JPH0651781U - 粉粒体の乾燥装置 - Google Patents

粉粒体の乾燥装置

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JPH0651781U
JPH0651781U JP9427992U JP9427992U JPH0651781U JP H0651781 U JPH0651781 U JP H0651781U JP 9427992 U JP9427992 U JP 9427992U JP 9427992 U JP9427992 U JP 9427992U JP H0651781 U JPH0651781 U JP H0651781U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 横長の乾燥室7の一端側に材料入口8を他端
側に材料出口9を有する乾燥槽1と、乾燥槽1の乾燥室
7を2つ以上の乾燥ゾーンa…zに区画形成する1つ以
上の仕切板20…20と、乾燥槽1の長手方向に回転自
在に横設した回転軸12に、前記各乾燥ゾーンa…zご
とに対応して設けた攪拌羽根25…25と、前記乾燥室
7内の粉粒体を加熱する加熱装置30とを備えている。 【効果】 攪拌による材料の変形や磨滅等の損傷が少な
くなるばかりか、攪拌に要する動力も少なくなり、材料
のショートパスや異常滞留が格段に少なくなる。さらに
本考案によりバッチ処理と連続処理を兼用できるほか、
傾斜機構で乾燥槽を傾斜させることによって、乾燥作業
終了時に乾燥室内の残材を隈なく排出できるなどの多く
の効果を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プラスチック材料、加工食品材料、医薬品材料などの粉粒体(以 下材料という)を乾燥(未結晶材料を結晶化する場合も含む)する装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の粉粒体の乾燥装置としては、実開昭55−67993号公報記 載のものが知られている。 この従来例のものは、縦型のホッパー状乾燥槽の乾燥室内にモータで回転され る中空回転軸を垂下するとともに、該中空回転軸の下端に円錐状部を連設し、こ の円錐状部と中空回転軸部とに水平状攪拌羽根を設ける一方、熱風を前記中空回 転軸を経て円錐状部まで供給して、前記攪拌羽根で攪拌しながら熱風乾燥する構 成を有するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来例の粉粒体の乾燥装置は、縦型のホッパー状乾燥室で材料 を垂直方向に送り出す構成であるから、乾燥槽下部の材料は材料の自重により圧 縮された状態で攪拌力を受けるため、材料が変形、磨滅等の破損を受ける欠点が あった。
【0004】 上述のように、材料はその自重により圧縮された状態で攪拌力を受けるため、 所要攪拌動力が大きい。
【0005】 材料の乾燥作業が連続処理方式の場合には、材料が前記中空回転軸に沿って優 先して沈降し、ショートパスし、或いは異常滞留が激しいという問題点があった 。前記攪拌羽根の回転数を多くとって攪拌を高めると、ショートパスが大きくな るという相反する結果となる。
【0006】 PETの結晶化等の乾燥過程において、材料がゴム状になり粘着性を帯びるよ うな場合には、攪拌羽根で水平方向に攪拌するものであるため、攪拌羽根と材料 の伴廻り現象が起き易く、そういった場合には材料が塊状に固まったりし、運転 不可能となる欠点があった。
【0007】 さらに、縦型乾燥槽の直径長さに対する高さの比(L/D)は、バッチ処理方 式では混合効果を期待して1程度が良く、連続処理方式では乾燥槽内での材料の マスフロー性、通風のマスフロー性を考慮して3以上が良いといわれている。従 って、この縦型乾燥槽でバッチ処理と連続処理とを、良好な乾燥条件下で両立さ せることは困難であった。
