JP5246313B2 - Rh脱ガス下部槽 - Google Patents
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Description
そして、上記構造を採用することで、中ノ島を構成する耐火物61の浮き上がりを抑える。
このため、上記の従来構造では、中ノ島を構成する耐火物61に対し、敷部用耐火物62aが上方に変位するおそれがある。そして、敷部用耐火物62aが上方に変位してしまうと、中ノ島を構成する耐火物も浮き上がるおそれがあるという課題がある。
本発明は、上記のような点に着目したもので、中ノ島を構成する耐火物の浮き上がりをより効果的に抑えることが可能なRH脱ガス下部槽を提供することを目的としている。
上記複数の敷部用耐火物は、2本の環流管に挟まれた中ノ島に配置される中ノ島用耐火物、上記中ノ島用耐火物に連続して配置され上記中ノ島を通り且つ敷部の水平断面において当該2本の環流管を結ぶ線に交差する交差方向を配列方向とする配列用耐火物、上記側壁用耐火物の鉛直下向きへの投影面と少なくとも一部が重なる位置に配置される連結用耐火物、及びその他の底部位置に配置されたその他の敷部用耐火物を有し、
上記連結用耐火物のうち、少なくとも上記配列用耐火物に連続して配置される連結用耐火物は、側壁用耐火物から上記配列用耐火物に向けて並ぶ2つ以上の力伝達用耐火物からなり、
上記力伝達用耐火物は、側壁用耐火物からの上下方向の荷重を横方向に変換可能なように、上記側壁用耐火物から底部内側に向けた並び方向で隣り合う力伝達用耐火物間の少なくとも一カ所における力伝達用耐火物間の対向面は、炉内周側に位置する部分が炉外周側に位置する部分よりも高くなるように傾斜していることを特徴とする。
次に、請求項3に記載した発明は、請求項1又は請求項2に記載した構成に対し、上記中ノ島用耐火物の一部は上記配列用耐火物の配列方向と同方向に配列し、その配列方向で隣り合う中ノ島用耐火物間の少なくとも一カ所における中ノ島用耐火物間の対向面は、上部が下部よりも底部中央側に位置するように傾斜していることを特徴とする。
上記中ノ島用耐火物に隣接する環流管羽口用耐火物と当該中ノ島用耐火物との対向面は、対象とする環流管羽口用耐火物に対応する環流管側に、上部が下部よりも近づくように傾斜していることを特徴とする。
上記複数の敷部用耐火物は、上記側壁用耐火物の鉛直下向きへの投影面と少なくとも一部が重なる位置に配置される連結用耐火物を有し、
上記連結用耐火物の少なくとも一部は、側壁用耐火物から底部内側に向けて並ぶ2つ以上の力伝達用耐火物からなり、
上記力伝達用耐火物は、側壁用耐火物からの上下方向の荷重を横方向に変換可能なように、上記側壁用耐火物から底部内側に向けた並び方向で隣り合う力伝達用耐火物間の少なくとも一カ所における力伝達用耐火物間の対向面は、炉内周側に位置する部分が炉外周側に位置する部分よりも高くなるように傾斜していることを特徴とする。
上記側壁用耐火物から底部内側に向けた並び方向で隣り合う力伝達用耐火物間の少なくとも2カ所の対向面を、上部が下部よりも底部内側に位置するように傾斜させると共に、上記各対向面の傾斜は、底部内側に近い力伝達用耐火物間ほど鉛直に近い傾斜となっていることを特徴とする。
これによって、敷部用耐火物に負荷されて当該敷部用耐火物を拘束する水平方向の力を増大することが出来る。
また請求項2に係る発明によれば、敷部の水平断面において2本の環流管を結ぶ線に交差する交差方向で隣り合う配列用耐火物間の少なくとも一カ所における対向面は、上部が下部よりも中ノ島側に位置するように傾斜していることで、上記力伝達用耐火物を介して伝達する力によって、配列用耐火物に対して下向きの力が作用する。この結果、配列用耐火物の浮き上がりも効果的に抑制する。
また、請求項6に係る発明によれば、力伝達用耐火物による下向きの力を横向きの力への変換を2カ所以上で実施することで、力の向きの変換のための力の伝達をより滑らかに実施することが可能となる。
図1及び図3は、本実施形態のRH脱ガス下部槽1を示す断面図である。また、図2は、RH脱ガス下部槽1の底部(敷部)に内張した耐火物3の配置例を示す図である。
(構成)
RH脱ガス下部槽1の構成について説明する。
本実施形態のRH脱ガス下部槽1は、円筒状の側壁部と、溶湯の通り道である環流管2を有する円盤状の敷部(底部)に区別される。符号10は環流管スリーブ煉瓦である。
敷部には、左右対称に2本の環流管2が配置され、その敷部は、複数の敷部用耐火物3で内張されている。なお耐火物としては、耐火物煉瓦を例示できるが、定形耐火物であれば適用可能である。
