JP3849196B2 - 流体安全供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体を安全に供給する装置に関し、特にその安全性を自動的に検知する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の流体供給装置は、特開平6−159655号公報に記載されているようなのが一般的であった(図12参照)。即ち、高圧の流体供給部1(ボンベまたはガスタンク)の手動弁あるいは電磁弁2の近くに中圧減圧弁3を設け、中圧の流体を供給管4である程度の距離を搬送し、さらに低圧減圧弁5を設け、低圧の流体としてガス器具などの端末機器6に供給していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、中圧減圧弁3あるいは低圧減圧弁4に動作不良が発生すると、端末機器に供給する流体の圧力が不安定になり、例えばガス器具などであれば、燃焼が不安定になったり、あるいは、他の端末機器で流体を急激に大量消費した場合には、正常に燃焼していたガス器具が立ち消えしたりするという課題を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、流体通路を通過する流体の通過流量および流量変動値をそれぞれ計測する流量計測手段と、流体通路を通過する流体の圧力および圧力変動値をそれぞれ計測する圧力計測手段と、流量計測手段で計測された流量変動値からこれに対応する変換圧力変動値を求め、この変換圧力変動値と、圧力変動値とを比較し流体の供給状態が正常か否かを判定する流体供給状態判定手段を設け、さらに判定結果を表示する報知手段あるいは流体の供給を遮断する流体供給遮断手段を備えたものである。
【0005】
本発明によれば、
流体の流量値あるいは流量変動値と、流体の圧力値あるいは圧力変動値とを、予め設定された設定値と比較し流体供給装置が正常か、異常かを判定することができる。また、流体の圧力が不安定になったり、燃焼が不安定になったりすることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の流体安全供給装置は、流体通路を通過する流体の通過流量を計測する流量計測手段と、流体通路を通過する流体の圧力を計測する圧力計測手段と、前記流量計測手段で計測された流量値と前記圧力計測手段で計測された圧力値とを、予め設定された設定流量値および設定圧力値と比較し流体の供給状態が正常か異常かを判定する流体供給状態判定手段と、前記供給状態判定手段で判定された結果を表示する表示手段とからなる構成とした。これにより、供給された流体の流量値と圧力値とを予め設定された設定値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0007】
また流体通路を通過する流体の通過流量を計測する流量計測手段と、流体通路を通過する流体の圧力を計測する圧力計測手段と、前記流量計測手段で計測された流量値を用い、予め設定された関数により圧力値を演算し、演算された圧力値と、計測した圧力値とを比較し流体の供給状態が正常か異常かを判定する流体供給状態判定手段と、前記供給状態判定手段で判定された結果を表示する表示手段とからなる構成とした。これにより、供給された流体の流量値から、予め設定された関数を用い圧力値を演算し、計測された圧力値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かをより正確に判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0008】
また流体通路を通過する流体の通過流量を計測する流量計測手段と、流体通路を通過する流体の圧力を計測する圧力計測手段と、前記流量計測手段で計測された流量変動値と前記圧力計測手段で計測された圧力変動値とを、予め設定された設定流量変動値および設定圧力変動値と比較し流体の供給状態が正常か異常かを判定する流体供給状態判定手段と、前記供給状態判定手段で判定された結果を表示する表示手段とからなる構成とした。これにより、供給された流体の流量変動値と圧力変動値とを予め設定された設定値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0009】
