JPH08283829A - ガス抜き容器のための送風管 - Google Patents
ガス抜き容器のための送風管Info
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- JPH08283829A JPH08283829A JP8111802A JP11180296A JPH08283829A JP H08283829 A JPH08283829 A JP H08283829A JP 8111802 A JP8111802 A JP 8111802A JP 11180296 A JP11180296 A JP 11180296A JP H08283829 A JPH08283829 A JP H08283829A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/10—Handling in a vacuum
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス抜き容器のための周知の送風管を最適化
し、その際、とくに耐火性セラミックライニングに減少
したかつ均一な消耗特性を与える。 【解決手段】 耐火性ライニング(14)及びその中に
配置され複数の通路を有するガス掃気装置が設けられて
おり、これら通路が、送風管(10,12)の周にわた
って分散されて、送風管(10,12)の中心長手軸線
に対して半径方向に耐火性ライニング(14)を通って
延びており、かつ外側において少なくとも1つのガス供
給導管に接続可能である、ガス抜き容器のための送風管
(10,12)において、ライニング(14)が、少な
くとも通路(20,22)の範囲において、クロムを含
まない耐火性セラミック材料からなり、かつ通路(2
0,22)が、送風管の内壁に沿ってほぼ連続したガス
霧を形成するために密に連続して延びるように配置され
ている。
し、その際、とくに耐火性セラミックライニングに減少
したかつ均一な消耗特性を与える。 【解決手段】 耐火性ライニング(14)及びその中に
配置され複数の通路を有するガス掃気装置が設けられて
おり、これら通路が、送風管(10,12)の周にわた
って分散されて、送風管(10,12)の中心長手軸線
に対して半径方向に耐火性ライニング(14)を通って
延びており、かつ外側において少なくとも1つのガス供
給導管に接続可能である、ガス抜き容器のための送風管
(10,12)において、ライニング(14)が、少な
くとも通路(20,22)の範囲において、クロムを含
まない耐火性セラミック材料からなり、かつ通路(2
0,22)が、送風管の内壁に沿ってほぼ連続したガス
霧を形成するために密に連続して延びるように配置され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火性ライニング
及びその中に配置され複数の通路を有するガス掃気装置
が設けられており、これら通路が、送風管の周にわたっ
て分散されて、送風管の中心長手軸線に対して半径方向
に耐火性ライニングを通って延びており、かつ外側にお
いて少なくとも1つのガス供給導管に接続可能である、
ガス抜き容器のための送風管に関する。
及びその中に配置され複数の通路を有するガス掃気装置
が設けられており、これら通路が、送風管の周にわたっ
て分散されて、送風管の中心長手軸線に対して半径方向
に耐火性ライニングを通って延びており、かつ外側にお
いて少なくとも1つのガス供給導管に接続可能である、
ガス抜き容器のための送風管に関する。
【0002】
【従来の技術】“ラデクス−ルントシャウ、第4巻、1
990、365”において、ガス抜き容器のためのガス
掃気要素の発展が記載されている。ここにおいて、真空
容器の入口送風管にそれぞれ3又は4mmの直径の6な
いし12の管片により典型的な装置において掃気が行な
われることが述べられている。
990、365”において、ガス抜き容器のためのガス
掃気要素の発展が記載されている。ここにおいて、真空
容器の入口送風管にそれぞれ3又は4mmの直径の6な
いし12の管片により典型的な装置において掃気が行な
われることが述べられている。
【0003】“ラデクス−ルントシャウ、第4巻、19
92、171”において、入口送風管において3ないし
