JPH08287404A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08287404A JPH08287404A JP7112487A JP11248795A JPH08287404A JP H08287404 A JPH08287404 A JP H08287404A JP 7112487 A JP7112487 A JP 7112487A JP 11248795 A JP11248795 A JP 11248795A JP H08287404 A JPH08287404 A JP H08287404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip
- shield block
- chip core
- magnetic
- magnetic shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップコア単体の選別をすることなく、所定
精度が達成されるようにして、コストが低減されるよう
にした、2チャンネル4チップ式磁気ヘッドを提供する
こと。 【構成】 1チャンネル分のギャップ長の異なる二つの
ヘッド11a,11bがトラック方向に並んで配設され
た第一のチップコア11と、1チャンネル分のギャップ
長の異なる二つのヘッド12a,12bが第一のチップ
コアと逆にトラック方向に並んで配設された第二のチッ
プコア12と、二つのチップコアの間に配設される中央
磁気シールドブロック14と、二つのチップコアの外側
で、このチップコアを包囲するように配設される磁気シ
ールドブロック13,15とを含み、一方のチップコア
12が、固定保持された他方のチップコア11に対し
て、チャンネル位置関係及びアジマス角度が調整された
後、固定保持されるように構成する。
精度が達成されるようにして、コストが低減されるよう
にした、2チャンネル4チップ式磁気ヘッドを提供する
こと。 【構成】 1チャンネル分のギャップ長の異なる二つの
ヘッド11a,11bがトラック方向に並んで配設され
た第一のチップコア11と、1チャンネル分のギャップ
長の異なる二つのヘッド12a,12bが第一のチップ
コアと逆にトラック方向に並んで配設された第二のチッ
プコア12と、二つのチップコアの間に配設される中央
磁気シールドブロック14と、二つのチップコアの外側
で、このチップコアを包囲するように配設される磁気シ
ールドブロック13,15とを含み、一方のチップコア
12が、固定保持された他方のチップコア11に対し
て、チャンネル位置関係及びアジマス角度が調整された
後、固定保持されるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテープ式データ
ストリーマ用のデータカートリッジヘッドとして使用さ
れる、二組の記録ヘッド及び再生ヘッドを備えた、2チ
ャンネル4チップ式磁気ヘッド及び磁気ヘッドの製造方
法に関するものである。
ストリーマ用のデータカートリッジヘッドとして使用さ
れる、二組の記録ヘッド及び再生ヘッドを備えた、2チ
ャンネル4チップ式磁気ヘッド及び磁気ヘッドの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テープ式データストリーマ用のデ
ータカートリッジヘッドとして使用される2チャンネル
4チップ式磁気ヘッドは、例えば図6から図8に示すよ
う構成されている。
ータカートリッジヘッドとして使用される2チャンネル
4チップ式磁気ヘッドは、例えば図6から図8に示すよ
う構成されている。
【0003】図6から図8において、磁気ヘッド1は、
二つのチップコア2,3と、一方のチップコア2の一側
を覆う第一の磁気シールドブロック4と、二つのチップ
コア2,3の間に挟持される中央磁気シールドブロック
5と、他方のチップコア3の他側を覆う第二の磁気シー
ルドブロック6とから構成されている。
二つのチップコア2,3と、一方のチップコア2の一側
を覆う第一の磁気シールドブロック4と、二つのチップ
コア2,3の間に挟持される中央磁気シールドブロック
5と、他方のチップコア3の他側を覆う第二の磁気シー
ルドブロック6とから構成されている。
【0004】チップコア2は、図6にて矢印Aで示すテ
ープ走行方向に沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッド
2a及び再生ヘッド2bを備えている。また、チップコ
ア3は、同様に図6にて矢印Aで示すテープ走行方向に
沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッド3a及び再生ヘ
ッド3bを備えていると共に、この場合、チップコア2
とは記録ヘッド及び再生ヘッドが逆に配設されている。
ープ走行方向に沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッド
2a及び再生ヘッド2bを備えている。また、チップコ
ア3は、同様に図6にて矢印Aで示すテープ走行方向に
沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッド3a及び再生ヘ
ッド3bを備えていると共に、この場合、チップコア2
とは記録ヘッド及び再生ヘッドが逆に配設されている。
【0005】さらに、チップコア2,3は、図9及び図
10に示すように、共通コア7の両端面に、記録ヘッド
の磁気コア半体8及び再生ヘッドの磁気コア半体9が一
体に形成されることにより、磁気ギャップ2c(3c)
を有する記録ヘッド2a(3a)と、磁気ギャップ2d
(3d)を有する再生ヘッド2b(3b)を有する、ト
ロイダル型チップコアとして構成されている。
10に示すように、共通コア7の両端面に、記録ヘッド
の磁気コア半体8及び再生ヘッドの磁気コア半体9が一
体に形成されることにより、磁気ギャップ2c(3c)
を有する記録ヘッド2a(3a)と、磁気ギャップ2d
(3d)を有する再生ヘッド2b(3b)を有する、ト
ロイダル型チップコアとして構成されている。
【0006】このように構成された磁気ヘッド1によれ
ば、チップコア2,3がそれぞれ第一の磁気シールドブ
ロック4及び第二の磁気シールドブロック6の溝部4
a,4b,6a,6b内に挿入されると共に、中央磁気
シールドブロック5を挟持するようにして、互いに圧着
され、接着剤,ガラス等により互いに合体され、固定さ
れる。
ば、チップコア2,3がそれぞれ第一の磁気シールドブ
ロック4及び第二の磁気シールドブロック6の溝部4
a,4b,6a,6b内に挿入されると共に、中央磁気
シールドブロック5を挟持するようにして、互いに圧着
され、接着剤,ガラス等により互いに合体され、固定さ
れる。
【0007】その後、各チップコア2,3の共通コア7
のコアバック部分7a(図7参照)が切除されることに
より、各チップコア2,3の記録ヘッド2a,3aと再
生ヘッド2b,3bの磁路が互いに分離され、磁気ヘッ
ド1が組み立てられる。
のコアバック部分7a(図7参照)が切除されることに
より、各チップコア2,3の記録ヘッド2a,3aと再
生ヘッド2b,3bの磁路が互いに分離され、磁気ヘッ
ド1が組み立てられる。
【0008】このようにして組み立てられた磁気ヘッド
1は、データストリーマ用の磁気テープが、図6にて矢
印A方向に走行することにより、チップコア2,3の記
録ヘッド2a,3aによってデータの記録が行なわれる
と共に、再生ヘッド2b,3bによって、テープに記録
されたデータの再生が行なわれる。
1は、データストリーマ用の磁気テープが、図6にて矢
印A方向に走行することにより、チップコア2,3の記
録ヘッド2a,3aによってデータの記録が行なわれる
と共に、再生ヘッド2b,3bによって、テープに記録
されたデータの再生が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の磁気ヘッド1においては、データストリーマ用の
磁気ヘッドとしては、トラック幅センター間寸法C(図
6参照)は、プラスマイナス0.01mm以内の精度、
またチャンネル間ギャップアジマス角度は、プラスマイ
ナス3分以内の精度が要求される。
構成の磁気ヘッド1においては、データストリーマ用の
磁気ヘッドとしては、トラック幅センター間寸法C(図
6参照)は、プラスマイナス0.01mm以内の精度、
またチャンネル間ギャップアジマス角度は、プラスマイ
ナス3分以内の精度が要求される。
【0010】ここで、各チップコア2,3における記録
ヘッド2aと再生ヘッド2b、記録ヘッド3aと再生ヘ
ッド3bの相互のトラックセンターずれや、ギャップ2
c,2dの平行度は、チップコア2,3がそれぞれ共通
コア7を介して一体に形成されていることから、一定の
精度内にあることが保証されている。
ヘッド2aと再生ヘッド2b、記録ヘッド3aと再生ヘ
ッド3bの相互のトラックセンターずれや、ギャップ2
c,2dの平行度は、チップコア2,3がそれぞれ共通
コア7を介して一体に形成されていることから、一定の
精度内にあることが保証されている。
【0011】これに対して、チップコア2,3の相互の
トラックセンター精度は、チップコア2,3の外形を画
成する端面によって決まることになる。従って、チップ
コア2,3は、チップコア端面からトラックセンターま
での寸法B(図6参照)に関して、プラスマイナス0.
005mm以内、またギャップアジマス角度がプラスマ
イナス2分以内のものを選別することにより、使用され
ている。そして、このように選別されたチップコア2,
3が、所定精度に加工された磁気シールドブロック4,
5及び6に対して、組み付けられることにより、所定精
度の磁気ヘッド1が製作されるようになっている。
トラックセンター精度は、チップコア2,3の外形を画
成する端面によって決まることになる。従って、チップ
コア2,3は、チップコア端面からトラックセンターま
での寸法B(図6参照)に関して、プラスマイナス0.
