JPH073464Y2 - テープレコーダの記録終端検索装置 - Google Patents

テープレコーダの記録終端検索装置

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JPH073464Y2
JPH073464Y2 JP1988164197U JP16419788U JPH073464Y2 JP H073464 Y2 JPH073464 Y2 JP H073464Y2 JP 1988164197 U JP1988164197 U JP 1988164197U JP 16419788 U JP16419788 U JP 16419788U JP H073464 Y2 JPH073464 Y2 JP H073464Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tape
end mark
signal
recording
detection circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988164197U
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English (en)
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JPH0284130U (ja
Inventor
通宏 浅野
Original Assignee
ナカミチ株式会社
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案はデジタルオーディオテープレコーダに関し、特
に記録信号の終端部を検索するいわゆる記録終端検索回
路に関する。
《従来の技術》 デジタルオーディオテープレコーダにおいては、スター
トID等のサブコード信号を音声信号と共にテープ上に記
録することにより、従来のカセットデッキと比較して優
れた操作性が得られている。
ここで、サブコード信号におけるエンドマークはテープ
の記録終端を表わすコードとして使用されるものであ
り、操作者がエンドマーク記録キーを操作することによ
り、エンドマークが9秒間サブコード領域に記録される
ものである。
またエンドマークサーチは、テープを記録再生時の約20
0倍の速度で移送しながらテープ上に記録されたエンド
マークを検索するものであるが、操作者によってはテー
プの途中でエンドマークを書込むことなく、単に記録を
終了させる場合があるため、エンドマークサーチ時に、
エンドマークの検出のみならずRF信号の立下がりを検出
してレコーダをストップ状態とする必要がある。
《考案が解決しようとする問題点》 エンドマークはテープの任意の位置で記録することがで
きるため、エンドマークが記録された位置の後に音声信
号がテープの途中まで記録されていることがある。この
場合、操作者がRF信号の立上がり位置から引き続き記録
を行なうべくエンドマークサーチを行なった場合、レコ
ーダは一旦エンドマーク書込み位置でストップ状態とな
るが、更に連続してエンドマークサーチを行なうことに
より、RF信号の立下がり位置でレコーダをストップ状態
とすることができる。しかしながら、操作者はレコーダ
がRF信号の立下がり位置でストップ状態となったことを
認識できないため、再度エンドマークサーチを行ない、
テープを終端まで移送してしまう恐れがある。
《問題点を解決するための手段》 テープに記録されたエンドマークを検出するエンドマー
ク検出回路と、テープに記録されたRF信号の立下がり部
を検出するRF信号検出回路と、記録終端検索時にテープ
を高速移送し、エンドマーク検出回路及びRF信号検出回
路の検出出力の何れか一方に応答してテープレコーダの
高速移送を停止させる制御回路と、エンドマーク検出回
路の検出出力またはRF信号検出回路の検出出力に応答し
て、異なる表示状態となる表示手段とからなる。
《作用》 記録終端検索時、エンドマークまたはRF信号の立下がり
部の何れか一方を検出できると共に、表示手段が異なる
表示状態となる。
《実施例》 第1図は本考案装置を組み込んだデジタルオーディオテ
ープレコーダの一実施例を示す要部構成図であり、テー
プカセット1から引き出されたテープ2はドラム3に約
90度巻回され、キャプスタン4、ピンチローラ5等を含
む所要のテープ駆動機構10によって駆動される。ドラム
3に設けられた一対の回転ヘッド6、6により再生され
た信号はRFアンプ11によって増幅されるた後、音声信号
処理回路12によって誤り訂正、D/A変換等が行なわれ、
アナログ信号として出力端子13に出力される。またRFア
ンプ11からの再生信号はサブコード処理回路14に入力さ
れることにより、再生信号に含まれるサブコードが抽出
される。更に機構部制御回路15は再生信号に含まれるAT
F信号に基づくキャプスタン4の回転サーボ、及び記録
再生時にドラム3が毎分2000回転で回転するようドラム
3の回転サーボ等を行なうものである。
ここで、システム制御回路16はレコーダ全体を制御する
ものであり、例えば各種の操作ボタンを備えた操作部17
のキー操作、サブコード処理回路14によって検出された
