JPH0829057A - 槽移動式流動乾燥装置 - Google Patents

槽移動式流動乾燥装置

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JPH0829057A
JPH0829057A JP16247994A JP16247994A JPH0829057A JP H0829057 A JPH0829057 A JP H0829057A JP 16247994 A JP16247994 A JP 16247994A JP 16247994 A JP16247994 A JP 16247994A JP H0829057 A JPH0829057 A JP H0829057A
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泰一 水田
Yukiharu Yasuda
之治 安田
Shigechika Otani
茂義 大谷
Koji Sato
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全ての粒子の流動乾燥装置内における滞留時
間を一定にし、粒子の大きさの不均一を防止する槽移動
式流動乾燥装置を提供する。 【構成】 略円筒状の筐体101の内部をフィルター1
02により下部の送風チャンバー110と上部の流動層
チャンバー120とに垂直方向に2つに分割し、流動層
チャンバー120の内部の中心に設けられた垂直軸12
1を中心としてその周囲に複数の移動槽122を配置
し、移動槽122を間欠的に回転させる。流動層チャン
バー120内の第1の所定位置Xに被乾燥物供給シュー
ト123を設け、また第2の所定位置Yに吸引ノズル1
24を設け、全ての被乾燥物1の流動層チャンバー12
0内の滞留時間を一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製粒中の湿った粒状の
練合物等を乾燥させるための流動乾燥装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、顆粒剤や散剤等を製粒する場
合、原材料粉末と液体とを加えて練り合わせた練合物を
微小な粒状に成形し、粒状練合物を乾燥させることが行
われている。従来の流動乾燥装置を図3を参照しつつ説
明する。図3において、従来の流動乾燥装置は、略矩形
の水平断面を有する筐体10と、筐体10の内部を垂直
方向に送風チャンバー20と流動層チャンバー30に仕
切るフィルター11と、送風チャンバー20を水平方向
に複数(3つ)の部分に仕切る仕切板21と、水平方向
に仕切られた送風チャンバー20の各部分における風量
を調整するための開孔22及びシャッター23と、送風
チャンバー20に温風を導入するための送風管24と、
仕切板21に対応して流動層チャンバー30を水平方向
に複数(3つ)の部分に仕切る仕切板31と、仕切板3
1と対向する筐体10の1対の側壁にそれぞれ設けられ
た被乾燥物供給口12及び被乾燥物排出口13と、筐体
10の天井部に設けられた排気口14を具備している。
【0003】被乾燥物供給口11から流動層チャンバー
30内に供給された、例えば粒状の練合物等の被乾燥物
1は、フィルター11を通って流れ込む温風により巻き
上げられ、流動する。仕切板31は、被乾燥物供給口1
2から被乾燥物排出口13に向かう被乾燥物1の流れを
妨げるように設けられている。被乾燥物供給口12から
供給された被乾燥物1が被乾燥物排出口13から排出さ
れるためには、仕切板31の上部を乗り越え又は下部を
潜り、仕切板31により仕切られた隣の部分に移動しな
ければならない。そのため、流動層チャンバー30内を
通過するために一定の時間を要する。この間に、被乾燥
物1は温風により乾燥される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被乾燥
物供給口12から供給された被乾燥物1の中には、一定
の割合で短時間の内に流動層チャンバー30を通過し、
