JP2522195Y2 - ガスメータ装置 - Google Patents

ガスメータ装置

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JP2522195Y2
JP2522195Y2 JP1555991U JP1555991U JP2522195Y2 JP 2522195 Y2 JP2522195 Y2 JP 2522195Y2 JP 1555991 U JP1555991 U JP 1555991U JP 1555991 U JP1555991 U JP 1555991U JP 2522195 Y2 JP2522195 Y2 JP 2522195Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はガスの使用量を計測する
計量機能を有するガスメータ装置に係り、特に、ガス流
路に流れるガスの流量を計量する計量部の他に、ガス流
路に流れるガスの流量を監視して各種の仕事を行う制御
部とを有するガスメータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガスメータ装置として、
図6に示すように構成されたものがあった。同図におい
て、ガスメータ本体1に内蔵された制御部2には、ガス
メータ1の計量部11の動作に連動して流量信号を発生
する流量センサ3と、ガス流路に設けられた電磁弁4
と、宅内に設けられたガス漏れ警報器5とが信号線L1
乃至L3 を介して接続されると共に、網制御ユニット
(NCU)6及び電話回線L4 を介して図示しないセン
タに接続されている。なお、7はLPガスボンベ、8は
ガス流路としてのガス配管、9はガス器具である。
【0003】以上の構成により、制御部2は流量センサ
3からの流量信号によって一定流量で一定時間を越えて
ガスが使用されたこと(継続使用時間オーバー)を検出
すると、ガス器具9の消し忘れと判断して電磁弁4に対
して遮断信号を出力してガス遮断を行うようになってお
り、また上記一定時間から所定時間前に、例えば5分前
にガス漏れ警報器5に対して警告信号を出力して警告音
を発生させ、ガス使用者にガス器具の消し忘れについて
の注意を喚起するようになっている。
【0004】また、ガス漏れ警報器5がガス漏れを検知
した場合は、ガス漏れ警報器5から信号線L3 を介して
ガス漏れ信号が制御部2に送られ、制御部2はガス漏れ
信号を受けて電磁弁4に対して遮断信号をステップして
ガス遮断を行うようになっている。
【0005】そして、電磁弁4が遮断したときには、N
CU6及び電話回線L4 を介してガス供給業者のセンタ
に対して電磁弁4を遮断したことを通報し、電話回線L
4 及びNCU6を介してセンタから送られてくる遮断指
令信号を受け取ると、電磁弁4を遮断するようになって
いる。
【0006】また一方、コスト的な理由によって図6の
システムを構築できない場合には、制御部2はガス漏れ
警報器、NCUは制御されず、メータ単独で流量異常を
判断して遮断を行わせるようにしたシステムも使用され
ている。ここで流量異常とは上述した継続使用時間オー
バーの他に、合計流量オーバー、増加流量オーバー、微
少漏洩などである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上述したように従来の
ものでは、ガス漏れ警報器5が接続されていても接続さ
れていなくても、一定時間がきたら電磁弁4を遮断する
とようになっている。
【0008】なお、上記一定時間は、一定のガス器具の
使用時間を調査し、統計的に決めた値で、複数の流量監
視区分の各々に対して予め定めたデータが制御部2を構
成するマイクロコンピュータ(CPU)内のメモリに格
納されたものである。しかし、ガス器具の開発状況やガ
ス使用状態によっては、正常使用でも遮断する不用遮断
が発生する可能性がある。
【0009】このような不用遮断が頻繁に起こると、ユ
ーザは正常使用中であったにも拘らず、ガス流路が遮断
されてしまうため、屋外に出て遮断復帰操作をしなけれ
ばならなかったり、遮断原因が判らないためにガス供給
業者に連絡して供給設備を点検させたりすることが多く
なるため、ユーザにとっては利便性が悪く、供給業者に
とってはユーザとのトラブルが多くなることで負担が大
きくなるという問題があった。
【0010】よって本考案は、上述した従来の問題に鑑
み、ガスメータの制御部に警報器が接続されていて、警
報器からの警報信号によってガスメータ内の弁を遮断で
きるようにしたシステムにおいては、重大事故につなが