005mm以内、またギャップアジマス角度がプラスマ
イナス2分以内のものを選別することにより、使用され
ている。そして、このように選別されたチップコア2,
3が、所定精度に加工された磁気シールドブロック4,
5及び6に対して、組み付けられることにより、所定精
度の磁気ヘッド1が製作されるようになっている。
【0012】しかしながら、チップコア2,3は、チッ
プコア端面からトラックセンターまでの寸法精度が基準
以下のものが排除されてしまうことから、チップコア
2,3の歩留まりが比較的低く、チップコアのコストが
高くなってしまうという問題があった。
プコア端面からトラックセンターまでの寸法精度が基準
以下のものが排除されてしまうことから、チップコア
2,3の歩留まりが比較的低く、チップコアのコストが
高くなってしまうという問題があった。
【0013】また、チップコア2,3は、一般に単体で
のチップコア端面に対するギャップアジマス角精度が比
較的低く、例えばプラスマイナス5分程度であるので、
選別歩留まりが低い。さらに、磁気シールドブロック
4,5,6との合体精度のバラツキによっては、上述し
たアジマス角度の精度(プラスマイナス2分以内)の条
件を満たしたチップコア2,3が使用されていても、各
チップコア2,3の記録ヘッド2a,3a及び再生ヘッ
ド2b,3bのギャップアジマス角の精度(プラスマイ
ナス3分以内)が得られなくなってしまうことがあると
いう問題があった。
のチップコア端面に対するギャップアジマス角精度が比
較的低く、例えばプラスマイナス5分程度であるので、
選別歩留まりが低い。さらに、磁気シールドブロック
4,5,6との合体精度のバラツキによっては、上述し
たアジマス角度の精度(プラスマイナス2分以内)の条
件を満たしたチップコア2,3が使用されていても、各
チップコア2,3の記録ヘッド2a,3a及び再生ヘッ
ド2b,3bのギャップアジマス角の精度(プラスマイ
ナス3分以内)が得られなくなってしまうことがあると
いう問題があった。
【0014】本発明は、以上の点に鑑み、チップコア単
体の選別をすることなく、所定精度が達成されるように
して、コストが低減されるようにした、2チャンネル4
チップ式磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを
目的としている。
体の選別をすることなく、所定精度が達成されるように
して、コストが低減されるようにした、2チャンネル4
チップ式磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、1チャンネル分のギャップ長の異なる二つのヘッ
ドがトラック方向に並んで配設された第一のチップコア
の一側に、第一の磁気シールドブロックを合体させる工
程と、第一のチップコアの他側に、中央磁気シールドブ
ロックの一端面を合体させる工程と、1チャンネル分の
ギャップ長の異なる二つのヘッドが第一のチップコアと
逆にトラック方向に並んで配設された第二のチップコア
を、上記中央磁気シールドブロックに合体させる工程
と、第二のチップコアの他側に、第二の磁気シールドブ
ロックの一端面を合体させる工程と、第一及び第二のチ
ップコアの二つのヘッドを互いに磁路分離する工程と、
を含んでおり、さらに、前記一方のチップコアが、第一
の磁気シールドブロック及び中央磁気シールドブロック
に合体された他方のチップコアに対して、チャンネル位
置関係及びアジマス角度が調整された後、位置決めされ
た後、中央磁気シールドブロックに合体される磁気ヘッ
ドの製造方法により、達成される。
れば、1チャンネル分のギャップ長の異なる二つのヘッ
ドがトラック方向に並んで配設された第一のチップコア
の一側に、第一の磁気シールドブロックを合体させる工
程と、第一のチップコアの他側に、中央磁気シールドブ
ロックの一端面を合体させる工程と、1チャンネル分の
ギャップ長の異なる二つのヘッドが第一のチップコアと
逆にトラック方向に並んで配設された第二のチップコア
を、上記中央磁気シールドブロックに合体させる工程
と、第二のチップコアの他側に、第二の磁気シールドブ
ロックの一端面を合体させる工程と、第一及び第二のチ
ップコアの二つのヘッドを互いに磁路分離する工程と、
を含んでおり、さらに、前記一方のチップコアが、第一
の磁気シールドブロック及び中央磁気シールドブロック
に合体された他方のチップコアに対して、チャンネル位
置関係及びアジマス角度が調整された後、位置決めされ
た後、中央磁気シールドブロックに合体される磁気ヘッ
ドの製造方法により、達成される。
【0016】
【作用】上記構成によれば、他方のチップコアを固定保
持した状態で、この他方のチップコアに対して、一方の
チップコアが、チャンネル位置関係及びアジマス角度の
調整された後に、固定保持されるので、チップコア単体
のトラックセンター精度やギャップアジマス角度精度に
殆ど影響されずに、磁気ヘッドとして組み立てられた状
態での、チャンネル位置関係の精度及びアジマス角度の
精度が保証されることになる。
持した状態で、この他方のチップコアに対して、一方の
チップコアが、チャンネル位置関係及びアジマス角度の
調整された後に、固定保持されるので、チップコア単体
のトラックセンター精度やギャップアジマス角度精度に
殆ど影響されずに、磁気ヘッドとして組み立てられた状
態での、チャンネル位置関係の精度及びアジマス角度の
精度が保証されることになる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
