JPH08280564A - 浴室用走行リフト取付構造 - Google Patents
浴室用走行リフト取付構造Info
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- JPH08280564A JPH08280564A JP7088411A JP8841195A JPH08280564A JP H08280564 A JPH08280564 A JP H08280564A JP 7088411 A JP7088411 A JP 7088411A JP 8841195 A JP8841195 A JP 8841195A JP H08280564 A JPH08280564 A JP H08280564A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- lift
- rail
- support bracket
- wall panels
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手足の筋力が弱った患者や老人が一人でも入
浴でき、或いは介護者が患者や老人の入浴を介護する際
に手助けとなる浴室用走行リフトを、壁パネルや天井パ
ネルに大掛かりな加工をせずに簡単に取付けることがで
き、現状復帰も容易な浴室用走行リフト取付構造を提供
すること。 【構成】 ユニットルーム1を画成する対向する壁パネ
ル4、4の上端部に夫々支持ブラケット11、11を掛
止し、両支持ブラケット11、11間の壁パネル4、4
の上端部よりも低い位置にレール12を掛け渡し、この
レール12にリフト13を走行自在に設けたことを特徴
とする。又、壁パネル4の上端部に天井パネル5を取付
ける天井廻り縁18は支持ブラケット11、11を掛止
した部分を切欠いた。
浴でき、或いは介護者が患者や老人の入浴を介護する際
に手助けとなる浴室用走行リフトを、壁パネルや天井パ
ネルに大掛かりな加工をせずに簡単に取付けることがで
き、現状復帰も容易な浴室用走行リフト取付構造を提供
すること。 【構成】 ユニットルーム1を画成する対向する壁パネ
ル4、4の上端部に夫々支持ブラケット11、11を掛
止し、両支持ブラケット11、11間の壁パネル4、4
の上端部よりも低い位置にレール12を掛け渡し、この
レール12にリフト13を走行自在に設けたことを特徴
とする。又、壁パネル4の上端部に天井パネル5を取付
ける天井廻り縁18は支持ブラケット11、11を掛止
した部分を切欠いた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室用走行リフトの取
付構造に関する。
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】病院や老人ホーム、或いは一般家庭にお
いて、手足の筋力が低下した患者や老人が入浴する場
合、浴室に手摺が設置してあれば、看護婦や家族等によ
る介護がなくても患者や老人が手摺を伝って一人で入浴
することができる。そして手足の筋力が更に低下した患
者や老人の場合、浴室に手摺が設置してあっても、手摺
を伝って一人で入浴することは最早できなくなるので、
看護婦や家族等による介護が必要になる。
いて、手足の筋力が低下した患者や老人が入浴する場
合、浴室に手摺が設置してあれば、看護婦や家族等によ
る介護がなくても患者や老人が手摺を伝って一人で入浴
することができる。そして手足の筋力が更に低下した患
者や老人の場合、浴室に手摺が設置してあっても、手摺
を伝って一人で入浴することは最早できなくなるので、
看護婦や家族等による介護が必要になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら浴室の床
面は、洗い場として洗い湯が使われるので、濡れて滑り
易くなっており、患者や老人が手摺に身体を預けながら
浴室内を移動したり、或いは看護婦や家族等の介護者が
狭い浴室の空間で手足の筋力が低下した患者や老人を支
えて入浴の介護をすることは大変な重労働であり、浴室
が単に身体を洗ってきれいにするだけの場になってしま
い、入浴してリラックスすることによって、1日のスト
レスを発散させる場には程遠いものになってしまってい
た。
