JP2001056245A - ガスメータの自己診断装置 - Google Patents

ガスメータの自己診断装置

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JP2001056245A
JP2001056245A JP11231481A JP23148199A JP2001056245A JP 2001056245 A JP2001056245 A JP 2001056245A JP 11231481 A JP11231481 A JP 11231481A JP 23148199 A JP23148199 A JP 23148199A JP 2001056245 A JP2001056245 A JP 2001056245A
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Japan
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pressure
flow rate
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gas
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Kimikatsu Isobe
公克 磯部
Sadamu Kawashima
定 川島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスメータの積算が正常か否かをメータ自身
が診断し、異常である場合に警報処理を行うガスメータ
の自己診断装置を提供する。 【解決手段】 流量計測手段21と、流量変化判定手段
23−1と、ガスメータのメータ入口部19に配置され
た圧力計測手段22と、流量変化判定手段23−1の判
定結果に基づいて圧力計測手段22を起動する制御手段
23と、圧力計測手段22からの計測圧力を記憶する圧
力記憶手段24と、圧力計測手段22からの計測圧力と
圧力記憶手段24からの記憶圧力を比較し、計測圧力が
憶圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段23
−2と、流量減少時に適正圧力判定手段23−2により
計測圧力が記憶圧力より低いと判定された場合、または
流量増加時に適正圧力判定手段23−2により計測圧力
が記憶圧力より高いと判定された場合に、警報処理を行
う警報手段25(および26)とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータの自己
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスメータの機能として、ガス流
路の圧力監視機能は搭載されてはいるものの、ガス漏洩
監視、調整圧監視および閉塞圧監視が主な機能であり、
ガス供給システムに対する安全確認が主な目的となって
いる。現状においては、ガスメータにおいて正確に計量
されているかどうかを、圧力監視に基づいて判定するよ
うな自己診断装置は搭載されていないといえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】異常に大きな流量が流
れたとき、ガス流路を遮断する機能を有するマイコンガ
スメータにおいては、実際に流れている流量よりも計測
される流量が少なく判定されると、遮断機能が働かなく
なる虞があるという問題がある。また、ガスが流れてい
ても、積算しないと、ガス料金の取引に支障をきたすと
いう問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、ガスメータの積
算が正常に行なわれているかをメータ自身が診断し、異
常である場合に警報処理を行うことができるガスメータ
の自己診断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的にかんがみ
て、請求項1記載の発明のガスメータの自己診断装置
は、図1の機能ブロック図に示すように、ガス流路内に
配置され、ガス流量を計測する流量計測手段21と、上
記流量計測手段21からの流量検出信号に基づいて流量
変化の有無を判定する流量変化判定手段23−1と、ガ
スメータのメータ入口部19に配置され、メータ入口に
おけるガス圧力を計測する圧力計測手段22と、上記流
量変化判定手段23−1の判定結果に基づいて上記圧力
計測手段22を起動する制御手段23と、上記圧力計測
手段22からの計測圧力を記憶する圧力記憶手段24
と、上記圧力計測手段22からの計測圧力と上記圧力記
憶手段24からの記憶圧力を比較し、上記計測圧力が上
記記憶圧力より低いか否かを判定する適正圧力判定手段
23−2と、上記流量変化判定手段23−1により流量
減少と判定されかつ上記適正圧力判定手段23−2によ
り上記計測圧力が上記記憶圧力より低いと判定された場
合、または、上記流量変化判定手段23−1により流量
増加と判定されかつ上記適正圧力判定手段23−2によ
り上記計測圧力が上記記憶圧力より高いと判定された場
合に、警報処理を行う警報手段25(および26)とか
らなることを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明においては、流量計測
