JPH08286612A - 期間表示器 - Google Patents

期間表示器

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JPH08286612A
JPH08286612A JP13984695A JP13984695A JPH08286612A JP H08286612 A JPH08286612 A JP H08286612A JP 13984695 A JP13984695 A JP 13984695A JP 13984695 A JP13984695 A JP 13984695A JP H08286612 A JPH08286612 A JP H08286612A
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川 元 洋 大
Mitsunobu Yamamoto
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Mishima Paper Manufacturing Co Ltd
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MISHIMA SEISHI KK
Mishima Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用初期と使用終期の両時点において異なる記
号表示を明確かつ均一に表示させ得る期間表示器を提供
するにある。 【構成】期間表示器Aは、液体5を含有する表示基板1
の部分を形成する液体透過性を呈するシート状の基板材
2を備える。この基板材2面上には下層の第一表示層3
とこれを完全に被覆する上層の第二表示層4とが形成さ
れている。第一表示層3は液体透過性で液体含有時に光
に対し高反射率を呈し平面形が一定の表示記号形をな
し、また第二表示層4は液体透過性で液体含有時に光に
対し低屈折率を呈し平面形が一定の表示記号形をなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、期間の初期乃至有効期
間中の表示と期間終期における表示とを別異に表示させ
ることを可能とする、常温揮散性の液体を含有するシー
ト状の期間表示器の新規な構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、含有液体の残存量に応じて表面上
に一定の表示を現出させる形式の期間表示器が既に開発
されるに至っている。例えば、実公平5−938号公
報、特公昭63−24961号公報などに開示されてい
る期間表示器である。
【0003】具体的には、上記前者は図23に示す期間
表示器45であり、不織布等の液体浸透性の基板材46
の表面上に、液体浸透性で光に対し低屈折率性の表示層
47を形成した表示基板中に常温揮散性の液体5が含有
されてなる。なお、48は支持プレートである。
【0004】この期間表示器45では、含有液体5が表
示層47にも浸透し透明化される結果、当初乃至有効期
間中は基板材46の表面全体が露呈されるが、この表示
層47から液体5が消失してしまう期間終期において
は、この表示層47が不透明化されることによって表示
機能が発揮される。
【0005】また、前記後者は図24に示す期間表示器
50であり、不織布等の液体浸透性の基板材51の表面
上に、液体不透過性材による表示層52とこの表示層5
2を被覆するように塗布された隠蔽層53とを形成した
表示基板中に液体5が含有されてなる。なお、54は支
持プレートである。
【0006】この期間表示器50では、含有液体5が隠
蔽層53にも浸透し透明化される結果、当初乃至有効期
間中は表示層52及び基板材51の表面部分が露呈され
るが、隠蔽層53から液体5が消失してしまう期間終期
においては、この隠蔽層53が不透明化されることによ
って隠蔽層53の呈色が露呈されるに伴って、表示層5
2が隠蔽される結果、表示機能が発揮される。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】このように、従来の期
間表示器による表示機能は、表示器表面における着色の
変化は除いて、使用終期かあるいは使用初期乃至有効期
間中かのいずれかの時点において、所定の記号表示が現
われるように機能するに過ぎなかった。このため、有効
期間中を含めて使用初期及び使用終期について適切な記
号で表示するように機能させることはできなかった。
【0008】また、特に期間表示器50では、表示層5
3が液体不透過性材で形成されるため使用途中におい
て、図21及び図22で示すように、表示層52の周辺
で含有液体5の偏りが生じ、この結果表示が不均一とな
る欠点がある。
【0009】即ち、表示層52付近ではその上層をなす
