JPH0828799A - ガス遮断弁制御装置 - Google Patents

ガス遮断弁制御装置

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JPH0828799A
JPH0828799A JP16781294A JP16781294A JPH0828799A JP H0828799 A JPH0828799 A JP H0828799A JP 16781294 A JP16781294 A JP 16781294A JP 16781294 A JP16781294 A JP 16781294A JP H0828799 A JPH0828799 A JP H0828799A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス遮断弁が長期間停止状態にあったことに
起因する遮断不能という事態の発生を未然に回避できる
ようにしたガス遮断弁制御装置を提供する。 【構成】 ガス供給路1aのガス遮断弁60の状態を示
す信号を手段60aが出力し、この状態信号の変化を検
出して第1のタイマ5b1 が計時を開始し、この計時に
応じて第2のタイマ5b2 が計時を開始する。第2のタ
イマが一定時間を計時し終わるまでに検出手段5cが下
流側でのガス使用無を検出すると弁制御手段5dがガス
遮断弁を弁閉−弁開する弁制御信号を発生する。第2の
タイマが計時し終わてもガス使用有のとき、警告手段が
その旨を警告する。手段7a,8aの手動操作で遮断弁
の弁閉信号及び弁開信号を発生する。ガスメータがガス
供給に応じて発生する流量パルス信号を監視してガス使
用の有無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス遮断弁制御装置に係
り、特に、異常ガス流の検出などに応じてガス供給路に
設けたガス遮断弁を弁閉してガス供給を遮断する保安動
作を行うガス遮断弁制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えば特公
平5−83129号公報に開示されている図5に示すよ
うなものが知られている。同図において、ガスメータ1
は、一端にガス入口ポート1aを、他端に吐き出しポー
ト1bを備えた計量部1を内蔵し、ガス供給路の一部を
構成している。計量部1は一般に、隔膜によって仕切ら
れた一対の室を有し、その一方に供給ガスのガス圧を利
用してガスを流入し、このガス流入によって変位する隔
膜によって他方の室内のガスを吐き出させる動作を、図
示しない切替弁によってガス流入室と吐出室を交互に切
り替えることによって行ない、隔膜の往復動を回転動作
に変換して図示しないカウンタを駆動してガス消費量の
累計を積算表示させるようになっている。
【0003】計量部1の上部には、上記回転動作によっ
て回転される出力軸1cが突出され、この出力軸1cの
頂部にマグネット2が一体に設けられている。マグネッ
ト2に近接して流量検出センサとしてのリードスイッチ
3が配置され、計量部1の隔膜が一定量のガス消費に伴
って往復動すると出力軸1cとこれに固着されているマ
グネット2とが回転し、これに伴ってリードスイッチ3
がオン・オフして流量パルス信号を発生する。この流量
パルス信号はインタフェース(I/F)回路4を介して
マイクロコンピュータ(CPU)5に入力される。CP
U5は入力された流量パルス信号を予め定めた制御プロ
グラムに従って処理し、異常ガス流状態が発生している
かどうかを判断する。
【0004】計量部1のガス入口ポート1aには、ガス
漏れ検出、ガス流異常の検出などに応じてガス入口ポー
ト1aを遮断するように弁閉する電磁弁からなるガス遮
断弁6が設けられている。遮断弁6は、CPU5がI/
F回路4を介してソレノイドコイルに一方向の通電を行
わせると、図示しない付勢スプリングによる付勢力に抗
してソレノイドプランジャが吸引されることによって弁
開し、吸引したソレノイドプランジャを図示しない永久
磁石によって吸着することで、一方向の通電を解除して
も弁開状態が保持されると共に、弁開状態においてCP
U5がI/F回路4を介してソレノイドコイルに他方向
の通電を行わせると、永久磁石の吸着力が打ち消されて
ソレノイドプランジャが付勢スプリングによる付勢力に
より移動されて弁閉する。
【0005】遮断弁6の弁閉はCPU5が流量パルス信
号により異常ガス流状態の検出により弁閉信号を出力す
