JPH0739864B2 - 圧力調整器の異常検出装置 - Google Patents

圧力調整器の異常検出装置

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JPH0739864B2
JPH0739864B2 JP1083934A JP8393489A JPH0739864B2 JP H0739864 B2 JPH0739864 B2 JP H0739864B2 JP 1083934 A JP1083934 A JP 1083934A JP 8393489 A JP8393489 A JP 8393489A JP H0739864 B2 JPH0739864 B2 JP H0739864B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家庭用プロパンガスなどに用いられる圧力調
整器の異常を検出する圧力調整器の異常検出装置に関す
るものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来、家庭用プロパワガスの圧力調整器の点検は、プロ
パンガス供給業者が二年に一回の割で実施し、保安特性
を満足しないものについては新品と交換するなどの処置
を講じていた。
ここで保安特性とは、ガス供給圧力、閉塞圧力及び安全
弁作動圧力の三特性をいい、この特性の確認は、第6図
に示すように、ガス配管18の途中に保安点検具19を接続
し、その値を読み取るなどの方法によって行われる。図
中、20はガスボンベ、21は圧力調整器、22ガスメータ、
23はコック、17はガス器具を示す。
ここで供給圧力とは、ガスボンベ20内の高圧ガスを圧力
調整器21により減圧してガス器具17に送る際の圧力をい
い、230〜330mH2Oを基準とし、許容限界を230〜420mmH2
Oに設定する。
閉塞圧力とは、ガス器具17を使用しない状態で、圧力調
整器21が閉塞している時の圧力をいい、通常420mmH2O以
下を基準とする。
安全弁作動圧力とは、なんらかの不具合によ異常に高い
圧力が圧力調整器21内に流入した場合に、圧力調整器21
の安全弁の開く圧力をいい、840mmH2Oを上限とする。
これら保安特性の異常は、ガス洩れやガス爆発などの大
事故につながるものであり、その防止のためには従来の
点検頻度では充分とは言えず、点検頻度を上げるなどし
て事故を未然に防ぐ必要があった。
よって本発明は、上記した点に鑑み、圧力調整器のガス
供給圧力調整機能についての異常有無を常時ないしは多
頻度で監視して検出することのできる自己診断型の圧力
調整器の異常検出装置を提供することを第1の課題とし
ている。
また本発明は、上記した点に鑑み、圧力調整器のガス閉
塞圧力についての異常有無を常時ないしは多頻度で監視
して検出することのできる自己診断型の圧力調整器の異
常検出装置を提供することを第2の課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1の課題を解決するため本発明によりなされた圧
力調整器の異常検出装置は、図1の基本構成図に示すよ
うに、減圧室内の圧力によるダイヤフラムの変位により
レバーを介して弁体を駆動してガス流入口を開閉し減圧
室の圧力を調整する圧力調整器1に設けられ、前記減圧
室内のガス供給下限圧力以下の圧力を検知する下限圧力
検知手段Aと、前記圧力調整器に設けられ、前記減圧室
内のガス供給上限圧力以上の圧力を検知する上限圧力検
知手段Bと、前記圧力調整器により圧力を調整したガス
を供給するガス流路に設けられ、所定量のガス流量に応
じた流量信号を出力する流量検知手段Qと、該流量検知
手段からの流量信号に基づいてガスの使用状態を判定す
る第1の判定手段C1と、該第1の判定手段によりガスが
使用されていることが判定されているとき、前記下限圧
力検知手段又は上限圧力検知手段からの検知信号に基づ
いてガス供給圧力の異常を判定する第2の判定手段C2
を備えることを特徴としている。
上記第1の異題を解決するため本発明によりなされた圧
力調整器の異常検出装置は更に、減圧室内の圧力による
ダイヤフラムの変位によりレバーを介して弁体を駆動し
てガス流入口を開閉し減圧室の圧力を調整する圧力調整
器に設けられ、前記減圧室内の閉塞圧力以上の圧力を検
知する閉塞圧力検知手段Bと、前記圧力調整器により圧
力を調整したガスを供給するガス流路15に設けられ、所
定量のガス流量に応じた流量信号を出力する流量検知手
段Qと、該流量検知手段からの流量信号に基づいてガス
の使用状態を判定する第1の判定手段C1と、該第1の判
定手段によりガスが使用されていないこと判定されてい
るとき、前記閉塞圧力検知手段からの検知信号に基づい
