JPH08287046A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08287046A
JPH08287046A JP7089703A JP8970395A JPH08287046A JP H08287046 A JPH08287046 A JP H08287046A JP 7089703 A JP7089703 A JP 7089703A JP 8970395 A JP8970395 A JP 8970395A JP H08287046 A JPH08287046 A JP H08287046A
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JP
Japan
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simplified
characters
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traditional
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JP7089703A
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Akira Hirami
彰 平見
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 簡体字及び繁体字が予め記憶されているデー
タテーブル記憶部8と、該データテーブル記憶部8を参
照することにより、目的の文字の簡体字とその繁体字と
を同時に検索する検索制御部6と、検索された文字を他
の文字に置換する置換制御部7とが備えられる。ここ
で、上記データテーブル記憶部8は、上記簡体字のコー
ドアドレスと、上記簡体字に対応する繁体字のコードア
ドレスとを連続させ、その後にセパレータを設けること
により、上記簡体字及びその繁体字を1組の漢字として
記憶している。 【効果】 一度の処理動作で簡体字とその繁体字とを同
時に検索、あるいは置換することができるので、処理操
作が簡略化できると共に、処理時間を短縮することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、簡体字及び繁
体字の両漢字を使用して中国語の文章を作成することの
できる中国語ワードプロセッサ等の情報処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】中国で日常使われている漢字は、元の文
字を簡略した簡体字と呼ばれる漢字を使用している。し
かし、固有名詞や姓名等では、簡略化する前の漢字も併
せて使用する場合がある。この簡略化する前の漢字のこ
とを繁体字と呼ぶ。例えば、本実施例の説明に用いられ
る図3に示すように、日本語の“説”(文字B)という
漢字は繁体字であり、その簡体字は文字Aとなる。
【0003】簡体字に対応する繁体字は、通常1つであ
るが、2つ以上の繁体字を持つものもある。また、簡体
字自身が繁体字である場合もある。例えば、“日”は簡
体字でもあり、繁体字でもある漢字である。
【0004】情報処理装置では、これら簡体字及び繁体
字を混在させた文章を作成する場合を考慮して、簡体字
及びその繁体字には、別々の2バイトの文字コードを割
り当てている。本実施例の説明に用いられる図4には、
簡体字及び繁体字のコード体系の一例を示している。こ
のコード体系においては、簡体字である前記文字Aの文
字コードは、4B35Hであるが、繁体字である“説”
(文字B)の文字コードは4369Hが割り当てられて
いる。
【0005】従来の情報処理装置としての中国語文章入
力装置は、特開平1−129350号公報に開示された
ものがある。上記公報では、図7に示すように、繁体字
・簡体字からなる中国語文章データに対して、範囲制御
部56により変更したい漢字の範囲が設定される。この
範囲中で簡体字を繁体字に変更したい場合には、変換制
御部57により指定された文字列の簡体字が順次同じ読
みの繁体字に変更され、変更が終了すると変更前の簡体
字は変更後の繁体字に更新される。同様に、繁体字を簡
体字に変更する場合には、変換制御部57により指定さ
れた文字列の繁体字が順次同じ読みの簡体字に変更さ
れ、変更が終了すると変更前の繁体字は変更後の簡体字
に更新される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、 ある文字を検索したい場合には、文章に対して範囲指
定を行わなければならない上に、範囲指定外の領域の検
索を行うことができない 簡体字及び繁体字が混在した文章において、目的とす
る文字を検索するためには、目的とする文字の簡体字及
び繁体字それぞれで検索する必要があり、同じ操作を2
回行わなければならない ある文字を他の文字に置換したい場合には、範囲指定
した領域内のすべての文字に対して変換が行われるた
め、目的の文字のみを変換することができない 簡体字及び繁体字が混在した文章において、目的とす
る文字を検索しそれらの文字を別の文字に置換するため
には、目的とする文字の簡体字及び繁体字それぞれで検