4mmの太さの鋼管片を通してアルゴンを吹き込むRH
法が示されている。
92、171”において、入口送風管において3ないし
4mmの太さの鋼管片を通してアルゴンを吹き込むRH
法が示されている。
【0004】RH(ルール鋼−ヘロイズ:Ruhrst
ahl−Heraeus)法において、液状鋼は、鋳な
べから上昇管において、鋼浴レベルより上において上昇
管内に導入される送りガス、とくにアルゴンによって、
上昇管内のその容積拡大によりかつさらに外側気圧と排
気容器内の負圧との間の圧力差により排気容器内に送ら
れる。排気容器内に吸い込まれた鋼は噴霧され、それに
より強力な表面積拡大、したがって良好なガス抜きが起
こる。全処理時間の間にとりわけスラグから後から供給
される同時に導入される酸素は、一酸化炭素の形成を生
じ、この一酸化炭素は、所望の脱炭素を達成するため
に、真空容器内において排気される。
ahl−Heraeus)法において、液状鋼は、鋳な
べから上昇管において、鋼浴レベルより上において上昇
管内に導入される送りガス、とくにアルゴンによって、
上昇管内のその容積拡大によりかつさらに外側気圧と排
気容器内の負圧との間の圧力差により排気容器内に送ら
れる。排気容器内に吸い込まれた鋼は噴霧され、それに
より強力な表面積拡大、したがって良好なガス抜きが起
こる。全処理時間の間にとりわけスラグから後から供給
される同時に導入される酸素は、一酸化炭素の形成を生
じ、この一酸化炭素は、所望の脱炭素を達成するため
に、真空容器内において排気される。
【0005】酸素の追加的な吹き込みにより、微細脱炭
素をできるだけ低い値に最適化することが試みられてい
る。
素をできるだけ低い値に最適化することが試みられてい
る。
【0006】高速脱炭素経過は、とくに溶融物の高い循
環速度によって、したがって送りガス流の増加及び真空
装置の送風管直径の拡大によって達成される。
環速度によって、したがって送りガス流の増加及び真空
装置の送風管直径の拡大によって達成される。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開第0297850
号明細書に、RH法の枠内におけるはじめに述べたよう
な送風管が記載されている。そのため入口送風管におい
て周側に複数の通路が配置されており、これら通路は、
2つのグループに分割され、その際、一方のグループ
は、高い圧力でガスを加えられ、かつもう一方のグルー
プは、低い圧力でガスを加えられる。このようにして供
給されたガス流は、送風管を通して案内された金属溶融
物内に異なった深さに侵入し、かつ送風管横断面にわた
る金属溶融物の均一なガス挿入を可能なようにする。
号明細書に、RH法の枠内におけるはじめに述べたよう
な送風管が記載されている。そのため入口送風管におい
て周側に複数の通路が配置されており、これら通路は、
2つのグループに分割され、その際、一方のグループ
は、高い圧力でガスを加えられ、かつもう一方のグルー
プは、低い圧力でガスを加えられる。このようにして供
給されたガス流は、送風管を通して案内された金属溶融
物内に異なった深さに侵入し、かつ送風管横断面にわた
る金属溶融物の均一なガス挿入を可能なようにする。
【0008】通常前記の送風管範囲のために耐火性材料
として、クロムを含んだマグネシア品質が使用され、こ
れらマグネシア品質は、良好な安定性を示す。しかしな
がらクロムを含んだ種類の利用には、環境上の理由から
現在ますます疑念が生じている。法的な命令は、一部、
クロムを含んだ材料を完全に断念することを要求してい
る。
として、クロムを含んだマグネシア品質が使用され、こ
れらマグネシア品質は、良好な安定性を示す。しかしな
がらクロムを含んだ種類の利用には、環境上の理由から
現在ますます疑念が生じている。法的な命令は、一部、
クロムを含んだ材料を完全に断念することを要求してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ガス
抜き容器のための周知の送風管を最適化することにあ
り、その際、とくに耐火性セラミックライニングの減少
したかつ均一な消耗特性が求められる。
抜き容器のための周知の送風管を最適化することにあ
り、その際、とくに耐火性セラミックライニングの減少
