JP2007206648A - 表示装置 - Google Patents

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Hiroshi Chokai
博 鳥海
Akio Fukushima
章雄 福島
Fumiko Kikuchi
史子 菊池
Koji Suzuki
浩二 鈴木
Naoko Ito
直子 伊藤
Takayuki Kasuya
孝幸 糟谷
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Abstract

【課題】折り畳み、展開動作に伴って電源の投入・切断が可能な表示装置を提供する。
【解決手段】表示部101は、画像表示などを行うもので、それぞれ独立した複数の画像表示器からなる。変位検出部102は、表示部101の変位(折り畳み具合)に応じた電位を発生する。音声出力部103は、表示部101に表示された画像などに対応する音声を出力する。記憶部104は、表示部101に表示するための画像データや、音声出力部103から出力するための音声、各種コンテンツデータなどを記憶する。スイッチ部105は、ユーザが入力する各指示を検出する。入出力部106は、画像データや音声データなどの入出力を行う。電源部107は、各機能部へ電流を供給する。制御部108は、変位検出部102が発生した電位の大きさを検出することで、表示部101の開閉状態を判断し、電源の投入・切断を行う。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の画像表示器を備える折り畳み可能な表示装置に関する。ただし、この発明の利用は、上述した表示装置には限られない。
近年、情報処理技術の発達にともない、各種情報を表示するための表示装置もさまざまな形態のものが提案されている(たとえば、特許文献1,2を参照。)。また、表示装置ではないが、平面形状のものを携帯しやすいように折り畳む技術が提案されている(たとえば、特許文献3,4を参照。)。
特許文献1に開示されている技術は、独立した複数の表示手段とこれを接続するフレキシブルジョイントとによって構成された表示装置である。この表示装置は、折り畳んで収納して小型化することができ、またそれぞれの画面に違った映像を映し出すこともできる。
また、特許文献2に開示されている技術は、フレキシブルな材料を用いて製造された第1および第2の基板を有する液晶表示装置である。この液晶表示装置は、曲げ応力に対して強い耐性を備えたものになっている。
また、特許文献3に開示されている技術は、参照したい任意の地域図を常に見開き状態にしておくことができる地図である。この地図は、折り畳み線が無理に折り畳まれることがなく、ある地域図から任意方向の隣接した地域図へ簡単に移行でき、隣接地域図へ移行の際に全体を広げる必要がなく、折り畳み状態も比較的小型になっている。
また、特許文献4に開示されている技術は、総図の部分、すなわちアトラスを簡易な操作で開くことができ、開閉によって傷むことが少ない折り畳まれた片面印刷物である。
特開平9−311737号公報 特表2004−519726号公報 特開平10−324078号公報 特開平10−95181号公報
特許文献1に開示された表示装置は、折り畳み可能であることから携帯には便利である。しかしながら、折り畳む場合、その都度フレキシブルジョイントを取り外すことが必要となるので、使い勝手が悪いという問題がある。
また、特許文献2に開示された液晶表示装置は、フレキシブルな材料を用いて製造されてはいるものの、折り畳むことは想定されていないため、折り畳んで携帯することはできないという問題がある。
また、特許文献3に開示された地図、および特許文献4に開示された片面印刷物は、簡易な操作で展開、折り畳みが可能である。しかしながら、あくまでも紙面などに印刷されたものを対象とするので、技術分野の異なる表示装置に適用することはできないという問題がある。
請求項1に記載の発明にかかる表示装置は、それぞれ独立した複数の画像表示器と、前記複数の画像表示器をそれぞれ接続する接続部材と、を備えて構成された折り畳み可能な表示手段と、前記表示手段の変位を検出する変位検出手段と、コンテンツデータを記憶する記憶手段と、制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記変位検出手段の出力に基づいて前記表示手段の開閉を判断し、記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を制御することを特徴とする。
以下、添付図面を参照して、この発明にかかる表示装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる表示装置の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、この表示装置100は、表示部101と、変位検出部102と、音声出力部103と、記憶部104と、スイッチ部105と、入出力部106と、電源部107と、制御部108とが、バスライン109を介して接続されて構成される。
表示部101は、画像表示などを行うもので、それぞれ独立した複数の画像表示器からなる。各画像表示器は、それぞれたとえば平行四辺形、菱形、台形形状のフィルム材またはガラス基板などにより構成されている。なお、画像表示器を菱形のフィルム材またはガラス基板で構成する場合には、その菱形のフィルム材またはガラス基板を二枚の三角形のフィルム材またはガラス基板で構成してもよい。