また流体通路を通過する流体の通過流量を計測する流量計測手段と、流体通路を通過する流体の圧力を計測する圧力計測手段と、前記流量計測手段で計測された流量変動値を用い、予め設定された関数により圧力変動値を演算し、演算された圧力変動値と、計測した圧力変動値とを比較し流体の供給状態が正常か異常かを判定する流体供給状態判定手段と、前記供給状態判定手段で判定された結果を表示する表示手段とからなる構成とした。供給された流体の流量変動値から、予め設定された関数を用い圧力変動値を演算し、計測された圧力変動値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0010】
また流体通路を通過する流体の通過流量を計測する流量計測手段と、流体通路を通過す
る流体の圧力を計測する圧力計測手段と、前記流量計測手段で計測された流量値と前記圧力計測手段で計測された圧力値とを、予め設定された設定流量値および設定圧力値と比較し流体の供給状態が正常か異常かを判定する流体供給状態判定手段と、前記供給状態判定手段で判定された結果を表示する表示手段と、前記判定手段を動作させる起動手段とからなる構成とした。これにより、例えば定期的に、あるいは通信、オペラ−レ−タなどによりが外部から起動手段を動作させた場合に、通過流量や流量変動を検知し、あるいは流体の圧力値や圧力変動値などを計測し、それらから流体供給が正常か、あるいは異常かを判定することができる。従って、必要なときだけ判定することができ、判定作業が効率的に実施できる。
【0011】
また流体供給状態判定手段の結果に基き、流体の供給を遮断する流体供給遮断手段を備えた構成とした。このため、供給状態判定手段で異常と判定した場合には、流体の供給を遮断することができる。従って、常に安全に流体を供給することができる。
【0012】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1の流体安全供給装置7の構成図である。8は流体通路9を通過する流体の通過流量を計測する流量計測手段を示し、流体の流量を約1秒程度で計測できる計測時間の短い超音波流量計で構成した。また、10は流体の圧力を計測する圧力計測手段を示し、応答性の速い圧力センサで構成した。11は流体供給状態判定手段を示し、マイコンで構成した。12は判定結果などを表示する表示手段を示し、液晶表示器で構成した。なお、液晶表示器は、判定結果だけでなく流量計測結果なども表示できる。このような構成の流体安全供給装置において、流体供給状態判定手段のマイコンでは図2に示すようにして判定した。図2において、横軸は流体通路を流れる流体の流量を示し、縦軸は流体の圧力を示す。計測した流体の流量値が設定流量値Qset以下で、計測した流体の圧力値が設定圧力値Pset以下の異常1の場合には中圧減圧弁3あるいは低圧減圧弁5の異常か、あるいは流体供給部1内の流体が減少したための異常と判定する。この場合は流量が少ないにもかかわらず流体の圧力低下が発生している。
【0014】
また、計測した流体の流量値が設定流量値Qset以上で、計測した流体の圧力値が設定圧力値Pset以下の異常2の場合には中圧減圧弁3あるいは低圧減圧弁5の異常であると判定する。この場合は流量が大きい時に圧力低下を発生している。
【0015】
従って、この場合には、減弁が故障しているのか、流体の使用流量にあった適切な減圧弁が取り付けられていないための異常と判定することができる。このような異常は、減圧弁設置後に端末機器が増設され、流体の使用流量が増加した場合によく認められる。異常と判定した場合、液晶表示器12に”異常”と表示する。これら以外の場合は、正常であると判定する。この判定の流れを図3に示す。同図において、計測された流量値Qm(13)と計測された圧力値Pm(14)とを用い、予め設定された流量値Pset(15)、圧力値Qset(16)と比較することにより、異常1(17)、異常2(18)あるいは正常(19)と判定する。異常1(17)あるいは異常2(18)と判定された場合、異常表示(20)する。
【0016】