したかつ均一な消耗特性が求められる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の知識を基
礎としている。すなわちこの目的は、耐火性送風管ライ
ニングのために特殊材料の選択と組合わせて適当な処理
ガスにより送風管(浸漬管)を通って案内された鋼の
“循環掃気”により達成することができ、その際、次の
パラメータを考慮することが前提となっている:ガス
は、ほぼ連続的なガス霧になって周側に供給されるよう
にする。耐火性送風管ライニングは、少なくとも通路の
範囲において、なるべく完全に、クロムを含まない耐火
性セラミック材料からなる。
礎としている。すなわちこの目的は、耐火性送風管ライ
ニングのために特殊材料の選択と組合わせて適当な処理
ガスにより送風管(浸漬管)を通って案内された鋼の
“循環掃気”により達成することができ、その際、次の
パラメータを考慮することが前提となっている:ガス
は、ほぼ連続的なガス霧になって周側に供給されるよう
にする。耐火性送風管ライニングは、少なくとも通路の
範囲において、なるべく完全に、クロムを含まない耐火
性セラミック材料からなる。
【0011】送風管を通って案内される金属溶融物が均
一に周側においてほぼ連続的に(端から端まで)きわめ
て微細なガス泡を加えられるガス掃気装置の前記の構成
は、冶金学的に考慮して、この時送風管が少なくとも通
路の範囲においてクロムを含まないマグネサイト種類か
らなる耐火性材料によって被覆することができるように
金属溶融物の処理のはっきりとした驚くべき利点を生じ
る。
一に周側においてほぼ連続的に(端から端まで)きわめ
て微細なガス泡を加えられるガス掃気装置の前記の構成
は、冶金学的に考慮して、この時送風管が少なくとも通
路の範囲においてクロムを含まないマグネサイト種類か
らなる耐火性材料によって被覆することができるように
金属溶融物の処理のはっきりとした驚くべき利点を生じ
る。
【0012】クロムを含まないマグネシア製品は、従来
技術(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4319741
号明細書;ドイツ連邦共和国特許第3527789号明
細書)において公知であるが、別の用途について公知で
ある。
技術(ドイツ連邦共和国特許出願公開第4319741
号明細書;ドイツ連邦共和国特許第3527789号明
細書)において公知であるが、別の用途について公知で
ある。
【0013】従来技術による送風管におけるクロムを含
まないマグネシア種類の利用は、これまで安定性の理由
から不可能であった。しかし今や特殊構成のガス掃気装
置に関連した前記の掃気技術は、送風管の安定性を言う
に値するほど害することなく、そのままクロムを含まな
い、とくに塩基性の耐火性種類を利用できるようにす
る。このことは、環境技術的に考慮してかなりの進歩を
なしている。
まないマグネシア種類の利用は、これまで安定性の理由
から不可能であった。しかし今や特殊構成のガス掃気装
置に関連した前記の掃気技術は、送風管の安定性を言う
に値するほど害することなく、そのままクロムを含まな
い、とくに塩基性の耐火性種類を利用できるようにす
る。このことは、環境技術的に考慮してかなりの進歩を
なしている。
【0014】具体的には、例えば次の材料を利用するこ
とができる:MA−スピネル(MgO−Al2O3−ス
ピネル素材及びブロック)、マグネシア−スピネル−ブ
ロック及び素材、97重量%を越えるMgO含有量を有
しかつZrO2又はAl2O3でドーピングしたマグネ
シア素材及びブロック、又は0.1と2.0mmの間の
粒状形の1.0重量%より少ない金属添加物含有量を有
するマグネシア種類、<5mmの粒状、コンパクト化し
た又は塊状の形の8.0重量%までの別の耐火性酸化物
の添加物を含むマグネシア。
とができる:MA−スピネル(MgO−Al2O3−ス
ピネル素材及びブロック)、マグネシア−スピネル−ブ
ロック及び素材、97重量%を越えるMgO含有量を有
しかつZrO2又はAl2O3でドーピングしたマグネ
シア素材及びブロック、又は0.1と2.0mmの間の
粒状形の1.0重量%より少ない金属添加物含有量を有
するマグネシア種類、<5mmの粒状、コンパクト化し
