JPH08281760A - 射出成形機などの油圧回路の作動油温度制御方法 - Google Patents

射出成形機などの油圧回路の作動油温度制御方法

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JPH08281760A
JPH08281760A JP7089437A JP8943795A JPH08281760A JP H08281760 A JPH08281760 A JP H08281760A JP 7089437 A JP7089437 A JP 7089437A JP 8943795 A JP8943795 A JP 8943795A JP H08281760 A JPH08281760 A JP H08281760A
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Japan
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oil
actuator
hydraulic
hydraulic circuit
molding machine
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JP7089437A
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Hiroaki Saiga
寛章 雑賀
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Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機などの油圧回路の作動油温度を効
率よく制御できるようにする。 【構成】 可変吐出量ポンプ10と、アクチュエータ1
2と、ポンプからアクチュエータへの流れを制御するア
クチュエータ側切換弁13と、これよりも上流側から分
岐した分岐管路27に配置された絞り機構28と、これ
の下流側とアクチュエータの戻り側とを接続する戻り側
管路29に配置されたオイルクーラ11と、を有する油
圧回路を用い、作動油温度が所定温度範囲よりも低くな
った場合には、アクチュエータが休止している間に、可
変吐出量ポンプから大流量の作動油を絞り機構を介して
オイルクーラに流すとともに、これに冷却水を供給しな
いようにする一方、油圧回路の作動油温度が所定温度範
囲よりも高くなった場合には、アクチュエータが休止し
ている間に、可変吐出量ポンプから、あらかじめ上記大
流量よりも著しく少なく設定された少流量の作動油を絞
り機構を介してオイルクーラに流すとともに、これに冷
却水を供給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機、射出圧縮
成形機、押出機などの油圧回路の作動油温度制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の射出成形機などの油圧回路の作動
油過熱防止回路として、図5に示されるようなものがあ
る。この射出成形機の作動油過熱防止回路は、可変吐出
量ポンプ10のケーシングとオイルタンク15とを接続
するドレン管路50と、他のアクチュエータの戻り側管
路、たとえば可塑化用オイルモータ12の戻り側管路2
9とを接続し、これの下流側にオイルクーラ11を設
け、可変吐出量ポンプ10から漏れたドレンと、可塑化
用オイルモータ12からの戻り油をオイルクーラ11に
よって冷却するように構成されている。これにより、ア
クチュエータ12からの戻り油を冷却するだけでなく、
可変吐出量ポンプ10からのドレンも冷却して、回路内
のオイルが過熱するのを防止するようにしている。この
作動油過熱防止回路には、可塑化用オイルモータ12の
戻り側管路29からの比較的高い背圧を有する戻り油が
可変吐出量ポンプ10のケーシング内に流入してオイル
シールなどの部材を損傷させるのを防止するために、チ
ェック弁16a、16b及びタンク用電磁弁17が設け
られている。チェック弁16aは、比較的高いクラッキ
ング圧のものとされており、可塑化用オイルモータ12
からの戻り側背圧では、弁が開かれないようになってい
る。これにより、アクチュエータ12が動作している間
