JPH08289706A - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ルInfo
- Publication number
- JPH08289706A JPH08289706A JP15379495A JP15379495A JPH08289706A JP H08289706 A JPH08289706 A JP H08289706A JP 15379495 A JP15379495 A JP 15379495A JP 15379495 A JP15379495 A JP 15379495A JP H08289706 A JPH08289706 A JP H08289706A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing line
- guide roller
- line guide
- fishing
- bail
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが確実
に防止できて、円滑かつ安定した巻取り操作が可能なこ
と。 【構成】 一方のベ−ル支持部材4には螺子12でベ−ル
取付部5の軸部5aが取り付けられ、軸部5a外周に段部か
らなる係止部5cと小径部5dが形成されて転がり軸受6の
内輪6aと係止部材7の筒状の係止部7aが嵌合されてい
る。転がり軸受6の外輪6bの外周に、スプ−ルに釣糸13
を案内する釣糸案内ロ−ラ8の内周に段部からなる係止
部8aと大径部8bが形成されて嵌合されている。転がり軸
受6の外輪6bの軸方向の外側の釣糸案内ロ−ラ8の内周
大径部8bに係止部材9の筒状の係止部9aが嵌合固定され
て、外輪6bが釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと係止部材9
の筒状の係止部9aで挾着係止され、内輪6aがベ−ル取付
部5の係止部5cと係止部材7の係止部7aで挾着係止され
ている。
に防止できて、円滑かつ安定した巻取り操作が可能なこ
と。 【構成】 一方のベ−ル支持部材4には螺子12でベ−ル
取付部5の軸部5aが取り付けられ、軸部5a外周に段部か
らなる係止部5cと小径部5dが形成されて転がり軸受6の
内輪6aと係止部材7の筒状の係止部7aが嵌合されてい
る。転がり軸受6の外輪6bの外周に、スプ−ルに釣糸13
を案内する釣糸案内ロ−ラ8の内周に段部からなる係止
部8aと大径部8bが形成されて嵌合されている。転がり軸
受6の外輪6bの軸方向の外側の釣糸案内ロ−ラ8の内周
大径部8bに係止部材9の筒状の係止部9aが嵌合固定され
て、外輪6bが釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと係止部材9
の筒状の係止部9aで挾着係止され、内輪6aがベ−ル取付
部5の係止部5cと係止部材7の係止部7aで挾着係止され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、釣糸を案内する釣糸
案内ロ−ラの支持方法を改良した魚釣用スピニングリ−
ルに関する。
案内ロ−ラの支持方法を改良した魚釣用スピニングリ−
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来魚釣用スピニングリ−ルは、ハンド
ルの回転に連動回転するロ−タの支持ア−ム先端部に釣
糸をスプ−ルに案内する釣糸案内ロ−ラを備え、該釣糸
案内ロ−ラは、巻取操作時の巻上効率向上を図るため、
転がり軸受を介して回転可能に支持するようにしたもの
が例えば実公平5−29029 号公報で知られている。しか
しながら、釣糸案内ロ−ラの回転性は向上するものの、
該釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが発生し易く、 魚釣り操作時(巻取り、放出)に異音が発生し、不快
である。 釣糸案内ロ−ラの側面が、ワッシャ又は支持部材に接
触することにより、摩擦抵抗が加わり、巻上効率を低下
させる。 釣糸案内ロ−ラを介してスプ−ルへ案内される釣糸の
糸巻位置が安定しない。 釣糸案内ロ−ラ、ラインスライダ、支持ア−ムの構成
部材の寸法のバラツキ等により、釣糸案内ロ−ラのスラ