てガス閉塞圧力の異常を判定する第3の判定手段C4とを
備えることを特徴としている。
上記第1の課題を解決するため本発明によりなされた圧
力調整器の異常検出装置は、前記圧力調整器の減圧室の
上流側においてガス流路15に設けられ、ガス供給路を遮
断する遮断弁V1と、前記圧力調整器に設けられ、前記減
圧室内の最下限圧力以下の圧力を検知する最下限圧力検
知手段A′と、前記第2の判定手段が前記下限圧力検知
手段から検知信号によりガス供給下限圧力の異常を判定
しているとき、前記最下限圧力検知手段からの検知信号
に基づいて前記遮断弁を遮断状態に駆動する遮断弁駆動
手段C3とを備えることを特徴としている。
第2の課題を解決するため本発明によりなされた圧力調
整器の異常検出装置は、減圧室内の圧力によるダイヤフ
ラムの変位によりレバーを介して弁体を駆動してガス流
入口を開閉し減圧室の圧力を調整する圧力調整器1に設
けられ、前記減圧室内の閉塞圧力以上の圧力を検知する
閉塞圧力検知手段Bと、前記圧力調整器より圧力を調整
したガスを供給するガス流路に設けられ、所定量のガス
流量に応じた流量信号を出力する流量検知手段Qと、該
流量検知手段からの流量信号に基づいてガスの使用状態
を判定する第1の判定手段C1と、該第1の判定手段によ
りガスが使用されていないことが判定されているとき、
前記閉塞圧力検知手段からの検知信号に基づいてガス閉
塞圧力の異常を判定する第3の判定手段C4とを備えるこ
とを特徴としている。
第1又は2の課題を解決するため本発明によりなされた
圧力調整器の異常検出装置はまた、前記圧力調整器の減
圧室の上流側においてガス流路に設けられ、ガス供給路
を遮断する遮断弁V1と、前記圧力調整器に設けられ、前
記減圧室内の最下限圧力以下の圧力を検知する最下限圧
力検知手段A′と、前記流量検知手段からの流量信号に
基づいて前記ガス供給路のガス流量が所定時間の間所定
量以下であることを判定する第4の判定手段C5と、該第
4の判定手段により所定時間の間所定量以下のガス流量
であることが判されたとき、前記遮断弁を遮断状態に駆
動する遮断駆動手段C3と、該遮断弁駆動手段による前記
遮断弁の駆動によりガス供給路が遮断されたとき、前記
最下限圧力検知手段からの検知信号に基づいて微少ガス
漏洩有を判定する第5の判定手段C6とを備えることを特
徴としている。
〔作用〕
上記第1の課題を解決するため本発明により成された圧
力調整器の異常検出装置において、減圧室内の圧力によ
るダイヤフラムの変位によりレーを介して弁体を駆動し
てガス流入口を開閉し減圧室の圧力を調整する圧力調整
器1に設けた下限圧力検知手段Aが減圧室内の減圧室内
のガス供給下限圧力以下の圧力を検知し、圧力調整器に
設けた上限圧力検知手段手段Bが減圧室内のガス供給上
限圧力以上の圧力を検知し、かつ前記圧力調整器により
圧力を調整したガスを供給するガス流路に設けた流量検
知手段Qが所定量のガス流量に応じた流量信号を出力す
る。そして、流量検知手段からの流量信号に基づいて第
1の判定手段C1がガスの使用状態を判定しているとき、
下限圧力検知手段又は上限圧力検知手段からの検知信号
に基づいて第2の判定手段C2がガス供給圧力の異常を判
定している。
従って、ガスが使用されているときに、ガス供給圧力が
所定の範囲内に入るようにガス圧力を調整するように働
く圧力調整器のガス供給圧力調整機能が正常であるかど
うかを常時ないし多頻度で監視して検出することがで
き、事故の発生を未然に防ぐことが可能になる。
また、第1の課題を解決するため本発によりなされた圧
力調整器の異常検出装置において、圧力調整器の減圧室
の上流側においてガス流路15にガス流路15を遮断する遮
断弁V1を設け、第2の判定手段が下限圧力検知手段から
の検知信号によりガス供給下限圧力の異常を判定してい
るとき、減圧室内の最下限圧力以下の圧力を検知する最
下限圧力検知手段A′からの検知信号に基づいて遮断弁
駆動手段C3が遮断弁を遮断状態に駆動する。
従って、ガス供給圧力がガス供給下限圧力以下に大きく
低下するようなことが発生しても、ガス立ち消えによる
事故を未然に防ぐことができる。
第2の課題を解決するため本発によりなされた圧力調整
器の異常検出装置において、圧力調整器に設けた閉塞圧
力検知手段Bが減圧室内の閉塞圧力以上の圧力を検知
し、第1の判定手段がガスの未使用を判定していると
き、閉塞圧力検知手段からの検知信号に基づいて第3の
判定手段C4がガス閉塞圧力の異常を判定している。
従って、ガスが使用されていないときに、減圧室内の圧
力が所定の閉塞圧力まで高くなってダイヤフラムの変位
によりレバーを介して弁体を駆動してガス流入口を閉じ
るように働く圧力調整器1の閉塞圧力調整機能が正常で
