JP3030175B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3030175B2
JP3030175B2 JP4346011A JP34601192A JP3030175B2 JP 3030175 B2 JP3030175 B2 JP 3030175B2 JP 4346011 A JP4346011 A JP 4346011A JP 34601192 A JP34601192 A JP 34601192A JP 3030175 B2 JP3030175 B2 JP 3030175B2
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厚実 岡本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録再生装置に
関し、特にたとえば磁気テープの曲間ブランクを検出す
ることによって頭出しする、磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置で頭出しをする
ときは、早送りまたは巻戻しの際の音声信号のブランク
時間を測定し、これによって曲間ブランクか否かを判定
する。そして、曲間ブランクと判定すると磁気テープの
巻き取りを直ちに停止し、再生モードに移行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
記録再生装置では、磁気テープの移送速度が変化した場
合、同じブランク幅でも検出されるブランク時間が異な
るため、曲間ブランクを検出できなかったり、曲中のブ
ランクを誤って曲間ブランクとして検出する場合が生じ
る。また、曲間ブランクと判定すると直ちに再生モード
に移行するため、移行する位置がばらつき、巻戻し方向
での頭出しでは前曲の曲尾から再生を開始したり、早送
りの頭出しスキャンモードでは、ブランクの幅が長い場
合に、曲頭を再生するまでに次のスキャン動作に移って
しまうなどの不都合が生じる。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、磁
気テープの移送速度に拘わらず確実に頭出しできる、磁
気記録再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気テープ
を高速で移送するときに磁気テープから再生された基準
信号をカウントするリアルタイムカウンタ、磁気テープ
を高速で移送するときに磁気テープから再生された音声
信号を所定値と比較してブランク検出信号を生成する生
成手段、ブランク検出信号の先頭部分におけるリアルタ
イムカウンタの第1カウント値を検出する第1検出手
段、ブランク検出信号の末尾部分におけるリアルタイム
カウンタの第2カウント値を検出する第2検出手段、第
1カウント値および第2カウント値の差分を算出する差
分算出手段、差分を基準値と比較することによってブラ
ンク検出信号に対応するブランクが曲間ブランクである
か曲中ショートブランクであるかを判定する判定手段
曲間ブランクとの判定結果に応じて磁気テープの移送方
向を反転させ再生開始位置を検出する検出手段、および
再生開始位置から通常再生を開始する通常再生手段を備
える、磁気記録再生装置である。
【0006】
【作用】磁気テープの高速移送時(巻戻し方向または早
送り方向)、たとえばリアルタイムカウンタがコントロ
ール信号をカウントし、このカウント値からたとえばシ
ステムマイコンによってブランク時間が算出される。こ
のブランク時間は、たとえばシステムマイコンによって
基準時間と比較され、ブランク時間の方が長ければこの
ブランクが曲間ブランクと判定される。そして、リアル
タイムカウンタのカウント値に基づいて、システムマイ
コンが、ブランク中の再生開始の最適位置を検出する。
したがって、この位置から再生モードに移行する。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、曲間ブランクの最適
位置から磁気テープの再生が開始されるので、確実に頭
出しをすることができる。この発明の上述の目的,その
他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下
の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例の磁気記録再生
装置10は、オーディオヘッド12およびコントロール
信号ヘッド14を含む。オーディオヘッド12は、図2
(A)に示すように曲Aおよび曲Bが記録された磁気テ
ープ16から、図2(B)のような音声信号を読み出
す。読み出された音声信号は再生アンプ18で増幅さ
れ、続いてコンパレータ20およびローパスフィルタ
(LPF)22で図2(C)のような方形波に波形成形
される。そして、この方形波がブランク検出信号として
システムマイコン24に入力され、このシステムマイコ
ン24によって方形波の立ち上がりおよび立ち下がりが
検出される。
【0009】一方、コントロール信号ヘッド14は、磁
気テープ16からコントロール信号CTLを読み出すの
で、リアルタイムカウンタ26はこのコントロール信号
CTLに応答してカウント動作を行う。したがって、リ
アルタイムカウンタ26のカウント値が時間情報として
システムマイコン24に入力される。システムマイコン
24は、この時間情報に応じてデッキに対して所定のモ
ード信号を出力する。
【0010】図3を参照して、磁気記録再生装置10を
頭出しサーチモードにした場合のシステムマイコン24
の処理動作について説明する。まず、ステップS1aに
おいて、前述のLPF22の出力に基づいて、磁気テー
プ16にブランクが生じたかどうか判断する。ブランク
が生じたとき、ステップS3aにおいて、ブランクの開
始時のリアルタイムカウンタ26のカウント値(TBS
をメモリ28に記憶する。次に、ステップS5aにおい
て、同じくLPF22の出力に基づいてブランクが終了
したかどうかを判断する。ブランクが終了したとき、ス
