JPH0652595A - キュー信号の消去方法 - Google Patents

キュー信号の消去方法

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Publication number
JPH0652595A
JPH0652595A JP4205325A JP20532592A JPH0652595A JP H0652595 A JPH0652595 A JP H0652595A JP 4205325 A JP4205325 A JP 4205325A JP 20532592 A JP20532592 A JP 20532592A JP H0652595 A JPH0652595 A JP H0652595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
cue signal
cue
tape
erasing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4205325A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Sakuma
誠一 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4205325A priority Critical patent/JPH0652595A/ja
Publication of JPH0652595A publication Critical patent/JPH0652595A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、キュー信号の検出及び消去
を自動的に行うことにより、繁雑な操作を必要とせず、
且つ、キュー信号のみを確実に消去することである。 【構成】 マイクロコンピュータ5はキュー信号消去ボ
タンが押されると、システムコントローラ6へ早送り指
令を送り、テープ制御を行う。即ち、テープが高速で駆
動され補助音声信号再生用ヘッド1がキュー信号を検出
してテープが停止する。次に、低速で逆方向に駆動され
ることにより再度キュー信号を検出する。所定時間記録
されたキュー信号を検出し終わったら再度停止し、今度
は正方向に低速駆動すると共に信号切り換え部11はキ
ュー信号発し回路13出力を選択して補助音声記録用ヘ
ッド9に供給することによりキュー信号記録時間以上無
音を記録することにより古いキュー信号を消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTR等の磁気記録再生
装置におけるキュー信号の消去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRにおけるキュー信号の記録
再生方法としては、補助音声トラックに音声信号帯域の
周波数を有するキュー信号を時分割で記録し、前記補助
音声トラックからの再生信号とコントロール信号との周
波数を比較してキュー信号を検出する方法が特開平2−
289951号公報に記載されている。
【0003】上述の方法で記録されたキュー信号を消去
する場合は、手動にてテープを送りながらキュー信号検
出を示す表示手段の表示を確認した後、テープを停止さ
せ、少し巻き戻してからキュー信号が記録されていると
思われる一でキュー信号消去ボタンを押す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く従来のキュ
ー信号の消去方法は手動であるために繁雑な操作が必要
となるとともに、消去位置に誤差が生ずるおそれがあり
確実に消去するためには広範囲でキュー信号を消去しな
ければならず音声信号を不必要に消去してしまうという
欠点があった。
【0005】本発明は上述の点に鑑み為されたものであ
り、キュー信号の検出及び消去を自動的に行うことによ
り、繁雑な操作を必要とせず、且つ、キュー信号のみを
確実に消去できるキュー信号の消去方法を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、テープの長手
方向に形成された補助音声トラックに音声信号帯域の周
波数を有するキュー信号を所定時間、時分割で記録して
なる磁気記録再生装置において、前記テープを正方向に
高速で駆動させながら前記キュー信号を検出して第1位
置で停止させ、前記テープを逆方向に低速で駆動させな
がら前記キュー信号を所定時間検出した後第2位置で停
止させ、前記テープを正方向に駆動させて少なくとも前
記所定時間以上無音を記録することにより前記キュー信
号を消去してなるキュー信号の消去方法である。
【0007】