スト方向ガタを極小に抑えるため、釣糸案内ロ−ラと支
持ア−ム又は、ラインスライダ間に調整用のワッシャを
設ける必要があり、作業性が悪い。等の課題が残されて
いる。
ルの回転に連動回転するロ−タの支持ア−ム先端部に釣
糸をスプ−ルに案内する釣糸案内ロ−ラを備え、該釣糸
案内ロ−ラは、巻取操作時の巻上効率向上を図るため、
転がり軸受を介して回転可能に支持するようにしたもの
が例えば実公平5−29029 号公報で知られている。しか
しながら、釣糸案内ロ−ラの回転性は向上するものの、
該釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが発生し易く、 魚釣り操作時(巻取り、放出)に異音が発生し、不快
である。 釣糸案内ロ−ラの側面が、ワッシャ又は支持部材に接
触することにより、摩擦抵抗が加わり、巻上効率を低下
させる。 釣糸案内ロ−ラを介してスプ−ルへ案内される釣糸の
糸巻位置が安定しない。 釣糸案内ロ−ラ、ラインスライダ、支持ア−ムの構成
部材の寸法のバラツキ等により、釣糸案内ロ−ラのスラ
スト方向ガタを極小に抑えるため、釣糸案内ロ−ラと支
持ア−ム又は、ラインスライダ間に調整用のワッシャを
設ける必要があり、作業性が悪い。等の課題が残されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが発生し易
く、円滑かつ安定した巻取り操作ができないことであ
る。
点は、釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが発生し易
く、円滑かつ安定した巻取り操作ができないことであ
る。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣糸案内
ロ−ラのスラスト方向のガタが確実に防止できて、円滑
かつ安定した巻取り操作が可能な魚釣用スピニングリ−
ルを提供することである。
ロ−ラのスラスト方向のガタが確実に防止できて、円滑
かつ安定した巻取り操作が可能な魚釣用スピニングリ−
ルを提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、ハンドルの回
転に連動回転するロ−タの支持腕の先端部にスプ−ルに
釣糸を案内する釣糸案内ロ−ラを転がり軸受を介して回
転自在に支持する支持部材を備えてなる魚釣用スピニン
グリ−ルにおいて、前記ロ−ラを支持する転がり軸受の
内輪を前記支持部材に軸方向に移動しないように係止す
ると共に該転がり軸受の外輪を前記ロ−ラ内周に設けた
係止部と該ロ−ラに固着される係止部材間で挾着係止し
たことを要旨とするものである。
転に連動回転するロ−タの支持腕の先端部にスプ−ルに
釣糸を案内する釣糸案内ロ−ラを転がり軸受を介して回
転自在に支持する支持部材を備えてなる魚釣用スピニン
グリ−ルにおいて、前記ロ−ラを支持する転がり軸受の
内輪を前記支持部材に軸方向に移動しないように係止す
ると共に該転がり軸受の外輪を前記ロ−ラ内周に設けた
係止部と該ロ−ラに固着される係止部材間で挾着係止し
たことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】ベ−ル取付部5の小径部5d外周に転がり軸受6
の内輪6aが嵌合され、転がり軸受6の外輪6b外周に釣糸
案内ロ−ラ8の内周大径部8bが嵌合されて、内輪6aはベ
−ル取付部5の係止部5cと係止部材7の係止部7aで挾着
係止され、外輪6bは釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと係止
部材9の筒状の係止部9aで挾着係止されるので、釣糸案
内ロ−ラ8のスラスト方向のガタが確実に防止できる。
の内輪6aが嵌合され、転がり軸受6の外輪6b外周に釣糸
案内ロ−ラ8の内周大径部8bが嵌合されて、内輪6aはベ
−ル取付部5の係止部5cと係止部材7の係止部7aで挾着
係止され、外輪6bは釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと係止
部材9の筒状の係止部9aで挾着係止されるので、釣糸案