手段21は、ガス流路内に配置され、ガス流量を計測す
る。流量変化判定手段23−1は、流量計測手段21か
らの流量検出信号に基づいて流量変化の有無を判定す
る。圧力計測手段22は、ガスメータのメータ入口部1
9に配置され、メータ入口におけるガス圧力を計測す
る。制御手段23は、流量変化判定手段23−1の判定
結果に基づいて圧力計測手段22を起動する。圧力記憶
手段24は、圧力計測手段22からの計測圧力を記憶す
る。適正圧力判定手段23−2は、圧力計測手段22か
らの計測圧力と圧力記憶手段24からの記憶圧力を比較
し、計測圧力が憶圧力より低いか否かを判定する。警報
手段25(および26)は、流量変化判定手段23−1
により流量減少と判定されかつ適正圧力判定手段23−
2により計測圧力が記憶圧力より低いと判定された場
合、または、流量変化判定手段23−1により流量増加
と判定されかつ適正圧力判定手段23−2により計測圧
力が記憶圧力より高いと判定された場合に、警報処理を
行う。
【0007】請求項2記載の発明は、図2の機能ブロッ
ク図に示すように、請求項1記載のガスメータの自己診
断装置において、前記流量変化判定手段23−1により
流量減少と判定されかつ前記適正圧力判定手段23−2
により前記計測圧力が前記記憶圧力より低いと判定され
た回数、または前記流量変化判定手段23−1により流
量増加と判定されかつ前記適正圧力判定手段23−2に
より前記計測圧力が前記記憶圧力より高いと判定された
回数を計数する計数手段23−3と、上記計数手段23
−3により計数された回数が予め決められた判定回数に
達したことを検出する警報判定手段23−4とを含み、
前記警報手段25(および26)は、上記警報判定手段
23−4により上記計数手段23−3で計数された回数
が予め決められた回数に達したことが検出された場合に
警報処理を行うことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明においては、計数手段
23−3は、流量変化判定手段23−1により流量減少
と判定されかつ適正圧力判定手段23−2により計測圧
力が記憶圧力より低いと判定された回数、または流量変
化判定手段23−1により流量増加と判定されかつ適正
圧力判定手段23−2により計測圧力が記憶圧力より高
いと判定された回数を計数する。警報判定手段23−4
は、計数手段23−3により計数された回数が予め決め
られた回数に達したことを検出する。警報手段25(お
よび26)は、警報判定手段23−4により計数手段2
3−3で計数された回数が予め決められた判定回数に達
したことが検出された場合に、警報処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガスメータの
自己診断装置の実施の形態について図面を参照して説明
する。
【0010】図3は、本発明の自己診断装置を実施した
ガスメータを含むガス供給システムの概略構成図を示
す。ガス供給システム10は、大別すると、液化ガスが
収納されたガス容器11と、ガス容器11から供給され
るガス流量を制御するための容器バルブ12と、ガス容
器11から流出するガスの圧力を後述のガスメータ15
のメータ出口側圧力が基準圧力に相当するように調整
(減圧)する圧力調整器13と、圧力調整器13にガス
配管14を介して接続され、ガスの通過体積を積算する
ガスメータ15と、供給されたガスを燃焼させ熱エネル
ギーに変換するための燃焼器17と、燃焼器17へのガ
スの供給/遮断を行うためのガスコック18とから構成
されている。
【0011】ガスメータ15は、メータ入口部19とメ
ータ出口部20の間に設けられた流量計測手段としての
流量計測部21と、メータ入口部19に設けられた圧力
計測手段としての圧力計測部22と、制御部23と、メ
モリ24と、警報手段としての表示部25および通報部
26とから構成されている。
【0012】流量計測部21は、たとえば膜式流量計か
らなり、ガス配管14内を流れるガスの流量を検出し、
流量検出信号を制御部23へ出力する。
【0013】圧力計測部22は、メータ入口部19のガ
スの圧力を検出し、圧力検出信号を制御部23へ出力す
る。
【0014】制御部23は、たとえばマイクロコンピュ
ータからなり、流量計測部21からの流量検出信号と、
圧力計測部22からの圧力検出信号とが供給され、流量
検出信号及び圧力検出信号に基づいて、ガス流量の算出
および積算と、圧力変動の監視を行う。
【0015】次に、上述の構成のガス供給システムの概
要動作を説明する。
【0016】ユーザーがガスコック18をひねって開状
態とすると、ガス容器11内の液化ガスは、容器バルブ
12により流量調整が行われた後、圧力調整器13によ
り減圧され、ガス配管14を介してガスメータ15に供
給される。
【0017】ガスメータ15の流量計測部21は、ガス
配管14を流れるガスの流量を計測し、流量検出信号を
制御部23に供給する。制御部23は、流量計測部21
の流量検出信号に基づいて流量を算出し、ついで算出し
た流量を積算して積算流量を算出する。制御部23で算
出された積算流量は、メモリ24に格納されると共に、
表示部25に表示される。