隠蔽層53部分において存在する液体5が使用早期に揮
散消失状態となる欠点がある。即ち、その下層をなす基
板材51部分では液体5が滞留してしまう。このため、
この表示層52の周囲からの液体5の供給量の違いに応
じて、隠蔽層53について透明化部分53aと不透明化
部分53bとが生じるからである。
【0010】そこで、本発明はシート状の期間表示器に
ついて、使用初期と使用終期の両時点において異なる記
号表示を明確かつ均一に表示させ得る構成のものとして
提供することを目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では期間表示器につき次のように構成し
た。即ち、液体透過性を呈するシート状の基板材面上に
液体透過性で液体含有時に光に対し基板材面より高い反
射率を呈する平面形が一定の表示記号形の第一表示層と
液体透過性で液体含有時に光に対し低屈折率を呈する平
面形が一定の表示記号形の第二表示層とを備える表示基
板、この表示基板中に常温揮散性の液体が含有されてな
ることを特徴とする。
【0012】この発明において、基板材としては板紙、
合成繊維混抄紙を含む紙材、不織布、フェルト状織物、
無機繊維など、液体保持の能力があると共に、液体の揮
散状態に応じて順次残存する含有液体を移行させ得る含
有液体に対し化学的に不活性なものを用いることができ
る。
【0013】また、第一表示層は液体含有時に光に対し
て比較的に高い屈折率で高い反射率を呈する、セリサイ
ト、タルク、カオリン、ケイ酸アルミニウム、焼成クレ
ー、炭酸カルシウム、二酸化チタン(アナターゼ型ある
いはルチル型)等の粉末着色料にバインダーを混合した
形成材によることができる、また表示の識別性を高める
ため染料又は顔料等の着色剤を加えることができる。な
おバインダーとしては酢酸ビニル、EVA、NBR、S
BN、アクリル系その他のラテックスなどを用いること
ができる。
【0014】また、第二表示層は液体含有時に光に対し
低屈折率を呈する、無定形シリカ、カオリン、炭酸カル
シウム等の白色顔料、プラスチックピグメントと称され
る微粉粒体などにバインダーを混合した形成材によるこ
とができる。また第一表示層と同様の着色剤を加えるこ
とができるが、液体含有時に表示されないように基板材
面の呈色と同系色あるいは視覚的に識別できない色であ
ることが条件となる。なお、バインダーとしては前記し
たもののほか、アクリル樹脂、ポリプロピレン等の合成
樹脂材、CMC等の水溶性高分子などによることができ
る。
【0015】第一表示層と第二表示層に用いられる着色
料については、液体含有時において第一表示層での光反
射率が基板材面に対し、緑色のフィルターを通した照射
光についての反射率であるハンター反射率の値につい
て、少なくとも2.5%以上好ましくは7.0%以上
で、第二表示層は基板材面に対し2.5%以下であれ
ば、その組み合わせは特に制限されない。なお、反射率
は含有される液体の種類によって異なることから、両者
の組み合わせはそれに応じて異なってくる。また、反射
率は表示層の厚さが増すほど高くなるため、第一表示層
を第二表示層より厚くすることによって両者間の反射率
の差を大きくすることで両者の組み合わせを決定するこ
とができる。
【0016】また、第一及び第二の表示層が、例えば、
炭酸カルシウムなど同種の材料で形成される場合が考え
られるが、この場合には炭酸カルシウムについて光に対
する反射率に差異がある異なる結晶型のアラゴナイト型
のもので第一表示層を形成し、カルサイト型のもので第
二表示層を形成することとし、さらに後記するところに
従って各層の厚さを適宜に調整することによって、各表
示層の特性をそれぞれ発揮させるように構成することが
できる。
【0017】また、各表示層におけるバインダーの配合
量は、用いる着色料の種類とバインダーの種類、さらに
は各表示層の形成方法によって一概に定まらないが、着
色料を十分に固定するに足る量以上であってかつ有効な
液体透過性が得られる量以下であることが要件とされ
る。塗布方式の場合は、一般に着色料100重量部に対
しバインダー10〜30重量部であることが好ましく、
また印刷法による場合、特に、スクリーン印刷により表
示層が形成される場合にあっては着色料100重量部に
対しバインダー50重量部の程度の量であることが好ま
しく、場合によっては高分子物質等を粘度調整剤として
混入することもできる。
【0018】また、色彩については特に前記した各表示
層が重層されて構成される場合には、第一表示層では液
体含有時においてその表示記号を鮮明に明示すると共
に、液体の消失時には第二表示層によって十分に隠蔽さ
れ得る着色であること、また第二表示層では液体含有時
に識別されない呈色であり、液体消失時に第一表示層を
十分に隠蔽し得る着色でかつ基板材面の呈色よりかなり