変位検出部102は、表示部101の変位(折り畳み具合)に応じた物理的変位(例えば、電位または屈折率変化など)を発生する。この変位検出部102は、表示部101を構成する前記複数の画像表示器をそれぞれ接続し、かつ各画像表示器間の接続部で山折りまたは谷折りが可能な接続部材(不図示)の内部に含まれている。変位検出部102は、たとえば変位により電位を発生させる樹脂などで構成するとよい。
音声出力部103は、表示部101に表示された画像などに対応する音声を出力する。
記憶部104は、表示部101に表示するための画像データや、音声出力部103から出力するための音声データなどの各種コンテンツデータ及びそのメモリ上のアドレスや目次などの管理情報などを記憶する。また、表示装置100の制御プログラムを格納している。また、ユーザインターフェースとしての操作メニュー画面、ユーザにより設定された設定情報(表示色や初期動作モードなど)、あるいは最後に視聴していたラストコンテンツデータに関する情報を保持する機能を有する。
スイッチ部105は、ユーザが入力する各指示を検出する。または、リモコンなどによる指令を受信する受信部としての機能を持たせても良い。
入出力部106は、外部から伝送されるコンテンツデータ(画像データや音声データなど)を通信、記録媒体などの様々な伝送路を介して取得する。取得されたコンテンツデータは記憶部104へ格納される。さらに、入出力部106は、表示装置100からコンテンツデータを外部へ出力する。たとえば、入出力部106に音響装置であるヘッドホンなどを接続することで、表示部101に表示された画像に対応する音声をユーザがヘッドホンを介して聞くことができる。また、表示装置100とは別の第2の表示装置であるモニタ等が周囲に存在する場合は、第2の表示装置へコンテンツデータを出力するように構成してもよい。なお、入出力部106はライン、電磁波、光通信、メモリカードなど数々の伝送媒体による各データの入出力に対応できるようになっている。
電源部107は、シート状電池などで構成され、各機能部101〜109へ電流を供給する。
制御部108は、記憶部104に格納された制御プログラムに基づいて動作し、表示装置100全体の制御を行う。
バスライン109は、各機能部をつなぐ信号制御ラインであり、各機能部間における各種信号やデータなどの伝達を行う。
この実施の形態の表示装置100は、表示部101、音声出力部103、記憶部104、スイッチ部105、入出力部106、電源部107、制御部108、およびバスライン109が積層されて構成される。そして、変位検出部102を備えた接続部在で接続された、表示部101を構成する前記各画像表示器の接続部分を折り目として所定の規則性をもって表示装置100を折り畳むことができるようになっている。
この表示装置100は、たとえば完全な折り畳み状態で複数の画像表示器を一つの画像表示器上に重ね合わせて折り畳むことができる構造を備えている。具体的には、表示装置100は、完全な折り畳み状態で表面積が二つの画像表示器を並べた大きさより小さくなるように構成されている。
この表示装置100の折り畳み方としては、いわゆるミウラ折り(登録商標)を採用すれば、一軸方向に伸縮することで容易に開閉できるので好都合である。すなわち、ミウラ折りを採用することで、表示装置100の完全展開時における対向端の部分(異なる二つの部分)をもって、さっと左右に引っ張れば一瞬にして広がるし、折り畳むのも瞬時に完了させることができるようになる。なお、この表示装置100は、ミウラ折り以外の折り畳み方で折り畳んでも差し支えない。
前述のように、変位検出部102は表示部101の変位(開き具合)に応じて電位を発生する。そこで、この表示装置100では、制御部108が、変位検出部102が発生した電位の大きさを検出することで、表示部101が完全な折り畳み状態から所定程度に開かれた状態にあるのか、それとも完全展開時から所定程度に折り畳まれた状態にあるのかなどを判別する。そして、表示部101が完全な折り畳み状態から所定程度に開かれた状態になった場合に、電源部107から各機能部への電流の供給が開始される。また、表示装置100が完全展開時から所定程度に折り畳まれた状態になった場合に、電源部107から各機能部への電流の供給が切断される。
さらに、この表示装置100は、記憶部104を備えていることから、電源切断時に、制御部108の処理により、表示部101に最後に表示された画像(またはその画像データのメモリ上の格納アドレスなど)を記憶しておくこともできる。また、電源投入時に、記憶部104に記憶された画像を再表示することもできる。
以上のように、この実施の形態にかかる表示装置100は、電源スイッチの操作を行わなくても、装置の開閉に伴って電源の投入・切断ができることから、瞬時に開閉が可能な装置の性質とあいまって、使い勝手が格段に向上する。なお、この表示装置100では、電源断の状態であっても微量の待機電流が各機能部へ供給されているものとする。
(実施例1)
図2は、実施例1の表示装置200の形状を示す模式図である。この表示装置200は、複数の平行四辺形の画像表示器201と、複数の台形の画像表示器202と、これらを接続する接続部材203a,203b,204a,204b,205と、を備えて構成される。
平行四辺形の画像表示器201は、すべて同じ大きさで、フィルム材またはガラス基板により構成されている。また、台形の画像表示器202も、すべて同じ大きさで、フィルム材またはガラス基板により構成されている。図2に示した表示装置200では、複数の平行四辺形の画像表示器201と、複数の台形の画像表示器201とを組み合わせて、長方形の表示画面を実現する。また、表示装置200の周辺部に配置される画像表示器内部には、図1に示した入出力部106に相当する透明電極206が設けられている。透明電極に替えてループアンテナを入出力のインターフェースとして用いることも可能である。
