JPH08279927A - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPH08279927A
JPH08279927A JP7143442A JP14344295A JPH08279927A JP H08279927 A JPH08279927 A JP H08279927A JP 7143442 A JP7143442 A JP 7143442A JP 14344295 A JP14344295 A JP 14344295A JP H08279927 A JPH08279927 A JP H08279927A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
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    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
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    • H04N5/12Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising
    • H04N5/126Devices in which the synchronising signals are only operative if a phase difference occurs between synchronising and synchronised scanning devices, e.g. flywheel synchronising whereby the synchronisation signal indirectly commands a frequency generator
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    • H03L7/16Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/22Indirect frequency synthesis, i.e. generating a desired one of a number of predetermined frequencies using a frequency- or phase-locked loop using more than one loop
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発振器の出力の偏差が打ち消され
た同期回路の提供を目的とする。 【構成】 本発明の同期回路22において、発振器34は同
期入力信号の周波数の整数倍の大きさの周波数で出力信
号を発生する。制御回路24は、入力信号と、出力信号を
表わす帰還信号に応答して、入力と出力信号の位相又は
周波数差を示す制御信号を発生する。発振器は出力信号
の入力信号への同期した追従のため制御信号に応答す
る。制御信号は、周期的変動に従って発振器出力信号を
その同期した追従条件から変動させる周期的な変動を示
す。出力信号の位相は、上記変動を打ち消すため対応す
る制御信号の周期的変動の位相に対し偏移させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧制御発振器の同期入
力信号への位相ロックに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機のラスタ走査回路
は、水平ライン及び垂直フィールドを表わす水平及び垂
直同期成分を含む受信ビデオ信号の同期成分又はシンク
(sync)に同期させられる。標準規格NTSCビデ
オ信号は、例えば、fH、1fH又は1Hとして示され
る15734Hzの水平ライン周波数で、262.5水
平ライン毎のの二つの連続フィールドによって画成され
る。二つのフィールドの水平ラインは、29.97Hz
のレートで繰り返す完全な525ラインのビデオフレー
ムを形成するため、連続的な表示によってインターレー
スされる。
【0003】テレビジョン受像機の画質を改善する努力
には、ビデオ信号のある262.5ラインに割り当てら
れた時間中に525ラインの全フレームが表示される順
次走査形、又は、ノンインターレース形表示装置の開発
が含まれる。この装置は、ビデオ信号と同期して動作す
る間にビデオ信号周波数の2倍、又は、2fHに一致す
る表示周波数で水平ラインが走査されることを必要とす
る。かかるテレビジョン受像機は、入力同期信号から得
られたパルス間に正確に水平トリガパルスを効果的に挿
入し、ビデオ信号の水平周波数の2倍の表示周波数で水
平トリガ信号を発生させることが必要である。同様に、
ビデオ信号周波数の別の倍数で1fHビデオ信号を表示
させてもよい。例えば、1fH又は2fHビデオ信号
は、4fH表示走査周波数で表示させることが可能であ
