JPH08286617A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH08286617A
JPH08286617A JP7085351A JP8535195A JPH08286617A JP H08286617 A JPH08286617 A JP H08286617A JP 7085351 A JP7085351 A JP 7085351A JP 8535195 A JP8535195 A JP 8535195A JP H08286617 A JPH08286617 A JP H08286617A
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典彦 前田
Toshihiko Yamagami
俊彦 山上
Hisashi Nakada
寿 中田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、携帯性と一覧性の両立を確保する変
形可能な表示装置に対して、表示装置の変形状態に応じ
た最適な情報表示を可能にし得、一つの表示装置に異な
った特徴を有する複数の利用法をもたらし得る表示制御
装置を提供することを目的とする。 【構成】本発明は、変形可能な表示装置に、表示装置の
変形情報に基づいた表示パターン情報を生成する表示パ
ターン処理部370と、この表示パターン処理部370
により生成した表示パターン情報に適応するように表示
情報を変換する表示処理部350とを持つことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一覧性と携帯性の両
立のため折り畳みによる変形が可能な表示装置におい
て、表示装置の形状によって異なった特徴を有する表示
方式を選択的に提供することで、一つの表示装置に多様
な利用法をもたらす表示制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な情報表示装置の構成を、
図6に示す。まず制御部100の指示により、入力部2
70はユーザからの入力を受け取り、処理部230へ送
信する。処理部230は当該情報を受信後、制御部10
0の指示により当該情報の示す情報を記憶部250より
読みだす。当該情報を読み出し後、処理部230は読み
出し情報に基づいた処理を行ない、必要な情報を表示部
210へ送信する。表示部210は当該情報を受信後、
制御部100の指示により受信情報の表示を行なう。
【0003】従来の携帯型情報端末は、一枚の表示装置
で情報の表示を行なっているが、その特徴である携帯性
を確保するため、表示面の大きさには限界があった。従
って、多くの文字を表示しようとすると一文字一文字が
小さくなり、逆に一文字一文字を大きく読みやすいよう
に表示しようとすると表示できる文字数が減ってしまう
という問題があった。この問題に対し、従来は主に次の
二つの技術を組み合わせることで、限られた領域内での
情報表示を行なっていた。
【0004】その一つは図7に示す「拡大/縮小」を用
いる方法である。これは顕微鏡に例えると、レンズの倍
率を変えることに相当する。図7(2),(3)に示す
ように、ある特定の部分に注目する場合には、その部分
だけを拡大して画面に表示する。広い範囲を一覧したい
ときには、情報を縮小して画面に表示する。図7(1)
はもとの情報をそのまま画面に表示したものである。こ
れにより、特定の部分に注目することと、全体を見渡す
ことを可能にしている。
【0005】また別の方法として、図8に示す「スクロ
ール」を用いる方法がある。これは顕微鏡に例えると、
対象物をステージ上で動かすことに相当する。情報を少
しづつ図8(2)に示すように横方向や図8(3)に示
すように縦方向にずらしながら画面に表示するため、文
章の流れや画像の繋がりを確認する際に有効に機能す
る。図8(1)はもとの情報をそのまま画面に表示した
ものである。
【0006】しかしながら、従来の「拡大/縮小」を用
いる方法では、携帯できるほど表示装置が小型にする
と、全体を見渡そうとするときに一文字一文字が判読不
可能なほど小さくなってしまうという問題点がある。逆
に一文字一文字を大きく表示しようとすると全体の中で
の位置関係を知ることが困難となっている。同様に「ス
クロール」を用いる方法でも、全体の中の一部分しか表
示しないため、例えば文書の書き出し部分と内容部分を
同時に見ることは困難となっている。この様に従来技術
には全体の中の一部分だけしか見られないことにより、
全体を効率よく一覧する機能が充分ではないという欠点
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は携帯性と
一覧性の問題を根本から解決するものではなく、限られ
た表示領域のなかでこのトレードオフのバランスを自由
に選択できるようにするものである。つまり、携帯型情
報端末において、「例え高精細な表示であっても、ある
程度の大きな字でないと人間の眼には読みにくい」とい
う点、「表示装置は携帯できるほど小型」という点の両
立には、固定的な表示領域に対する表示制御では限界が
あった。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、携帯性と一覧性の両立を確保する変形可能な表示装
置に対して、表示装置の変形状態に応じた最適な情報表
示を可能にし得、一つの表示装置に異なった特徴を有す
る複数の利用法をもたらし得る表示制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】まず、着脱可能な折り畳
み接続部などを用いて複数の小型表示装置を繋ぎあわせ
ることによって構成され、全体の形状を変形できるよう
な表示装置を前提とし、この変形可能な表示装置に、表
示装置の変形情報に基づいた表示パターン情報を生成す
る表示パターン処理部と、この表示パターン処理部によ
り生成した表示パターン情報に適応するように表示情報
を変換する表示処理部を設ける。これにより変形する表
示装置の各状態で、最適で矛盾のない情報表示を可能に
する。
【0010】
【作用】表示装置の変形が可能な場合、表示領域の部分
同士が、時には隣接し、時には折り曲げのため表裏の位
置関係になることが起こる。従って、表示装置の形状に
適した表示を行なうためには、表示領域内のページ割り
と、それらページ間の順序関係、情報の表示方向(上下
左右の向き)を細かく制御する必要がある。
