JPH11272656A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH11272656A
JPH11272656A JP7397498A JP7397498A JPH11272656A JP H11272656 A JPH11272656 A JP H11272656A JP 7397498 A JP7397498 A JP 7397498A JP 7397498 A JP7397498 A JP 7397498A JP H11272656 A JPH11272656 A JP H11272656A
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Minako Kuwata
みな子 桑田
Shigeki Kuga
茂起 空閑
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置を背中合わせに折り畳んだ場合に、
背面の画面が他人に見られたり、携帯性が悪かったり、
電力が無駄であったり、対戦ゲームなどでは相手の手の
内が読み取られてしまうという課題がある。 【解決手段】 少なくとも、情報を格納する情報格納手
段と、回転可能で情報の表示を行う少なくとも2面を有
する表示手段と、表示情報の頁切り替えを行う頁切り替
え手段と、表示情報を制御する表示制御手段と、表示手
段の回転角度を感知するスイッチと、スイッチを動作さ
せるスイッチ押さえ手段を有する表示装置において、前
記表示制御手段は、見開きの表示手段間の回転角度が2
00度を超える場合に片方の表示手段の表示を非表示に
するように制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍のように見開
き可能な表示手段を用いてデータを表示する表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−148257号公報に示され
ている携帯型文書処理装置は、見開きの表示手段を持た
ない片面表示の携帯型文書処理装置に関するものであ
り、情報記録媒体の情報を読み取る入力部と、表示内容
の更新を行うページ送りスイッチと、1ページ分の表示
データを記憶するメモリと、1ページ分の表示データを
表示する表示部と、制御部で構成され、ページ送りキー
が押されれると1ページ分の表示データが表示バッファ
メモリにセットされ、表示バッファ内のデータが表示手
段に表示されるようになっており、本を捲りながら読む
感覚で文書を読んでいく技術が公開されている。
【0003】また、例えば特開昭63−116287号
公報に示されている表示装置は、見開き可能な表示手段
を有し、表示手段に表示するデータ量は表示画面分のみ
を一回づつ表示しても良いが、一度に両画面分のデータ
表示を行うことも可能になっている。また、一方の表示
部の表示を固定し、他方をタッチペン又はライトペン等
により読者に必要な形態に構成し修正させることもでき
るようになっている。さらに、上記片面を修正可能とす
るために、一度その外部入力端子よりの指示情報を表示
装置内のICメモリに保管しておき、必要なときに使用
者が外部キー操作により必要画面を表示せしめるように
なっている。
【0004】また、電子化された書籍などを表示する電
子ブックと呼ばれる表示装置があり、順送りと逆送りの
ボタンを押すことにより、頁送りを制御する技術は公知
である。
【0005】さらに、液晶一体型タブレットのように表
示手段の表面を指やペンなどの指示物で触ることによ
り、指示物の座標あるいは移動方向あるいは接触面積を
検出する技術が公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例における表示手段は片面表示であったり、見開き表示
の場合もお互いの表示画面を背中合わせに折り畳むこと
ができず、表示装置の専有面積が大きくなるという問題
があった。また、同じ理由により持ち運びにくいという
問題があった。
【0007】また、見開き表示手段を有する上記従来例
は、背中合わせの形状に折り畳みができないため、表示
装置の表示面積が大きくなると片手で持つことが極めて
困難であるという問題があった。
【0008】また、見開き表示手段を有する上記従来例
は、仮に背中合わせの形状に折り畳みができたとして
も、背面が常に表示されており、情報の機密保持の点で
問題があった。
【0009】また、見開き表示手段を有する上記従来例
は、仮に背中合わせの形状に折り畳みができたとして
も、目を通すことのできない背面が表示されており、消
費電力が無駄であるという問題があった。
【0010】また、上記従来例は対戦相手の手の内を隠
したほうが良いゲームなどの場合も、手の内が相手に容
易に見透かされるという問題があった。
【0011】本発明の目的は上記問題を解決するため、
背面合わせの折り畳みが可能で、見開きページの表示を
見開きページ間の角度に応じて制御することにより、小
型で、携帯性に優れ、片手で持て、省電力で、対戦ゲー
ムにも適した表示装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも、情報を格納する情報格納手段と、回転可能で情報
の表示を行う少なくとも2面を有する表示手段と、表示
情報の頁切り替えを行う頁切り替え手段と、表示情報を
制御する表示制御手段と、表示手段の回転角度を感知す
るスイッチと、スイッチを動作させるスイッチ押さえ手