【0008】 この考案は、上記間題点をことごとく解消したものを提供しようとするもので ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この考案は、横長の乾燥室の一端側に材料入口を他 端側に材料出口を有してなる乾燥槽と、乾燥槽の乾燥室を2つ以上の乾燥ゾーン に区画形成する1つ以上の仕切板と、乾燥槽の長手方向に乾燥室を貫通して回転 自在に横設した回転軸に、前記各乾燥ゾーンごとに対応して設けた攪拌羽根と、 前記乾燥室内の粉粒体を加熱する加熱装置とを備えてなるものである。
【0010】 前記加熱装置としては、ブロワ等の空気源と、この空気源からの気体を加熱す るヒータとを備え、該ヒータで加熱された乾燥ガスを、乾燥槽の乾燥室の材料出 口側に形成された乾燥ガス入口から同乾燥室内に導入し、前記乾燥室の材料入口 側に形成された乾燥ガス出口から系外に排出する構成を採る方が好適である(請 求項2参照)。 または、乾燥槽の周囲に帯状ヒータを巻くなどのジャケットを用いた構成でも 実施できる。
【0011】 加熱装置による熱媒は、空気や不活性窒素ガス等の気体を加熱したもの、除湿 エアなど適宜用いることができる。
【0012】 乾燥槽を傾斜する傾斜機構を備えており(請求項3参照)、この傾斜機構は本 実施例ではラックとピニオンとによっているが、油圧シリンダーその他の手段で あってもよい。
【0013】 乾燥槽の材料出口は、回転軸の軸線より上方位置における乾燥槽の他端側に形 成してあり、この材料出口は流体圧シリンダー等により常時は出口弁で閉弁され 、次工程からの材料要求信号に連動して開弁されて、乾燥された材料をオーバー フローさせるように構成する(請求項4参照)方が好適である。 この場合、請求項5記載のように、乾燥槽の材料出口の外側には、該材料出口 の開口断面積を変更するようにしたスライダーを取り付けて、材料出口よりオー バーフローして排出される材料のレベルを調節できるようにした方がよい。
【0014】 乾燥槽の回転軸の軸線より下方位置における乾燥槽の他端側には残材出口を形 成してある(請求項6参照)。 この残材出口は、粉粒体の乾燥作業が連続処理方式の場合には本来の残材の出 口となり、バッチ処理方式の場合には粉粒体の材料出口及び残材出口とを兼用す るとともに、この残材出口と材料出口とは切替機構により切替え可能にするとよ い(請求項7項参照)。
【0015】 すなわち、連続処理方式のときには切替機構により材料出口のみを開放して、 乾燥室内で乾燥処理された材料を連続的に該材料出口から排出する一方、乾燥作 業終了時には残材出口のみから乾燥室内の残材を排出する。バッチ処理方式のと きには前記材料出口を閉じ残材出口から乾燥処理された材料を排出する一方、乾 燥作業終了時にも上記残材出口から乾燥室内の残材を排出する。後者のバッチ処 理方式の場合に上記連続処理方式と同様に材料を処理することもできる。
【0016】 上記残材出口から残材を排出するときには、前述の傾斜機構によって、残材出 口側を任意角度低くすることにより、乾燥終了時における乾燥室内の残材を充分 に系外に排出することができる。
【0017】 乾燥ガス入口側と乾燥ガス出口側とに温度センサを設け(請求項8項参照)、 その温度センサの検出温度に基づいて乾燥室内の温度を制御する。
【0018】 各乾燥ゾーンごとに温度センサを設け、前記温度センサの実測値に基づいてヒ ータで温度調節する(請求項9参照)。
【0019】 乾燥室内の材料温度を各乾燥ゾーンごとに設けた温度センサで測定し、その測 定値に基づいて風量を制御する(請求項10参照)。
【0020】 乾燥槽には乾燥ガスが複数方向から乾燥室内に向けて供給するようにして(請 求項11参照)、乾燥室内の乾燥温度分布を均一にするようにする。
【0021】 乾燥室の各乾燥ゾーンには、空気振動波を供給するようにして(請求項12参 照)、この空気振動波と攪拌羽根との相乗効果により材料がより一層均一に乾燥 される。
【0022】