ることにより行われ、弁開は図示しない復帰スイッチの
操作に応じた復帰信号7がI/F回路4を介して入力し
たCPU5が弁開信号を出力することにより行われる。
なお、8は遮断弁6をテスト遮断する際に操作される図
示しないテストスイッチの操作に応じたテスト信号、9
は異常ガス流などの異常状態を警報するための警報表示
器である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
おいては、異常状態が発生するか、又は意図的なテスト
操作や復帰操作によらなければ、遮断弁6の駆動が行わ
れず、長期間にわたって遮断弁の動作されない状態が発
生する。
【0007】遮断弁6は、図6に示すように、ガス入口
ポート1aの内側に形成された弁口6aと、この弁口に
接離自在の弁体6bと、この弁体を駆動するソレノイド
6cとにより構成されてガスメータに組み込まれてい
る。そして、弁体6bには機械的摺動部や接触部があ
り、これらの部分は、長期間動作しないときに、微量の
異物や水分などで固着し易くなってしまい、動作を必要
とするときに動作できなくなることがあるため、長期間
の停止状態は好ましくない。そこで、ガスメータでは、
保守点検にてテスト遮断などの確認が励行されるべきで
あるが、これを完全に実施することが困難であるのが現
状である。
【0008】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、ガス遮断弁が長期間停止状態にあったことに起因
する遮断不能という事態の発生を未然に回避できるよう
にしたガス遮断弁制御装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成されたガス遮断弁制御装置は、図1の基
本構成図に示すように、ガス供給路1aに設けられ、弁
閉信号により弁閉してガス供給を遮断し、弁開信号によ
って弁開してガス供給を復帰するガス遮断弁60を制御
するガス遮断弁制御装置において、前記ガス遮断弁の弁
閉・弁開状態を示す状態信号を出力する状態信号発生手
段60aと、該状態信号発生手段が発生する状態信号の
変化を検出して計時を開始する第1のタイマ手段5b1
と、該第1のタイマ手段による一定時間の計時に応じて
計時を開始する第2のタイマ手段5b2 と、前記第1の
タイマ手段による一定時間の計時から前記第2のタイマ
手段による一定時間の計時までの間、前記ガス供給路の
下流側でのガス使用の有無を検出するガス使用検出手段
5cと、該ガス使用検出手段によってガス使用が検出さ
れなくなったとき前記ガス遮断弁を弁閉し、その後弁開
する弁制御信号を発生する弁制御手段5dとを備えるこ
とを特徴としている。
【0010】前記ガス遮断弁制御装置が、前記第2のタ
イマ手段が一定時間を計時し終わるまで、前記ガス使用
検出手段によってガス使用が検出され続けたとき、その
旨を警告する警告手段9と、手動操作によって前記ガス
遮断弁を遮断・復帰させる弁閉信号及び弁開信号を発生
する手動操作手段7a,8aとを備えることを特徴とし
ている。
【0011】前記ガス使用検出手段が、ガスメータが下
流側へのガス供給に応じて発生する流量パルス信号を監
視してガス使用の有無を検出することを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】上記構成において、状態信号発生手段60aが
ガス遮断弁60の弁閉・弁開状態を示す状態信号を出力
し、この状態信号が変化すると第1のタイマ手段5b1
が計時を開始し、この第1のタイマ手段による一定時間
の計時に応じて第2のタイマ手段5b2 が計時を開始す
る。そしてこの第1のタイマ手段による一定時間の計時
から第2のタイマ手段による一定時間の計時までの間、
ガス使用検出手段5cがガス供給路の下流側でのガス使
用の有無を検出する。このガス使用検出手段によってガ
ス使用が検出されなくなったとき、弁制御手段5dがガ
ス遮断弁を弁閉し、その後弁開する弁制御信号を発生す
る。
【0013】従って、ガス遮断弁が弁開又は弁閉されて
から一定時間の間作動されないときには、一定時間の経
過後にガスが使用されていないことを条件に、自動的に
弁閉してから弁開するという動作を行うので、一定時間
以上ガス遮断弁が作動されないで放置されることがなく
なる。
【0014】また、一定時間の経過後に一定時間継続し
てガスが使用されているときには、警告手段によって警