段を有する表示装置において、前記表示制御手段は、見
開きの表示手段間の回転角度が200度を超える場合に
片方の表示手段の表示を非表示にするように制御するこ
とを特徴とする。さらに、上記スイッチは、見開きの表
示手段の一方の面に固定されており、見開きの表示手段
の他方の面に固定され回転角度を伝達するスイッチ押さ
え手段の圧力によりONあるいはOFFを制御すること
を特徴とする。
【0013】また、本発明の他の実施例によれば、少な
くとも、情報を格納する情報格納手段と、回転可能で情
報の表示を行う少なくとも2面を有する表示手段と、表
示情報の頁切り替えを行う頁切り替え手段と、表示情報
を制御する表示制御手段と、見開きの表示手段間の回転
角度が0度を超える場合に動作する第1のスイッチと、
見開きの表示手段間の回転角度が200度を超える場合
に動作する第2のスイッチを有する表示装置において、
前記第1のスイッチあるいは第2のスイッチのONある
いはOFFの状態に基づいて、見開いた表示手段の表示
あるいは非表示を制御することを特徴とする。また、上
記第1のスイッチ及び第2のスイッチは、見開きの表示
手段の一方に固定されており、見開きの表示手段の他方
に固定され回転角度を伝達する第1のスイッチあるいは
第2のスイッチに対応したそれぞれのスイッチ押さえ手
段の圧力によりONあるいはOFFを制御することを特
徴とする。さらに、上記第1のスイッチ及び第2のスイ
ッチを一つのスイッチで共用し、お互いに200度の角
度をなす突起部を有した第1のスイッチ押さえ手段ある
いは第2のスイッチ押さえ手段の回転により、第1のス
イッチあるいは第2のスイッチのONあるいはOFFを
制御し、第1のスイッチあるいは第2のスイッチのON
あるいはOFFの状態に基づいて見開いた表示手段の表
示あるいは非表示を制御することを特徴とする。
【0014】また、本発明の他の実施例によれば、少な
くとも、情報を格納する情報格納手段と、回転可能で情
報の表示を行う少なくとも2面を有する表示手段と、表
示情報の頁切り替えを行う頁切り替え手段と、表示情報
を制御する表示制御手段を有する表示装置において、上
記頁切り替え手段は指示物の接触面積を感知するもので
あり、見開きの表示手段が同時に指示物で接触され、接
触が定常状態になったときの見開きの表示手段間の接触
面積の差により見開きの表示手段の表示あるいは非表示
を制御することを特徴とする。さらに、上記表示制御手
段は、指示物の接触面積の大きい表示手段を非表示にす
ることを特徴とする。
【0015】更に、本発明の他の実施例によれば、少な
くとも、情報を格納する情報格納手段と、回転可能で情
報の表示を行う少なくとも2面を有する表示手段と、表
示情報の頁切り替えを行う頁切り替え手段と、情報入力
手段と、表示情報を制御する表示制御手段と、表示手段
間の回転角度が0度を超える場合に動作する第1のスイ
ッチと、表示手段間の回転角度が200度を超える場合
に動作する第2のスイッチと、表示手段間の回転角度が
300度を超え350度以下の場合に動作する第3のス
イッチを有する表示装置において、前記第1のスイッチ
乃至第3のスイッチのONあるいはOFFの状態に基づ
いて、見開いた表示手段の表示あるいは非表示を制御す
ることを特徴とする。さらに、上記表示手段は、見開き
の表示手段間の回転角度が300度を超え350度以下
の特定の角度で固定される固定手段を有することを特徴
とする。また、上記表示手段は、見開きの表示手段間の
回転角度が300度を超え350度以下の特定の角度で
固定した状態で、表示装置の移動を押さえるスリップ抑
止手段を表示手段の底部に有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1及び請求項2記
載の表示装置の電気的構成の一例を示すブロック図であ
る。情報格納手段1は、半導体メモリやハードディス
ク、MOなどの磁気メモリなどにより構成され、表示装
置に必要な情報を格納している手段である。表示手段2
は、液晶ディスプレイ、PDP、ELなどの平面ディス
プレイで構成され、書籍のようにとじ代の回転軸を中心
に表示面を回転できる手段である。なお、表示手段の表
示面は少なくとも2面があり、書籍のように2面以上の
表示面があってもよい。本発明では、説明を簡単にする
ため、以後見開き2面の表示装置の場合に限って説明を
加える。頁切り替え手段3は、表示手段に表示された頁
データの内容を切り替えるための手段であり、ユーザー
が頁切り替えの指示を行う。なお、以下本発明でいうユ
ーザーには人間などの動物の他に、ロボットなどの人工
物、ソフトウェアエージェントが含まれるものとする。
スイッチ4は、表示手段の回転角を感知する手段であ
り、ユーザがスイッチを押すことによりスイッチ動作を
行うようになっている。スイッチ押さえ手段5は、ユー
ザーのスイッチを押す動作を代用する手段である。表示
制御手段6は、スイッチの状態や頁切り替え手段の状態
に基づいて表示手段に表示される内容や、表示手段の状
態を制御するCPUなどの制御手段である。
【0017】図2(a)は、本発明の表示装置の概観の
一例を示す図であり、図2(b)は別の実施例の概観図
である。図2(a)において20及び21は表示手段で
あり22及び23は表示装置を回転するための結合部で
ある。本図では結合部は2個の場合を示しているが1個
であっても3個以上であっても本発明に影響はない。2
2及び23はその内部に存在する回転軸を中心に回転可
能になっている。24は表示手段間の回転角である。