あるかどうかを常時ないし多頻度で監視して検出するこ
とができ、事故の発生を未然に防ぐことが可能になる。
更にまた、圧力調整器の減圧室の上流側においてガス流
路にガス供給路を遮断する遮断弁V1を設け、圧力調整器
に設けた最下限圧力検知手段A′が減圧室内の最下限圧
力以下の圧力を検知する。そして、流量検知手段からの
流量信号に基づいて第4の判定手段C5がガス供給路のガ
ス流量が所定時間の間所定量以下であることを判定する
と、遮断弁駆動手段C3が遮断弁を遮断状態に駆動してガ
ス供給路を遮断させ、このとき第5の判定手段C6が最下
限圧力検知手段からの検知信号に基づいて微少ガス漏洩
有を判定するので、微少ガス漏洩による事故も未然に防
ぐことができる。
〔実施例〕
第2図は、本発明に係る圧力調整器の異常検出装置の一
実施例を示す構造説明図、第3図は圧力調整器の要部断
面図である。
図において、1は圧力調整器であり、切替弁ユニット2
を経由してガス流路3に流入したガスは、該圧力調整器
1の減圧室4に導かれる。ここで、減圧室4の圧力は、
ダイヤフラム5の変位によりレバー6を介して弁体7を
駆動させ、ガス流入口(弁座)8を開閉することによっ
て調整される。減圧室4の圧力がガス供給圧力の下限で
ある230mmH2Oになると流入口8が開き、上限の420mmH2O
で閉じるように圧縮ばね9の強さを設定してある。この
供給圧力を検知する圧力スイッチは第2図(b)に示す
ように、圧力調整器1の両側に対称に設けられており、
Aは供給圧力の下限圧力を検知するためのもの、Bは供
給圧力の上限圧力を検知するためのものである。
供給圧力の上限圧力を検知するための上限圧力検知圧力
スイッチBは、閉塞圧力(上限420mmH2O)の検知も兼ね
ており、例えば、弁体7が閉じているにもかかわらず弁
座8との間に塵などが付着して減圧室4の圧力が上昇
し、基準値を越えた場合などに動作する。
また、A′は供給圧力が下限圧力以下の所定圧力まで下
がったこと、或いはガスの非使用状態でガスの微少漏洩
により圧力低下が生じたことを検知する最下限圧力検知
圧力スイッチであり、最下限圧力140mmH2O以下で作動す
るように設定してある。
図中Rは、安全弁作動検知用のリードスイッチであり、
ダイヤフラム5の上面に固定されたマグネット10に対向
して設けてある。該リードスイッチRは、減圧室4の圧
力が異常に上昇し、ダイヤフラム5が上方に変位して安
全弁11が開く時点で作動するように設定されている。
これらの圧力スイッチA、A′及びB並びにリードスイ
ッチRは信号線12を介して予め定めたプログラムに従っ
て動作するマイクロコンピユータ(CPU)により構成さ
れた制御回路Cに接続されている。図中13は電源用のリ
チウム電池、V1は異常発生時にガス流路3を遮断するた
めの遮断弁、V3は異常表示用の発光ダイオードで、供給
圧力用、閉塞圧力用、安全弁作動圧力用、微小ガス漏洩
用に夫々設けてある。
また、14はガスメータであり、所定の量のガスが流れる
毎に1個の流量パルスを発生する流量センサーQを内蔵
している。V2はガス供給路15に設けられた遮断弁(ガス
メータ14に内蔵されることもある)、17はガス器具、G
は例えばガス器具17が設置されている各部屋に設けられ
たガス洩れ検知センサー、16はガス供給路15に接離自在
に接続される安全弁作動圧力確認用の加圧タンクであ
り、安全弁11を作動させるに足る高圧ガス(840mmH2O以
上)を封入してある。
次に、上記した圧力調整器の異常検出装置を第4図のブ
ロック図によって説明する。
図において、Qは流量センサーであり、ガスメータ14に
内蔵され、ガス流路(第2図の15)に所定量のガスが流
れる毎に1個の流量パルスを発生する。
Aは圧力調整器1に設けられ、下限供給圧力(230mmH
2O)を検知するための下限圧力検知圧力スイッチ、A′
はガスボンベ内のガス切れによる供給圧力の低下や微少
ガス漏洩による圧力低下を検知する、140mmH2Oで作動す
るよう設定された最下限圧力検知圧力スイッチ、Bは上
限供給圧力(420mmH2O)並びに閉塞圧力(420mmH2O)を
検知する上限圧力検知圧力スイッチ、Rは安全弁作動圧
力(840mmH2O)を検知する安全弁作動圧力検知リードス
イッチである。
これら流量センサーQ並びに圧力スイッチA,A′,B,R
は、駆動電源13により駆動される制御回路Cに接続され
ている、制御回路Cには、この他にガス洩れ検知センサ
ーGが接続されており、流量センサーQからの流量パル
スやガス洩れ検知センサーGからの漏洩検出信号を入力
すると共に、各圧力スイッチA、A′及びB並びにリー
ドスイッチRからのオンオフ信号を入力する。ここで、
制御回路Cは、ガス洩れ検知センサーGの信号を受けた