明るい色であることが好ましい。また、各表示層の重層
する部分は液体含有時において、第一表示層は透明化さ
れるものの第一表示層による表示記号の呈色は、各表示
層の着色に応じた混色となるから多様な色彩のものとし
て構成できる。なお、製造が容易な点から各表示層とも
白色乃至これに近い着色であることが好ましい。
【0019】また、各表示層における塗布厚は、上記し
た機能を発揮するのに適応する厚さであることが要件と
され用いる着色料の種類及び配合量によつて異なるが、
例えば、カオリンが第二表示層の着色料として用いられ
る形成材による場合には、4〜100g/m2(dry)の
塗布厚とすることができる。なお、第一表示層の塗布厚
については液体含有時に不透明状態を保持するに足る厚
さを上記の範囲で適宜設定できる。
【0020】また、各表示層はそれぞれその平面形が一
定の表示記号形をなすように形成される。この各表示記
号形はそれぞれ全く別の形状であってもよく、また各表
示層について重複部分を有するか若しくは有する組合わ
せ状態で一定の表示記号形を呈するものであってもよ
い。なお、この各表示層の一定の表示記号形は第一表示
層の全面が第二表示層によって被覆される形態の場合に
はそれぞれ制限を受ける。
【0021】また、各表示層の形成方法は、順に塗布す
る方法によってもよいが、シルクスクーン印刷、オフセ
ット印刷、グラビア印刷など機械的な印刷法によっても
よい。また、上記した各表示層を伴う表示基板には、そ
の基板材の他片面上にポリプロピレン等の合成樹脂材、
ガラス材などの液体不透過性材からなるプレート状乃至
フィルム状のカバー材を積層し、さらにはこのカバー材
面上に接着剤乃至粘着剤の層を形成したものを含めるこ
とができる。
【0022】また、基板材の両平面上に前記した各表示
層を形成したもの、また上記したカバー材の両平面上に
前記した片面上に各表示層を形成した基板材を積層した
表示基板とすることもできる。
【0023】また、基板材面上には前記した第一表示層
と同様の形成材に着色剤を加えた比較的濃い色の着色層
が形成されていてもよい。この場合、前記した各表示層
はこの着色層を介して基板材面上に形成されることにな
る。
【0024】また、上記したような表示基板の形状及び
大きさについては、期間表示器としての使用目的に応じ
て任意に決定でき特に制限はないが、例えば、10mm×
28mm×150μm厚の短形状平面のものとすることが
できる。
【0025】また、上記した表示基板中に含有すべき液
体については、当該表示基板に対し浸透性を有すると共
に化学的に不活性な常温揮散性の液体を表示すべき期間
の長短、使用目的に応じて適宜選択することができる。
例えば、短期間表示には、水、エタノール等のアルコー
ル、酢酸イソアミル等、また長期間表示には、グリセリ
ンや、プロピレングリコール、トリエチレングリコール
等のグリコール、リナロール、ゲラニオール等の芳香
剤、また1ケ月以上に亘る長期間表示には、ラウリルア
ルコール、フタル酸ジエチル、安息香酸ベンジル、ミリ
スチン酸イソプロピル、シリコン油など、またこれらの
混合液、例えば水溶液を用いることができる。
【0026】また、この含有液体については、常温揮散
性であってそれ自体あるいはその蒸気が一定の機能、例
えば、殺虫作用、防虫作用などを有効に発揮する液剤で
あってもよい。例えば、0−(2,2−ジクロロビニ
ル)−0,0−ジメチルホスフェイト、4−メチル−4
−ヘプテン−1−イン−3−イルd−シス,トランスク
リサンテマート、2,3,4,5,6−ペンタフルオロ
ベンジル、2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロ
エテニル)−シクロプロパン−1−カルボキシレートな
どの油液状剤を挙げることができる。
【0027】また、この液体にはほぼ均一に混合し得る
揮発調整剤などの他機能成分を当該液体の表示機能に影
響しない範囲の配合量で適宜配合することができる。揮
発調整剤としては、例えば、流動パラフィン、ホホバオ
イル、シリコン油、ヒマシ油、パイン油、ハッカ油など
であり、これらは好ましくは20重量%以下の量で配合
することができる。
【0028】また、この含有すべき液体を前記表示基板
中に含有させる方法としては、浸漬法、注入法、滴下含
浸法等の既知の方法によることができる。
【0029】また、液体の含有量については液体の種
類、表示期間の違いによって異なって一概に定まらな
い。この量は基板材の種類や大きさ、厚さ等によって調
整される。なお、含有形態は機能表示に応じて表示基板
の全体に渡って十分な量が含有保持される。例えば、基
板材が10mm×30mm×0.1mm厚の紙状材であって、
液体が油液状のジメチルホスフェイトである場合には、
40mg〜60mgの含有量が好ましい量となる。