十分に乾燥されないまま被乾燥物排出口13から排出さ
れるものが存在する。同様に、一定の割合で長時間流動
層チャンバー30内に滞留し、温風により高温に加熱さ
れ粘性を示すものも存在する。乾燥された粒剤中に、十
分に乾燥されず湿った粒子や高温により粘性を示す粒子
が含まれていると、これらの粒子を中心としてその表面
に乾燥した粒子が付着し、粒子の大きさが不均一にな
る。また、粗核や付着凝集した塊が流動層の底部にとど
まり、突沸現象を起こし、流動不良や乾燥ムラの原因と
なる。すなわち、従来の流動乾燥装置では、全ての粒子
が一定時間乾燥されるという保証はなく、粒子の大きさ
が不均一になるおそれがあるという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は、以上のような従来例の問題点を
解決するためになされたものであり、全ての粒子の流動
乾燥装置内における滞留時間を一定にし、粒子の大きさ
の不均一を防止する槽移動式流動乾燥装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の槽移動式流動乾燥装置は、フィルターによ
り垂直方向に分割された下部の送風チャンバーと上部の
流動層チャンバーとを有する筐体と、前記送風チャンバ
ーに所定の温風を供給するための送風手段と、前記流動
層チャンバーの内部で間欠的に循環駆動され、略同じ大
きさを有する複数の移動槽と、前記流動層チャンバー内
の第1の所定位置に設けられ、前記移動槽に所定量の被
乾燥物を供給するための被乾燥物供給手段と、前記流動
層チャンバー内の第2の所定位置に設けられ、前記移動
槽から乾燥された被乾燥物を排出するための被乾燥物排
出手段と、前記送風チャンバーを水平方向に複数に分割
し、分割された各部分の風量を調節するための風量調節
手段とを具備する。上記構成において、前記筐体は略円
筒状であり、前記移動槽は所定の垂直軸の回りに回転さ
れることが好ましい。また、上記構成において、前記移
動槽は、前記垂直軸を中心とする円筒状容器を、前記垂
直軸から放射状に等角度で設けられた複数の隔板により
仕切ったものであり、仕切られた各移動槽には1回分ご
との被乾燥物が収納されていることが好ましい。また、
上記構成において、前記移動槽は4〜20に仕切られて
いることが好ましい。また、上記構成において、前記円
筒状容器の底面がフィルター、パンチング板、ろ布、焼
結金属及び金網から選ばれたいずれかであることが好ま
しい。また、上記構成において、前記第1の所定位置と
前記第2の所定位置とは仕切板を介して隣接しているこ
とが好ましい。また、上記構成において、前記送風チャ
ンバーは、3以上の部分に分割され、各分割された部分
の内、前記第1の所定位置に対応する部分には温風が供
給されず又は供給量を少なくし、前記第1の所定位置に
対応する部分の前記第2の所定位置とは反対側に隣接す
る部分の風量が最も多く、前記第2の所定位置に対応す
る部分の風量が最も少なくなるように、順次各分割され
た部分の風量を調節することが好ましい。また、上記構
成において、前記分割された部分の内、前記第1の所定
位置に対応する部分は、前記第1の所定位置に停止して
いる1つの移動槽にのみ対応し、他の分割された部分は
それぞれ2以上の移動槽に対応することが好ましい。ま
た、上記構成において、前記被乾燥物排出手段は、前記
筐体の天井部に設けられた吸引ノズルであり、前記移動
槽の駆動中は、前記移動槽の上方に退避することが好ま
しい。また、上記構成において、前記被乾燥物排出手段
には3方向切換弁が接続され、前記3方向切換弁の他の
2方向の内1つは冷却風取入口であり、他の1つはブロ
ワーに接続され、前記移動槽の駆動中、前記3方向切換
弁は前記冷却風取入口と前記ブロワーとを接続し、前記
ブロワーを冷却することが好ましい。また、上記構成に
おいて、前記吸引ノズルは前記筐体の天井部分に固定さ
れた固定部分と、前記天井部分からレバーを介して吊り
下げられた可動部分を有し、前記可動部分は前記レバー
の回転により前記固定部分の垂直下方に接続された第1
