JPH08287501A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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Publication number
JPH08287501A
JPH08287501A JP7089326A JP8932695A JPH08287501A JP H08287501 A JPH08287501 A JP H08287501A JP 7089326 A JP7089326 A JP 7089326A JP 8932695 A JP8932695 A JP 8932695A JP H08287501 A JPH08287501 A JP H08287501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
laser
hollow unit
optical pickup
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP7089326A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Hoshi
清治 星
Hiroyuki Nakamura
裕行 中村
Yuki Nagaoka
由起 長岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7089326A priority Critical patent/JPH08287501A/ja
Publication of JPH08287501A publication Critical patent/JPH08287501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザで発生する熱を効率よく放熱で
きると共に、半導体レーザホロユニットの回転位置決め
調整作業が容易な光ピックアップを提供する。 【構成】 1は半導体レーザホロユニットで、その内部
に半導体レーザ2と信号受光素子3a,3bを備え、上
記半導体レーザ2から記録媒体7に至る光路には、ホロ
グラムユニット4、レーザ反射ミラー5、対物レンズ6
が配置されている。半導体レーザホロユニット1はプリ
ント基板22にハンダ付けされ、レーザ押さえばね8で
基台9に押圧されると共に、半導体レーザホロユニット
1の底面とレーザ押さえばね8との間に所定の隙間を確
保できるように設けられる。レーザ押さえばね8の窓部
12は、基台9の凸部10に嵌合し、半導体レーザホロ
ユニット1に安定した押圧を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスクプレ
ーヤや、光ディスク装置等の光学的情報記録再生装置に
用いられる光ピックアップに関するものであり、特に、
その光学系にサーボ信号を検出するためにホログラム等
の回折手段を備えた光ピックアップに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクを用いた映像、音響等
の再生装置、または記録再生装置が数多く実用化され、
それに伴って関連技術も進歩している。特に、光ピック
アップにおいては小型、軽量化と共に半導体レーザの高
出力化が進み、また半導体レーザにサーボ信号を検出す
るためにホログラム等を一体化した半導体レーザホロユ
ニットで、部品点数の削減と、組立て・調整作業の合理
化が進んでいる。しかしながら、半導体レーザホロユニ
ットで発生する熱を効率良く放熱すると共に、組立て・
調整作業が簡単で、小型・軽量な手段としては問題があ
る。以上のような技術的要請に対して、適切な手段の提
供が望まれている。
【0003】また、プリント基板に実装された半導体素
子の放熱装置に関しては、例えば実開実昭63−200
346号公報において、放熱板に半導体素子の大きさに
応じてそれぞれ取り付けばね挿入部を設け、大きさの異
なる半導体素子を同一形状の取り付けばねで取着すると
いう技術が開示されている。図5は従来の光ピックアッ
プの一例を示す。図5は主要断面図、図6は同図主要部
品の展開斜視図である。同図において、1は半導体レー
ザホロユニットで、その内部に半導体レーザ2と、信号
受光素子3a,3bを備え、上記半導体レーザ2から記
録媒体7に至る光路には、ホログラムユニット4、レー
ザ反射ミラー5、対物レンズ6が配置されている。半導
体レーザホロユニット1は金属板21に固定されたプリ
ント基板22にハンダ付けされ、固定ねじ23で基台9
に固定される。
【0004】以上のように構成された光ピックアップに
ついて、以下その動作について説明する。半導体レーザ
2で発光したレーザ光は、レーザ反射ミラー5で対物レ
ンズ6方向に曲げられ、記録媒体7の情報記録面に集光
される。情報記録面から反射されたレーザ光は、対物レ
ンズ6、レーザ反射ミラー5、ホロユニット4を経由
し、半導体レーザホロユニット1内の信号受光素子3
a,3bに入り情報が読み出されるが、正確なトラック
サーボ信号を得るためには、半導体レーザホロユニット
1を回転位置決め調整する必要がある。また半導体レー
ザ2で発生した熱は、プリント基板22、金属板4を介
して基台9に伝熱して放熱されるよう、固定ねじ23で
基台9に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の光ピックアップは、半導体レーザホロユニッ
ト1の回転位置決め調整を行う際に、外部より押圧をか
けながら行わなければならず、また調整終了後2個の固
定ねじ23a,23bを締める際に回転位置がずれる場
合があるため、調整時間が長くかかるという問題点を有
していた。また従来金属製の基台9を使用していたが、
光ピックアップの軽量化のためプラスチック製にした場
合、半導体レーザ2で発生した熱を充分放熱することが
できず、半導体レーザが劣化するという問題点も有して
いた。
【0006】本発明は上記従来の問題点に鑑み、半導体
レーザホロユニットで発生する熱を効率良く放熱すると
共に、組立て・調整作業が簡単で、小型・軽量な光ピッ
クアップを提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ピックアップは、基台に嵌合すると共に半
導体レーザホロユニットを基台に押圧するレーザ押さえ
ばねを、半導体レーザホロユニットの底面との間に所定
の隙間を確保して設けたものである。また、本発明の光
ピックアップは半導体レーザホロユニットの裏面とレー
ザ押さえばねとの間に放熱板を設け、放熱板を半導体レ
ーザホロユニットの裏面に接着固定したものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成によって、半導体レーザ