り、或いは、他の倍数を使用してもよい。
【0004】表示周波数信号を発生する回路は、受信入
力信号の同期成分に追従する逓倍位相ロックループを有
する利点がある。逓倍位相ロックループにおいて、例え
ば、受信ビデオ信号にロックされた水平トリガ信号を発
生させるため、電圧制御発振器は、典型的には、入力信
号の数倍の周波数で動作させられる。電圧制御発振器の
出力は、例えば、少なくとも一つのカウンタ又はフリッ
プフロップを分周器として使用して、上記倍数によっ
て、即ち、1fHまでカウントダウンされる。分周器か
らのカウントダウンされた1fH信号は、ビデオ信号の
同期成分に応答し、ビデオ信号の同期成分と発振器の間
の位相アライメントの関数として出力電圧を発生する位
相比較器に帰還される。位相比較器の出力は、発振器の
周波数を制御するチューニング電圧を供給し、テレビジ
ョン受像機がビデオ信号の同期成分をシークし、ロック
することを可能にさせる。
【0005】入力ビデオ信号が安定であると仮定する
と、位相比較器は、ループがロックされたときチューニ
ング電圧を発生し、チューニング電圧の平均又は直流電
流成分は安定化する。しかし、チューニング電圧は、例
えば、チューニング電圧をフィルタリングするため使用
された回路に依存してランプ状又は鋸歯状に同期信号の
レートで周期的に変化する場合がある。たとえ、カウン
トダウンされた1fH信号がビデオ同期信号と同位相で
正確に維持されても、鋸歯は同期入力信号の周期内で発
振器出力周波数を変調する。トリガ信号は、位相ロック
制御の基本である1fH帰還信号よりも高い周波数の出
力信号を発生する分周器回路内の点でタップすることに
より、1fH信号の倍数で上記回路から発生させること
が可能である。チューニング電圧のAC成分によって誘
起される発振器周波数の鋸歯状変調には、このように高
い周波数のパルスは、制御された1fHの周波数のパル
ス間に対称的に生じないという望ましくない点がある。
【0006】かかる発振器周波数の周期的な変動の影響
は、電圧制御発振器が32fHで動作する場合に関して
評価できる。発振器の出力は、位相比較器に対し1fH
の帰還信号を発生させるため32で分周される。発振器
の周波数は、ノンインターレース形水平走査に使用され
る偏向回路を制御する2fHの信号を発生させるため1
6で分周される。32fHの出力周波数がチューニング
電圧変調に起因して1fHのサイクル中に変化すると
き、2fHの交互の水平ラインは、長さが一致しない。
交互のラインは長さが異なり、垂直方向に揃えられてい
ないので、表示の乱れの影響が生じる。かかる乱れの影
響は、ノンインターレース表示においては非常に望まし
くない影響であり、偏向回路の共振の影響によって増大
される傾向がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】位相比較器の出力は、
典型的には、発振器の出力周波数が1fHレートで変調
される範囲を減少させ得るローパスフィルタを介して発
振器に結合される。しかし、広範囲のフィルタリング
は、位相ロックループの応答及び追従性能を低下させ
る。その上、複数の位相ロックループが縦続される場合
があり、第1の位相ロックループは、同期入力信号から
2fHのトリガ信号を発生し、偏向回路に関連付けられ
た第2の位相ロックループは、発生された2fHのトリ
ガ信号に走査を同期させる。しかし、上記二つの位相ロ
ックループには相反する要求があり、他のシステムパラ
メータの中の幾つかを犠牲にしなければ、1fH成分の
十分な減衰は得られない。
【0008】
【課題を解決するための手段】同期回路において、発振
器は、同期入力信号の周波数よりも高い、入力信号の周
波数の整数倍の周波数の出力信号を発生する。制御回路
は、入力信号と、出力信号を表わす帰還信号とに応答
し、入力及び出力信号間の位相又は周波数の差を示す制
御信号を発生する。発振器は、出力信号を入力信号に同
期的に追従させるため制御信号に応答する。制御信号に
はその周期的な変動に従って発振器の出力信号が同期的
な追従条件から偏差を生ずる傾向のある周期的変動が現
れる。出力信号の位相は、上記偏差を打ち消すため、対
応する制御信号の周期的な変動の位相に対し偏移され
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例による、特にテレビ
ジョン受像機のための同期回路22を示す。同期回路2
2は、同期周波数の同期入力信号26に応答する第1の
位相ロックループ24と、第1の位相ロックループ24
からの出力167に応答する第2の位相ロックループ5
4を含む。同期入力信号26は、周波数1fHで再現す
る標準ビデオ信号の水平走査成分又は同期である。ノン
インターレース走査を得るため、同期回路22は、入力
同期周波数の倍数、例えば、同期周波数の2倍、又は、
2fH周波数でトリガ出力32を発生する。この目的の
ため、制御可能発振器34又はVCOは、32fHのよ
うに同期周波数のかなり大きい倍数の第1の周波数で出