【0018】図2(b)において25及び26は表示手
段であり、ヒンジ27で結合され回転できるようになっ
ている。以下本発明の説明では、特に断りがない場合は
図2(a)を基本に説明を加えていくことにする。な
お、表示手段は特に断りがない場合、電源が投入され頁
データが表示されているものとする。
【0019】図3は本発明の表示装置の横断面の一例を
示す図である。30は表示手段の回転軸であり、31は
表示手段を回転可能にする結合部であり、表示手段の片
面に繋がった構造をしている。32にはスイッチであ
り、その上部を押すことによりスイッチはON状態にな
り、上部に圧力がかからない場合はOFF状態になる。
33及び34は表示面であり、35及び36は表示面の
ための基板である。33と35あるいは34と36はそ
れぞれ一体になっており表示手段を形成する。なお、図
3は表示手段の回転角度が0度の場合を表したものにな
っている。
【0020】図4(a)は、上記結合部31とスイッチ
32との関係を説明するための模式図の例である。40
は表示手段を回転可能にする結合部であり、41は回転
軸であり、42はスイッチであり、43は回転方向であ
る。44はスイッチ押さえ手段であり、45は結合部の
回転角度0度の基線であり、46は表示手段間の回転角
度200度の基線である。
【0021】図4(b)は、スイッチ押さえ手段の別の
実施例を示す図であり、47は回転角度200度に設け
たスイッチ押さえ手段である。スイッチ押さえ手段は表
示手段に固定され表示手段を回転することによりスイッ
チに圧力をかけることができる構造になっている。
【0022】図5(a)、図5(b)、図5(c)は、
スイッチ押さえ手段による圧力とスイッチのONあるい
はOFFの状態の関係を説明するための図である。以
下、回転可能な結合部を有する表示手段を表示手段Aと
し、スイッチを有する表示手段を表示手段Bと呼ぶこと
にする。また、表示手段A及び表示手段Bは相互に回転
することが可能であるが、以下では簡単のために表示手
段Bは水平位置におかれ、表示手段Aを回転する場合を
例にとって説明する。
【0023】図5(a)、図5(b)、図5(c)にお
いて横軸は共通に表示手段Aと表示手段Bとの間の回転
角度である。単位は度であり、角度はスイッチとスイッ
チ押さえ手段の相互関係により1割程度の誤差を含むも
のである。なお、回転角度200度という角度は表示手
段Aと表示手段Bを反対側に折り曲げに入ることが確認
できる角度であり、回転角度360度は表示手段Aと表
示手段Bを背中合わせにした角度という意味を持つもの
である。縦軸の左側は共通にスイッチのONあるいはO
FFの状態を表している。右側の縦軸はスイッチ押さえ
手段によりスイッチに加えられる圧力を表している。
【0024】図5(a)における50は図4(a)のス
イッチ押さえ手段44によってスイッチに加えられる圧
力を示しており、その圧力によってスイッチは表示手段
間の回転角度が200度と360度の間でONになる
(51)。また、図5(b)における52は図4(b)
のスイッチ押さえ手段47によってスイッチ42に加え
られる圧力を表しており、53は、スイッチ押さえ手段
の圧力によるスイッチ42のONあるいはOFF状態を
表している。図5(c)は、図5(b)のスイッチのO
N時の信号を整形することで得られるスイッチの出力の
状態を示す図である。これは、例えばスイッチ42がO
Nになる場合の立ち上がりの信号でトリガーをかけ出力
がONになり、逆に表示手段間の回転角度を200度以
上にした後に、再び200度以下に戻す場合には、53
の信号の立ち下がり出力をクリアするようなフリップフ
ロップ回路で容易に図5(c)の54のようなスイッチ
のONあるいはOFF状態を作ることができる。
【0025】以上により、図4(a)の44のような形
態のスイッチ押さえ手段でも図4(b)の47のような
形態のスイッチ押さえ手段であっても表示手段間の角度
が200度を超え360度の間でONになるようにスイ
ッチを制御することができる。
【0026】スイッチの出力で、表示手段の表示を制御
するのは公知技術で実現することができる。表示手段の
表示を消すのは表示手段Aであっても表示手段Bであっ
てもよいが、本実施例ではスイッチ42がON状態にな
る場合に、表示手段Aの表示を消し、表示手段Bはその
まま表示しておくことにする。以上述べた方法により請
求項1及び請求項2に記載の発明を実現することが可能
である。
【0027】図6は請求項3及び請求項5に係わる表示
装置のブロック図の一例である。図1と同じ手段には同
じ番号を付しており、説明は省略する。7は第2のスイ
ッチであり、8は第2のスイッチ押さえ手段である。9
は第1のスイッチであり、10は第1のスイッチ押さえ
手段である。これらのスイッチあるいはスイッチ押さえ
手段は、例えば図2(a)の結合部23あるいはその周
辺に第1のスイッチ及び第1のスイッチ押さえ手段があ
り、22あるいはその周辺に第2のスイッチ及び第2の
スイッチ押さえ手段がある。そして第2のスイッチ及び
第2のスイッチ押さえ手段は図1乃至図5で説明したス
イッチ及びスイッチ押さえ手段であるものとする。以下
断りがない場合は上記のスイッチ押さえ手段の形態の中
で、図4(b)のタイプのもので説明を加える。
【0028】図7は第1のスイッチ及び第1のスイッチ
押さえ手段の断面図の一例である。70は表示手段Aと
表示手段Bの結合部であり、71は回転軸である。な
お、回転軸は第1のスイッチ押さえ手段及び第2のスイ
