JPH0528581A - 磁気記録再生機器のテープ巻き戻し装置 - Google Patents

磁気記録再生機器のテープ巻き戻し装置

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Publication number
JPH0528581A
JPH0528581A JP3184733A JP18473391A JPH0528581A JP H0528581 A JPH0528581 A JP H0528581A JP 3184733 A JP3184733 A JP 3184733A JP 18473391 A JP18473391 A JP 18473391A JP H0528581 A JPH0528581 A JP H0528581A
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JP
Japan
Prior art keywords
control signal
mode
tape
output
magnetic tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP3184733A
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English (en)
Inventor
Toshiji Yamazaki
利次 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0528581A publication Critical patent/JPH0528581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】誤消去防止用爪が折られた記録済の磁気テープ
の再生から巻き戻しへの移行をスムーズに行えるように
した磁気記録再生機器のテープ巻き戻し装置を提供す
る。 【構成】再生モード時、誤消去防止用爪の有無を検出す
る検出スイッチ8によってテープカセット9に設けられ
た誤消去防止用爪の無しを検出しているときに、コント
ロール信号検出回路11によってコントロール信号無し
を検出したときには、システム制御回路6の制御によっ
てそれまでの再生モードから巻き戻しモードに移行させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープへの記録と
再生とが可能な磁気記録再生機器に関し、より詳細に
は、記録済の磁気テープの再生から巻き戻しへの移行を
スムーズに行えるようにした磁気記録再生機器のテープ
巻き戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを収納したテープカセットに
は、通常その後部側面に誤消去防止用爪が設けられてい
る。そして、使用者は、磁気テープに必要な情報を記録
するとこの誤消去防止用爪を折って除去する。これによ
り、その後この記録済の磁気テープの記録済部分に誤っ
て別の情報を新たに記録するといった事態、すなわち記
録済の情報を誤まって消去するといった事態の発生が防
止されることになる。
【0003】ところで、磁気記録再生機器であるビデオ
テープレコーダ等において、このような誤消去防止用爪
が除去された記録済の磁気テープを再生する場合、従来
は記録済部分の再生が終了しても、その後の未記録部分
の終端まで再生動作を継続し、終端まで再生するとテー
プエンドセンサによってテープエンドを検出し、その時
点で再生モードを解除して巻き戻しモードに移行するよ
うになっている。又は、記録部分の再生終了を確認した
使用者が、自ら巻き戻しモードのスイッチを操作するこ
とにより、再生モードを解除して巻き戻しモードに移行
するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の磁
気記録再生機器では、記録済の磁気テープを再生した
後、再びテープ始端まで巻き戻す場合、自動的に巻き戻
すためには、テープエンドまで磁気テープを走行させる
必要があり、その間無信号部分を再生しなければならな
いといった問題があった。また、記録部分の再生終了後
直ちに巻き戻すためには、使用者自身がスイッチ操作を
行なわなければならないといった問題があった。
【0005】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、記録済の磁気テープの再生から巻き戻
しへの移行をスムーズに行えるようにした磁気記録再生
機器のテープ巻き戻し装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わる磁気記録再生機器のテープ巻き戻し
装置は、装填された記録済の磁気テープの再生時、磁気
テープに記録されているコントロール信号の有無を検出
するコントロール信号検出部と、前記磁気テープのテー
プカセットに設けられた誤消去防止用爪の有無を検出す
る誤消去防止用爪検出部と、前記コントロール信号検出
部の出力と前記誤消去防止用爪検出部の出力とを入力と
し、前記誤消去防止用爪検出部の出力が誤消去防止用爪