なお、通常の場合、設定流量値Qsetは、約1〜6[m^3/hr]に、設定圧力値Psetは、約100〜150[mmAq]に設定される。
【0017】
(参考例1)
次に、本発明の参考例1を説明する。参考例1の流体安全供給装置は実施例1と同じ構成とした。しかし、流体安全供給装置が、正常か、異常かの判定は以下のようにして判定
した。即ち、計測した流体の流量値Qmから、正常な圧力を予め設定された1次関数を用い演算し、演算された圧力値Pcと、計測した圧力値Pmとを比較して図4に示すようにして判定した。
【0018】
図4において、横軸は流体通路を流れる流体の流量を示し、縦軸は流体の圧力を示す。計測された圧力値Pmが、演算された圧力値Pcよりも大きいと、流体安全供給装置が正常に動作していると判定した。圧力Pcを演算する1次の演算式は、図4に示すように、流量Qmとともに減少する直線21となり、Pc=−A・Qm+Bとした。但し、Aは傾きを、BはQm=0のときの圧力値を示し、図4において、切片22を示す。演算された圧力値Pcが、計測された圧力値Pmよりも、大きい場合は、流体安全供給装置が異常であると判定した。一般的に、中圧減圧弁あるいは低圧減圧弁は流れる流体の流量とともに、供給圧力が低下する特性を示すので、演算された圧力値Pcが、計測された流量Qmとともに減少するよに設定されているため、流体安全供給装置が、正常か、異常かを、実施例1より正確に判定することができる。この判定の流れ図を図5に示す。
【0019】
図5において、流量計測(23)後、計測した流量値Qmを用い、1次式Pc=−A・Qm+Bから圧力演算値Pcを演算(24)する。次に、流体の圧力Pmを計測(25)し、演算された圧力値Pcと計測された圧力値Pmとを比較する(26)。Pm>Pcであれば正常と判定(27)し、Pm<Pcであれば異常(28)と判定する。異常の場合は、異常表示(29)し、終了する。
【0020】
(参考例2)
次に、本発明の参考例2を説明する。参考例2の流体安全供給装置は実施例1と同じ構成とした。しかし、流体安全供給装置が、正常か、異常かは以下のようにして判定した。即ち、計測した流体の流量変動値△Qmおよび圧力変動値△Pmとから、図6のようにして判定した。
【0021】
図6において、横軸は流体通路を流れる流体の流量変動値を示し、縦軸は流体の圧力変動値を示す。なお、流量変動値および圧力変動値は、流量値、および圧力値をそれぞれ1秒および0.1秒間隔でサンプリングし、その差分から1秒間の変動値を演算し求めた。流量変動値△Qmは、流量増加を正とした。圧力変動値△Pmは、圧力低下値を正とした。従って、△Qmと△Pmとが大きいということは、流量が急激に大きく増加し、それとともに流体の圧力が大きく低下したことを意味する事になる。図6に示すように、(領域A)計測された流量変動値△Qmが、設定流量変動値△Qsよりも小さく、且つ、計測された圧力変動値△Pm
が、設定圧力変動値△Psよりも小さい場合には、流量変動も、圧力変動も小さく、流体安全供給装置は正常であると判定する。
【0022】
また、(領域B)計測された流量変動値△Qmが、設定流量変動値△Qsよりも小さく、計測された圧力変動値△Pmが、設定圧力変動値△Psよりも大きい場合には、流量変動が小さいにもかかわらず、圧力変動が大きく、流体安全供給装置は異常であると判定する。この場合、減圧弁の応答性が劣化している可能性が大きいと考えられる。
【0023】
また、(領域C、D)計測された流量変動値Qmが、設定流量変動値△Qsよりも大きい場合には、計測された圧力変動値の大小に拘わらず異常と判定する。この場合は、流体安全供給装置7の下流側の流体通路9が折損などにより、流体が急激に流れた時に相当する。通常の場合、設定流量変動値△Qsは、3〜5[(m^3/hr)/sec]に、設定圧力変動値△Psは、50〜200[mmAq/0.1sec]に設定される。この判定の流れ図を図7に示す。
【0024】
図7において、流量サンプリング(30)、圧力サンプリング(31)後、それぞれの単位時間当たりの変動値を演算し(32)、流量変動値△Qm、圧力変動値△Pmを得る。演算された流量変動値△Qmを、設定流量変動値△Qsと比較する(33)。△Qm>△Qsであれば、領域C、Dの異常と判定する(34)。△Qm<△Qsであれば、次に演算された圧力変動値△Pmを、設定圧力変動値△Psと比較する(35)。△Pm>△Psであれば、領域Bの異常と判定する(36)。また、△Pm<△Psであれば、領域Aの正常と判定する(37)。
