JP4566442B2 - 連続式粉粒体乾燥装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は粉粒体の乾燥装置に係わり、詳しくは、乾燥処理を連続的に実行可能な連続式粉粒体乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の乾燥装置のうち、混合操作を伴うものについては、貯留させ、乾燥させ、落下するという動作を繰り返し行うバッチ式を採用しているものがある。該バッチ式で行われる乾燥処理では、乾燥タイムの前後に、粉体の供給タイムと排出タイムを別途設ける必要がある。例えば、1時間に3トン処理したい場合、乾燥装置の容量が1バッチが1トンである場合は、処理時間は1バッチあたり20分になる。各々の処理の時間配分を考える時、乾燥中の粉粒体はある程度滞留させる必要があることから、乾燥時間は比較的長く取る必要があり、そうすると乾燥タイムを10分とした場合、20分で1バッチ処理する必要上、後は供給タイムを5分、排出タイムを5分で各々実行する必要がある。供給を5分で実行するということは、1トンを5分で供給する必要があり、1時間単位に直すと1時間に12トン(12t/h)もの能力が必要になる。同様に、排出の場合も1時間に12トンのペースで排出しないと間に合わず、1時間に3トン乾燥するのに、供給と排出ではそれぞれ12t/hの能力が必要になる。
これはバッチ式の欠点であり、乾燥処理能力は3t/hだが、バッチ式であるがゆえに前記供給能力及び排出能力とを向上しないと間に合わない。要するに、連続式であれば3t/hで供給及び排出を行えば充分であるのに、バッチ式の場合は、該供給能力及び排出能力を12トン/hにしないと全体で3t/hの能力を発揮できないことになり、非常に処理効率が悪い。
また、排出に関しては、例えば乾燥装置の下側を全開にして1トンを一瞬にして落として排出する方法も考えられるが、一瞬にして落としたところで、また15分後には次のバッチが来るので、結局15分で1トン排出する必要がある。しかも、この場合では、乾燥装置の下に1トンのタンクが余計に必要となり、設備が大型化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来のバッチ式乾燥装置では、処理効率が悪く、設備コストの増大と設備の大型化を招く。そこで、本発明は、上記のような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、処理効率が高く、設備コストの削減と設備の小型化を実現した連続式の粉粒体乾燥装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段及び効果】
上記課題に鑑み、請求項1記載の連続式粉粒体乾燥装置は、粉粒体投入口及び粉粒体排出口を有し横長円筒状の粉粒体乾燥室を備えたハウジングと、前記ハウジング内の中心に水平方向に、前記粉粒体排出口よりも下側に配置された回転軸を備えた回転羽根部材と、前記粉粒体排出口からの粉粒体を受け入れる、前記ハウジングと一体に構成された排出ホッパと、前記粉粒体乾燥室に加温された気体を供給する加温気体供給装置と、前記粉粒体乾燥室の内部に備えた網目状の分離シーブと、を備え、前記粉粒体投入口から連続的に供給される粉粒体を前記回転羽根部材により攪拌し流動化させつつ前記粉粒体排出口へ横方向に移送し、前記粉粒体排出口から粉粒体を連続的に溢流させることを特徴とする連続式粉粒体乾燥装置である。
上記のように、粉粒体の乾燥処理工程を連続的に行うことにより、乾燥処理工程の処理効率が向上し、設備コストの削減、乾燥装置の小型化、及び空気輸送関係の周辺機器の小型化が可能となる。