索し置換する必要があり、同じ操作を2回行わなければ
ならない という問題を有している。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、入力されている文章の中
で、目的の文字の簡体字及びその繁体字を同時に検索
し、さらに、検索した文字を他の文字に置換し得る中国
語文章入力装置等の情報処理装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の情報処理装置は、簡体字
及び繁体字が混在した中国語の文章を入力する入力手段
(例えば、入力装置)と、上記文章を記憶する文章記憶
手段(例えば、文章記憶部9)とを有する情報処理装置
において、上記入力手段には検索の指示を行う検索指示
部材(例えば、指示キー)が設けられ、簡体字及びそれ
に対応する繁体字が予め記憶されている辞書手段(例え
ば、データテーブル記憶部)と、上記検索指示部材から
検索を行う検索文字が入力されると、上記辞書手段を参
照することにより、上記文章中における上記検索文字の
簡体字及びその繁体字を同時に検索する検索手段とを備
えることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の情報処理装置は、上記辞書
手段が、上記簡体字の文字コードのアドレスと、上記簡
体字に対応する繁体字の文字コードのアドレスとを連続
させ、上記繁体字のアドレスの後に分離記号(例えば、
セパレータ)を設けることにより、上記簡体字及びその
繁体字を1組の漢字として記憶することを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の情報処理装置は、上記入力
手段にはさらに置換の指示を行う置換指示部材(例え
ば、指示キー)が設けられ、検索文字を入力した後に、
上記置換指示部材により上記検索文字を置換するための
置換文字が入力されると、検索文字を置換文字に置き換
える置換手段を備えることを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の情報処理装置によれば、まず、
入力手段により簡体字及び繁体字が混在した中国語の文
章が入力される。そして、上記文章は文章データとして
文章記憶手段に記憶される。ここで、上記文章に対し
て、任意の文字を検索したい場合、その検索文字を入力
手段の検索指示部材により入力する。すると、検索手段
は、辞書手段に予め記憶されている簡体字及びその繁体
字の文字コードを探索することにより、検索文字のすべ
ての文字コードを認識する。そして、その認識したすべ
ての文字コードと文章記憶手段に記憶された文章データ
とを比較することにより、任意の文字を検索することが
できる。つまり、一度の検索処理で検索文字の簡体字と
その繁体字とを同時に検索することができる。
【0012】これにより、従来では、文字を検索したい
場合には、範囲指定を行った領域のみでしか検索できな
かったが、本願では範囲指定をすることなく文章全体を
検索することができる。従って、検索の操作性を向上さ
せることができる。また、従来では、検索文字が簡体字
の場合には簡体字しか検索されず、逆に、検索文字が繁
体字の場合には繁体字しか検索されないので、簡体字及
び繁体字が混在した文章を検索するときには、簡体字と
繁体字とで2回検索操作を行わなければならなかった。
しかしながら、本願では、簡体字あるいは繁体字のどち
らか一方だけを検索すればよいので、作業時間を従来の
半分に短縮することが可能となる。
【0013】請求項2記載の情報処理装置によれば、辞
書手段では、分離記号間に簡体字及びそれに対応する繁
体字が並んで記憶されている。従って、前記検索手段
は、辞書手段に記憶されている簡体字及び繁体字の文字
コードを調べ、まず入力した検索文字に該当する文字コ
ードを認識する。その後、検索手段は、上記検索文字コ
ードのアドレスの前後方向に、分離記号を認識するまで
探索し、上記分離記号間に存在する文字コードをすべて
検索文字として認識する。つまり、検索文字の簡体字及
びその繁体字とを同時に検索することができる。これに
より、請求項1の構成による効果に加えて、さらに、効
率よくすべての検索文字を認識することができる。
【0014】なお、簡体字と繁体字とが同一漢字で1つ
の場合には、その漢字の文字コードの後に分離記号が設
けられることになる。また、簡体字に対応する繁体字が
複数ある場合には、簡体字の文字コードの後に複数の繁
体字の文字コードを連続させ、最後の繁体字の後に分離
記号を設けることになる。
【0015】請求項3記載の情報処理装置によれば、簡
体字及び繁体字が混在した文章に対して、任意の文字を
他の文字に置換したい場合、前記検索指示部材により検
索文字を入力した後に、置換指示部材により置換文字を
入力する。請求項1の構成による作用により、検索文字
の簡体字とその繁体字とが同時に検索される。そして、
上記検索文字は、置換手段により目的の置換文字に変更
することができる。従って、簡体字及びその繁体字を同
時に目的の置換文字に変換することが可能となる。
【0016】これにより、従来では、簡体字及び繁体字
が混在した文章を検索・置換するときには、簡体字と繁
体字とで2回検索・置換操作を行わなければならなかっ
