JPH08281422A - 組み立てユニットの流動はんだ付け方法 - Google Patents

組み立てユニットの流動はんだ付け方法

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JPH08281422A
JPH08281422A JP8082219A JP8221996A JPH08281422A JP H08281422 A JPH08281422 A JP H08281422A JP 8082219 A JP8082219 A JP 8082219A JP 8221996 A JP8221996 A JP 8221996A JP H08281422 A JPH08281422 A JP H08281422A
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solder
assembly unit
soldering
flow
transport direction
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JP8082219A
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フォーテン マンフレート
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    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molten Solder (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て部品の流動はんだ付け方法におい
て、より短いプロセス時間で、全ての場所での確実なは
んだ付けを保証する。 【解決手段】 はんだ付けする組み立てユニット(12)を
輸送装置(10)によってはんだ付けユニット(13)上へ導
き、はんだ(16)を、最初にはんだ流を組み立てユニット
の輸送方向(11)へ鋭角(α1 )で噴射し、次いで緩やか
なはんだ流(22)を組み立てユニットに対してほぼ直角に
噴射する。冷えたはんだ付け部と影になった部分を避け
るため、追加のはんだ(16)を第二のはんだ流(21)として
輸送方向(11)に対して反対方向に鋭角(α2 )で噴射す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組み立てユニットへ
の流動はんだ付け方法に関するものであり、本方法にお
いては、はんだ付けする組み立てユニットを輸送装置に
よってはんだ付けユニット上へ導き、はんだを、最初に
高流速で乱流のはんだ流で組み立てユニットの輸送方向
へ鋭角で噴射し、次いで緩やかなはんだ流で組み立てユ
ニットに対してほぼ直角に噴射するものである。本発明
はまた本方法を実現する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】こうした組み立てユニットへの流動はん
だ付け方法は公知である。キャリヤ上に配置された組み
立てユニットは、例えば輸送ベルト手段によってはんだ
付けユニット上へ導かれる。はんだ付けユニットでは、
組み立てユニットの輸送方向と交差する方向に向かう、
液状はんだから成るいわゆるはんだ流が、下部からはん
だ付けする組み立てユニットを濡らす。液状はんだはポ
ンプにより、はんだ浴からスロットを具える軸またはド
ラムへ輸送され、そのためはんだ流はフィルム状に流出
し、はんだ流の形状をなす。
【0003】こうした種類の公知の装置は、いわゆる乱
流のはんだ流(ジェット流またはチップ流)を具え、液
状はんだは組み立てユニットの輸送方向に対して鋭角で
流出し、組み立てユニットの下部をはんだで濡らす。は
んだ付け位置と反対方向に鋭角で噴霧されたはんだの高
い流速のため、いわゆるシャドウ効果が生じる。すなわ
ち、はんだで濡れない個所が生じる。その上、回路ショ
ートブリッジがこのプロセスで発生し、これは次の緩や
かなはんだ流(ラムダ流)で再度除去される。このいわ
ゆるラムダ流は平坦で、回路ショートブリッジから、再
度まだ冷却されていないはんだを除去する。ラムダ流は
不所望の回路ショートブリッジを実際除去するが、はん
だ付けされていない影の場所は残り、そのためはんだ付
けされていない、または冷えたはんだが付着した個所が
生成する。
【0004】こうした欠陥を避けるため、従来は、第一
の通路ではんだ付けされたユニットを載せたキャリヤ
を、続いて装置の中を通過させ、 180°回転させる。そ
のため第一の通路で影になった部分が、鋭角でその部分
に当たった乱流のはんだ流によって濡れる。明らかに、