テップS7aにおいて、ブランク終了時のリアルタイム
カウンタ26のカウント値(TBE)をメモリ28に記憶
する。
【0011】その後、ステップS9aにおいてTBSとT
BEとの差を計算する。続いて、ステップS11aにおい
て、このカウント値の差(TBS−TBE)の絶対値を、任
意に設定した曲間ブランクの判定のための基準時間(T
B )と比較する。TB >|T BS−TBE|であれば、その
ときのブランクが曲間ブランクではなく曲中のショート
ブランクであると判定し、ステップS1aからS11a
の処理を繰り返す。T B ≦|TBS−TBE|であれば、そ
のときのブランクが曲間ブランクである判定し、ステッ
プS13aにおいて、ユーザが設定した曲数(頭出しを
したい曲までの曲数)をカウントダウンする。そして、
ステップS15aにおいて曲数が「0」になったことを
検出すると、次のステップS17aにおいて、停止モー
ド信号STOPをシステムマイコン24から他のデッキ
に対して出力する。
【0012】続いて、ステップS19aにおいて、シス
テムマイコン24で設定されたモードが早送り方向の頭
出しサーチであるか否かを判断する。ここで、“YE
S”であれば、システムマイコン24はレビューモード
信号REVを出力し、ステップS23aにおいて、TBE
と任意に設定した再生開始時間TP (頭出しをしようと
する曲の頭から一定時間手前の位置の時間:TP
B )との差の時間まで磁気テープ16を巻戻す。そし
て、ステップS25aにおいて磁気テープ16の通常再
生を開始する。一方、ステップS19aにおいてシステ
ムマイコン24で設定されたモードが巻戻し方向の頭出
しサーチであると判断されれば、ステップS27aにお
いてシステムマイコン24から、キューモード信号CU
Eを出力し、ステップS29aにおいてTBEとTP との
差の時間まで磁気テープ16を早送りする。その後、ス
テップS25aにおいて磁気テープ16の通常再生を開
始するために、システムマイコン24は再生モード信号
PLAYを出力する。
【0013】図4を参照して、頭出しスキャンモードに
おけるシステムマイコン24の処理について説明する。
ただし、ステップS1bからS11bにおける処理は、
図3のステップS1aからS11aにおける処理と同様
であるので、説明を省略する。ステップS11bにおい
てTB ≦|TBS−TBE|であれば、ステップS13bに
おいてシステムマイコン24から停止モード信号STO
Pを出力し、次にステップS15bにおいてシステムマ
イコン24で設定したモードが早送り方向の頭出しスキ
ャンであるか否か判断する。ここで、“YES”であれ
ば、ステップS17bにおいてシステムマイコン24か
らレビューモード信号REVを出力し、TBEとTP との
差の時間まで磁気テープ16を巻戻す。その後、ステッ
プS21bにおいて、再生モード信号PLAYを出力
し、磁気テープ16を10秒間通常再生する。
【0014】ステップS23bにおいてこの10秒間に
曲を選択した場合は、ステップS25bにおいてシステ
ムマイコン24から再生モード信号PLAYが出力され
続け、通常再生が継続される。しかし、ステップS23
bにおいて曲を選択しなければ、ステップS1bからS
23bの処理を繰り返す。一方、ステップS15bにお
いて巻戻し方向の頭出しスキャンであることを判断すれ
ば、ステップS27bにおいてシステムマイコン24か
らキューモード信号CUEを出力し、TBEとTP との差
の時間まで磁気テープ16を早送りする。その後、上述
と同様、ステップS21bからS25bにおける処理を
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作を示すタイミング図であり、
図2(A)は磁気テープの記録状態を示し、図2(B)
は再生された音声信号を示し、図2(C)はブランク検
出信号を示す。
【図3】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図4】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図5】図1実施例の他の動作の一部を示すフロー図で
ある。
【図6】図1実施例の他の動作の一部を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
10 …磁気記録再生装置 12 …オーディオヘッド 14 …コントロール信号ヘッド 24 …システムマイコン 26 …リアルタイムカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/087 102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを高速で移送するときに前記磁
    気テープから再生された基準信号をカウントするリアル
    タイムカウンタ、 前記磁気テープを高速で移送するときに前記磁気テープ
    から再生された音声信号を所定値と比較してブランク検
    出信号を生成する生成手段、前記ブランク検出信号の先頭部分における前記リアルタ
    イムカウンタの第1カウント値を検出する第1検出手
    段、 前記ブランク検出信号の末尾部分における前記リアルタ
    イムカウンタの第2カウント値を検出する第2検出手
    段、 前記第1カウント値および前記第2カウント値の差分を
    算出する差分算出手段、 前記差分を基準値と比較することによって前記ブランク
    検出信号に対応する ブランクが曲間ブランクであるか曲
    中ショートブランクであるかを判定する判定手段 前記曲間ブランクとの判定結果に応じて前記磁気テープ
    の移送方向を反転させ再生開始位置を検出する検出手
    、および 前記再生開始位置から通常再生を開始する通常再生手段
    を備える、磁気記録再生装置。
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