JPS612520A - 射出成形機用流体制御装置 - Google Patents

射出成形機用流体制御装置

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JPS612520A
JPS612520A JP8727085A JP8727085A JPS612520A JP S612520 A JPS612520 A JP S612520A JP 8727085 A JP8727085 A JP 8727085A JP 8727085 A JP8727085 A JP 8727085A JP S612520 A JPS612520 A JP S612520A
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pressure
valve
pilot
pilot valve
line
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Kenji Masuda
健二 増田
Masaaki Suhara
正明 須原
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw
    • B29C45/5008Drive means therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/82Hydraulic or pneumatic circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、射出用アクチュエータを迅速に立ち上がら
せるようにした射出成形機用流体制御装置に関する。
〈従来の技術〉 、従来、一般に、可変ポンプの吐出圧力および流量をパ
イロット弁によりアクチュエータの負荷の要求する圧力
および流量に対応させるようにしたいわゆるパワーマツ
チ式の流体制御装置と1しては、第4図に示すようなも
のがある(油空圧化設計、第14巻第1号、昭和51年
1月1日刊工業新聞社、64頁)′。 この流体制御装
置は、可変ポンプ101と、パイロット弁102と、そ
のパイロット弁102のバネ室102aを中立時にパイ
ロットライン104を介してタンク103に通じるベン
ト路105aを有するノーマルクローズド形の絞り切換
弁105を備えることにより、アクチュエータ106を
作動させない絞り切換弁105のノーマル位置、つまり
中立位置時にはパイロット弁10 ’2のバネ室102
aをタンク103に通じて、可変ポンプ101をアンロ
ードするペントアンロード方式によっている。このため
、従来のパワーマツチ式の流体制御装置→よ、絞り切換
弁105を中立位置から切換位置に切換えた際に、アク
チュエータ106が応答するまでにメインライン107
およびパイロットライン104に流体を完全に満たして
、それを圧縮するために必要とする時間やアンロードさ
せる位置に静止しているパイロット弁+02を動作状態
に持っていくまでの時間を必要とするために、無駄時間
がどうしても生じてアクチュエータ106の応答性が悪
いという欠点があった。このように、アクチュエータ1
06の応答性が悪いと射出成形機においては次のような
重大な問題を生じる。すなわち、良い成形を行なうため
には、金型のすみずみまで溶融樹脂を押し込む必要があ
るが、アクチユエータの応答性が悪いと、溶融樹脂を迅
速に金型内に押し込むことができず、溶融樹脂が途中で
部分的に冷えて固まり、溶融樹脂を金型のすみずみまで
押し込むことができないという問題が生じる。このこと
は射出サイクルが秒単位であるため、応答性が僅か0゜
1秒置なっても、成形品の品質に重大な影響を与えるこ
とになる。
この発明は、上記従来の事情に鑑みて、射出用アクチュ
エータの立′ち上がり応答性が良い射出成形機用流体制
御装置を提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この発明の射出成形機用流体
制御装置は、第1図に例示するように、射出用アクチュ