内ロ−ラ8のスラスト方向のガタが確実に防止できる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図3は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの側面図、図2はベ−ル支持部材に釣糸案
内ロ−ラ−が設けられた要部断面斜視図、図3はベ−ル
支持部材と釣糸案内ロ−ラ−とベ−ル取付部の分解要部
断面斜視図である。
ると、図1から図3は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの側面図、図2はベ−ル支持部材に釣糸案
内ロ−ラ−が設けられた要部断面斜視図、図3はベ−ル
支持部材と釣糸案内ロ−ラ−とベ−ル取付部の分解要部
断面斜視図である。
【0008】図1、図2で魚釣用スピニングリ−ルはリ
−ル本体1の前面に図示しない回転筒軸にロ−タ2が固
定されてロ−タ2の前側に図示しないスプ−ル軸にスプ
−ル3が取り付けられている。ロ−タ2はハンドル10の
回転で図示しない駆動機構を介して回転され、スプ−ル
3はハンドル10の回転で図示しないオシレ−ト機構を介
して前後に往復動される。ロ−タ2の一対のベ−ル支持
腕2aの先端部外側に一方のベ−ル支持部材4がビス11で
図1の実線の釣糸巻取位置と2点鎖線の釣糸放出位置に
反転自在に軸承されている。一方のベ−ル支持部材4に
は透孔4aが穿設されて透孔4aに挿入された螺子12がベ−
ル取付部5の軸部5aに形成されたネジ穴5bに螺合されて
ベ−ル取付部5が取り付けられている。
−ル本体1の前面に図示しない回転筒軸にロ−タ2が固
定されてロ−タ2の前側に図示しないスプ−ル軸にスプ
−ル3が取り付けられている。ロ−タ2はハンドル10の
回転で図示しない駆動機構を介して回転され、スプ−ル
3はハンドル10の回転で図示しないオシレ−ト機構を介
して前後に往復動される。ロ−タ2の一対のベ−ル支持
腕2aの先端部外側に一方のベ−ル支持部材4がビス11で
図1の実線の釣糸巻取位置と2点鎖線の釣糸放出位置に
反転自在に軸承されている。一方のベ−ル支持部材4に
は透孔4aが穿設されて透孔4aに挿入された螺子12がベ−
ル取付部5の軸部5aに形成されたネジ穴5bに螺合されて
ベ−ル取付部5が取り付けられている。
【0009】ベ−ル取付部5には軸部5aが形成されて軸
部5a外周に段部からなる係止部5cと小径部5dが形成され
て転がり軸受6の内輪6aと係止部材7の筒状の係止部7a
が嵌合されている。転がり軸受6の外輪6bの外周に、ス
プ−ル3に釣糸13を案内する釣糸案内ロ−ラ8の内周に
段部からなる係止部8aと大径部8bが形成されて嵌合され
ている。転がり軸受6の外輪6bの軸方向の外側の釣糸案
内ロ−ラ8の内周大径部8bに係止部材9の筒状の係止部
9aが嵌合固定されている。ベ−ル取付部5にはベ−ル14
の一端が固定されている。支持腕1a内にはト−ションバ
ネ15が設けられて一端がベ−ル支持腕1aに、他端がベ−
ル支持部材4に係止されてベ−ル支持部材4と図示しな
い他のベ−ル支持部材とベ−ル14を釣糸巻取り位置と釣
糸放出位置に振分け付勢するように構成されている。
部5a外周に段部からなる係止部5cと小径部5dが形成され
て転がり軸受6の内輪6aと係止部材7の筒状の係止部7a
が嵌合されている。転がり軸受6の外輪6bの外周に、ス
プ−ル3に釣糸13を案内する釣糸案内ロ−ラ8の内周に
段部からなる係止部8aと大径部8bが形成されて嵌合され
ている。転がり軸受6の外輪6bの軸方向の外側の釣糸案
内ロ−ラ8の内周大径部8bに係止部材9の筒状の係止部
9aが嵌合固定されている。ベ−ル取付部5にはベ−ル14
の一端が固定されている。支持腕1a内にはト−ションバ
ネ15が設けられて一端がベ−ル支持腕1aに、他端がベ−
ル支持部材4に係止されてベ−ル支持部材4と図示しな
い他のベ−ル支持部材とベ−ル14を釣糸巻取り位置と釣
糸放出位置に振分け付勢するように構成されている。
【0010】前記係止部材7はベ−ル取付部5の小径部
5d外周に嵌合固定される筒状の係止部7aとベ−ル支持部
材4の凹部4bの底面に当接される鍔部7bとで形成されて
いる。前記係止部材9は釣糸案内ロ−ラ8の内周大径部
8bに嵌合固定される筒状の係止部9aと釣糸案内ロ−ラ8
の他側凹部8cに当接する鍔部9bとで形成されている。前
記係止部材7、9が夫々小径部5dと大径部8bに嵌合固定