の状態と、前記移動槽の上方に退避した第2の状態をと
ることが好ましい。また、上記構成において、前記被乾
燥物排出手段と前記3方向切換弁との間に分級手段を設
け、前記3方向切換弁と前記ブロワーとの間に被乾燥物
回収手段を設けることが好ましい。
【0007】
【作用】以上のように構成された本発明の槽移動式流動
乾燥装置によれば、各移動槽はそれぞれ略同じ大きさで
あり、各移動槽の側壁の高さは、被乾燥物がそれを乗り
越えて隣の移動槽に移動しないように設定されている。
流動層チャンバー内の第1の所定位置において、被乾燥
物供給手段により移動槽に所定量の被乾燥物が供給さ
れ、被乾燥物を収納した移動槽は流動層チャンバー内に
おいて間欠的に循環駆動され、一定の時間をかけて流動
層チャンバー内を一周する。そして、流動層チャンバー
内の第2の所定位置において、被乾燥物排出手段により
移動槽から乾燥された被乾燥物が筐体外部に排出され
る。下部の送風チャンバーに導入された温風は、フィル
ターを通って上部の流動層チャンバーに流入し、各移動
槽の内部で被乾燥物を巻き上げ、流動させる。この時、
被乾燥物は温風により乾燥される。送風チャンバーは水
平方向に複数に分割され、風量調節手段は分割された各
部分の風量を調節するため、乾燥が進み被乾燥物の重量
が軽くなっても、被乾燥物が移動槽の側壁を乗り越えて
隣の移動槽に移動することはない。被乾燥物の全ての粒
子は、第1の所定位置で移動槽に供給されてから第2の
所定位置で排出されるまで、一定時間流動層チャンバー
内に滞留するため、乾燥時間が一定であり、均一に乾燥
される。その結果、乾燥された粒子中に乾燥されていな
い粒子や粘性を示す粒子は含まれず、これらの粒子を核
とする大きな粒子も生じない。
【0008】筐体を略円筒状とし、移動槽を所定の垂直
軸の回りに回転させることにより、移動槽の循環駆動機
構の構造が簡単になる。また、垂直軸を中心とする円筒
状容器を、垂直軸から放射状に等角度で設けられた複数
の仕切板で仕切って移動槽を構成することにより、移動
槽の構造が簡単になり、また移動槽の間欠駆動が容易に
なる。
【0009】一般に乾燥工程の前後の工程では、被乾燥
物は連続的に給送されている。一方、本発明の槽移動式
流動乾燥装置では、移動槽の間欠駆動中は被乾燥物の供
給及び排出が一時的に停止する。しかし、移動槽の数を
4〜20とすることにより、被乾燥物の乾燥に要する時
間、すなわち被乾燥物が移動槽に供給されてから排出さ
れるまでの時間に占める被乾燥物の供給及び排出の停止
時間の割合が小さくなり、実質的に連続給送する場合と
大差がなく、前後の各工程との接続がスムーズになる。
また、円筒状容器の底面を直接フィルターとすることに
より、筐体の構造が簡単になり、また流動乾燥装置の大
きさ、風量及び被乾燥物の種類に応じてフィルターごと
移動槽の大きさ、槽壁の高さ、数を変更することができ
る。また、第1の所定位置と第2の所定位置とを仕切板
を介して隣接させることにより、被乾燥物が乾燥済の槽
へ移動することがなく、乾燥時間が保証されると共に、
空の移動槽がなくなり、移動槽が有効利用される。
【0010】また、送風チャンバーを3以上の部分に分
割し、各分割された部分の内、第1の所定位置に対応す
る部分には温風を供給しないことにより、第1の所定位
置で被乾燥物が逆流することはない。また、第1の所定
位置に対応する部分の第2の所定位置とは反対側に隣接
する部分の風量を最も多くすることにより、最も水分が
高く重量が重い被乾燥物の流動性が増大し、効率よく乾
燥される。さらに、第2の所定位置に対応する部分は吸
引により排出されるため、風量が最も少なくなるよう
に、順次各分割された部分の風量を少くすることによ
り、乾燥が進み被乾燥物の重量が徐々に軽くなることに
対応して、被乾燥物が移動槽の側壁を乗り越えることが
なく、また恒率乾燥域から減率乾燥域への移行に合せて
風量を効率的に使用することができ、全ての被乾燥物の
流動層チャンバー内部の滞留時間が一定になる。また、
分割された部分の内、第1の所定位置に対応する部分を