【0018】次に、本発明の自己診断装置の動作につい
て説明する。自己診断は、メータ入口部19に設けられ
た圧力計測部22の圧力検出信号の変動を制御部23で
判断することに基づいている。要約すると、通過流量を
計測し、ガス流量を検出したときのガスメータ入口の圧
力を計測し、記憶する。その後、流量の増加または減少
を検出したときに、ガスメータ入口の圧力を計測し、前
回記憶した圧力を更新する。また、流量の減少または増
加を検出した時に圧力を計測し、記憶している圧力と比
較する。流量減少時の計測圧力≧記憶圧力、または流量
増加時の計測圧力<記憶圧力であれば正常であり、流量
減少時の計測圧力<記憶圧力であれば異常(器差マイナ
ス)、または流量増加時の計測圧力≧記憶圧力であれば
異常(器差プラス)であると推測し、異常時に警報を発
するものである。
【0019】次に、自己診断動作を詳述する。圧力調整
器13は、ガスが流れているときの圧力は、流量が少な
いほど圧力が高いという特性がある。そこで、流量計測
部21により流量計測を行い、制御部23は、流量変化
判定手段として流量計測部21からの流量検出信号に基
づき、ガス流量の変化を検出したとき、圧力計測部22
を起動する制御手段として働き、圧力計測部22にメー
タ入口圧力を計測させ、計測したメータ入口圧力データ
を圧力記憶手段としてのメモリ24に記憶させる。
【0020】ここで、前回の流量計測時流量がゼロであ
った場合(すなわち、ガスを使い始めた場合)であって
今回の計測時に流量がゼロでなかった場合、および前回
の計測時より今回の流量計測時の流量が増加または減少
した場合は、メモリ24において、記憶された前回計測
時のメータ入口圧力データを今回計測時のメータ入口圧
力データに更新する。
【0021】一方、前回の計測時より今回の流量計測時
の流量が減少(または増加)した場合には、制御部23
は、適正圧力判定手段として働き、メモリ24に記憶さ
れた前回計測時のメータ入口圧力データ(すなわち、記
憶圧力)Pmemと今回計測時のメータ入口圧力データ
(すなわち、計測圧力)Pnの比較を行う。ここで、上
述した圧力調整器13の特性により、メータ入口圧力
(すなわち、調整圧)は、流量が少ない方が高いので、
流量減少時の計測圧力Pn≧記憶圧力Pmemとなるは
ずである。また、メータ入口圧力(すなわち、調整圧)
は、流量が多くなると低くなるので、流量増加時の計測
圧力Pn<記憶圧力Pmemとなるはずである。
【0022】ところが、上述の比較の結果、流量減少時
の計測圧力Pn<記憶圧力Pmemとなった場合は、流
量計測部21では流量減少を検出したが、実際にはガス
流量は減少していないと推測することができる。このよ
うな状態になった場合、制御部23は、正確にガスを計
量できず、異常(器差マイナス)が発生したと判断(自
己診断)し、表示部25に警報表示を行うと共に、通報
部26を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報
する。
【0023】同様に、上述の比較の結果、流量増加時の
計測圧力Pn≧記憶圧力Pmemとなった場合は、流量
計測部21では流量増加を検出したが、実際にはガス流
量は増加していないと推測することができる。このよう
な状態になった場合、制御部23は、正確にガスを計量
できず、異常(器差プラス)が発生したと判断(自己診
断)し、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部2
6を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報す
る。
【0024】次に、上述の自己診断動作を図4のフロー
チャートを参照して説明する。
【0025】まずステップS1で、流量計測部21で定
期的に流量計測を行い、次いでステップS2で、制御部
23は、流量計測部21からの流量検出信号に基づきガ
ス流量の変化があるか否かを判定する。ガス流量の変化
を検出したとき、ステップS3に進み、制御部23は、
圧力計測部22を起動する制御手段として働き、圧力計
測部22にメータ入口圧力を計測させる。計測したメー
タ入口圧力データは圧力記憶手段としてのメモリ24に
記憶される。
【0026】次いでステップS4で、制御部23は、圧
力計測が初めてか否か(すなわち、1回目の計測か否
か)を判定する。ステップS4の答えがイエスならばス
テップS11に進み、メモリ24に記憶されたメータ入
口圧力を更新する。この更新は、1回目の計測なので記
憶圧力なしを今回の計測圧力に更新することを意味す
る。
【0027】次いでステップS5に進み、制御部23
は、適正圧力判定手段としてメモリ24に記憶された前
回計測時のメータ入口圧力データ(すなわち、記憶圧
力)Pmemと今回計測時のメータ入口圧力データ(す
なわち、計測圧力)Pnの比較を行う。次いでステップ
S6に進み、制御部23は、計測圧力Pnが記憶圧力よ
り低い(Pn<Pmem)か否かを判定する。ステップ
S6の答えがイエスならばステップS7に進み、ノーな
らばステップS9に進む。
【0028】ステップS7で、制御部23は、流量計測
部21からの流量検出信号に基づき前回の計測時より今
回の流量計測時の流量が増加したか否かを判定する。ス
テップS7の答えがイエスならばステップS11に進