5を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
5を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0018】図1は、本発明による磁気ヘッドの一実施
例を示している。図1において、磁気ヘッド10は、二
つのチップコア11,12と、一方のチップコア11の
一側を覆う第一の磁気シールドブロック13と、二つの
チップコア11,12の間に挟持される中央磁気シール
ドブロック14と、他方のチップコア12の他側を覆う
第二の磁気シールドブロック15とから構成されてい
る。
例を示している。図1において、磁気ヘッド10は、二
つのチップコア11,12と、一方のチップコア11の
一側を覆う第一の磁気シールドブロック13と、二つの
チップコア11,12の間に挟持される中央磁気シール
ドブロック14と、他方のチップコア12の他側を覆う
第二の磁気シールドブロック15とから構成されてい
る。
【0019】チップコア11は、図1にて矢印Aで示す
テープ走行方向に沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッ
ド11a及び再生ヘッド11bを備えている。また、チ
ップコア12は、同様に図1にて矢印Aで示すテープ走
行方向に沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッド12a
及び再生ヘッド12bを備えていると共に、この場合、
チップコア11とは記録ヘッド及び再生ヘッドが逆に配
設されている。
テープ走行方向に沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッ
ド11a及び再生ヘッド11bを備えている。また、チ
ップコア12は、同様に図1にて矢印Aで示すテープ走
行方向に沿って並ぶ1チャンネル分の記録ヘッド12a
及び再生ヘッド12bを備えていると共に、この場合、
チップコア11とは記録ヘッド及び再生ヘッドが逆に配
設されている。
【0020】さらに、チップコア11は、図4に示すよ
うに、共通コア16の両端面に、記録ヘッドの磁気コア
半体17及び再生ヘッドの磁気コア半体18が一体に形
成されることにより、磁気ギャップ11cを有する記録
ヘッド11aと、磁気ギャップ11dを有する再生ヘッ
ド11bを有する、トロイダル型チップコアとして構成
されている。また、チップコア12も同様に構成されて
いる。
うに、共通コア16の両端面に、記録ヘッドの磁気コア
半体17及び再生ヘッドの磁気コア半体18が一体に形
成されることにより、磁気ギャップ11cを有する記録
ヘッド11aと、磁気ギャップ11dを有する再生ヘッ
ド11bを有する、トロイダル型チップコアとして構成
されている。また、チップコア12も同様に構成されて
いる。
【0021】ここで、上記共通コア16は、例えばMn
−Zn系フェライト等の強磁性酸化物材料から形成され
ている。
−Zn系フェライト等の強磁性酸化物材料から形成され
ている。
【0022】また、記録ヘッド11aに関しては、この
共通コア16の一端面に、同様の強磁性酸化物材料から
成る磁気コア半体17が、SiO2等のギャップ材を介
して付き合わされている。ここで、この磁気コア半体1
7の共通コア16に対する当接面が、記録用のトラック
幅の磁気ギャップ11cとなるように、構成されてい
る。さらに、上記当接面においては、トラック幅規制溝
11eによって、トラック幅が規制されていると共に、
このトラック幅規制溝11e内には、ヘッドの摩耗を防
止するために、非磁性体が溶融充填されている。
共通コア16の一端面に、同様の強磁性酸化物材料から
成る磁気コア半体17が、SiO2等のギャップ材を介
して付き合わされている。ここで、この磁気コア半体1
7の共通コア16に対する当接面が、記録用のトラック
幅の磁気ギャップ11cとなるように、構成されてい
る。さらに、上記当接面においては、トラック幅規制溝
11eによって、トラック幅が規制されていると共に、
このトラック幅規制溝11e内には、ヘッドの摩耗を防
止するために、非磁性体が溶融充填されている。
【0023】同様に、再生ヘッド11bに関しては、こ
の共通コア16の他端面に、上記強磁性酸化物材料から
成る磁気コア半体18が、SiO2等のギャップ材を介
して突き合わされている。ここで、この磁気コア半体1
8の共通コア16に対する当接面が、上記記録ヘッド1
1aのギャップ幅とは異なる再生用のトラック幅の磁気
ギャップ11dとなるように、構成されている。さら
に、上記当接面においては、トラック幅規制溝11fに
よって、トラック幅が規制されていると共に、このトラ
ック幅規制溝11f内には、同様にヘッドの摩耗を防止
するために、非磁性体が溶融充填されている。
の共通コア16の他端面に、上記強磁性酸化物材料から
成る磁気コア半体18が、SiO2等のギャップ材を介
して突き合わされている。ここで、この磁気コア半体1
8の共通コア16に対する当接面が、上記記録ヘッド1
1aのギャップ幅とは異なる再生用のトラック幅の磁気
ギャップ11dとなるように、構成されている。さら
に、上記当接面においては、トラック幅規制溝11fに
よって、トラック幅が規制されていると共に、このトラ
ック幅規制溝11f内には、同様にヘッドの摩耗を防止
するために、非磁性体が溶融充填されている。
【0024】また、各磁気シールドブロックのうち、第
一の磁気シールドブロック13は、その端面(図1にて
下面)に、チップコア11の記録ヘッド11a及び再生
ヘッド11bを受容する溝部13a,13bを備えてい