た又は塊状の形の8.0重量%までの別の耐火性酸化物
の添加物を含むマグネシア。
【0015】その際、前記のリストは単なる実例にすぎ
ない。ドイツ連邦共和国特許出願公開第4319741
号明細書によるような別の種類も使用することができ
る。
ない。ドイツ連邦共和国特許出願公開第4319741
号明細書によるような別の種類も使用することができ
る。
【0016】とくに有利な構成において、ピッチを含浸
した耐火性材料も使用することができる。その際、安定
性レベルは、なおさらに上昇することができる。
した耐火性材料も使用することができる。その際、安定
性レベルは、なおさらに上昇することができる。
【0017】それにより本発明は、そのきわめて一般的
な構成において、初めに述べたようなガス抜き容器の送
風管に関し、その際、通路は、送風管の内壁に沿ってほ
ぼ連続したガス霧を形成するために密に連続して循環す
るように配置されており、かつ送風管ライニングは、少
なくとも通路の範囲において、なるべく完全に、クロム
を含まない耐火性セラミック材料からなる。
な構成において、初めに述べたようなガス抜き容器の送
風管に関し、その際、通路は、送風管の内壁に沿ってほ
ぼ連続したガス霧を形成するために密に連続して循環す
るように配置されており、かつ送風管ライニングは、少
なくとも通路の範囲において、なるべく完全に、クロム
を含まない耐火性セラミック材料からなる。
【0018】このような構成により、次のような利点が
得られる:すなわち真空容器内まで液状鋼の均一な流れ
が達成される。全周にわたって分散された、なるべく微
細な泡のガス供給は、同時に処理ガスと鋼溶融物との間
の大幅に増加した反応容積で、処理ガスのとくに細かい
分散を可能にする。
得られる:すなわち真空容器内まで液状鋼の均一な流れ
が達成される。全周にわたって分散された、なるべく微
細な泡のガス供給は、同時に処理ガスと鋼溶融物との間
の大幅に増加した反応容積で、処理ガスのとくに細かい
分散を可能にする。
【0019】ガス、例えばアルゴンは、送風管の内壁に
おいて上昇し、かつその際、送風管の耐火性ライニング
材料を保護する。その結果、送風管自体においてだけで
なく、真空装置の補助容器においても、耐火性材料のず
っと均一かつわずかな消耗が生じる。一部従来技術にお
いて真空容器の中間及び上側部分に観察されるようなラ
ム形成(Baerenbildung)は、良好にもも
はや生じない。合金要素を含む鋼の処理時間は、減少す
る。相応して合金手段の必要な量も減少する。最後に増
加しかつ一層迅速な脱炭素出力が達成できるので、さら
にわずかな量の反応媒体しか必要ない。
おいて上昇し、かつその際、送風管の耐火性ライニング
材料を保護する。その結果、送風管自体においてだけで
なく、真空装置の補助容器においても、耐火性材料のず
っと均一かつわずかな消耗が生じる。一部従来技術にお
いて真空容器の中間及び上側部分に観察されるようなラ
ム形成(Baerenbildung)は、良好にもも
はや生じない。合金要素を含む鋼の処理時間は、減少す
る。相応して合金手段の必要な量も減少する。最後に増
加しかつ一層迅速な脱炭素出力が達成できるので、さら
にわずかな量の反応媒体しか必要ない。
【0020】リング状ガス掃気装置の構造上の構成は、
種々の様式及び方法で変形することができる。第1の構
成において次のことが考慮されている。すなわちガス掃
気装置をモノリシックの、鋳造され又はプレスされたリ
ング状ブロックとして構成し、このブロック内に相応し
て半径方向に通路が配置されている。
種々の様式及び方法で変形することができる。第1の構
成において次のことが考慮されている。すなわちガス掃
気装置をモノリシックの、鋳造され又はプレスされたリ
ング状ブロックとして構成し、このブロック内に相応し
て半径方向に通路が配置されている。
【0021】同様にリング状ブロックは、複数の耐火性
の、例えばプレスされたリングセグメントからなり、そ
の際、通路は、個々のセグメント内に延びている。
の、例えばプレスされたリングセグメントからなり、そ
の際、通路は、個々のセグメント内に延びている。
【0022】その際、それぞれのリングセグメントは、
複数の通路を備え、その際、別の構成は次のことを考慮
している。すなわちリングセグメントの通路を外側にお