の無いことを検出しているときに、前記コントロール信
号検出部の出力がコントロール信号無しを検出したとき
には、巻き戻しモードを指示する信号を出力するモード
指示信号出力部と、このモード指示信号出力部からのモ
ード指示信号に基づいて、機器を再生モードから巻き戻
しモードに移行させる制御を行う制御部とを備えた構成
とする。
【0007】
【作用】記録済の磁気テープが装填されると、誤消去防
止用爪検出部は、テープカセットに設けられた誤消去防
止用爪の有無を検出し、その検出信号をモード指示信号
出力部の一方の入力に送出する。誤消去防止用爪検出部
は、例えば誤消去防止用爪有りを検出しているときには
Hレベルの検出信号を、誤消去防止用爪無しを検出して
いるときにはLレベルの検出信号をモード指示信号出力
部に送出するようになっている。
【0008】この状態において、装填された磁気テープ
の再生モードになると、コントロール信号検出部は、コ
ントロールヘッドによって磁気テープのコントロールト
ラックから再生されたコントロール信号を検出し、その
検出信号をモード指示信号出力部の他方の入力に送出す
る。コントロール信号検出部は、例えば再生モード時に
コントロール信号有りを検出しているときにはHレベル
の検出信号を、再生モード時にコントロール信号無しを
検出しているときにはLレベルの検出信号をモード指示
信号出力部に送出するようになっている。
【0009】そのため、モード指示信号出力部では、再
生モード時に両入力のレベルが共にLレベルとなったと
き、制御部に対して巻き戻しモードを指示する例えばH
レベルのモード指示信号を出力する。
【0010】制御部では、再生モード時にモード指示信
号出力部からこのHレベルのモード指示信号を受けるこ
とにより、それまでの再生モードを解除し、ただちに巻
き戻しモードに移行する制御を行うようになっている。
【0011】これにより、記録終端部分まで再生された
磁気テープは、直ちに記録始端まで巻き戻されることに
なる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0013】図1は、本発明に係わる磁気記録再生機器
のテープ巻き戻し装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【0014】同図において、装填された磁気テープ1に
記録されたコントロール信号の再生を行うコントロール
ヘッド3の出力は、増幅器4に導かれており、増幅器4
の出力は、サーボ制御回路5と波形整形回路10とに導
かれている。また、サーボ制御回路5の出力は、磁気テ
ープ1の走行制御を行うテープ駆動機構部2に導かれて
いる。
【0015】一方、波形整形回路10の出力は、コント
ロール信号の有無を検出するコントロール信号検出回路
11に導かれており、コントロール信号検出回路11の
出力は、モード指示信号出力部であるノア回路12の一
方の入力Aに導かれている。また、ノア回路12の出力
は、機器全体の動作制御を行うシステム制御回路6に導
かれている。
【0016】また、誤消去防止用爪検出部である検出ス
イッチ8の一端8aは、電源電圧V ccに接続されてお
り、検出スイッチ8の他端8bは、システム制御回路6
とノア回路12の他方の入力Bとに導かれている。
【0017】また、システム制御回路6には、テープエ
ンド検出センサ7の出力が導かれており、システム制御
回路6からテープ駆動機構部2に対して各モードの動作
制御信号が出力されるようになっている。
【0018】なお、システム制御回路6は、機器自体が
再生モードに設定されたときにのみ、ノア回路12から
の出力信号を受け付けるようになっている。
【0019】また、コントロール信号検出回路11は、
コントロール信号有りを検出しているときにはHレベル
の検出信号を出力し、コントロール信号無しを検出した
ときにはLレベルの検出信号を出力するようになってい
る。
【0020】また、検出スイッチ8は、テープカセット
9の誤消去防止用爪(図示省略)が折られているときに
はオフ状態(図に示す状態)となり、テープカセット9
の誤消去防止用爪がある場合にはオン状態となるスイッ
チである。つまり、誤消去防止用爪無しを検出したとき
にはLレベルの検出信号を出力し、誤消去防止用爪有り
を検出したときには電源電圧Vccに等しいHレベルの検
出信号を出力するようになっている。
【0021】次に、上記構成の磁気記録再生機器の巻き
戻し装置において、誤消去防止用爪が折られた記録済の
磁気テープが装填された場合の再生から巻き戻しまでの
動作について説明する。
【0022】テープカセット9の誤消去防止用爪が折ら
れた記録済の磁気テープ1が装填されると、検出スイッ
チ8は、誤消去防止用爪無しを検出して、Lレベルの検
出信号を出力する。すなわち、このときにはシステム制
御回路6とノア回路12の他方の入力BとがLレベルに
保たれることになる。
【0023】一方、この状態(すなわち、テープカセッ
ト9を装填しただけの状態)では、コントロール信号検
出回路11はLレベルの検出信号を出力しており、その
結果ノア回路12からは巻き戻しモードを指示するHレ