たが、本願では、簡体字あるいは繁体字のどちらか一方
だけを検索して置換すればよい。この結果、作業時間を
従来の半分に短縮することが可能となる。また、従来で
は、範囲指定した領域すべての文字に対して、簡体字か
ら繁体字、あるいは繁体字から簡体字の変換が行われて
いたが、本願では、目的の文字のみを検索し置換するこ
とができる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図6に
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例にか
かる情報処理装置は、図1に示すように、入力装置1、
入力制御部2、主制御部3、表示制御部4、表示装置
5、及び文章記憶部9を有している。
【0018】入力装置1(入力手段)はキーボード等で
あり、ピンイン読み情報等により簡体字及び繁体字から
なる文章を入力する入力キー、及び検索や置換等の各種
の指示を行う複数の指示キー(検索指示部材、置換指示
部材)を備えている。入力制御部2は、上記入力キーよ
り入力されるピンイン入力等の入力情報や各種の指示情
報を主制御部3に伝える。主制御部3は、上記入力情報
や指示情報に基づいて後述のデータテーブル記憶部8か
ら対応する簡体字及び繁体字を読み出す。また、上記主
制御部3はその他の各ブロック間のすべての制御を行
う。表示制御部4は、主制御部3によって読み出された
簡体字及び繁体字等の情報を制御し、表示装置5に表示
する。表示装置5はLCDやCRT等からなっている。
また、文章記憶部9(文章記憶手段)は、上記入力情報
に基づいて主制御部3で読み出された文章データを順次
記憶する。
【0019】上記情報処理装置は、さらに、検索制御部
6、置換制御部7、データテーブル記憶部8、及び検索
・置換文字記憶部10を有している。
【0020】検索制御部6(検索手段)は、文章データ
として文章記憶部9に記憶されると共に、表示装置5に
表示されている文章に対し、上記入力装置1の指示キー
を操作することにより、指定された目的とする検索文字
を検索する。このとき、検索制御部6は、上記検索文字
の簡体字及びその繁体字を同時に検索する。置換制御部
7(置換手段)は、検索制御部6で検索された検索文字
を入力装置1の指示キーにより指定された置換文字に置
き換える。データテーブル記憶部8(辞書手段)は、同
じ読みの簡体字及び繁体字、つまり簡体字とそれに対応
する繁体字のデータが予め記憶されている。検索・置換
文字記憶部10は、指示キーより入力された検索文字及
び置換文字を記憶する。
【0021】上記データテーブル記憶部8は、例えば、
図2に示すような構造である。図中において左側は文字
コードであり、右側は文字コードに対応する文字や説明
である。データテーブル記憶部8には、簡体字の2バイ
トコードが存在し、次にそれに対応する繁体字の2バイ
トコードが記憶されている。簡体字に対する繁体字が2
個以上存在する場合は、続けて繁体字のコードが記憶さ
れている。
【0022】簡体字に対応する繁体字の終了はセパレー
タFFFFH(分離記号)の2バイト値で識別される。
つまり、セパレータFFFFHに挟まれた簡体字とその
繁体字とは1組として記憶されている。なお、簡体字と
繁体字とが同一の場合は、セパレータFFFFHに挟ま
れる文字は一文字となる。また、データテーブル自体の
終了は0000Hの2バイト値で識別される。
【0023】上記文章記憶部9は、例えば、図3に示す
ような構造である。図中において左側は文字コードであ
り、右側は文字コードに対応する文字や説明である。文
章記憶部9には、入力装置1により入力された文章デー
タが簡体字と繁体字とのコードを区別することなく混在
した形で記憶される。また、文章データの終了は、2バ
イト値で前記セパレータFFFFHと同様の記号のエン
ドコードにより識別される。
【0024】図4には、簡体字及び繁体字のコード体系
の一例を示している。このコード体系においては、図3
の簡体字である文字Aの文字コードは、4B35Hであ
るが、繁体字の“説”(文字B)の文字コードは436
9Hが割り当てられている。
【0025】次に、図5のフローチャート及び図1に基
づいて、簡体字及び繁体字を検索または置換する場合の
情報処理装置の動作を説明する。但し、入力装置1によ
り、簡体字及び繁体字が混在した中国語の文章がすでに
入力され、文章記憶部9に記憶されているものとする。
【0026】入力装置1の指示キーにより検索したい簡
体字または繁体字を入力する。入力された文字は、検索
・置換文字記憶部10に記憶される(S1)。検索後に
置換を行う場合は、置換処理実行の指示を入力装置1よ
り与える(S2)。その後、置換処理を行うかどうかが
判断される(S3)。
【0027】S3において、置換処理を行う場合には、
入力装置1の指示キーにより置換する文字を簡体字ある
いは繁体字で入力する。入力された文字は検索・置換文
字記憶部10に記憶される(S4)。検索制御部6は、
S1で入力した目的の検索文字とデータテーブル記憶部
8に予め記憶されている文字とを、データテーブル記憶
部8の先端から1ワード単位で比較しながら探索を行
い、検索文字の文字コードを認識する(S5)。一方、
S3において、置換処理を行わない場合には、S4の工