告を行うようになっているので、手動操作手段7a,8
aの手動操作によってガス遮断弁を遮断・復帰させる弁
閉信号及び弁開信号を発生させて、テスト遮断、復帰を
消費者に行わせることができる。
【0015】なお、ガス使用の有無を下流側へのガス供
給に応じてガスメータが発生する流量パルス信号を監視
して検出するようになっているので、ガスメータに組み
込んで好ましく使用することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2はガスメータに適用した本発明によるガス遮
断弁制御装置の一実施例を示し、同図において、図 に
ついて上述した従来のものと同等のものには同一の符号
を付して詳細な説明を省略する。本実施例において、6
0は弁体が弁閉及び弁開の何れの状態にあるかを示す状
態信号を発生する状態信号発生手段を構成するアンサス
イッチ60aを内蔵するガス遮断弁であり、該遮断弁6
0の発生する状態信号が信号線Lを介してCPU5に入
力されるようになっている。
【0017】以上の構成において、CPU5はリードス
イッチ3のオン・オフによって発生される流量パルス信
号を入力し、単位時間当りに入力する流量パルス信号数
が所定値以上となったとき異常と判断し、I/F回路4
を介して遮断弁60に対して弁閉信号を出力する。遮断
弁60がこの弁閉信号に応じて弁閉してガス入口ポート
1aを遮断すると、アンサスイッチ60aがオンからオ
フ又はオフからオンとなってそれまでの弁開状態信号に
代わって弁閉状態信号がCPU5に入力される。また、
CPU5が遮断操作スイッチ8aの操作によってI/F
回路4を介してテスト信号8を入力したときにも、I/
F回路4を介して遮断弁60に対して弁閉信号を出力
し、この弁閉信号に応じて遮断弁60が弁閉してガス入
口ポート1aを遮断すると、弁閉状態信号がCPU5に
入力される。上述のように遮断弁60が弁閉した状態
で、CPU5が復帰操作スイッチ7aの操作によって復
帰信号7を入力すると、I/F回路4を介して遮断弁6
0に対して弁開信号を出力し、この弁開信号に応じて遮
断弁60が弁開してガス入口ポート1aを開放すると、
弁開状態信号がCPU5に入力される。
【0018】上述のようにCPU5が入力する状態信号
が変化すると、CPU5に内蔵のタイマの計時を開始
し、流量パルス信号の監視などの通常処理を行ないなが
ら計時開始からの経過時間のチェックを例えば100時
間の一定時間T1 毎に行ない、経過時間が例えば100
0時間の一定時間T2 を越えたかどうかを判断する。な
お、一定時間T1 及びT2 が余り短いと電池消耗や消費
者の利便性に負担となるので、上記時間が適当と思われ
る。
【0019】一定時間T2 を越えたときには、今現在ガ
スを使用中であるかどうかを流量パルス信号を監視する
ことによって判断する。ガス使用中でないときには遮断
弁60に対し弁閉信号を出力し、これに応じて遮断弁6
0から弁閉状態信号を入力すると、次に遮断弁60に対
して弁開信号を出力し、これに応じて弁開状態信号を入
力すると通常動作に戻る。この遮断弁の弁閉−弁開動作
は、消費者がガスを使用することの少ない深夜などに行
われるようにすれば運用上の不便さは少なくなる。通常
動作に戻った際には、上記一定時間T2 の計時を開始す
る。
【0020】一定時間T2 を越えた時点でガス使用中と
判断されたときには、流量パルス信号を監視してその後
例えば720分〜15分から選択して設定した一定時間
3を越えてガス使用が継続しているかどうかを判断す
る。たね火の使用などによって長時間ガス使用中となる
消費者においては、一定時間T2 を越えた時点でガス使
用中と判断され、しかも一定時間T3 を越えてガス使用
中であると判断されるので、このようなときには警告表
示器9にテスト遮断などの点検を促す表示を行わせる。
或いは、ガスメータに通報装置を内蔵させ、この通報装
置を使用して長時間のガス使用をセンタに通報し、セン
タから消費者に通信によって、テスト遮断などの点検を
促すようにしてもよい。
【0021】CPU5は上述した動作を行うため制御プ
ログラムを格納したROM5a及び各種のデータを書き
込み読み出し自在に格納するデータエリアと各種の処理
に使用するワークエリアとを有するRAM5bを内蔵
し、RAM5bのワークエリアには、図3に示すよう
に、第1のタイマエリア5b1 、第2のタイマエリア5
2 、フラグ(FG)1エリア5b3 、フラグ(FG)