るガスの漏洩が起きた場合には警報器によって遮断でき
ることに着目し、継続使用時間による遮断を警報器の有
無によって行わせることで、安全性を確保した上で利便
性を向上したガスメータ装置を提供することを課題とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案により成されたガスメータ装置は、図1の基本構
成図に示すように、ガスメータ1の計量部11の動作に
連動して流量センサ3が発生する流量信号に基づいて流
量の変化がないことを監視し、各流量区分に対してそれ
ぞれ設定した一定時間の所定時間前まで流量に変化がな
いとき、各流量区分に対してそれぞれ設定した一定時間
の間流量に変化がないときガス流路に設けた電磁弁4を
遮断する制御を行う制御部2を有するガスメータ装置に
おいて、前記制御部2が、該制御部2への警報器5の接
続の有無を検出する接続検出手段2dと、前記接続検出
手段2dによって警報器5の接続されていないことが検
出されている場合だけ各流量区分に対してそれぞれ設定
した一定時間の間流量に変化がないとき直ちに、前記電
磁弁4を遮断する遮断信号を出力する遮断信号出力手段
2eとを有することを特徴としている。
【0012】上記課題を解決するため本考案により成さ
れた図1のガスメータ装置において、前記遮断信号出力
手段2eが、該接続検出手段2dによって警報器5の接
続されていないことが検出されている場合各流量区分に
対してそれぞれ設定した一定時間の間流量に変化がない
とき直ちに、前記接続検出手段2dによって警報器5の
接続されていることが検出されている場合各流量区分に
対してそれぞれ設定した一定時間の間流量に変化がない
ときそれから一定時間後に、前記電磁弁4を遮断する遮
断信号を出力することを特徴としている。
【0013】
【作用】上記構成において、前記制御部2が有する接続
検出手段2dが警報器5の接続されていないことを検出
している場合だけ、遮断信号出力手段2eが各流量区分
に対してそれぞれ設定した一定時間の間流量に変化がな
いとき直ちに前記電磁弁4を遮断する遮断信号を出力し
て電磁弁4を遮断し、警報器5が接続されている場合
に、各流量区分に対してそれぞれ設定した一定時間の間
流量に変化がなくても電磁弁4を遮断しないので、安全
性を確保した上で不用遮断をなくすることができる。
【0014】また、遮断信号出力手段2eが、前記接続
検出手段2dによって警報器5の接続されていないこと
が検出されている場合各流量区分に対してそれぞれ設定
した一定時間の間流量に変化がないとき直ちに、前記接
続検出手段2dによって警報器5の接続されていること
が検出されている場合各流量区分に対してそれぞれ設定
した一定時間の間流量に変化がないときそれから一定時
間後、例えばユーザが留守であると判断できる時間後
に、前記電磁弁4を遮断する遮断信号を出力して電磁弁
4を遮断するので、安全性を確保した上で不用遮断をな
くするとともに、ユーザの留守中による大事故の発生を
防止することができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本考案によるガスメータ装置の一実施例を
示すブロック図であり、同図において、図6について上
述した従来のものと同一の部分には同一の符号を付して
ある。
【0016】図2において、制御部2は予め定めた制御
プログラムに従って動作するマイクロコンピュータ(C
PU)によって構成され、制御プログラムを格納するR
OM2aと各種のデータを格納するデータエリアや信号
処理の過程で使用するワークエリアなどを有するRAM
2bとを有する。
【0017】流量センサ3は信号線L1 を介して制御部
2に接続されており、例えばガスメータの計量部を構成
するダイアフラム又はこのダイアフラムの往復運動を指
示部に伝達するリンク機構に一部に設けた磁石と、この
磁石の位置を検出するリードスイッチとを組み合わせた
もので構成される。このガス流量センサ3はそのリード
スイッチのオン・オフによって流量信号を発生し、この
流量信号を受け取る制御部2はリードスイッチのオンか
ら次のオンまでの時間を計測することにより、ガスの流
量を知ることができる。
【0018】電磁弁4は信号線L2 を介して制御部2に
接続されており、ガス流路中に設けた磁石と電磁コイル
とを組み合わせた自己保持型のもので、制御部2からの
遮断信号によりガス流路を遮断する。この電磁弁4は、
磁石によって開状態を自己保持するようになっており、
電源としての電池の消耗を少なくしている。また、遮断
動作は、その電磁コイルに電流を流すことによって生じ