力信号を発生する。少なくとも一台の分周器42は、例
えば、例示された2fHのような同期周波数の種々の倍
数のトリガ信号を得るため、分割周期に亘って発振器3
4の出力をカウントダウンする。同期周波数の他の特定
の倍数は、テレビジョン受像機の走査又は他の目的に使
用することができる。
【0010】2台の分周器42、44が例示した実施例
に設けられている。位相選別分周器42は、発振器34
の32fH出力から2fHの信号を発生するため、16
分周するロード可能なカウンタ74を有する。もう一方
の分周器44は、位相ロックループ24の入力信号26
と位相比較するため帰還される1fH信号48を得るた
め、カウンタ72を用いて32分周する。2fHの出力
信号32は、テレビジョン受像機の偏向回路52に結合
される。例えば、偏向回路52は、図示していないがテ
レビジョン受像機の水平偏向巻線とフライバック変圧器
に関連付けられ、第2の位相ロックループ54にトリガ
又は基準信号を供給する。
【0011】同期入力信号26と、発振器の出力36の
周波数を分周して得られた帰還位相ロック信号48は、
位相ロック信号48と、同期信号26を比較するため機
能する位相比較器58に入力を印加する。位相ロックル
ープ24は、二つの入力の位相アライメントの程度を表
わす平均値を有するチューニング電圧62を発生する。
位相比較器58とフィルタ68は、図3の(b)に示す
如く、同期周波数の周期的成分と、直流電流成分又は平
均値65とを有する出力波形を発生する。二つの入力信
号26、48が位相及び周波数において調整され続ける
場合、直流電流成分65は一定に維持される。信号2
6、48の中の何れか一方が、位相又は周波数において
他方に先行、或いは、後続する場合、直流電流成分65
は変化する。位相比較チューニング電圧62は、発振器
34の制御を行うために一般的にローパス関数である伝
達関数G(s)を有するフィルタ68を用いて発生され
る。上記の方法において、位相ロックループ24は、発
振器の周波数及び位相を入力同期信号26にロック又は
追従させようとし、かつ、ロック又は追従させ続ける。
【0012】各分周器42、44は、繰り返し循環する
分割周期を有する。16分周の分周器42は、4ビット
の2進カウンタ74を有する。32分周の分周器44
は、5ビットの2進カウンタ72を有する。32分周の
カウンタは、位相比較器58と発振器34の動作によっ
て1fH入力信号に同期されるが、16分周カウンタ7
4は、二つのカウンタの分割サイクルが32fH発振器
36の同一周期に始まることを保証するためプリセット
される必要がある。このプリセットは、32分周カウン
タ72の1fH出力をカウンタ74に結合するか、或い
は、図1に示す如く、1fHライン49とカウンタプリ
セットトリガライン152を直接的に接続することによ
り行われる。次いで、カウンタ74の分割周期がカウン
タ72の分割周期と同一の32fH周期で始まるが、1
6分周カウンタ74は、32分周カウンタ72の分割周
期毎に2分割周期で循環する。これにより、上述の1f
H変調問題が生じる可能性がある。
【0013】本発明の特徴を実施する場合、カウンタ7
4は、並列にロードすることが可能であり、位相偏移回
路142は、16分周カウンタ74の分割周期の位相を
同期信号26の位相に対し偏移させ、トリガ信号32を
発生するために使用される2fH周期の位相を調節する
ため設けられている。これにより、1fH入力周波数で
の同期回路22の2fHのカウントダウンされた出力3
2の変調を除去する利点が得られる。次いで、出力信号
32は、元の同期入力26と正確な位相関係のあるドラ
イブ信号167を得るよう遅延アライメントブロック1
60によって調節される。2fHドライブ信号は、次の
位相ロックループ54への同期入力として使用される。
位相ロックループ54は、通常のものであり、位相比較
器258と、ローパスフィルタ268と、偏向回路52
をドライブする制御形発振器234と、偏向回路52か
ら位相比較器258への2fHフライバック帰還とによ
り構成される。他の遅延ブロック264が、例えば、水
平方向の画像センタリングの位相を調節するため帰還信
号路に挿入される場合がある。
【0014】同期回路22の動作は、図2の(a)、
(b)、及び、図3の(a)乃至(h)のタイミングチ
ャートから評価することができる。インターレースビデ
オ信号フィールドに割り当てられた標準ビデオ信号は、
連続的な垂直期間の間に第1及び第2の連続的なフィー
ルドを含む。図2の(a)において、別の水平ライン
m、m+2が夫々同期入力信号26の1fHパルスの間
に伝送され、偶数及び奇数の番号が付けられたラインの
フィールドは、完全なフレームを得るよう交互の垂直期
間中に連続的な表示によってインターリーブされる。し
かし、ノンインターレース走査の場合、水平走査レート
は、図2の(b)においてドライブ信号167によって
示される如く、ビデオの水平同期レートの2倍であるこ
とが必要である。図2の(a)及び(b)に示される如
く、1fHパルスと2fHパルスは、アライメントされ