接続部材203a,203b,204a,204b,205は、蝶番や樹脂材質により構成されている。そして、接続部材203a,203b,204a,204b,205は、各画像表示器201,202に映像信号、音声信号、制御信号、および電源などを導くための導電体を備えている。したがって、各画像表示器201,202にそれぞれ異なる画像を表示することが可能になる。また、接続部材203a,203b,204a,204b,205は、内部に図1に示した変位検出部102に相当する変位検出機能を備えている(詳細は後述)。
接続部材203a,203bは、図2における縦方向に配列された、画像表示器201と画像表示器202、または画像表示器201同士を接続する。接続部材204a,204bは、図2における横方向に配列された、画像表示器201同士、または画像表示器202の下底同士を接続する。接続部材205は、横方向に配列された画像表示器202の上底同士を接続する。
この表示装置200は、接続部材203a,203b,204a,204b,205を折り目として折り畳むことができる。このときの折り畳み方には、いわゆるミウラ折りを採用している。したがって、折り畳むときは、山折りの部分と谷折りの部分が交互になるようにする。
すなわち、まず、表示装置200を、接続部材203aに沿って山折り、接続部材203bに沿って谷折りにする。続けて、接続部材204aに沿って山折り、接続部材204bに沿って谷折りにする。さらに、接続部材205に沿って山折りにする。このようにすることで、例えば点200a,200bの部分をつまんでさっと左右に引っ張れば一瞬にして表示装置200を広げることができる。また、その状態で、点200a,200bの部分をつまんで軽く押すだけで表示装置200を折り畳むことができる。
次に、この表示装置200を構成する各画像表示器の構造について説明する。
図3は、操作機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、基盤層301上に、ダミー半導体層302と、バスライン層303と、表示層304と、操作検出層305と、保護層306とが順次積層されて構成される。ダミー半導体層302は、他の画像表示器と同じ厚さを保つために形成されるダミー層である。ダミー半導体層302に、画像表示に用いるビデオメモリ、バッファメモリ、表示制御ICなどを形成するように構成しても良い。バスライン層303は、表示層304や操作検出層305などへ映像信号、音声信号、制御信号、および電流などを導く層である。この画像表示器が画像表示装置200の周辺部に配置される場合には、バスライン層303に、図1に示した入出力部106に相当する透明電極またはループアンテナが設けられる。表示層304は、有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイや電子ペーパなどの薄型ディスプレイなどからなり、画像などの表示を行う層である。操作検出層305は、図1に示したスイッチ部105に相当するものであり、ユーザからの入力情報を検出するためのタッチパネルからなる。したがって、ユーザが指などで保護層306上から操作検出層305を押下することにより、表示装置200の制御を行うことができる。保護層306は、透明樹脂などからなり、操作検出層305を保護するための層である。
図4は、操作機能および制御機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、基盤層301上に、半導体層401と、バスライン層303と、表示層304と、操作検出層305と、保護層306が順次積層されて構成される。半導体層401は、有機半導体などからなり、図3に示したダミー半導体層302と同等の厚さに形成されている。この画像表示器は図1の制御部108の機能を備えた画像表示器である。半導体層401を備えているので、画像表示機能(図3で説明した画像表示に用いるビデオメモリ、バッファメモリ、表示制御ICなど)のみならず、バスライン層303を介して送られてきた制御信号に基づき当該画像表示器全体の制御を行うことができる。また、他の画像表示器の制御を行うこともできる。さらに、この半導体層401は、表示層304に表示するための画像データや、後述する振動層から出力するための音声データ、各種コンテンツデータ、表示装置200の制御プログラムなどを記憶する記憶機能を担う記憶部104を備えている。なお、この画像表示器が画像表示装置200の周辺部に配置される場合には、バスライン層303に、図1に示した入出力部106に相当する透明電極またはループアンテナが設けられる。
図5は、操作機能および音声出力機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、基盤層301上に、振動層501と、バスライン層303と、表示層304と、操作検出層305と、保護層306とが順次積層されて構成される。振動層501は、図3に示したダミー半導体層302と同等の厚さに形成されており、バスライン層303を介して送られてきた音声データを出力することができる。この振動層501は、いわゆるスピーカであり図1に示した音声出力部103に相当する。制御部108の制御の元、記憶部104から読み出された音声データに基づいて振動層501が振動することにより音を発生させる。なお、この画像表示器が画像表示装置200の周辺部に配置される場合には、バスライン層303に、図1に示した入出力部106に相当する透明電極またはループアンテナが設けられる。