【作用】本発明では、まず、テープが高速で駆動されキ
ュー信号が検出されるが、高速のためキュー信号を越え
て停止する。次に、低速で逆方向に駆動されることによ
り再度キュー信号を検出する。所定時間記録されたキュ
ー信号を検出し終わったら再度停止し、今度は正方向に
低速駆動してキュー信号記録時間以上無音を記録するこ
とにより古いキュー信号を消去する。
【0008】そして、これらの消去動作はマイクロコン
ピュータにより自動的に実行される。
【0009】
【実施例】以下、図面に従い本発明を放送機器の規格で
あるSMPTE規格に基づくUNIHI−VTRに適用
した一実施例につき説明する。図1はUNIHI−VT
Rにおけるテープの記録パターンを示す図、図2は補助
音声トラックを示す図、図3は本実施例におけるキュー
信号消去装置の回路図である。
【0010】まず、テープの記録パターンについて図1
に従い説明する。磁気テープTには回転ヘッドにより記
録される映像トラック20及びPCM音声トラック2
1、固定ヘッドにより記録される補助音声トラック2
2、コントロールトラック23及びタイムコードトラッ
ク24が形成されている。
【0011】コントロールトラック23には一定周波数
(ヘッドの回転周波数)のコントロール信号が記録さ
れ、再生時にトラッキング制御に利用される。
【0012】また、補助音声トラック22はモニタ用に
使用される。これとは別にPCM音声トラック21が形
成されているので補助音声トラック22の情報が少しぐ
らい欠落しても問題とはならない。そこで、UNIHI
−VTRでは図3に示すごとく補助音声トラック22に
音声信号以外に音声帯域周波数の3種類のキュー信号を
所定時間記録する。
【0013】即ち、開始キュー信号は1秒間の無音期間
の後、0.8KHzの正弦波が1.5秒記録されたもの
である。また、終了キュー信号は1秒間の無音期間の
後、1.6KHzの正弦波が1.5秒記録されたもので
ある。さらに、ユーザーキュー信号は1秒間の無音期間
の後、2.4KHzの正弦波が1.5秒記録されたもの
である。このユーザーキュー信号はユーザーが任意の目
的に使用するものである。
【0014】図1は本実施例装置の回路図を示し、補助
音声再生用ヘッド1により読み出された信号はアンプ2
で増幅され、波形整形回路3に入力される。この回路は
アナログ信号をその平均レベルでスライスして2値信号
(以下音声キュー2値信号という)に変換する。そし
て、この音声キュー2値信号がカウンタ4のクロック入
力となりカウントされる。
【0015】一方、コントロールトラックに記録されて
いるコントロール信号が、コントロ−ルヘッド7で再生
されアンプ8で増幅されマイクロコンピュータ5に入力
される。
【0016】そして、キュー信号の判別は、マイクロコ
ンピュータ5でコントロール信号のパルス数と補助音声
再生信号のパルス数を比較することにより行う。即ち、
コントロール信号の1周期毎にカウンタ4の読みだし及
びリセットを行い、コントロール信号1周期中のカウン
タのカウント値によりキュー信号の種類及び音声信号を
判別する。
【0017】尚、前記補助音声再生ヘッド1には近接し
て補助音声記録ヘッド9が設けられているが、両者を兼
用して一個のヘッドとしてもよい。
【0018】次に、キュー信号の記録及び消去について
説明する。まず、補助音声トラックに記録したいとき
は、マイクロコンピュータ5からシステムコントローラ
へ補助音声記録開始指令を送る。システムコントローラ
6はこの指令により”H”の補助音声オン、オフ信号を
補助音声記録用ヘッド9に供給するためこのヘッドは記
録可能状態となる。そして、VTRが記録モード時は信
号切り換え部11は補助音声記録回路14出力を選択し
て前記ヘッド9に供給する。また、プレイモードやスト
ップモードの時は、前記信号切り換え部11を制御する
と共に、補助音声記録開始指令とプレイ指令をシステム
コントローラ6に送信してアフレコモードにする。
【0019】また、キュー信号を記録したいとき、マイ
クロコンピュータ5は信号切り換え部12に無音発生部
12出力を選択させる。
【0020】このようにすると、補助音声トラックに無
音が記録される。この状態を1秒間保つ。その後、マイ
クロコンピュータ5はキュー信号発生部13に記録した
いキュー信号に対応する周波数の正弦波を発生させると
ともに信号切り換え部11にこのキュー信号発生部出力
を選択させる。そして、この状態を1.5秒間保つ。こ
のようにすると、1秒間の無音と1.5秒間の正弦波が
記録されるのでキュー信号が記録されたことになる。
【0021】また、キュー信号を消去するには、一定時
間以上無音を記録すればよい。
【0022】本実施例装置ではマイクロコンピュータ5