場合に遮断弁V1に遮断信号を送るなどの措置をとるが、
各圧力スイッチA、A′及びB並びにリードスイッチR
からの信号に対しては、次のような7つの仕事を行う。
すなわち、第1の仕事として、制御回路Cを構成するCP
Uはその動作をスタートするとガスメータ14に内蔵され
ている流量センサーQからの流量パルスを第1の所定時
間t1(例えば15分)の間監視し、ガス供給路15に第1の
所定量Q3(例えば3l/h)以上のガスが流れているか否
か、すなわちガスが使用されている否かを判断し、Q3C
<3l/hのとき流量Q3=0と判断する。
第2の仕事として、上記第1の仕事においてQ3=0と判
断した場合、第2の所定時間t2(例えば4時間)のタイ
マーを起動して第2の所定時間t2の間Q3=0であるか否
かを判断し、第2の所定時間t2以上ガスを使用していな
時間帯を探し、該当するところがあれば、遮断弁V1を遮
断して微小ガス漏洩の確認の仕事を行うようにする。な
お、第2の所定時間t2の間にQ3≠0となった場合にはガ
ス使用時の供給圧力の確認の仕事を行うようにする。
第3の仕事として、上記遮断弁V1の遮断後の微少ガス漏
洩の確認を行う。この確認の仕事を行う前にガス非使用
状態であることを確認済であるが、再度Q3=0であるこ
とを確認した後、ガス供給路15での微少ガス漏洩の有無
の確認を行う。この確認の仕事では、最下限圧力検知圧
力スイッチA′の状態により、圧力が140mmH2O以下にな
ったか否かを判断し、140mmH2O以下になっていれば微少
ガス漏洩を警報する表示を行う。一方、微少ガス漏洩が
内場合には、連続して微少ガス漏洩を確認する仕事を行
い、この確認において140mmH2O以下になったことを確認
したときには、微少ガス漏洩表示とともに遮断弁遮断表
示を行う。
第4の仕事として、上記第1の仕事においてQ3≠0であ
ると判断した場合には、第3の所定時間t3(例えば1
分)のタイマーを起動し、起動から第3の所定時間の経
過後、流量センサーQからの流量パルスに基づいて第2
の所定量Q50(例えば50l/h)以上のガス流量がガス流路
15に有るか否かを確認する。この確認においてQ50<50l
/hを流量無と判断する。
第5の仕事として、閉塞圧力の確認を行う。この閉塞圧
力の確認においては、Q50=0となってから第3の所定
時間t3(例えば1分)の間流量Q50=0であることを確
認後次に第4の所定時間t4(例えば5秒)の間に上限圧
力検知圧力スイッチBがオンして圧力が420mmH2O以上で
あることを連続して所定回数(例えば3回)確認した場
合に閉塞異常を警報する。上記所定回数以下のときに
は、ゴミや切粉などの付着による偶然性が絡んで閉塞異
常を生じたものとして異常とは判断しない。
第6の仕事として、供給圧力の下限圧力の確認を行う。
この確認においては、第3の時間t3(例えば1分)の間
Q50≠0すなわちガスの非使用状態を確認し、次いで下
限圧力検知圧力スイッチAのオンしているか否かを監視
し、圧力スイッチAがオンして供給圧力が230mmH2O以下
となっているときには、第5の時間t5(例えば30秒)の
間供給圧力が異常か正常かを確認する。異常の場合に
は、下限供給圧力を警報する。また、上記下限供給圧力
異常の報知を行った後、最下限圧力検知圧力スイッチ
A′がオンしているか否かを判断し、最下限圧力検知圧
力スイッチA′がオンしていて最下限圧力140mmH2O以下
となっているときには、第5の時間t5の間下限供給圧力
が異常であるか正常であるかを確認し、異常であるとき
には低圧遮断を行うと共にその旨の表示を行う。
第7の仕事として、供給圧力の上限圧力の確認を行う。
この確認においては、供給圧力の下限圧力が正常である
ことの確認とQ50≠0すなわちガスの使用状態であるこ
との確認とを行った後、上限圧力検知圧力スイッチBが
オンしているか否かを判断し、上限圧力検知圧力スイッ
チBがオンしていて上限圧力420mmH2Oの異常になってい
るときには、第5の時間t5(例えば30秒)の間供給圧力
が正常か異常かを確認し、更にQ50≠0ガス非使用状態
であることを確認して上限圧力異常を警報する。
上記仕事により制御回路Cは、ガス供給路15内にガスが
流ぜている場合に流量センサーQが出力する流量パルス
に基づいて、下限圧力検知スイッチAがガス漏洩検知ス
イッチA′からの信号、或いは上限圧力検知スイッチB
からの信号を判定して表示器V3や警報器V4を駆動した
り、センター通報用電話回線V5に報知信号を送る。上記
表示器V3は供給圧力用、閉塞圧力用並びに安全弁作動圧
力用と別々に設けてあるから、上限供給圧力と閉塞圧力
の設定値が同じでも両者の異常を取り違える心配はな
い。
なお、安全弁作動圧力の確認はQ3=0すなわち流量無の