【0011】この問題を解決するため、これまでの表示
部の前に表示パターン処理部と表示処理部を設ける。変
形情報に基づき、ページ割りや各部分の表示方向に関す
る表示パターン情報を表示パターン処理部で生成し、こ
の表示パターン情報に基づいて表示情報に対する変換処
理(内容の分割、ページ割り、表示方向)を表示処理部
が行ない、これらの情報を基に表示部が表示を行なう。
これにより、表示装置全体の形状が変わった場合にも、
矛盾のない、形状に最適な情報表示が行なえるようにな
り、一つの表示装置に対して複数の利用形態を与えるこ
とが可能になる。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。 [実施例1]本発明の一実施例を図1に示す。制御部3
00の指示により、入力部270はユーザからの入力情
報を受け取り、処理部230へ送信する。処理部230
は当該入力情報を受信後、制御部300の指示により当
該入力情報の示す表示情報を記憶部250より読み出
す。記憶部250より表示情報を読み出し後、処理部2
30は表示パターン処理部370へ表示情報を送信す
る。表示パターン処理部370は制御部300の指示に
より、表示装置の折り畳み状態や表示装置の設置向きな
どの変形情報に基づき、読み出した表示情報のページ割
りや各部分の表示方向に関する表示パターン情報を生成
する。その表示パターン情報と読み出した表示情報を表
示処理部350へ送る。表示処理部350は当該両情報
を受信後、受信した表示パターン情報に基づき、受信し
た表示情報の内容の分割、ページ割り、表示方向に対応
した順序や上下等の変換処理を行ない、変換後の表示情
報を表示部210へ送り表示させる。
【0013】表示装置の変形情報はあらかじめ入力部よ
り入力することもできるし、あるいは表示時に検出装置
等を用いて動的に設定できることも容易に類推できる。
また、これらの構成をソフトウェアで実現できることも
容易に類推できる。 [実施例2]本発明を、図2(a)に示すようなシート
状から図2(f)に示すようなノート状へ変形可能な表
示装置に適用する。ここで表示装置は8個の小型表示装
置が折り畳み自在に接続されて構成されているものと
し、図2(a)〜(f)に示すような変形が可能である
ものとする。図2(a)において、点線は山折り、二点
鎖線は谷折り、実線は切れ目となる部分を示している。
【0014】図3(a)に示すように、地図などの情報
を表示する場合には、表示装置をシート状に広げて利用
するため、全体で一つの論理ページを構成する。その場
合に、各小型表示装置(装置番号1〜8)は、1ページ
中のどの部分を担当することになるのかを知っている必
要があるため、表示パターン処理部370では、図3
(b)に示すような「シート状」で利用時の情報表示パ
ターンテーブルを持てば良い。この場合、全体で1ペー
ジを成しているので、「論理ページ」は全て1となって
いる。表示処理部350はこの図3のパターンに適する
ように表示情報を加工して表示部210に送出する。
【0015】電車の中など狭い空間で情報を確認する場
合には、図4(c)に示すように表示装置をノート状に
折り畳んで利用するため、図4(a)に示すように複数
の論理ページ1〜8が存在することになる。また表示装
置をノート状に折り畳んだため、各小型表示装置(装置
番号1〜8)毎に情報の表示方向を制御する必要が生じ
るので、表示パターン処理部370では、図4(b)に
示すような「ノート状」で利用時の情報表示パターンテ
ーブルを持ち(ここでは、1ページ目に「あああ」、2
ページ目に「いいい」・・・と表示する場合を示してい
る)、表示処理部350はこの図4のパターンに適する
よう表示情報を加工して表示部210に送出する。表示
してノート状に折り畳んだ様子を図4(c)に示す。こ
こでは、1ページ目に「あああ」、2ページ目に「いい
い」、・・・と表示する場合の制御方法を示している。
小型表示装置の一枚一枚が論理状独立したページとなる
ので、「論理ページ中の位置」はすべて1.1となって
いる。
【0016】これにより、図5(a)に示すように表示
装置を「シート状」で利用することにより、広い表示面
積を有し一覧性に優れる、図5(b)に示すように表示
装置を「ノート状」で利用することにより、携帯性に優
れ且つめくり読みが可能、という異なった特徴を有する
複数の情報表示方式を、一つの表示装置で実現すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、携帯
性と一覧性を両立する変形可能な表示装置において、単
に「広げられる」、「小さくできる」というだけでな
く、「広げた時には、それに適した情報の表示形式」、
「小さくした時には、それに適した情報の表示形式」を
提供することが可能となる。一台の表示装置で複数の利
用形態をもたらすため、その利用範囲を大幅に拡大する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す構成説明図である。
【図2】本発明に係るシート状からノート状に変形可能
な情報表示装置の変形過程の一例を示す構成説明図であ
る。
【図3】本発明に係る「シート状」の表示装置に適用す
る表示パターンの一例を示す説明図である。
【図4】本発明に係る「ノート状」の表示装置に適用す
る表示パターンの一例を示す説明図である。
【図5】本発明に係る表示装置が実現する、相異なる複
数の情報表示方式の例を示す説明図である。
【図6】従来の情報表示装置の構成説明図である。
【図7】従来技術である「拡大/縮小」による情報表示
の一例を示す説明図である。
【図8】従来技術である「スクロール」による情報表示
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100…制御部、210…表示部、230…処理部、2
50…記憶部、270…入力部、300…制御部、35
0…表示処理部、370…表示パターン処理部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変形可能な表示装置に、 表示装置の変形情報に基づいた表示パターン情報を生成
    する表示パターン処理部と、 この表示パターン処理部により生成した表示パターン情
    報に適応するように表示情報を変換する表示処理部とを
    持つことを特徴とする表示制御装置。
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