は、これからの戻り油が戻り側管路29及びオイルクー
ラ11を通って冷却されるとともに、タンク用電磁弁1
7を図示の位置から図中下側のシンボル位置(遮断位
置)に切り換えることにより、可変吐出量ポンプ10か
らのドレンは、オイルクーラ11を通ることなく、オイ
ルタンク15に戻される一方、アクチュエータ12が休
止している(すなわち、戻り側管路29を油が流れな
い)間は、タンク用電磁弁17を図示の連通位置にする
ことにより、可変吐出量ポンプ10からのドレンが、タ
ンク用電磁弁17及びオイルクーラ11を通って冷却さ
れることになる。こうすることによって、アクチュエー
タ12の休止中も回路内の作動油を冷却するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の射出成形機などの作動油過熱防止回路に
は、アクチュエータ12からの戻り油をオイルクーラ1
1によって冷却している間は、この戻り油の圧力によっ
て可変吐出量ポンプ10のオイルシールなどの部材が損
傷されるのを防止するために、チェック弁16a、16
bや、これらのための配管などを追加して設ける必要が
あるので、油圧回路の構成が複雑になり、装置の価格が
高くなるという問題点がある。アクチュエータの休止中
も回路内の作動油を冷却する別の装置としては、可変吐
出量ポンプからのドレンを冷却するための専用のオイル
クーラを設けることが考えられるが、この場合には、複
数のチェック弁や、これらのための配管などが不要には
なるものの、オイルクーラを増設する必要があるので、
装置の価格が高くなるという問題点は依然として解決さ
れないことになる。なお、図5に示すような作動油過熱
防止回路には、作動油の温度が所定範囲よりも低過ぎる
場合に備えて、作動油温度を上昇させるための装置を別
に設ける必要がある。本発明は、このような課題を解決
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、可変吐出量ポ
ンプと、回路油温を所定の温度範囲に昇温させるための
絞り機構と、これの下流側に配置されたオイルクーラ
と、を有する油圧回路に適用され、回路油温が所定の温
度範囲になった後は、通常は使用されない絞り機構を利
用して、アクチュエータの休止中に、可変吐出量ポンプ
から少流量の作動油が絞り機構を介してオイルクーラに
流れるようにすることにより、上記課題を解決する。す
なわち、本発明の請求項1記載の射出成形機などの油圧
回路の作動油温度制御方法は、可変吐出量ポンプ(1
0)と、これによって駆動されるアクチュエータ(1
2)と、可変吐出量ポンプ(10)からアクチュエータ
(12)への流れを制御するアクチュエータ側切換弁
(13)と、これよりも上流側から分岐した分岐管路
(27)に配置された切換弁付きの絞り機構(28)
と、これの下流側とアクチュエータ(12)の戻り側と
を接続する戻り側管路(29)に配置されたオイルクー
ラ(11)と、を有する油圧回路を用い、油圧回路の作
動油温度が所定温度範囲よりも低くなった場合には、ア
クチュエータ側切換弁(13)が遮断側に切り換えられ
てアクチュエータ(12)が休止している間に、可変吐
出量ポンプ(10)から、あらかじめ設定された大流量
の作動油が絞り機構(28)を介してオイルクーラ(1
1)を通過するようにさせるとともに、オイルクーラ
(11)に冷却水を供給しないようにする一方、油圧回
路の作動油温度が所定温度範囲よりも高くなった場合に
は、アクチュエータ側切換弁(13)が遮断側に切り換
えられてアクチュエータ(12)が休止している間に、
可変吐出量ポンプ(10)から、あらかじめ上記大流量
よりも著しく少なく設定された少流量の作動油が絞り機
構(28)を介してオイルクーラ(11)を通過するよ
うにさせるとともに、オイルクーラ(11)に冷却水を
供給するようにしたことを特徴としている。上記絞り機
構(28)としては、請求項3記載のように、流れの方
向を切り換える温度制御用切換弁(温度制御用電磁弁2
0b)と、これよりも下流側に分岐管路(27)に配置
された可変絞り(22)と、から構成されているもの、
請求項4記載のように、流れの方向を切り換える温度制
御用切換弁(20b)と、これよりも下流側に分岐管路
(27)に配置された、圧力調整弁(23)と、から構