第1の所定位置に停止している1つの移動槽にのみ対応
させ、他の分割された部分をそれぞれ2以上の移動槽に
対応させることにより、風量調節手段の数が少なくな
り、装置の構造が簡単になる。
【0011】また、被乾燥物排出手段を筐体の天井部に
設けられた吸引ノズルとし、移動槽の駆動中は、移動槽
の上方に退避させることにより、吸引ノズルと移動槽と
が干渉(衝突)することはない。また、従来例のよう
に、フィルター面よりも高い位置に設けた被乾燥物排出
口から流動により被乾燥物を排出するオーバーフロータ
イプの流動乾燥装置では、フィルター上に塊状物が残留
するが、吸引により被乾燥物を排出することにより、塊
状物も同時に吸引され、移動槽の底部に塊状物が残留す
ることはない。また、被乾燥物排出手段に3方向切換弁
を接続し、3方向切換弁の他の2方向の内1つを冷却風
取入口とし、他の1つをブロワーに接続し、移動槽の駆
動中、3方向切換弁を冷却風取入口とブロワーとを接続
するように切換えブロワーを冷却することにより、ブロ
ワーの熱負担が軽減される。また、吸引ノズルを筐体の
天井部分に固定された固定部分と、天井部分からレバー
を介して吊り下げられた可動部分で構成し、可動部分を
レバーの回転により固定部分の垂直下方に接続された第
1の状態と、移動槽の上方に退避した第2の状態をとる
ことにより、吸引ノズルの機械的構造が簡単になると共
に、筐体内部に占めるスペースが小さくなる。また、移
動槽の駆動中は吸引ノズルによる被乾燥物の吸引が停止
するため、被乾燥物排出手段と3方向切換弁との間に分
級手段を設け、3方向切換弁とブロワーとの間に被乾燥
物回収手段を設けることにより、分級手段等におけるシ
ャッター動作を省略又は簡略化することができ、被乾燥
物の分級及び回収工程が簡略化される。
【0012】
【実施例】本発明の槽移動式流動乾燥装置を、その好適
な一実施例の構成を示す斜視図である図1を参照しつつ
説明する。図1において、槽移動式流動乾燥装置100
は、略円筒状の筐体101と、筐体101の内部を垂直
方向に下部の送風チャンバー110及び上部の流動層チ
ャンバー120の2つに分割するフィルター102と、
流動層チャンバー120の内部の中心に設けられた垂直
軸121と、垂直軸121を中心としてその周囲に配列
された複数の移動槽122と、送風チャンバー110を
水平方向に複数に分割する第1の仕切板111と、第1
の仕切板111により仕切られた各部分に所定の温風を
供給するための送風管112と、流動層チャンバー12
0内の第1の所定位置Xに設けられ、移動槽122に所
定量の被乾燥物を供給するための被乾燥物供給シュート
123と、流動層チャンバー120内の第2の所定位置
Yに設けられ、移動槽122から乾燥された被乾燥物を
排出するための吸引ノズル124と、筐体101の天井
部に設けられた排気口125とを具備している。
【0013】移動槽122は、垂直軸121を中心とす
る円筒状容器を、垂直軸121から放射状に等角度で設
けられた複数の第2の仕切板(隔板)126で仕切った
ものであり、図示しない駆動機構により垂直軸121を
中心として間欠的に循環駆動(回転)される。一般的
に、移動槽122の数は4〜20であることが好まし
く、この実施例では例えば12に仕切られている。送風
チャンバー11と流動層チャンバー120との間にフィ
ルター102を設けているが、円筒状容器の底面を直接
フィルターとし、フィルター102を省略してもよい。
また、第1の所定位置Xと第2の所定位置Yとは隣接
し、未乾燥の湿った被乾燥物と乾燥された被乾燥物とが
混ざらないように、第3の仕切板127により仕切られ
ている。
【0014】送風チャンバー110は、第1の仕切板1
11により3以上(この実施例では4つ)の部分(以
下、分割部分)に分割されている。各分割部分の内、第
1の所定位置Xに対応する分割部分113には送風管1
12が設けられておらず、温風は供給されない。一方、
分割部分113の第2の所定位置Yとは反対側に隣接す
る分割部分114には送風管112が設けられており、