エータ5の作動方向のみを制御するポンプボート・ノー
マルクローズド形の切換弁3と可変ポンプ1とを接続す
るイインライン6に絞り弁7を設け、この絞り弁7の前
後から分岐したパイロットライン8.9を流量制御用パ
イロット弁2aのパイロット室とバネ室とに夫々接続し
、さらに、圧力制御用パイロット弁2bのパイロット室
に上記絞り弁7の前位をパイロットライン8を介して接
続する一方、上記圧力制御用パイロット弁2bのバネ室
に上記絞り弁7の前位を、絞り55を有するパイロット
ライン56により接続すると共に、上記メインライン6
の設定圧力を多段階に設定するためのパイロットリリー
フ弁18を上記圧力制御用パイロット弁2hのバネ室に
接続して、上記圧力制御用パイロット弁2bと流量制御
用パイロット弁2aの切換作動により、上記可変ポンプ
lの吐出量制御部16を上記メインライン6とタンクラ
イン12とに切換接続するようにしたことを特徴とする
〈作用〉 そして、射出用アクチュエータ5を作動させない切換弁
5のポンプボートを閉鎖したときにおいて、メインライ
ンおよびパイロットラインの流体が上記パイロットリリ
ーフ弁18で設定される所定の低圧に対応する圧力に予
め圧縮されると共に、圧力制御用パイロット弁2bはア
ンロードに対応する位置でなく、その低圧に対応する位
置すなわ゛ち過渡的位置におかれ、かつ流量制御用パイ
ロット弁2aは最大吐出側に位置しているから、上記切
換弁3を切換えた際に、上記圧力制御用パイロット弁2
bおよび流量制御用パイロット弁2aが直ちに動作して
、射出用アクチュエータ5は迅速に立ち上がらせられる
。また、圧力制御用パイロット弁2bのバネ室に、設定
圧力を多段階に設定するパイロットリリーフ弁18を接
続しているから、圧力の多段階制御がなされる。
〈実施例〉 以下、この発明を図示の実施例について詳細に説明する
この射出成形機用流体制御装置は、吐出量可変ポンプ1
と、該可変ポンプlの吐出量および吐出圧力を制御する
パイロット弁2と、クロズドセンター形切換弁3,4と
、該切換弁3により方向制御される射出用アクチュエー
タである両ロッド形の油圧シリンダ5を備える。
上記可変ポンプlと切換弁3.4のポンプポートP、P
との間のメインライン6には、ノーマルオープン形の絞
り弁7を設置している。
上記パイロット弁2は、流量、圧力制御を正確に行なう
ために3ポート絞り切換弁よりなる流量制御用パイロッ
ト弁2aと圧力制御用パイロット弁2bとの組み合わせ
により構成している。
上記流量制御用パイロット弁2aの両端のパイロット室
とバネ室とには、夫々絞り弁7の前後の圧力をパイロッ
トライン8と9とを介して伝えている。また、上記流量
制御用パイロット弁2aのパイロット室およびボートL
ならびに上記圧力制御用パイロット室2bのパイロット
室およびボート克には上記パイロットライン8を介して
絞り弁7の前位の圧力を伝えている。上記圧力制御用パ
イロット弁2bのバネ室には、中間に絞り55を設置し
たライン56を介して上記パイロットライン8を接続し
ている。また、上記圧力制御用パイロット弁2bのボー
トnはパイロットライン17を介して可変ポンプ1の吐
出量制御部16に接続すると共に、該圧力制御用パイロ
ット弁2bのボートmは流量制御用パイロット弁2aの
ボートnに接続し、さらに流量制御用パイロット弁2a
のボートmとタンク13とをパイロットライン12を介
して接続している。
一方、上記圧力制御用パイロット弁2bのバネ室にはパ
イロットリリーフ弁18を接続している。
このパイロットリリーフ弁18は、低圧側リリーフ弁1
8aと高圧側リリーフ弁18bとノーマルオープン形2
位置電磁切換弁18cとからなる。
上記リリーフ弁18aと18bとの各−次ポートはパイ
ロットライン61を介して互いに接続している。また、
上記リリーフ弁18aの二次ボートを、中間に上記切換
弁18cを設置したライン62を介してタンク63に接
続している。また上記ライン61は、パイロットライン
66を介して上記圧力制御用パイロット弁2bのバネ室
に接続している。