【0025】
(実施例2)
次に、本発明の実施例2を説明する。実施例2の流体安全供給装置は実施例1と同じ構成とした。しかし、流体安全供給装置が、正常か、異常かは以下のようにして判定した。即ち、計測した流体の流量変動値△Qmおよび圧力変動値△Pmとから、図8のようにして判定した。
【0026】
図8において、横軸は流体通路を流れる流体の流量変動値を示し、縦軸は流体の圧力変動値を示す。なお、流量変動値および圧力変動値は、流量値、および圧力値をそれぞれ1秒および0.1秒間隔でサンプリングし、その差分から1秒間の変動値を演算し求めた。流量変動値△Qmは、流量増加を正とした。圧力変動値△Pmは、圧力低下値を正とした。従って、△Qmと△Pmとが大きいということは、流量が急激に大きく増加し、それとともに流体の圧力が大きく低下したことを意味する事になる。図8の実線(38)に示すように、一般に圧力変動値は、ある一定の流量変動値以上に対して、概ね2次曲線で近似される。即ち、△P=A・△Q^2+Bで示される。
【0027】
Bは、△Q=0の時の圧力変動値△Pを示し、図8の実線(38)の切片に相当する。この実線(38)以下の領域を正常と判定し、この実線以上の領域を異常と判定する。このように2次曲線でもって判定するため、参考例2で判定するよりも、圧力変動値△Pが、流量変動値△Qとともに変化するため、より正確に判定することができる。この判定の流れ図を図9に示す。
【0028】
図9において、流量サンプリング(39)、圧力サンプリング(40)後、それぞれの単位時間当たりの変動値を演算し、流量変動値△Qm、圧力変動値△Pmを得る(41)。演算された流量変動値△Qmを用い、圧力変動値△Pcを演算する(42)。この演算された圧力変動値△Pcと、計測された圧力変動値△Pmとを比較する(43)。圧力変動値△Pmが、演算された圧力変動値△Pcよりも大きい場合(44)異常と判定する。逆に小さい場合(45)には、正常と判定する。
【0029】
(参考例3)
次に、本発明の参考例3を説明する。参考例3の流体安全供給装置を図10に示す。構成は実施例1と同じとし、判定手段11を動作させる起動手段46を設けた。起動手段46は、押し釦スイッチで構成した。このスイッチが動作すると、前記実施例1、2、参考例1,2で説明した判定動作が行われるようにした。このため、判定手段の動作を外部から制御できるので、実施したい時にはいつでも実施できるので、効率的である。また、むやみやたらに判定動作を実施することも無いので省電力などの効果も得られる。なお、このスイッチは、マイコンなどで一定時間ごと、例えば、1日あるいは1ヶ月、などのように自動的に実施されるように構成してもよい。また、ある一定の流量以上ながれた場合に、動作するようにマイコンなどで設定しても良い。あるいは、ある一定以上の圧力変動、圧力値が検知された場合に動作するようにマイコンなどで設定しても良い。
【0030】
(参考例4)
次に、本発明の参考例4を説明する。参考例4の流体安全供給装置を図11に示す。構
成は実施例1と同じとし、流体の供給を遮断する流体供給遮断手段47を設けた。従って、前記実施例1、2、参考例1,2説明した判定動作で、異常と判定された場合、流体供給遮断手段47を動作させて、流体の端末機器への供給を遮断することができる。流体安全供給装置を異常と判定した場合に、流体の供給を遮断することができるので、端末機器に供給する流体の圧力が不安定になったり、例えばガス器具などであれば、燃焼が不安定になり有毒な排気ガスを発生したり、あるいは、他の端末機器で流体を急激に大量消費した場合には、正常に燃焼していたガス器具が立ち消えしたりする、などの問題の発生がなくなる。なお、上記流体供給遮断手段は流体の供給を遮断する機能があればよく、例えば開閉可能な流体遮断手段であってもよい。
【0031】
なお、本発明の流体安全供給装置は、流量計測手段8と圧力計測手段10と流体供給状態判定手段11とを同一の機器、流体安全供給装置7内に構成したが、各々の手段がそれぞれ独立に構成され、相互に計測結果などデ−タを送信・受信が行われる構成であってもよい。