図6は、操作機能および電源を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。この画像表示器は、基盤層301上に、シート電源層601と、バスライン層303と、表示層304と、操作検出層305と、保護層306とが順次積層されて構成される。シート電源層601は、図3に示したダミー半導体層302と同等の厚さに形成されており、表示層304や他の画像表示器へ電流を供給するためのものである。この画像表示器は、シート電源層601を備えているので、他から電流の供給を受けることなく、画像などの表示制御を行うことができる。なお、この画像表示器が画像表示装置200の周辺部に配置される場合には、バスライン層303に、図1に示した入出力部106に相当する透明電極が設けられる。
実施例1にかかる表示装置200は、図3〜6に示した異なる機能を有する画像表示器を複数接続することで実現することできる。図3〜6に示した画像表示器は、いずれも6層構造で、すべてが同じ厚さになるように構成されているので、各画像表示器を接続して表示装置200を構成しても、装置の部分ごとに厚さが異なるといった不自然さはない。また、表示装置200を構成する際の各画像表示器の配置位置は、表示装置としてどのような機能が要求されているかにより異なるが、少なくても図3に示した表示機能と操作機能を有する画像表示器と図4に示した制御機能を有する画像表示器がそれぞれ一つは必要になる。
また、この実施例1にかかる表示装置は、前述のように各画像表示器の傾き(開き具合、すなわち2つの画像表示器がなす角度の変化)を検出するための機能(変位検出機能)を備えている。以下では、このような傾きを検出する変位検出機能を備えた画像表示器の一例を示す。
図7は、変位検出機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。図7は、図3に示した画像表示器に変位検出機能を有する変位検出フィルム701を備えた例を示している。変位検出フィルム701は、図1に示した変位検出部102に相当し、例えばピエゾ樹脂などの変位起電素材または変位起電構造体からなっており、バスライン層303に接続されている。一例としては、変位起電構造体をカーボン膜を積層させた構造体で形成し、常時微小電流を通電させておき、表示装置200が開かれることによる物理的変化による抵抗値をモニタリングすることにより、変位を検出することができる。
図8、図9は、変位検出フィルム701の機能を説明するための図である。図8に示すように、この変位検出フィルム701は、各画像表示器を接続するための可撓性を有する接続部材内部に備えられる。この変位検出フィルム701は、図8に示した形状から変位角度θで折り曲げられることによって図9に示したように形状が変位し、その変位量に比例した電位を発する。したがって、この変位検出フィルム701が発した電位の大きさを図4の制御機能を有する画像表示機の半導体層401に設けられた制御部でモニタリングし変化量を検出することで、その変位量を求め、画像表示器の傾き(開き具合)を検出することができる。そこで、変位検出フィルム701の変位量を検出し、この検出結果に基づいて電源の投入・切断を制御すれば、電源スイッチに頼らず、表示装置200の開閉のみで電源の投入・切断を行うことができる(詳細は後述)。また、3つ以上の画像表示器を有する表示装置の場合は、画像表示器間の接続部分が2つ以上あることになる。その場合、それぞれの接続部分に設けられている変位検出フィルム701の出力はバスラインとして機能するバスライン層306を介して制御機能を有する画像表示器へ伝送される。そして、制御部にて表示装置200全体の形状的変化を検出し、表示装置200が開いた状態か閉じられている状態かを判断することができる。
図10は、実施例1にかかる表示装置200における画像データの流れを説明するための図である。画像データは、一つの画像表示器の制御部(半導体層401)からバスライン層303を介してすべての画像表示器に向けて送る。このようにすれば、表示装置200は半導体層401を有する画像表示器を一つ備えていればよい。また、各画像表示器はすべてアドレスが割り振られている。各画像表示器は、受け取った画像データのなかから自らのアドレスに対応する画像データを表示する。この処理は、各画像表示器の表示層にデーコーダを備えることで実現できる。
次に、この実施例1にかかる表示装置200の処理の一例について説明する。
図11は、実施例1にかかる表示装置200全体の処理手順を示すフローチャートである。まず、表示部に変位が生じたか否かを検出する(ステップS1101)。具体的には、隣り合った画像表示器同士のなす角度が変化すると、変位検出フィルム701に変位が生じ、電位を生じる。ここで生じた電位を制御機能を有する半導体層401が検出することで、表示部に変位が生じたことが検出できる。ここで、表示部に変位が生じたことを検出しなかった場合(ステップS1101:No)は、再度ステップS1101の処理を実行する。
ステップS1101の処理で表示部に変位が生じたことを検出した場合(ステップS1101:Yes)は、画像表示器同士のなす角度が所定値に達したか否かを検出する(ステップS1102)。変位検出フィルム701は、その変位量に比例した電位を発するので、半導体層401がその電位の大きさを検出することで画像表示器同士のなす角度(図9に示したθの値)を把握することができる。なお、検出する角度の所定値は30度程度とすることが好ましい。この値に達しない場合には、表示部の開閉が行われたとはいえないからである。このステップS1102の処理で、画像表示器同士のなす角度が所定値に達していないことが検出された場合(ステップS1102:No)は、再度ステップS1101の処理を実行する。