される時は、圧入や接着や螺合又はビス止め等で固定さ
れる。
5d外周に嵌合固定される筒状の係止部7aとベ−ル支持部
材4の凹部4bの底面に当接される鍔部7bとで形成されて
いる。前記係止部材9は釣糸案内ロ−ラ8の内周大径部
8bに嵌合固定される筒状の係止部9aと釣糸案内ロ−ラ8
の他側凹部8cに当接する鍔部9bとで形成されている。前
記係止部材7、9が夫々小径部5dと大径部8bに嵌合固定
される時は、圧入や接着や螺合又はビス止め等で固定さ
れる。
【0011】ベ−ル取付部5と釣糸案内ロ−ラ8がベ−
ル支持部材4に組み込まれる時は、釣糸案内ロ−ラ8の
内周大径部8bに転がり軸受6の外輪6bが嵌合されて外輪
6bが釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと係止部材9の筒状の
係止部9aで挾着係止されるように嵌合固定される。次に
転がり軸受6の内輪6aがベ−ル取付部5の小径部5d外周
に嵌合されて内輪6aがベ−ル取付部5の係止部5cと係止
部材7の係止部7aで挾着係止されるように嵌合固定され
る。このように組み合わされたベ−ル取付部5と釣糸案
内ロ−ラ8がベ−ル支持部材4に螺子12で取り付けられ
る。
ル支持部材4に組み込まれる時は、釣糸案内ロ−ラ8の
内周大径部8bに転がり軸受6の外輪6bが嵌合されて外輪
6bが釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと係止部材9の筒状の
係止部9aで挾着係止されるように嵌合固定される。次に
転がり軸受6の内輪6aがベ−ル取付部5の小径部5d外周
に嵌合されて内輪6aがベ−ル取付部5の係止部5cと係止
部材7の係止部7aで挾着係止されるように嵌合固定され
る。このように組み合わされたベ−ル取付部5と釣糸案
内ロ−ラ8がベ−ル支持部材4に螺子12で取り付けられ
る。
【0012】魚釣用スピニングリ−ルが前記のように構
成されると、ベ−ル取付部5の小径部5d外周に転がり軸
受6の内輪6aが嵌合され、転がり軸受6の外輪6b外周に
釣糸案内ロ−ラ8の内周大径部8bが嵌合されて、内輪6a
はベ−ル取付部5の係止部5cと係止部材7の係止部7aで
挾着係止され、外輪6bは釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと
係止部材9の筒状の係止部9aで挾着係止されるので、釣
糸案内ロ−ラ8のスラスト方向のガタが確実に防止でき
て、円滑かつ安定した巻取り操作が可能となる。
成されると、ベ−ル取付部5の小径部5d外周に転がり軸
受6の内輪6aが嵌合され、転がり軸受6の外輪6b外周に
釣糸案内ロ−ラ8の内周大径部8bが嵌合されて、内輪6a
はベ−ル取付部5の係止部5cと係止部材7の係止部7aで
挾着係止され、外輪6bは釣糸案内ロ−ラ8の係止部8aと
係止部材9の筒状の係止部9aで挾着係止されるので、釣
糸案内ロ−ラ8のスラスト方向のガタが確実に防止でき
て、円滑かつ安定した巻取り操作が可能となる。
【0013】図4、図5は第2実施例で、図4はベ−ル
支持部材に釣糸案内ロ−ラ−が設けられた要部断面斜視
図、図5はベ−ル支持部材と釣糸案内ロ−ラ−とベ−ル
取付部の分解要部断面斜視図である。
支持部材に釣糸案内ロ−ラ−が設けられた要部断面斜視
図、図5はベ−ル支持部材と釣糸案内ロ−ラ−とベ−ル
取付部の分解要部断面斜視図である。
【0014】第2実施例では、釣糸案内ロ−ラ8′外周
がベ−ル取付部5側が大径になる傾斜したテ−パ−状に
形成され、係止部材9′は釣糸案内ロ−ラ8′の内周大
径部8bに嵌合固定される筒状の係止部9aと釣糸案内ロ−
ラ8′の他側の鍔部9cと鍔部9cの外側の筒部9dとで形成
されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。
がベ−ル取付部5側が大径になる傾斜したテ−パ−状に
形成され、係止部材9′は釣糸案内ロ−ラ8′の内周大
径部8bに嵌合固定される筒状の係止部9aと釣糸案内ロ−
ラ8′の他側の鍔部9cと鍔部9cの外側の筒部9dとで形成
されている。他の構成は前記第1実施例と略同一であ
る。
【0015】第2実施例で釣糸13がスプ−ル3に巻回さ
れる方向にハンドル10が回転されると、ロ−タ2は図4