したがって、このパイロットリリーフ弁18は、第1図
に示す状態において、リリーフ弁18aの2次ポートが
切換弁18c’を介してタンク6゛3に連通しているの
で、リリーフ弁18aで設定される低圧側に圧力設定さ
れる一方、上記切換弁18cのソレノイド70に電流を
通電してそれを切換えると、リリーフ弁18aの2次ポ
ートとタンク63との連通が断たれるのでリリーフ弁1
8bで設定される高圧側に圧力設定される。すなわち、
このパイロットリリーフ弁18は、その設定圧力を多段
に、すなわち高圧または低圧に設定できる。
一方、油圧シリンダ5に対する速度制御時すなわち流量
制御時においては、上記パイロットリリーフ弁18は設
定圧力となっていないので、圧力制御用パイロット弁2
bは、パイロット室とバネ室の両座力が同一になってシ
ンボル位置■、に位置している。そして、流量制御用パ
イロット弁2aはノンポル位置■1に位置したり、シン
ボル位置■、に位置したりして、可変ポンプ1の吐出量
制御部16に対する流体を制御して、絞り弁7の前後の
差圧を一定に保持する。また、樹脂34の充填が完了し
て油圧シリンダ5が停止している圧力制御時には、絞り
弁7には流体が流れず、絞り弁7の前後の圧力が同じと
なるので、流量制御用パイロット弁2aは、シンボル位
置V、に位置している。そして、圧力制御用パイロット
弁2bはシンボル位置V1やV、に位置して、可変ポン
プ1の吐出量を制御して、メインライン6の圧力を一定
の圧力に保持する。
一方、上記切換弁3の負荷ボートA、Bは夫々ライン2
5.26を介して両ロッド形油圧シリンダ5の各ボート
27.28に接続している。
一方、射出機30は、上部にホッパー31を有する加熱
筒32内にスクリュ軸33を進退並びに回動自在に嵌め
込んでいる。そして、図示しない手段によりスクリュ軸
33を回動させて、ホッパー31内の樹脂34を加熱筒
32内に吸入できるようになっている。上記スクリュ軸
33の一端には、上記油圧シリンダ5のロッド29を連
結する一方、上記加熱筒32の先端には成形型35を配
置している。
上記構成の射出成形機用流体制御装置は次のように動作
する。
今、この流体制御装置は、第1図に示す状態にあって、
予め加熱筒32内にはホッパー31から樹脂34が吸入
されており、かつ第1図に示す状態にあるパイロットリ
リーフ弁18aによって低圧に圧力設定されているとす
る。
このとき、可変ポンプ1からの吐出流体の一部は、メイ
ンライン6および絞り弁7、パイロットライン8、絞り
55、パイロットライン66を通−で、パイロットリリ
ーフ弁18aよりタンク63に排出されている。したが
って、メインライン6およびパイロットライン8,9.
66の圧力は、パイロットリリーフ弁18aの設定圧力
たる低圧に対応した圧力になっている。すなわち、メイ
ンライン6およびパイロットライン8,9.66の圧力
は、油圧ンリンダ5を駆動しない切換弁3のノーマル状
態においても、予め所定の低圧に圧縮されている。
一方、圧力制御用パイロット弁2bは、可変ポンプlの
吐出量制御部16を制御して、絞り弁55の前位の圧力
と絞り55の後位の圧力の差を上記圧力制御用パイロッ
ト弁2bのバネ室のバネ38のバネ力に対応した一定値
にする。すなわち、たとえば圧力制御用パイロット弁2
bのパイロット室とバネ室との両圧力の差がバネ38の
バネ力以上になると、圧力制御用パイロット弁2bは図
中左側のシンボル位置V□に位置して、メインライン6
からの流体をそのボートl、nを介して、吐出量制御部
16に供給して可変ポンプlの吐出量を減じて絞り55
の前位の圧力を低める一方、たとえば圧力制御用パイロ
ット弁2bのパイロット室とバネ室との両圧力の差がバ
ネ38のバネ力以下になると、圧力制御用パイロット弁
2bは図中右側のシンボル位置■、に位置して、吐出、
量制御部16からの流体をボートn、 mおよび流量制
御用パイロット弁2aを介してタンク13に排出して可
変ポンプ1の吐出量を増大せしめて絞り55の前位の圧
力を高めて、絞り55前後の差圧を一定に保つようにす
る。