【第1実施例】 この考案の第1実施例を図1ないし図3に基づいて以下に説明する。 1は、横長の直方体状で断面U字状からなる乾燥槽本体2と、該乾燥槽本体2 の上部開口を閉塞する蓋体3とからなる乾燥槽であって、該乾燥槽本体2の上部 開口縁に形成した環状のフランジ4と蓋体3の環状の外周端部3aとを、ボルト 5とナット6等の締結部材で固定して密閉できるように被蓋している。 乾燥槽本体2と蓋体3とで形成される内部空間は熱風等の乾燥ガスにより加熱 される乾燥室7としてある。この乾燥室7の一端側(図1で言えば右側壁2a) には材料入口8が、他端側(図1で言えば左側壁2b近くの前側壁2c)には材 料出口9が形成されている。
【0023】 乾燥槽1をなす乾燥槽本体2の長手方向の下部位置の右側壁2aと左側壁2b とには軸穴10、11が形成されており、この軸穴10、11同士間には回転軸 12が回転自在に横架してあるとともに、該回転軸12の両端近くはベアリング 13、13で支承されている。回転軸12の一方端側は、図1に示すようにカッ プリング(図示せず)を介してギャードモータ等の駆動源15に接続してあり、 従って前記駆動源15を駆動することにより前記回転軸12が回転されることに なる。
【0024】 前記乾燥槽1には、乾燥室7内を2つ以上の乾燥ゾーンa、b、c、zに区画 形成するように、乾燥槽1の上端(蓋体3)から前記回転軸12近くまで縦方向 に垂下された1つ以上つまり実施例では3つの仕切板20が設けられている。
【0025】 すなわち、図1及び図2に示すように、乾燥槽本体2の長手方向の前側壁2c 及び後側壁2dの内壁には、適当間隔をおいて縦長で断面コ字状の突条21、2 1が内向きで対向した状態で、該乾燥槽本体2の上部開口縁から前述した回転軸 12近くまで垂下して溶接などにより固定してある。これらの突条21には内向 きの嵌合溝22が形成されている。そこで、対向している1対の突条21、21 の嵌合溝22、22に仕切板20の一端部20aと他端部20bを嵌合して押し 下げることにより仕切板20が乾燥室7内に着脱自在に組み付けられる。
【0026】 そして、仕切板20の底部中央は、図2に示すように、前記回転軸12に接触 しないように円弧状の切欠き20cを形成している。
【0027】 この実施例では、3個の仕切板20により4つの乾燥ゾーンa、b、c、zを 形成しているが、1個の仕切板20により2つの乾燥ゾーン、2個の仕切板20 により3つの乾燥ゾーンの如く、仕切板20を増減することにより任意の数の乾 燥ゾーンを形成することができる。 また、複数の乾燥ゾーンに仕切るための仕切板20の具体的構造や、該仕切板 20の組付け構造等は適宜設計変更できる。
【0028】 各乾燥ゾーンa、b、c、z内には、回転軸12を中心として一直線上に適宜 形状の攪拌羽根25…25が取り付けられている。この攪拌羽根25の具体的形 状や個数等は適宜設計変更できる。
【0029】 乾燥室7内の粉粒体(材料)は加熱装置30から供給される加熱空気や不活性 ガス或いは除湿エアによって加熱(乾燥)される。 前記加熱装置30としては、ブロワ等の空気源33と、この空気源33からの 気体を加熱するヒータ34とを備え、前記ヒータ34で加熱された乾燥ガスを、 乾燥槽1の乾燥室7の材料出口9側に形成された乾燥ガス入口31から同乾燥室 7内に導入し、前記乾燥室7の材料入口8側に形成された乾燥ガス出口32から 系外に排出する構成を採っている。
【0030】 材料入口8には第1の材料供給管37が接続されているとともに、該第1の材 料供給管37の中途には第2の材料供給管38が接続されている。 第1の材料供給管37は連続処理方式に用いるもので、中途にロータリフィー ダ等の定量供給フィーダ39を取り付けてあり、乾燥すべき材料を乾燥室7内に 定量供給する。しかし定量供給フィーダ39に代えて非定量供給フィーダやバル ブなどでもよいし、このような供給フィーダを設けない構成でも実施できる。 第2の材料供給管38はバッチ処理方式に用いるもので、中途にバルブ40を 取り付けてあり、該バルブ40を開くことにより乾燥すべき材料を乾燥室7内に 供給する。このバルブ40に代えて供給フィーダを設けてもよいし、該バルブ4 0を設けない構成も実施できる。
【0031】 図1に示すように切替弁41を設けて、連続処理方式とバッチ処理方式とを選 択するようにもできる。材料の供給手段は前述のほかに適宜設計変更できる。