ッチ押さえ手段に共通である。72は第1のスイッチで
あり、75は回転角度0度の基線であり、76は回転角
度200度の基線であり、77は第1のスイッチ押さえ
手段であり、回転角度0度の基線に接して設けられ、結
合部70と一体化している。動作原理は、図4(b)で
述べたスイッチ及びスイッチ押さえ手段と同様で、回転
角度が200度で動作していたスイッチが0度を超えた
ところで動作するようになる。
【0029】図8は、第1及び第2のスイッチの出力状
態を表した図である。80は第1のスイッチの出力であ
り、スイッチ押さえ手段77の圧力により0度を越えた
ところで出力がONになる。81は第2のスイッチの出
力であり200度を超えたところで出力がONになる。
【0030】図9は、表示手段A及び表示手段Bを制御
するための論理表を表した図である。90は第1のスイ
ッチの状態を表しており(表中第1のスイッチをSW1
と省略)、91は第2のスイッチの状態を表しており
(表中第2のスイッチをSW2と省略)、92および9
3はそれぞれ表示手段Aあるいは表示手段Bの表示の状
態を表している。
【0031】上記の論理表に従って表示手段を制御する
ことにより、見開きの表示手段を閉じたときには両表示
手段が非表示になり、表示手段を開けると両画面が表示
になり、200度を越える角度に折り曲げると表示手段
Aを非表示にし、表示手段Bはそのまま表示する制御が
可能になる。
【0032】図10は本発明の請求項5にかかわるスイ
ッチ及びスイッチ押さえ手段の断面図の例である。この
図は図7をベースに図4(b)のスイッチ押さえ手段4
7を配置したものになっており、出力結果として図8が
得られ、図9に示すように表示手段を制御できるのは自
明である。
【0033】次に請求項6の実施例について説明する。
図1におけるスイッチ及びスイッチ押さえ手段あるいは
図6における第1のスイッチ、第2のスイッチ、第1の
スイッチ押さえ手段、第2のスイッチ押さえ手段を省い
た構成手段においても実施可能である。今まで陽に実施
例を示さなかった図2(b)タイプの表示手段を例にと
って説明をする。
【0034】図13(a)は、図2(b)タイプの表示
装置を上から見た図である。130は表示手段Aであ
り、131は見開きの他方の表示手段Bである。各表示
手段の内部あるいは各表示手段の表面には指示物の接触
位置を感知する静電結合、感圧、あるいは表示一体型の
タブレット装置が埋め込まれており、表示手段の表面を
例えば指で接触することにより接触の信号を表示制御手
段へ送ることができるようになっている。132は左手
の親指であり133は右手の親指である。すなわち図1
3(a)は両手で表示手段を保持しており、両親指で表
示装置を押さえ手のひらあるいはその他の指で表示手段
を支えている状態の図になっている。
【0035】図13(b)は130を回転させ、131と
背中合わせの状態にし片手例えば右手で表示装置を保持
したときの指と表示装置の接触面積を説明するための図
である。134は表示手段Aであり、135は表示手段
Bである。実際には表示手段Aは表示手段Bの裏側に折
り曲げられている。136は表示手段Aを支える指と表
示手段の接触領域であり、137は表示手段Bとそれを
押さえる指との間の接触領域である。この図で表すよう
に、通常人は現在見ている表示手段の表示面積が大きく
なるように、障害物となる指示物の面積を少なくするよ
うにし、かつ安定に装置を保持するため支えの側は表示
面積を大きくする。なお、接触面積は例えばタブレット
の接触検出点の数から容易に求めることができる。一
方、表示手段と指示物との接触は意図する以外にも起こ
りうるので、接触状態は定常化するのが望ましい。
【0036】従って、見開きの表示手段の双方が同時に
接触され、接触状態が定常化する例えば、接触状態が3
秒以上持続する場合に、見開き表示手段と指示物との接
触面積の差により表示手段の表示あるいは非表示を制御
することができる。接触面積の差は例えば、片方の接触
面積と他方の接触面積が20%以上異なる場合に制御を
かけることにより誤動作を避けることができる。
【0037】以上により、例えば図13(a)のように
両手で表示装置を支え両面を見ているときは、両表示手
段を表示にし、片手で表示装置を保持しているときは、
表示手段の片面を表示、反対側を非表示にするなどの制
御を行うことができる。なお、接触位置を検出するタブ
レットは表示面の内部あるいは表面に存在せず、表示面
とは別の表示装置を保持する場所にあっても良い。
【0038】上記に述べた方法、原理により表示手段と
指などの指示物との接触面積が大きい方の表示手段を非
表示にすることで、例えば表示装置を片手で保持してい
る場合に見ることのない裏側に当たる表示手段を非表示
にすることで、請求項7は実現可能である。
【0039】図11は本発明の請求項6及び請求項7の
他の実施例であり、図2(a)タイプの表示装置の横断
面の例を示した図である。表示装置は請求項1および請
求項2に記載のものであるとする。110は結合部であ
り回転軸111を中心に表示面117及びその基板11
5が360度回転できる構造になっている。112は1
17と116の角度が200度を超える位置に取りつけ
られたスイッチ押さえ手段である。117と115と1
10を総合したものが上記に述べた表示手段Aに相当す
る。一方116は他方の表示面であり、117はその基
板である。基板にはスイッチ113が設置されており、
112が113の上面に来たときに圧力を受けスイッチ