る電磁力が磁石により弁を開状態に保つ保持力に打ち勝
つことによって、自己保持状態が解除されることにより
行われる。このようにして一度遮断状態になれば、磁石
の保持力だけでは、開状態になることはなく、もはや電
流を流す必要はない。開状態にすためには、手動で弁を
開け、磁石で保持できる位置にする。
【0019】ガス漏れ警報器5はインターフェース10
及び信号線L3 を介して双方向通信可能なように制御部
2と接続されており、COガスや燃焼ガスを検知する検
知素子からなるセンサ部とブザーなどの発音器からなる
警報部とからなっている。ガス漏れ警報器5は所定濃度
以上のガスを検知すると、警報部を作動させて警報音を
発生するとともにその旨を示すガス検知信号を信号線L
3 及びインターフェース10を介して制御部2に送出し
て電磁弁4を遮断させる。また、制御部2からインター
フェース10及び信号線L3 を介して入力される流量市
場による遮断予告信号及び遮断信号に基づいて警報部が
作動されて警告音を発する。
【0020】網制御ユニット(NCU)6は制御部2か
らセンタへの信号の送信とセンタからの信号の受信とを
制御するためのものであり、制御部2には、ガス漏れ警
報器5の接続の有無を設定する接続設定器12が接続さ
れている。
【0021】上記制御部2は、流量センサ3からの流量
信号に基づいてガス流量を計測し、この計測したガス流
量の変化がないことを監視し、各流量区分に対してそれ
ぞれ設定した一定時間の所定時間前まで流量に変化がな
いと判断したとき、ガス漏れ警報器5に対して遮断予告
信号を出力すると共に網制御ユニット6及び電話回線L
4 を介してセンタにその旨を通報する。
【0022】その後、制御部2は、各流量区分に対して
それぞれ設定した一定時間の間流量に変化がないと判断
した場合、その流量相当のガス器具が通常使用時間より
も長く使われていることになるので、このような状態は
何らかの異常を示すものとして、インターフェース10
からの信号によってガス漏れ警報器5が接続されている
かどうかを判断し、接続されていないと判断したときに
は直ちに遮断信号をインターフェース10及び信号線L
3 を介して電磁弁4に対して送出し、電磁弁4を駆動し
てガス流路を遮断すると共に、電磁弁4を遮断したこと
を遠隔のセンタに対して網制御ユニット6及び電話回線
4 を介してセンタに通報する。
【0023】一方、制御部2がインターフェース10か
らの信号によってガス漏れ警報器5が接続されていると
判断したときには、ガス漏れ警報器5への警告信号は出
力し続けるが、電磁弁4は遮断しないか、或いはRAM
2bに構成したタイマを起動して一定時間、例えばユー
ザが留守中だと判断できる時間の計時を行い、この間も
依然ガス流量の変化がないときには遮断信号をインター
フェース10及び信号線L3 を介して電磁弁4に対して
送出し、電磁弁4を駆動してガス流路を遮断すると共
に、電磁弁4を遮断したことを遠隔のセンタに対して網
制御ユニット6及び電話回線L4 を介してセンタに通報
する。
【0024】制御部2において、流量センサ3からの流
量信号によって計測したガス流量が、一定値のままで所
定時間を越えて流れ、その流量相当のガス器具が通常使
用時間よりも長く使われていると判断するために、制御
部2には、ガスの種類を選択すると共にガスメータの種
類及び使用する設備の最大消費流量、ガスストーブの有
無などを選択する設定器11が接続されている。これ
は、爆発するに足る未燃焼ガスの量がガスの種類によっ
て異なるので、ガスメータを通過するガス量から危険性
を判断するときの所定時間をガス種類に応じて変える必
要があり、またガスメータのダイアフラムの一往復によ
りメータを通過するガス量がメータの種類により異なる
ためであり、また使用される設備の燃焼器の種類や数に
よっても危険性を判断するときの所定時間や流量が異な
るからである。
【0025】なお、上述の実施例では、ガス漏れ警報器
5の接続の有無を設定する接続設定器12を制御部2に
接続しているが、インターフェース10に信号線L3
介してガス漏れ警報器5が接続されていないことを検出
して非接続状態を示す信号を発生する機能を持たせ、制
御部2がこの信号に基づいてガス漏れ警報器5が接続さ
れているか否かを判定することができるようにしてもよ
い。このようにすることで、ガス漏れ警報器5が接続さ
れているシステムにおいても、何らかの理由により信号
線L3 が断線した場合にもガス漏れ警報器5が接続され
ていないと判断するので、継続使用時間オーバーによる
遮断を行うことができる。
【0026】以上概略説明した装置の動作を、制御部2