この方法は時間を要する綿密なものとなる。
【0005】欧州特許出願公開第 0621101号は、非酸化
性ガス雰囲気中での組み立てユニットのはんだ付け方法
および装置を開示している。はんだは、ここでは明らか
に直角で組み立てユニットに緩やかな流れで供給され、
両側面に放出される。同様の装置として米国特許第 5,2
28,614号および米国特許第 5,292,055号記載のものが公
知であり、これらはまた、専らはんだを組み立てユニッ
トに直角に供給する緩やかなはんだ流を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、本文
冒頭で述べた、組み立てユニットの流動はんだ付け方法
を改良するものであり、より短いプロセス時間で、全て
の場所での確実なはんだ付けを保証するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、本文冒頭で述べた組み立てユニットの流動はん
だ付け方法において、はんだを高流速で供給し、また組
み立てユニットの輸送方向と反対に、組み立てユニット
に対して鋭角で供給される第二の乱流のはんだ流によっ
て達成される。従って単一のプロセスステップにおい
て、はんだは組み立てユニットに対して鋭角で、輸送方
向および輸送方向と反対の方向との間で供給される。こ
れにより影となる場所が生じる危険性が除去され、はん
だによって濡れない部分が生じなくなる。はんだによる
濡れは単一のプロセスで達成され、そのため第二の通路
はもはや必要なくなる。不所望の回路ショートブリッジ
も、次の緩やかなはんだ流によって公知の方法で除去さ
れる。
【0008】本発明の実施形態において、はんだは高流
速で組み立てユニットに対して、組み立てユニットの輸
送方向から見て始めは反対方向に、次いで輸送方向に噴
射される。これとは逆に、はんだを高流速で組み立てユ
ニットに対して、ユニットの輸送方向から見て始めは同
方向に、次いで反対方向に噴射させても等しく良好な結
果が得られる。これら両者の場合、2つのはんだ流が組
み立てユニットに相対的に等しい高さとなり、そのため
はんだ流の先端が組み立てユニットに等しく接触するこ
とが保証されることは重要である。
【0009】本発明はまた、本発明による方法を実現す
る装置に関するものであり、本装置ははんだ付けする組
み立てユニットを輸送する装置と、緩やかなはんだ流を
生成する装置と、乱流のはんだ流を生成する装置とを具
え、はんだを組み立てユニットに対してその輸送方向に
鋭角で第一のノズルより噴射するものである。本発明に
よると、乱流のはんだ流を生成する第二のノズルは、は
んだを組み立てユニットの輸送方向と反対に鋭角で流出
させ、組み立てユニットに対して噴射する。この追加の
ノズルを、例えば分離した独立の部品として形成するこ
とができる。しかしながら本発明の実施形態において
は、乱流のはんだ流を生成する二つのノズルを共通のは
んだ供給部とはんだの輸送のための共通のポンプを有す
る一つのユニットとして構築し、はんだ付けを行うトラ
ックの幅全体にわたって延在する分離した軸を設け、ま
たこの軸は、はんだを組み立てユニットの輸送方向およ
びこれと反対方向に噴射する二つのノズルを具える。
【0010】この装置により、単一の装置で二つの乱流
のはんだ流を生成する、コンパクトで場所を取らない構
成が得られる。一つのはんだ輸送ポンプのみで二つのは
んだ流が得られる。ノズルの正しい構成と、形状および
配置を与えることにより、はんだ付けを行う組み立てユ
ニットと相互に同期した二つのはんだ流が生成する。第
一のはんだ流の液状はんだは、第一のノズルから組み立
てユニットの輸送方向に鋭角で噴射される。第二のはん
だ流の液状はんだは、第二のノズルから組み立てユニッ
トの輸送方向と逆方向に鋭角で噴射される。
【0011】本発明の他の実施形態において、分離した
軸が、先端部が固定部と共に第一のノズルを形成するナ
イフエッジ部を具え、一方ナイフエッジ部には、はんだ
を流出させる第二のノズルを形成する第二の開口部を設
ける。この構成は、本発明に係るナイフエッジ部を、単
一のノズルのみを形成する、任意の公知の構成に使用さ
れる部品と簡単に交換できるという利点を有する。他の
部品交換はこのときは必要ない。
【0012】本発明の他の実施形態によると、内部から
外部に向かって先細となる二つのノズルは、ポンプによ
ってはんだが供給される際には互いに同期し、そのため
互いに反対方向へ向かうはんだ流が二つのノズルから流
出し、輸送ベルトに対してほぼ等しい高さとなる。はん
だ付けを行う組み立てユニットのはんだによる濡れは、
これによって保証される。
【0013】