程を経ずにS5の工程へ進む。
【0028】次に、検索制御部6は、該当の検索文字コ
ードが見つかったデータテーブル記憶部8のメモリ上に
おいて、上記検索文字コードのアドレスから、アドレス
の小さい方向へFFFFHの数値が見つかるまで他の検
索文字コードの探索を行う(S6)。そして、S6で見
つけたセパレータFFFFHの数値が存在するアドレス
の1ワード次のアドレスから、アドレスの大きい方向へ
セパレータFFFFHの数値が見つかるまで他の検索文
字コードの探索を行う(S7)。
【0029】検索制御部6は、S6及びS7で探索した
それぞれのセパレータFFFFHの値が存在するメモリ
のアドレスの間に存在する検索文字コードをすべて取り
出し、検索・置換文字記憶部10に記憶する(S8)。
S8で取り出したすべての検索文字と文章記憶部9内に
ある文章データとを、文章データの先頭から比較しなが
ら文章データ中における検索される被検索文字の探索を
行う(S9)。その後、文章データ中に被検索文字が見
つかったかどうかを判断する(S10)。
【0030】S10において、被検索文字が見つからな
かった場合には、文章データの終了まで探索したかどう
かを判断する。このとき、文章データの終了は、文章デ
ータがエンドコードであるかどうかで認識する(S1
1)。S11において、文章の終了まで探索した場合に
は、処理を終了する。また、S11において、文章の終
了まで探索していない場合には、S9の工程へ戻る。
【0031】一方、S10において、被検索文字が見つ
かった場合には、置換処理を行うかどうかを判断する
(S12)。S12において、置換処理を行う場合に
は、置換制御部7は、文章データ中の被検索文字を検索
・置換文字記憶部10に記憶させていた置換文字に置き
換える(S13)。そして、カーソルを該当文字である
被検索文字に移動して、表示装置5に被検索文字を表示
する(S14)。また、S12において、置換処理を行
わない場合には、S13の工程を経ずに、S14の工程
へ進む。
【0032】次に、オペレータからの指示を待つ。オペ
レータが入力装置1から指示を入力すると(S15)、
その指示が上記検索文字を引続き検索するかどうかが判
断される(S16)。S16において中止の指示がある
場合には処理を終了する。また、S16において、連続
して検索する場合にはS9の工程へ戻る。但し、この場
合、文章データ中の最初に検索された被検索文字の次の
被検索文字から探索を開始する。
【0033】これにより、従来では、文字を検索したい
場合には、範囲指定を行った領域のみでしか検索できな
かったが、本情報処理装置は、範囲指定をすることなく
文章全体を検索することができる。従って、検索の操作
性を向上させることができる。また、従来では、検索文
字が簡体字の場合には簡体字しか検索されず、逆に、検
索文字が繁体字の場合には繁体字しか検索されないの
で、簡体字及び繁体字が混在した文章を検索するときに
は、簡体字と繁体字とで2回検索操作を行わなければな
らなかった。しかしながら、本願では、簡体字あるいは
繁体字のどちらか一方だけを検索すればよいので、作業
時間を従来の半分に短縮することが可能となる。
【0034】さらに、従来では、範囲指定した領域すべ
ての文字に対して、簡体字から繁体字、あるいは繁体字
から簡体字の変換が行われていたが、本願では、目的の
文字のみを検索し置換することができる。また、従来で
は、簡体字及び繁体字が混在した文章を検索・置換する
ときには、簡体字と繁体字とで2回検索・置換操作を行
わなければならなかったが、本願では、簡体字あるいは
繁体字のどちらか一方だけを検索して置換すればよい。
この結果、作業時間を従来の半分に短縮することが可能
となる。
【0035】次に、上記情報処理装置の検索または置換
動作の具体的な例を図6及び図1に基づいて説明する。
まず、図6(a)・(b)それぞれの上部に示す簡体字
と繁体字とが混在した文章を入力装置1により入力する
と、これは文章記憶部9に文章データとして記憶され
る。
【0036】ここで、例えば、この文章中で簡体字Cと
いう文字を検索したい場合には、入力装置1により簡体
字Cを入力し、検索・置換文字記憶部10に記憶させ
る。検索制御部6は、検索・置換文字記憶部10に記憶
されている簡体字Cと、簡体字Cに対応する繁体字Dと
をデータテーブル記憶部8から抽出する。これにより、
1回の検索処理により、上記文章中の簡体字C及びその
繁体字Dが同時に検索される。なお、上記とは逆に繁体
字Dで検索を行った場合にも、同時に繁体字D及びその
簡体字Cを検索することができる。
【0037】また、この文章中で簡体字Cを検索後、簡
体字Eに置換したい場合には、入力装置1により検索文
字として簡体字Cを入力する際に、置換文字として簡体
字Eも入力する。そして、検索・置換文字記憶部10に
簡体字Cと簡体字Eとを同時に記憶させる。その後、上
記検索処理と同様に、簡体字Cの検索が行われ、簡体字
C及びその繁体字Dが検索される。置換制御部7は、文
章中のこれらの簡体字C及び繁体字Dを、検索・置換文
字記憶部10に記憶されている簡体字Eに置き換える。
なお、上記とは逆に繁体字Dで検索・置換を行った場合
にも、繁体字D及びその簡体字Cが検索され、簡体字E
