外部
から視認できる。このため使用上、興味深いものとな
る。
色する発色層を覆うように、削り落とし可能なスクラッ
チ層を備えているので、発色層の発色状態を外部から見
ることができないようにすることができる一方で、スク
ラッチ層を削り落とすことにより、その発色状態を外部
から視認できる。このため使用上、興味深いものとな
る。
【0045】また本発明では、発色層およびスクラッチ
層が上部に積層された支持層の下に粘着層及びセパレー
ト層を積層する構成としているため、セパレート層を剥
がし、粘着層の粘着力により、前記支持層を外部々材に
固定でき、使用上、便利となる。
層が上部に積層された支持層の下に粘着層及びセパレー
ト層を積層する構成としているため、セパレート層を剥
がし、粘着層の粘着力により、前記支持層を外部々材に
固定でき、使用上、便利となる。
【0046】また、本発明では、保護が発色層とスクラ
ッチ層との間に配設されているので、その保護層の働き
により、スクラッチ層を発色層上に蒸着する際における
蒸着熱の悪影響を発色層が受けて発色しないようにする
ことができるばかりでなく、スクラッチ層をコイン等で
削り落とす時に発色層を直接傷つけることがないように
することができる。
ッチ層との間に配設されているので、その保護層の働き
により、スクラッチ層を発色層上に蒸着する際における
蒸着熱の悪影響を発色層が受けて発色しないようにする
ことができるばかりでなく、スクラッチ層をコイン等で
削り落とす時に発色層を直接傷つけることがないように
することができる。
【0047】本発明のカセットはケース本体内に発色媒
体を収納する構造のため、長い発色内容や頻発に行う記
録に対しても、適用でき、しかも秘密保持状態での記録
が可能となる。
体を収納する構造のため、長い発色内容や頻発に行う記
録に対しても、適用でき、しかも秘密保持状態での記録
が可能となる。
【図1】本発明の発色媒体の第1実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】(a)〜(e)は発色媒体の第1実施例の使用
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図3】発色媒体の第2実施例の断面図である。
【図4】本発明のカセットの第1実施例の断面図であ
る。
る。
【図5】第1実施例の使用状態の断面図である。
【図6】カセットの第2実施例の断面図である。
【図7】発色媒体の第3実施例の断面図である。
【図8】(a)〜(d)は図7の発色媒体の使用例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図9】発色媒体の第4実施例の断面図である。
【図10】従来におけるスクラッチシートの断面図であ
る。
る。
1,10 発色媒体 2 支持層 3 発色層 4 スクラッチ層 8 保護層 11 粘着層 12 セパレート層 20 カセット 21 ケース本体 22 供給リール 23 凹部 24 印刷ヘッド
Claims (5)
- 【請求項1】 支持層上に積層され所定温度以上で発色
する発色層と、 この発色層を覆うように積層された削り落とし可能なス
クラッチ層と、を備えていることを特徴とする発色媒
体。 - 【請求項2】 前記支持層の下に積層された粘着層と、 この粘着層の下に剥離可能に積層されたセパレート層
と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の発色
媒体。 - 【請求項3】 前記発色層と前記スクラッチ層との間に
保護層が積層されていることを特徴とする請求項1又は
2のいずれかに記載の発色媒体。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3のいずれかに記載の
発色媒体をケース本体の内部に収納したことを特徴とす
るカセット。 - 【請求項5】 前記発色媒体のスクラッチ層に対し、印
刷装置の印刷ヘッドが接触するようになっていることを
特徴とするカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098662A JPH08290681A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 発色媒体及び発色媒体を収納したカセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7098662A JPH08290681A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 発色媒体及び発色媒体を収納したカセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08290681A true JPH08290681A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=14225733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7098662A Pending JPH08290681A (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 発色媒体及び発色媒体を収納したカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08290681A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019055598A (ja) * | 2018-12-28 | 2019-04-11 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット |
US10618325B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-04-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10661589B2 (en) | 2008-12-25 | 2020-05-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10675894B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-06-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10744798B2 (en) | 2008-12-25 | 2020-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11135862B2 (en) | 2009-12-28 | 2021-10-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette with indicator portion having pressing and non-pressing portion for indentifying tape type |
US11225099B2 (en) | 2009-06-30 | 2022-01-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11235600B2 (en) | 2009-12-16 | 2022-02-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP7098662A patent/JPH08290681A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10744798B2 (en) | 2008-12-25 | 2020-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11479053B2 (en) | 2008-12-25 | 2022-10-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10661589B2 (en) | 2008-12-25 | 2020-05-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11285749B2 (en) | 2008-12-25 | 2022-03-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11052685B2 (en) | 2009-03-31 | 2021-07-06 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10744802B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11254149B2 (en) | 2009-03-31 | 2022-02-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10675894B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-06-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US10618325B2 (en) | 2009-03-31 | 2020-04-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11707938B2 (en) | 2009-03-31 | 2023-07-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11945217B2 (en) | 2009-03-31 | 2024-04-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11225099B2 (en) | 2009-06-30 | 2022-01-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11235600B2 (en) | 2009-12-16 | 2022-02-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette |
US11135862B2 (en) | 2009-12-28 | 2021-10-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cassette with indicator portion having pressing and non-pressing portion for indentifying tape type |
JP2019055598A (ja) * | 2018-12-28 | 2019-04-11 | ブラザー工業株式会社 | テープカセット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040224 |