成されているもの、などを利用することができる。な
お、かっこ内の符号は、後述する実施例の対応する部材
を示す。
【0005】
【作用】装置の始動時には、可変吐出量ポンプは、比較
的大きい吐出量に設定されており、吐出された大流量の
作動油が絞り機構を通過させられるので、速やかに回路
油温が上昇させられる。この際、下流側のオイルクーラ
には冷却水を供給しないので、オイルクーラを通過する
際、作動油が冷却されるようなことは、ほとんどない。
作動油が設定温度範囲に上昇した後は、通常は、絞り機
構の切換弁が切り換えられて、作動油は絞り機構を通ら
ないようにされる。本発明においては、射出動作などが
行われて、油圧回路の作動油が所定の温度範囲よりも高
くなった場合に、可塑化用オイルモータなどのアクチュ
エータが停止しているタイミングを利用して、可変吐出
量ポンプをあらかじめ設定した少流量(上記大流量より
も著しく少ない流量)に切り換えるとともに、作動油が
上記絞り機構を通るように、切換弁を切り換える。この
際、作動油は、絞り機構により多少は絞られることにな
るが、流量が著しく少ないため、ほとんど温度上昇する
ことなく、オイルクーラを通ることになるので、オイル
クーラに冷却水を供給することにより、作動油は効果的
に冷却され、油圧回路の油温を低下させることになる。
【0006】
【実施例】図1に本発明方法が適用される第1実施例の
射出成形機の油圧回路を示す。吐出量制御装置10aを
有する可変吐出量ポンプ10の吐出口には、吐出側管路
24が接続されている。吐出側管路24には射出側電磁
弁(アクチュエータ側切換弁)13が設けられており、
これの下流側(図中上側)には、可塑化用オイルモータ
(アクチュエータ)12及び射出シリンダ18が並列に
設けられている。可塑化用オイルモータ12及び射出シ
リンダ18は、管路25及び管路26をもって射出側電
磁弁13の各ポートとそれぞれ接続されている。吐出側
管路24は、途中に分岐管路27を有しており、これに
絞り機構28が設けられている。絞り機構28の下流側
は戻り側管路29と接続されている。戻り側管路29
は、オイルクーラ11を介してオイルタンク15に開放
されている。可変吐出量ポンプ10の吸入側管路30に
は、サクションフィルタ14が設けられている。なお、
本発明方法を実施するうえで、あまり関係がないので、
図示を省略したが、吐出側管路24には、吐出圧力設定
用のリリーフ弁、圧力計などが設けられている。
【0007】上述の絞り機構28は、温度制御用電磁弁
(4ポート2位置式の温度制御用切換弁)20と、これ
の各ポートA、B、P及びTにそれぞれ接続された合計
4つの固定絞り21と、から成り、ポートAと、ポート
Bとは上流側(図1中左側)の固定絞り21を介して並
列に分岐管路27と接続されており、また、ポートP
と、ポートTとは下流側(図1中右側)の固定絞り21
を介して並列に分岐管路27の下流部27aと接続され
ている。温度制御用電磁弁20を図1中上側のシンボル
位置(図示の状態)のオフ状態と、図中下側のシンボル
位置のオン状態のいずれか一方に切り換えることによ
り、絞り機構28を作動油が流れない状態、又は絞り機
構28を作動油が流れる状態のいずれか一方の状態とす
ることが可能である。なお、図1は、温度制御用電磁弁
20がオフとされて絞り機構28を作動油が流れない状
態が示されている。オイルタンク15には、温度検出器
32が設けられている。射出成形機の制御器34には、
可変吐出量ポンプ10の吐出量制御装置10aからのポ
ンプ傾斜角信号や温度検出器32の出力信号が入力され
ており、また、温度制御用電磁弁20、射出側電磁弁1
3などのソレノイド回路も接続されている。制御器34
は、可変吐出量ポンプ10の吐出量制御装置10a、射
出側電磁弁13をはじめ、射出成形機全般の制御を行う
ように構成されているが、温度検出器32から出力され
た温度信号を、あらかじめ記憶している設定温度(下限
値と上限値)と比較し、測定温度が設定温度範囲よりも
低い場合、及び高い場合のいずれであっても、比較値に
基づいて温度制御用電磁弁20のオン・オフを制御する
ことが可能である。
【0008】次に、この第1実施例の装置を用いた本発
明方法の作用を説明する。射出成形機の始動時には、油
圧回路の作動油温度が、あらかじめ設定されている設定