面は、洗い場として洗い湯が使われるので、濡れて滑り
易くなっており、患者や老人が手摺に身体を預けながら
浴室内を移動したり、或いは看護婦や家族等の介護者が
狭い浴室の空間で手足の筋力が低下した患者や老人を支
えて入浴の介護をすることは大変な重労働であり、浴室
が単に身体を洗ってきれいにするだけの場になってしま
い、入浴してリラックスすることによって、1日のスト
レスを発散させる場には程遠いものになってしまってい
た。
【0004】又、交通事故等によって突然足が不自由に
なってしまった人にとっては、通常の浴室では腕の力の
みによって浴室内を移動しなければならないから、入浴
が非常に困難なものになるので、やはり看護婦や家族等
の介護が必要になるが、そのため介護者に気を使いなが
ら入浴しなければならず、自分の好きな時間に自由に入
浴することができなかった。
なってしまった人にとっては、通常の浴室では腕の力の
みによって浴室内を移動しなければならないから、入浴
が非常に困難なものになるので、やはり看護婦や家族等
の介護が必要になるが、そのため介護者に気を使いなが
ら入浴しなければならず、自分の好きな時間に自由に入
浴することができなかった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、手足の筋力が弱った患者や老人が一人でも
入浴でき、或いは介護者が患者や老人の入浴を介護する
際に手助けとなる浴室用走行リフトを、壁パネルや天井
パネルに大掛かりな加工をせずに簡単に取付けることが
でき、現状復帰も容易な浴室用走行リフト取付構造を提
供することを目的とする。
れたもので、手足の筋力が弱った患者や老人が一人でも
入浴でき、或いは介護者が患者や老人の入浴を介護する
際に手助けとなる浴室用走行リフトを、壁パネルや天井
パネルに大掛かりな加工をせずに簡単に取付けることが
でき、現状復帰も容易な浴室用走行リフト取付構造を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願発明は、浴室を画成する対向する壁パネルの上端
部に夫々支持ブラケットを掛止し、両支持ブラケット間
の壁パネルの上端部よりも低い位置にレールを掛け渡
し、このレールにリフトを走行自在に設けた。
に本願発明は、浴室を画成する対向する壁パネルの上端
部に夫々支持ブラケットを掛止し、両支持ブラケット間
の壁パネルの上端部よりも低い位置にレールを掛け渡
し、このレールにリフトを走行自在に設けた。
【0007】壁パネルの上端部に天井パネルを取付ける
天井廻り縁は、支持ブラケットと干渉する部分を切欠い
た。
天井廻り縁は、支持ブラケットと干渉する部分を切欠い
た。
【0008】浴室を画成する対向する壁パネルの上端部
に夫々支持ブラケットを載置し、この支持ブラケットを
壁押えプレートで壁パネルに固定すると共に、両支持ブ
ラケット間にレールを掛け渡し、このレールにリフトを
走行自在に設けた。
に夫々支持ブラケットを載置し、この支持ブラケットを
壁押えプレートで壁パネルに固定すると共に、両支持ブ
ラケット間にレールを掛け渡し、このレールにリフトを
走行自在に設けた。
【0009】支持ブラケット上に天井パネルを載置し
た。
た。
【0010】浴室を画成する対向する壁パネルの上部に
夫々孔を設け、この孔にナットプレートでレールを締め
付け、このレールにリフトを走行自在に設けた。
夫々孔を設け、この孔にナットプレートでレールを締め
付け、このレールにリフトを走行自在に設けた。
【0011】
【作用】上記手段によれば、浴室を画成する対向する壁
パネルの上端部に夫々支持ブラケットを掛止し、両支持
ブラケット間の壁パネルの上端部よりも低い位置にレー
ルを掛け渡し、このレールにリフトを走行自在に設けた
ので、リフトを設けるために壁パネルに特別の加工をし
なくて良い。
パネルの上端部に夫々支持ブラケットを掛止し、両支持
ブラケット間の壁パネルの上端部よりも低い位置にレー
ルを掛け渡し、このレールにリフトを走行自在に設けた
ので、リフトを設けるために壁パネルに特別の加工をし
なくて良い。
【0012】壁パネルの上端部に天井パネルを取付ける
天井廻り縁は支持ブラケットと干渉する部分を切欠いた
ので、天井廻り縁は壁パネルの上端部にしっかりと取付
けられるから、天井パネルの取付けに支障が無い。