場合、制御回路Cが安全弁作動圧力検知スイッチRから
の信号を入力して判定し、異常があれば、遮断弁V1に閉
塞信号を出力すると共に表示器V3及び警報器V4にそれぞ
れ信号を出力する。
以上概略説明した動作の詳細を、制御回路Cを構成して
いるCPUが実行する仕事を示す第5図のフローチャート
図を参照しながら説明する。
制御回路Cを構成するCPUは、電源の投入によりその動
作をスタートし、最初のステップS1において上述した第
1の仕事を行う。すなわち、第1の所定時間t1のt1タイ
マーを起動し、このt1タイマーがタイムオーバするまで
の間流量センサーQからの流量パルスを監視してQ3=0
であるか否かの判定をする。このステップS1の判定がYE
Sのときには、すなわち流量が第1の所定量Q3(3l/h)
以下であったときにはステップS2に進み、判定がNOすな
わち流量が第1の所定量Q3以上のときには後述するステ
ップS20に進む。
上記ステップS2においては上述した第2の仕事を行う。
この第2の仕事では、第2の所定時間t2のt2タイマーを
起動し、このt2タイマーがタイムオーバするまで流量セ
ンサーQからの流量パルスを監視してこの間Q3=0であ
るか否を判定する。このステップS2の判定がYESのとき
には、すなわち流量が第2の所定時間t2の間第1の所定
量Q3以下であったときにはステップS3に進み、判定がNO
すなわち流量が第2の所定時間の間に第1の所定量Q3
上になったときには後述するステップS20に進む。
上記ステップS3で始まるステップS16までは上述した第
3の仕事を行う。先ず最初のステップS3において遮断弁
V1を遮断し、続いてステップS4に進んで第1の所定時間
t1のt1タイマーを起動する。その後ステップS5に進み、
ここで流量センサーQからの信号を読み込み、続くステ
ップS6においてこの読み込んだ信号により流量が第1の
所定量Q3以下であるか否かを判定する。流量が第1の所
定量Q3以下でQ3=0であり、ステップS6の判定がYESの
ときはステップS7に進み、ここで最下限圧力検知圧力ス
イッチA′の状態を読み込む。続いてステップS8に進
み、ここでこの読み込んだ状態により圧力が140mmH2O以
上であるか否かを判定する。このステップS8の判定がYE
Sのときには、すなわち圧力が140mmH2O以上であるとき
にはステップS9に進み、ここでt1タイマーがタイムオー
バとなったか否を判定し、この判定がNOすなわちタイム
オーバしていないときには上記ステップS5に戻り、以後
第1の所定時間t1の間流量Q3=0と圧力140mmH2O以上か
否かを繰り返し判定する。
第1の所定時間t2の間に上記ステップS6における判定が
NOすなわちQ3=0でなく流量が所定量Q3以上のときはス
テップS10に進み、ここで遮断弁V1を弁開した後、後述
するステップS20に進む。また、上記第1の所定時間t2
の間に上記ステップS8の判定がNOすなわち圧力が140mmH
2O以下になり最下限検知圧力スイッチA′がオンしたと
きにはステップS11に進み、ここで遮断弁閉表示をオン
すると共に微少ガス漏洩表示をオンした後、後述するス
テップS60に進む。
更に、上記第1の所定時間t1の間、Q3=0でしかも圧力
が140mmH2O以上のときにはステップS12進み、ここで流
量センサーQからの信号を読み込み、続くステップS13
において上記ステップS13において読み込んだ信号に基
づいてQ3=0であるか否かを判定する。このステップS1
3の判定がYESすなわち流量が第1の所定流量Q3以下のと
きにはステップS14に進み、ここで最下限圧力検知圧力
スイッチA′の状態を読み込む。その後ステップS15に
進み、ここで上記ステップS14において読み込んだ圧力
スイッチA′の状態により圧力が140mmH2O以上であるか
否かを判定する。このステップS15の判定がNO、すなわ
ち圧力が140mmH2O以上であるときには上記ステップS12
に戻り、上述のステップS12乃至S15の動作を繰り返す。
上記ステップS12乃至S15の仕事を繰り返しているとき、
上記ステップS13の判定がNOすなわちQ3≠0となったと
きにはステップS16に進み、ここで遮断弁V1を弁開にし
た後、後述するステップS20に進む。また、上記ステッ
プS15の判定がNOすなわち圧力が140mmH2O以下になって
圧力スイッチA′がオンしたときには上記ステップS11
に進み、ここで遮断弁閉表示を行うと共に微少ガス漏洩
表示を行った後後述するステップS60に進む。
上記ステップS20は上述した第4の仕事を行う。このス
テップS20では第3の所定時間t3(例えば1分)のt3
イマーを起動し、この第3の所定時間t3の間流量センサ
