JP3085147U - 段差解消スロープ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 堅板なグラスファイバー（1a、1b）を上板部
に使用しその両サイドに、使用目的に応じて容易に柵
（5）と手摺り（6）を設けることができる、屋内外用全
天候型段差解消スロープです。 【解決手段】 堅板な上部グラスファイバー（1a、1b）
凹凸の形状を有して、両サイドにY型サポート金具（4）
を取り付け位置（9）に取り付けて、Y型サポート金具
に、使用目的に応じて脱輪防止柵（5）・ステンレス製
手摺りパイプ（6）を取り付けて固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】 車椅子生活者にとって屋内外の段差に制限が出 てくる、本考案は段差の状況や設置スペースに応じて加工作成ができ、屋内外で ステンレス製手摺りパイプや車椅子利用者用脱輪防止柵が容易に取り付けたり、 取り外しが可能な全天候型の段差解消スロープを提供する。

【０００２】

【従来の技術】 段差解消スロープは車椅子使用者を対象としたものが殆ん どであり、第1図に示す（9）（2b）の主要取り付け箇所が無かった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】 車椅子使用者や脚部障害者等の使用者が 、堅板で屋内でも屋外においても走歩行部（1a）が使用できるのが無く、また、 目的に応じて脱輪防止柵や手摺りパイプが簡単に容易に取替え設置が出来ない問 題点を有していた。

【０００４】

【課題を解決しょうとするための手段】 上記を解決するために、上部走行 板をグラスファイバー加工仕上げ（滑り止めのために凹凸の形状にした）にし、 その両サイドに取り外し可能な、（５）（６）のサポート金具を設けて、車椅子 の脱輪防止柵（5）の取り付け、またはステンレス製手摺りパイプ（6）の取り付 けを必要の応じて取り付けできるようにしたことによって、堅板な走行板は車椅 子利用者及び健常者等も滑ることなく走行ができ、手摺りパイプは脚・腰部障害 者等の歩行用手摺りとして利用できるようになった。

【０００５】

【考案の実施の形態】 本考案の実施例について以下詳細に説明する。

【０００６】 第1図は本考案の実施例を示す斜視図。第2図は本考案を構成する各部分の構成 部材図である、本体部は両サイドに、ステンレス製手摺りパイプ（6）、脱輪防 止用柵（5）をY型サポート金具（4）で取り付け位置を設け、車椅子利用者ある いは脚部障害者などの利用者の違いによって取り付けの不可ができるようにして ある。第5図で示す（5）は車椅子利用者の脱輪防止用柵をY型サポート金具（4） に本体（1a）上を固定位置とした場所に金具（4）をネジ止していく、第5図で示 す（6）は歩行用のステンレス製手摺りパイプを（1a）上の（５）（６）のサポ ート金具（4）に固定して取り付ける、第5図で示す（5）（6）は使用目的に応じ て取り付けが容易に可能である。上部（1a）（1b）は凹凸の形状で前面対応して いるので滑り止め効果があります、（2）の補強材の木部は（1a）の裏部に上部 床取り付け位置側から下床部Aに沿って4ヶ所で形成して取り付け、重圧にも耐え られるようにしてあります（3a）,（3b）は本体の上部はB床部と下部はA床部し っかり取り付ける為の押さえ、への型金具（巾3.5ｍｍ）ある、取り付けネジは 本体側に3.４ｍｍのネジ穴で締め付ける為、隙間無く取り付けができます。第3 図は本考案の平面図です、（7）は折り曲げ線で、第4図で示すBの上床部に平行 に接するようになっている。（8）はへの型金具を取り付けるネジ止め部です。 （9）は第5図（５）（６）のサポート金具取り付け位置です。第4図は本考案の 同傾斜断面で、下床部Aと上床部Bの相関図です。本体（1a、1b）を上床部Bは（3 a）のへの型押さえ金具で（1b）側にネジで止めていく、下床部も（3b）のへの 型金具で(1a)側にネジ止めしていく。（2）の補強木部材は（1a）を補強しなが ら床部（A、B）に密着して取り付ける。第5図は（4）の詳細拡大図と（5）の脱 輪防止用柵木部及び（6）の手摺りパイプ図です。

【０００７】

【考案の効果】 本考案は、請求項１で示す、堅板なグラスファイバー加工で凹 凸状の形成及び屋内の場合は滑り止め敷きマットを使用するので、車椅子使用者 や歩行者が安心して走歩行ができ、請求項２の独立した車椅子用脱輪防止柵や歩 行用手摺りパイプが容易に設置できるようしたので長い段差解消スロープでも安 心して使用できるようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す斜視図です。

【図２】本考案を構成する各部分の構成図です。符号6
（手摺りパイプ）符号5（脱輪防止用柵木部）

【図３】本考案を上部から見た平面図です。

【図４】本考案を同傾斜、下床部Aと上床部Bとの相関図
である。

【図５】本考案の上部（1a、1b）に取り付ける（4）の
（５）（６）のサポート金具の詳細拡大図と、（4）に
取り付ける脱輪防止用柵木部（5）と手摺りパイプ（6）
です。

【符号の説明】

1a、1b 上部本体（凹凸の形状で滑り止めを施したグラ
スファイバー堅板である） 2 補強用木部材 3a、3b 押さえへの型金具（ネジ5本3.4ｍｍ本体側に
取り付け） 4 脱輪防止柵木部（5）（6）の取り付けサポー
ト金具 5 脱輪防止柵（取り外し、取替え可） 6 手摺りパイプ（取り外し、取替え可） 7 （1a）(1b)の折り曲げ線位置 8 （3a）を取り付けるネジ止め位置 9 （4）サポート金具を取り付ける位置 10 補強用木部を支える補強ブロック A 床下部 B 床上部

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【手続補正書】

【提出日】平成１３年１２月４日（２００１．１２．
４）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 屋外用は上部の堅板（1a、1b）は凹凸状
   に滑り止めを有したグラスファイバー加工仕上げの形状
   で、屋内用は上部の堅板（1a、、2ｂ）上に滑り止め用
   敷きマットを使用する特徴がある。
2. 【請求項２】 （５）（６）のサポート金具（4）は脱
   輪防止柵（5）手摺りパイプ（6）を取り付ける場合の基
   礎取り付け金具で、堅板（1a、1b）上の両サイドに必用
   に応じて取り付ける特徴を有している。
3. 【請求項３】 （3a、3ｂ）のへの型金具は請求項1の本
   体の上部1bと上床部、下部2bと下床部を隙間無く本体側
   と取り付ける金具です、ネジは本体側に取り付ける。