2エリア5b4 などが形成されている。
【0022】以上概略説明した動作の詳細を、CPU5
が制御プログラムに従って行う処理を示す図4のフロー
チャートを参照して以下説明する。CPU5は電源の投
入によって動作を開始し、その最初のステップS1にお
いてイニシャライズを行ってからステップS2に進み、
ここで遮断弁60のアンサスイッチ60aからの状態信
号に変化があるか否かを判定し、このステップS2の判
定がΝOのとき、すなわち、遮断弁60のアンサスイッ
チ60aからの状態信号に変化がないときにはステップ
S3に進んでRAM5b内のフラグ1エリア5b3 のフ
ラグ(FG)1がオンしているか否かを判定する。この
ステップS3の判定がΝOのとき、すなわち、FG1が
オフのときにはステップS4に進んで通常処理を行って
から上記ステップS2に戻る。
【0023】ステップS2の判定がYESのとき、すな
わち、遮断弁60のアンナスイッチ60aからの状態信
号が変化したときには、ステップS5に進んでRAM5
b内の第1のタイマエリア5b1 に構成された第1のタ
イマT01をスタートさせて計時を開始させると共に、フ
ラグ1エリア5b3 のFG1をオンさせる。続いてステ
ップS6に進んで第1のタイマT01の計時が時間T1
越えたか否かを判定し、このステップS6の判定がΝO
のときにはステップS3に進む。ステップS6の判定が
YESのときにはステップS7に進んで第1のタイマT
01の計時が時間T2 を越えたか否かを判定し、このステ
ップS7の判定がΝOのときにはステップS3に進む。
【0024】ステップS7の判定がYESのとき、すな
わち、遮断弁60の状態が変化してからの経過時間が時
間T2 を越えたときには、ステップS8に進んでガス使
用中であるか否かをリードスイッチ3から入力する流量
パルス信号を監視することにより判定する。このステッ
プS8の判定がYESのとき、すなわち、ガス使用中で
あるときには、ステップS9に進んでFG2がオンであ
るか否かを判定し、この判定がΝOのときにはステップ
S10に進んでFG2をオンすると共に第2のタイマT
02をスタートさせて計時を開始させる。続いてステップ
S11に進んで第2のタイマT02の計時が時間T3 を越
えたか否かを判定し、このステップS11の判定がΝO
のときには上記ステップS4を経てステップS2に戻
る。
【0025】上記ステップS8の判定がΝOのときには
ステップS12に進んで遮断弁60に弁閉信号又は弁開
信号を出力させ、次のステップS13においてFG1及
びFG2をオフにしてから上記ステップSS2に戻る。
また、ステップS11の判定がYESのとき、すなわ
ち、第2のタイマT02の計時が予め設定した一定時間T
3 を越えたときにはステップS14に進んで警告表示器
9にテスト遮断などの点検を促す表示を行わせてからス
テップS15に進み、ここでFG1及びFG2をオフさ
せてからステップS2に戻る。
【0026】以上の処理により、遮断弁60のアンサス
イッチ60aからの状態信号に変化があったとき、すな
わち、遮断弁60が作動されたときには、第1のタイマ
01の計時を開始して一定時間T1 毎に一定時間T2
越えたかどうかを判断し、一定時間T2 を越えたときに
はガス使用中でないことを条件に遮断弁60を遮断した
後復帰させることによって、自動的に遮断弁60を作動
することができるので、遮断弁60が長時間の間作動さ
れないままに放置されて固着し、ガス遮断を必要とする
ときに遮断弁60が作動しないということをなくするこ
とができる。
【0027】なお、手動遮断されて遮断弁60が弁閉状
態にされ、かつガスホースが抜かれた状態になっている
ときに、一定時間T2 の経過によって弁閉信号の出力に
続いて弁開信号が出力されて弁開され、ガス噴出が生じ
るが、このようなときにはステップS4におけるガスメ
ータの通常処理において過流量の検出が行われて遮断弁
60に対して弁閉信号を出力するので、遮断弁60が弁
閉されてガス供給路の遮断が行われるので問題ない。
【0028】以上の説明から明らかなように、CPU5
は、第1のタイマエリアに構成された第1のタイマによ
る一定時間の計時から第2のタイマエリアに構成された
第2のタイマによる一定時間の計時までの間、ガス供給
路の下流側でのガス使用の有無を検出するガス使用検出
手段5cと、このガス使用検出手段によってガス使用が
検出されなくなったときガス遮断弁を弁閉し、その後弁