る。この溝部13a,13bの深さは、チップコア11
の厚さより、僅かに小さく選定されている。これによ
り、チップコア11は、その記録ヘッド11a及び再生
ヘッド11bが第一の磁気シールドブロック13の溝部
13a,13bに挿入されたとき、この第一の磁気シー
ルドブロック13の溝部13a,13bから下方に向か
って僅かに突出するようになっている。
一の磁気シールドブロック13は、その端面(図1にて
下面)に、チップコア11の記録ヘッド11a及び再生
ヘッド11bを受容する溝部13a,13bを備えてい
る。この溝部13a,13bの深さは、チップコア11
の厚さより、僅かに小さく選定されている。これによ
り、チップコア11は、その記録ヘッド11a及び再生
ヘッド11bが第一の磁気シールドブロック13の溝部
13a,13bに挿入されたとき、この第一の磁気シー
ルドブロック13の溝部13a,13bから下方に向か
って僅かに突出するようになっている。
【0025】中央磁気シールドブロック14は、その両
端面(図1にて上面及び下面)が、互いに平行な平坦面
として形成されている。これにより、中央磁気シールド
ブロック14は、その上面が、第一の磁気シールドブロ
ック13に挿入されたチップコア11の下面に当接され
る。
端面(図1にて上面及び下面)が、互いに平行な平坦面
として形成されている。これにより、中央磁気シールド
ブロック14は、その上面が、第一の磁気シールドブロ
ック13に挿入されたチップコア11の下面に当接され
る。
【0026】第二の磁気シールドブロック15は、その
端面(図1にて上面)に、チップコア12の記録ヘッド
12a及び再生ヘッド12bを受容する溝部15a,1
5bを備えている。この溝部15a,15bの深さは、
チップコア3の厚さとほぼ同じに選定されている。これ
により、チップコア12は、その記録ヘッド12a及び
再生ヘッド12bが第二の磁気シールドブロック15の
溝部15a,15b内に挿入されたとき、その上面が、
この第二の磁気シールドブロック15の溝部15a,1
5b内で、第二の磁気シールドブロック15の上面と同
一面を形成するようになっている。
端面(図1にて上面)に、チップコア12の記録ヘッド
12a及び再生ヘッド12bを受容する溝部15a,1
5bを備えている。この溝部15a,15bの深さは、
チップコア3の厚さとほぼ同じに選定されている。これ
により、チップコア12は、その記録ヘッド12a及び
再生ヘッド12bが第二の磁気シールドブロック15の
溝部15a,15b内に挿入されたとき、その上面が、
この第二の磁気シールドブロック15の溝部15a,1
5b内で、第二の磁気シールドブロック15の上面と同
一面を形成するようになっている。
【0027】さらに、磁気ヘッド10においては、第二
の磁気シールドブロック15に合体された第二のチップ
コア12は、中央磁気シールドブロック14の下面に当
接されるのではなく、第一のチップコア11に対して所
定のチャンネル位置関係及びアジマス角度の調整が行な
われることにより、位置決めされた後、その位置に固定
保持された状態で、中央磁気シールドブロック14に対
して合体されるようになっている。
の磁気シールドブロック15に合体された第二のチップ
コア12は、中央磁気シールドブロック14の下面に当
接されるのではなく、第一のチップコア11に対して所
定のチャンネル位置関係及びアジマス角度の調整が行な
われることにより、位置決めされた後、その位置に固定
保持された状態で、中央磁気シールドブロック14に対
して合体されるようになっている。
【0028】本実施例による磁気ヘッド10は、以上の
ように構成されており、製造の際には、先づチップコア
11は、その記録ヘッド11a及び再生ヘッド11b
が、治具等を使用することにより、第一の磁気シールド
ブロック13に対して、その溝部13a,13b内に挿
入されることにより、その一側(図1にて上側)が、第
一の磁気シールドブロック13により包囲されると共
に、他側が、中央磁気シールドブロック14の一側に圧
着される。そして、この状態にて、ガラス,接着剤等に
より、第一のチップコア11,第一の磁気シールドブロ
ック13及び中央磁気シールドブロック14が、一体の
第一の合体ブロック19として合体され、固定保持され
る。この場合、中央磁気シールドブロック14は、その
一面(図示における上面)が、第一のチップコア11の
他側の面に対して圧着されることにより、第一のチップ
コア11に対して位置決めされる。
ように構成されており、製造の際には、先づチップコア
11は、その記録ヘッド11a及び再生ヘッド11b
が、治具等を使用することにより、第一の磁気シールド
ブロック13に対して、その溝部13a,13b内に挿
入されることにより、その一側(図1にて上側)が、第
一の磁気シールドブロック13により包囲されると共
に、他側が、中央磁気シールドブロック14の一側に圧
着される。そして、この状態にて、ガラス,接着剤等に
より、第一のチップコア11,第一の磁気シールドブロ
ック13及び中央磁気シールドブロック14が、一体の
第一の合体ブロック19として合体され、固定保持され
る。この場合、中央磁気シールドブロック14は、その
一面(図示における上面)が、第一のチップコア11の
他側の面に対して圧着されることにより、第一のチップ
コア11に対して位置決めされる。
【0029】次に、第二のチップコア12は、その記録
ヘッド12a及び再生ヘッド12bが、治具等を使用す
ることにより、第二の磁気シールドブロック15に対し
て、その溝部15a,15b内に挿入されることによ
