JPH08284489A - 組立式平面ハンドル装置 - Google Patents
組立式平面ハンドル装置Info
- Publication number
- JPH08284489A JPH08284489A JP11515195A JP11515195A JPH08284489A JP H08284489 A JPH08284489 A JP H08284489A JP 11515195 A JP11515195 A JP 11515195A JP 11515195 A JP11515195 A JP 11515195A JP H08284489 A JPH08284489 A JP H08284489A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- case
- shaft
- axes
- axial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 単純な嵌め込み操作によってハンドルをケー
スに枢着でき、不良品の発生率が極めて低い組立式平面
ハンドル装置を提供する。 【構成】 扉１に固着されるケース２と；ケース２の正
面凹部２ｃに出没可能に収容されたハンドル３と；ハン
ドル３を没入方向に付勢するバネ４とから成り、ケース
２の上下側壁部２ｂ，２ｂに断面小判形の軸突起２ａ，
２ａを突設し、ハンドル３の基端部の上下面に前記軸突
起２ａ，２ａが回転可能に嵌合される円形軸穴３ａ，３
ａを設け、該軸穴３ａ，３ａの内周部に軸突起２ａ，２
ａが通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂを開口させ、ハンド
ル３の駆動アーム３ｃが係合する停止ピン６をケース２
の底壁部に固着し、通常の使用範囲では軸突起２ａ，２
ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と再整列しないよ
うにする。
スに枢着でき、不良品の発生率が極めて低い組立式平面
ハンドル装置を提供する。 【構成】 扉１に固着されるケース２と；ケース２の正
面凹部２ｃに出没可能に収容されたハンドル３と；ハン
ドル３を没入方向に付勢するバネ４とから成り、ケース
２の上下側壁部２ｂ，２ｂに断面小判形の軸突起２ａ，
２ａを突設し、ハンドル３の基端部の上下面に前記軸突
起２ａ，２ａが回転可能に嵌合される円形軸穴３ａ，３
ａを設け、該軸穴３ａ，３ａの内周部に軸突起２ａ，２
ａが通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂを開口させ、ハンド
ル３の駆動アーム３ｃが係合する停止ピン６をケース２
の底壁部に固着し、通常の使用範囲では軸突起２ａ，２
ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と再整列しないよ
うにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、使用時にハンドルがケ
ースの正面凹部から引き出される平面ハンドル装置に関
するものである。
ースの正面凹部から引き出される平面ハンドル装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の平面ハンドル装置では、ハンドル
の軸孔とケースの軸孔に挿通した枢軸ピンの端部を加締
めることによって、ハンドルはケースに枢着されてい
る。このような枢着方式では、枢軸ピンの加締めが過剰
になされると、ケースに対するハンドルの回転操作が硬
くなるという不具合があり、不良品の発生率が比較的高
いものである。
の軸孔とケースの軸孔に挿通した枢軸ピンの端部を加締
めることによって、ハンドルはケースに枢着されてい
る。このような枢着方式では、枢軸ピンの加締めが過剰
になされると、ケースに対するハンドルの回転操作が硬
くなるという不具合があり、不良品の発生率が比較的高
いものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、単純な嵌め込み操作によってハンドルをケースに
枢着でき、不良品の発生率が極めて低い組立式平面ハン
ドル装置を提供することである。
的は、単純な嵌め込み操作によってハンドルをケースに
枢着でき、不良品の発生率が極めて低い組立式平面ハン
ドル装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると本発明の組立式ハンドル装置
は、扉１に固着されるケース２と；ケース２の正面凹部
２ｃに出没可能に収容されたハンドル３と；ハンドル３
を没入方向に付勢するバネ４とから成り、ケース２の上
下側壁部２ｂ，２ｂに断面小判形の軸突起２ａ，２ａを
突設し、ハンドル３の基端部の上下面に前記軸突起２
ａ，２ａが回転可能に嵌合される円形軸穴３ａ，３ａを
設け、該軸穴３ａ，３ａの内周部に軸突起２ａ，２ａが
通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂを開口させ、ハンドル３
の駆動アーム３ｃが係合する停止ピン６をケース２の底
壁部に固着し、通常の使用範囲では軸突起２ａ，２ａの
長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と再整列しないように
する。ここで断面小判形とは、円形の両側部を平行線で