ここで、加温気体供給装置は、例えば、温風吹き出しユニット、温風供給ダクト、加熱ヒーター及び給気ファン等、乾燥処理に必要な加温された気体を供給する装置全般を言う。
粉粒体乾燥室の内部に網目状の分離シーブを備えたことを特徴とするので、粉粒体乾燥室の内部に備えられた分離シーブのふるい効果により粉粒体の製品成分から微粉を除去することが可能となる。
【0005】
前記回転羽根部材は、前記粉粒体乾燥室内にパドルアーム及び攪拌ブレードにて構成される攪拌パドルを回転軸に複数本設置したものであることが好ましい。このように、粉粒体乾燥室の内部に回転する複数の攪拌パドル設け、粉粒体を機械的に流動化させることにより、粉体と粉体の均一な乾燥が可能となり、乾燥処理効率が向上する。また、上流側の空気輸送関係の供給能力を低く抑えた省エネルギータイプの周辺機器が使用可能となる。
【0006】
前記粉粒体乾燥室内で回転する攪拌パドルの回転方向を時計又は反時計方向に順次変更可能としたことを特徴とすることが好ましい。このように、粉粒体乾燥室の内部で回転する攪拌パドルの回転方向を時計又は反時計方向に順次変えることにより、粉粒体乾燥室の内部で乾燥処理されている粉粒体の滞留時間を調節することが可能になり、乾燥処理の最後の端量処理が容易となる。
【0007】
前記攪拌ブレードを隣接する攪拌パドル同士で互いに交差する方向に傾斜させたことを特徴とすることが好ましい。このように、隣接する攪拌パドルの攪拌ブレードを互いに交差する方向に傾斜させることにより、粉粒体乾燥室の内部で攪拌される粉粒体を激しく流動させて乾燥処理を敏速かつ効果的に行うことが可能となる。
【0008】
前記粉粒体乾燥室に粉粒体排出口を複数設け、該粉粒体排出口の一方にスライド式ゲートバルブを用いた粉粒体上部排出ゲートを採用し、該粉粒体上部排出ゲートが、前記粉粒体乾燥室の内部から前記粉粒体排出口へ吐出される粉粒体の量を調節する手段を備えたことを特徴とすることが好ましい。このように、粉粒体乾燥室の粉粒体排出口にスライド式ゲートバルブを用いた粉粒体上部排出ゲートを採用したことにより、乾燥処理工程中の粉粒体の吐出量を自由に調整できる。また、同時に粉粒体乾燥室に供給される粉粒体の量を調整する手段を備えたことにより、粉粒体乾燥室の内部で乾燥処理されている粉粒体の滞留時間を調節でき、粉粒体の低温での乾燥処理が可能となり、高温に敏感な穀物類など粉粒体の原料を高品質に保ちながら乾燥処理を行うことが可能となる。
【0009】
前記粉粒体乾燥室に粉粒体排出口を複数設け、該粉粒体排出口の一方にスライド式ゲートバルブを用いた粉粒体下部排出ゲートを採用したことを特徴とすることが好ましい。このように、粉粒体乾燥室の下部底部の粉粒体排出口に、粉粒体下部排出ゲートを設けたことにより、粉粒体乾燥室の分離シーブの内部に残留した粉粒体を容易に排除することが可能となる。前記粉粒体乾燥室の内部から前記粉粒体排出口へ吐出される粉粒体の量を調節する手段とともに、前記粉粒体投入口から前記粉粒体乾燥室に供給される粉粒体の量を調整する手段を備えても良い。
【0011】
前記ハウジングの内部に微粉除去フィルタユニットを一体的に内蔵したことを特徴とすることが好ましい。このように、ハウジングの内部に微粉除去フィルタユニットを一体的に内蔵させたことで、空気輸送ラインに集塵機を別に備えることがなく、粉粒体の製品成分から微粉成分を容易に回収することが可能となる。
【0012】