み、メモリ24に記憶された前記計測時のメータ入口圧
力を今回計測時のメータ入口圧力データに更新する。
【0029】また、ステップS7の答えがノーならば
(すなわち、流量減少を検出したならば)、ステップS
8に進み、制御部23は、正確にガスを計量できず、異
常(器差マイナス)が発生したと判断(自己診断)し、
表示部25に警報表示を行うと共に、通報部26を介し
て外部(たとえば、管理センター)へ通報する。
【0030】一方、ステップS6の答えがノーならばス
テップ9に進み、制御部23は、流量計測部21からの
流量検出信号に基づき前回の計測時より今回の流量計測
時の流量が増加したか否かを判定する。ステップS9の
答えがノーならばステップS11に進み、メモリ24に
記憶された前記計測時のメータ入口圧力を今回計測時の
メータ入口圧力データに更新する。
【0031】また、ステップS9の答えがイエスならば
(すなわち、流量増加を検出したならば)、ステップS
10に進み、制御部23は、正確にガスを計量できず、
異常(器差プラス)が発生したと判断(自己診断)し、
表示部25に警報表示を行うと共に、通報部26を介し
て外部(たとえば、管理センター)へ通報する。
【0032】次に、本発明の自己診断装置の他の実施例
として、上記の自己診断動作に計数処理を追加して、警
報判定をより確実にする実施例について説明する。この
実施例では、流量減少時の計測圧力Pn<記憶圧力Pm
em、または流量増加時の計測圧力Pn≧記憶圧力Pm
emとなった度に、計数手段として働く異常回数カウン
タ(たとえば、制御部23に内蔵されており、ここでは
図示しない)を+1回とする。次いで、制御部23は、
異常回数を判定する警報判定手段として働き、異常回数
が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達した
とき、警報処理を行うものである。
【0033】異常回数のカウントは、連続して異常が検
出されたときにはカウントアップし、正常な圧力が検出
された時点で異常回数カウンタをクリアする「連続カウ
ント方式」でも良いし、一定期間中(たとえば30日
間)に異常回数の累積数を計数する「累積カウント方
式」でも良い。
【0034】次に、上述の他の実施例における自己診断
動作を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0035】まずステップS11で、流量計測部21で
定期的に流量計測を行い、次いでステップS12で、制
御部23は、流量計測部21からの流量検出信号に基づ
きガス流量の変化があるか否かを判定する。ガス流量の
変化を検出したとき、ステップS13に進み、制御部2
3は、圧力計測部22を起動する制御手段として働き、
圧力計測部22にメータ入口圧力を計測させる。計測し
たメータ入口圧力データは圧力記憶手段としてのメモリ
24に記憶される。
【0036】次いでステップS14で、制御部23は、
圧力計測が初めてか否か(すなわち、1回目の計測か否
か)を判定する。ステップS4の答えがイエスならばス
テップS25に進み、メモリ24に記憶されたメータ入
口圧力を更新する。この更新は、1回目の計測なので記
憶圧力なしを今回の計測圧力に更新することを意味す
る。
【0037】次いでステップS15に進み、制御部23
は、適正圧力判定手段としてメモリ24に記憶された前
回計測時のメータ入口圧力データ(すなわち、記憶圧
力)Pmemと今回計測時のメータ入口圧力データ(す
なわち、計測圧力)Pnの比較を行う。次いでステップ
S16に進み、制御部23は、計測圧力Pnが記憶圧力
より低い(Pn<Pmem)か否かを判定する。ステッ
プS16の答えがイエスならばステップS17に進み、
ノーならばステップS21に進む。
【0038】ステップS17で、制御部23は、流量計
測部21からの流量検出信号に基づき前回の計測時より
今回の流量計測時の流量が増加したか否かを判定する。
ステップS17の答えがイエスならばステップS25に
進み、メモリ24に記憶された前記計測時のメータ入口
圧力を今回計測時のメータ入口圧力データに更新する。
【0039】また、ステップS17の答えがノーならば
(すなわち、流量減少を検出したならば)、ステップS
18に進み、制御部23は、異常回数カウンタを+1回
とし、次いでステップS19で、制御部23は、異常回
数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達し
たか否かを判定する。ステップS19の答えがノーなら
ばステップS21に進み、メモリ24に記憶された前記
計測時のメータ入口圧力Pmを今回計測時のメータ入口
圧力データPnに更新する。
【0040】ステップ19の答えがイエスならばステッ
プS20に進み、制御部23は、正確にガスを計量でき
ず、異常(器差マイナス)が発生したと判断(自己診
断)し、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部2
0を介して外部(たとえば、管理センター)へ通報す
る。共に、通報部26を介して外部(たとえば、管理セ
ンター)へ通報する。
【0041】一方、ステップS16の答えがノーならば
ステップ21に進み、制御部23は、流量計測部21か