ている。これらの信号は理想化され、その上、特定の実
施例において、例えば、表示装置内のビデオを水平方向
にセンタリングする手段として1fH入力に対し2fH
信号を偏移させるために適当である。
【0015】偏向回路に対する水平トリガパルスは、パ
ルス間で同一の間隔によって分離されることが必要であ
る。しかし、位相比較器58は、図3の(b)に示され
る如く、平均値65付近で1fHのレートで周期的に変
化するチューニング電圧62を発生する。フィルタ68
は、位相比較器の動作によって発生される周期的な成分
を減少させるが、通常は、周期的成分を完全には除去し
ない。その上、広範囲のフィルタリングには、位相ロッ
クループの応答を変化させる望ましくない点がある。か
くして、チューニング電圧62は、図3の(c)に拡大
して示されている如く、発振器34の出力36のパルス
幅に周期的な1fHの変動を生じさせる。発振器34の
出力36のパルス102は、例えば、チューニング電圧
62がその平均65よりもかなり大きいとき、1fH周
期全体の平均パルス幅より長い。チューニング電圧62
が平均よりもかなり小さい場合に発生するパルス104
は短くなる。上記変動は位相ロックループ24が1fH
の同期入力信号26に同期し続けるよう機能する32分
周カウンタ72の周期に悪影響を与えることはない。そ
の理由は、信号26の周期全体に亘る長いパルスと短い
パルスが32回のサイクルで平均化されるからである。
【0016】16分周カウンタ74が32分周カウンタ
72のカウントサイクルの先頭で始まるカウントサイク
ルで作動されるならば、変動周期がカウンタ74の1回
の分割サイクルを超えて及ぶので、16分周カウンタ7
4はパルス幅の1fHの変動による影響を受ける。カウ
ンタ74は、最初の2fHの分割周期の間、平均周期よ
りも長いパルス102を優先してカウントし、次いで、
平均よりも短いパルス104を次の周期でカウントす
る。たとえ、位相ロックループ24が1fHで正確にロ
ックされても、2fHの信号32は、図3の(d)に示
す如く、対称性がなく、間隔Δt1は間隔Δt2よりも
短い。水平走査をトリガするために、図3の(d)に示
すような特徴を有する信号32を使用することにより、
図4及び5の(a)に示す結果が得られる。連続的な2
fHの水平走査ラインL1及びL2は、持続時間と表示
位置が一致しない。図5の(a)に示すような周波数ス
ペクトルは、所望の2fH信号に加えて、不必要な1f
H及び3fHの周波数成分を発生する。図4に示す如
く、実際的な影響は、ライン毎にラスタを分離すること
である。
【0017】図1を参照するに、本発明の面によれば、
ラスタラインの分離は、同期入力信号26に対して16
分周の分周周期の位相を偏移させるための位相偏移回路
142を設けることによって解決される。より詳細に
は、その間にカウンタ74が分割周期を通してカウント
する16分周の周期は、1fH信号26、28に対し、
かつ、位相ロックループ24の動作によって入力信号2
6に同期された32分周カウンタの分割周期に対してシ
フトされる。このシフトの量は、幾分長い方の32fH
パルス102及び幾分短い方の32fHパルス104が
分割周期毎に分類される点まで、16分周の分割周期を
1fH信号26、28に対し移動させるのに十分な量で
あるので、図3の(e)において出力信号32によって
示される如く、連続的な2fHの分割周期は実質的に時
間的に一致する。換言すると、2fHの分割周期は、チ
ューニング電圧62と帰還信号48に対し十分にシフト
されるので、チューニング電圧62のACゼロ電位ライ
ン65の周りのチューニング電圧62の平均値は、連続
的な16分周のカウントサイクル又は分割周期の各々の
間で同一である。図3の(a)乃至(h)には、上記の
位相又は時間シフトが間隔t1−t2によって表わされ
ている。
【0018】1fH周期に対する16分周の位相シフト
の範囲は、32fHサイクルの所定のカウント数に設定
してもよい。この数は、16分周の周期と1fHの同期
信号周期との間に最適な位相関係を得るため選択され
る。図5の(b)に示す如く、32fH周期、又は、最
適な位相に最も近いカウントに対する位相を選択するこ
とにより、2fH水平トリガ周波数の1fHの変調は、
18dB程度に著しく減少することが分かった。
【0019】図1は図6乃至8と共に本発明の一実施例
を示す図であり、この実施例において、16分周カウン
タ74の分割周期の位相は、特定のカウント数の32f
Hサイクルによって、32分周カウンタ72の分割周
期、及び、入力同期信号26に対しシフトされ得る。位
相偏移回路142は、カウンタ72からの1fH信号4
9と、16分周カウンタ74のプリセット入力152の
間に結合されたタイミング回路110を含む。位相偏移
回路142は、16分周カウンタ74が2fHトリガ信
号32上に出力パルスを発生するカウントを与え、かく
して、分周サイクルの位相が決まる。図示した実施例に
おいて、上記カウントは、テレビジョン受像機のマイク