を構成するCPUが行う仕事を示す図3及び図4のフロ
ーチャートを参照して以下説明する。
【0027】CPUからなる制御部2は電源投入によっ
て動作を開始し、図3のフローチャートのの最初のステ
ップS1において流量センサ3からの流量信号によって
流量の計測を行ってからステップS2に進む。ステップ
S2においては、ステップS1において計測した流量が
所定の範囲内に入っているか否かを判定し、この判定が
NOのときにはステップS3に進んで継続使用時間オー
バー異常以外の流量異常処理を行ってから上記ステップ
S1に戻る。なお、この異常処理においては、センタに
異常を通報すると共に電磁弁4に遮断信号を出力するな
どの仕事を行う。
【0028】上記ステップS2の判定がYESのとき、
すなわち流量が所定の範囲内にあるときにはステップS
4に進み、ここで流量がどの流量区分に入っているかを
特定してからステップS5に進み、ここで上記ステップ
S4において特定した流量区分が前回特定した区分と変
わっているかどうかによって流量変化の有無を判定す
る。このステップS5の判定がYESのとき、すなわち
流量変化があるときにはステップS6に進んでRAM2
b中に形成した制限時間タイマをリセットしてから上記
ステップS1に戻る。
【0029】上記ステップS5の判定がNO、すなわち
流量変化がないときにはステップS7の制限時間処理を
行ってからステップS1に戻る。
【0030】ステップS7の継続使用時間処理は図4の
フローチャートに示すように、その最初のステップS7
aにおいて、制限時間タイマの計時が現在の流量区分に
対する一定の制限時間の5分前であるか否かを判定す
る。ステップS7aの判定がNOのときにはステップS
7bに進んで制限時間を経過したか否かを判定し、この
ステップS7bの判定がNOのときには図3のフローチ
ャートに戻り、以後S1、S2、S4、S5を経てステ
ップS7a、S7bを繰り返し実行する。
【0031】制限時間の5分前になってステップS7a
の判定がYESになると、ステップS7cに進んでガス
漏れ警報器5に対する警告信号を出力し、続くステップ
S7dにおいてセンタに対して制限時間の5分前でも流
量が変化せずに流れていることを知らせる通報を行って
から図3のフローチャートに戻るが、その後再びステッ
プS7aの判定を行うと、ステップS7aの判定がNO
になってステップS7bに進むようになり、以後ステッ
プS7bに判定がYESになるまでステップS1、S
2、S4、S5を経てステップS7a、S7bを繰り返
し実行する。なお、ステップS7cの警告信号はリセッ
トされるまで出力し続けるものであり、リセットは異常
がなくなったと判断されたときに行われるものである。
【0032】ステップS7bの判定がYESになったら
ステップS7eに進み、ここで接続設定器12の設定に
基づいてガス漏れ警報器5が接続れているか否かを判定
し、判定がNO、すなわちガス漏れ警報器5が接続され
ていないときにはステップS7fに進んで電磁弁4に対
して遮断信号を出力してガス流路を遮断してからステッ
プS7gで遮断した旨をセンタに通報して図3のフロー
チャートに戻る。
【0033】一方、ステップS7eの判定がYESのと
き、すなわちガス漏れ警報器5が接続されているときに
はステップS7hに進んでフラグFが1であるか否かを
判定し、このステップS7hの判定がNOのときにはス
テップS7iにおいてRAM2b中に形成した例えば6
時間タイマをスタートさせ、続くステップS7jにおい
てフラグFを1にしてから図3のフローチャートに戻
る。
【0034】その後再びステップS7hに戻るが、この
ときにはステップS7hの判定がYESとなってステッ
プS7kに進み、ここでステップS7iでスタートした
タイマがタイムオーバとなったか否かを判定し、このス
テップS7kの判定がNOのときには図3のフローチャ
ートに戻る。ステップS7iに於けるタイマのスタート
から6時間が経過し、ステップS7kの判定がYESに
なるとステップS7mに進み、ここでフラグFを0にし
から上記ステップS7fに進んで電磁弁4に遮断信号を
出力してから図3のフローチャートに戻る。
【0035】なお、図4のフローチャートの実施例で
は、ガス漏れ警報器5が接続されているときに、制限時
間の経過後6時間たっても依然流量変化がないときに自
動的に遮断信号を出力して電磁弁4を駆動してガス流路
を遮断するようにしているが、図5のフローチャートに
示すように、ガス漏れ警報器5が接続されているときに
は、遮断信号を出力しないようにするようにしてもよ
い。この場合には、ステップS7dの通報を受けたセン