ベルの信号が出力されることになる。しかしながら、シ
ステム制御回路6は、機器自体が再生モードに設定され
ているときにのみノア回路12の出力を受け付けるの
で、この場合には巻き戻しモードに移行しないようにな
っている。
【0024】この状態において、次に磁気テープ1の再
生モードに設定すると、磁気テープ1のコントロールト
ラックに記録されているコントロール信号がコントロー
ルヘッド3によって再生され、増幅器4において制御に
必要なレベルまで増幅された後、サーボ制御回路5に与
えられる。サーボ制御回路5は、このコントロール信号
に基づいてテープ駆動機構部2のサーボ制御を行うこと
になる。
【0025】一方、増幅器4で増幅されたコントロール
信号は、波形整形回路10において波形整形された後、
コントロール信号検出回路11に与えられる。コントロ
ール信号検出回路11では、この波形整形されたコント
ロール信号を検出することにより、コントロール信号有
りを示すHレベルの検出信号をノア回路12の一方の入
力Aに出力する。
【0026】これにより、ノア回路12の一方の入力A
にはHレベル、他方の入力BにはLレベルの信号が与え
られることから、その出力はLレベルとなる。すなわ
ち、システム制御回路6には、巻き戻しモードを指示す
るHレベルの指示信号が与えられないので、システム制
御回路6は設定された再生モードを続行することにな
る。
【0027】一方、この再生モードによって記録トラッ
クの情報がその記録終端まで再生されると、その後はコ
ントロール信号も磁気テープ1には記録されていないこ
とから、コントロールヘッド3によるコントロール信号
の再生が行われなくなる。そのため、コントロール信号
検出回路11にコントロール信号が供給されなくなるの
で、コントロール信号検出回路11はコントロール信号
無しを検出し、コントロール信号無しを示すLレベルの
検出信号をノア回路12の一方の入力Aに出力すること
になる。
【0028】そのため、磁気テープ1がその記録終端ま
で再生されたときには、ノア回路12の2つの入力A,
Bが共にLレベルとなることから、ノア回路12は、巻
き戻しモードを指示するHレベルのモード指示信号を出
力することになる。
【0029】これにより、システム制御回路6には、再
生モード時に、巻き戻しモードを指示するHレベルのモ
ード指示信号が与えられることから、テープ駆動機構部
2を制御してそれまでの再生モードを解除し、ただちに
巻き戻しモードに移行する。すなわち、記録終端部分ま
で再生された磁気テープ1は、ただちに記録始端まで巻
き戻されることになる。
【0030】
【発明の効果】本発明に係わる磁気記録再生機器の巻き
戻し装置は、再生モード時、誤消去防止用爪検出部によ
ってテープカセットに設けられた誤消去防止用爪の無し
を検出しているときに、コントロール信号検出部によっ
てコントロール信号無しを検出したときには、制御部の
制御によってそれまでの再生モードから巻き戻しモード
に移行するように構成したので、使用者自身がスイッチ
操作を行うことなく、またその後の未記録部分をテープ
終端まで再生するといった無駄な時間を費やすことな
く、記録済の情報部分の再生終了後、直ちにテープ始端
位置まで巻き戻すことができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる磁気記録再生機器の巻き戻し装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 6 システム制御回路 8 検出スイッチ 11 コントロール信号検出回路 12 ノア回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 装填された磁気テープへの記録と再生と
    が可能な磁気記録再生機器において、 装填された記録済の磁気テープの再生時、磁気テープに
    記録されているコントロール信号の有無を検出するコン
    トロール信号検出部と、 前記磁気テープのテープカセットに設けられた誤消去防
    止用爪の有無を検出する誤消去防止用爪検出部と、 前記コントロール信号検出部の出力と前記誤消去防止用
    爪検出部の出力とを入力とし、前記誤消去防止用爪検出
    部の出力が誤消去防止用爪の無いことを検出していると
    きに、前記コントロール信号検出部の出力がコントロー
    ル信号無しを検出したときには、巻き戻しモードを指示
    する信号を出力するモード指示信号出力部と、 このモード指示信号出力部からのモード指示信号に基づ
    いて、機器を再生モードから巻き戻しモードに移行させ
    る制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする磁気記
    録再生機器のテープ巻き戻し装置。
JP3184733A 1991-07-24 1991-07-24 磁気記録再生機器のテープ巻き戻し装置 Pending JPH0528581A (ja)

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