ロプロセッサ又はコントローラ115の出力からタイミ
ング回路110を介して、例えば、1fH信号のエッジ
で16分周カウンタ74にカウントを予めロードするこ
とにより設定される。カウンタ74は、次いで、もう一
度予めロードされるまでの2分割周期又は2回の16カ
ウントの進行の間に循環することが許容される。あらゆ
る特定のカウントは、2fH信号の所望の位相シフトを
得るため必要に応じて16分の1の分解能でプリロード
することが可能である。16分周カウンタ74は、かく
して、1fH信号の各サイクルでリセットされ、カウン
タ74はカウンタ72に同期された状態を維持し、同時
に、2fHの出力信号32は位相シフトのため対称的に
形成される。
【0020】プリロードされるカウントを設定するため
マイクロプロセッサ115を使用することは一例に過ぎ
ない。ハードワイヤジャンパー線、回路スイッチ又は他
の手段は、位相選択入力132をカウンタ74の入力1
53に供給するため利用することができる手段である。
2fHの分割周期の位相を同期信号26又は48の位相
に対し偏移させる位相偏移回路142が図6により詳細
に示され、かかるチューニング電圧62の平均値は、2
fH出力信号32の連続的な周期の間で同一である。タ
イミング回路110は、32fH信号と同期し、各1f
Hサイクルの間にカウンタ74を予めロードする。32
fHの発振器出力信号は、インバータ、ドライバ117
を介して、2台の縦続されたD形フリップフロップ12
1、123のクロック入力と、4ビット2進カウンタ7
4とに結合される。カウンタ74は、カウンタ74の並
列入力153に連結された4ビットバス132を介し
て、マイクロプロセッサ115により並列にロード、又
は、プリセットされる。或いは、図示されていないシリ
アルバスの構成を利用することも可能である。第1のフ
リップフロップ121のD−入力は、インバータ119
を介して、帰還された1fHの同期入力信号49に結合
されているので、1fH周波数の状態の変化は、32f
H信号の次の周期でフリップフロップ121の出力に現
われ、その出力は、縦続内の次のフリップフロップ12
3のD−入力に結合されている。第2のフリップフロッ
プ123の出力は、NANDゲート134の一方の入力
に結合され、そのもう一方の入力は、インバータ136
を介してフリップフロップのD−入力に結合されてい
る。
【0021】32番目のカウント時に、図3の(h)及
び図6において信号49として示す如く、32分周カウ
ンタ72の出力はハイになり、第1のフリップフロップ
121の入力は、1カウント後のNANDゲート134
の出力と同様にローになる。2進カウンタ74は、次い
で、予め選択されたスタートカウントを用いてバス13
2からロードされる。1fHの信号49は、多数の32
fHサイクルの間で状態を変化させないが、カウンタロ
ード信号は、一つの32fHクロックサイクル後にハイ
になり、2進カウンタ74は電圧制御発振器からの32
fHパルスをカウントし得るようになる。カウンタ74
は、1fH信号49の次の立ち上がりエッジでもう一度
プリロードされるまで、32パルス、即ち、2fHの2
分割周期の間をカウントする。
【0022】2進カウンタ74は、本発明の実施例によ
れば16分周カウンタとして動作する。2進カウンタ7
4の4出力は、少なくとも一つ、しかし、典型的には、
多数の隣合う32fHのクロックサイクルの間にパルス
出力を供給するゲート回路143に入力として結合され
る。ゲート回路143は、NANDゲート144と、N
ORゲート148を含み、それらの出力は別のNAND
ゲート154に結合されている。発振器34のカウント
された出力の16分周又は2fHレートで出力を供給す
るだけではなく、ゲート回路143は、各2fH周期中
の3回の32fHクロックサイクルの間にローになる2
fHの出力パルスを供給する。かかるパルス幅は、図7
の論理表に示された如くの論理配置に起因して得られ
る。
【0023】2進カウンタ74は、あらゆる4ビットの
数にロードされてもよく、連続的に循環し続けることが
可能である。バス132から2進カウンタ74にロード
されるスタートカウントを選択することにより、各2f
H周期中の3回のローレベルのサイクル位相位置は、2
fH分割周期中に生じる32fHの16個のカウント位
置の中の何処に置いてもよい。
【0024】テレビジョン受像機のセットアップ機能の
一部として、所望の位相偏移が同期信号26のタイミン
グエッジに対し2fH出力信号32のタイミングエッジ
として選択されるので、チューニング電圧62の平均値
は、トリガ信号32の連続的な2fH周期全体で等し
い。発振器34の個々の32fHパルスは幅の変化が許
容されるが、2fH分割周期は時間的に同一である。そ
の理由は、長い方及び短い方のパルス102、104
は、最初の周期で長い方のパルスが支配的にカウントさ
れ、次の周期に短い方のパルスが支配的にカウントされ
るのではなく、連続的な周期に略等しく分配されるから
である。この結果、連続的な2fH周期の各々の間隔