いて共通のガス分配空間に接続し、このガス分配空間自
体が、他方においてガス供給導管に接続可能である。そ
の際、ガス分配空間は、流れ技術的に互いに接続するこ
ともできるので、なお1つのガス供給導管しか必要な
い。それにより供給されるガス流は、均一にされる。き
わめて小さな開口幅(又はきわめて小さな直径)を有す
る通路の構成の特徴に関連して、このことは、従来技術
に対してはっきりと低いガス圧によって動作することを
可能にする。ガス圧は、循環するガス霧の前記の形成が
達成されるように、調節される。
複数の通路を備え、その際、別の構成は次のことを考慮
している。すなわちリングセグメントの通路を外側にお
いて共通のガス分配空間に接続し、このガス分配空間自
体が、他方においてガス供給導管に接続可能である。そ
の際、ガス分配空間は、流れ技術的に互いに接続するこ
ともできるので、なお1つのガス供給導管しか必要な
い。それにより供給されるガス流は、均一にされる。き
わめて小さな開口幅(又はきわめて小さな直径)を有す
る通路の構成の特徴に関連して、このことは、従来技術
に対してはっきりと低いガス圧によって動作することを
可能にする。ガス圧は、循環するガス霧の前記の形成が
達成されるように、調節される。
【0023】リングセグメントの形と大きさは、広い限
界内において変更することができる。かくして例えばリ
ング状ガス掃気装置を全体として10のリングセグメン
トから構成することが可能である。それぞれのリングセ
グメントは、他方において複数の石からなることがで
き、その際、すべての石に通路が形成される。
界内において変更することができる。かくして例えばリ
ング状ガス掃気装置を全体として10のリングセグメン
トから構成することが可能である。それぞれのリングセ
グメントは、他方において複数の石からなることがで
き、その際、すべての石に通路が形成される。
【0024】リング状ガス掃気装置の構造上の構成には
関係なく、ガス通路は、送風管の耐火性ライニングの周
にわたって回転対称に配置することができる。それによ
り金属溶融物内へのとくに均一な半径方向ガス供給が保
証される。種々の直径(例えば0.5ないし1.5m
m)又は横断面(丸、スリット状等のような)を有する
ガス通路が形成される場合、通路ごとにガス圧を調節す
ることもできるので、それぞれ供給されるガスは、金属
溶融物内に異なった深さに侵入することができるが、図
示したように、本発明によれば、比較的小さな区間にわ
たってしか調節することができない。
関係なく、ガス通路は、送風管の耐火性ライニングの周
にわたって回転対称に配置することができる。それによ
り金属溶融物内へのとくに均一な半径方向ガス供給が保
証される。種々の直径(例えば0.5ないし1.5m
m)又は横断面(丸、スリット状等のような)を有する
ガス通路が形成される場合、通路ごとにガス圧を調節す
ることもできるので、それぞれ供給されるガスは、金属
溶融物内に異なった深さに侵入することができるが、図
示したように、本発明によれば、比較的小さな区間にわ
たってしか調節することができない。
【0025】通路は簡単な穴であることができ;一構成
によれば、通路は、耐火性ライニング内に固定的に挿入
された金属管によって形成される。
によれば、通路は、耐火性ライニング内に固定的に挿入
された金属管によって形成される。
【0026】金属溶融物内における処理媒体の分散は、
ガス通路を高さに関して交互にずらして配置することに
よって、さらに改善される。次の実施例は、このような
構成を詳細に示している。
ガス通路を高さに関して交互にずらして配置することに
よって、さらに改善される。次の実施例は、このような
構成を詳細に示している。
【0027】通常の場合、通路は、水平に整列されて延
びているが;水平線に対して傾斜した通路の配置も考え
ることができ、その際、通路は、この時例えば金属溶融
物の流れの方向とは反対にガス供給を行なうように整列
されている。
びているが;水平線に対して傾斜した通路の配置も考え
ることができ、その際、通路は、この時例えば金属溶融
物の流れの方向とは反対にガス供給を行なうように整列
されている。
【0028】本発明のその他の特徴は、特許請求の範囲
従属請求項の特徴及びその他の出願書類から明らかであ
る。