温度範囲よりも低いのが一般的であるので、絞り機構2
8により作動油を絞って昇温させる暖機運転が行われ
る。すなわち、制御器34は、設定温度(下限値と上限
値)と、温度検出器32からの測定油温に基づいて、絞
り機構28の温度制御用電磁弁20に指令信号を出力
し、これをオンとして図示の状態から下側のシンボル位
置に切り換えさせた状態で、可変吐出量ポンプ10を駆
動し、また、制御器34からの指令信号により、吐出量
制御装置10aを作動させて可変吐出量ポンプ10が所
定の大流量を吐出するように制御する。これにより、オ
イルタンク15からサクションフィルタ14を通して可
変吐出量ポンプ10に吸入された作動油は、吐出側管路
24、分岐管路27、絞り機構28、分岐管路27の下
流部27a、戻り側管路29、及びオイルクーラ11を
通ってオイルタンク15に戻る。この際、オイルクーラ
11には冷却水が供給されないようにするとともに、作
動油が絞り機構28のそれぞれの固定絞り21によって
絞られることにより、作動油の温度が上昇させられるこ
とになる。作動油の温度が所定の温度範囲まで上昇した
ら、制御器34は、温度制御用電磁弁20を図示のオフ
位置に切り換えさせる。これにより、作動油を昇温させ
るための暖機運転を終了する。次に、制御器34からの
指令信号により、図2に示すように、射出側電磁弁13
を駆動して可塑化工程(射出側電磁弁13が右シンボル
位置で、可塑化用オイルモータ12が回転)を行う。可
塑化工程中は、可塑化用オイルモータ12からの戻り油
がオイルクーラ11を通るので、オイルクーラ11に冷
却水を供給することにより、作動油の冷却が行われる。
続いて射出工程(射出側電磁弁13が左シンボル位置
で、射出シリンダ18のピストンが図中左方向移動)が
行われる。この実施例の装置においては、射出・保圧工
程中は、射出シリンダ18からの戻り油はオイルクーラ
11を通らないので、油圧回路の作動油温度は上昇す
る。射出・保圧工程中に作動油温度が所定温度範囲より
も高くなった場合には、この工程が終了して射出側電磁
弁13が図示の中立位置に戻るのとタイミングと合わせ
て、可変吐出量ポンプ10の吐出量をあらかじめ設定し
た少流量に切り換えるように指令するとともに、絞り機
構28の温度制御用電磁弁20をオンとするように指令
する。これにより、可変吐出量ポンプ10から吐出され
た少ない流量の作動油が吐出側管路24、分岐管路2
7、絞り機構28、分岐管路27の下流部27a、戻り
側管路29、及びオイルクーラ11を通るので、オイル
クーラ11に冷却水を供給することにより、作動油が冷
却される。この際、少流量の作動油が絞り機構28を通
る場合には、ほとんど絞られることはないので、油温を
上昇させるようなことはない。なお、図2中「少流量指
令」とされた範囲では、従来は作動油の冷却が行われて
いなかったことになる。なお、本実施例の油圧回路にお
いては、射出・保圧工程と可塑化工程に限定している
が、射出成形の他の工程、たとえば、成形品を取り出す
エジェクト工程時においても、エジェクタ(アクチュエ
ータ)が作動終了した後、射出・保圧工程が開始される
までの間(中間時間の一部)を利用して作動油の冷却を
行うことができる。作動油の過熱を防止するための装置
は、特別に追加する必要はなく、従来のものを用いて、
制御器34の制御プログラムを少し変更するだけで済む
ので、装置の回路構成を複雑にしたり、装置の価格を高
くしたりするようなことなく、アクチュエータ12の停
止中も作動油の冷却を行うことができる。
【0009】なお、上記各実施例の説明においては、絞
り機構28は、中立位置を有する1つの切換弁と、4つ
の固定絞り21とによって構成するものとしたが、これ
に限定されるわけではなく、たとえば、図3に示すよう
な、中立位置を有しない2位置切換弁(温度制御用電磁
弁)20bと、流量調整弁式の可変絞り22とから構成
される絞り機構28bを用いたり、図4に示すような、
中立位置を有しない温度制御用電磁弁20bと、圧力調
整弁式の可変絞り23とから構成される絞り機構28c
を用いたりしてもよい。また、上記実施例の説明におい
ては、射出成形機の油圧回路に本発明方法を実施するも
のとしたが、射出圧縮成形機や、押出機の油圧回路にも