が入る構造になっている。116と114を合わせたも
のが表示手段Bに相当する。
【0040】表示手段A及び表示手段Bは、例えば表示
一体型のタブレット装置で構成されており、それらの表
面を指示物で接触すると接触位置を検出することができ
る。118及び119は、例えば、指で表示手段A及び
表示手段Bを接触した状態を表している。上記で述べた
ように119と表示手段Aとの接触面積は118と表示
手段Aとの接触面積より大きくなっている。
【0041】すでに上で述べたスイッチとスイッチ押さ
え手段の作用により表示手段Aと表示手段Bはその間の
回転角度が200度を越える場合にスイッチが動作する
ようになっている。請求項1および請求項2ではスイッ
チによりいずれか片方(説明を簡単にするため、表示手
段A)の表示手段を非表示にしており、このスイッチの
動作と、指示物と表示手段との接触面積の差の論理積を
取ることにより、見開きの表示手段が回転角度200度
を超えた場合に、指示物と表示手段の接触面積の大きい
方の表示手段を限定して非表示にすることができるのは
図12の論理表により自明である。
【0042】図14(a)、図14(b)、図14
(c)は本発明の請求項8及び請求項9にかかわる頁切
り替え手段の動作を説明するための図の一例である。1
40は表示手段Aであり、142は表示手段Bである。
141は表示手段A上に設けられた頁切り替え手段であ
り、143は表示手段Bの上に設けられた頁切り替え手
段である。141および143は表示手段の縦横中間点
で区切られる3角形の領域であり、文庫本などを片手で
もって頁捲りするときに頁捲り指のホームポジションに
なる領域である。この領域内に指示物例えば指を接触さ
せ、指を左から右に頁切り替え手段に接触させたまま移
動させることにより順方向の頁捲りができ、逆方向の指
の動作で逆順の頁捲りをするように制御することができ
る。なお、接触領域の移動方向は接触領域のベクトルを
時間的に追跡することで可能であり、従来技術で公知で
ある。頁切り替え手段は液晶表示一体型タブレットのよ
うに表示手段の全領域であってもよいが、図14(a)
のように表示手段の特定の領域に限定することによって
意図しない指の接触などによる誤動作を軽減させること
ができる。また、領域を限定する場合、領域の形状の頁
切り替え手段を構成することも可能であるが、例えば全
領域を表示一体型液晶タブレットとし、頁切り替え領域
内の接触のみを頁切り替え動作として制御することも可
能である。
【0043】図14(b)は頁切り替え手段の別の実施
例であり、表示手段の下方4分の1の領域を頁切り替え
手段にしたものである。図14(c)は表示手段の縦方
向の20%の領域と図14(a)の3角形の領域を合わ
せた領域を頁切り替え手段にしている。
【0044】図14(a)、図14(b)、図14
(c)に示すように、頁切り替え手段は見開き表示手段
の回転軸を対象に配置することにより、右利きの人も左
利きの人もあるいは右手でもっても左手でもっても違和
感なく表示装置の頁を捲ることができる。
【0045】次に請求項10にかかわる実施例について
説明を行う。本発明の表示装置は見開き2面の表示手段
の双方に情報を表示し見ることを基本に設計されてい
る。これは頁制御手段あるいは表示手段内に表示頁に必
要な頁バッファメモリを用意し、頁切り替え手段の指示
に従い情報格納手段から逐次表示頁に相当するデータを
頁バッファに取り込むことによって実現される。例え
ば、2頁分の頁バッファを用意しておき、頁切り替え手
段から頁切り替え指示信号が発生されたときに、頁バッ
ファを埋める2頁分の情報を情報格納手段から頁バッフ
ァに取り込むようにデータ取り込み管理用のポインタを
管理するか、1頁分を頁バッファを用意し2回情報を読
み込むように管理することにより見開き両面に情報を表
示することが可能である。請求項1乃至請求項9により
表示手段の片方が消された場合は、表示手段の片方を非
表示にする制御信号を捕らえ、頁バッファに取り込む情
報の量を1頁分にするかあるいは取り込む回数を1頁見
合いの回数に減らすことによって頁切り替えを制御する
ことができる。
【0046】次に請求項11にかかわる実施例について
説明する。これは、請求項1乃至請求項9に記載の表示
装置を用い、折り畳んで使用する場合に例えば現在読ん
でいた頁に関心の高い情報が表示されており、当該頁が
非表示の制御を受ける場合の課題を解消するためのもの
である。これは例えば、表示手段の片方を非表示にする
信号を捕らえ、今まで表示していた2頁分の表示バッフ
ァの内容を1頁に圧縮し、当該圧縮されたデータに表示
頁の表示バッファの内容を書き換えることで実現でき
る。頁の圧縮の方法は従来技術が利用可能であり、例え
ば表示情報がテキスト情報のみであれば文字フォントの
大きさを小さくすることで、イメージデータの場合はデ
ータの間引きをすることで実現できる。
【0047】なお、2頁分を片側に表示するのは片側の
表示手段が消された瞬間の2頁のみに限定し、前後の頁
は通常の1ページ表示に戻すように制御することも、そ
のまま2頁分を縮小して表示するように制御することも
頁バッファに取り込むデータ取り込み管理用のポインタ
ーを管理することで可能である。
【0048】図19は、本発明の請求項12乃至請求項
14にかかわる表示装置のブロック図の例を示した図で
ある。図6と同じ手段には同じ番号を用いており、説明
は省略する。191は第3のスイッチであり、表示手段