ステップS1102の処理で、画像表示器同士のなす角度が所定値に達したことが検出された場合(ステップS1102:Yes)は、表示部が開いた状態か否かを検出する(ステップS1103)。ここでは、半導体層401が変位検出フィルム701の変位量を検出することで、表示部が開いた状態か、閉じた状態かを検出できる。ここで、表示部が開いた状態でない(閉じた状態である)ことが検出された場合(ステップS1103:No)は、半導体層401が表示装置200の電源を切断する(ステップS1104)。
ステップS1103の処理で、表示部が開いた状態であることが検出された場合(ステップS1103:Yes)は、半導体層401が表示装置200の電源を投入する(ステップS1105)。
次に、ラストコンテンツデータの静止画面の表示を行うか否かを判断する(ステップS1106)。この判断は、半導体層401が前述した制御プログラムを実行することにより行われる。ここで、ラストコンテンツデータの静止画面の表示を行うと判断された場合(ステップS1106:Yes)は、ラストコンテンツデータの静止画面の表示処理(詳細は後述する)を行う(ステップS1107)。この後は、ステップS1113へ移る。
ステップS1106の処理で、ラストコンテンツデータの静止画面の表示を行わないと判断された場合(ステップS1106:No)は、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生するか否かを判断する(ステップS1108)。この判断も、半導体層401が前述した制御プログラムを実行することにより行われる。ここで、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生すると判断された場合(ステップS1108:Yes)は、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生する処理(詳細は後述する)を行う(ステップS1109)。この後は、ステップS1113へ移る。
ステップS1108の処理で、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生しないと判断された場合(ステップS1108:No)は、ヘッドホン出力を行うか否かを決定する(ステップS1110)。ヘッドホン出力を行う場合(ステップS1110:Yes)は、ヘッドホン出力処理(詳細は後述する)を行う(ステップS1111)。この後は、ステップS1113へ移る。
一方、ヘッドホン出力を行わない場合(ステップS1110:No)は、デフォルト処理(詳細は後述する)を行う(ステップS1112)。そして、ユーザの操作入力を待つ(ステップS1113)。この後は、ステップS1101へ戻る。
図12は、ラストコンテンツデータの静止画面の表示処理の手順を示すフローチャートである。以下、この図12のフローチャートに基づいて、図11に示したステップS1107のラストコンテンツデータの静止画面の表示処理を説明する。なお、以下の処理は、半導体層401が前述した制御プログラムを実行することによって実施される。
図12に示すフローチャートにおいて、まず、音声OFF(ミュート)設定を行う(ステップS1201)。次に、ラストコンテンツデータの静止画面を表示する(ステップS1202)。このラストコンテンツデータの静止画面は半導体層401に設けられている記憶部に記憶されている。
続いて、表示部への接触があったか否かを検出する(ステップS1203)。前述のように、表示装置200はいわゆるタッチパネル方式を採用しているので、表示部への接触の有無を検出することで、ユーザによる操作入力があったか否かを判断することができる。ここで、表示部への接触がなかったことが検出された場合(ステップS1203:No)は、ステップS1202へ戻る。
ステップS1203の処理で、表示部への接触があったことが検出された場合(ステップS1203:Yes)は、ポーズ状態であるか否かを検出する(ステップS1204)。ここで、ポーズ状態であることが検出された場合(ステップS1204:Yes)は、ポーズ解除する(ステップS1205)。この後、ステップS1202へ戻る。
ステップS1204の処理で、ポーズ状態でないことが検出された場合(ステップS1204:No)は、再度、表示部への接触があったか否かを検出する(ステップS1206)。ここで、表示部への接触がなかったことが検出された場合(ステップS1206:No)は、ステップS1202へ戻る。
ステップS1206の処理で、表示部への接触があったことが検出された場合(ステップS1206:Yes)は、接触間隔が所定時間以下か否かを検出する(ステップS1207)。ここでは、前回(ステップS1203)と今回(ステップS1206)との接触間隔が所定時間t(たとえば、0.1≦t≦0.5(tは秒))であるか否かを検出する。このステップS1207の処理で、接触間隔が所定時間以下でないことが検出された場合(ステップS1207:No)は、ポーズ処理を行う(ステップS1208)。この後、ステップS1203へ戻る。
ステップS1207の処理で、接触間隔が所定時間以下であることが検出された場合(ステップS1207:Yes)は、メニュー画面を表示する(ステップS1209)。ここで表示されるメニュー画面は、半導体層401に記憶されているメニューデータに基づく。