り、その一側(図1にて下側)が、第二の磁気シールド
ブロック15により包囲される。そして、この状態に
て、ガラス,接着剤等により、第二のチップコア12及
び第二の磁気シールドブロック15が、一体の第二の合
体ブロック20として合体され、固定保持される。
ヘッド12a及び再生ヘッド12bが、治具等を使用す
ることにより、第二の磁気シールドブロック15に対し
て、その溝部15a,15b内に挿入されることによ
り、その一側(図1にて下側)が、第二の磁気シールド
ブロック15により包囲される。そして、この状態に
て、ガラス,接着剤等により、第二のチップコア12及
び第二の磁気シールドブロック15が、一体の第二の合
体ブロック20として合体され、固定保持される。
【0030】その後、上記第一の合体ブロック19及び
第二の合体ブロック20は、ヘッドコアアライメント装
置(図示せず)に取り付けられる。即ち、第一の合体ブ
ロック19は、ヘッドコアアライメント装置の固定部に
クランプされることにより、固定保持され、また第二の
合体ブロック20は、ヘッドコアアライメント装置の可
動調整部にクランプされることにより、図4にてθ方向
及びX,Y方向に調整可能に保持される。さらに、ヘッ
ドコアアライメント装置には、各チップコア11,12
の記録ヘッド11a,12a及び再生ヘッド11b,1
2bのギャップ及びトラック位置を観察するための光学
顕微鏡が備えられている。
第二の合体ブロック20は、ヘッドコアアライメント装
置(図示せず)に取り付けられる。即ち、第一の合体ブ
ロック19は、ヘッドコアアライメント装置の固定部に
クランプされることにより、固定保持され、また第二の
合体ブロック20は、ヘッドコアアライメント装置の可
動調整部にクランプされることにより、図4にてθ方向
及びX,Y方向に調整可能に保持される。さらに、ヘッ
ドコアアライメント装置には、各チップコア11,12
の記録ヘッド11a,12a及び再生ヘッド11b,1
2bのギャップ及びトラック位置を観察するための光学
顕微鏡が備えられている。
【0031】そして、第二の合体ブロック20は、図5
に示すように、第一の合体ブロック19に対して、紙面
に垂直な軸の周り(θ)方向に角度調整されることによ
り、ギャップアジマス角度が調整されると共に、トラッ
ク方向(X方向)及びこれに垂直な方向(Y方向)に移
動調整されることにより、チャンネル位置関係の調整が
行なわれる。
に示すように、第一の合体ブロック19に対して、紙面
に垂直な軸の周り(θ)方向に角度調整されることによ
り、ギャップアジマス角度が調整されると共に、トラッ
ク方向(X方向)及びこれに垂直な方向(Y方向)に移
動調整されることにより、チャンネル位置関係の調整が
行なわれる。
【0032】これにより、上記光学顕微鏡で各ヘッドの
ギャップ及びトラック位置を観察しながら、可動調整部
が移動調整されることにより、第二の合体ブロック20
の第二のチップコア12は、第一の合体ブロック19の
第一のチップコア11に対して、トラックセンター間寸
法C(図1参照)及び各記録ヘッド11a,12a及び
再生ヘッド11b,12bのギャップアジマス角度が、
それぞれ所定精度内に、即ちトラックセンター間寸法C
が、プラスマイナス0.01mm以内の精度に、またギ
ャップアジマス角度が、プラスマイナス3分以内の精度
に、調整される。
ギャップ及びトラック位置を観察しながら、可動調整部
が移動調整されることにより、第二の合体ブロック20
の第二のチップコア12は、第一の合体ブロック19の
第一のチップコア11に対して、トラックセンター間寸
法C(図1参照)及び各記録ヘッド11a,12a及び
再生ヘッド11b,12bのギャップアジマス角度が、
それぞれ所定精度内に、即ちトラックセンター間寸法C
が、プラスマイナス0.01mm以内の精度に、またギ
ャップアジマス角度が、プラスマイナス3分以内の精度
に、調整される。
【0033】かくして、第二の合体ブロック20が第一
の合体ブロック19に対して位置決めされた状態にて、
第一の合体ブロック19と第二の合体ブロック20の間
の間隙S内に、瞬間接着剤等21が塗布されることによ
り、第一の合体ブロック19は、第二の合体ブロック2
0に対して仮接合される。その後、この仮接合部が、ガ
ラスまたは接着剤等によって完全に接合される。
の合体ブロック19に対して位置決めされた状態にて、
第一の合体ブロック19と第二の合体ブロック20の間
の間隙S内に、瞬間接着剤等21が塗布されることによ
り、第一の合体ブロック19は、第二の合体ブロック2
0に対して仮接合される。その後、この仮接合部が、ガ
ラスまたは接着剤等によって完全に接合される。
【0034】最後に、各チップコア11,12の共通コ
ア16のコアバック部分16a(図2参照)が、平面研
削盤による加工により切除されることにより、各チップ
コア11,12の記録ヘッド11a,12aと再生ヘッ
ド11b,12bの磁路が互いに分離されることによ
り、磁気ヘッド10が完成する。
ア16のコアバック部分16a(図2参照)が、平面研
削盤による加工により切除されることにより、各チップ
コア11,12の記録ヘッド11a,12aと再生ヘッ
ド11b,12bの磁路が互いに分離されることによ
り、磁気ヘッド10が完成する。
【0035】このようにして組み立てられた磁気ヘッド
10は、データストリーマ用の磁気テープが、図1にて
矢印A方向に走行することにより、チップコア11,1
2の記録ヘッド11a,12aによってデータの記録が
行なわれると共に、再生ヘッド11b,12bによっ
て、テープに記録されたデータの再生が行なわれる。