サブコードによりテープ駆動機構10を制御すると共に、
レコーダのフロントパネル等に配置された表示部18を点
灯制御する。また、RF信号検出回路19は後述するエンド
マークサーチ時にRF信号の立下がり、即ちテープ2上で
のRF信号が記録されている状態から未記録状態への変化
を検出するものであり、システム制御回路16に接続され
ている。
第2図はエンドマークに関連する操作部17及び表示部18
を説明する図である。
レコーダのフロントパネル20上にはテープ2上に記録さ
れたエンドマークまたはRF信号の未記録部分を検索する
ためのサーチキー21、エンドマークを書き込むためのWr
iteキー22及びエンドマークを消去するためのEraseキー
23が夫々配置され、またエンドマークに関連して点灯す
るインジケータ24を備える。
例えば記録モード中または記録待機モード中にWriteキ
ー22が操作されると、その時点から9秒間エンドマーク
が記録されると共に、音声信号がミュートされるもので
ある。また、Ereseキー23が操作されると、記録再生時
におけるテープ走行速度の約200倍の速度でテープ2を
正方向に移送するフォワードサーチモードとし、エンド
マークが検出されるとエンドマークの始端から10秒間エ
ンドマークを含むID信号の消去を行なう。
第3図は本考案装置を組み込んだデジタルオーディオテ
ープレコーダにおいて、エンドマークサーチが行なわれ
た場合のフローチャートを示す。
エンドマークサーチキー21が操作されると(31)システ
ム制御回路16はテープ駆動機構10を記録再生時における
テープ走行速度の約200倍の速度でテープ2を正方向に
移送するフォワードサーチ位置に設定する(32)。この
モードにおいて、テープ2は記録再生時のごとくキャプ
スタン4及びピンチローラ5との協働により移送される
のではなく、リールモータのみによって移送され、また
ドラム3はテープ2の移送速度に応じた回転速度で回転
されることにより、回転ヘッド6、6はテープ2上に記
録されたサブコードを読み取り可能とされる。またシス
テム制御回路16はエンドマークサーチが連続して行なわ
れたかを判断し(33)、連続して行なわれない場合、フ
ォワードサーチの設定に引き続いてサブコード処理回路
14がエンドマークの検出判断を行なう。エンドマークが
検出されると(34)、システム制御回路16はテープ駆動
機構10をストップ位置とし(35)、テープ2の移送を停
止させるが、テープ2はオーバーランのためその停止位
置がエンドマークの始端位置よりもさらに正方向、即ち
エンドマークの書き込み範囲内に位置する。そのため、
システム制御回路16はテープ駆動機構10を記録再生位置
とし(36)、キャプスタン4を記録再生時の8倍の速度
で逆回転させてピンチローラ5との協働によりテープ2
を逆方向に戻し(37)、エンドマークが検出されなくな
った状態を検出した後(38)、所要時間後に(39)テー
プ駆動機構4をストップ位置とする(40)と共に、表示
部18に配置されたエンドマークインジケータ24を連続点
灯させる(41)。
このエンドマークサーチ終了時のテープ位置において、
回転ヘッド6、6はエンドマークの始端位置の直前に位
置することになるため、引き続いて音声信号を記録する
ことによりエンドマークがオーバーライトにより消去さ
れる。
また、このエンドマークサーチ中にテープ2上のRF信号
の立下がりがRF信号検出回路19によって検出されると
(44)、上述のエンドマークの検出時と同様に、システ
ム制御回路16はテープ駆動機構10をストップ位置とし
(45)、テープ2の移送を停止させるが、テープ2はオ
ーバーランのためその停止位置がRF信号の立下がり部よ
りもさらに正方向、即ちRF信号が記録されていない部分
に位置する。そのため、システム制御回路16はテープ駆
動機構10を記録再生位置とし(46)、キャプスタン4を
記録再生時の8倍の速度で逆回転させてピンチローラ5
との協働によりテープ2を逆方向に戻し(47)、RF信号
が検出された後(48)、所要時間後に(49)テープ駆動
機構10をストップ位置とする(50)と共に、表示部18に
配置されたエンドマークインジケータ24を点滅させる
(51)。
このエンドマークサーチ終了時のテープ位置において、
回転ヘッド6、6はRF信号の立下がり部の直前に位置す
ることになるため、引き続いて音声信号を記録すること
により、RF信号が途切れることなくテープ2上に記録さ
れる。
ここで、エンドマークサーチが他のモードを介すること
なく連続して行なわれた場合、サーチ開始時に回転ヘッ
ド6、6はエンドマークまたはRF信号の立下がり部の直
前に位置している。従って、この位置からエンドマーク
サーチを行なうと、サブコード処理回路14またはRF信号
検出回路19はサーチ開始後即座に検出出力を発生するた
め次のエンドマークの書込み位置またはRF信号の立下が
り部に進むことができない。
従って、エンドマークサーチが連続して行なわれた場合
(33)、システム制御回路16は所要時間エンドマーク検
出出力及びRF信号の立下がり検出出力に基づくレコーダ
の制御を行なわず(42)、サーチ開始後即座に出力され
る検出出力を無効とする。この所要時間は記録再生時の