この部分の風量が最も多くなるように、風量調節装置
(図示せず)により風量調節されている。また、各分割
された部分は、第2の所定位置Yに対応する分割部分1
16の風量が最も少なくなるように、順次各分割部分1
15、116の風量が少くなるように調節されている。
この実施例では、分割部分113は第1の所定位置Xに
停止している1つの移動槽122にのみ対応し、他の分
割部分114、115、116はそれぞれ3個、4個、
4個の移動槽122に対応する。
【0015】移動槽122を間欠駆動する機構として
は、移動槽122の底部にラチェット機構を設け、例え
ばエアーシリンダーのピストンの伸縮により、ラチェッ
ト機構の爪を1つずつ送る構成が考えられる。また、金
属部材の摩耗防止等を考慮して、移動槽122を駆動す
る際、垂直軸121及び各移動槽122全体を持ち上
げ、その状態で所定角度回転させるように構成してもよ
い。
【0016】以上のように構成された槽移動式流動乾燥
装置100において、各移動槽122はそれぞれ略同じ
大きさであり、各移動槽122の側壁(第2の仕切板)
126の高さは、例えば粒状の練合物等の被乾燥物1が
それを乗り越えて隣の移動槽122に移動しないように
設定されている。流動層チャンバー120内の第1の所
定位置Xおいて、被乾燥物供給シュート123により移
動槽122に所定量の被乾燥物1が供給され、被乾燥物
1を収納した移動槽122は流動層チャンバー120内
において間欠的に循環駆動され、一定の時間をかけて流
動層チャンバー120内を一周する。そして、流動層チ
ャンバー120内の第2の所定位置Yにおいて、吸引ノ
ズル124により移動槽122から乾燥された被乾燥物
1が排出される。下部の送風チャンバー110に導入さ
れた温風は、フィルター102を通って上部の流動層チ
ャンバー120に流入し、各移動槽122の内部で被乾
燥物1を巻き上げ、流動させる。この時、被乾燥物1は
温風により乾燥される。送風チャンバー110は水平方
向に複数の分割部分113、114、115、116に
分割され、風量調節装置(図示せず)により分割部分1
14、115、116の風量が順に少なくなるように調
節されているため、乾燥が進み被乾燥物1の重量が軽く
なっても、被乾燥物1が移動槽122の側壁126を乗
り越えて隣の移動槽122に移動することはない。その
結果、被乾燥物1の全ての粒子は、第1の所定位置Xで
移動槽122に供給されてから第2の所定位置Yで排出
されるまで一定時間流動層チャンバー120内に滞留す
るため、乾燥時間が一定であり、均一に乾燥される。そ
の結果、乾燥された粒子中に乾燥されていない粒子や粘
性を示す粒子は含まれず、これらの粒子を核とする大き
な粒子も生じない。
【0017】次に、乾燥された被乾燥物を流動層チャン
バー120内の移動槽122から筐体101の外部へ排
出するための排出機構について、その断面を示す図2を
参照しつつ説明する。図2において、吸引ノズル124
は、筐体101の天井部分に固定された固定部分124
aと、天井部分からレバー124cを介して吊り下げら
れた可動部分124bを有する。可動部分124bはレ
バー124cの回転により、固定部分124aの垂直下
方に接続された実線で示す第1の状態と、移動槽122
の上方に退避した一点鎖線で示す第2の状態をとり得
る。排出ノズル124には分級装置144を介して3方
向切換弁141が接続され、3方向切換弁の他の2方向
の内1つは冷却風取入口142であり、他の1つは被乾
燥物回収装置145を介してブロワー143に接続され
ている。
【0018】移動槽122が停止している状態では、図
2中実線で示すように、レバー124cが反時計方向に
回転し、可動部分124bが固定部分124aの垂直下
方に接続されている。このとき、3方向切換弁141は
吸引ノズル124とブロワー143とを接続し、第2の
所定位置Yに停止している移動槽122の内部の乾燥し
た被乾燥物1は、吸引ノズル124により吸引され、筐
体101の外部へ排出される。吸引ノズル124に吸引