【発明の実施の形態】図面において、図1〜3は本発明
の実施形態を模式的に示すものであり、図4は公知の構
成を示す。
【0014】図1に示すはんだ付装置は、はんだ付けを
行う組み立てユニット12を方向11へ輸送する輸送ベルト
10を具える。輸送の間、組み立てユニット12ははんだ付
け装置13上へ導かれる。はんだ付け装置13は液状はんだ
16を入れた二つのリザーバ14、15を具える。第一のリザ
ーバ14において、はんだ16はポンプ17によって一方はノ
ズル18へ、他方はノズル19へ送られ、そのためはんだ16
の流出は、先細の出口18a 、19a でいわゆるはんだ流2
0、21を形成し、これらの流れは、はんだ付けを行う組
み立てユニットの下側を濡らして上方のチップと組み立
てユニットをはんだ付けし、かつはんだを供給する。は
んだ流20は鋭角α1 で流出し、組み立てユニット12の輸
送方向11に向かって放出される。はんだ流21は角度α2
で流出し、組み立てユニット12の輸送方向11と反対の方
向に噴射される。この構成によりはんだ付けを行う組み
立てユニットの下部に、影となる領域が生じなくなる。
組み立てユニットがこれら乱流のはんだ流20、21を横切
った後、組み立てユニットは第一のはんだ付けステップ
で生成した回路ショートブリッジを除去する緩やかなは
んだ流22の中に入る。はんだ流20、21が高い流速で流出
する一方、はんだ流22は緩やかでかつ遅い動きを示す。
【0015】ノズル18、19の構成を、図2の側部の立面
図により示す。出口19a を有する先細ノズル19は、二つ
の部分23a および23b を具えるナイフエッジ部23を形成
する。もう一方の、出口18a を有する外側の先細ノズル
18は固定部24および部分23aを形成する。二つのナイフ
エッジ23a を固定キャリヤ25に取り付ける。
【0016】対照的に図4は従来技術による装置の構成
を示すもので、ナイフエッジ部23'を単一の部品として
形成し、この部品は固定部24' と共に単一のノズル18'
のみを形成する。
【0017】図1に示すナイフエッジ部23の平面図、側
面図および横方向の断面図を、図3に示す。突出部23a
を部品23b にねじ26を用いて二つのアーム23a'により固
定する。アーム23a'の細長の孔は、ノズル19の大きさ
と、それによって出口開口部19a の大きさを変えること
を可能とする。同様に、ノズル18についても部品23およ
び24の相対的な移動によって大きさの変更が可能であ
る。図の符号27は、ナイフエッジ部を固定キャリヤ25に
固定するための孔を示す。
【0018】本発明に係るナイフエッジ部23は、二つの
独立した調整可能なはんだ流を、部品への最適なはんだ
付けを実現するために発生することが可能であるという
利点を提供する。さらに、このようなナイフエッジ部は
市販の製品と容易に交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による組み立てユニットへの流動はんだ
付け装置の概略図である。
【図2】本発明における、2つの対向するはんだ流を生
成するための2つのノズルの配置を示す図である。
【図3】図2に示す装置のナイフエッジ部の三面図であ
る。
【図4】単一のはんだ流を生成する公知のノズルを示す
図である。
【符号の説明】
10 輸送ベルト 11 輸送ベルトの移動方向 12 組み立てユニット 13 はんだ付け装置 14, 15 リザーバ 16 はんだ 17 ポンプ 18, 19 ノズル 20, 21 はんだ流 22 緩やかなはんだ流 23 ナイフエッジ部 24 ノズル固定部 25 ノズル固定キャリヤ 26 ねじ 27 ナイフエッジ部固定用孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組み立てユニット(12)の流動はんだ付け
    方法であって、はんだ付けする組み立てユニットを輸送
    装置(10)によってはんだ付けユニット(13)上へ導き、は
    んだ(16)を、最初に高流速で乱流のはんだ流(20)で組み
    立てユニット(12)の輸送方向(11)へ鋭角(α1 )で噴射
    し、次いで緩やかなはんだ流(22)を組み立てユニット(1
    2)に対してほぼ直角に噴射する方法において、 はんだ(16)を、高流速で第二の乱流のはんだ流(21)で組
    み立てユニット(12)に対して鋭角(α2 )でその輸送方
    向(11)と反対方向に供給することを特徴とする流動はん
    だ付け方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 はんだ(16)を、組み立てユニット(12)に対して、輸送方