したがって、切換弁3のノーマル位置においては、上記
絞り55の前後の差圧を一定に保つべく、圧力制御用パ
イロット弁2bはシンボル位置■1とV、との過渡的状
態、すなわち、ポート克とボートnとの間が絞られて連
通した状態にあって、可変ポンプlからの吐出流体の一
部を上記ボート1、nを介して吐出量制御部16に供給
して斜板(図示せず)を所定の角度だけ傾斜させて、可
変ポンプlに所定量の流体を吐出させている。一つまり
、圧力制御用パイロット弁21]は、可変ポンプlをア
ンロードさせるところのボート兇とnとの間を全開にさ
せるシンボル位置■、に位置するのではなくて、前述の
如く、シンボル位置V、から■、に移る過渡的状態にあ
って、一定の流体を吐出している。
このとき、可変ポンプlからの吐出流体は、低圧側パイ
ロットリリーフ弁18aと吐出量制御部16とに二分さ
れて、夫々タンク63.41に排出される。上記吐出流
体は少量であり、かつその吐出圧力はパイロットリリー
フ弁18aで設定される低圧である。このため、このと
きの圧力の流量の積で求められる動力損失は、固定ポン
プ制御方式や可変ポンプで高圧の流体を吐出するものに
比べて比較的小さい。
この状態で切換弁18cを切換えて、低圧側パイロット
リリーフ弁18aの2次側を閉鎖し、パイロットリリー
フ弁18bによりを第1整定圧力に対応する高圧に設定
すると同時に、切換弁3を左側のシンボル位置に切換え
る。
そうすると、可変ポンプ1から吐出される流体は、絞り
弁7、切換弁3を介して、浦圧シリンダ5、のボート2
7に供給されて、そのロッド29およびスクリュ軸33
は第1図中右側に移動させられる。そして、樹脂34は
成形型35内に供給される。
このときの油圧シリンダ5の立ち上がり応答性は、メイ
ンライン6、パイロットライン8.9゜17および66
.61の流体が前述の如く予め低圧に圧縮されているこ
とと、圧力制御用パイロット弁2bがシンボル位置v1
とV、との間の過渡的状態にあるために、それが迅速に
シンボル位置V。
に位置し得ることと、絞り弁7を流れる流体がないため
流量制御用パイロット弁2aのパイロット室とバネ室の
圧力が等しくなって流量制御用パイロット弁2aがシン
ボル位置V2に位置していることと、絞り弁7が最初か
ら開放していることとが相俟って良好である。つまり、
この射出成形機用流体制御装置の油圧シリンダ5は、切
換弁3および切換弁18cに信号を印加すると同時に迅
速に立ち上がる。これに対して、従来の流体制御装置は
、切換えるべき信号を印加してから無駄時間を経過して
から立ち上がる。これは、前述の如く油圧シリンダを作
動させるために、メインラインおよびパイロットライン
に流体を満たしてそれを圧縮しなければならないことと
、パイロット弁がアンロード状態に対応する位置から最
大吐出量に対応する側に移動しなければならないことに
よる。
また、この流体制御装置は切換弁3が中立位置であって
も、従来例の如きベントアンロードすることがないので
、絞り弁7の下流側にアクチュエータ4を接続してそれ
を作動できる。
前述の如き成形型35内への樹脂の供給に伴って、該ス
クリュ軸33の前進に対する抵抗が大きくなって、油圧
シリンダ5のピストンに作用させる充填圧力、すなわち
、絞り弁7よりも後位の流体圧力が第2図中時点T、以
前の曲線で示す如く徐々に上昇する。
このとき、流量制御用パイロット弁2aが動作していて
、上記充填圧力の上昇にかかわらず、絞り弁7の前後の
差圧を一定に保って、流体制御つまり油圧シリンダ5の
正確な速度制御を行っている。。すなわち、充填圧力が
上昇して、絞り弁7の前後の差圧が所定の圧力以下にな
ると、その前後の圧力が夫々伝えられる流量制御用パイ
ロット弁2aのパイロット室とバネ室との圧力差が?く
ネ室のバネ39のバネ力以下になって、流量制御用パイ
ロット弁2aはシンボル位置V、に位置する。
そして、可変ポンプ1の吐出量制御部16を、パイロッ
トライン17、パイロット弁2a、2bを介してタンク
13に連通して、可変ポンプ1の図示しない斜板を最大
吐出側に傾斜させて、吐出量を増大させ、絞り弁7の前