前記排出ホッパに定量性を有するスクリューフィーダ又はロータリーバルブを接続したことを特徴とすることが好ましい。このように、定量性を有する排出装置を設置することにより、定量性を有さない状態で粉粒体乾燥装置から吐出されてきた場合であっても、スクリューフィーダ又はロータリーバルブの方で定量性を保つことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の粉粒体乾燥装置1の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。実施形態の粉粒体乾燥装置1は、図に示した通り、横長円筒形状のハウジング2、ハウジング2の内部に形成されている横長円筒形状の粉粒体乾燥室3、ハウジング2の上部又は側部に粉粒体乾燥室3に連通させて設けられ外部から投入される原料を粉粒体乾燥室3に供給する粉粒体供給部4、粉粒体供給部4に設けられた粉粒体投入口5、粉粒体乾燥室3の下流側の領域、例えばハウジング2の上部又は側部(ここでは隔壁6上部)に設けられた粉粒体排出口7と、粉粒体排出口7に設けられている粉粒体上部排出ゲートバルブ8と、粉粒体乾燥室3の下部底部に設けられた粉粒体排出口9と、粉粒体排出口9に設けられている粉粒体下部排出ゲート10と、を備えている。乾燥室3の内部圧力によっては、必要に応じて、粉粒体供給部4にエアロック機能を備えたロータリーバルブ(図示略)を設け、粉粒体の噴き出しを防止することができる。
【0014】
また、前記の粉粒体上部排出ゲートバルブ8は粉粒体乾燥室3の出口側となる粉粒体排出口7に取り付けられているが、この粉体用スライド式ゲートバルブは、粉粒体を下流側に排出する際に開閉動作を行う一種のバルブ装置である。この粉体用スライド式ゲートバルブは、詳細は図示を略すが、平面視で略正方形、正面視で長方形、側面視で横長のリング帯状の扁平な小判形状のシール部材と、シール部材を上下に摺動するゲート板と、このゲート板が移動可能な状態に組込まれている開口部を備えたケーシング部と、ゲート板を開閉するための流体圧アクチュエータである一対のエアシリンダ部とから構成されたものであり、詳細は割愛する。本実施形態では、粉粒体乾燥室3の粉粒体排出口7に、粉粒体用スライド式ゲートバルブのケーシング部の開口部が合致させて取り付けられている。
【0015】
さらに、粉粒体乾燥装置1は、粉粒体乾燥室3の内部に回転自在に水平に取り付けられている回転軸11(ここでは一軸構造)、回転軸11を回転自在に支持し、側壁2aと隔壁6に夫々取り付けられている駆動側ベアリングユニット12及び従動側ベアリングユニット13、回転軸11の外径面に複数枚所定間隔又は適宜間隔で取り付けられているパドル15を備えている。
【0016】
粉粒体乾燥室3の内部は、図2に示した通り、内部が空洞の円筒形状を成し、この粉粒体乾燥室3に粉粒体供給部4が連通するように形成されている。これにより、粉粒体供給部4の粉粒体投入口5に投下された粉粒体は、粉粒体供給部4を通過して粉粒体乾燥室3の内部に供給されるようになっている。粉粒体乾燥室3の中心部には、回転軸11が貫通されており、この回転軸11の外径面には、パドル15が取り付けられている。パドル15は、図1に示した通り、回転軸11の軸線に対して均等間隔で複数本取り付けられている。パドル15は、回転軸11から外周方向に突設されたパドルアーム16とパドルアーム16の先端に取り付けられている攪拌ブレード17とから構成されている。攪拌ブレード17は、板面が回転軸11に対して適宜斜めになるように取り付けられており、粉粒体乾燥室3の内部に供給された粉粒体を、斜めに取り付けられた攪拌ブレード17で掻き上げて粉粒体を乾燥するようになっている。なお、攪拌ブレード17は同様の効果が期待できれば、他の形状や配置でも構わない。パドル15は、パドルアーム16に固定されている攪拌ブレード17の板面の傾斜の方向が、隣接するパドル15同士で互い違いに交差する方向を向くように固定されていることが好ましい。
【0017】