間の回転角度が300度を超え350度以下で動作する
ようになっている。詳細については以下で説明する。1
90は第3のスイッチ押さえ手段であり、詳細は後で説
明する。192は表示装置の移動を防止するためのスリ
ップ防止手段である。193は、文章入力あるいはゲー
ムを実行するためのペン、指、キーボード、機能キー、
ジョイスティックなどゲーム、文章入力などを実施する
ための情報入力手段である。ペンや指のように表示手段
に直接入力、接触して入力する場合と、入力装置と有線
あるいは無線で結合して使う場合がある。図19中の1
90乃至193以外の実施例は請求項3乃至請求項5で
の中で述べたので説明を省略する。
【0049】図15は、請求項12及び請求項13にか
かわる実施例を説明するための表示装置の断面図の例で
ある。150は表示手段Aであり、151は表示手段B
であり、表示手段Aと表示手段Bは回転角度300度か
ら350度の間にある状態を示している。152は両方
の表示手段を結合する回転可能な結合部である。
【0050】図16は第1および第2および第3のスイ
ッチを共通にしたスイッチとスイッチを角度に応じて動
作させるためのスイッチ押さえ手段を説明するための概
念図である。160は結合部であり結合部の回りに回転
角度0度の位置に第1のスイッチ押さえ手段(16
2)、回転角度200度の位置に第2のスイッチ押さえ
手段(164)、回転角度300度から350度に続く
位置に第3のスイッチ押さえ手段(166)が結合部に
一体化されて設けられている。161は第1および第2
および第3のスイッチを兼用するスイッチである。16
3、165、167、168はそれぞれ回転角度0度、
200度、300度、及び350度を示す説明のための
基線である。
【0051】動作原理は、請求項1乃至請求項5で説明
したものと同一である。ここでは図17に示す論理関係
で表示手段の表示を制御する。170はスイッチ1の状
態であり、171はスイッチ2の状態であり、172は
スイッチ3の状態であり、173は表示手段Aの表示の
状態であり、174は表示手段Bの表示の状態である。
図17の論理表により表示装置の蓋を閉めた状態に当た
る表示手段の回転角度が0度の時は見開き双方の表示手
段の表示が消され、蓋を開けると見開き双方の表示手段
が表示され、200度を超える回転角度以上に表示手段
を回転させると裏側に当たる表示手段のみが非表示にな
り、更に表示手段を回転させ回転角度が300度を越え
350度の間では見開き双方の表示手段が再び表示さ
れ、表示手段を背中合わせにした回転角度350度を超
え、360度の間では再び裏側の表示手段のみを非表示
にする制御が可能になる。
【0052】300度を超え350度の間で表示手段の
双方を表示状態にするのは例えば表示装置を双方の操作
の手の内が見えるとまずい対戦ゲームマシン等として使
う場合に適しており、図15のように表示手段を折り曲
げて使う。従って、表示装置を主にゲームマシンとして
使うような場合はスイッチ2およびその押さえ手段を省
略した形もありえ、上で述べた方法で実施可能である。
【0053】図18(a)、図18(b)は請求項13
を説明するための固定手段の実施例の概念図の例であ
る。180は結合部であり、181は表示手段の回転角
度が300度と350度の間に設けられた第3のスイッ
チ用のスイッチ押さえ手段であり、182は第3のスイ
ッチである。183は第3のスイッチ押さえ手段が嵌合
するように第3のスイッチに作成された固定手段であ
り、回転角度を300度と350度の間の特定の角度で
固定させることができる。回転角度を特定角度から移動
させる場合は、通常結合を回転させる場合より強い力で
回転させることにより嵌め合わせから抜け出すことがで
きる。
【0054】図18(b)は片方の表示手段に設けられ
たピン(184)と他方の表示手段に設けられ設けられ
た引っかけ(185)により表示手段間の角度が300
度を超え350度以下の特定の角度で固定するようにし
た固定手段の例であり、ピン及び引っかけの位置と引っ
かけの長さにより角度を固定することができる。図18
(b)の中のその他の番号は図15と同じなので説明を
省略する。
【0055】なお、請求項12及び請求項13で第3の
スイッチを他のスイッチとは異なるものとしてきたが請
求項5で述べた方法により第1あるいは第2のスイッチ
のいずれかあるいは第1、第2のスイッチのすべてと共
通にすることもできる。
【0056】図20(a)及び図20(b)は、請求項
14を説明するための実施例を示すスリップ防止手段の
横断面図の例である。図20(a)において、図15と
同じ手段には同じ番号を付しているので説明を省略す
る。本発明は表示手段が表示一体型タブレットでできて
おり、表示手段を指やペンで押さえて情報を入力する場
合に特に有効である。200及び201は表示装置の移
動を防止するスリップ防止手段であり、ゴムのように摩
擦係数の大きい材料あるいは、表面に摩擦係数を高める
加工をして滑りぬくくした材料で作られている。図20
(b)は、スリップ防止手段の別の実施例である。20
2は見開き表示手段を保持する台座になっており、見開
き表示手段の回転角度が300度を超え350度以下の
特定の角度で固定したときに表示手段の端部が嵌め合わ
されるようになっており、請求項13の固定手段を兼ね
ている。203は台座の滑りを防ぐためのスリップ防止
手段であり、ゴムのように摩擦係数の大きい材料あるい
は、表面に摩擦係数を高める加工をして滑りぬくくした
材料で作られている。