後の差圧を増大させる。
一方、もし絞り弁7の後位の圧力が下降して、その絞り
弁7の前後の差圧が所定の圧力以上になると、流量制御
用パイロット弁2aのパイロット室とバネ室の圧力差が
、そのバネ室のバネ39のバネ力以上になって、流量制
御用パイロット弁2aはシンボル位置V1に位置する。
そして、可変ポンプ1の吐出量制御部16を、パイロッ
トライン17、シンボル位置v2に位置している圧力制
御用パイロット弁2b1パイロツトライン8を介してメ
インライン6に連通して、可変ポンプIの斜板を非吐出
側に傾斜させて、吐出量を減少させ、絞り弁7の前後の
差圧を減少する。要約すると、流量制御用パイロット弁
2aは、絞り弁7の前後の差圧に応じて、シンボル位置
V冒こ位置したり、シンボル位置V、に位置したりして
、可変ポンプlの吐出量を制御して、該絞り弁7の前後
の差圧を一定に保持する。
この流体制御時において、可変ポンプlの吐出この流体
制御時において、可変ポンプlの吐出量制御のために、
その吐出量制御部16以外に流体を流していないから、
つまり、直接タンクに戻す流体が存在しないから、パワ
ーマツチ制御を行っている上に、さらに動力損失が少な
くなっている。
次に、スクリュ軸33の前進により、成形型35内への
樹脂34の充填が完了すると、射出機3゜は射出状態か
ら油圧シリンダ5が作動しない整定状態に移行する。そ
して充填圧力は、第2図中時点T1より右側の曲線で示
すように急速に上昇して、時点T、より右側の曲線で示
す第1整定圧カPlとなる。つまり、この流体制御装置
は、流量制御状態から可変ポンプlの吐出量が極く少量
である圧力制御状態に移行する。この圧力制御状態に移
行する過渡時に、流量制御用パイロット弁2aが動作し
て流量制御を行なうので、第3図中実線で示すように、
圧力オーバライド特性が破線で示すものよりも良くなり
、コーナ点51bの馬力が大きくなり、射出機のサイク
ルを高負荷時でも早くとれて能率が向上する。
上記第1整定圧力P、は、圧力制御部用パイロットリリ
ーフ弁18bの前記設定圧力により定まっている。すな
わち、圧力制御用パイロットリリーフ弁18bは、その
−次ポート側の流体圧力をその設定圧力に保つので、圧
力制御用パイロット弁2bのバネ室もその設定圧力に保
持される。したがって、圧力制御用パイロット弁2bは
、この圧力制御状態のもとで、そのパイロット室とバネ
室の差圧がそのバネ室のバネ力に対応する如く、つまり
、充填圧力を第1−整定圧力P、に保っようにシンボル
位置V、に位置したり、シンボル位置V2に位置したり
して、可変ポンプlの吐出量制御部16を制御している
。定常的には、圧力制御用パイロット弁2bは、シンボ
ル位置v1に位置して、可変ポンプlの吐出量を極く少
量な状態に制御している。このとき、吐出量制御部16
からのドレーンは、ドレーンライン40を介して、タン
ク41に導かれる。なお、上記パイロット室とバネ室と
の差圧は、可変ポンプ1からパイロットリリーフ弁18
へ流れる流体が絞り55を通るために生じ第2図中時点
T1からT、の間の曲線は、流量制御状態から圧力制御
状態に移行する過渡時をボし、曲線中の44はサージ圧
すなわち圧力オーバシュートを示している。
上記第1整定圧力P、のちとで所定時間経過して第2図
中時点T、に達すると、切換弁18cを切り換えて、低
圧側パイロットリリーフ弁18aの作動により設定圧力
を低くして、充填圧力を第2整定圧力P、すなわち保圧
にする。このように、設定圧力を低くして、第2整定圧
力にするのは、高い圧力で樹脂を加圧していると、パリ
が生じるからである。
この保圧にするとき、上記パイロット弁2a。
2bは上記吐出量制御部16に対する流体のみを制御す
る小さなものであり、かつパイロットリリーフ弁18a
、18bも僅かなパイロット流体を制御するものである
ので、過渡時に第2図中破線47で示すような圧力アン
ダシュートは生じることはない。したがって、成形品に
ひげやかけ等の悪い影響を与えることはない。
上記第2整定圧力P、に対する圧力制御は、上記第1整