開する弁制御信号を発生する弁制御手段5dとして働い
ている。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ガ
ス遮断弁が弁開又は弁閉されてから一定時間の間作動さ
れないときには、一定時間の経過後にガスが使用されて
いないことを条件に、自動的に弁閉してから弁開すると
いう動作を行うので、一定時間以上ガス遮断弁が作動さ
れないで放置されることがなくなり、ガス遮断弁が長期
間停止状態にあったことに起因する遮断不能という事態
の発生を未然に回避できるようになる。
【0030】また、一定時間の経過後に一定時間継続し
てガスが使用されているときには、警告手段によって警
告を行うようになっているので、自動的に弁閉してから
弁開するという動作を行わせることができない場合に
も、手動操作によってガス遮断弁を遮断・復帰させる弁
閉信号及び弁開信号を発生させて、テスト遮断、復帰を
消費者に確実に行わせることができる。
【0031】なお、ガス使用の有無を下流側へのガス供
給に応じてガスメータが発生する流量パルス信号を監視
して検出するようになっているので、ガスメータに組み
込んで、ガスメータに内蔵したガス遮断弁が作動されな
いで放置されることがないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス遮断弁制御装置の基本構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明によるガス遮断弁制御装置の一実施例を
示す図である。
【図3】図2中のRAM内の構成を示す図である。
【図4】図2のCPUが行う処理を示すフローチャート
である。
【図5】従来のガス遮断弁制御装置の一例を示す図であ
る。
【図6】図5の装置によって制御されるガス遮断弁を内
蔵したガスメータの一部分を示す破断図である。
【符号の説明】
1a ガス供給路(ガス入口ポート) 5b1 第1のタイマ手段(第1のタイマエリア) 5b2 第2のタイマ手段(第2のタイマエリア) 5c ガス使用検出手段(CPU) 5d 弁制御手段(CPU) 7a 手動操作手段(復帰操作スイッチ) 8a 手動操作手段(遮断操作スイッチ) 9 警告手段(警告表示器) 60 ガス遮断弁 60a 状態信号発生手段(アンサスイッチ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給路に設けられ、弁閉信号により
    弁閉してガス供給を遮断し、弁開信号によって弁開して
    ガス供給を復帰するガス遮断弁を制御するガス遮断弁制
    御装置において、 前記ガス遮断弁の弁閉・弁開状態を示す状態信号を出力
    する状態信号発生手段と、 該状態信号発生手段が発生する状態信号の変化を検出し
    て計時を開始する第1のタイマ手段と、 該第1のタイマ手段による一定時間の計時に応じて計時
    を開始する第2のタイマ手段と、 前記第1のタイマ手段による一定時間の計時から前記第
    2のタイマ手段による一定時間の計時までの間、前記ガ
    ス供給路の下流側でのガス使用の有無を検出するガス使
    用検出手段と、 該ガス使用検出手段によってガス使用が検出されなくな
    ったとき前記ガス遮断弁を弁閉し、その後弁開する弁制
    御信号を発生する弁制御手段とを備えることを特徴とす
    るガス遮断弁制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のタイマ手段が一定時間を計時
    し終わるまで、前記ガス使用検出手段によってガス使用
    が検出され続けたとき、その旨を警告する警告手段と、 手動操作によって前記ガス遮断弁を遮断・復帰させる弁
    閉信号及び弁開信号を発生する手動操作手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のガス遮断弁制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス使用検出手段が、ガスメータが
    下流側へのガス供給に応じて発生する流量パルス信号を
    監視してガス使用の有無を検出することを特徴とする請
    求項1又は2記載のガス遮断弁制御装置。
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