【0030】
【作用】本発明においては次のような作用が生じる。先
ず、表示基板中に液体が十分に含有されると、当初、含
有液体は主に基板材中に保持されるが、その一部は第一
表示層及び第二表示層にも浸透する。このとき、第一表
示層はその光に対し基板材面より高い反射率を呈するた
め不透明状態が維持されるが、第二表示層ではその光に
対する低屈折率性により透明化乃至基板材面の呈色と色
調につき同化される。この結果、表示面上では第一表示
層に基づく記号表示のみが現われる。
【0031】次いで有効期間中、液体は表示面等から次
第に揮散消失するが、各表示層は基板材と比較して高密
度状態で構成されているため、物理的に基板材中の液体
に対しては吸引作用が生じると共に、比較的に長い時間
液体が滞留する。このため、表示期間の終期に近い時点
においても、第二表示層の透明化乃至同化状態は継続し
て第一表示層による有効期間表示が維持される。
【0032】また、第二表示層中に存在する液体量が減
少傾向になるとき、この第二表示層では次第に不透明化
傾向となって、ほぼ完全に消失するに至って不透明化状
態となる。この不透明化は第一表示層を隠蔽状態とな
し、この結果、表示面では第二表示層の表示記号が現わ
れる。なおこの際、この記号表示が第二表示層との重畳
部分を除いた第一表示層の部分を含むように構成されて
いる場合には、その第一表示層の部分を含んだ表示記号
が現われる。
【0033】このような作用は、片面上に前記カバー材
を備える表示基板によってなる場合には、その他片面上
の表示面に偏して生じるし、また両平面上に表示面を備
える表示基板によってなる場合には、その両表示面上で
生じる。
【0034】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。先ず、実
施例での期間表示器Aを図1及び図2に示した。この期
間表示器Aは表示基板1と、これに含有された常温揮散
性の液体5とからなる。
【0035】表示基板1は、液体浸透性の基板材2の一
片面上に所定の記号形状をなす第一表示層3を積層し、
さらにこの第一表示層3を完全に被覆する状態で所定の
記号形状をなす第二表示層4が積層されて表示面が形成
されてなる。
【0036】なお、これらの各表示層3及び4は、いず
れも液体透過性を呈する材料であって、しかも液体含有
時に第二表示層4は透明化状態が得られる低屈折率を呈
し、また第一表示層3は基板材2面上の記号形態を識別
し得る程度の基板材2面との光に対する反射率の差を有
するようにそれぞれ形成されている。
【0037】また、基板材2の他片面上には液体不透性
の支持プレート6及び粘着剤7が順に積層されてなる。
【0038】このような表示基板1に対し液体5は基板
材2中に含浸されることになるが、この液体5の含有時
において液体5は各表示層3及び4にも浸透する。この
ため第二表示層4が透明化される結果、その表示面上に
は第一表示層3が現われることになる。この状態を入射
光8の反射面を明示することにより図2に示した。
【0039】このように構成される期間表示器Aについ
ては、使用時において含有液体5がその常温揮散性に応
じて、その表示面を介して外部へと順次揮散する。従っ
て、含有液体5は基板材2中において次第にその含有量
が減少するが、図3及び図4に示すように、基板材2に
比して高い密度状態にある各表示層3及び4中へ残留す
る含有液体5へと吸着移動する傾向となる。
【0040】このため、表示期間の末期にあっても、各
表示層3及び4における上記高密度性に基づく含有液体
5の残留傾向と相俟って、各表示層3及び4中には基板
材2部分に比してより多量の液体5が残留することにな
る。この結果、表示期間の末期にまで第二表示層4の透
明化状態が維持され、その終期直前にまでその有効期間
表示が保持される。なお、5aは含有液体5の揮散ガス
を示す。
【0041】また、図5及び図6には、期間表示器Aに
おける表示期間の終期の状態を示した。この時点におい
て、含有液体5のほとんどが各表示層3及び4を含めて
表示基板中から消失する。この際、特に第二表示層4が
不透明化して第一表示層3を隠蔽する結果、その表示面
には第二表示層4の記号表示が現われる。
【0042】図7及び図8に示す期間表示器Bは、下層
をなす第一表示層12と上層をなす第二表示層13の平
面形が、それぞれ文字記号として形成されている場合で
ある。なお10は基板材11面上にこのような表示層1
2及び13を備える表示基板である。また図9は表示期
間終了時における表示面での表示状態を示し、第二表示
層13が不透明化されてその表示記号が現われる。
【0043】次に、実施例での期間表示器Cを図10及
び図11に示した。この期間表示器Cは表示基板14を
備え、この表示基板14は図示するように、その基板材