【0032】 材料出口9は回転軸12の軸線より上方位置における乾燥槽1の他端側に形成 され、かつ第1材料排出管42と接続されている。該第1材料排出管42の中途 にはバルブ43を経てロータリーフィーダ等の排出フィーダ44が接続されてい るとともに、前記バルブ43を開弁することにより乾燥された材料がオーバーフ ローして排出するようにしてある。なお、排出フィーダ44は、乾燥ガス入口3 1より供給される熱風が第1材料排出管42側へ吹き抜けないように働くもので ある。 この第1材料排出管42のルートは、通常は連続処理運転時に使用される。
【0033】 乾燥槽1の回転軸12の軸線より下方位置における乾燥槽1の他端側には残材 出口45を形成してある。この残材出口45には第2材料排出管46がバルブ4 7を介して接続されている。 残材出口45は、粉粒体の乾燥作業が連続処理方式の場合には本来の残材の出 口となり、バッチ処理方式の場合には粉粒体の材料出口及び残材出口とを兼用す るとともに、この残材出口45と材料出口9とは切替機構48たる前記バルブ4 3、47により切替えできる。
【0034】 乾燥槽1を載置する架台29には、ピニオン27とラック28からなる傾斜機 構26が備えられており、この傾斜機構26を図1の状態から図3の状態へ回動 することにより、図1の如く正立姿勢の乾燥槽1を図3の如く傾斜姿勢とするこ とができ、この傾斜姿勢により乾燥室7内の残材が効率よく系外へ排出できる。 29aは支点である。
【0035】 乾燥ガス入口31側と乾燥ガス出口32側とに温度センサT1、T2を設けて ある。この温度センサT1、T2に代えて、図1に鎖線で示すように各乾燥ゾー ンa…zごとに温度センサT4、T5、T6、TZを設け、各温度センサT4… TZの実測値に基づいて前記ヒータ34の温度を温度調節器を介して調節するこ とができる。
【0036】 乾燥室7内の材料温度を各乾燥ゾーンa…zごとに設けた温度センサT4、T 5、T6…TZで測定し、その測定値に基づいて風量を制御することもできる。
【0037】 図1で16はレベル計で、このレベル計16で乾燥槽1内に供給される材料の レベルを検出する。図2で24は材料M及び熱風等の乾燥ガスが流通するエリア である。
【0038】
【作用】
この考案の作用を第1実施例に基づいて以下に説明する。便宜上、(1) バ ッチ処理方式の場合と、(2)連続処理方式の場合に分けて説明する。
【0039】 (1) バッチ処理方式の場合 攪拌羽根25で攪拌しながら、材料(粉粒体)を、バルブ40を開いて 第2の材料供給管38から材料入口8を経て乾燥室7内に所定量投入する。する と、投入された材料Mは図2に示す如く、攪拌羽根25の作用で矢印方向に押し 上げられながら、仕切板20の下をくぐり、順次複数の乾燥ゾーンを通過し材料 出口9側へ移動して行く。乾燥室7内への材料の供給量が所望量に達したことを レベル計16が検知すると、上記材料の供給は停止され、加熱装置30により加 熱が開始される。
【0040】 加熱装置30による加熱は、空気源33で送風し、ヒータ34で加熱さ れた乾燥ガス(熱風)が温度センサT1で測温して温度調節器により所定温度に コントロールされ、乾燥ガス入口31から乾燥室7内に送風される。
【0041】 乾燥室7内に入った乾燥ガスは仕切板20の下をくぐり、順次複数の乾 燥ゾーンa、b、c、zを通過しながら材料を加熱し、乾燥ガス出口32から排 気される。
【0042】 温度センサT2で材料が所定の温度に到達したことの確認をもって処理 終了とするとか、又はタイマーによる計時、或いは所定温度に到達した後タイマ ーによる計時等の方法で処理終了とする。
【0043】 上記処理終了後は、傾斜機構26により乾燥槽本体2を所定角度傾斜さ せて、バルブ47を開き材料を全量排出する。
【0044】 上記操作を同様に繰り返す。
【0045】 (2) 連続処理方式の場合 攪拌羽根25で攪拌しながら、材料を、定量供給フィーダ39で計量し て第1の材料供給管37から材料入口8を経て乾燥室7内に所定量投入する。レ ベル計16により乾燥室7への所望量を計量して、所望量の達成後は材料の投入 を一亘中止し、バッチ処理方式の場合と同様に材料を加熱装置30により加熱す る。