従属請求項の特徴及びその他の出願書類から明らかであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】次に本発明を実施例により詳細に
説明する。
説明する。
【0030】図1は、RH−ガス抜き容器の部分斜視
図、及びとくに2つの送風管(入口送風管10、出口送
風管12)のここにおいて興味ある範囲を示している。
図、及びとくに2つの送風管(入口送風管10、出口送
風管12)のここにおいて興味ある範囲を示している。
【0031】送風管10の切り欠かれた部分に耐火性ラ
イニング14が示されており、このライニングは、ここ
ではリング状のかつ互いに上下に配置された全体で7つ
の平面16a・・・16fからなる。それぞれの平面1
6a・・・16fは、耐火性の石18から構成されてい
る。
イニング14が示されており、このライニングは、ここ
ではリング状のかつ互いに上下に配置された全体で7つ
の平面16a・・・16fからなる。それぞれの平面1
6a・・・16fは、耐火性の石18から構成されてい
る。
【0032】平面16dの石18は、一緒になって本発
明によるガス掃気装置を形成しており、このガス掃気装
置は、図2に平面図にして詳細に示されている。
明によるガス掃気装置を形成しており、このガス掃気装
置は、図2に平面図にして詳細に示されている。
【0033】図2は、40の石18が一緒になってリン
グ状の平面16dを形成し、かつその際、それぞれ4つ
の石18が1つのリングセグメントS1ないしS10に
まとめられていることを示している。石18又はセグメ
ントS1ないしS10は、それらの対応する側面におい
て互いにモルタル結合されている。
グ状の平面16dを形成し、かつその際、それぞれ4つ
の石18が1つのリングセグメントS1ないしS10に
まとめられていることを示している。石18又はセグメ
ントS1ないしS10は、それらの対応する側面におい
て互いにモルタル結合されている。
【0034】それぞれの石18は、図3に示すように、
水平に整列されかつ送風管10の中心長手軸線Mに対し
て半径方向に延びた2つの通路20、22を有し、これ
ら通路は、高さに関しかつ側方にずらして配置されてお
り、その際、これらの間隔は、ほぼ5cmであり、しか
も1つの石の通路20、22の間及び隣接する石の通路
の間においてそうなっている。
水平に整列されかつ送風管10の中心長手軸線Mに対し
て半径方向に延びた2つの通路20、22を有し、これ
ら通路は、高さに関しかつ側方にずらして配置されてお
り、その際、これらの間隔は、ほぼ5cmであり、しか
も1つの石の通路20、22の間及び隣接する石の通路
の間においてそうなっている。
【0035】通路20、22(それぞれ1mmの直径を
有する)は、それぞれ石18の外側18aから内側18
iへ延びている。
有する)は、それぞれ石18の外側18aから内側18
iへ延びている。
【0036】それぞれのセグメントS1ないしS10
は、その外面に直接接続されたガス分配空間24を有
し、このガス分配空間は、ガス密に外面に接続されてお
り、かつ金属からなる。相応して通路20、22は、外
側においてガス分配空間24により形成された空間内に
延びている。
は、その外面に直接接続されたガス分配空間24を有
し、このガス分配空間は、ガス密に外面に接続されてお
り、かつ金属からなる。相応して通路20、22は、外
側においてガス分配空間24により形成された空間内に
延びている。
【0037】それぞれのガス分配空間24は、(ここに
は図示されていない)接続範囲を有し、この接続範囲を
介してガス分配空間24は、処理媒体を供給され、この
処理媒体は、続いて通路20、22を通って送風管内部
空間26内に吹き込むことができ、その際、ガス掃気装
置の周及びその半径方向整列にわたって密な網状の、均
一なかつ高さのずらされた通路20、22の分配は、処
理媒体、例えばアルゴンが、空間26内において流れる
金属溶融物の方向に均一に半径方向に吹き込まれるよう
になっている。その際、一種の循環するリング状のガス
霧が形成され、このガス霧は、送風管10の円筒形内壁
において上昇する。
は図示されていない)接続範囲を有し、この接続範囲を
介してガス分配空間24は、処理媒体を供給され、この
処理媒体は、続いて通路20、22を通って送風管内部