    向(11)から見て最初は反対方向に、その後輸送方向(11)
    に乱流域で噴射することを特徴とする流動はんだ付け方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、 はんだ(16)を組み立てユニット(12)に対して、輸送方向
    (11)から見て最初はその輸送方向(11)に、その後反対方
    向に高流速で噴射することを特徴とする流動はんだ付け
    方法。
  4. 【請求項4】 組み立てユニットの流動はんだ付け装置
    であって、 はんだ付けする組み立てユニット(12)を輸送する輸送装
    置(10)と、 緩やかなはんだ流を生成する装置(15)と、 組み立てユニット(12)に対して鋭角(α1 )で、組み立
    てユニットの輸送方向にはんだ(16)を噴射する第一のノ
    ズル(18)を具える装置において、 第二のノズル(19, 19a) が第二の乱流のはんだ流(21)を
    生成し、はんだ(16)を組み立てユニット(12)に対して鋭
    角(α2 )に、組み立てユニットの輸送方向(11)と逆方
    向にノズル(19)より噴射することを特徴とする流動はん
    だ付け装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の装置において、 乱流のはんだ流(20, 21)を生成する二つのノズル(18, 1
    9)を、共通のはんだ供給部と、はんだ(16)を輸送する共
    通のポンプ(17)を有する単一のユニットとして構成し、 分離した軸(23, 24)をはんだ付けトラックの幅全体にわ
    たって延在するように設け、該軸がはんだ(16)を組み立
    てユニット(12)の輸送方向および逆方向に噴射するノズ
    ル(18, 19)を具えることを特徴とする流動はんだ付け装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記分離した軸がナイフエッジ部(23)を具え、該ナイフ
    エッジの先端部(23a)が固定部(24)と共に第一のノズル
    出口部(18a) を形成し、第二のノズル出口部(19a) を前
    記ナイフエッジ部(23)内に形成したことを特徴とする流
    動はんだ付け装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 前記ナイフエッジ部(23)が突出部(23a) と基部(23b) と
    に分割され、突出した第一の部分(23a) が二つのアーム
    部(23a')によって基部(23b) と連結し、それによって第
    二のノズル出口部(19a) を形成することを特徴とする流
    動はんだ付け装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、 前記部分(23a, 23b)が細長の孔およびねじ(26)によって
    互いに連結されることを特徴とする流動はんだ付け装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか1項に記載の装
    置において、 前記ナイフエッジ部(23)および固定部(24)が互いに調整
    可能であることを特徴とする流動はんだ付け装置。
  10. 【請求項10】 請求項4〜9のいずれか1項に記載の
    装置において、 内部から外部に向かって先細となる二つのノズル(18, 1
    9)が、ポンプ(17)によってはんだ(16)を供給する際に互
    いに同期し、それによって二つのノズル出口部(18a, 19
    a)から互いに反対方向へ流出するはんだ流(20, 21)が輸
    送ベルト(10)に相対的にほぼ等しい高さになることを特
    徴とする流動はんだ付け装置。
JP8082219A 1995-04-06 1996-04-04 組み立てユニットの流動はんだ付け方法 Pending JPH08281422A (ja)

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DE19512902:4 1995-04-06

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EP (1) EP0736354B1 (ja)
JP (1) JPH08281422A (ja)
KR (1) KR100417747B1 (ja)
CN (1) CN1065463C (ja)
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