【0032】
以上の説明から明らかなように本発明の各実施例および参考例における流体安全供給装置によれば次の効果が得られる。
【0033】
(1)供給された流体の流量値と圧力値とを予め設定された設定値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0034】
(2)供給された流体の流量値から、予め設定された関数を用い圧力値を演算し、計測された圧力値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かをより正確に判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0035】
(3)供給された流体の流量変動値と圧力変動値とを予め設定された設定値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0036】
(4)供給された流体の流量変動値から、予め設定された関数を用い圧力変動値を演算し、計測された圧力変動値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができる。さらに、その結果を表示することができる。
【0037】
(5)判定手段の動作を外部から制御できるため、実施したい時にはいつでも実施できるので、効率的に実施できる。また、むやみやたらに実施することも無いので省電力などの効果も得られる。
【0038】
(6)流体安全供給装置を異常と判定した場合に、流体の供給を遮断することができるので、端末機器に供給する流体の圧力が不安定になったり、例えばガス器具などであれば、燃焼が不安定になり有毒な排気ガスを発生したり、あるいは、他の端末機器で流体を急激に大量消費した場合には、正常に燃焼していたガス器具が立ち消えしたりするなどの問題の発生がなくなる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の流体安全供給装置は、供給された流体の流量変動値から、予め設定された関数を用い圧力変動値を演算し、計測された圧力変動値と比較することにより、流体安全供給装置が正常か、異常かを判定することができ、さらに、その結果を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の流体安全供給装置の構成図
【図2】 同装置の正常・異常の判定方法を説明する図
【図3】 同装置の正常・異常の判定を説明する流れ図
【図4】 本発明の参考例1の流体安全供給装置の正常・異常の判定方法を説明する図
【図5】 同装置の正常・異常の判定方法を説明する流れ図
【図6】 本発明の参考例2の流体安全供給装置の正常・異常の判定方法を説明する図
【図7】 同装置の正常・異常の判定方法を説明する流れ図
【図8】 本発明の実施例2の流体安全供給装置の正常・異常の判定方法を説明する図
【図9】 同装置の正常・異常の判定方法を説明する流れ図
【図10】 本発明の参考例3の流体安全供給装置の構成図
【図11】 本発明の実施例6の流体安全供給装置の構成図
【図12】 従来の流体安全供給装置の構成図
【符号の説明】
7 流体安全供給装置
8 流量計測手段
9 流体通路
10 圧力計測手段
11 流体供給状態判定手段
12 表示手段
46 起動手段
47 流体供給遮断手段
Claims (2)
- 流体通路を通過する流体の通過流量および流量変動値をそれぞれ計測する流量計測手段と、流体通路を通過する流体の圧力および圧力変動値をそれぞれ計測する圧力計測手段と、前記流量計測手段で計測された流量変動値からこれに対応する変換圧力変動値を求め、この変換圧力変動値と、前記圧力変動値とを比較し流体の供給状態が正常か否かを判定する流体供給状態判定手段と、前記流体供給状態判定手段で判定された結果を報知する報知手段とを備えた流体安全供給装置。
- 流体供給状態判定手段の結果に基き、流体の供給を遮断する流体供給遮断手段を備えた請求項1記載の流体安全供給装置。
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