切り欠いたものをいう。
符号を用いて説明すると本発明の組立式ハンドル装置
は、扉１に固着されるケース２と；ケース２の正面凹部
２ｃに出没可能に収容されたハンドル３と；ハンドル３
を没入方向に付勢するバネ４とから成り、ケース２の上
下側壁部２ｂ，２ｂに断面小判形の軸突起２ａ，２ａを
突設し、ハンドル３の基端部の上下面に前記軸突起２
ａ，２ａが回転可能に嵌合される円形軸穴３ａ，３ａを
設け、該軸穴３ａ，３ａの内周部に軸突起２ａ，２ａが
通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂを開口させ、ハンドル３
の駆動アーム３ｃが係合する停止ピン６をケース２の底
壁部に固着し、通常の使用範囲では軸突起２ａ，２ａの
長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と再整列しないように
する。ここで断面小判形とは、円形の両側部を平行線で
切り欠いたものをいう。
【０００５】
【作用】組立に当たっては、ケース２の軸突起２ａ，２
ａの長軸にハンドル３の平行溝部３ｂ，３ｂの軸線が整
列するようにハンドル３をケース２の正面凹部２ｃに挿
入し、軸突起２ａ，２ａを平行溝部３ｂ，３ｂを通して
ハンドル３の軸穴３ａ，３ａに嵌め入れる。その後、ハ
ンドル３をケース２の正面凹部２ｃに没入させ、停止ピ
ン６をケース２の底壁部に固着する。
ａの長軸にハンドル３の平行溝部３ｂ，３ｂの軸線が整
列するようにハンドル３をケース２の正面凹部２ｃに挿
入し、軸突起２ａ，２ａを平行溝部３ｂ，３ｂを通して
ハンドル３の軸穴３ａ，３ａに嵌め入れる。その後、ハ
ンドル３をケース２の正面凹部２ｃに没入させ、停止ピ
ン６をケース２の底壁部に固着する。
【０００６】この平面ハンドル装置では、ハンドル３を
バネ４の回転付勢に抗してケース２の正面凹部２ｃから
引き出すと、ハンドル３は軸突起２ａ，２ａを中心に回
転する。このハンドル３の引き出し回転によって、ハン
ドル３の駆動アーム３ｃに連結されたラッチユニット等
のロック部材が駆動され、固定枠体にたいする扉１の錠
止が解除される。
バネ４の回転付勢に抗してケース２の正面凹部２ｃから
引き出すと、ハンドル３は軸突起２ａ，２ａを中心に回
転する。このハンドル３の引き出し回転によって、ハン
ドル３の駆動アーム３ｃに連結されたラッチユニット等
のロック部材が駆動され、固定枠体にたいする扉１の錠
止が解除される。
【０００７】このようにハンドル３が解錠位置まで回転
した時、駆動アーム３ｃが停止ピン６に係合摺るため、
軸突起２ａ，２ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と
再整列することがなく、ハンドル３はケース２から離脱
することがない。
した時、駆動アーム３ｃが停止ピン６に係合摺るため、
軸突起２ａ，２ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と
再整列することがなく、ハンドル３はケース２から離脱
することがない。
【０００８】
【実施例】図示の実施例では、ハンドル３の駆動アーム
３ｃはケース２の底壁部の溝部２ｅ内を移動し、停止ピ
ン６は溝部２ｅの両側壁面部の透孔２に挿入固定されて
いる。この停止ピン６はハンドル３の回転支持には関係
ないものであるから、停止ピン６の加締加工の精度は特
に問われない。
３ｃはケース２の底壁部の溝部２ｅ内を移動し、停止ピ
ン６は溝部２ｅの両側壁面部の透孔２に挿入固定されて
いる。この停止ピン６はハンドル３の回転支持には関係
ないものであるから、停止ピン６の加締加工の精度は特
に問われない。
【０００９】駆動アーム３ｃにはロック部材の連結用ブ
ッシング５を取り付けてある。ハンドル３を収納付勢用
バネ４は捻りバネで構成され、バネ４のコイル部４ａは
ハンドル３のＵ字形窪み３ｄに収容され、一方の直線端
部４ｂは駆動アーム３ｃに係合し、他方の直線端部４ｃ
はケース２の底壁部に係合している。
ッシング５を取り付けてある。ハンドル３を収納付勢用
バネ４は捻りバネで構成され、バネ４のコイル部４ａは
ハンドル３のＵ字形窪み３ｄに収容され、一方の直線端
部４ｂは駆動アーム３ｃに係合し、他方の直線端部４ｃ
はケース２の底壁部に係合している。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明の組立式平面ハンド
ル装置では、ケース２の上下側壁部２ｂ，２ｂに断面小
判形の軸突起２ａ，２ａを突設し、ハンドル３の基端部
の上下面に前記軸突起２ａ，２ａが回転可能に嵌合され
る円形軸穴３ａ，３ａを設け、該軸穴３ａ，３ａの内周
部に軸突起２ａ，２ａが通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂ
を開口させ、ハンドル３の駆動アーム３ｃが係合する停
止ピン６をケース２の底壁部に固着して、通常の使用範
囲では軸突起２ａ，２ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの
軸線と再整列しないようにしたので、ケース２に対する
ハンドル３の枢着が、枢軸ピンを一切使用せずに単純な
嵌め込み操作によって的確に行え、組立の作業性が良
い。
ル装置では、ケース２の上下側壁部２ｂ，２ｂに断面小
判形の軸突起２ａ，２ａを突設し、ハンドル３の基端部
の上下面に前記軸突起２ａ，２ａが回転可能に嵌合され