がキュー信号手動消去ボタン15の押圧を検出して押さ
れていればシステムコントローラ6に補助音声記録開始
指令を送り、信号切り換え部11に無音発生部12を選
択させることによって、補助音声トラックに無音を記録
し過去のキュー信号を消去する。キュー信号手動消去ボ
タン15が押圧されている間は消去動作が保持される。
このようにして手動のキュー信号消去が行われる。
【0023】次に、キュー信号の自動消去の方法につい
て述べる。
【0024】マイクロコンピュータ5は、常に開始キュ
ー信号自動消去ボタン16、終了キュー信号自動消去ボ
タン17、ユーザーキュー信号自動消去ボタン18及び
キュー信号手動消去ボタン15の押圧状態を監視してい
る。
【0025】そして、例えば、開始キュー信号自動消去
ボタンの押圧を検出したときは図4のフローチャートの
処理を行う。
【0026】まず、システムコントローラ6に早送り指
令(FF)を送り、テープの早送りを開始する(F
1)。そして、開始キュー信号が検出されるまで待つ
(F2)。尚、キュー信号の検出はマイクロコンピュー
タ5が他の処理と並行して行うものとする。
【0027】開始キュー信号が検出されたら、システム
コントローラ6に低速巻戻し指令を送って、低速で巻き
戻す(F4)。そして、先に検出した開始キュー信号を
後退しながら再び検出しようとする(F5)。開始キュ
ー信号が1.5秒間検出され終わったらテープ停止指令
を送りテープを停止させる。テープ後退時は先に正弦波
が再生され次に無音が再生されるのでテープは無音の途
中で停止することになる。その後、2.5秒間無音を記
録する(F7)。これを実現するには信号切り換え部1
1に無音発生部を選択させ、システムコントローラに補
助音声記録開始指令とプレイ指令を送り、アフレコモー
ドで無音を記録すればよい。
【0028】そして、その後に停止指令を送りテープ走
行を停止させる(F8)。これで開始キュー信号の自動
消去が完成する。
【0029】尚、開始キュー信号が2個以上あるときは
ボタンを押すたびに1個ずつ消去される。
【0030】以上開始キュー信号の消去について述べた
が終了及びユーザーキュー信号についても同様である。
【0031】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、キュー信号
の検出及び消去を自動的に行うことにより、繁雑な操作
を必要とせず、且つ、キュー信号のみを確実に消去でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したUNIHI−VTRにおける
テープの記録パターンを示す図である。
【図2】補助音声トラックを示す図である。
【図3】本実施例におけるキュー信号消去装置の回路図
である。
【図4】キュー信号自動消去のフローチャートを示す図
である。
【符号の説明】
1 補助音声再生用ヘッド 5 マイクロコンピュータ 6 システムコントローラ 9 補助音声記録用ヘッド 11 信号切り換え部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープの長手方向に形成された補助音声
    トラックに音声信号帯域の周波数を有するキュー信号を
    所定時間、時分割で記録してなる磁気記録再生装置にお
    いて、 前記テープを正方向に高速で駆動させながら前記キュー
    信号を検出して第1位置で停止させ、前記テープを逆方
    向に低速で駆動させながら前記キュー信号を所定時間検
    出した後第2位置で停止させ、前記テープを正方向に駆
    動させて少なくとも前記所定時間以上無音を記録するこ
    とにより前記キュー信号を消去してなるキュー信号の消
    去方法。
  2. 【請求項2】 上記キュー信号の消去はマイクロコンピ
    ュータにより自動的に実行されてなる請求項1記載のキ
    ュー信号の消去方法。
JP4205325A 1992-07-31 1992-07-31 キュー信号の消去方法 Pending JPH0652595A (ja)

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JP4205325A JPH0652595A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 キュー信号の消去方法

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JPH0652595A true JPH0652595A (ja) 1994-02-25

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