タ側からガス消費先に電話をかけて確認をとり、留守で
あるような場合にはセンタ側から遮断指令信号を送出す
ることによって電磁弁4を遮断すればよい。
【0036】また、上述した実施例では、センタに通報
できるシステムを前提にしているが、センタに通報でき
ないシステムにも本考案を等しく適用できることは言う
までもない。
【0037】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、警
報器が接続されていない場合だけ、各流量区分に対して
それぞれ設定した一定時間の間流量に変化がないとき直
ちに遮断信号を出力して電磁弁を遮断し、警報器が接続
されている場合には継続使用時間オーバーによる遮断を
行わないようにしているので、不用遮断が起こることが
なく、更に安全性に対しても警報器の接続の有無によっ
て遮断を行うかどうかを決定しているので、警報器から
の信号線の断線や、はじめから警報器が接続されていな
いシステムに適用した場合でも安全性を損なうことがな
い。従って、安全性を確保した上で利便性を向上させる
ことができる。
【0038】また、警報器が接続されている場合におい
て、各流量区分に対してそれぞれ設定した一定時間の間
流量に変化がないときそれから一定時間後に、遮断信号
を出力して電磁弁を遮断するようにすることにより、ユ
ーザの留守を判断できるので、センタへの通報ができな
いシステムに本考案を適用した場合にも安全性を損なう
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるガスメータ装置の基本構成を示す
ブロック図である。
【図2】本考案によるガスメータ装置の一実施例を示す
ブロック図である。
【図3】図2中の制御部を構成するCPUが行う仕事を
示すメインフローチャートである。
【図4】図3中の一部分の詳細を示すフローチャートを
示す図である。
【図5】本考案の変形例のフローチャートを示す図であ
る。
【図6】従来のガスメータ装置の一般的な構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 ガスメータ 11 計量部 2 制御部(CPU) 2d CPU(接続検出手段) 2e CPU(遮断信号出力手段) 3 流量センサ 4 電磁弁 5 ガス漏れ警報器(警報器)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータの計量部の動作に連動して流
    量センサが発生する流量信号に基づいて流量の変化がな
    いことを監視し、各流量区分に対してそれぞれ設定した
    一定時間の所定時間前まで流量に変化がないとき、各流
    量区分に対してそれぞれ設定した一定時間の間流量に変
    化がないときガス流路に設けた電磁弁を遮断する制御を
    行う制御部を有するガスメータ装置において、前記制御
    部が、前記制御部への警報器の接続の有無を検出する接
    続検出手段と、該接続検出手段によって警報器の接続さ
    れていないことが検出されている場合だけ各流量区分に
    対してそれぞれ設定した一定時間の間流量に変化がない
    とき直ちに、前記電磁弁を遮断する遮断信号を出力する
    遮断信号出力手段とを有することを特徴とするガスメー
    タ装置。
  2. 【請求項2】 ガスメータの計量部の動作に連動して流
    量センサが発生する流量信号に基づいて流量の変化がな
    いことを監視し、各流量区分に対してそれぞれ設定した
    一定時間の所定時間前まで流量に変化がないとき、各流
    量区分に対してそれぞれ設定した一定時間の間流量に変
    化がないときガス流路に設けた電磁弁を遮断する制御を
    行う制御部を有するガスメータ装置において、前記制御
    部が、前記制御部への警報器の接続の有無を検出する接
    続検出手段と、該接続検出手段によって警報器の接続さ
    れていないことが検出されている場合各流量区分に対し
    てそれぞれ設定した一定時間の間流量に変化がないとき
    直ちに、前記接続検出手段によって警報器の接続されて
    いることが検出されている場合各流量区分に対してそれ
    ぞれ設定した一定時間の間流量に変化がないときそれか
    ら一定時間後に、前記電磁弁を遮断する遮断信号を出力
    する遮断信号出力手段とを有することを特徴とするガス
    メータ装置。
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