即ち、パドル15は、回転軸11に対して所定角度(ここでは概ね10度〜180度の範囲)で、且つ、軸線方向の左端から右端にわたって所定間隔或いは適宜間隔で半径方向に突設された複数(ここでは11本)のパドルアーム16を備え、パドルアーム16の先端にT字形状等各種の形状の攪拌ブレード17が半径方向軸線に対して適宜の角度で取り付けられ、粉粒体を掻き揚げるように構成している。攪拌ブレード17の向きは同一方向でも良いし、攪拌ブレード17の向きは隣接するもの同士で交差する方向に設定されても良く、掻き揚げ力の方向が交差すると、一層、攪拌が効果的に行なわれることがある。例えば、1本ずつ交互に、複数本毎(例えば2本と1本とを交互に)方向を交差させても良い。この攪拌ブレード17は、先端部分となる前縁が緩い弧状面に形成されており、粉粒体乾燥室3の内部を回転する際に、内筒面と前縁との間隙を一定に保つようになっている。この複数のパドル15により均質的な粉粒体の乾燥ができる。また、パドル15の本数を比較的減らしても、有効な乾燥効果がある。羽根の本数が少ないと、衛生面での不安を減少できる。食品関係の粉粒体では、最近、汚染に対して非常に関心が高まっており、羽根の枚数が少ないと汚染の恐れが減少する効果があるからである。なお、攪拌ブレード17、17’、17”は、図3(a)〜(c)に示す通り、種々の形態を取り得る。
【0018】
また、粉粒体乾燥装置1は、駆動側ベアリングユニット12の外部に取り付けられて回転軸11を駆動するギアードモータ18(駆動力伝達機構を備え間接的に駆動するものでも良い。)と、ハウジング2の出口側領域を覆うように取り付けられ、粉粒体乾燥室3の粉粒体排出口7から溢流する粉粒体を下方に排出する粉粒体排出ホッパ20と、粉粒体排出ホッパ20の下部の放出口21に接続されているロータリーバルブ22とを備えている。ロータリーバルブ22(ここではエアロック機能を設けることもある)は、粉粒体をロータの回転力を利用して下流側に移送し、下流に輸送するものであり、ロータはケーシングの外部に備えられているギアードモータ(図示略)で回転駆動されるようになっている。
【0019】
粉粒体乾燥室3の下部底部の粉粒体排出口9に取り付けられている粉粒体下部排出ゲート10は、前記で説明した粉体用スライド式ゲートバルブ8と同様のものが採用されている。その為、粉粒体下部排出ゲート10は、構造及び粉粒体乾燥室3の粉粒体排出口9への取り付け方法は、前記粉粒体上部排出ゲートバルブ8と同様であるが、ゲート板の移動方向が水平方向であり、前記ゲートバルブ8のゲート板とは直交している。
【0020】
粉粒体排出ホッパ20の下部の放出口21に接続されているロータリーバルブ22に代えて、スクリューフィーダ25とすることもできる。図4に示した通り、横長のケーシング26の内部に粉粒体を搬送するスクリューシャフト27が貫装されており、粉粒体排出ホッパ20の放出口21からスクリューフィーダ25のケーシング26の内部に供給された粉粒体をスクリューシャフト27のフィン28で搬送して下部に排出する構造である。スクリューシャフト27は、ケーシング26の一端の外部に備えられているギアードモータ29で駆動されるようになっている。
【0021】
なお、図示は略すが、粉粒体乾燥室3内部に粉体レベル計、或いは、粉粒体排出ホッパ20内に粉粒体レベル計、或いは流量計等を備え、それらの信号を検出することで、溢れ量を計算して、粉粒体上部排出ゲートバルブ8及び/又は粉粒体下部排出ゲート10のゲート板の位置を自動的に調整する制御装置30とする。
【0022】