図13は、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生する処理の手順を示すフローチャートである。以下、この図13のフローチャートに基づいて、図11に示したステップS1109のラストコンテンツデータを再生再開位置から再生する処理を説明する。なお、以下の処理は、半導体層401が前述した制御プログラムを実行することによって実施される。
図13に示すフローチャートにおいて、まず、立ち上げ音を発生させる(ステップS1301)。この処理は、半導体層401に設けられた記憶部に記憶されている所定のシステム起動音データを読み出し、振動層501から立ち上げ音として出力する。次に、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生する(ステップS1302)。このラストコンテンツデータは半導体層401に記憶されている。ラストコンテンツデータとしては、電源ON時の最後の場面に関連する静止画像とこの静止画像が記憶されているメモリ上のアドレスなどがある。また、静止画だけでなくオーディオデータを含めるようにしてもよい。
続いて、表示部への接触があったか否かを検出する(ステップS1303)。前述のように、表示装置200はいわゆるタッチパネル方式を採用しているので、表示部への接触の有無を検出することで、ユーザによる操作入力があったか否かを判断することができる。ここで、表示部への接触がなかったことが検出された場合(ステップS1303:No)は、ステップS1302へ戻る。
ステップS1303の処理で、表示部への接触があったことが検出された場合(ステップS1303:Yes)は、ポーズ状態であるか否かを検出する(ステップS1304)。ここで、ポーズ状態であることが検出された場合(ステップS1304:Yes)は、ポーズ解除する(ステップS1305)。この後、ステップS1302へ戻る。
ステップS1304の処理で、ポーズ状態でないことが検出された場合(ステップS1304:No)は、再度、表示部への接触があったか否かを検出する(ステップS1306)。ここで、表示部への接触がなかったことが検出された場合(ステップS1306:No)は、ステップS1302へ戻る。
ステップS1306の処理で、再度、表示部への接触があったことが検出された場合(ステップS1306:Yes)は、接触間隔が所定時間以下か否かを検出する(ステップS1307)。ここでは、前回(ステップS1303)と今回(ステップS1306)との接触間隔が所定時間t(たとえば、0.1≦t≦0.5(tは秒))であるか否かを検出する。このステップS1307の処理で、接触間隔が所定時間以下でないことが検出された場合(ステップS1307:No)は、ポーズ処理を行う(ステップS1308)。この後、ステップS1303へ戻る。
ステップS1307の処理で、接触間隔が所定時間以下であることが検出された場合(ステップS1307:Yes)は、メニュー画面を表示する(ステップS1309)。ここで表示されるメニュー画面は、半導体層401に記憶されているメニューデータに基づく。
図14は、ヘッドホン出力処理の手順を示すフローチャートである。以下、この図14のフローチャートに基づいて、図11に示したステップS1111のヘッドホン出力処理を説明する。なお、以下の処理は、半導体層401に設けられた制御部が前述した制御プログラムを実行することによって実施される。
図14に示すフローチャートにおいて、まず、表示装置200にヘッドホンが接続されているか否かを検出する(ステップS1401)。この検出処理は、無線通信のヘッドホンが所定範囲内に存在するか否かを検出する。ここで、ヘッドホンが接続されていることが検出された場合(ステップS1401:Yes)は、ヘッドホンへの出力を設定する(ステップS1402)。そして、ヘッドホン出力処理を行う(ステップS1403)。この後、ステップS1408へ移る。
ステップS1401の処理で、ヘッドホンが接続されていることが検出されなかった場合(ステップS1401:No)は、ミュート出力処理を実行するか否かをユーザに決定させるための通知を表示する(ステップS1404)。この通知は表示装置200の表示部に表示される。
次に、ミュート出力処理を行うか否かを検出する(ステップS1405)。ミュート出力処理を行うか否かは、ユーザがタッチパネルを操作することで決定される。ここで、ミュート出力処理を行うことが検出された場合(ステップS1405:Yes)は、ミュート出力処理の設定を行う(ステップS1406)。この後、ステップS1408へ移る。
ステップS1405の処理でミュート出力処理を行わないことが検出された場合(ステップS1405:No)は、スピーカ出力処理の設定を行う(ステップS1407)。表示装置200では、振動層501がスピーカに相当する。この後、ステップS1408へ移る。
そして、メニュー画面を表示する(ステップS1408)。ここで表示されるメニュー画面は、半導体層401に記憶されているメニューデータに基づく。なお、ここでは、ラストコンテンツを表示するようにしてもよい。続いて、コンテンツを再生する(ステップS1409)。ここで再生されるコンテンツは、ステップS1408において表示されたメニュー画面上でユーザが選択したものである。
図15は、デフォルト処理の手順を示すフローチャートである。以下、この図15のフローチャートに基づいて、図11に示したステップS1112のデフォルト処理を説明する。なお、以下の処理は、半導体層401が前述した制御プログラムを実行することによって実施される。