された被乾燥物1は、分級装置144により分級された
後、被乾燥物回収容器145に回収される。一方、移動
槽122の駆動中は、図2中一点鎖線で示すように、レ
バー124cを時計方向に回転させ、可動部分124b
を移動槽122の上方に退避させ、吸引ノズル124と
移動槽122との干渉(衝突)を防止する。同時に、3
方向切換弁141は冷却風取入口142とブロワー14
3とを接続し、ブロワー143を冷却する。一般に、乾
燥工程以降において被乾燥物を空気輸送する場合、被乾
燥物の吸引完了後もしばらくは熱風をそのまま吸引する
ため、ブロワー143の温度は乾燥温度(例えば80
℃)よりも上昇する。しかし、3方向切換弁141を切
換えてブロワー143を冷却することにより、輸送中の
温度を例えば60℃程度に下げることができ、ブロワー
143の熱負担を軽減することができる。
【0019】なお、上記実施例では、筐体101は略円
筒状であり、また円筒状容器を垂直軸121から放射状
に等角度で設けられた複数の第2の仕切板126で仕切
った移動槽122を垂直軸121の回りに間欠的に回転
させる場合を例示したが、これに限定されるものではな
く、独立した移動槽をチェインコンベア等により長円軌
道上を搬送させるように構成しても同様の効果が得られ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フィル
ターにより垂直方向に分割された下部の送風チャンバー
と上部の流動層チャンバーとを有する筐体と、送風チャ
ンバーに所定の温風を供給するための送風手段と、流動
層チャンバーの内部で間欠的に循環駆動され、略同じ大
きさを有する複数の移動槽と、流動層チャンバー内の第
1の所定位置に設けられ移動槽に所定量の被乾燥物を供
給するための被乾燥物供給手段と、流動層チャンバー内
の第2の所定位置に設けられ移動槽から乾燥された被乾
燥物を排出するための被乾燥物排出手段と、送風チャン
バーを水平方向に複数に分割し分割された各部分の風量
を調節するための風量調節手段とを具備するように構成
したので、流動層チャンバー内の第1の所定位置におい
て移動槽に供給された被乾燥物は、第2の所定位置にお
いて排出されるまで一定の時間をかけて流動層チャンバ
ー内を一周し、その間に、送風チャンバーに導入された
温風により乾燥される。被乾燥物の全ての粒子は、一定
時間流動層チャンバー内に滞留するため、乾燥時間が一
定となり、均一に乾燥される。その結果、乾燥された粒
子中に乾燥されていない粒子や粘性を示す粒子は含まれ
ず、これらの粒子を核とする大きな粒子は生じないとい
う効果を有する。
【0021】筐体を略円筒状とし、移動槽を所定の垂直
軸の回りに回転させることにより、移動槽の循環駆動機
構の構造を簡単にすることができる。また、垂直軸を中
心とする円筒状容器を、垂直軸から放射状に等角度で設
けられた複数の仕切板で仕切って移動槽を構成すること
により、移動槽の構造を簡単にすることができ、また移
動槽の間欠駆動を容易にすることができる。
【0022】移動槽の数を4〜20とすることにより、
被乾燥物の乾燥に要する時間、すなわち被乾燥物が移動
槽に供給されてから排出されるまでの時間に占める被乾
燥物の供給及び排出の停止時間の割合を小さくすること
ができ、実質的に連続給送する場合と大差がなく、前後
の各工程との接続をスムーズにすることができる。ま
た、円筒状容器の底面を直接フィルターとすることによ
り、筐体の構造を簡単にすることができ、また被乾燥物
の種類に応じてフィルターごと移動槽の大きさや数を変
更することができる。また、第1の所定位置と第2の所
定位置とを仕切板を介して隣接させることにより、被乾
燥物が乾燥済の槽へ移動することがなく、乾燥時間が保
証されると共に、空の移動槽がなくなり、移動槽を有効
に利用することができる。
【0023】また、送風チャンバーを3以上の部分に分
割し、各分割された部分の内、第1の所定位置に対応す
る部分には温風を供給しないことにより、第1の所定位
置で被乾燥物の逆流を防止することができる。また、第