上記耐火物の材質については、マグカーボン煉瓦(MgO−C)、マグクロ煉瓦(MgO−Cr2O3)、あるいはその組合せ、若しくは他の材質(マグネシアドロマイト煉瓦(MgO−CaO)、マグネシアドロマイトカーボン(MgO−CaO−C)、アルミナマグネシアプレキャストブロック)を単体か複数の材質を組み合せて使用する。
上記環流管羽口用耐火物3Aは、各環流管2の周囲を包囲する耐火物であって、対象とする環流管2の周方向に沿って配列し、各環流管羽口用耐火物3Aは、それぞれ環流管2から放射状に延びるように配置されている。
上記配列用耐火物3Cは、上記中ノ島用耐火物3Bに連続して配置され当該中ノ島用耐火物3Bと同方向に沿って配列する耐火物である。
その他の底部位置に配置されたその他の敷部用耐火物3Eは、本実施形態では、上記配列用耐火物3Cの配列方向と平行な方向に沿って配列するように配置されている。
ここで、耐火物の施工は、敷部に対し敷部用耐火物3を施工した後に、側壁用耐火物5を施工して構築する。また、耐火物間の目地部には、目地モルタルなどの不定形耐火物を充填する。
本実施形態では、上記連結用耐火物3Dのうち、上記配列用耐火物3Cに連続して配置される連結用耐火物を、図3のように、側壁用耐火物5からの上下方向の荷重を横方向に変換可能なように、複数の力伝達用耐火物3Daから構成した。図3では、側壁用耐火物から底部内側に向けて一列当たり6枚の力伝達用耐火物3Daで構成する場合を例示している。
各力伝達用耐火物3Daの上記対向面の傾斜は、底部内側に近い力伝達用耐火物3Da間ほど、鉛直に近い傾斜となっている。すなわち、側壁用耐火物5側から上記配列用耐火物3C側に向けて徐々に傾斜が大きくなるように設定されている。
同様に、中ノ島用耐火物3Bについても、上記配列方向で隣り合う中ノ島用耐火物3B間の対向面は、上部よりも下部が底物中央に位置するように傾斜させている。なお、中央の中ノ島用耐火物3Bは、中ノ島用耐火物3Bの配列方向に直交する側方から見て、図3に示すように、下側の厚みが厚い楔形状となっている。
連結用耐火物3Dには側壁用耐火物5から下向きの力が掛かる。特に側壁用耐火物5が熱膨張した場合に、上記下向きの力は大きくなる。このとき、本実施形態では、上記連結用耐火物3Dのうちの配列用耐火物3Cに連続する位置の連結用耐火物3Dを上述のように複数の力伝達用耐火物3Daで構成することで、側壁用耐火物5からの下向きの力を、底部内側に向かう水平方向に変換して、配列用耐火物3Cに伝達することができる(図3参照)。
また、本実施形態では、配列する複数の力伝達用耐火物3Da間の対向面の傾斜を徐々に大きくすることで、力の伝達方向が段階的に変換される結果、より滑らかに下向きの力を横向きの底部内側に向かう力に変換している。
なお傾斜は、水平方向から65度以上、90度未満の範囲が好ましい。
また、配列用耐火物3Cや中ノ島用耐火物3Bの対向面に上述のような傾斜を設けることで、下向きの力が各耐火物に掛かることで、さらに浮き上がりを抑制することが可能となる。
ただし、複数の力伝達用耐火物3Daは、図4のように、1配列当たり2つの力伝達用耐火物3Daで構成しても良い。この場合には、2つの力伝達用耐火物3Da間の対向面を傾斜させればよい。この場合、対向面の傾斜面は、例えば、水平面に対し40度〜60度の傾斜に設定する。
上記力伝達用耐火物3Daの枚数を、3〜12枚の範囲で設定し、力伝達用耐火物と配列用耐火物との対向面の傾斜を図3の例と同様に63.6度とすることを想定すると、例えば3枚の場合には、21.2度づつ傾斜角度を大きく設定し、12枚の場合には5.3度づつ傾斜角度を大きく設定すればよい。
なお、力伝達用耐火物3Daを除く、敷部用耐火物3が摩耗しても敷部用耐火物の浮き上がりを防止するには、傾斜させる耐火物につき図5に基づき下記式を満足することが好ましい。
L > t・tanθ
ここで、
L:鉛直方向の煉瓦長
t:水平方向の目地厚さ
θ:耐火物の対向面の傾斜角度
図1および図2に示した実施形態では、中ノ島用耐火物3B、配列用耐火物3C、力伝達用耐火物3Daとも2列で配列した例で説明したが、配列数は必ずしも2列には限定されず、大型の煉瓦を用いて1列としても良いし、3列以上とすることも可能である。
「実施例」
実施例では、上記実施形態に沿って、中ノ島用耐火物を上述に述べたような傾斜構造とすると共に、複数の力伝達用耐火物3Daを、側壁用耐火物5からの荷重を横方向(上記配列用耐火物3Cに向けて)に変換可能なように傾斜させた構造(側壁用耐火物と敷部用耐火物とが一体構造)を採用した。
ここで、なお、採用したのは、次の(a)(b)の2例とし、いずれも中ノ島用耐火物3Bと環流管羽口用耐火物3Aの対向面を85度傾斜させた。