図15に示すフローチャートにおいて、まず、立ち上げ音を発生させる(ステップS1501)。この処理は、半導体層401に記憶されている所定のシステム起動音データを読み出し、振動層501から立ち上げ音として出力する。次に、メニュー画面を表示する(ステップS1502)。ここで表示されるメニュー画面は、半導体層401に記憶されているメニューデータに基づく。
次に、接触した座標を検出する(ステップS1503)。ここでは、ユーザが指、ペンなどで接触した表示部(タッチパネル)上の座標が検出される。続いて、ダブルクリックか否かを検出する(ステップS1504)。ここでは、ステップS1503の検出がダブルクリックによるものか否かが検出される。ステップS1504でダブルクリックでないことが検出された場合(ステップS1504:No)は、再度、ステップS1503の処理を行う。
ステップS1504でダブルクリックであることが検出された場合(ステップS1504:Yes)は、選択コンテンツを表示する(ステップS1505)。ここでは、ステップS1503で検出された座標の位置に表示されている内容に対応するコンテンツが表示される。
以上説明したように、実施例1の表示装置によれば、表示部を開閉するだけで、装置の電源の投入・切断を行うことができる。しかも、電源投入にともなって、ユーザが望む処理(ラストコンテンツデータの静止画面の表示処理や、ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生する処理、ヘッドホン検出処理など)も同時に実行されるので、利便性が向上する。また、実施例1ではヘッドホンが表示装置200に接続されているか否かを検出したが、表示装置200の周辺に存在する外部の音響装置(家庭内に存在するデータ受信機能を備えた据え置き型のアンプとスピーカなど)を自動的に検出し、ループアンテナを介して、オーディオデータを表示装置200から外部の音響装置へ出力するようにしてもよい。この場合、オーディオデータを表示装置200の音声出力部で再生するのではなく、外部の音響装置で再生することにより迫力ある音声で楽しむことができたり、複数人で音楽を聴けたりするが可能になる。さらにまた、別の例として、表示装置200の周辺に存在する外部の別の表示装置(例えば他のユーザの表示装置200、会議室のプロジェクタやモニタなど)を自動的に検出し、ループアンテナを介して、ビデオデータを表示装置200から外部の表示装置へ出力するようにしてもよい。この場合、ビデオデータを表示装置200だけで再生するのではなく、外部の表示装置で再生することにより迫力ある映像で楽しむことができたり、複数人で視聴したりすることが可能になる。もちろん、オーディオデータとビデオデータの双方を外部の音響機器及び映像機器の双方に伝送することも可能であることはいうまでもない。
なお、この実施例1の表示装置は、複数の平行四辺形の画像表示器と、複数の台形の画像表示器とを備えて構成されているが、同じ形状の画像表示器(たとえば、平行四辺形の画像表示器)のみを複数接続するかたちで構成しても、得られる効果に違いはない。
(実施例2)
次に、実施例2にかかる表示装置を示す。この表示装置の構成は、実施例1のものと同様であるが、バッテリ残量の検出が可能である。また、バッテリ残量が少ないことを検出した場合に、省電力モードでの画像表示を行う。以下、この実施例2にかかる表示装置における省電力モードでの画像表示処理について説明する。なお、以下の処理は、半導体層401に設けられた制御部が制御プログラムを実行することによって実施される。
図16は、省電力モードでの画像表示処理の手順を示すフローチャートである。図16に示すフローチャートにおいて、まず、バッテリ残量時間を算出する(ステップS1601)。バッテリは、図6に示したシート電源層601が該当する。ステップS1601では、たとえば、時間経過に対する電圧降下の割合を示す式((V2−V1)/(t2−t1)=C)を下記の表1に示すバッテリの電圧降下曲線のグラフに当てはめて微分係数Cを求め、さらにこのCの値を下記の表2に示すルックアップテーブルに当てはめてバッテリの残量時間を求める。
Figure 2007206648
Figure 2007206648
次に、パラメータiを1にセットする(ステップS1602)。このパラメータiは、後述のバッテリ残量時間が十分あるか否かを判定する際に用いる。続いて、バッテリ残量が十分にあるか否かを判定する(ステップS1603)。この判定は、たとえば、現在のバッテリ残量をT、最大のバッテリ残量をT0とするとき、T≦T0/(i+1)を用いて行われる。
ステップS1603においてバッテリ残量が十分であると判定された場合(ステップS1603:Yes)は、現在表示がされている画像表示器の数を維持する(ステップS1604)。この後は、ステップS1601に戻る。
一方、ステップS1603においてバッテリ残量が不十分であると判定された場合(ステップS1603:No)は、現在表示がされている画像表示器の数を維持することができないので、画像表示器の表示可能数を求める(ステップS1605)。ここでは、たとえば、画像表示器の表示可能数をN、画像表示器の現在の表示可能数をN0とするとき、N=N0/(i+1)を用いて求めることができる。すなわち、表示可能数を現在の1/(i+1)と判断する(たとえば、16の画像表示器がある場合は、16→8→4→1のように判断する)。
次に、パラメータiをi+1にセットする(ステップS1606)。このパラメータi+1は、再度バッテリ残量時間が十分あるか否かを判定する際に用いる。続いて、表示可能な画像表示器の数を表示する(ステップS1607)。なお、表示可能な画像教示器の数が最低数である場合は、表示可能な数を表示する代わりに電源の切断を促す表示を行ってもよい。そして、表示可能な数の画像表示器で画像表示を行う(ステップS1608)。この後、ステップS1601へ戻り、再度バッテリ残量の算出を行う。