15の片面上に一部に重畳部18を有する形態で第一表
示層16と第二表示層17とが順に積層されてなる。
【0044】また、上記した基板材15、第一表示層1
6及び第二表示層17は、それぞれ前記した基板材2、
第一表示層3及び第二表示層4に対応する性状をなす。
従って、基板材15中に液体5が含浸されると、前記同
様に第二表示層17は透明化される。この結果、その表
示面上には第一表示層16による記号表示が現われる。
【0045】また、表示期間の終期においては、図12
及び図13に示すように前記同様に不透明化されて第二
表示層17が表示面上に現われるが、この際、第一表示
層16は重畳部分18のみが隠蔽されるに過ぎない。従
って、その表示記号は第二表示層17による部分に第一
表示層16部分が付加された表示記号19として現われ
る。
【0046】次に、図14及び図15に示した実施例で
の期間表示器Dは表示基板20からなる。この表示基板
20は、基板材21の面上に第一表示層22と第二表示
層23とがそれぞれ同一平面にある状態で形成され、か
つその表示記号が組合わせに係るものである。
【0047】この期間表示器Dにおいては、当初含有す
る液体5が各表示器22及び23中に浸透して第二表示
層23のみが透明化された状態にある。従って、表示面
上には第一表示層22だけが現われる。次いで、表示期
間の終期において第二表示層23が不透明化状態になる
と、表示面上には各表示層22及び23の組合わせ記号
24が現われる。このように、多様な表示記号のものと
して構成できる。
【0048】次に、図17に示す実施例での期間表示器
Eは、前記期間表示器Aにおける表示面におけると同様
の第一表示層3と第二表示層4とが基板材2の両平面上
に形成された表示基板25によってなる。従って、この
表示基板25中に液体5が含有されるとき、この表示基
板25の両面において、前記した期間表示器Aの表示面
と同様の機能が発揮される。
【0049】また、図18に示す実施例での期間表示器
Fは、第一表示層3と第二表示層4とが基板材2面上に
着色層27を介して積層された表示基板26によってな
る。なお、この着色層27は、液体透過性で液体含有時
にも光に対し不透明性を呈する反射率を呈する材料で形
成される。
【0050】従って、この表示器板26中に液体5が含
有されると、期間表示の始期から終期に至るまでの全期
間に亘って、表示面上では着色層27に基づく着色が明
示される。この結果、各表示層3及び4との色彩の差異
に応じてそれらの表示記号が鮮明に現われる。またこの
着色層27は含有液体5に対し、揮散量を調整するよう
にも作用する。
【0051】次に、本発明に係る期間表示器の応用例を
説明する。先ず、図19には期間表示器Aの応用例であ
り、粒状の消臭剤33を収容するケース30の表面上に
粘着剤7により固定したものである。なお、31はこの
ケース30上の開孔部であり、また32はフック部であ
る。
【0052】この応用例において、この期間表示器Aは
消臭剤33の機能の終了時点に合わせて期間表示を所定
の表示記号によって表示することになる。また、このよ
うな応用は期間表示器B〜D及びFについても同様であ
る。
【0053】また、図20には特に期間表示器Eの応用
例を示した。この応用例では、この期間表示器Eが支持
枠35上にその内側に形成された嵌装部37を介して支
持されてなり、その両側の表示面は支持枠35の開孔部
を介して露出状態にある。なお、36は支持枠35のフ
ック部である。
【0054】この応用例によれば、任意の場合の期間表
示のために利用でき、またその表示は多方向から確認さ
れる。
【0055】(試験例1)この試験は、次表1に掲記し
た各種の着色料からなる形成材を用いて、赤色の呈色表
面を有する紙材(20mm×20mm×800μm)面上に
25g/m2の塗布厚の記号表示層をスクリーン印刷法によ
って形成したものについて、その表示状態を各種液体6
0mgを含有させる前と後の場合について表示状態を確認
してその結果を示したものである。なお、バインダーと
してはアクリルラテックスを着色料に対して1:0.5
重量部比で配合した。
【表1】
【0056】なお、表1中、明確に判読できるとき○、
やや薄いが判読できるとき△、ほとんど判読できないと
き×、で示したが、明確に判読できるときの赤色紙材面
との反射率の差は7.0以上、ほとんど判読できないと
きの反射率の差は2.5以下、やや薄いが判読できると
きはその中間の値であった。
【0057】表1に示した結果から、いずれについても
液体含浸剤にはその表示は明確に判読できるが、液体含
有時には含有される液体の種類によって表示状態が異な
ることが判る。特に、含有液体がフタル酸ジメチルであ
る場合には、シリカ、カオリン、中空ポリマー及び炭酸
カルシウム(カルサイト型)の順に透明性が高く、また
