JPH08287431A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH08287431A
JPH08287431A JP8931895A JP8931895A JPH08287431A JP H08287431 A JPH08287431 A JP H08287431A JP 8931895 A JP8931895 A JP 8931895A JP 8931895 A JP8931895 A JP 8931895A JP H08287431 A JPH08287431 A JP H08287431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
recording
signal
head
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8931895A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hishida
孝 菱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8931895A priority Critical patent/JPH08287431A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録時に、磁気ヘッドの汚れが発生している
かどうかを検出し、もし汚れが発生していて充分な記録
が出来ない場合は使用者に警告するようにした磁気記録
再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 つなぎ撮りのショート再生の時に、ヘッドが
汚れているか否かを第1及び第2の検波回路6A、6B
とコントロール信号増幅回路5の各出力信号のレベルを
制御回路8により判断し、その情報を基に記録開始時に
本装置の使用者に警告することが出来ることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダー
に使用して有効な磁気記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置として、ビデオ
テープレコーダーの使用、特につなぎ撮り記録を実施す
る編集作業が盛んに実施されている。
【0003】以下に従来のビデオテープレコーダーのつ
なぎ撮り記録を含む記録動作について説明する。
【0004】図2は従来のビデオテープレコーダーのつ
なぎ撮り記録を含む記録動作時のモード遷移図である。
【0005】図中、21、24は記録モードである。
今、記録モード21を実施中の時に、A点で一時停止ボ
タンが押され、テープはA点で停止し、その後、逆方向
に巻き戻し動作22を行い、B点で停止し、待機状態と
なる。次に、再度スタートの指令であるところの一時停
止ボタンを解除すると、先ず、A点からB点までの距離
以内での短時間の再生を行い、その間に記録モード21
で記録したトラック軌跡上をヘッドがオントラックする
ように再生制御を行う。上記のモードがショート再生モ
ード23である。その後、C点にて記録モード24に移
行し、新規な記録を実施する。ここで、上記のC点は以
前の記録部分の終了点であるA点より前の位置、あるい
はA点と同一の位置に設定してある。
【0006】以上のような動作を行うことにより、以前
の記録部分である21と、新しく記録した部分24とが
連続的なトラック軌跡としてつながるため、精度よくつ
なぎ撮り記録を行うことが出来る。
【0007】図3は従来のビデオテープレコーダーのつ
なぎ撮り記録時の信号の流れを示す要部ブロック図であ
る。
【0008】図中、31は磁気テープ、32はビデオヘ
ッド、33はヘッド出力を増幅する初段増幅回路、34
は映像信号処理回路である。図2におけるショート再生
モード23の時、ビデオヘッド32からの映像信号は初
段増幅回路33を通して、映像信号処理回路34に伝送
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、たとえば、ビデオテープレコーダー本体
を低温の場所から高温の場所に移動させたとき、また、
ビデオテープレコーダー本体の周囲の環境温度を低温か
ら高温に急激に変化させたときなど、ビデオヘッドに露
が付着することがある。また、外的な要因により、ビデ
オヘッドにゴミなどの異物が付着することがある。この
ようなヘッド汚れが発生している時に、そのまま記録を
行った時などでは新しく記録しようとした部分がヘッド
汚れのために磁気テープ上に信号が磁化されず、記録出
来ないという問題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、記録時に、磁気ヘッドの汚れが発生しているかどう
かを検出し、もし汚れが発生していて充分な記録が出来
ない場合は使用者に警告するようにした磁気記録再生装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、第1の磁気ヘッドから
の再生映像信号を増幅する第1の初段増幅回路と、第2
の磁気ヘッドからの再生音声信号を増幅する第2の初段
増幅回路と、第1の初段増幅回路からの出力信号を検波
する第1の検波回路と、第2の初段増幅回路からの出力
信号を検波する第2の検波回路と、磁気テープの長手方
向に記録されているコントロール信号を増幅するコント
ロール信号増幅回路と、第1及び第2の検波回路とコン
トロール信号増幅回路の各出力信号が入力され予め設定
されたレベルに対して各信号レベルを判断する制御回路
と、制御回路の出力により作動される警告手段とを備え
たものである。
【0012】
【作用】本発明は以上の構成によって、つなぎ撮りのシ
ョート再生の時に、ヘッドが汚れているか否かを第1及
び第2の検波回路とコントロール信号増幅回路の各出力
信号により判断できるため、その情報を基に記録開始時
に本装置の使用者に警告することが出来ることとなる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例である磁気記録再
生装置の概略構成を示すブロック図である。
【0015】図1において、1は磁気テープ、2Aは映
像信号を記録再生する第1の磁気ヘッド、2Bは音声信
号を記録再生する第2の磁気ヘッド、3はコントロール
ヘッド、4Aは磁気ヘッド2Aからの再生信号を増幅す
る第1の初段増幅回路、4Bは磁気ヘッド2Bからの再