空間26内に吹き込むことができ、その際、ガス掃気装
置の周及びその半径方向整列にわたって密な網状の、均
一なかつ高さのずらされた通路20、22の分配は、処
理媒体、例えばアルゴンが、空間26内において流れる
金属溶融物の方向に均一に半径方向に吹き込まれるよう
になっている。その際、一種の循環するリング状のガス
霧が形成され、このガス霧は、送風管10の円筒形内壁
において上昇する。
【0038】その代わりに、個々のガス分配空間24を
(接線方向に)互いに結合し、かつ1つのガス供給導管
をガス分配空間24内に案内することも可能である。い
ずれの場合にも、すべての通路20、22にわたって同
じガス圧が生じることが保証される。
(接線方向に)互いに結合し、かつ1つのガス供給導管
をガス分配空間24内に案内することも可能である。い
ずれの場合にも、すべての通路20、22にわたって同
じガス圧が生じることが保証される。
【0039】1つの平面16a・・・16fをガス掃気
装置として形成するだけでなく、隣接する又は互いに離
れていてもよい複数の平面16a・・・16fをこのよ
うに形成することも、本発明の権利範囲に属する。
装置として形成するだけでなく、隣接する又は互いに離
れていてもよい複数の平面16a・・・16fをこのよ
うに形成することも、本発明の権利範囲に属する。
【0040】ここではすべての送風管範囲の石18は、
0.1ないし1.0mmの粒状成分の0.5重量%の金
属アルミニウムを添加したマグネシアベースの耐火性材
料からなる。それにより石は、クロムを含まない。前記
送風管の安定性は、クロムを含まない材料を使用したに
もかかわらず、従来技術によるもの(クロムを含んだ製
品を利用して)に相当する。
0.1ないし1.0mmの粒状成分の0.5重量%の金
属アルミニウムを添加したマグネシアベースの耐火性材
料からなる。それにより石は、クロムを含まない。前記
送風管の安定性は、クロムを含まない材料を使用したに
もかかわらず、従来技術によるもの(クロムを含んだ製
品を利用して)に相当する。
【図1】RHガス抜き容器の一部切り欠いて示す斜視図
である。
である。
【図2】ガス掃気装置の範囲における図1による送風管
の水平断面図である。
の水平断面図である。
【図3】図2による送風管石の正面図である。
10,12 送風管 14 ライニング 18 石 20,22 通路 24 ガス分配空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・アイヒンゲル オーストリア国フイラツハ・マリアンネン シユトラーセ4 (72)発明者 ハーラルト・ハルムート オーストリア国フイラツハ・エーデルヴア イスシユトラーセ8 (72)発明者 ハインリヒ・ニーヒユース ドイツ連邦共和国ミユールハイム・ホルツ シユトラーセ136 (72)発明者 アルミン・ペルトル オーストリア国レオーベン・カイゼル−フ ランツ−ヨーゼフ・シユトラーセ19
Claims (16)
- 【請求項1】 耐火性ライニング(14)及びその中に
配置され複数の通路を有するガス掃気装置が設けられて
おり、これら通路が、送風管(10,12)の周にわた
って分散されて、送風管(10,12)の中心長手軸線
に対して半径方向に耐火性ライニング(14)を通って
延びており、かつ外側において少なくとも1つのガス供
給導管に接続可能である、ガス抜き容器のための送風管
(10,12)において、ライニング(14)が、少な
くとも通路(20,22)の範囲において、クロムを含
まない耐火性セラミック材料からなり、かつ通路(2
0,22)が、送風管の内壁に沿ってほぼ連続したガス
霧を形成するために密に連続して延びるように配置され
ていることを特徴とする、ガス抜き容器のための送風
管。 - 【請求項2】 送風管のライニング(14)全体が、ク
ロムを含まない耐火性セラミック材料からなることを特
徴とする、請求項1記載の送風管。 - 【請求項3】 耐火性材料が、クロムを含まないマグネ
サイト種類からなることを特徴とする、請求項1又は2
記載の送風管。 - 【請求項4】 耐火性材料が、 MgO−Al2O3−スピネル、 マグネシア−スピネル、 97重量%を越えるMgO含有量及びZrO2又はAl
2O3でドーピングしたマグネシア、又は0.1と2.