【0046】 その後は、バッチ処理の場合で述べた、、の工程を経て初期投入 分の材料の乾燥処理が終了する。この処理が終了したことを確認し、以降連続処 理運転に移行する。
【0047】 バルブ43を開き、定量供給フィーダ39を経由して材料を連続的に定 量供給する。 乾燥槽1の材料出口9から排出される乾燥された材料は、オーバーフローして 排出するものであるから、定量供給フィーダ39より定量供給された量に見合う 分だけが、均衡して安定的にバルブ43及び排出フィーダ44を経て第1材料排 出管42より連続して排出される。上述の連続運転は、次工程からの信号により 断続運転とすることもできる。この場合、乾燥ガスの送風と攪拌操作は連続して 行なう。
【0048】 上記処理終了後は、バッチ処理方式の場合と同様に、傾斜機構26によ り乾燥槽1を傾斜して乾燥室7内の材料を全量排出する。
【0049】
【第2実施例】 図4に第2実施例を示す。この実施例は、乾燥槽1には乾燥ガスが複数方向か ら乾燥室7内に向けて供給するようにしてあるとともに、その乾燥ガス出口32 、32を蓋体3側に形成してなる点に顕著な特徴を有し、その他の構成は図1と 同様にしてなるものである。 このように、乾燥ガスの貫流ルートを2方向以上から行うと、バッチ処理運転 の際に材料の温度及び温度分布のバラツキを少なくすることができ、乾燥処理能 力が増大される。
【0050】
【第3実施例】 図5は第3実施例を示す。この実施例は、乾燥ガス入口31側には各乾燥ゾー ンa…zごとに温度センサT4…TZを設け、前記温度センサT4…TZの実測 値に基づいてヒータ34…34で温度調節できるようにしてある。これによ って、乾燥室7内の各乾燥ゾーンa…zの乾燥温度をそれぞれの温度センサで個 別に検出して、その検出植に応じて各乾燥ゾーンa…zごとに設けた温度調節器 により各乾燥ゾーンa…zを個別に独立して温度調節することができるため、乾 燥室7全体の所望温度への調節が精確にできる。 この第3実施例では、ヒータ34…34の熱エネルギーを空気源33によ り乾燥室7の下方から送り込み、排気ガスは上方の乾燥ガス出口32から系外に 排気するようにしてある。この排気はワンパス式でもよいし、例えば1つの排気 室に集めてから循環パイプによって前記空気源33に戻して循環させる循環方式 でもよい。後者の循環方式の場合は循環パイプの中途に除湿ユニットや集塵フィ ルタなどを接続する方が好適である。なお、図5で49は多孔板である。
【0051】 また、図5の構成において、乾燥室7内の材料温度を各乾燥ゾーンa…zごと に設けた温度センサT4、T5、T6…TZで測定し、その測定値に基づいて風 量を制御できるようにすることができる。これによって、風量の供給量の無駄を なくすものである。
【0052】
【第4実施例】 図6は第4実施例を示す。この実施例は、本考案に係る乾燥装置を予備加熱装 置(PET等の場合は予備結晶化装置)として担わせ、この乾燥装置に本乾燥装 置50と除湿装置51とを接続してなるものである。
【0053】 すなわち、材料供給部を除いて図1と同一に形成した粉粒体の乾燥装置におい て、乾燥ガス導入管35の一端をラインフィルタ52を介して本乾燥装置50の 上部に接続するとともに、第1材料排出管42及び第2材料排出管46の一端を 同様にして本乾燥装置50の上部に接続する。また、乾燥ガス出口32と接続し た乾燥ガス排気管53の一端を除湿装置51に接続するとともに、除湿装置51 で除湿された気体を空気源54の気力で前記本乾燥装置50へ送る送風管55を 、除湿装置51と本乾燥装置50間に接続する。
【0054】 従って、乾燥槽1と本乾燥装置50と除湿装置51とは、乾燥ガス導入管35 、第1材料排出管42、第2材料排出管46、送風管55及び乾燥ガス排気管5 3とにより閉回路を形成する。空気源54は吸込側が乾燥ガス排気管53と、吐 出側が送風管55と接続されている。56はヒータ、57は制御用温度センサ、 58はレベル計である。