また、粉粒体乾燥装置1は、図1、図2の通り、二重構造の粉粒体乾燥室3の上部に取り付けられている横長形状の温風吹き出しユニット31、温風吹き出しユニット31に温風を供給する温風供給ダクト32、温風供給ダクト32の内部に設けられているヒータ33、温風供給ダクト32の上流側に取り付けられている給気ファン34、外板と内板で囲まれるように構成し粉粒体乾燥室3を包囲するように設置したダクト35(隔壁35aで仕切られている。)、ダクト35の内壁の貫設された温風入口36、粉粒体乾燥室3の下部に連通開口37を介してその下部に設けられている微粉除去フィルタユニット38、微粉除去フィルタユニット38の側面に設けられた排気ファン39、微粉除去フィルタユニット38の下面に落下した微粉を回収するダストボックス40とを備えている。
【0023】
粉粒体乾燥室3の内部は、図2に示した通り、内部が空洞の二重構造の円筒形状を成し、この粉粒体乾燥室3の上部に粉粒体供給部4が連通し、粉粒体乾燥室3の下部に微粉除去フィルタユニット38が連通するようになっている。粉粒体乾燥室3の内側板に分離シーブ41が設けられている。これにより、粉粒体供給部4の粉粒体投入口5に投下された粉粒体は、粉粒体供給部4を通過して粉粒体乾燥室3の内部に供給されるとともに、温風が温風入口36を経て粉粒体乾燥室3に供給されるようになっている。
【0024】
微粉除去フィルタユニット38は、分離シーブ41の網目を通過して落下した微粉成分を吸引除去するフィルタユニットで、ハウジングの内部空間をセルプレートで清浄エアー側空間と含塵エアー側空間に区画したボックス形状を成し、このセルプレートに配設さられている複数の通孔に、封筒状の濾布を装着した長円状のリテーナがそれぞれ挿入されて固定具で固定されている。また、微粉除去フィルタユニット38には、濾布に付着した微粉を高圧のエアーで吹き飛ばす逆洗エアーを発生させる電磁弁付ダイヤフラム弁とシーケンスコントローラが備えられている。
【0025】
次に、本実施形態の粉粒体乾燥装置1の動作について説明する。
本実施形態では、従来のバッチ式乾燥装置と異なり、粉粒体の乾燥処理を連続的に行うものであり、その連続式粉粒体乾燥処理について以下に説明する。
まず、製粉工場などの原料供給ラインを粉粒体供給部4の粉粒体投入口5に接続し、乾燥処理を行う複数の種類の異なる粉粒体の原料を粉粒体乾燥室3に投入する。この粉粒体の投入工程は、粉粒体乾燥室3の容量によりほぼ充満となる分量が決められおり、この数値に応じて計量機などで計量された粉粒体が、原料供給ラインから粉粒体乾燥室3の内部に供給される。制御装置30のスタートボタンをONとし、粉粒体上部排出ゲートバルブ8が開放され、制御装置30は、粉粒体上部排出ゲートバルブ8に設けられているセンサからのゲート開信号を読み込み、粉粒体供給部4の上流側に接続されている粉粒体の空気輸送装置を始動させる。これにより、粉粒体乾燥室3の内部には乾燥処理を行う粉粒体が連続的に供給されることになる。つまり、運転中は、粉粒体上部排出ゲートバルブ8は開状態であるが、粉粒体下部排出ゲート10は閉状態とする。粉粒体乾燥室3の内部に所定の分量の粉粒体が投下されてほぼ充満状態となると、制御装置30は、ギアードモータ18に運転信号を出力して乾燥処理工程を開始する。
【0026】
ギアードモータ18が始動すると、ギアードモータ18の駆動力は、駆動側ベアリングユニット12と従動側ベアリングユニット13を介して回転軸11に伝達される。回転軸11が回転を始めると、複数のパドル15は、図中矢印のように回転を始める。粉粒体乾燥室3の内部で複数のパドル15が回転を始めると、パドルアーム16に固定されている攪拌ブレード17が、粉粒体乾燥室3の内部に充満されている粉粒体を掻き上げながら回動する。この際、隣接するパドル15は、板面が互いに交差する向きで回動するため、このパドル15の角度によって、乾燥処理を行われている粉粒体は、隣接する2枚の攪拌ブレード17で挟まれるように回転軸11の外周方向に押し出されることになる。このように、パドル15により乾燥処理を実行すると、粉粒体は粉粒体乾燥室3の内部で激しく流動化されて乾燥処理が促進され、最後にオーバーフロー状態となり非常に効果的である。パドル15以外にも、センターに排出口としてスクリューモデル若しくはゲートを設けて、リボンミキサーで乾燥処理を実行する手段も考えられるが、この場合はオーバーフローしにくいという難点がある。