定圧力の場合と同様にして、圧力制御用パイロット弁2
bにより行われる。すなわち、圧力制御用パイロット弁
2bは、そのパイロット室の圧力とパイロットリリーフ
弁18aの設定圧たるバネ室の圧力の差がバネ38のバ
ネ力に対応するように作動して、充填圧力を第2整定圧
力P。
に保つ。
上記実施例では、パイロットリリーフ弁18は2個のパ
イロットリリーフ弁18a、18bを組み合わせて構成
したが、図示しない1個の電磁パイロットリリーフ弁を
用いてもよい。
〈発明の効果〉 以上より明らかなように、この発明によれば、切換弁の
ポンプポートの閉鎖時に、メインラインおよびパイロッ
トラインの流体をパイロットリリーフ弁で設定される所
定の低圧に対応する圧力に圧縮し、かつ圧力制御用パイ
ロット弁をアンロード位置に対応する位置でなく過渡的
な位置におくので、応答性を早くして、射出用アクチュ
エータを迅速に立ち上がらせることができ、したがって
、途中で樹脂が冷えて固まることがなくて、成形型のす
みずみまで樹脂を押し込むことができる。また、圧力制
御用パイロット弁のバネ室に設定圧力を多段階に設定す
るパイロットリリーフ弁を接続したので、圧力の多段階
制御ができる。また、ポンプポート・ノーマルクローズ
ド形の切換弁と絞り弁を別体にしたので、絞り弁の下流
側に複数のアクチュエータを接続し、一つのアクチュエ
ータに対する切換弁のポンプポートを閉鎖しても、他の
アクチュエータを作動することができる。また、この発
明によれば、圧力制御用パイロット弁と流量制御用パイ
ロット弁を用いるので、圧力オーバライド特性が良く、
省動力制御の効率をさ1らに向上でき、また、そのパイ
ロット弁を小さな弁で構成できて、圧力アンダシュート
を小さくでき、したがって、成形樹脂のひけやかけをな
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例の回路図、第2図は上記実
施例の時間−充填圧力特性図、第3図は上記実施例の圧
力オーバライト特性図、第4図は従来例の回路図である
。 ■ ・可変ポンプ、    2・・・パイロット弁、2
a ・・流量制御用パイロット弁、 2b 圧力制御用パイロット弁、 5・・アクチュエータ、  6・・・メインライン、7
 絞り弁、   18・・パイロットリリーフ弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出用アクチュエータ(5)の作動方向のみを制
    御するポンプポート・ノーマルクローズド形の切換弁(
    3)と可変ポンプ(1)とを接続するメインライン(6
    )に絞り弁(7)を設け、この絞り弁(7)の前後から
    分岐したパイロットライン(8)、(9)を流量制御用
    パイロット弁(2a)のパイロット室とバネ室とに夫々
    接続し、さらに、圧力制御用パイロット弁(2b)のパ
    イロット室に上記絞り弁(7)の前位をパイロットライ
    ン(8)を介して接続する一方、上記圧力制御用パイロ
    ット弁(2b)のバネ室に上記絞り弁(7)の前位を、
    絞り(55)を有するパイロットライン(56)により
    接続すると共に、上記メインライン(6)の設定圧力を
    多段階に設定するためのパイロットリリーフ弁(18)
    を上記圧力制御用パイロット弁(2b)のバネ室に接続
    して、上記圧力制御用パイロット弁(2b)と流量制御
    用パイロット弁(2a)の切換作動により、上記可変ポ
    ンプ(1)の吐出量制御部(16)を上記メインライン
    (6)とタンクライン(12)とに切換接続するように
    したことを特徴とする射出成形機用流体制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02163502A (ja) * 1988-12-16 1990-06-22 Honda Motor Co Ltd アクチュエータ駆動油圧回路

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