【0055】 材料は攪拌羽根25で攪拌されながら乾燥ガス導入管35からの乾燥ガスによ り乾燥されて行く。乾燥された材料は第1または第2の材料排出管42、46か ら本乾燥装置50へ排出される。 本乾燥装置50内の材料は、ヒータ56及び空気源54により除湿加熱された エアにより本乾燥され、所望の含水率に到達した時に排出口59より排出される 。 本乾燥装置50内の排気ガスはラインフィルタ52で濾過されてからヒータ3 4で所望温度まで加熱され、乾燥ガス入口31から乾燥室7内に供給される。
【0056】
【第5実施例】 図7は第5実施例を示す。この実施例は、図1と同様とした乾燥槽1の蓋体3 を屋根形状にするとともに、該蓋体3内をも各乾燥ゾーンa、b、c、zに仕切 るように仕切板20、20、20の形状を変え、さらに各乾燥ゾーンa、b、c 、zには空気源又は動力源60と空気振動源61とにより空気振動波を、導管6 2を介して供給するようにしてある点に顕著な特徴を有し、その他の構成は図1 と同様にしてあるものである。
【0057】 つまり、この実施例は、空気源又は動力源60及び空気振動源61によって空 気を低周波ないし中周波帯域の音波として振動させ、その空気振動波により乾燥 室7内の材料の表面又は内部を振動させることによって乾燥効率等を高めるもの である。空気振動波を発生させる具体的構成としては、例えば特願平4−904 06号明細書、特願平4−112991号明細書において説明している通りであ る。その他任意構成を採用し得ることは勿論である。 なお、上記音波はパルスまたは正弦波等の波形として適宜変更できるようにす るとよい。
【0058】
【変形例等】
乾燥槽1の材料出口9に接続される材料排出手段は、各実施例の構成に限らな い。例えば、図8に示すように、乾燥槽1の材料出口9を回転軸12の軸線より 上方位置に形成するとともに、材料排出ケース66に取り付けたエアシリンダー 等の流体圧シリンダー65と、流体圧シリンダー65のピストンロッド67の先 端に接続した出口弁68とを備え、この出口弁68により材料出口9を常時閉弁 する一方、出口弁68の開弁により材料出口9から乾燥済み材料を出口69より 排出する構成のものでもよい。 なお、図8に仮想線で示しているように、材料排出ケース66の出口69に配 管70を介して接続された受けホッパー71に取り付けたレベル計72の材料の 要求信号に連動して、流体圧シリンダー65のピストンロッド67が作動して出 口弁68を開弁し、加熱乾燥された材料をオーバーフローして前記材料排出ケー ス66の出口69より受けホッパー71へ排出されるようにすることもできる。
【0059】 各実施例で示された材料排出手段としては、材料出口9の開口断面積を変更で きるような構成とすることができる。例えば図9に示すような構成とすることが できる。 図9に示されているように、乾燥槽本体2の前側壁2cの材料出口9と出口6 9が連通するように、乾燥槽本体2の材料出口9の外側近辺に、上部にインサー ト板80を下部に把持部81aを有するスライダー81を介在した状態で材料排 出ケース66を取り付ける。インサート板80は材料排出ケース66の上部のフ ランジ66aと乾燥槽本体2の前側壁2cとの間に介在してボルト82とナット 83で固定する。スライダー81の一方側側壁近くには縦長の長孔(図示せず) が形成されている。このスライダー81は材料排出ケース66の下部フランジ6 6bと前記乾燥槽本体2の前側壁2cとの間に上下動自在に介在され、該スライ ダー81の所定高さ位置において、ボルト84を前記長孔に挿入しそのボルト8 4の先端側をナット85で位置決めして固定するようにしてある。このようにし て、スライダー81を上下動することにより、材料出口9の開口断面積を変更し て、材料出口9からオーバーフローして排出される材料のレベルを調節すること ができる。スライダー81はその他の構造を採用することもできる。図9で、6 5は流体圧シリンダー、67はピストンロッド、68は出口弁である。
【0060】 各実施例で示された残材出口45に接続された残材排出手段は、既述した構成 のほかに、図10に示すように、図8で示された材料排出手段と同様に構成した ものでもよい。この図10の残材排出手段は図8の材料排出手段と同一であるの で、便宜上図8の符号と同一符号を付している。詳細な説明は前述しているので 省略する。