本発明方法を実施することができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、射出成形機、射出圧縮成形機、押出機などにおい
て、装置の回路構成を複雑にしたり、装置の価格を高く
したりするようなことなく、油圧回路の作動油を効果的
に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法が適用される第1実施例の射出成形
機の油圧回路を示す図である。
【図2】本発明方法による作動油の冷却時間割合を説明
する図である。
【図3】本発明方法が適用される第2実施例の射出成形
機の油圧回路の絞り機構を示す図である。
【図4】本発明方法が適用される第3実施例の射出成形
機の油圧回路の絞り機構を示す図である。
【図5】従来の射出成形機の油圧回路の1例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 可変吐出量ポンプ 11 オイルクーラ 12 可塑化用オイルモータ(アクチュエータ) 13 射出側電磁弁(アクチュエータ側切換弁) 15 オイルタンク 20、20b 温度制御用電磁弁(温度制御用切換弁) 21 固定絞り 22 可変絞り(流量調整弁) 23 可変絞り(圧力調整弁) 27 分岐管路 28 絞り機構 29 戻り側管路 32 温度検出器 34 制御器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変吐出量ポンプ(10)と、これによ
    って駆動されるアクチュエータ(12)と、可変吐出量
    ポンプ(10)からアクチュエータ(12)への流れを
    制御するアクチュエータ側切換弁(13)と、これより
    も上流側から分岐した分岐管路(27)に配置された切
    換弁付きの絞り機構(28)と、これの下流側とアクチ
    ュエータ(12)の戻り側とを接続する戻り側管路(2
    9)に配置されたオイルクーラ(11)と、を有する油
    圧回路を用い、 油圧回路の作動油温度が所定温度範囲よりも低くなった
    場合には、アクチュエータ側切換弁(13)が遮断側に
    切り換えられてアクチュエータ(12)が休止している
    間に、可変吐出量ポンプ(10)から、あらかじめ設定
    された大流量の作動油が絞り機構(28)を介してオイ
    ルクーラ(11)を通過するようにさせるとともに、オ
    イルクーラ(11)に冷却水を供給しないようにする一
    方、油圧回路の作動油温度が所定温度範囲よりも高くな
    った場合には、アクチュエータ側切換弁(13)が遮断
    側に切り換えられてアクチュエータ(12)が休止して
    いる間に、可変吐出量ポンプ(10)から、あらかじめ
    上記大流量よりも著しく少なく設定された少流量の作動
    油が絞り機構(28)を介してオイルクーラ(11)を
    通過するようにさせるとともに、オイルクーラ(11)
    に冷却水を供給するようにしたこと、 を特徴とする射出成形機などの油圧回路の作動油温度制
    御方法。
  2. 【請求項2】 上記絞り機構(28)が、上記分岐管路
    (27)の流れを遮断するための中立位置を有する温度
    制御用切換弁(20)と、これの上流側及び下流側に配
    置された複数の固定絞り(21)と、から構成されてい
    る油圧回路を用いること、 を特徴とする請求項1記載の射出成形機などの油圧回路
    の作動油温度制御方法。
  3. 【請求項3】 上記絞り機構(28)が、流れの方向を
    切り換える温度制御用切換弁(20b)と、これよりも
    下流側に分岐管路(27)に配置された可変絞り(2
    2)と、から構成されている油圧回路を用いること、 を特徴とする請求項1記載の射出成形機などの油圧回路
    の作動油温度制御方法。
  4. 【請求項4】 上記絞り機構(28)が、流れの方向を
    切り換える温度制御用切換弁(20b)と、これよりも
    下流側に分岐管路(27)に配置された、圧力調整弁
    (23)と、から構成されている油圧回路を用いるこ
    と、 を特徴とする請求項1記載の射出成形機などの油圧回路
    の作動油温度制御方法。
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