ーQからの信号を監視してガスの流量が第2の所定時間
Q50以下でありQ50=0であるか否かの判定を行い、判定
がYESすなわち流量が第2の所定量Q50以下のときにはダ
イヤフラムS21に進み、判定がNOのときには後述するス
テップS30に進む。
ステップS21で始まるステップS25までは上記第5の仕事
を行う。先ずステップS21において第4の所定時間t
4(例えば5秒)のt4タイマーを起動し、この第4の所
定時間t4の間上限圧力検知圧力ステップBの状態を監視
して圧力スイッチBの状態により圧力が420mmH2O以下で
あるか否かを判定する。このステップS21の判定がYES、
すなわち第4の所定時間t4の間圧力が420mmH2O以下にな
ることがないときにはステップS22に進み、ここでカウ
ンタの計数値をクリアした後上記ステップS1に戻り、判
定がNOすなわち第4の所定時間t4の間に圧力が420mmH2O
以上になることがあった場合にはステップS23において
カウンタの計数値を+1する。そしてステップS23の実
行後ステップS24に進み、ここでステップS23において+
1したカウンタの計数値が3以上であるか否かを判定す
る。このステップS24の判定がNO、すなわちカウンタの
計数値が3以上でないときには上記ステップS1に戻る。
一方、上記ステップS24の判定がYES、すなわちカウンタ
の計数値が3以上のときにはステップS25に進み、ここ
で閉塞圧力の異常警報のための信号を出力して警報器V4
に閉塞異常の警報音を発生させた後上記ステップS1に戻
る。
また上記ステップS30で始まるステップS40までは上記第
6の仕事を行う。先ずステップS30において下限圧力検
知圧力スイッチAの状態を読み込み、続くステップS31
において該読み込んだ圧力スイッチAの状態により圧力
が230mmH2O以上であるか否かを判定する。このステップ
S31の判定がYES、すなわち圧力が230mmH2O以上であると
きにはステップS32に進み、判定がNO、すなわち圧力が2
30mmH2O以上でないときには後述するステップS34に進
む。上記ステップS32においては第5の所定時間t5のt5
タイマーを起動し、このt5タイマーがタイムオーバにな
るまで第5の所定時間t5の間圧力が230mmH2O以上を保っ
ているか否かを判定する。このステップS32の判定がYES
のとき、すなわち第5の所定時間t5の間圧力が230mmH2O
以上であるときはステップS33に進み、判定がNOのとき
には上記ステップS30に戻る。上記ステップS33において
は、第3の所定時間t3のt3タイマーを起動し、この第3
の所定時間t3が経過するまでの間流量センサーQからの
信号を監視してガス流量がQ50=0であるか否かを判定
する。このステップS33の判定がYESすなわち流量がQ50
=0であるときには上記ステップS21に進み、判定がNO
すなわちQ50≠0であるときには後述するステップS50に
進む。
上記ステップS34においては、第5の所定時間t5のt5
イマーを起動し、このt5タイマーがタイムオーバするま
での第5の所定時間t5の間下限圧力検知スイッチAの状
態を監視して圧力が230mmH2O以上になったか否かを判定
する。このステップS34の判定がYES、すなわち圧力が23
0mmH2O以上になると上記ステップS30に戻り、判定がNO
のとき、すなわち圧力が230mmH2O以上になることがない
場合にはステップS35に進む。ステップS35においては、
下限圧力に異常があることを示す信号を表示器V3に出力
して警報器V4に下限圧力の異常警報音を発生させる。
上記ステップS35の実行後はステップS36に進み、ここで
最下限圧力検知圧力スイッチA′の状態を読み込み、続
くステップS37で該読み込んだ圧力スイッチA′の状態
により圧力が140mmH2O以上であるか否かを判定する。こ
のステップS37の判定がYES、すなわち圧力が140mmH2O以
上であるときにはステップS38に進み、ここで第5の所
定時間t5のt5タイマーを起動し、第5の所定時間t5の間
圧力スイッチA′の状態を監視して圧力が140mmH2O以上
であるか否かを判定する。そしてこのステップS38の判
定がYESのときには上記ステップS1に戻り、NOすなわち
圧力が140mmH2O以上でないときには上記ステップS36に
戻り、上記動作を繰り返す。
また、上記ステップS37の判定がNOすなわち圧力が140mm
H2O以上でないときにはステップS39に進み、ここで第5
の所定時間t5のt5タイマーを起動し、第5の所定時間t5
の間圧力スイッチA′の状態を監視して圧力が140mmH2O
以上であるか否かを判定する。そしてこのステップS39