は、実質的に同一である。図5の(b)に示す如く、出
力信号32の周波数スペクトルは、不所望な変調が実質
的に補正されている。上述の如く、1fH周波数の変調
は除去されるが、2fH信号32上の位相位置の変化
は、1fH周期に対し動かされている。第2の位相ロッ
クループ54に結合された偏向回路52が入力信号26
に同期したステップで動作するよう、例えば、1fH信
号でアライメントされた2fHパルスを用いて2fH信
号と同期入力信号の間で特定の位相関係を維持する利点
が得られる。本発明の別の特徴によれば、2fH出力信
号32の位相関係は、図1に概略的に示され、図8の特
定の実施例に示される如く、遅延アライメント回路16
0を用いて同期入力信号26に対し調節可能である。図
8において、遅延は、例えば、カウンタ74への入力1
53として結合された同一の4ビットデータ信号を用い
て16分周カウンタ74のプリロードカウントの設定と
整合された方法で設定される。遅延アライメント回路1
60は、縦続した2台のワンショト164、166から
なる。第1のワンショット164は、fH出力信号32
と、第2の位相ロックループ54に供給される2fHド
ライブ信号167のエッジ間の時間的シフト又は遅延を
制御する。第2のワンショット166は、ドライブ信号
167のパルス幅を制御する。
【0025】ワンショット164は、例えば、図1のタ
イミング回路110を介してマイクロプロセッサ115
によって制御された選択可能な遅延を提供する。遅延量
は、トリガ出力信号32は予め設定可能な2進カウンタ
74によってシフトされる32fHサイクルの数と整合
するセットアップ機能として選択してもよい。例えば、
ワンショット164の調節可能な遅延は、分周器142
内で組み込まれる遅延に起因した画像のシフトを補償す
るよう設定される。
【0026】ワンショット164のパルス幅は、キャパ
シタC1と、スイッチングマトリックス165を介して
ワンショット164に結合された抵抗R1−Rnの中か
ら選択された一つの抵抗の時定数によって定められる。
図示した例において、16台の抵抗R1−Rnの中の一
つがタイミング回路110からの4ビット入力によって
選択される。ワンショット166のパルス幅は、キャパ
シタC2と抵抗Raの値により第2の位相ロックループ
54で使用するのに適当な幅に固定される。
【0027】図示し、かつ、説明したような逓倍位相ロ
ックループ24において、出力信号32とドライブ信号
167は、受信したビデオ同期信号26の第1の倍数で
発生される。電圧制御発振器34は、受信した信号周波
数の第1の倍数よりも大きい第2の倍数でクロック信号
36を供給する。上述の位相アライメントを得るため、
分周器74の分割周期の間に位相シフトを挿入すること
により、出力信号32の変調は妨げられる。ドライブ信
号167の位相は、必要とされるドライブ位相に修正さ
れる。
【0028】遅延回路及び分周器が、互いに、及び、ロ
ーパスフィルタと発振器に対し異なる配置で結合された
本発明の幾つかの構成を図1及び9乃至11に示す。図
12の(a)−(f)は、図9及び10において符号が
付けられた点での信号A−Fのタイミングを示す図であ
り、図3の(a)−(h)及び図1と対比できる。図9
及び10において、位相ロックループ210、330の
各々は、1fH同期信号Dに直列に結合された位相比較
器201と、ローパスフィルタ202と、VCO203
とを有し、加えて分周器204と対称的な発振器の出力
を保証するために必要とされる遅延回路205とを含む
位相比較器201への帰還路を有する。VCO203に
は、図示されていない走査回路と同一の周波数で動作
し、1fH同期信号Dに同期された対称性のある2fH
ドライブ信号を発生する利点がある。位相比較器201
の出力Eはローパスフィルタ202に結合され、ローパ
スフィルタ202の出力FはVCO203に対する制御
信号又はチューニング電圧である。何れの場合でも、V
CO203の出力Aは、対称性のある2fH信号であ
り、交番サイクルの間隔ta−tb及びtb−tcは、
同一である。図9において、遅延アライメント回路20
6は、図1の第2の位相ロックループ54のような別の
回路をドライブするために必要とされるドライブ位相を
得るため出力Aを調節する。
【0029】図9−11において、対応する回路素子を
識別するために同一の参照番号が使用されている。図1
0における本発明の回路は、2fH位相ロックループ2
20に同一の遅延及び帰還機能を提供するが、一つの遅
延、即ち、帰還路に挿入された遅延回路205だけを必
要とする。遅延回路205を分周器204の上流に置く
ことにより、第2の位相ロックループ回路54に結合さ
れた出力信号は、位相が正しく、かつ、同時に帰還信号
B2は、対称性のある発振器動作を得るためVCO20
3の出力Aに対し位相が適切に調節される場合がある。
【0030】図12の(a)−(f)に示す如く、VC
O203の出力Aは、何れの場合も対称性があるが、例
えば、間隔tc−tdによって、同期入力D及びVCO