【0061】
【考案の効果】 (1) この考案によれば、請求項1のように、横長の乾燥室の一端側に材料 入口を他端側に材料出口を有してなる乾燥槽と、乾燥槽の乾燥室を2つ以上の乾 燥ゾーンに区画形成する1つ以上の仕切板と、乾燥槽の長手方向に乾燥室を貫通 して回転自在に横設した回転軸に、前記各乾燥ゾーンごとに対応して設けた攪拌 羽根と、前記乾燥室内の粉粒体を加熱する加熱装置とを備え、水平方向に横長の 攪拌式乾燥室を有し、材料を水平方向に送り出す構成であるから、材料の自重に よる圧縮が少ないため、攪拌による材料の変形や磨滅等の損傷が少なくなるばか りか、攪拌に要する動力も少なくなる利点がある。
【0062】 (2) 攪拌羽根で材料を垂直方向に攪拌するため、重力による作用が付加さ れる結果、攪拌羽根と材料が伴廻りすることがない。また材料の自重による圧縮 も少ないので、攪拌効果も向上され、PET結晶化等の場合においても材料が塊 状に固まることがない。
【0063】 (3) 連続処理方式の場合においても、材料の移動方向(水平方向)と、攪 拌羽根の攪拌方向(垂直方向)とが直交していることと、乾燥室内を2つ以上の 乾燥ゾーンに仕切る1つ以上の仕切板を設けていることから、従来の縦型のホッ パ状乾燥室のものと比べて、材料のショートパスや異常滞留が格段に少なくなる 。
【0064】 (4) 上記(2)、(3)の理由により、本考案によればバッチ処理と連続 処理のいずれもが、一つの本案装置によりその利点を損なうことなく兼用するこ とができる。
【0065】 (5) 乾燥槽を傾斜する傾斜機構を備えている(請求項3)から、これで乾 燥槽を傾斜させることによって、乾燥作業終了時に乾燥室内の残材を隈なく排出 することができる。
【0066】 (6) この考案の乾燥槽の材料出口は、回転軸の軸線より上方位置における 乾燥槽の他端側に形成してあり、この材料出口は常時は出口弁で閉弁され、次工 程からの材料要求信号に連動して、前記出口弁が開弁されて乾燥された材料をオ ーバーフローさせるように構成してある(請求項4)から、材料出口部分が攪拌 羽根で攪拌されないということがない。
【0067】 (7) 材料出口の外側に設けたスライダーを操作して該材料出口の開口断面 積を変更すること(請求項5)により、乾燥室内における材料の充填量を調整し て、材料の連続乾燥処理における乾燥室内での材料の滞留時間を任意に調整する ことができる。
【0068】 (8) 残材出口は、粉粒体の乾燥作業が連続処理方式の場合には本来の残材 の出口となり、バッチ処理方式の場合には粉粒体の材料出口及び残材出口とを兼 用するとともに、この残材出口と材料出口とは切替機構により切替え可能にして あるため、一台の本案品でバッチ処理方式と連続処理方式とに円滑に切替えて使 用することができる。
【0069】 その他、既述した通りの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の正面から見た要部縦断面図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿う縦断面図である。
【図3】乾燥槽を図1の正立姿勢から傾斜姿勢にした要
部縦断面図である。
【図4】第2実施例の要部縦断面図である。
【図5】第3実施例の要部縦断面図である。
【図6】第4実施例の要部縦断面図である。
【図7】第5実施例の要部縦断面図である。
【図8】材料排出手段の第1変形例を示す要部縦断面図
である。
【図9】材料排出手段の第2変形例を示す要部縦断面図
である。
【図10】残材排出手段の他の変形例を示す要部縦断面
図である。
【符号の説明】
1 乾燥槽 35 乾
燥ガス導入管 7 乾燥室 36 乾
燥ガス排気管 8 材料入口 45 残
材出口 9 材料出口 46 第
2材料排出管 12 回転軸 50
本乾燥装置 15 駆動源 60
空気源又は動力源 20 仕切板 61
空気振動源 25 攪拌羽根 62
導管 26 傾斜機構 65