【0027】
ここでは、粉粒体乾燥室3の容量の約半分の充満状態が、ほぼ100%の充満率であり、ここを基準として最大値・最小値がプラスマイナス20%から40%位までが、粉体が乾燥される好適な充満率であり、これより多すぎるとオーバーロールを起こし、少なすぎると上手く掻き上げることができない。従来の乾燥装置は充満率を高くするために、貯留し、乾燥し、落下させる動作を繰り返し行うバッチ式を採用していたが、本実施形態では、上記充満率の範囲で粉粒体を連続的に乾燥しながら排出させる構造が可能となる。
【0028】
粉粒体乾燥室3の内部で連続的に行われる乾燥処理工程の攪拌処理時間は、粉粒体乾燥室3の容量や乾燥処理する粉粒体の種類により任意に決められる。また、制御装置30は、粉粒体上部排出ゲートバルブ8にゲート調整信号を出力し、これにより、粉粒体上部排出ゲートバルブ8は、エアシリンダ部が作動してゲート板が調整され、粉粒体乾燥室3の粉粒体排出口7の開口面積が制御できる。
なお、粉粒体上部排出ゲートバルブ8のゲート板スライド量は、開度を変更することにより、粉粒体乾燥室3の内部から粉粒体排出口7へ吐出されるの粉粒体の量を調節することができるが、それと共に粉粒体投入口5から粉粒体乾燥室3に供給される粉粒体の投下量を調整する手段を備えても良い。
【0029】
粉粒体が粉粒体投入口5から粉粒体乾燥室3の内部に連続的に送り込まれると、粉粒体乾燥室3の内部では、パドル15により乾燥処理が続行中の粉粒体が空気と共に流動化して充満しているため、粉粒体投入口5から粉粒体乾燥室3の内部に押し込まれる新しい粉粒体の圧力により、粉粒体乾燥室3の内部のパドル15で攪拌されてオーバーフロー状態となった粉粒体が粉粒体排出口7から連続的に溢れ出ることになる。
なお、該ゲートの開閉によりある程度の溢れ量の調整はできるが、定量性を有さない状態で吐出されたとしても、後述するスクリューフィーダ25或いはロータリーバルブ22は定量性をもった排出装置であり、そちらの方で定量性を保つことが可能であるので特に問題はない。
【0030】
そして、粉粒体乾燥室3の粉粒体排出口7から吐出された粉粒体は、粉粒体排出ホッパ20の内部に投下される。粉粒体排出ホッパ20の内部に投下された粉粒体は自然落下し、粉粒体排出ホッパ20の放出口21からロータリーバルブ22の内部に供給される。ロータリーバルブ22に供給された粉粒体は、ケーシングの内部に備えられているロータの内部に供給される。ロータはギアードモータ(図示略)で回転されているため、ロータリーバルブ22の上流側から下流側に粉粒体を順次送り出す。
【0031】
スクリューフィーダ25である場合には、供給された粉粒体は、ケーシング26の内部に貫装されているスクリューシャフト27のフィン28に搭載される。
スクリューシャフト27はギアードモータ29で駆動されているため、回転するスクリューシャフト27のフィン28により搬送され下流側に取り付けられた粉粒体搬送パイプ14に送出する。
【0032】
なお、最後の乾燥工程が終了して粉粒体乾燥室3の内部に残留した粉粒体を排除させるときや、一時的に充満されている粉粒体を排出する際は、粉粒体下部排出ゲート10を開状態にして粉粒体排出口9から排出する。
【0033】
さらに、必要により、パドル15の回転を正逆転すると、正転すれば粉粒体が送りだせる形になり、逆転すると粉粒体を送りださないような力が働くわけである。これにより、粉粒体乾燥室3内の粉粒体の滞留時間を調整することができ、最後の端量処理も簡単である。以下詳細に説明する。