1の所定位置に対応する部分の第2の所定位置とは反対
側に隣接する部分の風量を最も多くすることにより、最
も水分が高く重量が重い被乾燥物の流動性が増大し、効
率よく乾燥させることができる。さらに、第2の所定位
置に対応する部分は吸引により排出されるため、風量が
最も少なくなるように、順次各分割された部分の風量を
少くすることにより、乾燥が進み被乾燥物の重量が徐々
に軽くなることに対応して、被乾燥物が移動槽の側壁を
乗り越えることがなく、また恒率乾燥域から減率乾燥域
への移行に合せて風量を効率的に使用することができ、
全ての被乾燥物の流動層チャンバー内部の滞留時間を一
定にすることができる。また、分割された部分の内、第
1の所定位置に対応する部分を第1の所定位置に停止し
ている1つの移動槽にのみ対応させ、他の分割された部
分をそれぞれ2以上の移動槽に対応させることにより、
風量調節手段の数を少なくすることができ、装置の構造
を簡単にすることができる。
【0024】また、被乾燥物排出手段を筐体の天井部に
設けられた吸引ノズルとし、移動槽の駆動中は、移動槽
の上方に退避させることにより、吸引ノズルと移動槽と
の干渉(衝突)を防止することができる。また、吸引に
より被乾燥物を排出することにより、塊状物も同時に吸
引され、移動槽の底部に塊状物が残留することはない。
また、被乾燥物排出手段に3方向切換弁を接続し、3方
向切換弁の他の2方向の内1つを冷却風取入口とし、他
の1つをブロワーに接続し、移動槽の駆動中、3方向切
換弁を冷却風取入口とブロワーとを接続するように切換
えブロワーを冷却することにより、ブロワーの熱負担を
軽減することができる。また、吸引ノズルを筐体の天井
部分に固定された固定部分と、天井部分からレバーを介
して吊り下げられた可動部分で構成し、可動部分をレバ
ーの回転により固定部分の垂直下方に接続された第1の
状態と、移動槽の上方に退避した第2の状態をとること
により、吸引ノズルの機械的構造を簡単にすることがで
きると共に、筐体内部に占めるスペースを小さくするこ
とができる。また、被乾燥物排出手段と3方向切換弁と
の間に分級手段を設け、3方向切換弁とブロワーとの間
に被乾燥物回収手段を設けることにより、被乾燥物の分
級及び回収工程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の槽移動式流動乾燥装置の一実施例の構
成を示す斜視図
【図2】被乾燥物を筐体の外部へ排出するための排出機
構の構成を示す断面図
【図3】従来の流動乾燥装置の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1:被乾燥物 10:筐体 11:フィルター 12:被乾燥物供給口 13:被乾燥物排出口 14:排気口 20:送風チャンバー 21:第1の仕切板 22:開孔 23:シャッター 30:流動層チャンバー 31:第2の仕切板 100:槽移動式流動乾燥装置 101:筐体 102:フィルター 110:送風チャンバー 111:第1の仕切板 112:送風管 113:分割部分 114:分割部分 115:分割部分 116:分割部分 120:流動層チャンバー 121:垂直軸 122:移動槽 123:被乾燥物供給シュート 124:吸引ノズル 124a:固定部分 124b:可動部分 124c:レバー 125:排気口 126:第2の仕切板(隔板) 127:第3の仕切板 141:3方向切換弁 142:冷却風取入口 143:ブロワー 144:分級装置 145:被乾燥物回収容器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルターにより垂直方向に分割された
    下部の送風チャンバーと上部の流動層チャンバーとを有
    する筐体と、 前記送風チャンバーに所定の温風を供給するための送風
    手段と、 前記流動層チャンバーの内部で間欠的に循環駆動され、
    略同じ大きさを有する複数の移動槽と、 前記流動層チャンバー内の第1の所定位置に設けられ、
    前記移動槽に所定量の被乾燥物を供給するための被乾燥