以上のように、実施例2の表示装置によれば、バッテリ残量を算出することに加えて、バッテリ残量に応じた表示装置の動作(省電力モードでの画像表示)を行うことができる。このため、バッテリの持続時間を延長させ、バッテリ切れによる急激な表示装置の電源切断を回避することができる。
この発明の実施の形態にかかる表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施例1の表示装置の形状を示す模式図である。 操作機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 操作機能および制御機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 操作機能および音声出力機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 操作機能および電源を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 変位検出機能を備えた画像表示器の構造の一例を示す図である。 変位検出フィルムの機能を説明するための図である。 変位検出フィルムの機能を説明するための図である。 実施例1にかかる表示装置における画像データの流れを説明するための図である。 実施例1にかかる表示装置全体の処理手順を示すフローチャートである。 ラストコンテンツデータの静止画面の表示処理の手順を示すフローチャートである。 ラストコンテンツデータを再生再開位置から再生する処理の手順を示すフローチャートである。 ヘッドホン出力処理の手順を示すフローチャートである。 デフォルト処理の手順を示すフローチャートである。 省電力モードでの画像表示処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100,200 表示装置
101 表示部
102 変位検出部
103 音声出力部
104 記憶部
105 スイッチ部
106 入出力部
107 電源部
108 制御部
109 バスライン
201,202 画像表示器
203a,203b,204a,204b,205 接続部材
206 透明電極
301 基盤層
302 ダミー半導体層
303 バスライン層
304 表示層
305 操作検出層
306 保護層
401 半導体層
501 振動層
601 シート電源層
701 変位検出フィルム

Claims (8)

  1. それぞれ独立した複数の画像表示器と、前記複数の画像表示器をそれぞれ接続する接続部材と、を備えて構成された折り畳み可能表示手段と、
    前記表示手段の変位を検出する変位検出手段と、
    コンテンツデータを記憶する記憶手段と、
    制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記変位検出手段の出力に基づいて前記表示手段の開閉を判断し、
    記憶手段に記憶されたコンテンツデータの再生を制御する、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記表示手段が開いたと判断した場合、前記表示手段への電源の供給を開始することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記表示手段が閉じたと判断した場合、前記表示手段への電源の供給を終了することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. さらに、電源手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記電源の残量時間あるいは電源残量を演算し、当該残量時間あるいは電源残量に基づいて、動作させる前記画像表示器の数を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の表示装置
  5. さらに、コンテンツデータを外部へ出力する出力する出力手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記表示装置の周辺に音響装置が存在するか否かを判断し、前記音響装置が存在した場合は、コンテンツデータ中のオーディオデータを前記音響装置に出力することを特徴とする請求項1〜4に記載の表示装置。
  6. さらに、コンテンツデータを外部へ出力する出力する出力手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記表示装置の周辺に第2の表示装置が存在するか否かを判断し、前記第2の表示装置が存在した場合は、コンテンツデータ中のビデオデータを前記第2の表示装置に出力することを特徴とする請求項1〜4に記載の表示装置。
  7. 前記画像表示器の各々は前記変位検出手段を介して接続されていることを特徴とする請求項1〜6に記載の表示装置。
  8. 前記表示手段は、
    各画像表示器間の接続部で山折りまたは谷折りが可能であり、前記接続部材を折り目として所定の規則性をもって折り畳むことにより、一軸方向への伸縮によって開閉自在に表構成されていること、を特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の表示装置。

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