流体圧シリンダー 30 加熱装置 68
出口弁 31 乾燥ガス入口 81
スライダー 32 乾燥ガス出口 a〜z
乾燥ゾーン 33、54 空気源 T1、T2
温度センサ 34 ヒータ T4〜T6
温度センサ 34〜34 ヒータ TZ
温度センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F26B 25/04 9140−3L

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長の乾燥室7の一端側に材料入口8を
    他端側に材料出口9を有してなる乾燥槽1と、乾燥槽1
    の乾燥室7を2つ以上の乾燥ゾーンa…zに区画形成す
    る1つ以上の仕切板20…20と、乾燥槽1の長手方向
    に乾燥室7を貫通して回転自在に横設した回転軸12
    に、前記各乾燥ゾーンa…zごとに対応して設けた攪拌
    羽根25…25と、前記乾燥室7内の粉粒体を加熱する
    加熱装置30とを備えてなることを特徴とする粉粒体の
    乾燥装置。
  2. 【請求項2】 加熱装置30として、乾燥槽1の乾燥室
    7の材料出口9側に乾燥ガス入口31を、材料入口8側
    に乾燥ガス出口32を有する請求項1記載の粉粒体の乾
    燥装置。
  3. 【請求項3】 乾燥槽1を傾斜する傾斜機構26を備え
    ている請求項1または2記載の粉粒体の乾燥装置。
  4. 【請求項4】 乾燥槽1の材料出口9は、回転軸12の
    軸線より上方位置における乾燥槽1の他端側に形成して
    あり、この材料出口9は常時は出口弁68で閉弁され、
    次工程からの材料要求信号に連動して前記出口弁68が
    開弁されて乾燥された材料をオーバーフローさせるよう
    に構成してある請求項1ないし3のいずれかに記載の粉
    粒体の乾燥装置。
  5. 【請求項5】 乾燥槽1の材料出口9の外側には、該材
    料出口9の開口断面積を変更するようにしたスライダー
    81を取り付けてある請求項1ないし4のいずれかに記
    載の粉粒体の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 乾燥槽1の回転軸12の軸線より下方位
    置における乾燥槽1の他端側には残材出口45を形成し
    てある請求項4または5記載の粉粒体の乾燥装置。
  7. 【請求項7】 残材出口45は、粉粒体の乾燥作業が連
    続処理方式の場合には本来の残材の出口となり、バッチ
    処理方式の場合には粉粒体の材料出口及び残材出口とを
    兼用するとともに、この残材出口45と材料出口9とは
    切替機構48により切替え可能にしてある請求項6記載
    の粉粒体の乾燥装置。
  8. 【請求項8】 乾燥ガス入口31側と乾燥ガス出口32
    側とに温度センサT1、T2を設けてある請求項2ない
    し7のいずれかに記載の粉粒体の乾燥装置。
  9. 【請求項9】 各乾燥ゾーンa…zごとに温度センサT
    4…TZを設け、前記温度センサT4…TZの実測値に
    基づいてヒータ34…34で温度調節できるように
    してある請求項2ないし7のいずれかに記載の粉粒体の
    乾燥装置。
  10. 【請求項10】 乾燥室7内の材料温度を各乾燥ゾーン
    a…zごとに設けた温度センサT4、T5、T6…TZ
    で測定し、その測定値に基づいて風量を制御できるよう
    に構成してある請求項1ないし7のいずれかに記載の粉
    粒体の乾燥装置。
  11. 【請求項11】 乾燥槽1には乾燥ガスが複数方向から
    乾燥室7内に向けて供給するようにしてある請求項1な
    いし10のいずれかに記載の粉粒体の乾燥装置。
  12. 【請求項12】 乾燥室7の各乾燥ゾーンa…zには、
    空気振動波を供給するようにしてある請求項1ないし1
    1のいずれかに記載の粉粒体の乾燥装置。
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