ホロユニットに押圧をかけられると共に、レーザ押さえ
ばねとの間に半導体レーザホロユニットが回転できる所
定の隙間があるため回転位置決め調整が容易になる。さ
らに、半導体レーザホロユニットの裏面に放熱板を設け
たので半導体レーザの劣化を防ぐことができる。
【0009】
【実施例】以下本発明光ピックアップの実施例につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施例における光ピックアップの主要断面図、図
2は同図主要部品の展開斜視図を示すものである。同図
において、1は半導体レーザホロユニットで、その内部
に半導体レーザ2と信号受光素子3a,3bを備え、上
記半導体レーザ2から記録媒体7に至る光路には、ホロ
グラムユニット4、レーザ反射ミラー5、対物レンズ6
が配置されている。半導体レーザホロユニット1はプリ
ント基板22a,22bにハンダ付けされ、レーザ押さ
えばね8で基台9に押圧される。基台9には接着剤を流
し込むための溝9aが形成されている。レーザ押さえば
ね8の窓部12は、基台9の突部10に嵌合し、半導体
レーザホロユニット1に安定した押圧を与える構成にな
っている。
【0010】以上のように構成された光ピックアップに
ついて、以下その動作について説明する。まず半導体レ
ーザ2で発光したレーザ光は、レーザ反射ミラー5で対
物レンズ6方向に曲げられ、記録媒体7の情報記録面に
集光される。情報記録面から反射されたレーザ光は、対
物レンズ6、レーザ反射ミラー5、ホロユニット4を経
由し、信号受光素子3a,3bに入り情報が読み出され
るが、正確なトラックサーボ信号を得るためには、半導
体レーザホロユニット1を回転位置決め調整する必要が
あり、調整終了後に基台9とプリント基板22a,22
bとを例えば紫外線硬化型接着剤を溝9に流し込むこと
によって接着する。また半導体レーザ2で発生した熱
は、レーザ押さえばね8に伝わり、その広い表面積全面
から放熱される。
【0011】以上のように本実施例によれば、基台に嵌
合すると共に半導体レーザホロユニットを基台に押圧す
るU字状の金属製レーザ押さえばねを、半導体レーザホ
ロユニットの底面との間に所定の隙間を確保して設ける
ことにより、半導体レーザホロユニットに押圧をかけら
れるため、回転位置決め調整が容易になり、さらに半導
体レーザで発生する熱が接触部より表面積の大きいレー
ザ押さえばねに伝わって放熱されるため、半導体レーザ
の劣化を防ぐことができる。
【0012】次に、第2の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例を示す
光ピックアップの主要断面図、図4は同図主要部品の展
開斜視図である。同図において、13は突起でレーザ押
さえばね8を半押ししたもの、14は金属製放熱板で半
導体レーザホロユニット1に接着されたもの、その他は
図1の構成と同様なものである。図1の構成と異なるの
は、半導体レーザホロユニット1とレーザ押さえばね8
の間に放熱板14、突起13を設けた点である。
【0013】以上のように構成された光ピックアップに
ついて、以下その動作を説明する。まず13の突起は、
半導体レーザホロユニット1の回転位置決め調整する際
の回転中心となると共に、レーザ押さえばね8と点接触
になるため回転抵抗が小さくなり、調整作業が更に容易
になる。放熱板14は放熱効果が大きくなるよう金属板
をU字状に折り曲げ、伝熱効果が大きくなるよう半導体
レーザホロユニット1の裏面に接着固定される。その他
は第1の実施例の動作と同様なものである。
【0014】以上のように、半導体レーザホロユニット
とレーザ押さえばねの間に放熱板、突起を設けることに
より、半導体レーザホロユニットの回転位置決め調整作
業が更に容易になると共に、半導体レーザの劣化防止効
果を大きくすることができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、基台に嵌合する
と共に半導体レーザホロユニットを基台に押圧するレー
ザ押さえばねを、半導体レーザホロユニットの底面との
間に所定の隙間を確保して設けることにより、半導体レ
ーザホロユニットの回転位置決め調整が容易になる。さ
らに半導体レーザホロユニットの裏面に放熱板を接着固
定したことにより半導体レーザの劣化を防ぐことができ
る優れた光ピックアップを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ピックアップ
の主要断面図
【図2】同主要部品の展開斜視図
【図3】本発明の第2の実施例における光ピックアップ
の主要断面図
【図4】同主要部品の展開斜視図
【図5】従来の光ピックアップの主要断面図
【図6】同主要部品の展開斜視図
【符号の説明】
2 半導体レーザ 3a 受光素子 3b 受光素子 4 ホロユニット 5 レーザ反射ミラー 6 対物レンズ 7 記録媒体 9 基台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板に実装され回転位置決め調
    整が必要な半導体レーザホロユニットと、それを固定す
    る基台と、基台に嵌合すると共に半導体レーザホロユニ
    ットを基台に押圧する押さえばねを備え、前記半導体レ
    ーザホロユニットの底面と前記レーザ押さえばねとの間
    に所定の隙間を設けたことを特徴とする光ピックアッ
    プ。
  2. 【請求項2】 半導体レーザホロユニットの裏面とレー
    ザ押さえばねとの間に放熱板を設け、前記放熱板を半導
    体レーザホロユニットの裏面に接着固定したことを特徴
    とする請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 放熱板と接触するレーザ押さえばねの一
    部に、突起を形成したことを特徴とする請求項2記載の
    光ピックアップ。
JP7089326A 1995-04-14 1995-04-14 光ピックアップ Pending JPH08287501A (ja)

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JP7089326A JPH08287501A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 光ピックアップ

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ID=13967555

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608