る円形軸穴３ａ，３ａを設け、該軸穴３ａ，３ａの内周
部に軸突起２ａ，２ａが通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂ
を開口させ、ハンドル３の駆動アーム３ｃが係合する停
止ピン６をケース２の底壁部に固着して、通常の使用範
囲では軸突起２ａ，２ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの
軸線と再整列しないようにしたので、ケース２に対する
ハンドル３の枢着が、枢軸ピンを一切使用せずに単純な
嵌め込み操作によって的確に行え、組立の作業性が良
い。
【００１１】また、枢軸ピンが不要となった分だけ部品
点数が減少するため製造コストが節減される。従来装置
のように枢軸ピンの過剰加締によるハンドルの回転硬さ
等の不具合がなく、不良品の発生率を低下させることが
できる。
点数が減少するため製造コストが節減される。従来装置
のように枢軸ピンの過剰加締によるハンドルの回転硬さ
等の不具合がなく、不良品の発生率を低下させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例に係る組立式平面ハンドル装
置が装着された扉の正面図である。
置が装着された扉の正面図である。
【図２】該平面ハンドル装置の底面図である。
【図３】該平面ハンドル装置の水平断面図である。
【図４】該平面ハンドル装置のケースの正面図である。
【図５】該ケースの背面図である。
【図６】該ケースの水平断面図である。
【図７】該ケースの垂直断面図である。
【図８】該平面ハンドル装置のハンドルの正面図であ
る。
る。
【図９】該ハンドルの背面図である。
【図１０】該ハンドルの平面図である。
【図１１】該ハンドルの水平断面図である。
【図１２】該ハンドルの軸穴とケースの軸突起との位置
関係を示す水平断面図である。
関係を示す水平断面図である。
１ 扉 ２ ケース ２ａ 軸突起 ３ ハンドル ３ａ 軸穴 ３ｂ 平行溝部 ３ｃ 駆動アーム ４ バネ ５ 連結用ブッシング ６ 停止ピン
Claims (1)
- 【請求項１】扉１に固着されるケース２と；ケース２の
正面凹部２ｃに出没可能に収容されたハンドル３と；ハ
ンドル３を没入方向に付勢するバネ４とから成り、ケー
ス２の上下側壁部２ｂ，２ｂに断面小判形の軸突起２
ａ，２ａを突設し、ハンドル３の基端部の上下面に前記
軸突起２ａ，２ａが回転可能に嵌合される円形軸穴３
ａ，３ａを設け、該軸穴３ａ，３ａの内周部に軸突起２
ａ，２ａが通過可能な平行溝部３ｂ．３ｂを開口させ、
ハンドル３の駆動アーム３ｃが係合する停止ピン６をケ
ース２の底壁部に固着し、通常の使用範囲では軸突起２
ａ，２ａの長軸が平行溝部３ｂ，３ｂの軸線と再整列し
ないようにした組立式平面ハンドル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11515195A JPH08284489A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 組立式平面ハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11515195A JPH08284489A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 組立式平面ハンドル装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08284489A true JPH08284489A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14655587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11515195A Pending JPH08284489A (ja) | 1995-04-17 | 1995-04-17 | 組立式平面ハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08284489A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5059920A (ja) * | 1973-09-30 | 1975-05-23 | ||
| JPS59126876A (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-21 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアハンドル装置 |
-
1995
- 1995-04-17 JP JP11515195A patent/JPH08284489A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5059920A (ja) * | 1973-09-30 | 1975-05-23 | ||
| JPS59126876A (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-21 | アイシン精機株式会社 | 自動車用ドアハンドル装置 |
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