(a)力伝達用耐火物3Daを2枚に設定し、中ノ島用耐火物3Bを85度、配列用耐火物3Cを74.2度〜85度傾斜させた例(図4)
(b)力伝達用耐火物3Daを6枚に設定し、中ノ島用耐火物3Bを85度、配列用耐火物3Cを63.6度〜85度傾斜させた例(図3)
中ノ島用耐火物を傾斜構造とせず、且つ、側壁用耐火物を全て垂直に積み上げ、敷部用耐火物を全て水平に並べる側壁用耐火物と敷部用耐火物とを分断した構造を採用した。
すなわち本構造では力伝達用耐火物は配置しなかった。
「比較例2」
中ノ島用耐火物を傾斜構造とし、且つ、側壁用耐火物全て垂直に積み上げ、残りの敷部用耐火物を全て水平に並べる構造(力伝達用耐火物は配置しない)を採用した。
また、比較例2においては、比較例1の構造と損耗状況は余り変化が無かった。
2 環流管
3 敷部用耐火物
3A 環流管羽口用耐火物
3B 中ノ島用耐火物
3C 配列用耐火物
3D 連結用耐火物
3Da 力伝達用耐火物
3E その他の敷部用耐火物
5 側壁用耐火物
Claims (6)
- 2本の環流管を有する底部が複数の敷部用耐火物で内張されていると共に、側壁内面が複数の側壁用耐火物で内張されているRH脱ガス下部槽において、
上記複数の敷部用耐火物は、2本の環流管に挟まれた中ノ島に配置される中ノ島用耐火物、上記中ノ島用耐火物に連続して配置され上記中ノ島を通り且つ敷部の水平断面において当該2本の環流管を結ぶ線に交差する交差方向を配列方向とする配列用耐火物、上記側壁用耐火物の鉛直下向きへの投影面と少なくとも一部が重なる位置に配置される連結用耐火物、及びその他の底部位置に配置されたその他の敷部用耐火物を有し、
上記連結用耐火物のうち、少なくとも上記配列用耐火物に連続して配置される連結用耐火物は、側壁用耐火物から上記配列用耐火物に向けて並ぶ2つ以上の力伝達用耐火物からなり、
上記力伝達用耐火物は、側壁用耐火物からの上下方向の荷重を横方向に変換可能なように、上記側壁用耐火物から底部内側に向けた並び方向で隣り合う力伝達用耐火物間の少なくとも一カ所における力伝達用耐火物間の対向面は、炉内周側に位置する部分が炉外周側に位置する部分よりも高くなるように傾斜していることを特徴とするRH脱ガス下部槽。 - 上記配列方向で隣り合う配列用耐火物間の少なくとも一カ所における配列用耐火物間の対向面は、上部が下部よりも中ノ島側に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載したRH脱ガス下部槽。
- 上記中ノ島用耐火物の一部は上記配列用耐火物の配列方向と同方向に配列し、その配列方向で隣り合う中ノ島用耐火物間の少なくとも一カ所における中ノ島用耐火物間の対向面は、上部が下部よりも底部中央側に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載したRH脱ガス下部槽。
- 上記複数の敷部用耐火物として、上記各環流管の周囲を包囲する環流管羽口用耐火物を有し、
上記中ノ島用耐火物に隣接する環流管羽口用耐火物と当該中ノ島用耐火物との対向面は、対象とする環流管羽口用耐火物に対応する環流管側に、上部が下部よりも近づくように傾斜していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載したRH脱ガス下部槽。 - 2本の環流管を有する底部が複数の敷部用耐火物で内張されていると共に、側壁内面が複数の側壁用耐火物で内張されているRH脱ガス下部槽において、
上記複数の敷部用耐火物は、上記側壁用耐火物の鉛直下向きへの投影面と少なくとも一部が重なる位置に配置される連結用耐火物を有し、
上記連結用耐火物の少なくとも一部は、側壁用耐火物から底部内側に向けて並ぶ2つ以上の力伝達用耐火物からなり、
上記力伝達用耐火物は、側壁用耐火物からの上下方向の荷重を横方向に変換可能なように、上記側壁用耐火物から底部内側に向けた並び方向で隣り合う力伝達用耐火物間の少なくとも一カ所における力伝達用耐火物間の対向面は、炉内周側に位置する部分が炉外周側に位置する部分よりも高くなるように傾斜していることを特徴とするRH脱ガス下部槽。 - 側壁用耐火物から底部内側に向けて並ぶ上記力伝達用耐火物を、3つ以上のブロックから構成し、
上記側壁用耐火物から底部内側に向けた並び方向で隣り合う力伝達用耐火物間の少なくとも2カ所の対向面を、上部が下部よりも底部内側に位置するように傾斜させると共に、上記各対向面の傾斜は、底部内側に近い力伝達用耐火物間ほど鉛直に近い傾斜となっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載したRH脱ガス下部槽。
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