含有液体がポリエチレングリコールである場合には、シ
リカ、カオリン及び炭酸カルシウム(カルサイト型)の
順に透明性が高くなった。従って、これらが第二表示層
の着色料に適しており、またそれ以外の着色料はそれぞ
れの場合について第一表示層の着色料に適していること
が判る。
【0058】なお、第一表示層と第二表示層の着色料の
組合わせについては、シリカと二酸化チタンを用いた場
合、フタル酸ジメチル60mg含有時のハンター反射率
は、二酸化チタンの層面で65.01%、シリカの層面
で15.02%であった。これは、基板材面上での反射
率14.39%との差が、二酸化チタンの層面で7.0
%以上で、またシリカの層面で2.5%以下であること
から、第一表示層に二酸化チタン、第二表示層にシリカ
を用いる組合わせにより、本発明の期間表示器を構成す
ることができる。
【0059】また、上記同様にタルクの層面でのハンタ
ー反射率は17.67%であった。これは基板材面上で
の反射率14.39%との差が3.0%以上であること
から、第一表示層にタルク第二表示層にシリカを用いる
組合わせによっても、本発明の期間表示器を構成するこ
とができる。
【0060】(試験例2)上記同様の試験を白色顔料で
ある炭酸カルシウム(カルサイト型)にベンガラを着色
剤として混合したものを第一表示層の着色料として用
い、さらにシリカを第二表示層の着色料として用いて重
層構成とした場合について、その結果を次表2に示し
た。
【表2】
【0061】この試験は、第一表示層が基板材面と同系
色であって、その表示の識別できる限界を確認するため
のものであるが、表2に示した結果からベンガラの混合
量が3重量部未満の場合には、液体含有時にもその表示
が保持される点から第一表示層の形成材料に適している
が、その量が3重量部以上となると液体含有時に基板材
表面の色調に同化するから第二表示層の形成材料に用い
ることができることが判る。また、シリカ及びカオリン
についても上記同様に試験したところ、ベンガラの混合
量が1重量部であっても液体含有時にはその表示の識別
が困難であった。この結果、シリカ及びカオリンとベン
ガラとの混合着色料は第二表示層の形成材料として適し
ていることが判った。
【0062】(構成例1)次の仕様により前記した期間
表示器Aを作成した。 基板材;紙材(10mm×28mm×800μm)、この紙
材表面の呈色…青色 第一表示層;着色料…二酸化チタン、バインダー…アク
リルラテックス、これらの配合(重量)比…1:0.
5、スクリーン印刷法による塗膜…25g/m2 第二表示層;着色料…シリカ、バインダー…アクリルラ
テックス、これらの配合(重量)比…1:0.5、スク
リーン印刷法による塗膜…25g/m2 支持プレート;ポリプロピレンシート(10mm×28mm
×100μm) 液体;フタル酸ジメチル、浸漬法により60mgを含有さ
せた。
【0063】この仕様による期間表示器Aを室温(約2
0℃)下に放置した。この結果、使用開始から25日間
に亘り第一表示層3の記号表示が白系色の呈色で表示面
上に鮮明に現われた。なお、この層面での光反射率は5
8.45%(ハンター反射率であり、以下同じ。)であ
った。また、上記した25日間の期間経過後約1日間に
亘る表示状態の変化を経て、第二表示層4の表示記号の
みが白系色の呈色で表示面上に鮮明に現われた。
【0064】(構成例2)次の仕様により期間表示器C
を作成した。 基板材;紙材(10mm×28mm×800μm)、この紙
材表面の呈色…茶系色 第一表示層;着色料…炭酸カルシウム(アラゴナイト
型)バインダー…ポリビニルアルコール、これらの配合
(重量)比…1:0.5、スクリーン印刷法による塗膜
…20g/m2 第二表示層;着色料…シリカ、バインダー…アクリルラ
テックス、これらの配合(重量)比…1:0.5、スク
リーン印刷法による塗膜…20g/m2 支持プレート;ポリプロピレンシート(10mm×28mm
×100μm) 液体;フタル酸ジメチル、浸漬法により60mgを含有さ
せた。
【0065】この仕様による期間表示器Cを室温(約2
0℃)下に放置した。この結果、使用開始から25日間
に亘り第一表示層16の記号表示が白系色の呈色で表示
面上に鮮明に現われた。なお、この層面での光反射率は
21.89%であった。また、上記した25日の期間経
過後約1日間に亘る表示状態の変化を経て、重畳部分1
8を含む第一表示層16部分と第二表示層17との組合
わせに係る表示記号19が白系色の呈色で表示面上に鮮
明に現われた。
【0066】(構成例3)次の仕様により期間表示器D
を作成した。 基板材;紙材(10mm×28mm×200μm)、この紙
材表面の呈色…紫系色 第一表示層;着色料…焼成クレー、バインダー…ポリビ
ニルアルコール、これらの配合(重量)比…1:0.