に置き換えることができる。また、置換文字としては繁
体字でもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明請求項1記載の情
報処理装置は、入力手段には検索の指示を行う検索指示
部材が設けられ、簡体字及びそれに対応する繁体字が予
め記憶されている辞書手段と、上記検索指示部材から検
索を行う検索文字が入力されると、上記辞書手段を参照
することにより、上記文章中における上記検索文字の簡
体字及びその繁体字を同時に検索する検索手段とを備え
る構成である。
【0039】これにより、簡体字あるいは繁体字のどち
らか一方だけを検索すれば、簡体字及びその繁体字を同
時に検索することができるので、作業時間を従来の半分
に短縮することが可能となるという効果を奏する。
【0040】請求項2記載の情報処理装置は、辞書手段
は、簡体字の文字コードのアドレスと、上記簡体字に対
応する繁体字の文字コードのアドレスとを連続させ、上
記繁体字のアドレスの後に分離記号を設けることによ
り、上記簡体字及びその繁体字を1組の漢字として記憶
する構成である。これにより、請求項1の構成による効
果に加えて、さらに、効率よくすべての検索文字を認識
することができるという効果を奏する。
【0041】請求項3記載の情報処理装置は、入力手段
にはさらに置換の指示を行う置換指示部材が設けられ、
検索文字を入力した後に、上記置換指示部材により上記
検索文字を置換するための置換文字が入力されると、検
索文字を置換文字に置き換える置換手段を備える構成で
ある。
【0042】これにより、簡体字及びその繁体字を同時
に目的の置換文字に変換することができるので、作業時
間を従来の半分に短縮することが可能となる。また、目
的の文字のみを検索し置換することができるので、装置
の操作性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】データテーブル記憶部の構造を示す説明図であ
る。
【図3】文章記憶部内の文章データの構造を示す説明図
である。
【図4】簡体字及び繁体字のコード体系の一例を示す説
明図である。
【図5】上記情報処理装置の動作を示すフローチャート
である。
【図6】(a)は、検索する場合の具体例を示す説明図
であり、(b)は、検索後、置換する場合の具体例を示
す説明図である。
【図7】従来の情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】 1 入力装置(入力手段) 3 主制御部 6 検索制御部(検索手段) 7 置換制御部(置換手段) 8 データテーブル記憶部(辞書手段) 9 文章記憶部(文章記憶手段) 10 検索・置換文字記憶部 FFFFH セパレータ(分離記号)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】簡体字及び繁体字が混在した中国語の文章
    を入力する入力手段と、上記文章を記憶する文章記憶手
    段とを有する情報処理装置において、 上記入力手段には検索の指示を行う検索指示部材が設け
    られ、簡体字及びそれに対応する繁体字が予め記憶され
    ている辞書手段と、上記検索指示部材から検索を行う検
    索文字が入力されると、上記辞書手段を参照することに
    より、上記文章中における上記検索文字の簡体字及びそ
    の繁体字を同時に検索する検索手段とを備えることを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記辞書手段は、上記簡体字の文字コード
    のアドレスと、上記簡体字に対応する繁体字の文字コー
    ドのアドレスとを連続させ、上記繁体字のアドレスの後
    に分離記号を設けることにより、上記簡体字及びその繁
    体字を1組の漢字として記憶することを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記入力手段にはさらに置換の指示を行う
    置換指示部材が設けられ、検索文字を入力した後に、上
    記置換指示部材により上記検索文字を置換するための置
    換文字が入力されると、検索文字を置換文字に置き換え
    る置換手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記
    載の情報処理装置。
JP7089703A 1995-04-14 1995-04-14 情報処理装置 Pending JPH08287046A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052720A (ja) * 2006-08-21 2008-03-06 Fuji Xerox Co Ltd 簡体字と繁体字とを相互変換する方法及びその変換装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008052720A (ja) * 2006-08-21 2008-03-06 Fuji Xerox Co Ltd 簡体字と繁体字とを相互変換する方法及びその変換装置

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