10は、データストリーマ用の磁気テープが、図1にて
矢印A方向に走行することにより、チップコア11,1
2の記録ヘッド11a,12aによってデータの記録が
行なわれると共に、再生ヘッド11b,12bによっ
て、テープに記録されたデータの再生が行なわれる。
【0036】このように、上述の実施例では、他方のチ
ップコアを固定保持した状態で、この他方のチップコア
に対して、一方のチップコアが、チャンネル位置関係及
びアジマス角度の調整された後に、固定保持されるの
で、チップコア単体のトラックセンター精度やギャップ
アジマス角度精度に殆ど影響されずに、磁気ヘッドとし
て組み立てられた状態での、チャンネル位置関係の精度
及びアジマス角度の精度が保証されることになる。従っ
て、組立前にチップコア単体の精度をチェックする必要
がないので、工程が少なくて済み、コストが低減され
る。また、チップコアが選別されないので、チップコア
単体の歩留まりが向上することになり、チップコア単体
そして磁気ヘッドのコストが低減されることになる。
ップコアを固定保持した状態で、この他方のチップコア
に対して、一方のチップコアが、チャンネル位置関係及
びアジマス角度の調整された後に、固定保持されるの
で、チップコア単体のトラックセンター精度やギャップ
アジマス角度精度に殆ど影響されずに、磁気ヘッドとし
て組み立てられた状態での、チャンネル位置関係の精度
及びアジマス角度の精度が保証されることになる。従っ
て、組立前にチップコア単体の精度をチェックする必要
がないので、工程が少なくて済み、コストが低減され
る。また、チップコアが選別されないので、チップコア
単体の歩留まりが向上することになり、チップコア単体
そして磁気ヘッドのコストが低減されることになる。
【0037】尚、上記実施例においては、テープ式デー
タストリーマ用の磁気ヘッドについて説明したが、これ
に限らず、他の磁気記録媒体、例えばオーディオ用カセ
ットテープ,デジタルオーディオテープ等のための磁気
ヘッドに対しても、本発明を適用し得ることは明らかで
ある。
タストリーマ用の磁気ヘッドについて説明したが、これ
に限らず、他の磁気記録媒体、例えばオーディオ用カセ
ットテープ,デジタルオーディオテープ等のための磁気
ヘッドに対しても、本発明を適用し得ることは明らかで
ある。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、チ
ップコア単体の選別をすることなく、所定精度が達成さ
れるようにして、コストが低減されるようにした、2チ
ャンネル4チップ式磁気ヘッド及びその製造方法を提供
することができる。
ップコア単体の選別をすることなく、所定精度が達成さ
れるようにして、コストが低減されるようにした、2チ
ャンネル4チップ式磁気ヘッド及びその製造方法を提供
することができる。
【図1】本発明による磁気ヘッドの一実施例を示す概略
正面図である。
正面図である。
【図2】図1の磁気ヘッドの底面図である。
【図3】図1の磁気ヘッドの側面図である。
【図4】図1の磁気ヘッドにおける第一のチップコアと
第一の磁気シールドブロックとの合体を示す概略斜視図
である。
第一の磁気シールドブロックとの合体を示す概略斜視図
である。
【図5】図1の磁気ヘッドにおける第一のチップコアと
第二のチップコアとの調整状態を示す正面図である。
第二のチップコアとの調整状態を示す正面図である。
【図6】従来の2チャンネル4チップコア型磁気ヘッド
の一例を示す概略正面図である。
の一例を示す概略正面図である。
【図7】図6の磁気ヘッドの底面図である。
【図8】図6の磁気ヘッドの側面図である。
【図9】図6の磁気ヘッドにおけるチップコアの正面図
である。
である。
【図10】図6の磁気ヘッドにおけるチップコアの平面
図である。
図である。
10 磁気ヘッド 11 第一のチップコア 12 第二のチップコア 13 第一の磁気シールドブロック 14 中央磁気シールドブロック 15 第二の磁気シールドブロック
Claims (5)
- 【請求項1】 1チャンネル分のギャップ長の異なる二
つのヘッドがトラック方向に並んで配設された第一のチ
ップコアと、 1チャンネル分のギャップ長の異なる二つのヘッドが第
一のチップコアと逆にトラック方向に並んで配設された
第二のチップコアと、 二つのチップコアの間に配設される中央磁気シールドブ
ロックと、 二つのチップコアの外側で、このチップコアを包囲する
ように配設される第一及び第二の磁気シールドブロック
とを含んでおり、 且つ、一方のチップコアが、固定保持された他方のチッ
プコアに対して、チャンネル位置及びアジマス角度が調
整されて、固定されることを特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 前記一方のチップコアが、前記第一の磁
気シールドブロック及び中央シールドブロックに合体さ
れた他方のチップコアに対して、チャンネル位置及びア
ジマス角度が調整されて、中央磁気シールドブロックに
合体されることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記第二の磁気シールドブロックに合体
された一方のチップコアが、前記第一の磁気シールドブ
ロック及び中央シールドブロックに合体された他方のチ
ップコアに対して、チャンネル位置及びアジマス角度が
調整されて、中央磁気シールドブロックに合体されるこ
とを特徴とする請求項1に記載した磁気ヘッド。 - 【請求項4】 1チャンネル分のギャップ長の異なる二
つのヘッドがトラック方向に並んで配設された第一のチ