【0057】また、請求項12乃至請求項14では、第
1あるいは第2のスイッチ及び第1あるいは第2のスイ
ッチ押さえ手段は必須手段としてきたが、表示装置の目
的によっては、第1あるいは第2のスイッチ及びだい1
あるいは第2のスイッチ押さえ手段の一部あるいは双方
が無い場合も上記の実施例で実現可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明に従えば、見開き両面の表示手段
を0度から360度まで回転可能であり、必要に応じて
表示装置の専有面積を小さくできるという効果がある。
また、このことにより携帯性に優れる表示装置が実現で
きるという効果がある。
【0059】また、本発明によれば、背中合わせの形状
に折り畳むことが可能であり、表示装置の表示面積が大
きくなっても容易に片手で持つことができるという効果
がある。
【0060】また、本発明によれば、表示装置を折り畳
んだ場合に背面の表示装置を非表示にすることができる
ので、電車の中のような人混みの中でも背面の情報を見
られることはなく、情報の機密保持の点で効果がある。
【0061】また、本発明によれば、表示装置を片手で
持ったホームポジションの位置に頁切り替え手段が来る
ようになっているので、片手で表示装置の頁捲りができ
るという効果がある。
【0062】また、本発明によれば、頁切り替え手段は
回転軸に対して対象に配置されているので左右いづれの
片手でもっても使い勝手がよいという効果がある。
【0063】また、本発明によれば、表示装置を折り曲
げた場合に目を通すことのできない背面の表示を非表示
にすることができるので消費電力を低減させるという効
果がある。
【0064】更に、本発明によれば、対面の操作を隠す
ついたてとしての効果があり、対戦ゲームマシンなどと
として相手の手の内の操作を隠せるという効果がある。
【0065】また、本発明によれば、表示手段あるいは
スリップ防止手段により表示装置のずれを防ぐことがで
き、ゲームなどの操作を快適に行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2記載の表示装置の電気的
構成の一例を示すブロック図である。
【図2】同図(a)及び同図(b)は、本発明の表示装
置の概観の一例を示す図である。
【図3】表示装置の横断面の一例を示す図である。
【図4】同図(a)及び同図(b)は結合部31とスイ
ッチ32との関係及びスイッチ押さえ手段の実施例を示
す図である。
【図5】同図(a)及び同図(b)及び同図(c)はス
イッチ押さえ手段による圧力とスイッチのONあるいは
OFFの状態の関係を説明するための図である。
【図6】請求項3及び請求項5に係わる表示装置のブロ
ック図の一例である。
【図7】第1のスイッチ及び第2のスイッチの断面図の
一例である。
【図8】第1及び第2のスイッチの出力状態を表した図
である。
【図9】表示手段の制御結果を表す図である。
【図10】スイッチ押さえ手段47を配置した図であ
る。
【図11】表示装置の横断面の例を示した図である。
【図12】論理表を表した図である。
【図13】同図(a)は表示装置を上から見た図であ
り、同図(b)は指示物と表示装置の接触面積を説明す
るための図である。
【図14】同図(a)及び同図(b)及び同図(c)は
頁切り替え手段の動作を説明するための図の一例であ
る。
【図15】表示装置の断面図の例である。
【図16】スイッチ押さえ手段を説明するための概念図
である。
【図17】論理表を表した図である。
【図18】同図(a)及び同図(b)は請求項13を説
明するための固定手段の実施例の概念図の例である。
【図19】請求項12乃至請求項14の実施例を説明す
るためのブロック図の例である。
【図20】同図(a)及び同図(b)はスリップ防止手
段の実施例を説明するための横断面図の例である。
【符号の説明】
1 情報格納手段 2 表示手段 3 頁切り替え手段 4 スイッチ 5 スイッチ押さえ手段 6 表示制御手段

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、情報を格納する情報格納手
    段と、回転可能で情報の表示を行う少なくとも2面を有
    する表示手段と、表示情報の頁切り替えを行う頁切り替
    え手段と、表示情報を制御する表示制御手段と、表示手
    段の回転角度を感知するスイッチと、スイッチを動作さ
    せるスイッチ押さえ手段を有する表示装置において、前
    記表示制御手段は、見開きの表示手段間の回転角度が2
    00度を超える場合に片方の表示手段の表示を非表示に
    するように制御することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチは、見開きの表示手段の一
    方の面に固定されており、見開きの表示手段の他方の面
    に固定され回転角度を伝達するスイッチ押さえ手段の圧
    力によりONあるいはOFFを制御することを特徴とす
    る請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも、情報を格納する情報格納手
    段と、回転可能で情報の表示を行う少なくとも2面を有
    する表示手段と、表示情報の頁切り替えを行う頁切り替
    え手段と、表示情報を制御する表示制御手段と、見開き
    の表示手段間の回転角度が0度を超える場合に動作する