5、スクリーン印刷法による塗膜…25g/m2 第二表示層;着色料…シリカ、バインダー…アクリルラ
テックス、これらの配合(重量)比…1:0.5、スク
リーン印刷法による塗膜…25g/m2 支持プレート;ポリプロピレンシート(10mm×28mm
×100μm) 液体;フタル酸ジメチル、浸漬法により60mgを含有さ
せた。
【0067】この仕様による期間表示器Dを室温(約2
0℃)下に放置した。この結果、使用開始から25日間
に亘り第一表示層22の記号表示が白系色の呈色で表示
面上に鮮明に現われた。なお、この層面での光反射率は
17.99%であった。また、上記した25日の期間経
過後約1日間に亘る表示状態の変化を経て、第一表示層
22の表示記号と第二表示層23との組合わせに係る表
示記号24が白系色の呈色で表示面上に鮮明に現われ
た。
【0068】(構成例4)次の仕様により前記した期間
表示器Bを作成した。 基板材;紙材(10mm×28mm×300μm)、この紙
材表面の呈色…赤系色 第一表示層;着色料…炭酸カルシウムとベンガラとの重
量比99:1の混合料、バインダー…アクリルラテック
ス、これらの配合(重量)比…1:0.5、スクリーン
印刷法による塗膜…20g/m2 第二表示層;着色料…シリカ、バインダー…アクリルラ
テックス、これらの配合(重量)比…1:0.5、スク
リーン印刷法による塗膜…40g/m2 支持プレート;ポリプロピレンシート(10mm×28mm
×100μm) 液体;フタル酸ジメチル、浸漬法により60mgを含有さ
せた。
【0069】この仕様による期間表示器Bを室温(約2
0℃)下に放置した。この結果、使用開始から25日間
に亘り第一表示層12の記号表示が薄赤系色の呈色で表
示面上に鮮明に現われた。なお、この層面での光反射率
は20.51%であった。また、上記した25日間の期
間経過後約1日間に亘る表示状態の変化を経て、第二表
示層13の表示記号のみが白系色の呈色で表示面上に鮮
明に現われた。
【0070】次に、赤色に呈色した表面を有する紙材
(10mm×28mm×200μm)面上に、着色料として
アルゴナイト型炭酸カルシウム又はカルサイト型炭酸カ
ルシウムにバインダーとしてのアクリルラテックスを重
量比で1:0.5の割合でそれぞれ配合して調製し、こ
れらを次表3の塗工厚で塗布して試料とした。
【表3】
【0071】これらの試料について液体を含浸させない
場合と、液体としてフタル酸ジメチルを60mg含浸させ
た場合の光に対する反射率を求めて表3に示し、さらに
各場合の塗膜における液体含浸時の透明性についてそれ
ぞれ判定して示した。なお、この判定の基準は表1の場
合に準じた。
【0072】表3の結果から、着色料について結晶型の
異なる炭酸カルシウムを用いれば、同一の着色料であっ
ても第一及び第二の表示層に利用することができること
が判る。即ち、アラゴナイト型のものは塗工厚さが13
g/m2以上で第一表示層の着色料として適し、またカルサ
イト型のものは塗工厚が32g/m2以下で第二表示層の着
色料として適している。また塗工厚が37g/m2以上で
は、いずれの結晶型のものも第一表示層の着色料として
用いることが判る。
【0073】(構成例5)次の仕様により前記した期間
表示器Bを作成した。 基板材;紙材(20mm×20mm×800μm)、この紙
材表面の呈色…赤色 第一表示層;着色料…炭酸カルシウム(アラゴナイト
型)、 バインダー…アクリルラテックス、これらの配合(重
量)比…1:0.5、 スクリーン印刷法による塗膜…13g/m2 第二表示層;着色料…炭酸カルシウム(カルサイト
型)、 バインダー…アクリルラテックス、これらの配合(重
量)比…1:0.5、 スクリーン印刷法による塗膜…22g/m2 支持プレート;ポリプロピレンシート(10mm×28mm
×100μm) 液体;フタル酸ジメチル、浸漬法により180mgを含有
させた。
【0074】この仕様による期間表示器Bを室温(約2
0℃)下に放置した。この結果、使用開始から75日間
に亘り第一表示層12の記号表示が表示面上に現われ
た。なお、この層面での光反射率は20.93%であっ
た。また、上記した75日間の期間経過後約1日間に亘
る表示状態の変化を経て、第二表示層13の表示記号の
みが白色系の呈色で表示面上に鮮明に現われた。