天井廻り縁は支持ブラケットと干渉する部分を切欠いた
ので、天井廻り縁は壁パネルの上端部にしっかりと取付
けられるから、天井パネルの取付けに支障が無い。
【0013】浴室を画成する対向する壁パネルの上端部
に夫々支持ブラケットを載置し、この支持ブラケットを
壁押えプレートで壁パネルに固定すると共に、両支持ブ
ラケット間にレールを掛け渡し、このレールにリフトを
走行自在に設けたので、リフトを設けるために壁パネル
に特別の加工をしなくて良い。
に夫々支持ブラケットを載置し、この支持ブラケットを
壁押えプレートで壁パネルに固定すると共に、両支持ブ
ラケット間にレールを掛け渡し、このレールにリフトを
走行自在に設けたので、リフトを設けるために壁パネル
に特別の加工をしなくて良い。
【0014】支持ブラケット上に天井パネルを載置した
ので、通常の浴室よりも天井が高くなる。
ので、通常の浴室よりも天井が高くなる。
【0015】浴室を画成する対向する壁パネルの上部に
夫々孔を設け、この孔にナットプレートでレールを締め
付け、このレールにリフトを走行自在に設けたので、ナ
ットプレートとレールによって壁パネルが挟み込まれ
る。
夫々孔を設け、この孔にナットプレートでレールを締め
付け、このレールにリフトを走行自在に設けたので、ナ
ットプレートとレールによって壁パネルが挟み込まれ
る。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図1は本発明の第1実施例の浴室用走行リ
フト取付構造を備えたユニットバスの斜視図であり、ユ
ニットバス1は、図示せぬ病院、老人ホーム、或いは一
般家屋の建物躯体内に床パン2を設置し、床パン2の周
縁部3に壁パネル4…を建並べ、壁パネル4…の上縁部
間に天井パネル5を載置して画成する。
て説明する。図1は本発明の第1実施例の浴室用走行リ
フト取付構造を備えたユニットバスの斜視図であり、ユ
ニットバス1は、図示せぬ病院、老人ホーム、或いは一
般家屋の建物躯体内に床パン2を設置し、床パン2の周
縁部3に壁パネル4…を建並べ、壁パネル4…の上縁部
間に天井パネル5を載置して画成する。
【0017】床パン2には浴槽載置部6と、洗い場7を
設け、浴槽載置部6に浴槽8を設置する。洗い場7に
は、一方の壁パネル4に臨んでカウンタ9を設け、図示
せぬ湯水混合栓を設ける。そしてユニットバス1の中央
部の浴槽8と洗い場7に亘る壁パネル4、4上部間にリ
フト10が設けられている。
設け、浴槽載置部6に浴槽8を設置する。洗い場7に
は、一方の壁パネル4に臨んでカウンタ9を設け、図示
せぬ湯水混合栓を設ける。そしてユニットバス1の中央
部の浴槽8と洗い場7に亘る壁パネル4、4上部間にリ
フト10が設けられている。
【0018】リフト10は、対向する壁パネル4、4の
上端部に夫々支持ブラケット11、11を掛止し、両支
持ブラケット11、11間の壁パネル4の上端部よりも
低い位置にレール12を掛け渡して構成し、このレール
12にリフト10を走行自在に設ける。従って図示せぬ
建物躯体の天井と天井パネル5との間の間隔が殆どない
場合でも、リフト10の設置が可能になる。
上端部に夫々支持ブラケット11、11を掛止し、両支
持ブラケット11、11間の壁パネル4の上端部よりも
低い位置にレール12を掛け渡して構成し、このレール
12にリフト10を走行自在に設ける。従って図示せぬ
建物躯体の天井と天井パネル5との間の間隔が殆どない
場合でも、リフト10の設置が可能になる。
【0019】レール12は、リップ溝型鋼状に形成され
下面に図示せぬ開口部を備えている。このレール12内
にリフト10の本体14が組込まれ、本体14の両側に
設けられた2組の車輪15…によって本体14がレール
12に沿って自在に転動できるようになっている。本体
14からは長さ調節自在のロープ16が垂下され、ロー
プ16の下端部に手足の筋力が弱った患者や老人を載せ
て吊り、浴槽8に入れるための網17が取付けてある。
下面に図示せぬ開口部を備えている。このレール12内
にリフト10の本体14が組込まれ、本体14の両側に
設けられた2組の車輪15…によって本体14がレール
12に沿って自在に転動できるようになっている。本体
14からは長さ調節自在のロープ16が垂下され、ロー
プ16の下端部に手足の筋力が弱った患者や老人を載せ
て吊り、浴槽8に入れるための網17が取付けてある。
【0020】壁パネル4の上端部に天井パネル5を載置
するために用いられる天井廻り縁18は、支持ブラケッ
ト11、11と干渉する中間部分に切欠き19、19を
設ける。天井廻り縁18に切欠き19を設けることで、
天井パネル5を取付ける際に支障がない。
するために用いられる天井廻り縁18は、支持ブラケッ
ト11、11と干渉する中間部分に切欠き19、19を
設ける。天井廻り縁18に切欠き19を設けることで、
天井パネル5を取付ける際に支障がない。
【0021】図2は浴室用走行リフトの要部側断面図で
あり、支持ブラケット11は、側断面視平板の板状の本
体20上部から鉤の手状に屈曲して形成されたフック部
21を備え、本体20にレール12を固定するための横
長の長方形状の取付部22を溶接23により固定した構
成になっている。支持ブラケット11を取付ける壁パネ
ル4は、基板24の裏面に枠状にフレーム25を取付
け、基板24の表面にタイル26を貼設した構成になっ
ている。支持ブラケット11は、フック部21を壁パネ
ル4の上端部のフレーム25に掛止し、フレーム25と
の隙間にスペーサ27を介装して固定する。
あり、支持ブラケット11は、側断面視平板の板状の本
体20上部から鉤の手状に屈曲して形成されたフック部
21を備え、本体20にレール12を固定するための横
長の長方形状の取付部22を溶接23により固定した構
成になっている。支持ブラケット11を取付ける壁パネ
ル4は、基板24の裏面に枠状にフレーム25を取付
け、基板24の表面にタイル26を貼設した構成になっ
ている。支持ブラケット11は、フック部21を壁パネ
ル4の上端部のフレーム25に掛止し、フレーム25と
の隙間にスペーサ27を介装して固定する。
【0022】レール12の左右両端部には、夫々レール
12の幅よりも横長の長方形の板状の基部28が溶接2
9により固定されている(図1参照)。この基部28に
設けられた取付孔30…と、対応する支持ブラケット1
1の取付部22に設けられた取付孔31にボルト32…
を締め付けて、レール12を支持ブラケット11に固定
する。従ってこの第1実施例では、壁パネル4上に支持
ブラケット11を固定して、レール12を取付けるだけ
なので、既設の壁パネル4に加工を施す必要がなく、賃
貸住宅等で借家人が設けたリフト10を家主に明渡しの
際に取外して現状復帰する場合等、簡単に取外すことが
できる。そしてリフト10を取外しても壁パネル4に加
工がしてないので、痕が残って見苦しくなる虞もない。
12の幅よりも横長の長方形の板状の基部28が溶接2
9により固定されている(図1参照)。この基部28に
設けられた取付孔30…と、対応する支持ブラケット1
1の取付部22に設けられた取付孔31にボルト32…
を締め付けて、レール12を支持ブラケット11に固定
する。従ってこの第1実施例では、壁パネル4上に支持
ブラケット11を固定して、レール12を取付けるだけ
なので、既設の壁パネル4に加工を施す必要がなく、賃
貸住宅等で借家人が設けたリフト10を家主に明渡しの
際に取外して現状復帰する場合等、簡単に取外すことが
できる。そしてリフト10を取外しても壁パネル4に加
工がしてないので、痕が残って見苦しくなる虞もない。
【0023】図3は本発明の第2実施例の浴室用走行リ
フト取付構造を備えたユニットバスの斜視図であり、第
1実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。この第2実施例では、ユニットバス1の4つの側面
の壁パネル4の上端部に夫々支持ブラケット40を載置
する。そしてユニットバス1の中央部の浴槽8と洗い場
7に亘る支持ブラケット40、40間に、前記レール1
2を架設して、リフト10が走行自在に設けられてい
る。このようにリフト10のレール12が壁パネル4の
上端部よりも上に設けられるので、リフト10やユニッ
トバス1そのものの使い勝手が良くなる。
フト取付構造を備えたユニットバスの斜視図であり、第
1実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。この第2実施例では、ユニットバス1の4つの側面
の壁パネル4の上端部に夫々支持ブラケット40を載置
する。そしてユニットバス1の中央部の浴槽8と洗い場
7に亘る支持ブラケット40、40間に、前記レール1
2を架設して、リフト10が走行自在に設けられてい
る。このようにリフト10のレール12が壁パネル4の
上端部よりも上に設けられるので、リフト10やユニッ
トバス1そのものの使い勝手が良くなる。
【0024】図4は支持ブラケットの側断面図であり、
支持ブラケット40は、側断面視平板の板状の本体41
下部から鉤の手状に屈曲して形成されたフック部42を
備えた構成になっている。この支持ブラケット40の本
体41に板状の壁押えプレート43をボルト44で固定
し、フック部42と壁押えプレート43との間に壁パネ
ル4の上端部を挟んで支持ブラケット40を固定するよ
うになっている。本体41の裏面には、このボルト44
を取付けるためのナット45が溶接46により予め固定
してある。本体41の上部は天井廻り縁18に掛止し、
天井廻り縁18との隙間にスペーサ47を介装して固定
する。この天井廻り縁18を介して支持ブラケット40
上に天井パネル5を載置するようになっている。尚、天
井廻り縁18には加工を施さないので、レール12取外
し後は完全な現状復帰ができる。
支持ブラケット40は、側断面視平板の板状の本体41
下部から鉤の手状に屈曲して形成されたフック部42を
備えた構成になっている。この支持ブラケット40の本
体41に板状の壁押えプレート43をボルト44で固定
し、フック部42と壁押えプレート43との間に壁パネ
ル4の上端部を挟んで支持ブラケット40を固定するよ
うになっている。本体41の裏面には、このボルト44
を取付けるためのナット45が溶接46により予め固定
してある。本体41の上部は天井廻り縁18に掛止し、
天井廻り縁18との隙間にスペーサ47を介装して固定
する。この天井廻り縁18を介して支持ブラケット40
上に天井パネル5を載置するようになっている。尚、天
井廻り縁18には加工を施さないので、レール12取外
し後は完全な現状復帰ができる。
【0025】図5は同じくレールを固定した支持ブラケ
ットの側断面図であり、レール12は左右両端部の基部
28をボルト48で支持ブラケット40の本体41に固
定する。本体41の裏面には、このボルト48を取付け
るためのナット49が溶接50により予め固定してあ
る。
ットの側断面図であり、レール12は左右両端部の基部
28をボルト48で支持ブラケット40の本体41に固
定する。本体41の裏面には、このボルト48を取付け
るためのナット49が溶接50により予め固定してあ
る。
【0026】図6は支持ブラケット同士の取付部の分解
斜視図であり、直角に隣接する壁パネル4(A)、4
(B)上に載置される支持ブラケット40(A)、40
(B)には、夫々本体41の一側に本体と直角に耳部5
1が設けられている。そして一方の支持ブラケット40
(A)の耳部51を他方の支持ブラケット40(B)の
本体41に当てがい、ボルト52で固定している。従っ
てこの第2実施例でもパネル4上に支持ブラケット40
を固定して、レール12を取付けるだけなので、既設の
壁パネル4に加工を施す必要がないから、賃貸住宅等で
借家人が設けたリフト10を家主に明渡しの際に取外し
て現状復帰する場合等、簡単に取外すことができる。そ
してレール12を取外しても壁パネル4に加工がしてな
いので、痕が残って見苦しくなる虞もない。
斜視図であり、直角に隣接する壁パネル4(A)、4
(B)上に載置される支持ブラケット40(A)、40
(B)には、夫々本体41の一側に本体と直角に耳部5
1が設けられている。そして一方の支持ブラケット40
(A)の耳部51を他方の支持ブラケット40(B)の
本体41に当てがい、ボルト52で固定している。従っ
てこの第2実施例でもパネル4上に支持ブラケット40
を固定して、レール12を取付けるだけなので、既設の
壁パネル4に加工を施す必要がないから、賃貸住宅等で
借家人が設けたリフト10を家主に明渡しの際に取外し
て現状復帰する場合等、簡単に取外すことができる。そ
してレール12を取外しても壁パネル4に加工がしてな
いので、痕が残って見苦しくなる虞もない。
【0027】図7は本発明の第3実施例の浴室用走行リ
フト取付構造を備えたユニットバスの斜視図であり、第
1実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。第3実施例では、壁パネル4、4の上部間に前記レ
ール12を架設して、リフト10が走行自在に設けられ
ている。
フト取付構造を備えたユニットバスの斜視図であり、第
1実施例と同一部分には同一番号を付して説明を省略す
る。第3実施例では、壁パネル4、4の上部間に前記レ
ール12を架設して、リフト10が走行自在に設けられ
ている。
【0028】図8はレールの取付け部分の裏面図であ
り、レール12を取付ける壁パネル4には2つの小径の
孔(32mm程度)60、60を設ける。この孔60、
60に当接させるレール12の基部28の裏面には、こ
の孔60、60よりも大径の切欠部61、61を設け
る。そして表から壁パネル4、4の孔60、60に夫々
2枚ずつナットプレート62、62を差込んで、端部を
裏側から孔60、60に当てがい左右対称になるように
配置する。そしてレール12の基部28の表側から壁パ
ネル4にボルト63…を通し、ナットプレート62、6
2で壁パネル4、4を挟み込んで(共締めして)、レー
ル12を固定する。
り、レール12を取付ける壁パネル4には2つの小径の
孔(32mm程度)60、60を設ける。この孔60、
60に当接させるレール12の基部28の裏面には、こ
の孔60、60よりも大径の切欠部61、61を設け
る。そして表から壁パネル4、4の孔60、60に夫々
2枚ずつナットプレート62、62を差込んで、端部を
裏側から孔60、60に当てがい左右対称になるように
配置する。そしてレール12の基部28の表側から壁パ
ネル4にボルト63…を通し、ナットプレート62、6
2で壁パネル4、4を挟み込んで(共締めして)、レー
ル12を固定する。
【0029】図9は図8の9−9線断面図であり、ナッ
トプレート62は本体64の端部が鉤の手状に折曲して
掛止部65が形成されている。この掛止部65を壁パネ
ル4の孔60に臨ませて孔60の縁に引っ掛けるように
なっている。ナットプレート62の本体64には、ボル
ト63を取付け易いように予めナット66が溶接67で
固定されている。このようにレール12の基部28とナ
ットプレート62とで壁パネル4を挟み込むので、壁パ
ネル4にねじ山の強度を求めなくても良い。又、壁パネ
ル4に設けた小さな孔60からナットプレート62を差
込んで壁パネル4の外側(裏面)に取付けるので、壁パ
ネル4を取外したり、分解したりする必要がなく、脱着
が容易である。更にナットプレート62によってナット
66側の座面が広がるので、大きな付加が掛かっても、
壁パネル4が破損し難くくなっている。
トプレート62は本体64の端部が鉤の手状に折曲して
掛止部65が形成されている。この掛止部65を壁パネ
ル4の孔60に臨ませて孔60の縁に引っ掛けるように
なっている。ナットプレート62の本体64には、ボル
ト63を取付け易いように予めナット66が溶接67で
固定されている。このようにレール12の基部28とナ
ットプレート62とで壁パネル4を挟み込むので、壁パ
ネル4にねじ山の強度を求めなくても良い。又、壁パネ
ル4に設けた小さな孔60からナットプレート62を差
込んで壁パネル4の外側(裏面)に取付けるので、壁パ
ネル4を取外したり、分解したりする必要がなく、脱着
が容易である。更にナットプレート62によってナット
66側の座面が広がるので、大きな付加が掛かっても、
壁パネル4が破損し難くくなっている。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記の通り構成したので、次の
様な効果を奏する。請求項1によれば、浴室を画成する
対向する壁パネルの上端部に夫々支持ブラケットを掛止
し、両支持ブラケット間の壁パネルの上端部よりも低い
位置にレールを掛け渡し、このレールにリフトを走行自
在に設けたので、壁パネルに特別の加工をしなくて良い
から、リフトを外した後も賃貸住宅等で借家人が設けた
リフトを家主に明渡しの際に取外して現状復帰する場合
等、簡単に取外すことができる。そしてリフトを取外し
ても壁パネル4に加工がしてないので、痕が残って見苦
しくなる虞もない。又、建物躯体の天井と天井パネルと
の間の間隔が殆どない場合でも、リフトの設置が可能に
成る。
様な効果を奏する。請求項1によれば、浴室を画成する
対向する壁パネルの上端部に夫々支持ブラケットを掛止
し、両支持ブラケット間の壁パネルの上端部よりも低い
位置にレールを掛け渡し、このレールにリフトを走行自
在に設けたので、壁パネルに特別の加工をしなくて良い
から、リフトを外した後も賃貸住宅等で借家人が設けた
リフトを家主に明渡しの際に取外して現状復帰する場合
等、簡単に取外すことができる。そしてリフトを取外し
ても壁パネル4に加工がしてないので、痕が残って見苦
しくなる虞もない。又、建物躯体の天井と天井パネルと
の間の間隔が殆どない場合でも、リフトの設置が可能に
成る。
【0031】請求項2によれば、壁パネルの上端部に天
井パネルを取付ける天井廻り縁は支持ブラケットと干渉
する部分を切欠いたので、天井廻り縁は壁パネルの上端
部にしっかりと取付けられるから、天井パネルの取付け
に支障が無い。
井パネルを取付ける天井廻り縁は支持ブラケットと干渉
する部分を切欠いたので、天井廻り縁は壁パネルの上端
部にしっかりと取付けられるから、天井パネルの取付け
に支障が無い。
【0032】請求項3によれば、浴室を画成する対向す
る壁パネルの上端部に夫々支持ブラケットを載置し、こ
の支持ブラケットを壁押えプレートで壁パネルに固定す
ると共に、両支持ブラケット間にレールを掛け渡し、こ
のレールにリフトを走行自在に設けたので、壁パネルに
特別の加工をしなくて良いから、リフトを外した後も賃
貸住宅等で借家人が設けたリフトを家主に明渡しの際に
取外して現状復帰する場合等、簡単に取外すことができ
る。そしてリフトを取外しても壁パネルに加工がしてな
いので、痕が残って見苦しくなる虞もない。
る壁パネルの上端部に夫々支持ブラケットを載置し、こ
の支持ブラケットを壁押えプレートで壁パネルに固定す
ると共に、両支持ブラケット間にレールを掛け渡し、こ
のレールにリフトを走行自在に設けたので、壁パネルに
特別の加工をしなくて良いから、リフトを外した後も賃
貸住宅等で借家人が設けたリフトを家主に明渡しの際に
取外して現状復帰する場合等、簡単に取外すことができ
る。そしてリフトを取外しても壁パネルに加工がしてな
いので、痕が残って見苦しくなる虞もない。
【0033】請求項4によれば、支持ブラケット上に天
井パネルを載置したので、通常の浴室よりも天井が高く
なるから、リフトのレールも壁パネルの上端部よりも高
い位置に設けることができ、リフトやユニットバスその
ものの使い勝手が良くなる。
井パネルを載置したので、通常の浴室よりも天井が高く
なるから、リフトのレールも壁パネルの上端部よりも高
い位置に設けることができ、リフトやユニットバスその
ものの使い勝手が良くなる。
【0034】請求項5によれば、浴室を画成する対向す
る壁パネルの上部に夫々孔を設け、この孔にナットプレ
ートでレールを締め付け、このレールにリフトを走行自
在に設けたので、ナットプレートとレールによって壁パ
ネルが挟み込まれるから、壁パネルに特別な強度を求め
なくても良い。又、天井を取外すことなく、壁パネルの
孔を通して浴室側からレールの取付けができるので、脱
着が容易である。
る壁パネルの上部に夫々孔を設け、この孔にナットプレ
ートでレールを締め付け、このレールにリフトを走行自
在に設けたので、ナットプレートとレールによって壁パ
ネルが挟み込まれるから、壁パネルに特別な強度を求め
なくても良い。又、天井を取外すことなく、壁パネルの
孔を通して浴室側からレールの取付けができるので、脱
着が容易である。
【図1】本願発明の第1実施例の浴室用走行リフト取付
構造を備えたユニットバスの斜視図
構造を備えたユニットバスの斜視図
【図2】浴室用走行リフトの要部側断面図
【図3】本願発明の第2実施例の浴室用走行リフト取付
構造を備えたユニットバスの斜視図
構造を備えたユニットバスの斜視図
【図4】支持ブラケットの側断面図
【図5】同じくレールを固定した支持ブラケットの側断
面図
面図
【図6】支持ブラケット同士の取付部の分解斜視図
【図7】本願発明の第3実施例の浴室用走行リフト取付
構造を備えたユニットバスの斜視図
構造を備えたユニットバスの斜視図
【図8】レールの取付け部分の裏面図
【図9】図8の9−9線断面図
1…ユニットバス,2…床パン,4…壁パネル,5…天
井パネル,10…リフト,11…支持ブラケット,12
…レール,14…リフトの本体,15…車輪,16…ロ
ープ,17…網,18…天井廻り縁,19…天井廻り縁
の切欠き,20…支持ブラケットの本体,21…支持ブ
ラケットのフック部,22…支持ブラケットの取付部,
40…支持ブラケット,41…支持ブラケットの本体,
42…支持ブラケットのフック部,43…壁押えプレー
ト,51…支持ブラケットの耳部,60…壁パネルの
孔,62…ナットプレート,63…ボルト,64…ナッ
トプレートの本体,65…ナットプレートの掛止部,6
6…ナット。
井パネル,10…リフト,11…支持ブラケット,12
…レール,14…リフトの本体,15…車輪,16…ロ
ープ,17…網,18…天井廻り縁,19…天井廻り縁
の切欠き,20…支持ブラケットの本体,21…支持ブ
ラケットのフック部,22…支持ブラケットの取付部,
40…支持ブラケット,41…支持ブラケットの本体,
42…支持ブラケットのフック部,43…壁押えプレー
ト,51…支持ブラケットの耳部,60…壁パネルの
孔,62…ナットプレート,63…ボルト,64…ナッ
トプレートの本体,65…ナットプレートの掛止部,6
6…ナット。
Claims (5)
- 【請求項1】 浴室を画成する対向する壁パネルの上端
部に夫々支持ブラケットを掛止し、両支持ブラケット間
の壁パネルの上端部よりも低い位置にレールを掛け渡
し、このレールにリフトを走行自在に設けたことを特徴
とする浴室用走行リフト取付構造。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の浴室用走行リフト
取付構造において、壁パネルの上端部に天井パネルを取
付ける天井廻り縁は前記支持ブラケットと干渉する部分
を切欠いたことを特徴とする浴室用走行リフト取付構
造。 - 【請求項3】 浴室を画成する対向する壁パネルの上端
部に夫々支持ブラケットを載置し、この支持ブラケット
を壁押えプレートで壁パネルに固定すると共に、両支持
ブラケット間にレールを掛け渡し、このレールにリフト
を走行自在に設けたことを特徴とする浴室用走行リフト
取付構造。 - 【請求項4】 前記請求項3に記載の浴室用走行リフト
取付構造において、支持ブラケット上に天井パネルを載
置したことを特徴とする浴室用走行リフト取付構造。 - 【請求項5】 浴室を画成する対向する壁パネルの上部
に夫々孔を設け、この孔にナットプレートでレールを締
め付け、このレールにリフトを走行自在に設けたことを
特徴とする浴室用走行リフト取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7088411A JPH08280564A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 浴室用走行リフト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7088411A JPH08280564A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 浴室用走行リフト取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280564A true JPH08280564A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13942063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7088411A Pending JPH08280564A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 浴室用走行リフト取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08280564A (ja) |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP7088411A patent/JPH08280564A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040517 |