    第1のスイッチと、見開きの表示手段間の回転角度が2
    00度を超える場合に動作する第2のスイッチを有する
    表示装置において、前記第1のスイッチあるいは第2の
    スイッチのONあるいはOFFの状態に基づいて、見開
    いた表示手段の表示あるいは非表示を制御することを特
    徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のスイッチ及び第2のスイッチ
    は、見開きの表示手段の一方に固定されており、見開き
    の表示手段の他方に固定され回転角度を伝達する第1の
    スイッチあるいは第2のスイッチに対応したそれぞれの
    スイッチ押さえ手段の圧力によりONあるいはOFFを
    制御することを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のスイッチ及び第2のスイッチ
    を一つのスイッチで共用し、お互いに200度の角度を
    なす突起部を有した第1のスイッチ押さえ手段あるいは
    第2のスイッチ押さえ手段の回転により、第1のスイッ
    チあるいは第2のスイッチのONあるいはOFFを制御
    し、第1のスイッチあるいは第2のスイッチのONある
    いはOFFの状態に基づいて見開いた表示手段の表示あ
    るいは非表示を制御することを特徴とする請求項4記載
    の表示装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも、情報を格納する情報格納手
    段と、回転可能で情報の表示を行う少なくとも2面を有
    する表示手段と、表示情報の頁切り替えを行う頁切り替
    え手段と、表示情報を制御する表示制御手段を有する表
    示装置において、上記頁切り替え手段は指示物の接触面
    積を感知するものであり、見開きの表示手段が同時に指
    示物で接触され、接触が定常状態になったときの見開き
    の表示手段間の接触面積の差により見開きの表示手段の
    表示あるいは非表示を制御することを特徴とする表示装
    置。
  7. 【請求項7】 上記表示制御手段は、指示物の接触面積
    の大きい表示手段を非表示にすることを特徴とする請求
    項1乃至請求項6記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 上記頁切り替え手段は表示手段の各表示
    面の全面あるいは特定領域に設けられ、指示物と表示手
    段との接触領域の移動方向に基づいて頁切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の表示装
    置。
  9. 【請求項9】 上記頁切り替え手段は表示手段の回転軸
    に対し見開き頁に対象に配置されていることを特徴とす
    る請求項8記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 上記頁切り替え手段は表示手段の見開
    きの両面が表示されている場合は2頁を基本とする頁切
    り替えを行い、表示手段の見開きの片面が表示されてい
    る場合は1頁を基本とする頁切り替えを行うことを特徴
    とする請求項1乃至請求項9記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 上記頁切り替え手段は見開きの表示手
    段の片方が非表示になる場合に、非表示になるまで表示
    されていた両頁の内容を1頁に縮小し、表示可能な表示
    手段に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項9
    記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも、情報を格納する情報格納
    手段と、回転可能で情報の表示を行う少なくとも2面を
    有する表示手段と、表示情報の頁切り替えを行う頁切り
    替え手段と、表示情報を制御する表示制御手段と、情報
    入力手段と、表示手段間の回転角度が0度を超える場合
    に動作する第1のスイッチと、表示手段間の回転角度が
    200度を超える場合に動作する第2のスイッチと、表
    示手段間の回転角度が300度を超え350度以下の場
    合に動作する第3のスイッチを有する表示装置におい
    て、前記第1のスイッチ乃至第3のスイッチのONある
    いはOFFの状態に基づいて、見開いた表示手段の表示
    あるいは非表示を制御することを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 上記表示手段は、見開きの表示手段間
    の回転角度が300度を超え350度以下の特定の角度
    で固定される固定手段を有することを特徴とする請求項
    12記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 上記表示手段は、見開きの表示手段間
    の回転角度が300度を超え350度以下の特定の角度
    で固定した状態で、表示装置の移動を押さえるスリップ
    抑止手段を表示手段の底部に有することを特徴とする請
    求項12記載の表示装置。
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