の矢印α方向に回転される。釣糸13の巻取りに伴いスプ
−ル3の糸巻径は変化して糸巻径が大きくなると、釣糸
案内ロ−ラ8′に当接している釣糸13が矢印β方向へ移
動しようとしても、係止部材9′の筒部9dの周縁端部が
釣糸案内ロ−ラ8′に案内される釣糸13や釣糸案内ロ−
ラ8′を経てスプ−ル3に案内される釣糸13に接触して
その移動を規制し、釣糸13を常時釣糸案内ロ−ラ8′の
一定位置に保持することになる。
れる方向にハンドル10が回転されると、ロ−タ2は図4
の矢印α方向に回転される。釣糸13の巻取りに伴いスプ
−ル3の糸巻径は変化して糸巻径が大きくなると、釣糸
案内ロ−ラ8′に当接している釣糸13が矢印β方向へ移
動しようとしても、係止部材9′の筒部9dの周縁端部が
釣糸案内ロ−ラ8′に案内される釣糸13や釣糸案内ロ−
ラ8′を経てスプ−ル3に案内される釣糸13に接触して
その移動を規制し、釣糸13を常時釣糸案内ロ−ラ8′の
一定位置に保持することになる。
【0016】更に釣糸案内ロ−ラ8′は釣糸巻取り回転
方向へ向けて順次大径となるテ−パ−状に形成されてい
るため、釣糸13の巻取りに伴い投擲時に生じる糸縒れと
反対方向の糸縒れが釣糸13に発生してスプ−ル3に巻回
され、このように発生した釣糸13の糸縒れは、投擲時に
発生する糸縒れと相殺されて解消されることになる。
方向へ向けて順次大径となるテ−パ−状に形成されてい
るため、釣糸13の巻取りに伴い投擲時に生じる糸縒れと
反対方向の糸縒れが釣糸13に発生してスプ−ル3に巻回
され、このように発生した釣糸13の糸縒れは、投擲時に
発生する糸縒れと相殺されて解消されることになる。
【0017】第2実施例ように魚釣用スピニングリ−ル
が構成されると、ベ−ル取付部5の小径部5d外周に転が
り軸受6の内輪6aが嵌合され、転がり軸受6の外輪6b外
周に釣糸案内ロ−ラ8′の内周大径部8bが嵌合されて、
内輪6aはベ−ル取付部5の係止部5cと係止部材7の係止
部7aで挾着係止され、外輪6bは釣糸案内ロ−ラ8′の係
止部8aと係止部材9′の筒状の係止部9aで挾着係止され
るので、釣糸案内ロ−ラ8′のスラスト方向のガタが確
実に防止できて、円滑かつ安定した巻取り操作が可能と
なる。更に釣糸案内ロ−ラ8′外周がベ−ル取付部5側
が大径になる傾斜したテ−パ−状に形成され、係止部材
9′に釣糸案内ロ−ラ8′の他側の鍔部9cの外側に筒部
9dが形成されているので、釣糸13の巻取りに伴い投擲時
に生じる糸縒れと反対方向の糸縒れが釣糸13に発生して
スプ−ル3に巻回され、この釣糸13の糸縒れは、投擲時
に発生する糸縒れと相殺されて解消されることになる。
が構成されると、ベ−ル取付部5の小径部5d外周に転が
り軸受6の内輪6aが嵌合され、転がり軸受6の外輪6b外
周に釣糸案内ロ−ラ8′の内周大径部8bが嵌合されて、
内輪6aはベ−ル取付部5の係止部5cと係止部材7の係止
部7aで挾着係止され、外輪6bは釣糸案内ロ−ラ8′の係
止部8aと係止部材9′の筒状の係止部9aで挾着係止され
るので、釣糸案内ロ−ラ8′のスラスト方向のガタが確
実に防止できて、円滑かつ安定した巻取り操作が可能と
なる。更に釣糸案内ロ−ラ8′外周がベ−ル取付部5側
が大径になる傾斜したテ−パ−状に形成され、係止部材
9′に釣糸案内ロ−ラ8′の他側の鍔部9cの外側に筒部
9dが形成されているので、釣糸13の巻取りに伴い投擲時
に生じる糸縒れと反対方向の糸縒れが釣糸13に発生して
スプ−ル3に巻回され、この釣糸13の糸縒れは、投擲時
に発生する糸縒れと相殺されて解消されることになる。
【0018】
【発明の効果】本発明は前述のように、転がり軸受の内
輪がベ−ル支持部材に軸方向に移動しないように係止さ
れ、外輪が釣糸案内ロ−ラに挾着係止されているので、
釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが確実に防止でき
て、円滑かつ安定した巻取り操作が可能となる等優れた
効果を奏する魚釣用スピニングリ−ルを提供することが
出来る。
輪がベ−ル支持部材に軸方向に移動しないように係止さ
れ、外輪が釣糸案内ロ−ラに挾着係止されているので、
釣糸案内ロ−ラのスラスト方向のガタが確実に防止でき
て、円滑かつ安定した巻取り操作が可能となる等優れた
効果を奏する魚釣用スピニングリ−ルを提供することが