ップコアの一側に、第一の磁気シールドブロックを合体
させる工程と、 第一のチップコアの他側に、中央磁気シールドブロック
の一端面を合体させる工程と、 1チャンネル分のギャップ長の異なる二つのヘッドが第
一のチップコアと逆にトラック方向に並んで配設された
第二のチップコアを、上記中央磁気シールドブロックに
合体させる工程と、 第二のチップコアの他側に、第二の磁気シールドブロッ
クの一端面を合体させる工程と、 第一及び第二のチップコアの二つのヘッドを互いに磁路
分離する工程と、を含んでおり、 さらに、前記一方のチップコアが、第一の磁気シールド
ブロック及び中央磁気シールドブロックに合体された他
方のチップコアに対して、チャンネル位置関係及びアジ
マス角度が調整された後、位置決めされた後、中央磁気
シールドブロックに合体されることを特徴とする磁気ヘ
ッドの製造方法。 - 【請求項5】 前記第二の磁気シールドブロックに合体
された一方のチップコアが、第一の磁気シールドブロッ
ク及び中央シールドブロックに合体された他方のチップ
コアに対して、チャンネル位置関係及びアジマス角度が
調整された後、中央磁気シールドブロックに合体される
ことを特徴とする請求項4に記載の磁気ヘッドの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112487A JPH08287404A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112487A JPH08287404A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08287404A true JPH08287404A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14587880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7112487A Pending JPH08287404A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 磁気ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08287404A (ja) |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP7112487A patent/JPH08287404A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08287404A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
JP2844605B2 (ja) | 多チャンネル磁気ヘッド | |
JPH1049820A (ja) | 磁気ヘッド | |
JP2613218B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
JP2569475B2 (ja) | 複合磁気ヘツド | |
JPS62262209A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS62146411A (ja) | 複合磁気ヘツド及びその製造方法 | |
JPH0636227A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
JPS63231711A (ja) | 磁気ヘツドおよびその製造方法 | |
JPS61196413A (ja) | 磁気ヘツド製造方法 | |
JPS63279406A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH03113812A (ja) | 複合形磁気ヘツド | |
JPS60185214A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS6262413A (ja) | 磁気ヘツドの製造方法 | |
JPS6258409A (ja) | 複合型磁気ヘツドおよびその製造方法 | |
JPS63231706A (ja) | 磁気ヘツドおよびその製造方法 | |
JPS6222213A (ja) | 複合型磁気ヘツドおよびその製造方法 | |
JPH09180125A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法及びその製造治具 | |
JPH09115109A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JPH09115110A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JPS63225906A (ja) | 磁気ヘツド及びその製造方法 | |
JPH09231536A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JPS58139320A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPS58130425A (ja) | コンビネ−シヨン磁気ヘツドの製造法 | |
JPS6313107A (ja) | 磁気ヘツド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |