JP3297258B2 - はんだ付け装置における不活性ガス供給方法 - Google Patents

はんだ付け装置における不活性ガス供給方法

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JP3297258B2 JP19738895A JP19738895A JP3297258B2 JP 3297258 B2 JP3297258 B2 JP 3297258B2 JP 19738895 A JP19738895 A JP 19738895A JP 19738895 A JP19738895 A JP 19738895A JP 3297258 B2 JP3297258 B2 JP 3297258B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低酸素濃度の不活性ガ
ス雰囲気中ではんだ付けを行うはんだ付け装置におい
て、不要物の付着のない高品質のはんだ付け条件を設定
するための不活性ガス供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】低酸素濃度の不活性ガス雰囲気中で被は
んだ付けワークとして、例えば電子部品を搭載した配線
基板のはんだ付けを行うと、溶融はんだや被はんだ付け
部の酸化が抑制され、それに伴ってフラックス塗布量や
その固形分も微量で済む。また、溶融はんだの表面張力
が低下する。そのため、はんだ付け後の配線基板の洗浄
が不要となり、また、いわゆるマイクロソルダリングが
可能となる。
【0003】低酸素濃度の不活性ガス雰囲気を形成する
技術は幾つかのタイプに分類することができるが、この
中で配線基板と溶融はんだの噴流波とが接触する領域近
傍にのみ前記雰囲気形成を行う技術が、簡単な構成で済
む等の理由で注目されている。
【0004】図4は、従来の「はんだ付装置」を示す説
明図で、実開昭49−119433号公報からの抜粋で
ある。すなわち、ノズル3から噴流する溶融はんだ2の
噴流波4が形成される部分を残してはんだ槽5に蓋6を
設け、この蓋6によって形成された保留室7に、ノズル
8から噴出した酸化防止剤(または還元剤)9をヒータ
10で予熱して噴出するようにした技術である。その結
果、はんだ槽5内の溶融はんだ2および噴流波4が酸化
防止剤(または還元剤)9で覆われ、配線基板1の良好
なはんだ付けが可能となる。
【0005】この他に、この技術と同等の技術が実公昭
57−9010号公報にも記載されている。この公報の
技術は、酸化防止剤として不活性ガスを用いている点に
おいてのみ相違するだけである。
【0006】図5は、従来の技術の「プリント配線基板
のはんだ付け方法」に使用するはんだ付け装置」を示す
側断面図で、特公昭62−50220号公報からの抜粋
であり、図4と同一符号は同一部分を示す。すなわち、
この技術では、はんだ槽5には図4の蓋6を設けないも
のの、配線基板1が溶融はんだ2から離脱する直前に、
すなわち、ピールバックポイント11に不活性ガス12
をノズル13で吹き付けることにより、はんだ付け性が
改善されることが開示されている。また、ノズル13か
ら噴出させる不活性ガス12を加熱する手段としてのヒ
ータ14も備えている。また、はんだ槽5の中には溶融
はんだ2を加熱するヒータ15を備えている。
【0007】この他に、この技術思想と同等の技術が特
公昭54−3215号公報および特開平6−21639
号公報、特開平6−304744号公報に開示されてい
る。これらはいずれも配線基板と溶融はんだの噴流波と
が離脱するピールバックポイントに不活性ガスを供給す
ることで、良好なはんだ付け性を得ようとする技術であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】低酸素濃度の不活性ガ
ス雰囲気中ではんだ付けを行うプロセス技術において
は、配線基板と噴流波とが接触する領域の酸素濃度が1
つのプロセス因子として管理されている。この酸素濃度
は、使用するフラックスの種類や被はんだ付けワークで
ある配線基板の実装状態等々によって調節・選択し、は
んだ付け性の評価が最も最良と判断される酸素濃度に選
択される。そして、この酸素濃度の調節は、ノズル等か
ら噴出・供給される不活性ガス流量を調節することで行
うことが一般的である。
【0009】しかし、本発明者は、配線基板と噴流波と
が接触する領域の酸素濃度だけでなく、この領域に供給
する不活性ガスの流速がはんだ付け性に影響を与えてい
ることを発見した。
【0010】図6(a),(b)は、不活性ガス供給方
法における問題点を説明する従来のはんだ付け装置を示
す図で、図6(a)は噴流波形成ノズルにトレイ部を備
えている場合を示す側断面図、図6(b)は標準的な噴
流波形成ノズルの場合を示す側断面図で、図4,図5と
同一符号は同一部分を示す。
【0011】すなわち、ポンプ(羽根車で示す)21に
よって送出された溶融はんだ2は、噴流波形成用のノズ
ル22の吹口23から噴出して噴流波24を形成する。
そして、吹口23の両側に設けた案内部25やトレイ部
26の形状等により噴流波24の形状を所望に調節する
ことができる。他方、配線基板1は搬送コンベア27で
搬送され、配線基板1の被はんだ付け面と噴流波24と
が接触してはんだ付けが行われる。
【0012】また、配線基板1と噴流波24とが接触す
る領域に低酸素濃度の不活性ガス28の雰囲気を形成す
るために、配線基板1と噴流波24とが離脱するピール
バックポイント29に向けてガス供給ノズル30を配設
してあり、ガスボンベ等図示しない不活性ガス供給手段
から供給される窒素ガス(以下N2 ガスともいう)等を
ガス供給ノズル30から噴出させるように構成してあ
る。
【0013】一般的に、図6(a)のような、いわゆる
仕上げ用として使用されるはんだ付け装置にあっては、
配線基板1の搬送速度υP とピールバックポイント29
およびその近傍における噴流波24の溶融はんだ2の流
速υS とを近似させるようにプロセス条件を調節する。
しかし、図6(b)に例示するような標準的なはんだ付
け装置にあっては、配線基板1の搬送速度υP とピール
バックポイント29およびその近傍における噴流波24
の溶融はんだ2のはんだ流速υS とは、υP <υS に調
節されている。なお、υg は不活性ガス供給流速であ
る。
【0014】ところで、図6(a),(b)に例示する
ような構成において、ピールバックポイント29におけ
る酸素濃度を低下させようとして、ガス供給ノズル30
から噴出・供給される不活性ガス28の流量を増大させ
た際に、ある流量を越えるとはんだブリッジ現象等を発
生し易くなってはんだ付け性が悪化する。
【0015】これは、溶融はんだ2の噴流波24の表面
に点線で示すように酸化した溶融はんだ、または配線基
板1から流出したフラックス等の不要物が膜(以下酸化
膜ともいう)2aとなって噴流波24と一緒に流れてい
て、この酸化膜2aがガス供給ノズル30から噴出する
不活性ガス28の流れによって押し戻されて逆流し、ピ
ールバックポイント29のところで配線基板1に付着す
ることに原因がある。
【0016】すなわち、溶融はんだ2の噴流波24が不
活性ガス28に覆われて低酸素濃度の雰囲気中にあると
しても、やはり幾分かの酸素が存在するのであり、その
酸素によって溶融はんだ2の噴流波24表面が酸化する
からである。また、前記の酸化膜2aの他に、配線基板
1に予め塗布されていたフラックスが流れ出していて、
溶融はんだ2で溶剤成分が蒸発して固形化し、活性を失
ったフラックスが酸化膜2aとともに逆流して配線基板
1に付着し、はんだブリッジ現象を助長し、また配線基
板1への不要なフラックス残渣の付着を招いていた。
【0017】本発明の目的は、ピールバックポイントに
不活性ガスを供給する際の、高品質のはんだ付けが可能
なプロセス技術を確立し、はんだブリッジ現象や不要物
の付着が無い高品質の被はんだ付けワーク、例えば配線
基板を製造できるようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の不活性ガス供給
方法は、噴流波の溶融はんだ流速に応じて溶融はんだの
酸化膜やフラックスが逆流しないように不活性ガス供給
流速を調整するようにしているところに特徴がある。
【0019】ピールバックポイントおよびピールバック
ポイントの近傍における噴流波部分のはんだ流速と、ピ
ールバックポイントへ供給する不活性ガス流速とにより
不活性ガスを供給する流速の上限値を規定するものであ
る。
【0020】また、不活性ガス供給ノズルの開口部の面
積が一定のとき、または可変のときでも、不活性ガス供
給流量や供給圧力を調節してピールバックポイントへの
不活性ガス供給流速を調節するものである。
【0021】
【0022】
【作用】 本発明の請求項1記載の発明は、噴流波の表面
に膜状に流れる溶融はんだの酸化膜および被はんだ付け
ワークから噴流波の表面へ流出したフラックスがピール
バックポイントに逆流することがなくなり、はんだ付け
品質が向上する。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【実施例】次に、本発明のはんだ付け装置における不活
性ガス供給方法を実際上どのように具体化できるかを実
施例で説明する。
【0031】図1(a),(b)は、本発明のはんだ付
け装置の不活性ガス供給方法に使用するはんだ付け装置
の一実施例を示す説明図で、図1(a)は不活性ガス雰
囲気中で配線基板1と溶融はんだ2の噴流波24とを接
触させてはんだ付けを行うはんだ付け装置を示す側断面
図、図1(b)は噴流波24のはんだ流速と不活性ガス
供給流速および不活性ガス供給流量とを求める関数グラ
フの一例を示す図で、図6と同一符号は同一部分を示
す。なお、図1(a)においては噴流波24を形成する
ノズル22およびガス供給ノズル31を側断面図で示
し、不活性ガス供給回路41をシンボル図で示してい
る。なお、32はガス吹口、33は開口部である。
【0032】すなわち、図6(a)のはんだ付け装置と
同様に、搬送コンベア27で搬送される配線基板1が噴
流波24に接触してはんだ付けが行われるもので、ピー
ルバックポイント29に向けてガス供給ノズル31から
2 ガス等の不活性ガス28が供給されている。
【0033】41は不活性ガス供給回路を示すもので、
ボンベまたはガス発生装置等の不活性ガス供給装置42
から発生した不活性ガス28は、開閉弁43を通った後
に、フィルタ44で水分や浮遊する異物が除去され、圧
力制御弁45で所望の圧力に減圧する。圧力計46は圧
力モニタ用である。そして、流量調節弁47で流量調節
された不活性ガス28は流量計48で流量をモニタし、
ガス供給ノズル31から噴出する。また、49はパイプ
を示す。
【0034】ピールバックポイント29およびその近傍
における噴流波24のはんだ流速をυS (独立変数x)
m/secとした際に、噴流波24上に流れる酸化膜2
a等が逆流しない範囲の不活性ガス供給流速υg (従属
変数y)m/secは、図1(b)の斜線領域に限られ
る。すなわち、不活性ガス供給流速υg の上限値υ
ghは、はんだ流速υs の関数としてυgh=f(υs )と
して与えられる。この関数は噴流波の形状やノズル形状
等によって異なるが、図1(b)に示すように右上がり
の、すなわちはんだ流速υS が増速した場合には大きく
なり、減速した場合には小さくなる。
【0035】前記上限値υghを越えて不活性ガス28を
供給すると、噴流波24の表面の酸化膜2a等が不活性
ガス28の流れよって押し戻され、ピールバックポイ
ント29に逆流して配線基板1に付着するなどしてはん
だ付け性が悪化するようになる。なお、はんだ流速υS
の増加にともない上限値υghの増加率が小さくなるの
は、不活性ガス供給流速υg を著しく速めると噴流波2
4の表面の酸化膜2a等が溶融はんだ2の表面から剥離
して吹き飛ばされ、ピールバックポイント29に流れ込
むためである。
【0036】また、図1(b)に例示するように、ガス
供給ノズル31に供給する不活性ガス供給流量Qg とガ
ス供給ノズル31から噴出してピールバックポイント2
9に供給される不活性ガス28の流速とはおおむね比例
する。すなわち、不活性ガス供給流量Qg を調節するこ
とでピールバックポイント29への不活性ガス供給流速
υg も調節することができる。したがって、ピールバッ
クポイント29における酸素濃度はこれに伴って若干変
動することになる。
【0037】しかし、上限値υghを越えて不活性ガス2
8を供給するとはんだ付け性が著しく低下するので、良
好なはんだ付け性を得るためには、不活性ガス供給流速
υgの上限値υgh以下に流速を調節することが重要であ
る。すなわち、不活性ガス供給流速の上限値υgh=f
(υS )を越えないように不活性ガス28を供給するこ
とによって、高品質のはんだ付けを行うことができる。
【0038】図2(a),(b)は、図1のガス供給ノ
ズル31の詳細を示すもので、図2(a)はガス供給ノ
ズル31の形状を示す斜視図、図2(b)は図2(a)
のI−I線による拡大断面図である。これらの図におい
て開口部33を有するガス吹口32は上下2枚の長尺状
の板体からなるもので、パイプ34の長手方向に沿って
形成されたスリット35に取り付けられるとともに、ガ
ス吹口32の一端側32aと他端側32bはともに閉そ
くされている。また、パイプ34の一端側34aは閉そ
くされ、他端側34bは開口されるとともに、図1の不
活性ガス供給回路41のパイプ49に接続するためのカ
プラ36が備えられている。
【0039】次に、不活性ガス供給流速υg を可変・調
節した際にも不活性ガス供給流量Q g を一定に保持する
ための例を説明する。
【0040】図3(a),(b)は、本発明の他の実施
例を示す図で、図3(a)はガス供給ノズルの斜視図、
図3(b)は図3(a)のII−II線による断面図であ
る。すなわち、図1のガス供給ノズル31に代えて図3
のガス供給ノズル51を使用することによって、不活性
ガス供給流量Qg を一定に保持しながら不活性ガス供給
流速υg を可変・調節することができる。
【0041】すなわち、スリット状の吹口52,53を
設けた固定ノズル部54と可動ノズル部55とを同軸状
で気密にしかも回動可能に重ね、可動ノズル部55の一
端側には吹口幅調節用のつまみ56を設けたものであ
る。また、可動ノズル部55の他端側には固定ノズル部
54に接合したカプラ57を設け、図1の不活性ガス供
給回路41のパイプ49をカプラ57を介して接続し、
不活性ガス(N2 ガス)28を供給する構成である。な
お、この場合、図2に示したガス吹口32を図3の固定
ノズル部54に設けた構成としてもよい。
【0042】このように構成したガス供給ノズル51
は、吹口幅調整用のつまみ56を回転させることによっ
て固定ノズル部54の吹口52と可動ノズル部55の吹
口53との重なり幅を調節できるようになり、吹口5
2,53の開口面積(開口幅)を調節することができる
ようになる。
【0043】すなわち、このような図3に示すガス供給
ノズル51を用いることにより、例えば吹口52,53
の開口面積を小さくするとともに圧力制御弁45を調節
して不活性ガス28の供給圧力を高めることにより、不
活性ガス供給流量Qg を同じ値に保持しながら不活性ガ
ス供給流速υg を速めることができるようになる。逆
に、吹口52,53の開口面積を大きくするとともに圧
力制御弁45を調節して不活性ガス供給圧力を低くする
ことにより、不活性ガス供給流量Qg を同じ値に保持し
ながら不活性ガス供給流速υg を遅くすることができる
ようになる。
【0044】したがって、このような構成を用いること
により、不活性ガス供給流速υg を調節しても、ピール
バックポイント29における酸素濃度をおおむね同じ値
に保持することができるようになる。
【0045】その他に、図1(a),(b)において不
活性ガス供給流速υg を調節した際に、ガス供給ノズル
31とピールバックポイント29との距離を併せて調節
すれば、同様の作用が得られる。すなわち、不活性ガス
供給流速υg を減速した場合にはガス供給ノズル31を
ピールバックポイント29に接近させ、逆に不活性ガス
供給流速υg を増速した場合にはガス供給ノズル31を
ピールバックポイント29から遠ざけるのである。これ
は、ガス供給ノズル31から噴出した不活性ガス28が
拡散する性質を利用した方法である。
【0046】なお、噴流波24のはんだ流速υS を測定
する手段としては、ドップラ流速計や特開昭61−80
056号公報に開示される技術等を用いて容易に測定す
ることができる。
【0047】
【0048】
【発明の効果】 本発明の請求項1記載の発明によれば、
噴流波の表面に発生する溶融はんだの酸化膜および噴流
波に接触した被はんだ付けワークから噴流波の表面へ流
出したフラックスが、ピールバックポイントへ逆流しな
い範囲内で不活性ガス供給流速を調節するので、溶融は
んだの酸化膜や流出したフラックス等が配線基板に付着
することがなくなり、高品質の配線基板を製造すること
ができるようになる。
【0049】
【0050】
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のはんだ付け装置の不活性ガス供給方法
に使用するはんだ付け装置の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】図1のガス供給ノズルを示す斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】従来のはんだ付装置を示す説明図である。
【図5】従来のプリント配線基板のはんだ付け方法に使
用するはんだ付け装置を示す側断面図である。
【図6】不活性ガス供給方法における問題点を説明する
従来のはんだ付け装置を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 配線基板 2 溶融はんだ 2a 酸化膜 21 ポンプ 22 ノズル 23 吹口 24 噴流波 27 搬送コンベア 28 不活性ガス 29 ピールバックポイント 31 ガス供給ノズル 32 ガス吹口 33 開口部 41 不活性ガス供給回路 42 不活性ガス供給装置 45 圧力制御弁 46 圧力計 47 流量調節弁 48 流量計 49 パイプ 51 ガス供給ノズル 52 スリット状の吹口 53 スリット状の吹口 54 固定ノズル部 55 可動ノズル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 1/08 320 B23K 31/02 310 H05K 3/34 506

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融はんだを噴流波形成ノズルの噴流口
    から噴出させて噴流波を形成し、他方、被はんだ付けワ
    ークを搬送しながら前記噴流波に接触させてはんだ付け
    を行うとともに、少なくとも前記被はんだ付けワークと
    前記噴流波とが離脱するピールバックポイントにガス供
    給ノズルから不活性ガスを供給して低酸素濃度の雰囲気
    中ではんだ付けを行なう装置における不活性ガス供給方
    法であって、 前記噴流波の表面に発生する前記溶融はんだの酸化膜お
    よび前記噴流波に接触した前記被はんだ付けワークから
    前記噴流波の表面へ流出したフラックスが、前記ピール
    バックポイントへ逆流しない範囲内で不活性ガス供給流
    速を調節する、ことを特徴とするはんだ付け装置におけ
    る不活性ガス供給方法。
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