生信号を増幅する第2の初段増幅回路、5はコントロー
ル信号増幅回路、6Aは第1の初段増幅回路4Aからの
出力信号を検波する第1の検波回路、6Bは第2の初段
増幅回路4Bからの出力信号を検波する第2の検波回
路、7Aは映像信号処理回路、7Bは音声信号処理回
路、8は第1及び第2の検波回路6A、6Bとコントロ
ール信号増幅回路5の出力から判断して表示素子9に表
示信号を出す制御回路であり、10はシリンダー、キャ
プスタンなどのモータの回転制御を行うサーボ回路であ
る。
【0016】以上のように構成された磁気記録再生装置
について、以下、図1、図2を用いてその動作を説明す
る。
【0017】記録開始時に、図2に示すT秒間のショー
ト再生モード23期間があり、この期間に磁気ヘッド2
Aにより磁気テープ1からの映像信号を再生し、第1の
初段増幅回路4Aにより増幅され、映像信号処理回路7
Aに送られると共に、再生出力は第1の検波回路6Aに
よりDC電圧に変換される。同様に、磁気ヘッド2Bに
より磁気テープ1からの音声信号を再生し、第2の初段
増幅回路4Bにより増幅され、音声信号処理回路7Bに
送られると共に、再生出力は第2の検波回路6Bにより
DC電圧に変換される。また、磁気テープ1の長手方向
に連続して記録されているコントロール信号をコントロ
ールヘッド3により再生し、コントロール信号増幅回路
5により増幅する。増幅されたコントロール信号はサー
ボ回路10に送られ、モータの回転制御を行うと共に制
御回路8に送られる。制御回路8はコントロール信号を
検出すると共に、第1及び第2の検波回路6A,6Bか
らの出力により再生映像信号および音声信号の出力レベ
ルを検出し、コントロール信号が入力されているときに
再生映像信号および再生音声信号の各出力レベルのどち
らか一方が予め設定された再生レベルより小さい場合に
ヘッド汚れが発生していると判断して、表示素子9へ表
示指令を出し、使用者にヘッド汚れを警告することが出
来る。
【0018】以上のように本実施例によれば、つなぎ撮
り記録時のショート再生時に、コントロール信号と再生
映像信号および再生音声信号の各出力レベルを制御回路
により判断し、ヘッド汚れを検出することが出来るた
め、従来、環境等の変化によって発生するヘッドが汚れ
た機器を使用している人に対して警告をすることが出来
る。
【0019】なお、本実施例では警告を表示素子にて実
現したが、装置の動作停止による警告とすることも可能
である。
【0020】さらに、本実施例では再生映像信号および
音声信号の出力レベルを検出し、コントロール信号が入
力されているときに再生映像信号および再生音声信号の
各出力レベルのどちらか一方が予め設定された再生レベ
ルより小さい場合にヘッド汚れが発生していると判断し
たが、再生映像信号および再生音声信号の各出力レベル
の両者が予め設定された再生レベルより小さい場合にヘ
ッド汚れが発生していると判断してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、環境などの変化
により発生している露やゴミなどの異物の付着やテープ
の傷によるヘッドの汚れの状態をつなぎ撮り記録時のシ
ョート再生時に検出できるため、その状態を機器を使っ
ている人に警告できるといった優れた効果を得ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置における一実施例を
示すヘッド汚れ検出回路のブロック図
【図2】つなぎ撮り記録時のモード遷移図
【図3】従来の磁気記録再生装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 磁気テープ 2A 第1の磁気ヘッド 2B 第2の磁気ヘッド 4A 第1の初段増幅回路 4B 第2の初段増幅回路 5 コントロール信号増幅回路 6A 第1の検波回路 6B 第2の検波回路 8 制御回路 9 表示素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の磁気ヘッドからの再生映像信号を増
    幅する第1の初段増幅回路と、第2の磁気ヘッドからの
    再生音声信号を増幅する第2の初段増幅回路と、前記第
    1の初段増幅回路からの出力信号を検波する第1の検波
    回路と、前記第2の初段増幅回路からの出力信号を検波
    する第2の検波回路と、磁気テープの長手方向に記録さ
    れているコントロール信号を増幅するコントロール信号
    増幅回路と、前記第1及び第2の検波回路とコントロー
    ル信号増幅回路の各出力信号が入力され予め設定された
    レベルに対して各信号レベルを判断する制御回路と、前
    記制御回路の出力により作動される警告手段とを備えた
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP8931895A 1995-04-14 1995-04-14 磁気記録再生装置 Pending JPH08287431A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8931895A JPH08287431A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 磁気記録再生装置

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JP8931895A JPH08287431A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 磁気記録再生装置

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Publication Number Publication Date
JPH08287431A true JPH08287431A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13967325

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8931895A Pending JPH08287431A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 磁気記録再生装置

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