速度で9秒間テープに書き込まれているエンドマークの
終端位置がフォワードサーチによりヘッド6、6の下流
側となる時間であればよい。
なお、このエンドマークサーチを行なっている際、エン
ドマークまたはRF信号の立下がりが検出されずにテープ
エンドまでテープ2が移送された場合(52)、システム
制御回路16はテープ駆動機構10をストップ位置とし(5
3)、エンドマークサーチを終了させる。
また上述の実施例においては、エンドマークの検出時と
RF信号の立下がりの検出時にエンドマークインジケータ
24の点灯状態を変化させることにより、操作者が異なる
検出状態を認識できたが、本考案はこれに限定されるこ
となく、例えばエンドマークの検出時とRF信号の立下が
りの検出時に対応して異なるインジケータを各々点灯さ
せてもよいものである。また聴感上、異なる検出状態を
認識できるようにしてもよく、種々の態様を取り得るも
のである。
《考案の効果》 本考案によれば、エンドマークサーチにより予めテープ
に書き込まれたエンドマークと、RF信号の立下がりの何
れかを検出でき、また操作者が何れの検出がなされたか
を認識できるため、確実にテープ上の記録終端を検索で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を組み込んだデジタルオーディオテ
ープレコーダの要部構成図、第2図はエンドマークに関
連する操作部及び表示部を説明する図及び第3図はエン
ドマークサーチ時のフローチャートをそれぞれ示す。 2……テープ、12……音声信号処理回路、14……サブコ
ード処理回路、15……機構部制御回路、16……システム
制御回路、17……操作部、18……表示部、19……RF信号
検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドにより、デジタル信号をテープ
    上にデジタル記録再生するテープレコーダにおける記録
    終端検索装置において、 前記テープに記録されたエンドマークを検出するエンド
    マーク検出回路と、 前記テープに記録されたRF信号の立下がり部を検出する
    RF信号検出回路と、 記録終端検索時に前記テープを高速移送し、前記エンド
    マーク検出回路及びRF信号検出回路の検出出力の何れか
    一方に応答して前記テープレコーダの高速移送を停止さ
    せる制御回路と、 前記エンドマーク検出回路の検出出力またはRF信号検出
    回路の検出出力に応答して、異なる表示状態となる表示
    手段とからなることを特徴とするテープレコーダの記録
    終端検索装置。
JP1988164197U 1988-12-19 1988-12-19 テープレコーダの記録終端検索装置 Expired - Lifetime JPH073464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988164197U JPH073464Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 テープレコーダの記録終端検索装置

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JPH0284130U JPH0284130U (ja) 1990-06-29
JPH073464Y2 true JPH073464Y2 (ja) 1995-01-30

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ID=31449598

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JP1988164197U Expired - Lifetime JPH073464Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 テープレコーダの記録終端検索装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6391855A (ja) * 1986-10-03 1988-04-22 Victor Co Of Japan Ltd デイジタル信号再生装置
JPS63161565A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 Sony Corp デ−タレコ−ダ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6391855A (ja) * 1986-10-03 1988-04-22 Victor Co Of Japan Ltd デイジタル信号再生装置
JPS63161565A (ja) * 1986-12-24 1988-07-05 Sony Corp デ−タレコ−ダ

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JPH0284130U (ja) 1990-06-29

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