の判定がYESのときには上記ステップS36に戻って上記動
作を繰り返す。一方、ステップS39の判定がNO、すなわ
ち圧力が140mmH2O以上でないときにはステップS40に進
み、ここで遮断弁V1を遮断すると共に低圧遮断警報のた
めの信号を出力し、表示器V3にその旨を表示させると共
に警報器V4に警報音を発生させた後、後述するステップ
S60に進む。
上記ステップS50で始まるステップS55までは上述した第
7の仕事を行う。先ず最初のステップS50において、上
限圧力検知圧力スイッチBの状態を読み込み、その後ス
テップS51において該読み込んだ状態により圧力が420mm
H2O以下であるか否かを判定する。ステップS51の判定が
YES、すなわち圧力が420mmH2O以下のときにはステップS
52に進み、判定がNOのときはステップS53に進む。ステ
ップS52においては、第5の所定時間t5のt5タイマーを
起動し、このタイマーがタイムオーバするまでの間圧力
が420mmH2O以下であるか否かを判定し、このステップS5
2の判定がYESのときすなわち第5の所定時間t5の間圧力
が420mmH2O以下を保持しているときには上記ステップS2
0に進み、判定がNOのときは上記ステップS50に戻って上
記動作を繰り返す。
上記ステップS53においては、上記ステップS52と同様な
動作を行い、第5の所定時間t5のt5タイマーを起動し、
このタイマーがタイムオーバーするまでの間圧力が420m
mH2O以下であるか否かを判定し、このステップS53の判
定がYESのときすなわち第5の所定時間t5の間圧力が420
mmH2O以下を保持しているときには上記ステップS50に戻
って上記上記動作を繰り返し、判定がNOのときは上記ス
テップS54に進み、ここで第3の所定時間t3のt3タイマ
ーを起動し、このタイマーがタイムオーバするまでの間
流量センサーQからの流量パルスを監視して流量がQ50
=0であるか否かを判定し、このステップS54の判定がY
ESのとき、すなわちQ50=0のときには上記ステップS1
戻り上述の動作を繰り返し、判定がNOすなわちQ50≠0
のときにはステップS55に進み、ここでガス供給圧力の
上限圧力に異常があることを示す警報信号を出力して警
報器V4に上限異常警報音を発生させた後上記ステップS1
に戻る。
上記ステップS60で始まるステップS69までは上述しない
第8の仕事、すなわち復帰安全確認のための仕事を行
う。この復帰安全確認の仕事は、遮断状態にある遮断弁
V1を図示しないリセット釦を手動操作して遮断弁V1を開
にして安全の確認を行うもので、その最初のステップS6
0において、リセット釦の操作を持つ。リセット釦が操
作されるとステップS61に進み、ここで閉状態にある遮
断弁V1を開した後ステップS62に進む。ステップS62にお
いては、第6の所定時間t6(例えば3秒)のt6タイマー
を起動し、その後ステップS63に進んで第6の所定時間t
6が経過したか否かを判定する。時間が経過していれば
ステップS64に進み、ここで遮断弁V1を遮断する。続い
てステップS65に進み、ここで第3の所定時間t3のt3
イマーを起動し、その後ステップS66に進んで第3の所
定時間t3が経過したか否かを判定する。所定時間t3が経
過するとステップS67に進み、ここで第4の所定時間t4
のt4タイマーを起動し、この所定時間t4の間最下限圧力
検知圧力スイッチA′を監視して圧力が140mmH2O以下で
あるか否かを判定する。このステップS67の判定がYES、
すなわち圧力が140mmH2O以下のときはステップS68に進
み、ここで最下限圧力異常警報を行う信号を出力して上
記ステップS60に戻り、判定がNOであればステップS69に
進み、ここで遮断弁V1を開してから上記ステップS1に戻
る。
以上説明した本発明の実施例では、圧力調整器とガスメ
ータは別体になっているが、一体構造にしてもよく、こ
のようにすると信号線の引き回しがなくなるなどの効果
が得られる。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、圧力調整器が行う
ガス供給圧力或いはガス閉塞圧力の圧力調整機能を常時
或いは多頻度で自己診断して異常の有無を検出するよう
にしているので、異常時には、異常の報知と共にガスの
供給を遮断することができるから、事故を未然に防止で
きるものである。更に、従来人手によって圧力調整器の
点検が不要になるから、ガス供給業者の負担の軽減並び
に経費の節約がなされるものである。
特に、ガス使用時にガス供給圧力がガス供給下限圧力以
下に大きく圧力が低下したとき遮断弁によりガス供給路
を遮断するようにしているので、ガス立ち消えによる事
故を未然に防ぐことができる。