乾燥の流れは予め設定されているので、乾燥時間を多く必要とする場合は、攪拌ブレード17を粉粒体が戻されるような角度にしなければいけない。反対にそれほど乾燥時間を長くする必要がないという場合には、攪拌ブレード17を粉粒体を送り出すような角度にする。ただ、粉粒体を戻す方向に設定しても、原料は常に送られてくるわけで、戻しては溢れ出てきての繰り返しとなり、徐々に、排出の方に粉粒体が移動する。要は、乾燥時間の必要性によって使い分けるのである。
温風の温度との関係でいえば、食品等の場合は、変質を防止する必要があるが、食品にかぎらず、粉粒体の乾燥室3内での滞留時間を長く設定する必要がある場合でも、粉粒体の製品品質を向上することが可能である。そうした場合、回転軸11の正転を粉粒体の排出側ではなくて、粉粒体を戻す側になるように攪拌ブレード17の角度を設定しておくと良い。
つまり、攪拌ブレード17の角度は戻り側又は送り出し側いずれかに揃えておいて、ギアードモータ18を正逆転するように制御するのである。パドル15の回転方向はギアードモータ18を正転、逆転を転換することによって変えられるが、空気の流れは容易に変えられないからである。そのために、乾燥の条件によって、正転をメインにするか、逆転をメインにするかで攪拌ブレード17を設計時に変える必要があるのである。
また、粉粒体の乾燥室3内の滞留時間は、回転軸11の回転速度でも調整できることがある。
一日の生産を終了する場合、回転軸11を逆転させて送りだせば良い。それが最後の端量処理ということである。
なお、粉粒体の滞留時間の調整は制御装置30からのコマンドによって行なわれる。
【0034】
一方、粉粒体乾燥室3の内部で攪拌乾燥運転が開始されると、ヒータ33が加熱を開始し、給気ファン34と排気ファン39が運転を開始する。温風供給ダクト32から送風された温風は、温風吹き出しユニット31から、温風入口36を経て、粉粒体乾燥室3に供給される(図1矢印参照)。この際、粉粒体乾燥室3の内部では、複数の攪拌パドル15の回動により、粉粒体が激しく流動化されているため、分離シーブ41の内部に吹き込まれた温風は、攪拌処理工程中の粉粒体を効果的に乾燥され、微粉のみが分離シーブ41を通過して微粉除去フィルタユニット38に吸引される。
【0035】
粉粒体乾燥室3の内部で、温風と攪拌パドル15により攪拌乾燥処理された粉粒体の内、分離シーブ41の網目よりも粒径の大きな原料成分のみが分離シーブ41の網目を落下しないで残留し、から粉粒体排出口7から排出される。一方、粉粒体乾燥室3の分離シーブ41の網目を通過して落下した微粉成分は、微粉除去フィルタユニット38で集塵除去される。逆洗運転により、微粉除去フィルタユニット38に吸着された微粉成分は、さらに落下してダストボックス40の内部に堆積することになり、このダストボックス40を開閉して残留微粉成分を回収する。
【0036】
以上のように、本実施形態の粉粒体の乾燥装置1によれば、以下の効果を生じる。
(1)粉粒体の乾燥処理工程を連続式に行えるようにしたことにより、乾燥処理工程の処理効率が短時間で効果的に行うことが可能となる。
(2)粉粒体の乾燥処理工程を連続的に行えるようにしたことにより、装置本体の小型化と空気輸送関係の周辺機器の小型化が可能となる。
(3)粉粒体乾燥室3の内部に回転する複数の攪拌パドル15設け、粉粒体を機械的に流動化させることにより、上流側の空気輸送関係の供給能力を低く抑えた省エネルギータイプの周辺機器を使用することが可能となる。
(4)粉粒体乾燥室3の内部に回転する複数の攪拌パドル15を設け、この隣接する攪拌パドル15の攪拌ブレード17を互いに交差する方向に傾斜させたことにより、粉粒体乾燥室3の内部で攪拌される粉粒体を激しく流動させて乾燥処理を敏速かつ効果的に行うことが可能となる。