203のチューニング電圧Fとは位相がずれている。図
9及び12の(d)において、1fHの帰還信号は同期
入力Dと位相がずれている。図10及び12の(e)に
おいて、帰還信号B2は、対称性があるだけではなく、
同期入力Dと位相が合っている。次いで、分周器204
は、位相比較器201への入力のため発振器周波数を分
周する。VCO203を帰還路に沿った信号C又はB2
と位相をずらせて動作させることにより、両方の回路
は、対称性、即ち、1fH変調のない2fH信号を発生
し、両方の回路は、回路をロックし続ける位相比較器2
01に位相比較信号Cを供給する。
【0031】図11の位相ロックループに示すような本
発明の他の構成は、対称性のある出力でVCOを動作さ
せるため帰還路ではなく、むしろチューニング電圧又は
制御信号Fの経路に遅延を発生させる。図11におい
て、アナログ遅延回路207は、この目的のためにロー
パスフィルタ202の出力に結合されている。ローパス
フィルタと遅延機能は、例えば、多極伝達関数を有する
一つのアナログ回路内に作成してもよい。
【0032】図示した本発明の全ての構成において、位
相ロックループは、1fHの入力水平同期信号と発振器
の出力信号の間の位相又は周波数差を表わす発振器制御
信号チューニング電圧を発生し、ここで、出力信号の周
波数は、入力信号の周波数よりも高く、入力信号の周波
数の整数倍である。位相検波器は、フィルタリング後で
さえ、周期的、即ち、1fHレートの変動を示すチュー
ニング電圧を発生する。発振器の制御入力に印加された
とき、チューニング電圧は、同期した追従条件、即ち、
発振器の出力信号のその平均周期からの偏差を生じさせ
る。かくして、チューニング電圧の1fHの周期的変動
により、2fHの発振器出力は平均周期から1fHの変
動を生じる。この変動は、同期入力信号のより大きい別
の倍数で走査ドライブを提供する他の発振器にも発生す
る可能性がある。位相ロックループによって供給される
周波数制御のため、発振器の出力の平均周期は入力同期
信号の平均周期に依然として追従する。
【0033】チューニング電圧の周期的な変動の位相に
対し発振器の出力信号の位相を制御することにより、発
振器の出力の偏差は打ち消される。図1において、これ
は、そこから分周器42がカウントダウンを開始する3
2fHのVCO34の適当なサイクルを選択して、2f
H出力信号の位相を直接偏移させることによって実現さ
れる。発振器の偏差は、図9及び10においては発振器
帰還信号の位相を偏移させることにより、図11におい
ては位相検波器201によって発生されるチューニング
電圧の位相を直接偏移させることにより打ち消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビジョン受像機に適用された本発明の同期
回路の素子を示す略ブロック図である。
【図2】(a)及び(b)はノンインターレース表示テ
レビジョン受像機のビデオ同期と水平走査トリガ信号を
比較するタイミングチャートである。
【図3】(a)乃至(h)は、図1の回路によって発生
された水平同期信号、チューニング電圧、発振器出力及
びトリガ信号を比較するタイミングチャートである。
【図4】ラスタ分離の影響を表わす表示例の図である。
【図5】(a)及び(b)は、夫々、図3の(d)に示
された信号と、本発明の特徴に従って補正された信号を
表わす周波数スペクトルである。
【図6】2fHトリガ信号をビデオ同期信号に対し偏移
させる回路の一例を示す詳細な回路図である。
【図7】図6に従う回路の出力を示す論理表である。
【図8】2fHトリガ信号の位相を再配置する遅延アラ
イメント回路の一例を示すブロック図である。
【図9】帰還路に第1の遅延及び出力に第2の遅延を有
する同期回路の第1の新規な構成例を示すブロック図で
ある。
【図10】分周器の前の帰還路に遅延を有する第2の新
規の構成例を示すブロック図である。
【図11】ローパスフィルタと遅延回路の組合せを含む
第3の新規の構成例を示すブロック図である。
【図12】(a)乃至(f)は、図9及び10の回路に
よって発生された水平同期信号と、チューニング電圧
と、発振器出力及びトリガ信号を比較するタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
22 同期回路 24,54,210,220,230 位相ロックル