また、ガス非使用時に、遮断弁を閉じて圧力を監視し、
圧力が最下限圧力以下に低下したかどうかにより微少ガ
ス漏洩の有無を判定するようになっているので、微少ガ
ス漏洩による事故も未然に防ぐことができるなどの効果
がられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る圧力調整器の異常検出装置の基本
構成図、 第2図(a)は本発明に係る装置の一実施例を示す構造
説明図、 (b)は(a)の切欠側面図、 第3図は第2図(a)の要部断面図、 第4図は本発明に係る装置の一実施例を示すブロック
図、 第5図は第4図中の制御回路の動作を示すフローチャー
ト図、 第6図は従来の一般的なガス供給系を示す説明図であ
る。 A……下限圧力検知手段、A′……最下限圧力検知手
段、B……上限圧力検知手段,閉塞圧力検知手段、C1
…第1の判定手段、C2……第2の判定手段、C3……遮断
弁駆動手段、C4……第3の判定手段、C5……第4の判定
手段、C6……第5の判断手段、Q……流量検知手段、V1
……遮断弁、1……圧力調整器、15……ガス供給路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】減圧室内の圧力によるダイヤフラムの変位
    によりレバーを介して弁体を駆動してガス流入口を開閉
    し減圧室の圧力を調整する圧力調整器に設けられ、前記
    減圧室内のガス供給下限圧力以下の圧力を検知する下限
    圧力検知手段と、 前記圧力調整器に設けられ、前記減圧室内のガス供給上
    限圧力以上の圧力を検知する上限圧力検知手段と、 前記圧力調整器により圧力を調整したガスを供給するガ
    ス流路に設けられ、所定量のガス流量に応じた流量信号
    を出力する流量検知手段と、 該流量検知手段からの流量信号に基づいてガスの使用状
    態を判定する第1の判定手段と、 該第1の判定手段によりガスが使用されていることが判
    定されているとき、前記下限圧力検知手段又は上限圧力
    検知手段からの検知信号に基づいてガス供給圧力の異常
    を判定する第2の判定手段とを備える ことを特徴とする圧力調整器の異常検出装置。
  2. 【請求項2】減圧室内の圧力によるダイヤフラムの変位
    によりレバーを介して弁体を駆動してガス流入口を開閉
    し減圧室の圧力を調整する圧力調整器に設けられ、前記
    減圧室内の閉塞圧力以上の圧力を検知する閉塞圧力検知
    手段と、 前記圧力調整器により圧力を調整したガスを供給するガ
    ス流路に設けられ、所定量のガス流量に応じた流量信号
    を出力する流量検知手段と、 該流量検知手段からの流量信号に基づいてガスの使用状
    態を判定する第1の判定手段と、 該第1の判定手段によりガスが使用されていないことが
    判定されているとき、前記閉塞圧力検知手段からの検知
    信号に基づいてガス閉塞圧力の異常を判定する第3の判
    定手段とを備える ことを特徴とする圧力調整器の異常検出装置。
  3. 【請求項3】前記圧力調整器の減圧室の上流側において
    ガス流路に設けられ、ガス供給路を遮断する遮断弁と、 前記圧力調整器に設けられ、前記減圧室内の最下限圧力
    以下の圧力を検知する最下限圧力検知手段と、 前記第2の判定手段が前記下限圧力検知手段からの検知
    信号によりガス供給下限圧力の異常を判定していると
    き、前記最下限圧力検知手段からの検知信号に基づいて
    前記遮断弁を遮断状態に駆動する遮断弁駆動手段とを備
    える ことを特徴とする請求項(1)記載の圧力調整器の異常
    検出装置。
  4. 【請求項4】前記圧力調整器の減圧室の上流側において
    ガス流路に設けられ、ガス供給路を遮断する遮断弁と、 前記圧力調整器に設けられ、前記減圧室内の最下限圧力
    以下の圧力を検知する最下限圧力検知手段と、 前記流量検知手段からの流量信号に基づいて前記ガス供
    給路のガス流量が所定時間の間所定量以下であることを
    判定する第4の判定手段と、 該第4の判定手段により所定時間の間所定量以下のガス
    流量であることが判定されたとき、前記遮断弁を遮断状
    態に駆動する遮断弁駆動手段と、 該遮断弁駆動手段による前記遮断弁の駆動によりガス供
    給路が遮断されたとき、前記最下限圧力検知手段からの
    検知信号に基づいて微少ガス漏洩有を判定する第5の判
    定手段とを備える ことを特徴とする請求項(1)又は(2)記載の圧力調
    整器の異常検出装置。
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