らの流量検出信号に基づき前回の計測時より今回の流量
計測時の流量が増加したか否かを判定する。ステップS
21の答えがノーならばステップS25に進み、メモリ
24に記憶された前記計測時のメータ入口圧力を今回計
測時のメータ入口圧力データに更新する。
【0042】また、ステップS21の答えがイエスなら
ば(すなわち、流量増加を検出したならば)、ステップ
S22に進み、制御部23は、異常回数カウンタを+1
回とし、次いでステップS23で、制御部23は、異常
回数が予め決められた判定回数(たとえば10回)に達
したか否かを判定する。ステップS23の答えがノーな
らばステップS21に進み、メモリ24に記憶された前
記計測時のメータ入口圧力Pmを今回計測時のメータ入
口圧力データPnに更新する。
【0043】ステップ23の答えがイエスならばステッ
プS24に進み、制御部23は、正確にガスを計量でき
ず、異常(器差プラス)が発生したと判断(自己診断)
し、表示部25に警報表示を行うと共に、通報部26を
介して外部(たとえば、管理センター)へ通報する。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、異常状態
が生じたことの警報表示および通報することにより、そ
の対策処置をとることができるため、消費者の利便性を
常に確保することが可能となる。
【0045】請求項2記載の発明によれば、警報すべき
かどうかの判定をより確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスメータの自己診断装置の実施
の形態の機能ブロック図である。
【図2】本発明によるガスメータの自己診断装置の他の
実施例の機能ブロック図である。
【図3】本発明の自己診断装置を実施したガスメータを
含むガス供給システムの概略構成図を示す。
【図4】本発明によるガスメータの自己診断装置の実施
の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図5】本発明によるガスメータの自己診断装置の他の
実施例の動作を説明するフロー チャートである。
【符号の説明】
21 流量計測手段 22 圧力計測手段 23 制御手段 23−1 流量変化判定手段 23−2 適正圧力判定手段 23−3 計数手段23−4 警報判定手段 24 圧力記憶手段 25 警報手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流路内に配置され、ガス流量を計測
    する流量計測手段と、上記流量計測手段からの流量検出
    信号に基づいて流量変化の有無を判定する流量変化判定
    手段と、 ガスメータのメータ入口部に配置され、メータ入口にお
    けるガス圧力を計測する圧力計測手段と、 上記流量変化判定手段の判定結果に基づいて上記圧力計
    測手段を起動する制御手段と、 上記圧力計測手段からの計測圧力を記憶する圧力記憶手
    段と、 上記圧力計測手段からの計測圧力と上記圧力記憶手段か
    らの記憶圧力を比較し、上記計測圧力が上記記憶圧力よ
    り低いか否かを判定する適正圧力判定手段と、 上記流量変化判定手段により流量減少と判定されかつ上
    記適正圧力判定手段により上記計測圧力が上記記憶圧力
    より低いと判定された場合、または、上記流量変化判定
    手段により流量増加と判定されかつ上記適正圧力判定手
    段により上記計測圧力が上記記憶圧力より高いと判定さ
    れた場合に、警報処理を行う警報手段とからなることを
    特徴とするガスメータの自己診断装置。
  2. 【請求項2】 前記流量変化判定手段により流量減少と
    判定されかつ前記適正圧力判定手段により前記計測圧力
    が前記記憶圧力より低いと判定された回数、または前記
    流量変化判定手段により流量増加と判定されかつ前記適
    正圧力判定手段により前記計測圧力が前記記憶圧力より
    高いと判定された回数を計数する計数手段と、 上記計数手段により計数された回数が予め決められた判
    定回数に達したことを検出する警報判定手段とを含み、 前記警報手段は、上記警報判定手段により上記計数手段
    で計数された回数が予め決められた回数に達したことが
    検出された場合に警報処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載のガスメータの自己診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004205420A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータ
JP2010181199A (ja) * 2009-02-03 2010-08-19 Yazaki Corp 判断装置及び判断方法
DE10255698B4 (de) * 2002-11-29 2021-06-24 Abb Ag Verfahren zum Betrieb einer Durchflussmesseinrichtung

Cited By (3)

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