    物供給手段と、 前記流動層チャンバー内の第2の所定位置に設けられ、
    前記移動槽から乾燥された被乾燥物を排出するための被
    乾燥物排出手段と、 前記送風チャンバーを水平方向に複数に分割し、分割さ
    れた各部分の風量を調節するための風量調節手段とを具
    備する槽移動式流動乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体は略円筒状であり、前記移動槽
    は所定の垂直軸の回りに回転される請求項1記載の槽移
    動式流動乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記移動槽は、前記垂直軸を中心とする
    円筒状容器を、前記垂直軸から放射状に等角度で設けら
    れた複数の隔板により仕切ったものであり、仕切られた
    各移動槽には1回分ごとの被乾燥物が収納されている請
    求項2記載の槽移動式流動乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記移動槽は4〜20に仕切られている
    請求項3記載の槽移動式流動乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記円筒状容器の底面がフィルター、パ
    ンチング板、ろ布、焼結金属及び金網から選択されたい
    ずれかである請求項3記載の槽移動式流動乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の所定位置と前記第2の所定位
    置とは仕切板を介して隣接している請求項1記載の槽移
    動式流動乾燥装置。
  7. 【請求項7】 前記送風チャンバーは、3以上の部分に
    分割され、各分割された部分の内、前記第1の所定位置
    に対応する部分には温風が供給されず又は供給量を少な
    くし、前記第1の所定位置に対応する部分の前記第2の
    所定位置とは反対側に隣接する部分の風量が最も多く、
    前記第2の所定位置に対応する部分の風量が最も少なく
    なるように、順次各分割された部分の風量を調節する請
    求項1記載の槽移動式流動乾燥装置。
  8. 【請求項8】 前記分割された部分の内、前記第1の所
    定位置に対応する部分は、前記第1の所定位置に停止し
    ている1つの移動槽にのみ対応し、他の分割された部分
    はそれぞれ2以上の移動槽に対応する請求項7記載の槽
    移動式流動乾燥装置。
  9. 【請求項9】 前記被乾燥物排出手段は、前記筐体の天
    井部に設けられた吸引ノズルであり、前記移動槽の駆動
    中は、前記移動槽の上方に退避する請求項1記載の槽移
    動式流動乾燥装置。
  10. 【請求項10】 前記被乾燥物排出手段には3方向切換
    弁が接続され、前記3方向切換弁の他の2方向の内1つ
    は冷却風取入口であり、他の1つはブロワーに接続さ
    れ、前記移動槽の駆動中、前記3方向切換弁は前記冷却
    風取入口と前記ブロワーとを接続し、前記ブロワーを冷
    却する請求項1又は9記載の槽移動式流動乾燥装置。
  11. 【請求項11】 前記吸引ノズルは前記筐体の天井部分
    に固定された固定部分と、前記天井部分からレバーを介
    して吊り下げられた可動部分を有し、前記可動部分は前
    記レバーの回転により前記固定部分の垂直下方に接続さ
    れた第1の状態と、前記移動槽の上方に退避した第2の
    状態をとる請求項9記載の槽移動式流動乾燥装置。
  12. 【請求項12】 前記被乾燥物排出手段と前記3方向切
    換弁との間に分級手段を設け、前記3方向切換弁と前記
    ブロワーとの間に被乾燥物回収手段を設けた請求項10
    又は11記載の槽移動式流動乾燥装置。
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