(5)粉粒体乾燥室3の内部で回転する攪拌パドル15の回転方向を時計または反時計方向に順次変えることにより、粉粒体乾燥室3の内部で乾燥処理されている粉粒体の滞留時間を調節することが可能となり、乾燥処理の最後の端量処理が容易となる。
(6)粉粒体乾燥室3の内部で乾燥処理されている粉粒体の滞留時間を調節できるようにしたことにより、粉粒体の低温での乾燥処理が可能となり、高温に敏感な穀物類など粉粒体の原料を高品質に保ちながら乾燥処理を行うことが可能となる。
(7)粉粒体乾燥室3の粉粒体排出口7にスライド式ゲートバルブを用いた粉粒体上部排出ゲートバルブ8を採用したことにより、乾燥処理工程中の粉粒体の吐出量を自由に調整することが可能となる。
(8)粉粒体乾燥室3の内部に備えられた分離シーブ41のふるい効果により、粉粒体の製品成分から微粉を除去することが可能となる。
(9)ハウジング2の内部に微粉除去フィルタユニット38を一体的に内蔵させたことにより、空気輸送ラインに集塵機を別に備えることがなく、粉粒体の製品成分から微粉成分を容易に回収することが可能となる。
(10)装置全体をコンパクトでシンプルな形状・構造としたことで、装置そのものがクリーンな状態を維持し、職場環境のクリーン化が可能となる。また、装置のハウジング2の外装パネル面や内部に粉粒体が付着したり残留することが少なく、装置の洗浄が極めて容易となる。
(11)装置全体をコンパクトにしたことで、工場等への設置面積を従来の装置に比較して場合によっては20パーセント以下にできるようになり、小規模な製粉工場への導入や据付が可能となり、あらゆる面で大幅なコストダウンが実現する。
【0037】
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲に於て、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続式粉粒体乾燥装置の横断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、攪拌ブレードの各種形状を示す正面図である。
【図4】スクリューフィーダの正面断面図である。
【符号の説明】
1 …乾燥装置、 2 …ハウジング、 3 …粉粒体乾燥室、
4 …粉粒体供給部、 5 …粉粒体投入口、 7 …粉粒体排出口、
8 …粉粒体上部排出ゲート、 9 …粉粒体排出口、
10…粉粒体下部排出ゲート、 11…回転軸、 15…攪拌パドル、
16…パドルアーム、 17…攪拌ブレード、 18…ギアードモーター、
20…粉粒体排出ホッパ、 22…ロータリーバルブ、
25…スクリューフィーダ、 30…制御装置、
31…温風吹き出しユニット、 32…温風供給ダクト、
33…加熱ヒーター、 34…給気ファン、 35…ダクト、
36…温風入口、 38…微粉除去フィルタユニット、
39…排気ファン、 40…ダストボックス、 41…分離シーブ
Claims (1)
- 粉粒体投入口及び粉粒体排出口を有し横長円筒状の粉粒体乾燥室を備えたハウジングと、
前記ハウジング内の中心に水平方向に、前記粉粒体排出口よりも下側に配置された回転軸を備えた回転羽根部材と、
前記粉粒体排出口からの粉粒体を受け入れる、前記ハウジングと一体に構成された排出ホッパと、
前記粉粒体乾燥室に加温された気体を供給する加温気体供給装置と、
前記粉粒体乾燥室の内部に備えた網目状の分離シーブと、
を備え、
前記粉粒体投入口から連続的に供給される粉粒体を前記回転羽根部材により攪拌し流動化させつつ前記粉粒体排出口へ横方向に移送し、前記粉粒体排出口から粉粒体を連続的に溢流させることを特徴とする連続式粉粒体乾燥装置。
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