出来る。
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの側面
図である。
図である。
【図2】ベ−ル支持部材に釣糸案内ロ−ラ−が設けられ
た要部断面斜視図である。
た要部断面斜視図である。
【図3】ベ−ル支持部材と釣糸案内ロ−ラ−とベ−ル取
付部の分解要部断面斜視図である。
付部の分解要部断面斜視図である。
【図4】第2実施例で、ベ−ル支持部材に釣糸案内ロ−
ラ−が設けられた要部断面斜視図である。
ラ−が設けられた要部断面斜視図である。
【図5】ベ−ル支持部材と釣糸案内ロ−ラ−とベ−ル取
付部の分解要部断面斜視図である。
付部の分解要部断面斜視図である。
2 ロ−タ 2a ベ−ル支持腕 3 スプ−ル 4 ベ−ル支持部材 6 転がり軸受 6a 内輪 6b 外輪 8、8′ 釣糸案内ロ−ラ 8a 係止部 9、9′ 係止部材 9a 係止部 10 ハンドル
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドルの回転に連動回転するロ−タの
支持腕の先端部にスプ−ルに釣糸を案内する釣糸案内ロ
−ラを転がり軸受を介して回転自在に支持する支持部材
を備えてなる魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記ロ
−ラを支持する転がり軸受の内輪を前記支持部材に軸方
向に移動しないように係止すると共に該転がり軸受の外
輪を前記ロ−ラ内周に設けた係止部と該ロ−ラに固着さ
れる係止部材間で挾着係止したことを特徴とする魚釣用
スピニングリ−ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15379495A JP3156907B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15379495A JP3156907B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289706A true JPH08289706A (ja) | 1996-11-05 |
JP3156907B2 JP3156907B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=15570283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15379495A Expired - Fee Related JP3156907B2 (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3156907B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110012882A (zh) * | 2017-12-06 | 2019-07-16 | 株式会社岛野 | 钓鱼用渔线轮的轴承保持结构和钓鱼用渔线轮 |
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1995
- 1995-04-20 JP JP15379495A patent/JP3156907B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110012882A (zh) * | 2017-12-06 | 2019-07-16 | 株式会社岛野 | 钓鱼用渔线轮的轴承保持结构和钓鱼用渔线轮 |
CN110012882B (zh) * | 2017-12-06 | 2022-02-25 | 株式会社岛野 | 钓鱼用渔线轮的轴承保持结构和钓鱼用渔线轮 |
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Publication number | Publication date |
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JP3156907B2 (ja) | 2001-04-16 |
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