【発明の効果】上述したように本発明は構成されること
から、次のような効果が発揮される。本発明によれば、
使用開始時期と終期とがそれぞれ記号表示によって明示
されることから、単なる着色の変化と異なって、期間の
経過の有無についてより判別し易くなる。
【0075】また、前記した期間表示器Cでのように、
表示基板上の各表示層につき重畳部分を備えるように構
成される場合など多様な表示記号を構成することもでき
る。
【0076】また、前記した期間表示器Fのように基板
材面上に着色層を備える構成とする場合には多様な色調
の表示状態を得ることができる。
【0077】また、前記した期間表示器Eのように、両
面側で表示機能を発揮するように構成できることから、
表示機能の向上を図り得る。
【0078】また、含有する液体の種類に応じて無臭状
態で、しかも任意の表示期間のものとして構成できるが
液体が防虫、殺虫作用を発揮する場合には、期間表示と
共にそれらの作用を併有させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例での期間表示器の平面図
【図2】同イ−イ部分縦断図面
【図3】同説明的平面図
【図4】同説明的部分縦断図面
【図5】同説明的平面図
【図6】同説明的部分縦断図面
【図7】同平面図
【図8】同ロ−ロ部分縦断図面
【図9】同説明的平面図
【図10】同平面図
【図11】同部分縦断図面
【図12】同説明的平面図
【図13】同説明的部分縦断図面
【図14】同平面図
【図15】同部分縦断図面
【図16】同説明的平面図
【図17】同部分縦断図面
【図18】同部分縦断図面
【図19】同応用例の部分破断面斜視図
【図20】同応用例の部分破断面斜視図
【図21】従来例の部分縦断図面
【図22】同の部分縦断図面
【図23】同の説明的部分縦断図面
【図24】同の説明的部分平面図
【符号の説明】
A〜F…期間表示器、1、10、14、20、25、2
6…表示基板、2、11、15、21…基板材、3、1
2、16、22…第一表示層、4、13、17、23…
第二表示層、5…液体、18…重畳部、27…着色層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体透過性を呈するシート状の基板材面上
    に液体透過性で液体含有時に光に対し基板材面より高い
    反射率を呈する平面形が一定の表示記号形の第一表示層
    と液体透過性で液体含有時に光に対し低屈折率を呈する
    平面形が一定の表示記号形の第二表示層とを備える表示
    基板、この表示基板中に常温揮散性の液体が含有されて
    なることを特徴とする期間表示器。
  2. 【請求項2】前記第一表示層と前記第二表示層との組合
    わせに係る平面形が一定の表示記号形をなすことを特徴
    とする請求項1の期間表示器。
  3. 【請求項3】前記第一表示層を下層としてその全面を被
    覆する状態で前記第二表示層が重層されていることを特
    徴とする請求項1の期間表示器。
  4. 【請求項4】前記第一表示層を下層としてその一部分を
    被覆する状態で前記第二表示層が重層されていることを
    特徴とする請求項1又は2の期間表示器。
  5. 【請求項5】前記第一表示層と前記第二表示層とが前記
    基板材の表裏両面上に備えられていることを特徴とする
    請求項1、2、3又は4の期間表示器。
  6. 【請求項6】前記基板材の面上であって前記第一表示層
    及び前記第二表示層に対し下層をなす位置に液体透過性
    で液体含有時に光に対し高反射率を呈する着色層が形成
    されてなることを特徴とする請求項1、2、3、4又は
    5の期間表示器。
  7. 【請求項7】前記液体が防虫剤乃至殺虫剤であることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6の期間表示
    器。
  8. 【請求項8】前記液体が芳香剤であることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5又は6の期間表示器。
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