0mmの間の粒状形の<1.0重量%の金属添加物含有
量を有するマグネシア、 <5mmの粒状、コンパクト化した又は塊状の形の8.
0重量%までの別の耐火性酸化物の添加物を含むマグネ
シアからなることを特徴とする、請求項3記載の送風
管。 - 【請求項5】 ライニング(14)の耐火性材料が、ピ
ッチを含浸されていることを特徴とする、請求項1ない
し4の1つに記載の送風管。 - 【請求項6】 通路(20,22)が、0.5と2mm
の間の直径を有し、互いに10cmより小さな間隔を有
し、かつガスが送風管(10,12)に侵入した後にそ
の内壁に隣接して上昇するように、ガスを加えることが
できることを特徴とする、請求項1ないし5の1つに記
載の送風管。 - 【請求項7】 内部に延びた通路を有する耐火性材料か
らなるモノリシックリング状ブロックの形のガス掃気装
置が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし
6の1つに記載の送風管。 - 【請求項8】 耐火性材料からなるリング状ブロックの
形のガス掃気装置が設けられており、このブロックが、
内部に配置された通路(20,22)を有する複数の耐
火性リングセグメントS1ないしS10により形成され
ることを特徴とする、請求項1ないし6の1つに記載の
送風管。 - 【請求項9】 それぞれのリングセグメントS1ないし
S10が、複数の石(18)からなり、これら石を通っ
てそれぞれ少なくとも1つの通路(20,22)が延び
ていることを特徴とする、請求項8記載の送風管。 - 【請求項10】 隣接する通路の間の間隔が、2と7c
mの間であることを特徴とする、請求項1ないし9の1
つに記載の送風管。 - 【請求項11】 通路(20,22)が、外側において
(ガス供給側端部において)グループごとに又は全体と
して共通のガス分配空間(24)内に口を開いているこ
とを特徴とする、請求項1ないし10の1つに記載の送
風管。 - 【請求項12】 通路の直径が、1mmより小さいこと
を特徴とする、請求項1ないし11の1つに記載の送風
管。 - 【請求項13】 通路(20,22)が、耐火性ライニ
ング(14)の周にわたって回転対称に配置されている
ことを特徴とする、請求項1ないし12の1つに記載の
送風管。 - 【請求項14】 通路(20,22)が、金属管によっ
て形成され、これら金属管が、耐火性ライニング(1
4)内に固定的に挿入されることを特徴とする、請求項
1ないし13の1つに記載の送風管。 - 【請求項15】 通路が、高さに関してずらして配置さ
れていることを特徴とする、請求項1ないし14の1つ
に記載の送風管。 - 【請求項16】 通路(20,22)が、異なった横断
面積を有することを特徴とする、請求項1ないし15の
1つに記載の送風管。
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DE19511640A DE19511640C1 (de) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | Rüssel für ein Entgasungsgefäß |
DE19511640.2 | 1995-03-30 |
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FR (1) | FR2732359B1 (ja) |
GB (1) | GB2299344B (ja) |
IT (1) | IT1283316B1 (ja) |
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- 1996-03-26 ES ES009600710A patent/ES2145645B1/es not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-26 FR FR9603711A patent/FR2732359B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-28 IT IT96MI000616A patent/IT1283316B1/it active IP Right Grant
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- 1996-03-29 GB GB9606709A patent/GB2299344B/en not_active Expired - Fee Related
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