ープ 26 同期入力信号 32 トリガ出力信号 34,203,234 VCO(制御可能発振器) 36 クロック信号 42,44,204 分周器 48 1fH信号(帰還位相ロック信号) 49 1fHライン 52 偏向回路 58,201,258 位相比較器 62 チューニング電圧 65 直流電流成分 68 フィルタ 72,74 カウンタ 102,104 パルス 110 タイミング回路 115 マイクロプロセッサ 117,119,136 インバータ 121,123 D形フリップフロップ 132 位相選択入力 134,144,154 NANDゲート 142 位相偏移回路 143 ゲート回路 148 NORゲート 152 カウンタプリセットトリガライン 153 カウンタの入力 160 遅延アライメント回路 164,166 ワンショット 167 位相ロックループの出力 201 位相検波器 202,268 ローパスフィルタ 205,264 遅延回路 207 アナログ遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシー ウィリアム シーガー アメリカ合衆国 インディアナ 46260 インディアナポリス ナシュア・ドライヴ 8318 (72)発明者 ドナルド ヘンリー ウィリス アメリカ合衆国 インディアナ 46250 インディアナポリス イー・セヴンティー フォース・プレイス 5175

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力周波数の同期入力信号(SYNC)
    源と;上記入力周波数よりも高い、上記入力周波数の整
    数倍の出力周波数で出力信号を発生する発振器と;該入
    力信号及び該出力信号を表わす帰還信号に応答し、上記
    入力及び出力信号の位相又は周波数の差を示す制御信号
    を発生する手段とからなり;上記発振器は上記発振器出
    力信号の上記入力信号に同期した追従のため上記制御信
    号に応答し、該制御信号はその周期的変動に従って該発
    振器出力信号の上記同期した追従条件から該発振器出力
    信号の偏差を生じさせる傾向のある周期的変動を示し、 該偏差を打ち消すため、該発振器に接続され、対応する
    該制御信号の上記周期的変動の位相に対し該出力信号の
    位相を偏移させる手段を更に有する、同期回路。
  2. 【請求項2】 前記位相偏移手段は、前記出力信号の発
    生の経路内の時間シフト回路に接続された分周器よりな
    り、前記帰還信号は該時間シフト回路の出力で発生され
    る請求項1記載の回路。
  3. 【請求項3】 前記発振器出力信号の変動は、前記制御
    信号の上記周期的変動に従って該出力信号の周期の変動
    を発生させる請求項1記載の回路。
  4. 【請求項4】 前記出力信号の平均周期は、前記制御信
    号の前記周期的変動による影響が与えられないで保た
    れ、前記同期入力信号の平均周期に追従する請求項3記
    載の回路。
  5. 【請求項5】 前記入力信号よりも高い周波数である
    が、該入力信号に同期された前記出力信号によってドラ
    イブされる走査回路を更に有する請求項1記載の回路。
  6. 【請求項6】 前記位相偏移手段は前記帰還信号の経路
    内の時間シフト回路に接続された分周器よりなる請求項
    1記載の回路。
  7. 【請求項7】 前記出力信号は前記時間シフト回路の出
    力で得られる請求項6記載の回路。
  8. 【請求項8】 前記制御信号の周期的変動は上記入力周
    波数で発生する請求項1記載の回路。
  9. 【請求項9】 前記発振器は、前記出力周波数の振動性
    周波数よりも高く、上記入力周波数の整数倍である発振
    周波数で振動性信号を発生し、 該振動性信号に応答し前記出力信号を発生する分周器を
    更に有する請求項1記載の回路。
  10. 【請求項10】 前記位相偏移手段は、前記分周器の分
    割周期中の位相を前記同期入力信号に対し偏移させる手
    段よりなる請求項9記載の回路。
  11. 【請求項11】 前記位相偏移手段によって発生された
    位相偏移を補償するため前記出力信号の位相をシフトさ
    せる手段を更に有する、請求項10記載の回路。
  12. 【請求項12】 前記入力信号よりも高いが、該入力信
    号に同期された周波数の上記位相シフトされた出力信号
    によってドライブされる走査回路を更に有する請求項1
    1記載の回路。
  13. 【請求項13】 入力周波数の同期入力信号(SYN
    C)源と;上記入力周波数よりも高い、上記入力周波数
    の整数倍の出力周波数で出力信号を供給する発振器と;
    該入力信号及び該出力信号を表わす帰還信号に応答し、
    上記入力及び出力信号の位相又は周波数の差を示す制御
    信号を発生する手段とからなり;上記発振器は上記発振
    器出力信号の上記入力信号に同期した追従のため上記制
    御信号に応答し、該制御信号はその周期的変動に従って
    該発振器出力信号の上記同期した追従の条件から該発振
    器出力信号の偏差を生じさせる傾向のある周期的変動を
    示し;該偏差を打ち消すため、該制御信号発生手段に接
    続され、対応する上記出力信号の位相に対し該帰還信号
    の位相を偏移させる手段を更に有する、同期回路。
  14. 【請求項14】 前記発振器出力信号の前記偏差は、平
    均周期の周りの該出力信号の上記周期の変動よりなる請
    求項13記載の回路。
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